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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月24日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Thraxi】→【Alessi】→【Mei】→【Sea-chicken】→【Sangriter】→【Serra】→

 

 ドラフト熱も冷めず、構築環境も不思議な盛り上がりを見せている今環境。むー、リストを見たときと実際に展開する環境ってのは随分違うもんでね……。テーロスも割と評判は良かったし、ラヴニカは多色だから当然人気があったし、最近は大ハズレを出さないだけの販売戦略をしっかり実戦させてやがるぜWizards社。ちなみに、かくいう私は統率者戦のカードプールチューンで頭がいっぱいです。ホント、毎日楽しく後悔しています。

 ちなみに、以前の告知で不確かだった部分を、カードを漁っていて決定させたので付記しておきます。

1.対戦形式は、多人数戦もやりたいけど個人戦もやりたい。2人対戦用のデュエルコマンダーを前提にプールを作っています。大体同じだけど、禁止カードがちょっとだけ増えてる。

2.すごく悩んだんだけど、やっぱりサーチ系のカードは入れ始めるときりが無いので、基本的に禁止に設定しました。サーチ条件が凄く面倒だったりするものは例外的に処理する可能性はあるけど(例:伝令サイクル)。あと基本土地サーチはもちろんOKだけど、特殊土地サーチは入れてません。

 

以上、まだまだ気長にお待ち下さい。

 




    AL SE TH SA ME CH 

AL  ー  ◎  ×  ×  ◎  ○  3ー2 3

SE  ×  ー  ×  ×  ◎  ×  1ー4 6

TH  ○  ◎  ー  ◎  ×  ○  4ー1 1 ○○

SA  ◎  ◎  ×  ー  ◎  ◎  4ー1 2  ○○

ME  ×  ×  ○  ×  ー  ○  2ー3 4

CH  ×  ○  ×  ×  ×  ー  1ー4 5 ○

 

 

1位 【Thraxi】 ジェスカイ <カマキリの乗り手 マルドゥの心臓貫き 灰雲のフェニックス

 ヤツの優勝を阻止して、私が勝った。思い切りドヤれるタイミングなので、ここぞとばかりにドヤ風味溢れる記事をお送りしていきたい。スゥルタイの魔の手から抜け出したいと願っていたところに、渡りに船の「カマキリの乗り手」だったのでそのままゴー。イメージトレーニングしていたビート形のデッキに進む。大きく2つのプランを考えており、1つはオルゾフ型からのマルドゥ・アブザン方面、戦士ギミックを多めにし、ピックに応じて中速へのシフトを考える柔軟なパターン。そして、もう1つは今回のピック、ボロスをベースにしたなりふり構わずパターン。1引きのカマキリで後者に決定したので、今回は①「とにかく軽いクリーチャー、色を散らしてタップインランドが増えると意味が無いので、極力押し込みに強いボロスに絞る」②「果敢の数によらず、クリーチャーがなければとにかく色の合う押し込み系トリック」③「この世界の除去はクソ重いので基本的にいらん」の3点を意識してピックしている。出来上がったデッキは以下の通り。

土地17枚(青マナソースはタップインランド3種のみ)

クリーチャー相当(14

アイノクの盟族・谷を駆ける者・ジェスカイの学徒・跳躍の達人×2・沸血の熟練者・カマキリの乗り手・賢者眼の侵略者・マルドゥの炎起こし・軍族童の突発・峡谷に潜むもの・マルドゥの心臓貫き・灰雲のフェニックス・武器を手に

その他呪文(9

果敢な一撃・弧状の稲妻・ラッパの一吹き・反逆の行動・戦場での猛進・素早い蹴り×2・矢の嵐・宝船の巡航

クリーチャーがトークンスペルを加えても14枚というのは想定していたよりもやや少ないのだが、おそらく上家とまるかぶりしたダメージ。ただ、みての通り14枚のカードのうち実に12枚が3マナ以下で唱えることが出来る。その他スペルも同様で、4ターン目のアクションは出来れば2つのアクションをとれるようにしてある。ここまでの速度ならば充分相手を詰めることが出来るし、多少まごついても「ラッパの一吹き」「戦場での猛進」とトークンスペルがあるのでなんとかなることが多い。今回は偶々4色に揺れた人間が多く、全体的に卓のスピードが遅かったので食い物にしやすかったのも追い風である。3ターン目変異スタートのデッキに対しては、「弧状の稲妻」や「マルドゥの心臓貫き」が綺麗に刺さるのである。レアの1引き2枚が「カマキリの乗り手」と「フェニックス」という、このデッキに必須の「突破力があって打点の高いクリーチャー」だったのが一番のラッキー。多少詰まっても1枚で乗り越える展開が多かった。さぁ、これでスゥルタイからの禊ぎも終わったし、次はどんなデッキを目指そうか。

