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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 コロナの影響をもっとも致命的な形で被った作品、第7話。すでに次回が特別編成の「前編」って言ってるわけで、最低でも2週は本放送無しってことになる。まー、現代アニメにおける中国の影響を考えれば致し方無いし、現在の自粛要請下では国内スタジオすらまともに動けない可能性もあるからどうしようもないとは思うけどね……各種産業がストップしてる中、アニメだけが平常通りに放送できるわけねぇしなぁ。むしろこんな状況で動けてる業界は偉いわ。

 さておき、そんな中でも一週間の休みを経てなんとか放送にこぎつけた第7話。作画面でも安定しており、単体で見れば制作スケジュールがダメージを受けたとは感じられないクオリティになっているのはありがたい。今回はコンテが二瓶氏、演出に森義博が参加しており、相変わらず充実した人脈の下で制作されているのがわかってありがたい。

 原作通りに進行しているだけなので特筆すべき点もないのだが、今回は記憶を失った黒子が御坂と改めて関係性を構築するという、実に芳醇な内容になっている。改めて、二人の信頼関係っつうのはもともとお互いの人格を基盤にして築き上げられたものだったのだな、ということがうかがえる。御坂は自販機さえ蹴っ飛ばさなければお嬢様学校でも非の打ち所がない優等生。そして黒子もレベル4という高レベル能力者であり、正義感に燃えるジャッジメントの熱心な構成員。本当に全良で、有能なコンビなのである。普段があんな雰囲気になっているのはひとえに黒子の変態性のなせる業であり、彼女の行き過ぎた愛情さえ取り除けば、純粋に最高のバディとして仕事にあたることができるのだ。これだけ絶望的な状況にありながら、お互いの信頼をすぐさま構築して背中を任せあえる関係性になるんもは凄まじい。

 そして、何故かは全然わからないのだが、今作のバトル展開は、同じ「とある」シリーズの中でも突出して面白くなるのである。今回の警策との初戦も、短い交渉の中にきっちりお互いの策謀が絡むし、御坂側の勝利に繋がる要因も明確なので見ていて気持ちがいい。能力者同士のバトルってのは、お互いの能力が見えない間の探り合いが面白い部分なので、こうして一触即発の空気の中で牽制しあう様子を見るだけでも見応えがあるのだ。それこそジョジョに代表される面白バトルの基本フォーマットである。御坂が最強クラスの能力者なのに決してオレツエーに終わらないのは、御坂が有名人なので一方的に相手に能力が知られているってのも大きいのでバランスが取れてるんだよね。

 能力というと、今回は久しぶりに黒子のテレポートをたっぷりと見せてもらったわけだが、単なる瞬間移動のはずなんだけど黒子のモーションってどこかシャープで、格好良く見えるのは何故なのだろう。余計な効果とか音をつけずにその場にシュンと出てくるだけなんだけど、それだけで「能力の行使に熟達してんなぁ」という雰囲気が出ている気がする。こういう細かいところにも、アニメで動きがついた時の見どころがあるわけですね。

 まぁ、だからこそここから2週間もお預けなのは本当に残念なんだけどね……。

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