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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
キツいしんどい苦しい辛い、第9話。青春の痛み、成長の苦しみ。みんながみんな、乗り越えなきゃいけない何かがある。 というわけで今期最大の難所が訪れました。ここを乗り越えればあとは晴れやかな景色が待っているだけなんですが、やはり吹奏楽部という大所帯を運営していく上で、さまざまな主義信条の違い、そして感情をぶつける先がないことへの苛立ちなど、降り積もるものはたくさんあるもので。今回はそれが「滝運営体制への疑問」という形で結実してしまい、部内各所に疑念の声が上がるようになってしまった。これだけ長いこと「北宇治吹部は実力主義」と謳っておきながら、いざ改革に乗り出せばこれだけの不信を招いてしまうというあたり、やはり何かを変えるというのはとてもとても難しい。 一番厄介なのは、今回の揉め事に「正しい指針」がないことである。顕在化している一番の問題は「滝センが正しいのか否か」ではあるのだが、彼だって神様でもなんでもないただの人間。なんなら指導者としてはまだまだ若造レベルの成長過程にある1人のしがない教師でしかない。そんなもん、ほんとに頼っていいのかどうかは誰にも分からないし、さらに根源的な問題として「音楽の良し悪し」「演奏の良し悪し」などそう簡単に決められるものはない。結局、関係者1人1人が自分の中に何らかの「神様」を打ち立てて、それを信じて従うしかないのである。 もちろん、これまでずっと部としての方針を主張してきたのであるから、滝支持派というか、何も間違ったことなど無いよ派も一定数いる。今回一番心強かったのはそちらの派閥に大きく寄っている1人が葉月だったことだ。彼女は去年時点ですでに後輩に敗れてステージに立てなかったという過去があり、彼女自身が語ったように、それをバネにして努力し、今年はそれが実ったからこそステージに立てた。ここで滝の判断に異を唱えられては、まるで自分の努力までもが否定されたかのように見えてしまうだろう。葉月自身はそんな僻んだ考え方をしていないとは思うが、「滝が正しかったからこそ自分は頑張れたし、結果は確実に伴っている」と、3年間の経験を基に心からそう発言できる彼女の芯は強い。また、ちょっと意外なところからは釜谷つばめちゃんもそちらの派閥。誰も触りたくないくらいにピリピリ熱々になってしまった久美子-真由間の関係性に、唯一踏み込めたのは同学年のつばめちゃんだけ。孤立無縁になってしまった真由をさりげなくサポートしつつ、そのための動機づけとして「滝先生はきちんと演奏を聞いて決めてくれているのだ」と発言していた。確かに「部長をソリから下ろす」という選択はこれ以上ないくらいに実力主義であることの標榜になり、「どうせ何らかの忖度が発生しているんでしょ?」と諦めたり、たかを括っていた人間がいたとしたらこれ以上ないアンサーになっている。つばめちゃんはしっかりとその点を見ていた。 他方、やはり少々急き過ぎているかに見える滝の判断に疑問を持つ者は多い。今回は仲良し4人組にもその分裂が起こっており、意外にも釈然としない様子だったのは緑輝。別に彼女は滝が判断することに文句を言っているわけではないが、「久美子と真由の実力はほぼ一緒なんだから久美子の方が良かった」と発言した。この緑輝の発言はまず、客観的に見て「久美子と真由はほぼ実力が拮抗している」ということの提示である。この世界における緑輝が他者を超越した「特権的立場」にあることは何度か触れているが、そんな彼女の口からはっきりと「真由が目立って久美子よりもうまいわけではない」という保証が出たことにより、我々視聴者も問題を考え直さざるを得なくなってくる。「滝は本当に上手い人間から選んでいる」という前提が覆るからだ。自分の経験に根差し、信念を持って滝を評価する葉月と、神のごとき視座から客観でもって滝を批判する緑輝。この2人ですら意見が分かれるほどに、現在の吹部は混沌としているのだ。 それでは肝心の部長はどうなのか? 久美子はどこまで行ってもお人好しすぎる上に部長という立場にもなまじ慣れてしまったがため、なかなか当事者として事態を客観視するのが難しい。真由からの執拗な(空気を読めない)気遣い発言には流石にイラついてしまったし、方々から耳に入ってくる滝の批判を聞けば、流石に「なんで自分が」という気持ちにもなってくるだろう。こればかりは人としてどうしようもないところである。そこにさまざまな厄介ごとの相談が舞い込めば、いちいち部員1人1人に気を遣って当たり障りのない発言をする必要もあり、おそらく久美子の中でも何が正しく、自分が何を正しいと思っているのかすらよく分からなくなったかもしれない。 そこで変なかたちの助け舟を出してくれたのは秀一だった。彼は久美子がソリから外されてしまったことで、なんと「拗ねた」。高校3年生の男子が、後輩から心配されちゃうくらいに露骨に、「大人気なく」拗ねたのである。そんな秀一の様子を見て、久美子は笑ってしまった。そう、面倒臭いことを必死に考えて必死に理屈をつけようとしていた自分に対し、秀一は周りの目など気にせずに子供のように感情を露わにして見せたのである。この幼馴染の行動に、久美子の肩の力が抜け、救われたのは事実だろう。まぁ、だからとて解決策が提示されるわけではないのだが、自分の周りには「そういう考えをはっきり持っている人がいる」という事実を再認識し、改めて立ち位置を探るための道標になってくれたはず。