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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ヤッター! 人格が色々ありすぎてもう本人も訳わかんなくなってるタイプの上田麗奈だ! 第22話! ……でもサブタイからしてティアちゃん全振り回を期待したけどそこまででもなかった……なんかもう、世界全部がカオス&カオス。この作品、もしかして原作もここで全部ぶん投げエンドになったりしてません?(まだ未完のようですが)

 数多の終幕が世界を覆う。最初にフィーチャーされたのは銀装兵団VSゾラさん。登場時はクールな参謀タイプだったゾラさんだったが、タラちゃん退場後はクレイジー風味を前面に押し出したこともあり、なりふり構わずフィジカル強化からの1対多の構図で暴れ回る、まさに「竜」。しかし残念ながらフィジカルだけなら兵団の面々も人後に落ちるものではなく、それぞれが持てるポテンシャルを5000%引き出しちゃったもんだから、結果としてはほぼ相打ち。先週やりたいことを全部やって落ちたジジイ、突然昔語をはじめて美味しいところを持ってっちゃった「クリストファー」さん、奥の手を披露し、メガネと最後にわかり合いながら果てたフーさん。全員が全員、文字通りに死力を尽くして満たされたままに退場。その背後には銀器姫との絶対的な絆があり、クリスさんの言葉を借りるなら「みんな、姫との間にはドラマを持っている」。だからこその兵団、だからこその最期。スターリアという1人の女性によって生み出された人の和が、こうして収束するのである。まぁ、ぶっちゃけ突然語られた昔話には「こんな世界の終わりみたいな状況でいきなり俗っぽい話されても……」と思わないではないが、1人1人にこんだけの話があるなら仕方ない。ワンピースなら全部数週間かけてやるところ(鬼滅なら1コマ)、これくらいのバランスがちょうどいいのだろう。残されたのはメガネとナサレナ。姫の死という結果に辿り着いても、彼らの物語はまだ終わっていない。メガネ、最終的に一番の主人公ポジじゃん……。ゾラさんのご冥福をお祈りします。

 一転、あんまドラマがない戦いを繰り広げるのは一切空気を読まないゴーレムさんと、それをサポートするキメラ。ボルギウス相手に単純な火力と物量で攻め上がり、スライム先輩がネビュリムを抑え込んだことで結界が瓦解、一気にゴーレム有利の盤面へ。ボルギウスさんも「死に際の一花」程度に考えていた決戦だろうが、血主のピンチとあって死ぬわけにもいかぬ。悲壮な戦いの中、なんと先にケリをつけに来たのはネビュリム。彼はもっともっと今後での活躍が期待されていた人物だったのが、なんとここで結界の再組成と引き換えに命をなげうった。おかげで残されたボルギウスさんは悲しみのどん底。怒りに任せてゴーレムとキメラを瞬殺してしまう。なんやこの展開。ここで上位竜のほとんどが朽ち果てることになるが、残ってるのがボルギウスとカムイて。……序盤にディザストロワあたりをぶっ殺しといた効果がここで出てるんでしょうかね。

 人も竜も被害は甚大。ここまでやってラスボス決戦はどうなるかというと、相変わらずねちっこい攻めで正義な感じが1ミリもないクリムゾンがアルテマティア最大の弱点である「メンタルの弱さ」を突きまくる。どうやら彼はティア様の出生についてもおよそ全貌を知っているようで……そういや彼女も他の竜と同様に元々は単なる人なのか。……ただ、他の連中と違って「ただの人」とは言っても太陽神教の変なクローン軍団・カルラの1体からの派生ということらしい。「カルラ」という存在がなんなのかもまだよく分かっていないのでその先の真実には未だ辿り着いていないのだが……あくまでも他の竜種と同様に竜の血によって生み出されたものであることは間違いない様子。ただ、彼女の場合は出自の曖昧さと「神」の存在がよりメンタルを不安定にしているようで……クリムゾンは彼女の内面をどこまで理解しているのかしら。

 ま、増殖するうえしゃまをまた見られたのでそれだけで一旦満足しておこう。このアニメ、どこかでオチはつけられるのかい?

