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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 二人の白皇に二人の皇女、第6話。国を統べる者の重責、いやでも痛感させられます。

 前回今回と続けて西田正義氏の手によるコンテ。最近あんまり仕事の印象がなかったんだけども、この2回に関してはいい具合に彼の持つ安定感というか、重心のある作劇が機能していた気がします。今回はミカズチの激昂に始まり、アンジュの決意、そしてそれに対するトゥスクル皇女の決心など、1人1人の決断があまりに重く、賭すものが大きい。シナリオの要請上、どうしてもサクサク話を進めなければいけないのだが、展開に引っ張られることをよしとせず、きちんきちんとポイントで引きを見せる良いお仕事である。

 まぁ、そうはいってもやっぱり一番幼いアンジュの立ち振る舞いはどこか場当たり的にはなるのだが、そうして純真さの中にも王族の誇りを持ち合わせているのがアンジュの良いところなのだろう。チートじみた膂力を持ちながら、対抗するクオンにねじ伏せられてしまった際のやるせない感情も痛いほどに伝わってくる。

 そう、クオンである。まさかこういう形での帰還になろうとは……。最初「誰がやってきたんだ?」とドキドキしたのだが、ありがたいことに簾による隠匿もあんまり隠す意思がなさそうなので視聴者目線だと丸わかり。ハクたちは気づいてないみたいなんだけど、「この世界では仮面被ったら誤魔化せるから!」を地でいくハクが気づかないのはある意味でしょうがないんでしょうね。クオンたちの意図はまだ図りかねる部分もあるのだが、流石にハクたちを害する意思はないだろうし、純粋にヤマトとの関係性を憂いての行動ということなのだろう。エンナカムイへの必要以上の援助も、「外交手段として黙らせるため」というのも一抹の真理ではあろうが、やはりその大部分は温情によるものが大きいのではなかろうか。トゥスクル、そんだけの援助物資をホイホイ送れるくらいの国力があるのはすごいけどな……。

 そうして動き始めたトゥスクルががっつり物語に絡むようになり、クオンの口から懐かしいウィツァルネミテアの名も語れるなど、いよいよ物語がクライマックスに向かっていることを感じさせてくれる。やっぱ最終的には、この世界をどうまとめるかはトゥスクル勢の意向にかかってるよね……。いろんな神様が知り合い感覚でちょっかい出してくるこの世界で、最終的に誰が天下を取ることになるんだろう。とりあえず、アンジュはもうちょっと大きくなってからの方がいいかな……。

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