最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「生徒会役員共」 6
凄い時代になったものである。もし5年前に戻って、「氏家ト全の4コマがアニメになるんだぜ」と言っても、エイプリルフールでも無視されるレベルだったろう。しかし、それが実現した。そして、割とアリな形で実現した。 「あの」作風から想定されるアニメなどというものは基本的に存在しておらず、「いくら4コマがぼこぼこアニメ化されているとはいえ、流石にこれは……」と思っていたのだが、1話をみる限りでは、むしろ割と普通のアニメに見える。もちろん、最大の持ち味である下ネタの容赦のなさは健在なのだが、あの「毎週どころか毎話だいたい同じ絵で同じ内容をコピペしたみたいなヤな安定感」は、アニメだとあまり感じられない。きちんと流れがあり、タカトシを中心とした「学園生活」を臭わせつつ、その中できちんと下ネタをオチとして持ってきているのだ。まさかあの漫画にストーリー性を感じることになろうとは。 そして、そんなシナリオ構成は、素直にうまい。1話ではテンプレート通りながら主要キャラの自己紹介を済ませ、それでも義務的になることなく、冒頭から尻まで徹底してテイストを維持しているし、印鑑によるアイキャッチでネタとネタの間をブツ切りにしてしまっているのに、前後で流れが断たれた感じにならずに、あくまで「1日の学園生活」の繋ぎの中で1ネタ1ネタを展開させている。こういう構成ならば、「同じ流れのコピペのような作品」であっても、それはあくまで「同じ部屋で同じキャラがしゃべっているから同じ流れになるだけなんですよ」という説明が付けられてしまう。目先が変わらないことが、至極当然のものとして理解出来る。いや、根本的な解決になってない気もするのだが、テンポと流れを両立させているのだから現時点では文句も無い。「想像以上に想像と違った」ことを評して、点数は少し高めにさせてもらった。 まぁ、どこまで行ってもマンネリズムの勝負になる作品なのは間違いないだろうから、2話目以降ですぐに飽きが来る危険性は存分にあるんだけどね。逆にこれが定番として落ち着けば,毎回ダラダラ楽しめることにもなるだろう。うん、ぶっちゃけ「B型H系」と同じくらいの感想になってますよね。エロ4コマって意味では同じだし。ただ、コッチの方が「ループの周期」が短いおかげで構成の難度は高いと思われる。 で、「B型H系」の名前が出たついでにキャストの話に入ってしまおう。「B型」では田村ゆかりの痴態を見て笑い、「うひゃひゃ、これって根っからのファンはどんな気持ちで見てるのかねぇ!」などと対岸の火事を決め込みながら楽しんでおり、まさか自分の入れ込んでいる役者がすぐにこんな作品でメインを張るとは思わずにいました。ブーメランがものすごい速さで帰ってきた気分。エロネタ全開の台詞を実に微笑ましい声音で読む面々…… OK。これはこれで。ぴかしゃは既に「クェイサー」でやってるから何の問題もなし。そしてこの手の作品は初登場のしゅが美……もう、ぴかしゃと一緒にしゃべってるだけで楽しそうに聞こえるのは、私の耳がおかしくなったせいでしょうか。もう、このカップリングだけで3クールくらいは聞けそうですわ。いけるぞしゅが美! それにしても、かたや巨乳のおねーさん系キャラを2つ続けて担当し(迷い猫の乙女)、かたやエロで弾けて完全無欠のネタキャラを2つ続けて受け持つことになった(クェイサーの華)。けいおん声優の進路をここまで分けた要因は何だったんだろう。やっぱりぴかしゃの芸人気質か……まぁ、後々まで食いつなぎやすいのは芸人さんな気もするけど。 なんか2人の話ばっかり長くなったが、もちろん矢作紗友里の持ち味が存分に活かされているのもうれしい限り。やっぱりおはぎはロリっ子狂言回しが一番ですよね。 あと、意外に重要なのは突っ込み役に回された浅沼晋太郎。「四畳半」でも抜群の安定感を誇る浅沼君だが、この作品でも、あの独特の諦観を含んだ突っ込み台詞が実にきれいに出ている。あのテンションのおかげでどれだけ賑やかにネタ回しをやっても最終的に「氏家テイスト」になってくれるわけだ。最終的に、彼で作品がなりたっているとすら言えますよ。頑張ってんなー。 PR |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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