最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
パワープレイがすぎる、第10話。よってたかって大学生カップルがJKをフルボッコにする図、なかなかえぐい。ちなみにこの3人の座組み、現状で盾の勇者御一行と(中の人的に)全く同じなのがちょっと面白い。 というわけで「マイスチューデント」編は一気に決着へ。そりゃま、いうても姫路ごとき小娘が咲太をどうこう出来るとも思っていなかったが、とっととジョーカーを切って殺しにくるとは思わなんだ。前回までが「俺の彼女は桜島麻衣なんだが?」という圧倒的マウントから余裕の攻撃を繰り出していた咲太だったが、今回まさかの「私がその桜島麻衣なんだが?」ではるけき高みからのマウント展開に移るとは。ズルいといえばズルいのだが、いかんせん桜島麻衣という女は(咲太のためなら)平気でこういうことをする女でもある。そもそもスタート地点からバニースーツで街をうろついてた奴だし、いざという時に何しでかすか分からないポテンシャルこそが、咲太の心を惹きつけて離さない麻衣さんの最大の魅力であろう。 咲太は「クリスマスのご予定、叶えられないかもしれません」という負い目があったせいでおそらく全ての事情を麻衣に話してしまっていた。具体的には「霧島透子の謎を解かないと危ないかもしれません」→「その霧島透子からクリスマスのお誘いを受けたので行くしかないです」→「その霧島への対抗策として、姫路の能力が有効な可能性が出てきました」→「だからクリスマスには姫路を連れて行くしかなく、これって“夢見る”の予言通りになっちゃいますね」までの一連の流れ。ここまで全部説明されたら、なるほどクリスマスにデートを差し置いて教え子とデートする理由も成立してしまう。だからこそ麻衣さんはOKを出してはいる。 しかし、桜島麻衣はそこで終わらない。咲太が「これはもう、温泉デートは諦めるしかない」としょんぼりしている時に、麻衣さんは「上述のフローチャート、別に私が隣にいても問題なく成立するな?」という斜め上の判断を下し、デートの冒頭からがっつり同道するという荒技を披露。そりゃぁ姫路さんだって面食らう。そして咲太すら与り知らぬところでグイグイ牽引する麻衣さん。その目的はただ1つ、生意気な小娘に現実を叩き込むことである。終始穏やかに、ただ思っていることを素直に口にしているだけの人気女優は、おそらくそれが一番「効く」ことを知っている。圧倒的な惚気を自分が叩き込むことが、一番小娘の心を折れることを知っている。だから後になって「ちょっと言い過ぎちゃった」と表現しているわけだ。「レベル上げに行こうと思ったらラスボスがいた」状態の姫路さんに勝ち目などないのである。 さらにさらに、姫路さんが「自分の能力は千里眼です」という重要情報のCOをしてしまったせいで(このCOはクリスマスデートの動機作りのために必須だった)、咲太が「量子もつれか……」という超次元の解釈を経て姫路の目論見を飛び越えて千里眼が双方向通信になってしまうというトラブル。思春期症候群「慣れ」している咲太は当たり前のようにこれをフル活用し、現状の姫路の内面を確認、さらに離れた場所での麻衣さんとの一騎打ちをリアタイ配信で視聴。そして「姫路が能力を失った」瞬間までも認識した。おそらく姫路の症候群は「他人によく見られたい」「あの人の心を知りたい」という自己顕示欲から発生したココロコネクトだったのだろう。ファムファタール気取りで自分ならこの能力をうまく使いこなせると信じていたからこそここまで好き勝手に動いてきたわけだが、「能力などあっても何の意味もない」化け物を前にし、さらに相手が「共有しようぜェ」と迫ってきたことが恐怖につながった。今更桜島麻衣の内面を見たところでそこには攻略情報など何もなく、いかに自分が矮小で相手になっていないかが羅列されているだけだろう。そんな「真実」を見せつけられたらたまったものではない。