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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」 5→4 2クール作品でそこまで退屈せずに走り切ることができたのだから決して評価の低くない作品だとは思うのだが、ちょいと自我を出させてもらった。身も蓋も無い話だが、これは純粋に「好み」の話である。 点数を下げた要素はいくつかあるが、ぶっちゃけると「絵があまり得手じゃない」が一番の理由かな。「画」じゃなくて「絵」ね(これ、うちのブログを読んでる人は知ってるかどうか分からないが、私は意図的に静止画の意味での「絵」と動画全般を指す「画」は使い分けてます)。まぁ、つまり原作絵の時点で苦手な雰囲気なのである。多分、そのせいで原作者である柴田ヨクサル作品を積極的に追いかけてこなかったんだと思う。濃い目の絵の全部が嫌いってわけでもないんだろうが、なんか今作のクドいキャラ絵は生理的に受け付けない部分があり、そこはどう足掻いてもマイナス要素になる。ただ、これはどう考えてもほんとに「個人的な好み」でしかないので他の人から見たら理不尽にすら感じられる評価だろう。 そして、今作については「馬鹿馬鹿しい内容を濃くてクドい絵で暑苦しくやり続ける」という部分が一番の面白みなわけで、その「雰囲気芸」の根幹部分で受け入れ難いとなると、作品そのものの評価が下がらざるをえないのである。大筋のシナリオラインについても、作品内でも言及されている通り、「その辺のおっさんがたまたまめちゃめちゃ強くて、単純な殴り合いで怪人と戦っていく」という内容であり、バトルの駆け引きとか、展開での意外性で魅せる部分はない。根性根性&根性の作品なので、勢いが合わなければ単なる「なんか叫んでる」アニメになってしまう。 この、「シナリオにテンションを合わせられなかった」原因はもう1つあり、「ライダー」というモチーフ自体に私が思い入れを持っていないせいで理解が及ばないというのも足を引っ張る要因となった。戦隊ならついていけただろうし、もっと広く「ライダー文化全般」に触れてくれるなら一般論として飲み込めた可能性もあるのだが、ほんとに「初代ライダーからV3まで」への愛情を叫ぶことに終始していたので、流石にそりゃ知らなかったらどうしようもないよ。パロディ元がわからなければ、この世界におけるショッカーの立ち位置などもどう見たものかと決めかねるために単純な勧善懲悪ものとしてもノリきれない部分がある。まぁ、そもそもだいぶ序盤で「ショッカーも全員悪いわけじゃない」に話を持って行った時点で勧善懲悪にはなりえないのだけども。むしろショッカーサイド(中尾の物語)の方が共感を持ってみられる部分が多かったせいで、「ライダー愛」の物語としての主軸が霞んでしまったのももったいなかったかなぁ。 ま、ほんとに「雰囲気を見せる」作品なので、合う人には合うのだろうし届く人には届くはず。そこは無理せずに「そういうもんや」と受け入れておけばいいと思った。 PR 一応観てきましたよ報告、3回目。もはや劇場作品の感想じゃねぇ気がするけどしょうがない。確認のためにもう1回書いておくと、「わざわざ感想立てなくてもいいくらいに思ってるんだけど、劇場作品視聴本数を管理するために記録として置いてる」という目的です。
