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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 そんなんありかよ、第10話。まー、落とし所としては非常に綺麗ではあったが……このレース、割といろんなところでガバガバだな……。

 気になるのは、ローランがどこまで読み切って今回のヤマを作っていたのかということ。相変わらず飄々としているのでよく分からないが、今回の件は本当に綱渡りの連続で、どこかでちょっとでもタイミングがずれていたら水泡に帰す代物だった。サムという人物がどのように動き、それを見たエダマメたち構成員がどのように行動するか。特に今回はルイス(とアビー)という非常に直情的で謀略に向かない連中が因子として組み込まれており、そのあたりが暴走したら一巻の終わりになっていた可能性もあるだろう。まぁ、そういう不測の事態に対応できるようにしたからこそのギリギリのスケジュールだったのだろうが……。

 これまでの動きを見れば、ルイスが最後に代打を務めることはほぼ決定していたのだろう。そうでなければわざわざローランがルイスを呼んでくる意味もないわけだし、アビーは決勝に挑む緊張感も感じさせていなかったので、おそらく事前にルイスに代わることは承諾していた。しかし、普通レースイベントでそんなことが許されるはずもない。カメラの存在だってあるのだし、何より運営はサムの息のかかった連中が担当しているのだ。むしろ、これまでローラン側がやってきたように、事前にサムがアビー側の飛行機に何かを仕掛けたりする恐れだってあった。そんな中で、ぬけぬけと替え玉が実現してしまったのは本当に謎である。よっぽどサムが熱くなって現場が見えないようになっていると読んでいない限りは打てない手だっただろう。サムは登場後は割とクレバーなキャラで見せていたはずなのに、250万を失ったあたりでどんどん頭に血が上って冷静な判断ができなくなってたよな……そこまでがローランの仕込みなのだとしたら、もうラプラスの悪魔なんじゃねぇかな。

 一応、シナリオ上の満足感があるとすれば、サムはとにかくけちょんけちょんにされてしまったが、弟のクラークは長年の夢を叶えて、一応の満足を得られたことであろうか。もちろん、大損害を受けた兄のとばっちりでこれからの人生は今までとは全く違うものになってしまうだろうが、案外クラークは兄のやらかしはどこかで覚悟していたかもしれない。彼の人柄で、また一からやり直すことができるだろうか。

 そして、アビーの物語にも一応のけじめをつけることはできた。ルイスとの関係性がそんなに簡単に解消するとも思えないが、少なくともエダマメとの友情は少し深まっただろうし、ローランの金儲けだけでなく、パイロットたちのプライドをかけた一戦に直接触れて、何か感じられるものもあっただろう。次の事件でアビーがどのような関わり方になるかは分からないが、今後は少しエダマメに対して優しくなってくれればいいかな。

 まぁ、あのまんまのファッキン少女でも可愛いからいいんだけどね。

 

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