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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 お酒は危ないよ、っていうお話、第4話。まぁ、大体においてこの作品のキャラたちがのんびりしすぎなのがいけないんだけども。こないだ漫画喫茶に行ったので原作漫画をチラ見したのだが(アニメ放送中だから中身は読めないのだが)、想像以上にユルい絵で笑った。アニメ再現度たけぇなオイ。

 やっぱりこの抜けた空気感がたまりませんね。今回は可哀相な「お姉ちゃん被害者の会」から、獣の魔女・犬養さんが登場。その容姿はなかなかに獣であるが、御本人は至って真面目な普通の(?)魔女。すっとぼけた木幡家の姉妹と違い、ちゃんと占いなんて魔女らしいことで生計を立てているし、全体的にぽややんとした奴しかいないこの世界では珍しく、割とはっきりものが言えるタイプ。作画もごく稀にシリアスタッチ(というかノロイタッチ?)になったりもする。でも……抜けてるんだなぁ。しょうがないのだなぁ。可哀相な身の上だったのは間違いないのだが、それを同情できないお酒の席での失敗談。まー、考えてみりゃあのお姉ちゃんと馬が合うような人間なのだから、本当の本当に真面目な人間なわけないよね。茜さんとの飲みの席が大好きとのことで、それってつまり「それ相応のリスクは覚悟しろよ」ってことだったのかもしれない。

 犬になった犬養さんが吠えたけるも、真琴、千夏、そしてお母さんなど、まったく緊張感の無い連中とだらだらすることによって、その空気はあっという間にまったり。相変わらずのんべんだらりと引っ張る間尺の演出は春の桜の彩りとも相まって非常にのどか。そんな中で緩急を付けるちょっと毒のあるネタ回しが効果的にスパイスになっている。今回一番笑ったのは何と言っても「完全犬化」のシーンだったが、それ以外にも実は割とゲスい思惑で犬養さんのサポートに回った真琴の心情とか、突然帰ってきたお姉ちゃんのマイペースっぷりとか、はぐらかしのネタがどんどん癖になる。「細かいことは気にしない」の精神が全キャラに行き渡っているのは大変良いことだと思います。お化け屋敷に圭を引きこむときの真琴の表情とかもなかなか良いのだ。

 今作の驚くべきところは、中の人たちが軒並み新人であること。真琴役の篠田みなみについては新番チェックの時にも触れたが、茜役の葵井歌菜という名前も初見だし、犬養さん役の日野まりも、ちょこちょこ名前は見た気がするが、こうしてメイン役で仕事をこなしているのは初めて聞いた。一番拙い気がするのは圭役の菅原慎介だが、彼だって特に悪印象を抱くようなもんでもなく、青森の方言がちょっと絡むアクセントなど、案外面白い仕事。どのキャラもちゃんと作品の空気に合わせた「抜き方」が出来てて、すごく良い雰囲気で収録できてそう。それにしても猫役のかやのんの無駄遣いはまだフラグ回収されないんですかね。はよしゃべれ。

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