 

 

2位 【Sangriter】 スゥルタイ <ラクシャーサの死与え 消耗する負傷 吠える鞍暴れ>

 優勝決定戦で敗れたものの、相変わらずの安定感でトップ街道をひた走る男。今回は「2マナ域がやたら厚いスゥルタイ」という不思議なデザインで、「ラクシャーサの死与え」と「荒野の後継者」という悪逆なカードで序盤を押し込み、中盤以降は壁やバウンス、除去で堪えて「射手の胸壁」、最終的には「グドゥルの嫌悪者」か「陰道の神秘家」でフィニッシュのデザイン。やはり2マナ域で安定して動けるため、3ターン目変異で応戦するととてももっさりしている気になるデッキである。対戦した記憶からおよそのデッキレシピを再構築するとこんな感じ。(細部は違うかもしれない)

土地18枚(特殊土地は青黒フェッチ1枚・緑青1枚かな)

クリーチャー(11

縁切られた先祖・ラクシャーサの死与え・荒野の後継者・射手の胸壁×2・霧炎の織り手・吠える鞍暴れ・隠道の神秘家・グドゥルの嫌悪者×2・長毛ロクソドン

その他(12

蔑み・引き剥がし×2・凶暴な殴打・消耗する負傷×2・ラクシャーサの秘密・スゥルタイの魔除け・龍麟の加護・残忍な切断・大蛇の儀式・死の投下

 クリーチャーの数は少ないのだが、なんとこのデザインで2マナ以下に5体ものクリーチャーが用意されている。更にトリックの類も6枚が2マナ以下で、決して無駄にターンを終わらせない。その上で、中盤のマナは「射手の胸壁」に回せるし、バウンスを構えるマナにもなる。除去も6枚と安定してさばける量があるので、正面から組み合ったらかなり面倒なデッキだっただろう。私はたまたまトークンブン回りだったのが本当にラッキーであった。

 

 

3位 【Alessi】 マルドゥ+緑 <焼き払い アブザンの鷹匠 うねる塔甲羅

 今回は珍しく、ここから3人が4色デッキに散るという展開。何故こんなことになったのかは定かじゃないが、こちらのデッキは「最初から狙って4色を目指した」というのが本人の談。ベースカラーは白だろうか。「焼き払い」→「高峰のカマキリ」からボロスのラインを最低限維持しつつ、そこに緑のパーツと黒のパーツを半々くらいで混ぜ合わせてデッキを作り上げていく。普段から節操の無い色だと言われているアブザンが更に節操なしになった感じかな。以下がデッキイメージ。

クリーチャー(17

縁切られた先祖・マルドゥの頭蓋狩り・射手の胸壁・ケルゥの吸血者・アブザンの鷹匠・マルドゥの軍族長・シディシのペット・休息地の見張り・高峰のカマキリ・不撓のクルーマ・塩路の巡回兵・クルーマの盟族・アブザンの先達・小馬乗り部隊・足首裂き・サグの射手×2

その他(6

アブザンの魔除け・必殺の一射・弾ける破滅・龍鱗の加護・略奪者の戦利品・焼き払い

 上2つのデッキにとの差を見ると、クリーチャーの多さ、そして序盤のマナカーブのスタートが大きく異なっている。これは多色寄せのリスクを変異でごまかすためであり、基本的には毎度お馴染み変異ラッシュデッキ。どこを引いても最低限のクリーチャーが展開出来るという強みがあり、マナが安定してきたら表返して攻めに転じるか、「略奪者の戦利品」「足首裂き」といった前に進めるカードで押し込むことになる。耐久力の面ではいつも通りのアブザン、といった感じなのだが、今回は4色の弊害か、それとも誰かの呪いなのか、土地の巡りに恵まれずにダラダラしているシーンが多かった様子。まぁ、それでも「ダラダラする」だけで決して「即負ける」にならないあたりが変異デッキの無難なところであるが。