さて、今回はスケジュールの都合で試聴がちょっと遅れてしまったが、それでも3ヶ月で3本目とペースは早い。そしてもう再来週くらいにはラストの4本目が始まっちゃうってんだからインスタントなコンテンツである。まぁ、そこまで作るの大変じゃないのかもしれないが……何故このスピード感が本編で出せないのかというのは不平の1つも言いたくなるところですな。「何もかも監督が悪い」ということにしておくと楽かもしれない。 今回も「3本目だから」というのでわざわざ特筆すべき点もなく、これまで通りに雑多な内容で、これまで通りに家元sの出番が無闇に多い。家元2本に審判団1本って、学園青春もの(?)のはずなのにやたらと成人女性にスポットが当たることが多い作品である。まぁ、実際俺が観に行った劇場でも確実に家元よりも年配のガルおじそこそこいたしな……おじさんの生命の残り滓で支えられた作品なのかもしれない。千代吉たちと一緒に頑張って生きような。 その他、個人的に印象に残っている点をいくつか拾っていくと、まず、冒頭に聖グロメイン話が来たのはちょっと嬉しい。レギュラー高校のくせしてここまで第1幕・第2幕であまり出番がなかった聖グロ。今回ようやくがっつりローズヒップさんのやんちゃを見守ることができて一安心。ただ、今回の様子を見てアッサムの重要さを再認識し、「この高校、ダー様とアッサムが卒業する来年はどうなっちまうんだろうな……」というよく分からない心配が首をもたげた。ダー様が先代のアールグレイから隊長職を引き継ぐことになった経緯を知っているだけに、次の世代(多分ペコなんだろうけど)に引き継ぐダー様の心労察してあまりある。 そして今回もう1つ特徴的だったのは、単なるモブ学園だったはずの青師団高校にスポットがあたり、なんとメイン話が2本も作られたこと。正直、あの高校がどんな存在なのかもよく分かってないのだが……えっと、サンダースとそんなに因縁があるんだっけ? よく分からんけど「ケイと雰囲気が似てる」をネタにされてしまい、「そのくらいの類似度だったらこの世界にいっぱいいそうだけど……」という気になった。実際入れ替わりネタとか多いしな。これが本編だったらおっぱい高校の躍進はいい具合のサービスにもなったのだろうが、いかんせんこのアニメではどれだけおっぱいでもあんまり売りにはならないのが悔やまれる。だから頑張れ河西。あ、そういえば今作では初めてミカさんががっつり登場したのだけど……単なるコソ泥だった(まぁ、だいたいそうやろ)。 さらにコアラにまでスポットが当たってしまい、もはや何が何やら。こんだけ色んなキャラがいるというのに、アニメ本編でほとんど活かされていないという謎……スピンオフが広がりまくった結果だよなぁ。ま、全部アニメ化したらええんちゃうの?(適当) そうそう、個人的に楽しかったのは、むしろエンディング後に展開された戦車捜索隊のスペシャルアニメである。柚ちゃん、秋山殿、アリサ、マリー様で構成された謎の混成チームで、チームの頭脳・参謀役が集まった異色の組み合わせだった。こういうシャッフルバンドプロジェクトみたいな企画こそがおちゃらけスピンオフで楽しめる特権なのだから、学園の壁を飛び越えて自由な混成チームを作ってほしいのよね。アリサと秋山殿の組み合わせ、なんかすごくいいバランスだったしもっと見たかったなぁ。
サブタイ入力したら「頭皮の果て」って変換されちゃって「不吉なのやめてヨォ……」ってなった、第12話。果てなき探究の末に人類は何を求める。 などという戯言から入ってみるのは、当然いつものように何が起こってるかよく分かってないせいである。椿ちゃんwithライダーが展開する「夢の世界」は「死と夢の連関」から冥府に近い存在と捉えられているとかで、そこで大量のケルベロスを平然と飼育していたりする。まぁ、これはもしかしたらこないだ真アーチャーが呼び出した本物(?)のケルベロスが触媒になったのかもしれないけど。実際のスノーフィールドでケルベロスが出ちゃったもんで、それを取り込んだ「夢」でも顕現させやすくなった、みたいな。 ようやくライダーの正体にスポットが当たって椿ちゃんのお父さんから説明はもらったものの、結局「だからそれってなんなんだよ」という肝心な部分は謎のままである。「南米で発見された細菌を娘に感染させたら、脳まで影響が出てとにかく全身にすんごい魔術回路ができちゃった」的な話だと思うのだが、それがどこでどう「死」のイメージにつながっているかもよく分からないし、聖杯サイドがそれを「英霊」と認識している理由もよく分からない。