 
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 とんでもねぇ引き、第11話! でもライオスたちにとってはショッキングだったかもしれんが、正直視聴者たちは「いや、そうなってんじゃねぇの」とは思ってたのであんまりサプライズではないよ? まぁ、多分ここからハッピー反転するだろうけど……人骨から生前の姿をイメージするのはなかなか大変ですよね。

 というわけでクライマックスとなるレッドドラゴン戦。サブタイが「1」ってことは次に「2」もあるってことなのだろうか。もう完全に決着ついちゃったけど……あぁ、今作は「処理して食う」ところまでがワンセットだから次回は全力調理回になるのかな。……妹喰らった竜は流石に食いたくなくない?

 それにしてもとにかくトリガー。見せてくれましたね大立ち回りの巨大ボス戦闘。レッドドラゴンのサイズ感ってのは程よくて、「現実ではありえねぇけど一歩間違えたら人類が敵対しそう」くらいの体躯。これが進撃してくる巨人だと一気にファンタジー風味というかうそっぽさが出てくるのだが、今回のレッドドラゴンくらいだとギリで「処分して肉を食う」というイヤなリアルに接続できるくらいの存在感。さらにライオスがそんなドラゴンの生態に詳しいことも一応は要素として効いており、全力のラスボス対策も基本的にライオスの事前知識あってこそであった。「生き物が火ぃ吹くとか無理やろ」という生物学的嘘も、なんとか理屈をつけて丸め込もうとしているのがこだわり部分。いや、別にそこは「魔力でどーのこーの」って言っちゃってもいいところだとは思うけどね。ちなみにブレスの原理がまんまるろ剣のひょっとこと同じでちょっと笑った。やっぱそれくらいしか方法が無いよな。内臓を引き摺り出して「随分と汚ねぇタネだぜ」って言ってほしかった。

 ドラゴンはサイズに見合ったタフネスも持ち合わせており、武器は通じないし魔法も通じない。古代都市の構造そのものを活用したトラップ作戦も成功度合いで言ったら3割くらいか。あの廊下落としを堪えるバケモンの相手はそりゃ無理だよ。せっかくマルシルがかつてないくらいしっかり呪文を唱えて素晴らしいエフェクト作画で見せてくれたってのに……真面目に準備すればおっきな魔法も駆使できるあたり、優等生だったマルシルの面目躍如。そしてそこからトドメを刺しに行くまでのスペクタクルが理屈抜きでアツいっすね。そもそも「街中の建造物を縫ってドラゴンと戦う」っていうシチュエーション自体がかなり珍しいのでその画面の新鮮さだけでも見入ってしまうが、さらにドラゴンのまたぐらからのカットとか、すったもんだの末のライオスの捨て身の特攻とか、プロットとしてもアツい展開なのが良いね。ちゃんとミスリルの伏線も回収されるんやな(早すぎるやろ)。

 というわけで満身創痍ながらもドラゴン撃破。事後処理にはマルシルの回復魔法が大活躍で、専門じゃないと言っているマルシルですらあんだけ治療できるなら、そりゃ死者蘇生だってそこまでハードルが高くない世界なんだろうな、っていうのはなんとなく分かる。チルチャックとセンシがあんだけ回復に苦労したのに、ライオスだけ「なんか痒い」だったのがちょっとずるいが……内臓の損傷よりもわかりやすい外傷の方が治しやすいってことなんでしょうかね。

 そして訪れる怒涛のドラゴン解体タイム。壮絶な絵面なのにどっかで見たことあると思ったら、多分「空挺ドラゴンズ」の絵面だな。やってることは全く一緒だが、こいつらは完璧に解体できても基本食うことしかしなそう。まぁ、それもこれも全部ファリンが見つかってからだけど……見つかるんですかね。マジでこんなスプラッタな捜索が行われるとは思ってなかったが、どれくらいの姿で発見されたらセーフだったのか……。

 
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 俺たちはいったい何を見せられているんだ……(n話ぶりm度目)。何が平常なのかも分からなくしてしまえる剛腕ってのは間違いなく今作のもつパワーには違いないが。

