今期は引き続き「弱虫ペダル」も放送中なので、オーフェンと巻島先輩で森久保祥太郎贅沢パックが楽しめるよ。いや、巻ちゃん全然メインじゃないが。
とかいう話はさておき、これもカテゴリで言えば「なんで今更?」枠なんだろうなぁ。まぁ、身内に1名ほど狂信者がいるので「誰に向けて作ってるんだ」というツッコミは無しにするが(でも世界中にあんなのがいっぱいいるとも思えないんだが)、前回第2期となる「キムラック編」が放送されたのがちょうど2年前で、さらにその前の1期が3年前。何故か毎度必ず冬新番で放送しているのだが、足掛け3年と結構な大事業になりつつあるってことは、やはりそれだけかけても続ける意味があるってことなんだろうなぁ。こちとら2年も経ったら前回何してたかなんてさっぱり覚えてないんだけどな。冒頭でちょぴっとだけ前回の復習みたいなナレーションが入ったが、「あれ? アザリーそんなことになってたんだっけ?」ってなったわ。もう、雰囲気で観てるだけだもんなぁ。
そうして戻ってきた第3期。どうやらお話の内容は前回で一段落ついていたようでまたオーフェン御一行のすちゃらか冒険譚になっていたので入りやすかったのは助かるが(とりあえずボルカン&ドーチンさえ出てくればどうにかなる説)、如何せん、2年空いたとは思えない残念作画クオリティなのでやはり1話目からテンションは上がらない。めちゃくちゃひどいというほどでもなく、本当に、「あんま金かける気ねぇよなぁ……」というくらいの地味しょぼクオリティなのがかえって扱いづらいというか、どこをどうつついてもいいところにつながらないのが辛い。やっぱ続けたいって思ってるスタッフがあまりいないんじゃねぇかなぁ。どういう力で動いてるプロジェクトなんだろ。
省エネ、低コストでも作ることに意義がある、みたいなスタンスだと勿体無いよね。私の中では、クリーオウは(中の人の力もあって)頑張ればそれなりに現代でも通用するヒロイン像だと思ってるのに、まだオーフェンの方が力入れて描いてるもんだから本当にヒロイン力が無い。挙句妄想の中だけだというのに温泉にダサ水着きて入る始末。お前はヒロインの仕事をなんだと思っているんだ(お前がなんだと思っているんだ)。1話目のゲストキャラも娘:花澤香菜、母:伊瀬茉莉也とかいうなかなか攻めたキャスティングだというのに、このまますぐに消えていきそうななげやりっぷりである。まだ全力で媚びようとしているなろうヒロインの方が救われるかもしれん。いや、あれはあれで観てていたたまれないからやっぱ無理だけど。
……何か、美味しいものが食べたいなぁ……。

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