そもそも今回の聖杯戦争は半分が「偽物」扱いなので、このライダーさんも本来なら召喚されるべきじゃないイレギュラーな存在ってことなのだろうか。そう考えるとギルさん&エルキドゥとデュマは観戦者ポジだし、セイバーはあの通りフラフラしてるし、アサシンはマスターとばちばちだし、「真」がついてない陣営でなんとか結果を出そうとしてるのってバーサーカーくらいなのでは? とにかく、なんかやばい「下地」程度だったライダーだが、そこに目をつけて余計なことをしてくれたのがジェスターという構図っぽい。細菌風情とばけもんであるジェスターがどういう関係を持っているのかはよく分からないが、場を引っ掻き回すのに最適なライダーにちょっとずつ刺激を与え、世界丸ごと飲み込んじゃう方向に引っ張っている。今回は「背中をそっとひと押し」ということで、椿ちゃんがこれまで抱いていた「ご両親と楽しく暮らす」に加えて「魔法使いになりたいです」を明確に言葉にさせることで、夢の世界に更なる変革をもたらす。それはどうやら参加してるみんなにとってあまり望むべき変化ではないようで……気づいたらフラットくんとも繋がれたアサシンさん、そしてウェイバーくんらも全員そのピンチを認識している。最終的に椿ちゃんを殺さなきゃいけないのかどうかはまだ分かっていないが、事態はあまりよろしくない方向には向かっているようだ。 そんな中で気になるのは、椿ちゃんが謎の隠しスペースみたいなところで出会った異世界転生者みたいな変な格好したねーちゃんである。あまりに思わせぶりすぎてちょっとでも真実に触れそうな流れになると不自然にセリフを切っちゃう迷惑なやつ。こいつの正体はいったいなんなのか。……まぁ、ここも多分説明されてもよく分からん奴な気はするな……。 夢の中に対抗策はあるのか。そんな中でようやく胸襟を開いて対話することができた気がするアヤカとセイバー。アヤカをめぐる謎についても全部お預け状態ですが、ここから収束するエンディングはあるんですか? 続きは劇場版で! 最終話!!!! まー相変わらず阿漕な商売だとは思いますが、ここまでの説得力を出されちゃ期待せざるをえまいよ。天王山となる大舞台を劇場スクリーンでやってくれるってんなら、こんなに嬉しいことはない。 というわけで、「最終話」という感じではなく「つなぎ」のお話だった22話目。シリーズアニメとしては「なんて半端なところで切りやがった! ふざけんな!」ってなもんだが、仮に26話やったとて、残りの話数で大盛り上がりの大会全部できるわけもないのだからしょうがない。この構成を選択したのなら、もうあらん限りに期待を煽るだけ煽っといてお預けという今回のスタイルこそが正しいのである。 そりゃもう煽られましたよね。実際には開会式の様子が描かれたわけではないのだが、そこに至るまでの「強豪たちが集まってくる様子」はいわゆる一つの「全選手、入場!」パターン。そこに予選段階で落ちちゃったエマちゃんの様子なんかも挟み込んでくるもんだから「どんなレベルの試合になっちまうんだ……」という恐怖感も煽られるという寸法。今回初登場したポッと出のよく分からんキャラもいっぱいいたわけだが、今作で出てくる少女たち(あとコーチ陣)はいちいちキャラがクドく、短いシーンでもゴリゴリに印象に残るのがすごいよね。謎の狐外国人とコアラちゃんのペアとかね。 ちなみにせっかくなのでどうでもいい話題にも触れておくと、東北の田舎っ子が1人エントリーしている様子が描かれていたが、彼女が話すのはネイティブ青森弁だ。そしてキャストを担当した方の名前が三上由理恵さんという方。割とキャリアのある声優さんっぽいのだが名前は初見。当然青森出身である(Wiki調べ)。そんで我々の中で有名な青森声優といえば、(個人的にはトップがのじょさんだが)やっぱりみかしー(三上枝織)であろう。そう、なんでか分からんけど「ゴリゴリ青森弁声優」の苗字が偶然にも三上だったので「なんで?」