 OMIAIってレベルじゃねぇお話。一応前回疑問に思っていた「ブレイバーンの真実に気付いてるのって本人を除けばルルだけみたいだけど、なんでルルはそれを感じ取っているんだろう」という謎に一発回答。ブレイバーン自身も謎転移存在だったわけだが、ルルはさらにそこから副次的に発生した「別な転移」を利用してのループマンだったという。現代アニメ、油断するとすーぐループする。タイムパラドクスなどの設定がどうなってるかはよく分かんないけど、スミスが無茶な転移を果たしてしまった後なので、その辺のディティールを考えてもしょうがなさそう。世界線の概念とかあるんでしょうかね。一応、ルルは「精神だけの転送」という形をとることで世界干渉の影響を最小限に抑えているようには見えなくもないが、こいつらの世界でそうした概念があるのかどうかもよく分からない。まぁ、あとは「ノリと勢い」だろうな。

 というわけでルルもスミスとは違った尺度で「悲劇」を体験した人物だった。そこから導き出される結論は「ルル=主人公」。……うん、むさ苦しいおっさんが主人公のアニメより、はつらつガーピー少女が主人公のアニメの方がいいよね!(個人の感想です) ぶっちゃけ成長後のルルはそこまで魅力的にも見えなかったのだが、はつらつガーピー状態だと台詞回しも含めて全部可愛い。エンドカードとかナイスご褒美。これ、ここまでの数話で「ガー」と「ピー」にこんだけ文脈が用意されたからこそのキャラだよなぁ。あとナチュラルに会沢紗弥の声の使い方が良い。なかなか狙って出せるガーピー音じゃないと思うんですがいかがでしょうか。

 そしてそんなルルの世界改変の鍵を握るのがスペルヴィアという話なのだが……なぁ、こいついつの間にこんなおいしいポジションに収まってんだ? いや、そりゃイケボかもしれんが、杉田やぞ。推して参りたいだけの杉田やぞ。なんでこんなことになってん。気づけば「まぁ確かに色使いとかも2号ロボっぽいよな」みたいな納得感を醸し出してんじゃねぇよ。ブレイバーンに収まるのがムキムキマッチョ、スペルヴィアの中身は変身バンクじみたお着替えシーンまで用意してもらった可愛い女の子。もう圧倒的勝ち組じゃん。納得いかねぇ。でもルル可愛いからいいか。

 もう今回の結論それ以外に出てこねぇ。「ルル可愛いからいっか」。OMIAIしてんじゃねぇよ。ヘブン状態の効果見たの久しぶりだな!


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 終わりが近い、第11話。サブタイトルに表れた通り、寂寥に包まれながら描かれる幾つもの幕引き。修羅なる者の往く先何処。

 前回まででおよそ想定はできていたが、この度正式にリチアの圧倒的敗北が知らされる。所詮は小国の反乱、どれだけの鬼謀を弄したところで、体制を整え同様に修羅を並べた黄都に太刀打ちできるものではなかった。ヒグアレ、レグネジィが堕ちた時点でおそらく勝ちの目は薄かったのだろう。まぁ、そう考えると唯一黄都軍から完敗エンドだったニヒロだけなんかかわいそうではあるけれど。

 その末路は幸せなものだっただろうか、レグネジィは最愛のカーテとともに。まだかろうじて息のあったレグネジィが向かう先は当然カーテのところ。目の不自由な彼女が燃え盛る町から逃げ延びたはずもなく、焦土に佇む塔の上で相変わらず頼れる騎士を待つしかなかった。そこに必死にたどり着いたレグネジィは逃げるように促すが、そんなことが無理だろうことは多分レグネジィだって分かっている。もしかしたら、「被災者」であることを必死に訴え、タレンとの関係性さえ表に出さなければ多少のお目溢しはもらえるかもしれないという期待はあったかもしれない。実際、今回よりによって現場に駆けつけちゃったのがハルゲントさんだったもんだから、あわよくばそういう扱いになった可能性もあっただろう。しかしカーテからすればそんな選択に意味はない。これまで自分に尽くしてくれたレグネジィに対して最後まで仁義を通す。それがカーテという女性なのだ。不器用な2人の距離はいまや無くなった。そして、そんな「同胞」を睥睨するのは未だ底の見えぬアルス。ワイバーンと人族の少女の奇妙な関係性は、「同族」によって幕を下ろす。人の流す赤い血。人外の象徴たる青い血。混ざり合ったその色は、果たして何色か。

 タレンは自分の敗北をあっさり認め、魔王としての人生に終わりを迎えた。そんな彼女が最後に見送ったのはすでに生を終えて「二度目」を生きるシャルク。魔の者と魔王の間には何か通じ合ったものもあり、互いの人生観を称え、偲んだ。シャルクはまたどこかへ彷徨うのだろうか。そしてこの世界にあったのかどうかも分からぬ「魔王」の影を追うのだろうか。世界の謎は深まるばかり。