 

 

4位 【Mei】 ティムール+白 <龍語りのサルカン 飛鶴の技 増え続ける成長>

 さて、ここまで3つのデッキの(大体の)レシピを検証するなんて珍しいことをやってみたのは、ここのためである。本人曰く「このデッキで勝てないなんて!」の自信満々デッキだが、どうもピック表を見ていてもその自信がどこから来ているのかよく分からなかったために、比較検証するために並べて見たのである。さて、どんな違いが見られるだろうか。

土地(17枚 特殊土地はフェッチ2枚、3色2枚、2色4枚の計8枚)

クリーチャー(15

春の具象化×3・龍の眼の学者・氷羽のエイヴン・高地の獲物・煙の語り部・荒野の後継者・沸血の導師・ジェスカイの風物見・隠道の神秘家・松歩き・氷河の忍び寄り・熊の仲間・イフリートの武器熟練者

その他(8

必殺の一射・打ち倒し・大物潰し・龍語りのサルカン・矢の嵐×2・増え続ける成長・飛鶴の技

 一見すると数の上では上のデッキと似たような比率になっているが、ポイントはパワー0の多さである。パワー0で殴れないクリーチャーを差し引くとクリーチャー数は10体。更にこのうち2体は「高地の獲物」「煙の語り部」で変異と同等の力の「序盤の相打ち要員」と考えると、主軸となりうるクリーチャーの数は一桁台である。つまり、このデッキで一番気になるのは、「勝つためのカード」の少なさだ。私のデッキは極端な例だが、カードの質は分かりやすく「2ターン目に出せて、変異と同等以上の戦いが出来るカード」と「並べた後に決めるカード」の2種しか入っておらず、どこを引いても大体同じ展開が出来る。2位の胸壁デッキも同じで、中盤以降にも無駄にならない2マナ域、相手にダメージを与えるためのクリーチャー、そして除去である。3位の変異デッキの場合、3ターン目まではもっさりしているが、そこから「変異解除」というオプションが追加され、種々のギミックで巻き返しを図る。普通はそれら「意味を持つカード」が二十数枚のカードプールを締めるのである。転じてこのデッキの場合、「勝ちに繋がるカード」は十数枚とがくっと数を減らす。確かに「熊の仲間」「氷羽のエイヴン」「サルカン」といった面々は強力なカードで、これらが順次展開出来れば充分「強いデッキ」の戦いが出来るだろう(実際、私の試合ではそういう展開になったから勝てたわけだし)。しかし、やはりその確率が他のデッキより低いことはこのリストから分かるのではなかろうか。正直、「出されて嫌なカード」が少ない。デッキ全体が点のままで線になっていないイメージとでもいうべきか。こんだけパワー0が多くて、序盤の攻防でおそらく多くのクリーチャーがブロックで死んでいく想定のはずのデッキで、「飛鶴の技」が入っていてどの程度意味があるか。よく口癖のように「どっちのカードが強いか」とか「一番強いカードは何か」ということを言っているが、カードの強さなんてもんは全部「デッキ次第」である。そのあたりの認識が、やっぱりちょっと人とズレてるんじゃなかろうか。さぁ、色々考えてみよう。

 

 

5位 【Sea-chicken】 アブザン+赤 <象牙牙の城塞 マー=エクの夜刃 砂塵破

 ということでここまでの記事を書くので大体体力を使い果たしたので以下はいつも通りになる。こちらは私生活で色々ストレスが溜まったために、「なるべくストレスの無いピックをするぞ!」と意気込んで(?)いたデッキ。その結果「象牙牙の城塞」というなかなかふざけたレアからスタートし、順当なアブザンピック、更に「優勝請負人」と名高い「砂塵破」に再び出会い、おそらくピック中はそれなりにアドレナリンも出ていただろう。ピック表の表記は原文ママです。だがしかし、残念ながら盛り上がったのはそこまで。今回のデッキはなんと、この世界ではおそらく初のことだろう、「変異が1体も入っていない」という恐ろしい事態に。確かに見てみると3マナ以下のクリーチャーはほとんどおらず、ひたすらタップインランドを置いてエンド宣言をするばかり。4マナ以降になればそりゃぁ贅沢な連中が出撃するわけだが、いくらなんでもガバガバすぎやしませんかね。せっかくの「軍族の解体者」も、ボコボコに殴られた後に着地したら少し気まずそうである。流石にもうちょっとマナカーブを大事にしような。でもまあ、「砂塵破」+「血蠅の大群」のコンボも決められたんだし、元気出しなさいよ。