と思ったのである。……まぁ、単なる偶然なんでしょうけど。もしくは三上姓が青森に多い可能性はあるけど。(せっかくなので調べてみたが三上哲氏はふつーに東京出身だった) ま、そんなわけで日本各地から精鋭が集う。関西でエマちゃんを破って出場を決めたのは当然鹿本すずちゃんだし、今回新潟でお世話になったヘンテコトリオの一角であるアヒルちゃんだって目の前で4回転を見ている強力なライバルであろう。そして満を持して登場。まさかの裸足スタイルのくせして大事なシーンではバシッと決めるカリスマオブカリスマ、狼嵜光。彼女がわざわざ出向いて挨拶しに行った中部ブロック1位の結束いのりさんは、どれくらいの注目株なのだろうか。 こんだけ気になっても勝負は来年だそうです。……なるべく早めに頼むぜ! 終焉が近いか、第20話。先週まで大暴れしていた3体の三木眞一郎が打倒され、最後に平穏無事なパパミキシンだけが残されたのです……。 どうやら「ミズハ騒動」は完全に集結したようである。まぁ、現実社会では責任の所在をめぐってゴタゴタはしているし、下手したら前途ある若者たちが前科ある若者たちになっていた可能性もあったのだが……あんだけ必死に対策を練っていたのに最終的にナレーションの「ボンと財団の力でなんとかしました」の一言で終わっちゃうの草。 結局、今作の「現代編」を象徴していたのはずっとユーキだった気がする。今回サブタイトルにもなっている「共存」の精神。元々ノッカーが掲げた野望であり、フシはそれをなかなか認められずにやきもきしていたわけだが、オカルト脳のユーキはその辺りの柔軟性が常軌を逸しており、敵だろうが余裕でシェイクハンズで友達になっちゃおうという博愛すぎるマインドの持ち主。それが一番発揮されたのが前回の「綺麗な水」であり、遠因的にミズハノッカーを打ち負かす要因にもなった。ノッカーが目指す「共存」の形が個体によって違ったりするのでなかなか完璧な和平案とまではいかなかったが、結局一番ノッカーに(そしてミズハに)寄り添ってフシとの間を取り持ってくれたのがユーキだったのだ。今回はそんな彼の理念が結実し、また夢に一歩近づいた展開といえるのではなかろうか。 ミズハ一家はようやく手に入れた団欒の中にある。イズミさんもイツキもどうやら「元の人格」がちゃんと帰ってきたようで、長らく抱えてきた血筋の問題にもきちんと向き合う決意をしたらしい。まぁ、夫婦関係が幸せな形にまとまるかどうかは分からないが……少なくとも親子関係は良好である。振り返ってみれば、純正イズミさんの心からの笑顔って作品内で初めて登場したのでは。 守護団がらみの問題も解決し、フシもユーキやミチとの交流を通じて「共存」へ多少なりとも前向きな姿勢を示す。ここからの数百年はノッカーと共に生きる新たな時代になる……と思っていた矢先に、いよいよ最後の課題が提示される。「くろいの」ことサトルくんから明かされた衝撃(でもない)のラストプラン。それは引退したサトルに替わって、フシがこの世界の全てと繋がり、観察・管理をしていくというものであった。まぁ、くろいのが生まれた経緯を考えれば、そうしてフシを後任にしたかったというのも納得といえば納得か。そのためにわざわざこんな遠回りな「フシ育成プロジェクト」を続けていたとしたらちょっと迷惑すぎる気もするが……残念ながらその辺の感覚は人間と違うのでしょうがない。文字通りに地球規模、何万年規模の話である。どうしたらよかったなんてたらればで語れるような問題でもないのだろう。 全ての権限を委任する、と言われても、フシは困ってしまう。これまでだってだいぶ能力を持て余し気味ではあったのだ。これ以上仕事が増えて心配事が増えたら、ただでさえ不安定なフシのメンタルではやっていけそうもない。だからこそ周りのみんなも基本的には反対の姿勢。ただ、そうして「フシが次のステージに行く」ことを悪く思わない人間もいる。ボンはサポーターの中でも一番大局的にものを見られる人間。