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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おい、ついにくみんの出番無くなったぞ。第7話。まぁ、凸守が出てくれば僕は構いませんけどね。

 「長い長い2人だけの日が始まる」はずだったのに、あっという間に終わってしまう悲しみの鹿児島行脚。おかしいやろ、修学旅行の日時が被るのは分からんでもないが、鹿児島旅行なんてマイナーな行き先がたまたま同じ地域の高校で被るとか。なんや、最近は鹿児島ブームでも起こってるのか? 今回わざわざ勇太たちと森サマで分かれて行動してたのに、ろくすっぽ観光スポットっぽいところにいってないやないか。桜島しかないのかよ(まぁ、僕は他に知りません)。そんな無茶な旅行日程に加えて、どちらの高校も自由行動の時間がやたら長く、班ごとですらなく個人での旅行をOKしている。最近の高校生ってこんなに自由なのか? ま、僕は高校時代に修学旅行すらない学校だったからよく分からないけど……(なんか、2つくらい隣の県に「研修」に出されて終わった。しかも入学直後の1年生の6月でろくにクラスメイトの名前も覚えてないタイミングで。あの風習は何だったんだ)。

 そんな自由な旅行なら恋人同士もさぞかしむつまじい関係性を築けるだろうと思いきや、まさかの魔法魔王少女の乱入であっという間の終焉。前回の高密度な壁ドンパワーの高まりに今回はどうなることかと期待していたのだが、残念ながら思い描いていたような甘々展開にはならず、どっちかっていうと2期始まって以来の修羅場になってしまった。むー、残念。いや、1期があれだけ紆余曲折あったのだから、2期だって遠慮なくシリアスになってもらっても構わないのだけど、実は、もうこの世界ってシリアスになる要素は残されてないんだよね。だって、勇太も六花もお互いに相手しか見えてないから。一応七宮の登場でサブタイトルにあるような「三角関係」になっても良さそうなものだが、三角関係をこじらせるためには、勇太の気持ちが浮つかなきゃいけない。ハーレムものの主人公のように、八方美人でふらふらしないといけない。「ホワルバ2」の北原先生なんかは、うっかりどこにでもいい顔する性格が災いしてあんな修羅場を作り出してしまったのだ。勇太も割と色んなところで面倒見が良いタイプではあるが、彼の初恋は六花一本なので、迷いようがないのだ。そのため、お話を作るとしたら「六花の一方的なやきもち」になるしかないのである。

 正直言って、今回の六花はあまり良い子ではなかった。そりゃま、あれだけ盛大に「2人だけの旅行」を煽られてから間にお邪魔虫が入り込んだら快く思わないのは分かるが、七宮は「迷子」であり、困ってる人を助けてあげてしまうのは勇太の美点である。そのあたりは六花だって分かっているはずなのだ。だからこそ、不承不承ながらも七宮のヘルプに賛同した。その後も、「不慮の事故」が重なってあんな展開になってしまい、「勇太は悪くない」ことは誰にも明らかなはずなのに、六花は拗ねてしまった。はっきり言って「面倒臭い女」である。いや、六花が面倒臭いのは分かりきったことだけども、今までのとはちょっとタイプの違う面倒臭さだ。まー、上述の通り「六花を拗ねさせる」以外にいざこざを作る手段がないのだから、ここは精神的に幼い六花に多少の悪役は引き受けてもらうしかないんだろうね。

 「ちょっと六花の態度はいただけないわー」と思って見ていたのだが、森サマーには責められるし、勇太は自分のせいだと認めてしまっているのがどうにもこうにも。そりゃまぁ、あそこであーだこーだ言い訳してもしょうがないけどさ。何事も巡り合わせの悪さってのはあるものよね。そして、普通のアニメだとこの「巡り合わせの悪さ」が悪い方に加速する要因もあるはずなのだが、このアニメはそこでストップだ。もう、それ以上の辛いことは起こらない。最大の不確定要素であった七宮は、一切勇太へのアプローチをしないのである。今回だって、登場直後からものすげぇ空気を読んで、常に六花の立場を優先して行動してた。この作品世界の中ではトップレベルの常識人である。そんな彼女が何故魔法魔王少女を続けているのか、という話も今回語られたわけだが、これはこれですごく残念な話だったようにも思う。「変わらないことの体現者」っていうのが七宮の立ち位置(少なくとも目標)なわけね……ってことは、多分シナリオの起承転結を考えると、六花にはもう一山何かがあるってことだね。

 おそらく多くの視聴者が完全にすっきりしていないであろう要素として、「結局六花の中二病設定は治らないの?」というのがある。1期終わりで克服したはずの過去の呪縛を逃れても、六花はいまのところ邪王真眼をまとったままの状態。そのことを笑って見ていられるうちはいいのだが、水族館デートの時に勇太が悩んでいた通り、流石にこのままでは人生も続かない。「いつまで邪王真眼を続けるのか」というのは、将来的に解決しなければならない1つの課題には違いないのだ。七宮が「変わらない六花の代替品」として勇太たちの前に現れ、別な理由から「変わらないこと」を宣言した。これを受けた六花が、鏡映しの自分を見て何を考えるのか。おそらく、中二病自体はこのシナリオで消失することは無いだろうが、七宮の訴えた「変わること」は、勇太との関係性に表れる。ラストのマッハパンチなみの破壊力を持った「スキ」は、そんな六花の成長宣言の大きな一歩だったと捉えていいのではないだろうか。大きくなれよ、青少年。そして爆発するがいい。

 そういえば、凸守と森サマーがラブラブな電話で色々やらかしてましたが……あのホームページの制作者の正体は?? 先生、今回くみんが沈黙を守っていたのがすげぇ気になるんですが。

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