初めて「他人の内面を見たくない」と強く思ったタイミングで、症候群は「完治」してしまったのだろう。ご愁傷様である。麻衣さんも流石にそこまでは狙ってやってないだろうが、結果的には「力でねじ伏せる」ワンサイドゲームとなってしまったわけだ。 これにて姫路は陥落。咲太に余計なことをするのは諦めたし、能力を失ったので霧島透子攻略のメンバーからは外れることになった。まぁ、元々相手になる器でもなかったのだろう。しかし、そんな霧島透子にも少しずつにじり寄って行く咲太。岩見沢某というその女の「素性」を見た咲太。とりあえずストレートをぶっ込んでみたところ、鉄面皮に多少のヒビくらいは入ったっぽい。周りに残った症候群がらみっぽい現象は、これで霧島の「認識阻害」と「夢見る」の2つ。麻衣さんとの運命はどう変わっていくんだろうか。まぁ、温泉デートは実現しちゃったから少しは自重してもいいとは思うが……マネージャーもさ、所属タレントの彼氏とのデートにヘロヘロついてきて風呂まで入ってくる関係ってすげぇよな。 追伸:今回も一瞬だけ(電話口で)出番があった双葉さん。「1分だけ貸して」とお願いしてジャスト1分で通話を切るあたりがあまりにも双葉さんすぎてサイコー(ちなみに計測したら放送時間的には30秒ジャストだった)。 PR 和氣ちゃんである。彼女もあんまり呼び方が定まってないが、一発で個人を特定できるという意味ではやっぱ「和氣ちゃん」の記号が一番便利でいいよな。どっちかというとブログ内での言及は少ない方の彼女だが、例によって、その少なさにも理由がありそうだ、という部分で相変わらずの妄言を書き散らしていこう。
やっぱしっぽだよなぁ……第10話。結局キミの一番魅力的に見えるアングルはしっぽなのですよ。 毎度そこまで大きく印象が変わるお話ではないのでいちいち感想を書こうと思わないし、今回だって取り立てて何かが違ったわけじゃないんだけど、定期的にしみじみ「いいよね」と言いたくなっちゃう作品だ。今回は諸事情によりその「いいよね」ポイントが満額になったので払い戻す感想を書いている。ゆるゆると流れる時間のどこを取り上げて良さとするかは、案外受け手によって色々変わってくるかも。 Aパート、新しいお仕事を受けてお悩みの藤さん。企画会議に参加してた「小学校の同級生女性」がさ、なんかいいビジュアルだなぁ、って思ったんよね。名前は北條さんというらしい。ちょいぽっちゃりなんだけど目の描き方に特徴があって、「多分現実で見かけたら結構いい女なんだろうな」って思わせる不思議な魅力がある。今作に出てくる女性キャラはいちいち魅力的で困ってしまうんだけど、ちゃんとみんな違ってみんな素敵なので、いいキャラの作り方してんなぁ、と思うわけですよ。 そうして刺激を受けた藤さんは、自分の仕事について相変わらず色々と思い悩んでいる。作家業なんかを生業にしてしまったもんで、創作に向き合って悩むことなんて日常茶飯事だろう。今回も「渡れぬ川」を前にしてあーでもないこーでもないと悩みは尽きないが、愛犬(?)の応援も背にうけて、なんとか進んでいく。途中で心無い(?)知り合いの台詞がフラッシュバックしちゃったりするところはやはりなかなか世人にはイメージしづらい仕事だからこその苦労ってやつだろう。まぁ、それにしてもどうかと思う言葉をかけられてたけどな。「好きなことを仕事にできていいよね」はまだ分かるんだけど、「不労所得羨ましい」は流石になぁ。文筆業なんてどんだけ我が身を削って仕事してると思ってるんだか。 でもまぁ、幸いにして藤さんは現在周りの環境に恵まれており、熱心な仕事関係の付き合いに加え、可愛い愛犬、そして親身になってくれる親友たちもたくさんいる。というわけで、今回わざわざ感想を書きたい衝動に駆られたのはBパート、藤さんの親友Bみたいな立ち位置のいい女、レンさんの登場シーンが多かったため。この人、確か弁護士かなんかやってんだよね。まぁ、そんな肩書きより何より、圧倒的に声がいいという部分だけに注目しちゃうけども。最近は貴重になってしまったピュアリィしゅがボイスが響き渡り、圧倒的にデキる女感を出しつつもぽやぽや感も維持できる最高の音域。観ていて幸せしかないため、今回はゆったりのんびり堪能させていただいた。こういう作品はさ、やっぱりあくせくしながら消化するより、心にゆとりがある時にのんびり眺めてる方が幸せ近くていいのよ。