そしてユーキは物事を決してネガティブに受け取らない人間。このあたりの連中が「やってもいいんじゃね?」と言っているのだから、フシもまだ考える余地は残っているのかもしれない。 あんだけ色んな人間が集まってるけど、最後にフシの背中を押して当座の決断を下したのがマーチの一言っていうのがいかにもな話よね。困った時はママに相談すればいいのよ。 総力戦! 第11話。ちゃんと懲罰勇者部隊が「部隊」っぽくなってるのをみると感慨深いものがありますね。いや、過去にもこうして実績残してたのかもしれないけど……ここまでチグハグ具合しかフォーカスされてなかったからな……。 いや、考えてみりゃ今回もツァーヴが来てないからまだ部隊としては完全じゃねぇんだな。でもまぁ、ある程度はザイロの思い通りに作戦は動いたんじゃなかろうか。民草へ侵攻してきたフェアリーについては都度対策部隊を置くことで処理。今回もその人徳の深さを見せつけてくれた陛下は相変わらずの活躍っぷり(本人は指示出してただけだけど)だし、しょーじき不安要素でしかなかったライノーも、言動こそ怪しかったが一応一般人への被害は出さずにことをおさめられたようだ。「倫理観の問題かな?」って分かってやってるのは本当にタチが悪いのだが。こうして並べると勇者部隊って中・長距離戦闘が得意なやつが多い気がするのだが……そんな中で1人奮戦したのがタツヤ。もう、近接戦闘は彼1人置いとけばなんとかなるんじゃないかな。今回は雷杖まで使いこなせることが判明し、気づけば部隊の中では一番計算しやすい安定の戦力ということに。 期待の大型戦力として投入されたジェイスだったが、竜騎兵対策として相手にも「砲兵」が投入された。「追尾弾」などという便利極まりないアイテムを持ち出され、「魔法があると近代兵器さえ超えるんじゃねぇか」と長距離砲の便利さをしみじみ感じることになる。でもまぁ、乱戦になれば精鋭の数で上回った勇者側に軍配が上がった。特攻をかけた女神&我が騎士の前に立ちはだかるのは再び見えたシジバウさん。フェアリーのサポートも得て一瞬だけザイロを撃ち倒せそうだったが、砲兵のサポートをこちらに回してしまったせいで対空防備が手薄になり、その隙をついたジェイスが地上への爆撃を強行。これでシジバウさんがロストしてしまう。さらに砲兵の目を近くに向けたことで今度は砲兵VS砲兵のマッチングでもバランスが傾く。まぁ、そもそもライノーの「砲」の方がだいぶチートだったようだが……容赦ない絨毯爆撃であっさりと落ちる敵側砲兵のおっちゃん(名前知らん)。これにて、相手軍に残されたのは中ボスポジションのブージャムのみとなった。 勇者軍は全員生存、相手は1人ってんだから楽勝のようにも見えるが、遠距離兵ばかりという状況をうまいこと利用され、血煙&土煙の目眩しで長距離武器を無効化。ジェイス・ライノーが機能しない中、結局は一騎打ち(女神付き)を強いられるザイロ。武装して真の姿を現したブージャムさんはフィジカル面では圧倒的なスペックを発揮し、問答無用で女神コンビをぶっ殺しかける。さしものザイロさんも走馬灯が頭をよぎらずにはいられない。しかし、そうしたことで過去の悔恨が魂をたぎらせ、最終的には「テオリッタちゃん守るぞエネルギー」に変換されて最終奥義の聖剣へと繋がってしまう。まー、やっぱどう考えてもマッチメイク的にブージャムさんは分が悪かったですね。彼の立ち振る舞いから、「魔王現象と一括りにされる連中にもいろんな考え方があるんやな」という事実と、「あのお方」的ラスボスの存在がはっきりと認識できたところを収穫と受け取っておこう。 これにて都市での攻防戦は一旦人間側の勝利で終了。しかし、それじゃぁお話が終わらないってことがございまして……団長さん、おじさん何してたの? だいじょぶ? 「死亡遊戯で飯を食う。」 6→3 すまねぇ……受け止めきれなかったんだ……ここまで初期評価と最終評価が分かれた作品も久しぶりだよ。