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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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  この手の作品では良くあることだが、どう見ても高校2年生には見えない第5話。そりゃ唯たちが3年生ってのも無理がある気がするけど、今回の3人は特に……ねぇ。

 前話が修学旅行のお話で、今回はその時学校にいた留守番組、つまり2年生のお話。こういう2部構成は、最近だと「ひだまり」の原作でも修学旅行中の3年生組と留守番中のその他組が2本立てになってました。従来通りの普通の漫画ならば、主人公と呼べるキャラクターを中心としたどちらかだけを描けばいいはずなのだが、この手の「日常系」漫画は主人公と呼べるほどはっきりとした中心が無いからなのか、メインキャラがおらずとも一本のシナリオが書けてしまうというのはなかなか面白い状態ではないだろうか。キャラクターの魅力、何かコアを必要とする「物語」の魅力ではなく、あくまでそのキャラクターたちが住まう世界の「空気」の描写があればよいと言うことが、非常に直接的な手法で説明されているわけだ。言い換えれば、「この話」が成立しているということは、作品の持つ「世界」が確固たるものとして成立しているということである。流石安心のクオリティ。

 そして、「ひだまり」ならば単純にヒロ紗英コンビと他のひだまり荘メンバーが分かれるだけなのでそれ程難度は高くないのだが、今回のお留守番の場合、なんとメインキャラと呼べるのは一人取り残された梓のみ。憂もサブキャラとしてはそれなりの出現頻度だが、これまでの総登場時間は圧倒的に少ないはず。更に今回初めてメインで絡んだ純に至っては、台詞を発するのすら久し振り。こんな不安定な面子で1エピソードが成立するというのは、やはり異常事態であろう。これまで構築してきた世界も、視聴者がこの作品に求めているものも、旧来の「アニメ作品」とはどこかずれている。何がすごいって、それをやってしまおうと思える制作体制と、実際にやれてしまえる手腕。この「けいおん!!」という作品を語る上でも、実に象徴的な興味深い話数である。

 とまぁ、なんやら前置きを長くしたのは、単に今回おでこ要素が少ないのであんまり書くことが無いから。いや、充分面白かったですけど。憂のシスコンぶりがあからさまに常軌を逸していることが確認出来たし、バッティングセンターで見せる平沢家の血の濃さを示す部分なんかも、しれっとやっているのに何か悪寒を覚えるような説得力がある。ダラダラした雨の休日の様子も、前回の修学旅行の空気同様、「あぁ、それってあるある」というものすごく身近な共感が得られるのが何ともムズかゆい。3人でいるのに1人だけ漫画読み始めると、結局他の2人も漫画に走るんだよね。

 今回最大の疑問点は、「そういや今まで気付かなかったけど、音楽室にカメとか導入して良かったんだろうか?」という点。休日の世話とか、普段は誰がやってるんだろう。いちいち警備のおっちゃんに鍵を借りて休日の校舎に入れてもらうのは面倒じゃないか? 長期休暇中とかは、ムギが引き取ったりするのかなぁ。

 疑問その2,ぶおんけいって何さ。……ググると既に結構詳しい解説(!)がヒットしたりします。……こうやって妖怪って誕生するのか。民間伝承の縮図を見た気がします。東北の妖怪にしたのは。やっぱり律の中の人のせい?

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