これがアカペラ……第8話。なるほどね……確かに青春をぶっ壊すくらいの可能性は秘めているかもしれんわ。 まだまだ予断を許さない状況。ほら、みんなさ、女子高生が内心をえぐりあって散々な顔するの好きじゃん。僕だって最高に好きなんだけど……このジリジリ感とどこに地雷が埋まってるか分からない感覚はクセになりそうですね。いいぞ、もっとあさっての方向へ突き抜けろウタ。 とはいえ、一度は空中分解してしまったアカペラ部を一番強い引力で引き戻そうとしているのはどう考えてもウタ。今回部長の口から「ネガティブってなんだろね」という発言が出てきたが、そう、もはやここまで来るとネガティブの皮を被った単なる熱血に成り果てている感がある。それでもウタがウタであり続けられるのは、自分が全く熱血でも青春でもない、ただのネガティブ陰キャだと信じて疑っていないため。負の方向へのプライドだけは崩れないからこそ、ウタの行動には迷いがなくて(迷いがあっても止まらなくて)強い。 そんなウタの様子を知ってか知らずか、部活のそこかしこから動きが見える。一番わかりやすく前を向いたのはウルル。前回のクマちゃんのファインプレイのおかげでなんとか部活に復帰できたウルルは、それでも相変わらずのムスブを見て辟易。再び一触即発の空気になるも……そこはグッと我慢。自分の弱さを思い知らされたウルルからすれば、「今はまだその時ではない……」ってんで唇噛み締め埋伏の時。ムスブがいなくなってから「なんとしても吠え面かかせちゃる」ってんでエンジンかけてきた。立役者であるクマちゃんとの友情タッグも美しく、リズム隊の2人はもはや「部活に全力で挑むこと」については問題なさそうだ。 天秤がどちらに傾くものかと去就が注目されたムスブだったが、気まぐれママンの一言もあってか、まだ部活から離れることにはならなかった。次のステージへのモチベがあるかどうかは微妙なところだが、プロが「いい部活だ」って言ってるんだからもう少し様子をみてもいいだろう。まだウルルと同じ空間にいたいとは思わないようだが、彼女なりにこの部活に「価値」を見出してもらうしかないだろう。 そして今回一番の焦点となったのが、いよいよ引きずり下ろされてきた、部長ことアイリである。超然とした態度で掴みどころがなかったアイリ。しかしその内実を一皮剥けばなんてこたぁない単なる女子高生。いや、もしかしたら6人の中でもトップクラスに芯の弱い、ヘロヘロの女の子がそこにいた。彼女は「今が一番」だと言い放つ。サブタイトルの「放物線」が意味するのはこの彼女の人生観を表したもので、高校2年生になるまでグググと上がってきた彼女のステージが今が頂点(Peak)。あとは落ちるしかないんだったら、ずっとこのままでいたいと宣う。さて、この彼女の言説、どこかで聞いたことがないだろうか。 「ずっとこのままでいい、無限に高校2年生のステージを続けていたい」……列車が次の駅へ着くことを否定し続けた悲劇の最強キャラ、大場ななの思想である。皮肉なことに、バナナにはそうして「止め続ける」手段と実力があったもんでそれはそれで地獄と化したわけだが、残念ながらアイリにはそんな能力もなければ、願いを叶えるレヴューも存在しない。上を目指したい人間(ムスブ)は放っておいたらどんどん自分のテリトリーから外れていくし、目の前でバタバタしているウタだって、なかなか思い通りには動いてくれない。考えてみれば、「今から後の人生はただ落ちるばかりだ」という彼女の思想はある意味でウタなぞ寄せ付けないほどのネガティブである。ウタはまだ、未来に可能性を見出せるからこそ動いているのだ。