まぁ、最近は途中でついていけなくなったらリタイアするからな。 白状しちゃうと、2つ目のミッション(つまり3話目あたり)でだいぶついていけなくなっていた。多くの視聴者が同じ感想を持ったと信じたいが、あまりに観念的な描写が多すぎて内容が理解できなくなったためだ。1話目で思わせぶりに表示されてたカウントアップ、結局最後まで出しっぱなしだったし……あれも意味があったんだろうか。もし最後まで集中力を切らさずに見ていたら何かしらの答えが得られていたかもしれないが、残念ながら今作にはそこまで集中力を持続させられるほどの引力が無かった。 苦しみながらも一応最後まで視聴を続けていたのは、監督の上野壮大氏というクリエイターは何かすごいものを生み出せる人物だと思っているから。こんな点数をつけておいてなんだが、未だその評価は変わっていない。それくらいに「義妹生活」のインパクトが大きかったのだ。しかし、今回も「義妹生活」に似たラインの演出方向で見せていたことが決してプラスには働かなかった。適材適所、作品内容と演出の噛み合わせ。そこへの配慮は正直足りていなかったと思う。この人がこういう演出一本でしか作品が展開できないとしたら……まぁ、何かうまいこと噛み合う原作を見つけるか、オリジナルを展開するしかないだろうね。でも、かつてクセつよ監督の代表と言われていた新房昭之だって、周りをねじ伏せてストロングスタイルで傑作を何本も世に出しているわけで、決して噛み合わない武器ではないと思っているよ。 それでは、今作でなぜその「武器」がはまらなかったかということを漠然とではあるが考えてみると、「義妹生活」との大きな違いは「リアリティラインの差」である。いや、別に義妹との恋愛ドラマがそこまでリアルだとは思わないが、「妹がいる」「他者との愛情について考える」、ひいては「恋愛をする」は広く人類が理解できる通念なわけで、そこに前提条件はいらない。誰もが皆、どこかで自分も経験したかもしれないあれやこれやなので読み込みを深くすることが可能で、多分に観念的であったり、抽象度を上げたとしても、それを汲み取るだけの受容器官が備わっている。あまりに普遍的すぎるので普通にやったら「ベタ」になるかもしれない題材を、斬新な演出でもって真に迫ってみせるスタイルがハマったのだ。 対して今作はどうだろう。原作を読んだことがないのであまり断定的なことは言えないのだが、やはり「デスゲームもの」はどこかアホっぽくはある。当然リアリティなんて置き去りランナウェイだろうし、多分今作の「デスゲーム」は過去の類似作品と比較してもかなりアホ寄りというか、適当なものだったようには思う。ルールも分からんし世界観も見えない。ましてそんなゲームに参加している少女たちの心情など、普通の人間はいくらも引き寄せて理解することはできないだろう。そこにさらに理解を困難にするような演出・ギミックを混ぜ込まれては、そりゃ「分からんもの」にしかならないのではないか。 映像部分にしても、止め絵のインパクトの強さが初期配点の要素でもあったのだが、流石に「殺し殺されデスゲーム」の画面としては静的すぎる。多用された遠景の固定カメラからの長回しは切迫感を生み出せないし、カット割りのぶつ切り加減も緊迫感を寸断することになってしまう。監督が描きたかったのは狂った状況に身を置く1人1人の少女の内情なのだということは理解しつつも、それを追うために必要となる前提、「まず何が起こっているのか」を伝えるための情報が足りなすぎた。毎度毎度何か大切なものをすっ飛ばして偏執的な撮り方をされるのは、なんだかラーメンのうまさが知りたいのに延々メンマの断面だけ映されてるような、そんな違和感があるのだ。 うーむ、強い作家性というのは評価したいし拾えるものなら拾いたいとは思うのだが……今作については、本当に題材との噛み合わせが悪すぎた。次作は仕切り直して頑張っていただきたい。 ジャイアントもレッサーもどっちも可愛いじゃん、第34話。