 

 

6位 【Serra】 ジェスカイ <ジェスカイの隆盛 ジェスカイの風物見 雪花石の麒麟>

  個人的にはマジで秒でゲームが終わってしまったのでほとんど中身を知らないデッキ。私の上家でジェスカイだからまるかぶりなのだが、多分1引きしちゃった「ジェスカイの隆盛」が害悪だったんじゃなかろうか。こいつ、余計な誘惑してくるからリミテッドでデッキ組むのってすげぇ大変な気がするんだ。ビート押してるくせして「クリーチャー以外の呪文を唱えなさい」ってねぇ。今回は「物静かな熟考」もセットにしてなんとかバランスを取ろうと四苦八苦していたようだが、なかなかリミテッドでは構築環境のように隆盛が隆盛することもないのである。また、もう1つのネックは今回やたらと4色に割れた連中が多かったことだろう。おかげで特殊土地が値上がりし、油断していたらあまり土地をひくチャンスが無かった。私のジェスカイはハナから2色デッキのつもりで引いていたのでダメージがなかったが、こちらのように3色を満遍なく押さえていると、サポート無しの3色回しになってしまって負担がぐっと増してしまうのである。案の定、俺との試合は事故で憤死してたし。「速度を出す多色環境のデッキ」って、色々と課題が多そうである。

 

 

今回のピック表

 

 【Thraxi】(赤白青)→【Alessi】(白赤黒緑)→【Mei】(青緑赤白)

                        

 【Serra】(白赤青)←【Sangriter】(黒緑青)←【Sea-chicken】(黒白緑赤)

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コメント
無題
40枚デッキだから大蛇の儀式は入ってないね。帰路ずっと後悔してたのが頑固な否認は1枚じゃなく2枚ともサイドインすべきだったってこと。トークン生成とラッパ系の2回カウンターチャンスあるんだからもうちょっとやれたはず。
【2014/10/25 23:17】 NAME[Sangriter] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
あ、41枚になってるな。何か除去くらった記憶があったけど、あれは「切断」だったか。

「否認」は俺のデッキみたいにキーカードが分かりやすいデッキ相手だと結構働くのかもしれんね。まぁ、獰猛オンにしてないと(5ターン目の「武器を手に」はともかく)対処しづらそうだけども。
【2014/10/25 23:59】
無題
俺は大蛇の儀式は入れた。たぶん射手の胸壁が入っていない。
【2014/10/26 23:20】 NAME[alessi] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
あ、そか、こっちに撃たれたのか。

胸壁入れる入れないにも個人の好みが出るのがおもろいな。
【2014/10/27 00:00】
無題
俺は大物潰しが抜けて漂流が入ってました。探査を1枚だけ入れとくのが気に入っているので。
後ろ向きなデッキなのにクリーチャーが軽めに偏っているってのは確かに問題かもしれませんね。実際には龍の目の学者は最初は大抵変異で出るし、サルカンもクリーチャー換算してたからもっと殴れるのが多めのつもりだったのと、とりあえず増え続ける成長を打つ対象に困って相手のクリーチャーにまでカウンターを乗せる羽目になったりしないようにパワー0が増えたってのもあります(これでも1回は相手にも打ちました)。
飛鶴の技は、パワー4程度のクリーチャーが1体いるだけで決め技になりますから、こんなデッキでもそこそこ使えますよ。ほとんど引きませんでしたけど。
【2014/10/29 14:55】 NAME[mei] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
>とりあえず増え続ける成長を打つ対象に困って相手のクリーチャーにまでカウンターを乗せる羽目になったりしないようにパワー0が増えた

結局この辺がすべてなんでないの? 俺も前に同じポカやらかしたけども、結局カードを使うんじゃなくてカードに使われる展開になっているってのが問題なんやろ。パワー0に使っても「強いカード」は強くないぞ。
【2014/10/29 19:21】


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