ウタのようなヘンテコキャラでも、少なくともアイリよりは前を見ているのだ。おそらくアイリはそんなことは承知の上で、それでも「このままでいたい」と思っている。それが最善だと思っている。「悪を悪とも思わない最悪」という考え方があるが、こいつの場合は「ネガをネガとも思わないネガティブ」なのだ。その思想を打破するためには、もはやレヴューを続けるしかない。次のステージを見せるしかない。「そんなことは起こさせないよ」と思っているアイリの隣、いつも通りに振る舞うレイレイこそが、そんな「変化」を一番身近に感じている人で……ぼちぼち2年生組のキャットファイトが幕を開けそう。 そうして不安の種が続々と芽吹く中、「とりあえず自分みたいなゴミムシでも少しでもムスブの気持ちを理解しよう」ってんでネガティブキングが動いた先が「姉のコネ」である。なんとまぁ、有名アカペラバンド「パラボラ」のメンバー、キッカ(仙石喜歌)はウタの実の姉。普段カタカナ表記しかしてなかったから気づいてなかったけど、ウタって漢字で書くと「嬉歌」って書くのね。苗字が違うが、「両親が離婚して別々な親に引き取られたから」という斜め上の設定だった。この姉妹、名が体を表しておらず、姉は妹ラブラブチュッチュなポジティブ陽キャ、妹も姉を尊敬して大好きな部分は共通しているが、後に生まれた宿命なのか、姉のような絶大な自信とコミュ力は身に付けられていない。それでもなんとか「姉の未来」を自分と重ねたウタ。なけなしのコミュ力を振り絞ってセミプロのアカペラバンドに決死のインタビュー。 待ち受けるメンバーはこれまたゴリゴリにキャラが濃い。他のメンバーにはまた触れる機会もあろうから今回は1人だけピックアップしておくと、やはり「最強厨二病リーダー」のミズキのインパクトが強い。「アカペラで世界を変える」(Change the world)を標榜し(?)業界を揺さぶる大言壮語のプロデューサー。しかし彼女の信頼は揺るがない。ウタに何かを感じたミズキは割と赤裸々に自分たちの現状や心情をぶっちゃけてくれた。いわゆる「ガチ勢」のヤバさが必要以上に伝わってくるインタビューだったわけだが、普段から他人に気圧されまくっているウタは今更こんなバケモノに出会ったとてそこまで態度も変わらず。「分かんねぇ世界だな、やっぱ」ってんで満足しちゃった模様。やっぱこいつネガティブのくせして肝っ玉がキングサイズなんだよな……。うっかりウタをスカウトしちゃうミズキを一蹴し、ウタはムスブとのつながりのとっかかりを見出すことができたようだ。 そして最後はパラボラのライブシーン。……もう何もいうことはないっすわ。そっかー、アカペラってここまでいろんな音の表現が可能なんだ……。ウタさんはまぁ「はえー、やっぱおねーちゃんはすっごいね。ごちそうさま」くらいで終わりそうだが、同じ会場に呼び出されていたレイレイは……。 そして、次の曲が始まるのでしょう。 夜を巡る戦い、第10話。なんか、すごく腑に落ちたよ。探偵さん、自分の無力さが悔しいよね……。 強行策にうって出た餡子。街中で吸血鬼を次々に狙撃し、因縁の校舎でナズナを待ち受ける。そして散々にナズナを煽り散らかして……自分の墓標を刻む腹だったらしい。まぁ、やっぱりそれくらいしかやりようがなかったんだろうな。直接物理で殺すには凄まじい手間がかかってしまう吸血鬼という存在。これまでなんとか「人間だった頃の品物」なんかの力も借りて細々と討滅を続けてきたが、ここにきて吸血鬼たちが「過去は傷になりうる」という事実に気づいてしまった。また、そもそも餡子が最初に出会った吸血鬼であるナズナちゃんは「弱点となる過去」すら持ち合わせていない。当然そのことは餡子も調べがついているはずで、もがけばもがくほどに自分の限界が見えてきてしまう。そこで辿り着いたのが、今回の荒唐無稽な「絶滅」作戦だったのではなかろうか。 正直、ここまでされても餡子がどこまで本気で成し遂げようとしていたのかは分からない。