かなはどう見ても愛嬌でいえばレッサーの方が近い気がするけども。ちなみに声優業界でパンダといえば井口裕香です。(個人の認識です) さぁ、一気に映画制作が加速する。主演女優を決める「個人間オーディション」は試みとしてもだいぶ無茶だし、その内実もだいぶエグい。不知火フリルはルビーの実情も、なんならあかねとアクアの地獄の関係性すらもろくに認識せず、ほんとに個人的な興味と都合からこの2人を呼びつけたものだと思われる。役者としては優秀な人物なのだろうし、ルビーたちの「友達」としてもそれなりの配慮はしてくれているだろうが、それでもなお、このキャスティングでかかる負担は彼女の想像の埒外。まぁ、もし全てを理解していたとしても、そんな状況で役を受けられたかどうかは微妙だが。 ルビーは何も知らずにオーディションに加わったので、最初の演技については本当に「嘘つき」と言われて思うがままに出てきたものを表現したのだろう。しかし、その状況ですらあれが「滲み出て」しまう時点で彼女は役者としては大きなビハインドを抱えている。いや、役者としてはむしろ武器になりうるのかもしれないが……何かを演じるたびに精神がゴリゴリ削れていく彼女の生い立ちは、やはり役者ではなくアイドルとしての分かりやすい「嘘」をかぶっていた方がマシだったのではなかろうか。 そして間の悪いことに、あかねは持ち前の洞察力(と事前のアクア情報)によってフリルの企みを看破。演じるべきが星野アイであることを突きつけ、フリルの真意を引き出す。あかねの目的はあくまでもアクアに対してアクションをかけること。彼とよりを戻そうとまでは思っていないかもしれないが、一時は「代わりに泥を被ろう」とすら思っていた関係なのだし、何か取り返しのつかないことをやろうとしているならなんとか止めようというのは後でアクアにも告げた通りの本心だろう。そのために、映画の中になんらかの役で食い込んでおきたいとは思っているが、それは別に主役のアイじゃなくてもいいとのこと。 そうして利害が一致したからこそ「個人間」のオーディションではルビーが選出されたわけだが、後から考えれば、ここであかねが何としても止めてくれていた方がよかったような気もする。ただでさえ「嘘」をつき続けなければいけないルビーが、まさかのアイ役で色々なものを背負い込みすぎることでこれまで以上の摩耗を強いられる。あかね目線ならこのルビーのピンチにも気づいて止められたかも、と思うのは流石に買い被りすぎだろうか。結局、アクアから三行半を叩きつけられてしまったことで、あかねという有用な人材が活かしきれない「異分子」になってしまったことは各所に与える影響がでかい。 ルビーはアクアの「復讐」の突端をつかみ、再び揺れている。アイを私利私欲で利用したと思っていた兄だったが、どうやら根幹は自分と同じでずっとブレていない。そして残念ながら、ルビーの目からはアクアの企みの奥底まで見通すことはできない。どのような形で関わったらいいのかを決めかねる状態では、「役者として」「娘として」「妹として」最善を尽くすしかない。何より、ルビーの立場であれば半端な「星野アイ」を作り上げることは許されないだろう。 しかし、その結果どんどん自我がぐちゃぐちゃになるルビー。自分は星野ルビーなのか、星野アイなのか、はたまた天童寺さりななのか。「母」の面影がミックスされ、幼少期の記憶は「自分」なのか「役」なのかもあやふやな状態に。果たして、この状態のルビーにアイ役を受け止めるだけの余裕があるのだろうか。そして、まさかのスポンサーで登場した人物の名前は「天童寺」……。まだまだ波乱は続きそうだ。