 そうして此度の戦争の決着はついた。残されるのは国の遺恨などではない、そこに関わる人と人の交わり。ギリギリまでただの愚かな被害者として振る舞っていたユノからは、起死回生の「一矢」が放たれていた。弱さを武器に、恥も外聞も無い人頼みの復讐劇。復讐の虚しさなど説いたところで彼女には無意味。なにしろダカイに対して復讐心を抱くことも間違っているし、その復讐をソウジロウに肩代わりさせることだって間違っている。もはやユノには大義名分はない。ただの弱者の怨嗟。それでも果たさずにはいられない、自分勝手で強烈な欲求。ダカイはそんな弱き者の身勝手さを甘く見ていた。

 ソウジロウVSダカイ、この世界の修羅の中では比較的真っ当なスタイルで戦う2人の決戦だが、誰もこれを「剣士の戦い」とは言わぬ。かたやソウジロウは剣士でありながら、その手にろくに切れぬなまくらを携えている。そしてダカイは盗賊であって剣士ではない。歪な直接対決は、ただ純粋に武の強みを目指したソウジロウに軍配が上がる。ダカイが貫くべき信条は、ソウジロウの身勝手さによって意図も容易く切り捨てられた。

 目の前で復讐を成し遂げられたユノ、その目には達成感など欠片もない。けれど彼女自身も分かっている。この「復讐」に意味などないことを。どれだけの強者を殺したところで、満足なんてしないことを。それでも彼女は復讐を続けるだろう。この世界そのものへの復讐として。

 
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 これが戦場、第10話。容赦ない展開だが、それでもどこか戦場にのんびり感があるのは致し方なし。

 とりあえずは想定通りの進行。それは視聴者側にとってもそうだし、魔族側にとっても、人類側にとってもそうだろう。魔族が大軍で攻めてくることはわかっていた。開戦の一撃こそスカされたものの、万全の迎撃体制をとっていた人類サイドもそりゃ元気。基本的に戦争ってのは防衛側が有利にできている。……まぁ、わざわざ平地に打って出たらそんな変わらんかもしれないが。想定通りの魔族の想定内の侵攻。それなら返せる程度には、正規軍は訓練を重ねていたはずだ。

 そしてそれはウサトたち異世界人も同じこと。いわばこの日のために望んでもいなかった(一部例外あり)異世界に呼び出され、必死に修行して迎えた本番当日である。先輩とカズキの勇者両名は優れた魔法能力で雑魚兵士を蹴散らす程度の働きはできているし、ウサトも通常の癒し手業務に加え、ローズの右腕として「戦場を駆ける」働きも一応は果たせている。地獄の特訓はきちんと活きているのである。しかし、ウサトがかかえる不安はあの未来視のこと。本当に訪れる未来なのか、そしてその未来は回避可能なのか。分からないならとりあえず走るしかない。こればっかりはローズに相談したところで解決はしないだろう。

 そして、そんな戦場のイレギュラーを引き起こすのが黒騎士の存在。前回突然現れたマジで謎のキャラで、よく分からんが幹部格だろうと思われるアーミラたちに対しても偉そうだったし、この世界では異世界人にも付与されなかったようなチート能力を持って余裕綽々の蹂躙体制。端的にずるい。まぁ、魔族の中でもかなり特異な存在には違いないだろうから、こんなんがワラワラ出てくる心配はなさそうだが……この1体がまぁ強い。

 犬上先輩は頑張っている。突如現れたイレギュラーに対してもできうる限りの対策を試み、浮わついたカズキを制御して何とか冷静に勝ちの目を拾おうと最善を尽くした。ただ、惜しむらくは圧倒的に実践経験が足りない。魔族という存在がどこまでのイレギュラーをはらんでいるのかを推定できない。まぁ、相手もあの手この手の欺瞞戦術を施していたので頭脳戦でも一歩及ばなかった状態ではあるのだが、この世界における「魔法」の詳細がわかっていない状態で、あの敵の能力を看破するのは流石に無理だっただろう。何とか2人で押さえ込もうと努力した結果、確実に仕留められる状態まで自らで確定させてしまい、勇者2人はあっけなく倒れ伏した。ここまでは見事にウサトの未来視の通りである。