というか、本気で討滅を図るのであれば、「映像」はなんとかなるだろうから、そこにプラスする「自らの死」は何かで代替できたのではなかろうか。確かにマスコミなんかを使ったところで虚構を疑われたらキリがないが、むしろ高度情報社会に今だからこそ、ぼーっとした吸血鬼たちを出し抜いて世間にその存在を暴く方法くらい、餡子なら思いついた気がするのだ。 しかし、餡子は最終的に「ナズナに殺されること」に固執した。これが彼女なりのケジメというか、両親の思い出との帳尻を合わせる手段だったのだろう。そして、そんな計略の中には、「ナズナに気づかれてしまうこと」ももしかしたらおり込み済みだったのかもしれない。実際、最終的に餡子を看破したのはコウくんではあったが、それ以前のバトルシーンでナズナちゃんは餡子の違和感に気づいてはいた。事実上コウくんを「人質に」取られてしまったから強行策に出ざるを得なかったが、その状態でなお、「コウくんを救いきれない」くらいに餡子に対する思いは複雑だった。餡子がそれを見たかったのかどうか。その辺りは、来週以降にもう一度探偵さんとしっかり対話して心中を聞き出すしかないだろう。 あまりに突飛だし、実現不可能だと思われる「夜を殺す」プラン。餡子1人の思いつきとしては荒唐無稽なのは間違いないが、この「よふかしのうた」という作品においては全くもって正当な工程である。そう、どこまでいっても今作の主人公は「夜」であったはずなのだ。吸血鬼でも、背伸びした中学生でもなく、「夜」を描くための物語であったはず。であるならば、憎き夜の「眷属」を殺すのが敵キャラたる餡子の役割ではない。「夜」そのものを殺すプランを練ってもらうべきなのである。コウくんが憧れたあの夜を、そして、餡子の人生を台無しにしたあの夜を。 餡子の野望は絶たれた。これで残された分かれ道はコウくんに託される。夜か、明るい世界か。まぁ、もはや選択の余地もなさそうだけど。 濡れ手でオパール、第9話。「流石にオパール掴み取りともなるとシャレにならないくらい稼げるのでは?」って思っちゃったけど、やっぱ未加工の原石だと大した値段にならないのね。Amazonで調べたらスナック感覚の値段だったわ。 というわけで今回のテーマはオパール(あとダム)。モックスの原料としても有名な(?)鉱石で、サファイアやエメラルドと比べるとやや地味だがそれでも宝石の代表格として勝手に贅沢品のイメージだったが、なんとこちらも主原料はケイ素。こうしてみると天然鉱石はアルミとケイ素が強すぎるな。最初のTipsで面白かったのは、オパールの最大の特性で「その構造に水を含む」と書かれていたこと。へぇ。水酸化物とかじゃなくて、純粋に水の結合からなる鉱物なのか。どういう状態なのかなかなかイメージできないが「おかげで水を吸収もするし、蒸発して状態変化する」なんてのは目から鱗の話。そうして色が変わるからモックスオパールは好きな色マナが出せるんでしょうかね(そこ?)。また、「構造的にはシリカゲルと全く一緒」なんて話も無知な私なんかからするとかなり「へぇ」度が高いナイストリビアで、もしどうしても湿気に困ったらご家庭にあるオパールでもある程度湿気は取れるということに(多分違う)。純粋に学びの多いお話であった。 もう1つのテーマである「ダム」は前回の「水質」というお話から地続きの内容。水の中には「現在」が込められているというのが前回の趣旨だったが、それならば、水そのものを貯蓄できるダムはさながらタイムカプセルだろう、という論旨。分かりやすい話なのでそれ以上は特に無いのだが、きちんと「まぁ、普通の放水だとほとんど影響はないはずだけどね」と言っているので、うっかりダム近辺に採掘に駆け込まないように注意が必要だ。ただ、ここ数年は日本国内も洒落にならないレベルで水害が多発しており、もしかしたら今回瑠璃たちが体験したような大きな変化もそこかしこで発生しているのかもしれない。地質学者の人たちも大忙しだろう(んなこたない)。