時の経つのは早いもの、第5話。確かクジマが来たのって秋ごろだったよね。5話目でもうクリスマスってことは、アニメ1クールで春まで行ってしまうペースな気がするから、普通に1クールで全部終わるってことなんでしょうか。原作は完結してるっぽいからそれでいいのか。
というわけで、現実世界はこれからの数ヶ月に暗雲立ち込めるかのように早々に暑くなり始めている5月半ば、作中では寒さも厳しくなっていき、アバンのテーマは「クジマとこたつ」。こたつネタもアニメや漫画ではあるあるの大定番であり、日本文化に憧れてやってきたクジマも案の定こたつトラップから抜け出せなくなる。まぁ、普段から家でゴロゴロしてるだけの居候ムーブなのだからこたつがあろうがなかろうが大差は無いのだが……唯一の懸念は「デブる」という部分だけだったという。鳥類は飛ぶ前提だと体重管理ってめっちゃ大事なんだけど、クジマはペンギンとかと同じ飛ばないタイプの鳥っぽいので、脂肪を溜め込むことが生存戦略上間違ってはいない様子。ただ、ペンギンタイプで脂肪が蓄えられるならわざわざ越冬のために南下する必要もねぇだろ、とは思うが。ぬくぬくトラップに耽溺するクジマに発破をかけたのは、いつも通りにスグルの悪態でした、というオチ。なんだかんだですっかり仲良くなったなこの2人(1人と1羽)。痩せるための運動がロシアンバレエオンリーのクジマ、何とも芸術家肌である。
Aパート、真琴と一緒にお勉強会。声に出さないと言語の勉強ってのは身につかないものなのでクジマの学習法は理にかなったものだが、おそらく1ヶ月以上経とうとしている中で未だ初期と変わらぬことわざ辞典を手にしているあたり、実際はそこまで日本語を学ぼうというモチベは高くないのかもしれない(その割に初期スキルは高すぎたが)。クジマを反面教師にして学習方法を模索するアラタと真琴だったが、「同じ家にいるんだからスグルに聞いたらよくね?」という真琴の提案に微妙なリアクションのアラタ。仲が悪いってほどでもないのだが……やっぱり今のスグルには近寄りがたい何かがある。
それでも、普段のクジマの態度を思い出してのことだろうか、家族なんだからもうちょい遠慮せずに接してもいいのかも、ってんで久しぶりにスグルにアタックをかけるアラタ。結果は悪くないもので、勝手に気を張っていただけで、兄弟でのコミュニケーションなんて案外難しいものではないのかもしれない。まぁ、クジマが来てからかえって拗れた部分もある気はするが。
Bパート、クジマとクリスマス。もう年の瀬ですってよ。クジマさんは「人間ですらない」けど三歳児なのは事実なので、サンタの話は素直に信じちゃう系。サンタの話を初めて聞いたようなリアクションだったが、ロシアのクリスマスってどんなもんなんだろう。気になったので調べてみたが、なんとロシアのクリスマスは2週間遅れで年が明けてかららしい。それだけでもちょっと驚きだが、一応サンタにあたるポジションのキャラクターは存在しているようだ。クジマがこれまで(3年間で)そういう文化に触れてなかったのは、飼い主のお爺さんがクジマにそこまでやってやる必要性を感じなかったせいかもしれない。フルール入りのパウンドケーキみたいなのは作ってたらしいので、それだけで充分という判断だったのだろう。
おかげで初めてのサンタ、初めてのプレゼントにガンギマリで寝られないクジマ。文字通りに「目を光らせて」待っているのが怖すぎるのだが、あれも鳥類独自の能力なのか。最終的にはよその家でアナザーサンタに遭遇したことで鴻田家の悩みは何となく解消。お父さんもお母さんも、子供のクリスマスに頑張ってあげるタイプの親御さんでよかったね。クリスマスプレゼントに「椅子」ってシュールすぎるけどね。
素直でかわいいところもあるクジマ。彼が素直にプレゼントで喜ぶ様子を見れば、親御さんだけでなくアラタたちだってほっこりできますよね。もちろん、2階のスグルも。年末って受験生(浪人生)からすればいよいよ追い込みの時期で精神的にもすり減ってくるはずだが、今回のスグルにはそこまでピリピリしたものは感じなかった。やっぱりクジマが来たおかげで彼の中でも何かかわってるんでしょうかね。
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