 あとは、「地に倒れ伏した者」を復活させられる能力がこの「確定未来」をどこまでひっくり返せるか。現時点では仮に先輩達が復活できたとしても黒騎士の能力への対策がなければ打つ手がないわけだが……鍵になるのはローズが別れ際にささやいた「ウサトの切り札」か。なんかこう……ヒールの重ねがけでむしろ相手の体組織を壊す、的なものではないことを祈る。そんなことやってる変なヒーラーがちょこちょこいたので。ウサトにはずっとまっすぐな癒し手でいてほしいものである。

 
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 あれ、コフィンって意外と格好いいのでは……第22話。クライマックスということでメカ戦闘もこれまでにない盛り上がり。ここまでシャキシャキバトってくれれば、そりゃ格好良くも見えるってもんでさ。

 なんか、思ったよりもイデアールに人いた。そりゃま、これまでだって馬鹿でかい飛行船みたいなの飛ばしてた描写はあるんだし、その出自がアメイジアの生き残り部隊なのだからそこそこの規模でも何の不思議もないのだが、これまで回想シーン以外だとメインの3人以外の人間の存在があまり描かれてこなかったので、今回ヴァイスハイトさんが(なぜかホログラムで)全軍に指揮してるシーンでふつーに部隊を率いていたので「あ、こんなに隠れてたんだ」ってちょっと意外だった。なんでこの連中がこれまで外の世界の人間と一切接点を持ってなかったんだろう。

 そうして襲い来るイデアール軍団を前に、カナタたち地上チームも思いの外統制が取れている。普通に考えたら当事者のカナタたち以外はそこまでヴァイスさんたちとぶつかる理由もないはずなのだけど(だって今までその存在すらろくに認識されてなかった連中なのだから)、多分「マリアの作ったシャトルを守れ!」ってんでマイケルが号令をかけた結果なのだろう。クラウディアさんまで含めた全味方陣営が結集し、ここぞとばかりにイデアール軍を迎え撃つ。多分マシンスペックではアメイジア製に叶うもんじゃないのだろうが、数的にはこちらが有利。また、籠城戦に近いマッチングなので基本的には防衛側が有利なはず。まぁ、そんなに繊細な戦争なのかどうかもよく分からんが……とにかく、あつらえたように「いい勝負」にはなっている。お互い、どこまでこの抗争に意味を見出しているかがよく分からず、ほんとに上層部どうしのわがままのぶつけ合い(というか単にヴァイスのわがまま)にしか見えないので今ひとつモチベは上がらないのだが……幸いにして人が死ぬような戦争にもなってないので、メカバトルが派手なわりに、案外「小競り合い」程度の規模なのかもしれない。

 クラウディアさんがガンガン酒代を稼ぐ中、エリーはおよそヒロインとは思えない雑な戦い方で前線を支え、カナタだって今となってはそこそこの戦歴。ちゃんとコフィンを駆って戦える立派なソルジャーになっている。そして当然攻めてくるのは未だお悩み中の黒仮面さん。この度正式にカナタから「マハトさん」と呼ばれていたので今後はマハト呼び固定で大丈夫かな? ミステルがシャトルの管理の方に回ってしまったため、カナタのサポートはノワールの仕事。シュネーとの直接対決だとまだシュネーの方に分があるようだったが、そこはもちろん、乱入してくるトキオに任せてしまえばいい。ついに幕をあけるバチバチのマハリヒ戦争。シュネーも強いがムートンはもっと強い。ポルナレフ(の中の人)がまるで時を止めてるみたいな戦い方するのは何とも皮肉なもんだが、そんだけゼロ型メイガスってのは戦況を左右する存在ということ。割とやりたい放題のとんでもバトルはやはり見ているだけでも楽しいですね。

 そうして一進一退で展開されたマハリヒ戦は、ギリギリのところでトキオの勝利……ではあったが、ここで空気を読んでいかにもラスボスらしい禍々しい機体で出撃してきたヴァイスハイトさん。そんな機体をちゃんと用意してたんやなぁ。なんかミステルは目撃後即座に「タコ足ィ!」って呼んでたけど、過去に面識あるんでしょうかね。