もしかしたらそういうマニアにとって、水害のニュースってのは不謹慎ながらも何かしらの合図になっているのかもしれない。 という知識と実体験を持ち込んで、さぁ採掘に行こう。その前段階としてはすっかり仲良くなって2人で自由研究を進める瑠璃と硝子の姿が。瑠璃は友達も多くて他によくつるんでる2人がいたはずだが、夏休みに急接近した硝子との関係性はなんて説明してるんでしょうね。ちなみに冒頭、図書館で瑠璃が見てた悪夢の映像、「おにまい」のオープニングを連想してちょっと「フフッ」ってなった。やっぱこの夢を見る限りでは瑠璃のおつむの根底には「宝石集めてがっぽがっぽ」の夢は残ってるみたいですね。今回はコンテ演出が「みとん」という人が担当しており、こちらは「おにまい」のメインアニメーターだったとか。パワフルなモーション作劇はかなり魅力的。 というわけで今回の最大の見せ場(?)である凪さんのファッションショー。冷静に考えて伊万里さんだって先輩のファッションに文句つけられるほどこだわってるのかはよく分からないが、わざわざ研究室にクローゼット一式持ち込んでまで着せ替えさせたかったってことは、少なくとも先輩へのこだわりはそこそこあった様子。普通のアニメ展開だと凪に無理やり服を着せたら「胸のあたりがきつくて……」ネタが定番のはずだが、よりによって伊万里ちゃんが服を用意してるもんだからその辺の問題は一切無いっていう。JDとJKの驚異の格差社会が深刻。あの凶器を抱えながらメイド服にも躊躇なしの凪さんはぼちぼち法で規制された方がいいかもしれない。……硝子ちゃん、最後に衣装になんか興味持ってましたね。この子は伊万里ちゃん推しではあるはずだが……どっかで強火の凪さんオタクになりそうな危険な匂いもしなくもない。 後半のTipsで触れられていた「ダムの廃棄後」というお話も割と興味深いところだったので最後にそこだけ触れておこう。確かに、ダムといえば観光地としてもそこそこメジャーな存在になったが、人工物である限りそこに耐用年数があるものなのか。「ダムが寿命を迎える」ってあんまり考えたことなかったけど……もしかして日本各地のインフラにガタが来てるのと同じように、ダムも一気に使えなくなったりするもの? もしそうだとしたらこれはこれで公共投資が必要な大変な案件だな。現時点ではあんまりそうして「ダムの廃棄」って話は聞いたことがないんだけど、凪さんのいうことが本当なら国内にも「役割を終えたダム」はそこそこあるとのこと。いちいち壊すこともできないだろうし、廃棄後のダムがどうなってるのかってのは純粋に気になるところ。世の中にそうした「廃ダム」専門のオタクとかもいるんでしょうかね。 意外と久しぶりの映画館。2ヶ月ぶりだわ。せっかくの夏休みだったのに映画館に行ってなかったんですね。行ってなかった理由は「特に観たいものがなかった」ってだけなんだけど、ホラ、何とは言わないけどめんどくさいやつやってるじゃん。人がいっぱいいそうなやつ。あれで混み合ってそうってのもあった。いつかどっかで観に行かなきゃいけないとは思ってるんだけど、私の場合は最大の敵が尿意でね……緊張性の頻尿を患ってるもんで、行かない方がいいと思っちゃう状況(映画館)では特にキツいのですよ。いや、別に途中退場すりゃいいだけなんだけど、それにしたって空いてる方がいいから、もう少し待って完全にほとぼりがさめてから行きます。 とかいう関係ない作品の話題から始めてしまったわけだが……折り返し前の一言総括は、「正直、あんまおすすめはしない」です。どうなんだろ、刺さる人には刺さるんかなぁ。
<というわけで、一応ネタバレ注意。ネタとか特にないけど>