冬来りなば? 第11話。考えすぎて損はない。考えて考えた先に未来は待っている。それが明るいか暗いかなんて、誰にも分からないけど。 今回は珍しく「心が押し潰されて泣きたい」みたいなシーンが少ない、明るい寄りのお話。いや、引き続きしんどい思いはしてるんだけどね。ただ、サブタイトルが「彷徨う」とか「縛る」とかじゃなくて「解き放つ」なのでね、ようやく朝ちゃんもこれまで迷ったことへのご褒美が与えられてもいい頃合いなんじゃなかろうか。 学校生活、そこには生徒の数だけ人生があり、違う世界がある。朝がショックを受けた優等生の森本さんの一言。そんなあからさまな怒りを世間に向けた彼女の存在自体も驚きだったし、自分が日常だと思っていた世界の一部に、そんな激しい感情が潜んでいたというのもびっくりだっただろう。そしてそんな森本さんは不登校になってしまっているという。何が彼女をそうさせたのか、朝には分からない。けれど、自分と違って「目立って」いた人たちの行動には、やはり何か考えさせられるものがある。 朝と同じ高校生だって、それぞれの世界で「目立たずに」生きたり「目立って」生きたりしている人がいる。野球部の誰かは、自分の人生を思って部活を辞める決心をしていた。それは前を向いているのか、後ろを向いているのか。気づかないところで、付き合っている高校生カップルがいた。高校時代の恋人なんて「目立つ」存在だが、朝と彼女たちの違いはなんなのか。そしていつも隣にいるえみりちゃんだって、朝には話していない何かがある。自分をカメラの中心に置いたドラマは、どこにあるのだろう。 朝が考えたい時のヒントは、いつだって大人たちだ。「目立つ」代表選手といえばもちろん槙生という格好の素材があるので、朝はとりあえず「槙生の悪口ノート」をつけてみることにした。以前「語彙がなぁ」と言われたことを気にしてもいるのだろうか。こまめに辞書を引いて作家の語彙力を吸収しようとするその姿勢は素晴らしい。たとえそれが罵詈雑言だけだったとしても。ただ、槙生が使いこなしているさまざまな言葉も、まだ朝にとっては実感を伴わないものも多いようだ。「空虚」を思い浮かべた時に想起されたのは亡き父と母の家庭のワンシーン……。確かにそのやりとりにはどこか虚ろさを伴っているようにも見えるのが「実際は籍を入れていなかった」という夫婦関係によるものかどうかは分からないが、それでも確かに目の前にいたのは「父」と「母」であった。失ったことを噛み締めて振り返るその記憶は、おそらく虚ろなものではなかったのだろう。 考えることが苦手な朝と、考えすぎの槙生。2人の認識のずれはまだまだ大きいが、朝がいちいち言葉を飲み込んで槙生に最後まで突っ込めないのは、自分の方が「下」にいるような引け目の感覚が大きかったのだろう。社会不適合にしか見えない槙生でも、自分を養って生活を維持できている。過去を振り返れば恋人だっていた。なんだかんだえ友人関係もそれなりに豊富だ。挙句サイン会にまで出ていき、「達者な」スピーチもこなせるそうな。なんだこの「目立つ」人種は。違いばかりを気にしてどんどん行き詰まっていく朝。しかし、そんな彼女の「キャラ自認」は槙生の友人・もつさんから一生に付されてしまう。「ほんとつまらないことで悩んでるのがいかにも若者らしい」と。悩める青少年にかける言葉としては割と最低の部類だ。 しかし、そんなあけすけな言葉こそが、難しいことが苦手な朝にはスカッと刺さる一言でもあったらしい。キャラを気にしなくていい。やりたいことがあるならやればいい。他人からのお仕着せじゃない、それはきっと朝が本当にやりたかったこと。そう言われて、喉の奥にずっと引っかかっていたような言葉も、ポロポロと出てくるようになった。とりあえず歌ってみた。いや、それはどうかと思うが……人それぞれに「解き放ち」方にはいろいろあるんだろう。朝は、歌ったら解き放てたのである。 人生は難しいことばかりだけど、人生はそんなに難しいもんじゃない。ケセラセラの精神でもって、ようやく朝も、ちょっとだけ生きやすいやり方が見えてきた。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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