 ヴァイスハイトの乱入で押さえ込まれるトキオ。そしてあっという間に乱入からのシャトル鹵獲までを許してしまうガバガバっぷり。まー、そんだけヴァイスさんが強かったということなのだろうが、ここでのヴァイスの動きが今回よく分からんかった要素。散々マウントを取りながら「地上の人間にしては〜〜」って連呼しつつ、それでもやっぱりシャトルは欲しかったってんで持ち逃げ。いや、ヴァイスがイストワールを目指したがるのはわかるのだが、「お空の上のイストワール行きたい」という目的を掲げていたとしても、「だから地上の人間が開発した飛べるかどうかもよくわかってないシャトルを横取りする」にはならんと思うのだが。なんで自分たちよりも文明レベルが下だと思ってる連中の成果を横取りする必要があるんでしょう。別にヴァイスはマリアの才能を知ってるわけでもないし、そもそもマリア自身ですら成功するか分からんと言ってたプロジェクトなのに……。そこはむしろミステルへの信頼ってことかね。ただ、イストワール知識の有無で価値を判断するなら、むしろ大事なのってミステルじゃなくてノワールの方なのでは……ヴァイスさんはその辺ちゃんと分かって暴れてたんでしょうかね?

 まぁ、なんかよく分からんけど飛んでっちゃったのでこのバトルは終わりです。最終的に私の理想(予想)通りにシュネーさんがマハリヒ抗争を止めてくれてよかった。まー、基本的にこの世界ってヴァイス以外はみんないい人だからな(クラウディアだけやや微妙)。

 

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 お久しぶりです。第21話。こんだけ長期間にわたってアニメ感想書くの休んだのは久しぶり(ここウン年なかったこと)なので、もう文章の書き方を忘れかけている。サボってた分を取り返すために、ちょっとずつ追いかけながら溜まってる録画を消化していかないと。

 というわけで久々の感想だが、よりによってやたら欠損だらけのアニメ。この世界には最初から欠けてる人もいるけど、後からぼこぼこもげる。

 全面戦争の各戦況。まだどちらに傾くというほどでもなく、ただ各所で上位竜がぶつかり合っている様子が描かれ、全てが一進一退。人間の底力、実は結構すごいのでは?

 注目すべき戦況、1つ目は当然ラグナVSカムイだが、こちらはラグナがあくまで「善戦」レベルで未だどこまで通用しているかは分からない。ただ、その後の侵攻具合を見るとカムイはラグナとやり合うのが楽しすぎて、もうティアのことなんて気にもしてないみたいなんだよな。ネビュリムに全部任せて信用してるってことなのかもしれないけど。

 ただ、残念ながらそんなネビュリムの必死の防護策も「先代」には見事に突破されてしまう。元々クリムゾンが組み上げたシステムの流用だったということなのだろう、答えを知っている問題を解くように、クリムゾンはあっさりとアルテマティアが匿われている謎空間へ。ネビュリムの相手はスライム先輩が受け持っているようだ。未だ時操魔法が戻らないティアは、乗り込んできたクリムゾン相手に「竜への変身」という最後の手段で迎え撃つ。竜王スタイルになっても真っ白で綺麗なティアのフォルム。残念ながら焦りが先立っているので王の威厳も気品もないのは不憫である。もちろんアルテマティアとの直接対決を見越してクリムゾンも万全の姿勢で挑んでおり、以前ラグナに釘を刺された「死ぬ気のないやつが戦場に出てくんな」理論に反抗するためか、厳重なセキュリティの裏に隠していた心臓を装備しての参戦。クリムゾンがここまでのリスクを冒してくれるのは珍しいこと。まぁ、それによって何が変わるのかは分からないけども。

 必死のティアと、覚悟のクリムゾン。竜の王どうしの対決は未だ予断を許さないが、ここからヘルプが入らない前提ならば、場慣れしているクリムゾンの方が有利には見えるな。そうしてみると、今回の突撃&分離作戦は(どこまでがクリムゾンの狙いか分からないにしても)うまいこといってはいるんだよな。

 その他、ゾラさんはギリギリで駆けつけて奥の手を披露したフーさんとの戦闘。そして銀器姫の最後を看取ったナサレナの胸中は。……流石にあれは死んだよなぁ……ナサレナがこの状態で教団に戻ったかどうかは分からないけど、この後ラグナたちが教団と何の悶着も起こさないとは思えないよね。その時ナサレナはどうするつもりなのかしら。