結局天使兄弟はダテンシティに定着してしまったのだな、第8話。まぁ、別にいてくれても構わないのだが……親父さんからの認可は得ているのだろうか。 Aパート「大御菓子峠」。タイトルは当然「大菩薩峠」からだが、「ジャパニーズ侍ストーリー」というふわっとした要素以外には多分関連性はない(私も「大菩薩峠」はよく知らない)。何とほぼストッキングが1人で回すお話になっており、彼女のお菓子への執念が並々ならぬものであることが伺える。また、ダテンシティにおける「和菓子」の存在がどんなものかも何となく伺え……るかどうかは分からない。和菓子のテイストって、海外の人からはどんなふうに見えてるんでしょうね。 単に「ストッキングがお菓子買いに行ったらそこにゴーストがいっぱいいたから退治した」というだけの話なのだが、問題はその「たくさん」の量で、なんと最終的には1億匹。そしてその全てがCV日笠陽子である。よく1人の声優が何役も兼ね役をすると「○○の本気」みたいに話題になることがあるが、流石に1人1億役は史上初だろう。いや、1億個全部演じ分けてるわけじゃないけど。最初の時代劇タイトルに絡めたNo.7あたりまではそれなりに演じ分けも工夫されており、しれっとこんなところで「日笠の本気」は感じられる部分かもしれない。単に制作側が日笠で遊びたかっただけ、という可能性もある。そしてもう1つの注目ポイントは、予想されていた通りにガンスミスビッチが再登場したこと。天使兄弟はどうでもいいからこっちの子にちゃんと注目したいところですよね。新井赤空の殺人奇剣みたいな変な武器を提供してくれる無敵のガンスミスビッチ。オチまで全部こなしてくれるので使いやすさはなかなかのもの。まぁ、ストッキングたちからはどんどんヘイトが溜まってる状態だからこのまま出番があり続けるかは知らんけど。 Bパート「ノット・2・ホーム・アローン」。こちらはうってかわって天使兄弟メインのお話。おかげであんまり印象には残っていない。パンティが常日頃使っているセックスマシンが何だかやばそう、ということくらいだろうか。視聴者は誰も天使兄弟の尻を掘られるシーンとか期待してねんだわ。あと髪型さえ何となく整えればパンティだろうがストッキングだろうが成り代われちゃうという個体認識のガバガバっぷり。デイモン姉妹が認識しないのは単なる興味の薄さで誤魔化せるかもしれないが、姉妹どうしでも認識がずれるの、ほんとどうかと思う。 そしてCパートは「Six hundred Sixty Six Candles」。なんと、待望のニーソックスさんメイン回!!!! いやぁ、よかったですね。彼女の可愛らしさが存分に発揮されていた回であり、貴重なロリデイモン姉妹なんかも楽しめました。ニーソックスさんは幼少期の声が高い頃の音が山本和臣くらいの音域になるな。今から660年前に姉から送られたメガネをずっと大切にしていたニーソックスさん。それでも1年誕生日を忘れられたら悲しいニーソックスさん。そして、そんな「妹」を元気づけてやろうと気を遣うパンティさん。以前スキャンティ&ストッキングという変則バディ回があったが、今回はその逆パターン、こうしているとパンティはちゃんと「姉」としての責任感もあるし、決して悪いおねーさんじゃないんだよなぁ。ニーソックスさんも急にそんなふうに「妹」として扱われて戸惑っていたが、最終的にはパンティの好意を受け入れて楽しそうにしてたし。このエピソードが見られただけでも、2期の価値はありましたな。
れな子にとって3人目の女、もしくは大本命、いよいよ紫陽花さんがセンターステージに上がってきた。事前情報をまとめておくと、紫陽花さんについては以前れな子がありえないくらいに思わせぶりな態度をとってしまったもんで、結構な純度で「そういう相手」として認識されかけている。ただ、その後れな子のお宅訪問を経て、紫陽花さんも「れな子はそこまで本気じゃないのかも?」くらいのラインでギリギリブレーキをかけており、今はれな子のことを「親友以上、何か未満」程度で認識していると思われる。 対してれな子の方からは「偶像」瀬名紫陽花は一切崩れていない。以前のお宅訪問などで多少なりとも関係性が変わるかと思われたが、れな子はあのタイミングで「親友」紗月らに散々振り回されており、蚊帳の外にいた紫陽花の動向に眼を向ける余裕がなかった。おかげで現時点では紗月のいうところの「理想像」だけを見ている状態であり、互いが互いに極端に理想化された相手に恐る恐る触れているという、これを親友と呼んでいいものかどうかよく分からない状態である。 そんな状態で、今度は紫陽花のお宅を訪問。これは夏休みという暇なタイミングでこそのイベントで、しかもれな子に何かとちょっかいを出してくる真唯が仕事で忙しく、ちょっと監視が緩くなったタイミングである。ちなみに紗月については前回の顛末で一応関係性に決着はついており、気づけば一番真っ当な意味での「友達」に落ち着いてるあたりがいいんだか悪いんだが(3回もキスした仲である認識がどのように負荷をかけているかは謎)。 紫陽花の家は紗月の時のような大きなサプライズもなくごく一般的な家庭だったが、ご両親が共働き、小さい弟を2人抱えているということで、イメージ通りに「おねーちゃん」な紫陽花さんの負担がやや大きめの環境。ただ、別に弟さんたちもそこまで暴れ散らかすような性格にも見えないし、ほんとにどこかでれな子が考えていた通り、「ちょっとずつ溜まっていた日頃の鬱憤が何かの拍子でちょっと爆発するかも」くらいの状態。妹にそれなりに手を焼かされていたれな子からしたら、瀬名家のドタバタなんてフツーに日常風景の延長だと思うのだが……。 でも、割とキョドってましたね。まぁ、人様の弟を「同じDNAで構成された生物」とか認識する時点でれな子さんも大概ではあるのだが、弟のわがままのせいでちょっと怒っちゃった紫陽花さん。私目線では「ここでいきなり性格が豹変でもしたら面白いけど、まぁ、普通に穏やかなお姉ちゃんがぷりぷり怒ってるくらいだよあ」ってんでむしろ紫陽花さんの裏表のなさが出ているシーンだと思ったのだが……れな子さんは、それを見て割と困っていた。何でだろね。自分のせいで紫陽花に無理させたとでも思ってしまったのか。 そこからはもう、れな子が久しぶりにコミュ障っぷりを全力で振り翳し、ありとあらゆるコミュニケーションで四苦八苦。お前らそれでよく友達関係維持できてたもんだな。でもまぁ、「グループでいると全然抵抗がないのに、2人きりになっちゃうと急に距離感がバグる」というのはコミュ障あるあるでして……お相手が偶像崇拝の対象である紫陽花さんともなれば、れな子のテンパり具合も理解できなくはないレベルかも。あまりに価値観が違いすぎるせいで紫陽花の1つ1つのレスポンスが予測できないってのもハードル高いよね。 そんな進退極まったれな子が救いを求めたのが紗月だったってのもいいエピソード。紗月さん、適切な距離さえ確保できれば実に使いがいのある面白い友達かもしれない。あの返信が爆速で返ってきたあたり、紗月さん自身もコミュニケーション術については考えることもあったのかも。まぁ、「親友」のれな子のために頑張って調べてくれただけだとは思うけど。そして、アドバイスがてら「きちんと紫陽花を見定めよ」というタスクまで課してくれるのが紗月さんのよくできたところで。れな子のコミュニケーションが色々と欺瞞に満ちた間違ったものだということを紗月はきちんと認識している。れな子のため、そして紫陽花のために、余計な理想化を取っ払ってもう少し正面から見てやれよ、というのは友達グループを維持するための実に適切なアドバイスである。 さて、あとは紫陽花さんがそんな必死のれな子をどう受け止めるかですね。家庭環境を含む心中のお話がぽろぽろ出てきてからが本番か。まぁ、結末は冒頭で予告されていたのだが……これでどんでん返しが起こったらすごいけどな。 |
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Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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