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 いきなり更新してるやんけ、という話だが、まぁ、毎年のことなので一応。常に「あんま興味ないんだけどね」と言いながら、チラチラ横目で見るくらいのスタンス。「それって充分気にしてる人の所作でしょ」とか言わない。気にしてないんです。かつて愛想をつかしたし、今なお僕のイデオロギーには合致しないのです。まぁ、昔に比べたらだいぶ穏当にはなってきてるけどねぇ(予防線)。

 

 

○主演賞

市ノ瀬加那、浦和希

 

「フリーレン様、主演賞が取れました」

「そうかい、人間は寿命が短くて1度に1つしか受賞できないから大変だね」

 お題「こんなフリーレンはミミックの餌だ」。

 浦和希ってぇのはブルーロックの世一役の人とのこと。そして今年1年で言えば主演は「カミエラビ GOD.app」のみなので、この主演賞が2023年の主演を評する賞であるならば、「カミエラビ」が認められたということになりますね。嘘です、いつものアワードです。年次の概念なんてガバガバのガバです。ちなみに「今年の主演賞だったらどこをどうひっくり返しても小林千晃1択だろ」とは思ってますが、そうすると単なるフリーレンアワードになってしまうので遠慮したとか、しないとか。主にしないとか。

 

 

○助演賞

阿座上洋平/石見舞菜香/能登麻美子

 

 主演も合わせるとグエル・スレッタ・プロスペラと並ぶ、だいぶ水星に忖度したラインナップだけど、助演賞は毎年割と納得感がある。阿座上くんはすごくいいところだと思う。男性声優ってこの「新人とはもう言えない」くらいのキャリアでの働きぶりがとても重要で、そこで押し上げられる形の評価を得られたのは本人もさぞかし嬉しいだろうし、充分にその権利を有していると思う。石見ちゃんは言わずもがなで、今年は事実上市ノ瀬との一騎打ちみたいな形だったのかな。麻美子は……個人的にはねぇ、こうして子育てしながらも全盛期と変わらぬ仕事量でバリバリいい役をやって後輩にその背中を見せてくれてる「どストライク世代」が一番尊いと思っているので……本当にありがとう麻美子。これからも頑張って能登可愛いよ能登であり続けてくれ。

 

 

 

○新人声優賞

伊駒ゆりえ/榊原優希/戸谷菊之介/原菜乃華/羊宮妃那

 

 ぼちぼち。榊原優希は「デッドマウント・デスプレイ」の屍神殿とかだそうで、いかにも今っぽい高音の子、そう考えると1つ目の大看板でビシッとオリジナルの存在感を見せてた戸谷菊之介は割と偉いかも。伊駒ゆりえは流石に早すぎないか、という気もするが、唯一さっぱりわからなかった「原菜乃華」という名前でググって「あっ(察し)」ってなったので、まぁ。いつも通りですね。

 というわけでそんな中でも存在感を放つ羊宮妃那。こうしてみると「市ノ瀬→石見→羊宮」っていうラインから何となく「現代で求められる声優像」みたいなものが見えてきそうな気がしません?

 

 

○歌唱賞・ 結束バンド

○海外映画・ドラマ賞 ・ 高畑充希/村井國夫

○シナジー賞 ・ THE FIRST SLAM DUNK

○ゲーム賞 ・ 内田夕夜

○富山敬賞 ・ 佐々木望

○高橋和枝賞 ・ 岡村明美

○キッズファミリー賞 ・ ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー キャスト一同

○インフルエンサー賞 ・ 上坂すみれ

○MVS ・ 中村悠一

○功労賞 ・ 古川登志夫/山田栄子

 

 今年は放送見てなかったからよく分からんのだが、「マリオの映画キャスト一同」ってのは元のなの? それとも吹替? 「声優を評する」だったらどちらも可能性としてあり得るのだが……もしかして「どっちも」か? どちらか片方だとしたらこのクレジットは説明不足なのでは? あとすみぺもよくわかんないけどなんかやってたっけ?


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諸事情により、ちょっとの間更新停止(もしくは頻度低下)します。

単にアニメに触れにくい環境に身を置くので、デジタルデトックス的な感じで。

辛抱できなくなったらちょっと更新するかもしれんけど。

1週間ちょいで戻ります。


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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