何も確たるものがないこの状況で、部長は高校生とは思えないくらいに難しい判断を迫られている。 そして、頑なに何かを信奉しているように見えて、実は一番揺れてしまっているのは多分麗奈なのだ。彼女の主張は終始一貫しており、「滝先生は絶対、逆らうなんて言語道断」という強硬派として部内でも恐れられている。疑う声は弾圧し、やる気がなければ蹴り落とす。そんなやりすぎとも言える言動で部内の空気をさらに悪くしてしまっている。しかし、彼女とて馬鹿ではない。滝昇という1人の人間が絶対的に正しいなどということはあり得ないことは承知しているはずだ。そして何より、自分が一番信頼していた久美子が隣からいなくなってしまった。今回のオーディション結果に、一番納得いっていないのは本来なら麗奈のはずなのだ。しかし彼女はそんなことを発言することはできない。自分を自分として保つために、全てをまるっと飲み込んで、反対意見を糾弾する。そうして強い立場にいなければ、彼女はすがるものを失って足元がおぼつかないのだろう。だからこそ、久美子の態度が逆鱗に触れるのもわかる。久美子のために、久美子が招いたこの事態のために、麗奈は必死に自分を「正そうと」している。世界の正しさを自分の正しさに沿わせようとしている。しかし久美子はのらりくらりと周りに合わせ、麗奈が必死に守ろうとしている「正しさ」を揺るがせにしているのだ。それが麗奈にとってどれだけ危険なことなのか、分かっていないのだ。 ちぐはぐなのは間違いない。ただ、どこを見ても単なるエゴからくるぶつかり合いはなく、互いに互いを伺うからこそ、軋轢は起こってしまう。ここを乗り越えてこそ、黄前久美子は名実共に部長になることができる。鍵はどこにあるか。試練は続く。 追伸:そんな中での久石奏さんの立ち振る舞い、今回も素晴らしかったです。
PR 間に挟まる百合姫のCMで久しぶりに新録のみゃー姉の声が聞けて嬉しかったです、第8話。……などという脇の話題から入らないといけない感じの、どうにも直視しづらい状態になっておりますが……。 お話の中身は別にいいんだよ。まぁ、今週はちょっと突っ込みたいところもあったけど、これまで通りの展開じゃん。問題は何かって言えば、もちろん視聴者の方はご存知の通りで放送クオリティなわけですよ。That’s Japanese “BANSAKU”。まー諦めて総集編挟むのは致し方ないというか、これ以上傷を広げない正しい判断ではあるんだろうが……どうせだったらもっと早くにその判断を下してほしかった……先週のあれが崩壊の序曲……というか崩壊のメインサビだったんじゃん。判断が遅い! というわけで、話を追いかけようにもどーしても画面が気になってなかなか入ってこない。カットによってはパリッとしたキャラデザがきちんと再現できてる部分も存在はしているのだが、カットの切り替わりで何が起こったか分からんくらいぐにゃりとデザインが曲がってしまうことが多くてしんどい。動画についても外注でも「もうちょいまともなとこないのか?」と思ってしまうぐらいにやっつけ仕事で、令和の世になってもアニメ制作現場の末期状態ってゼロ年代と大差ないんだなぁ、なんてことをしみじみ感じる。コンテにも全く力がなく、とにかく話の筋を通すためになんとなくのカット割を繋いでるだけ、みたいな状態になっており、さすがにキツくないかと思ってスタッフ確認したら今回コンテに名前クレジットされてねぇじゃん。責任取りたくない人(もしくは人たち)に回されてんじゃねぇか! ……限界なんでしょう。横ラボ、今後の仕事をお願いしたくない。 ……まぁなんとか心の目でストーリーだけ追う形で拾っていくと、まず亜季さんの暴走がいい具合に思い切っちゃったもんで何故か対バン展開になったというのは「ここまで来たらできる限りにぐちゃぐちゃにしちゃえ!」みたいな進行でちょっと面白い。大ガールズバンド時代でもなければ普通に生活してる女子高生が何かを賭けてバンド対決やるチャンスなんてないわけで、強引にでも何かを犠牲にした演奏に繋げられたのはむしろ功績と言える。まぁ、そんな話聞いたところでヨリをはじめとしたバンドメンバーが協力して必死に練習するかどうかは分からんけど……勝算が全くない状態でよく勝負ふっかけたもんだな。 そして、そんな対決バンドに板挟み……というか面白サンドイッチされてしまったのが我らがひまりさん。ヨリを通じて無事にことの全貌を知ることになり、志帆との対話も多少ギクシャクしそうなもんだが、ひまりさんの持ち前の人たらしスキルもあり、今のところは志帆とのマンツーマンの対話でもあんまり気まずさは表に出ていない。このままひまりさん周りは穏当に進んで欲しいものだが……問題は、志帆のやつが「亜季が惚れてる女のイマカノが目の前のひまり」っていうことを知らないってことなのよね。あ、でもひまりは亜希こと全部知ってるからそこで繋がるのは問題ないのかな? 気まずさアップの可能性があるとしたら、志帆がヨリに全部ぶちまけるパターンやな。……こいつならやりかねない……か? ひまり目線で志帆って別に悪いやつではないんだけど、今回彼女が語ってくれた昔話はあんまり共感できない微妙な内容だったのが引っかかるのよね。「自分より才能あるやつにコテンパンにされて挫けちゃった話」なわけだけど、そこから自尊心を保つために採った手段が「別な楽器」っていうのが根本的な負犬根性の表れでさ、そこで「ヴァイオリンで超える!」って思えなかった時点でもうトラウマは解消されない気がするのよね。さらに逃げた先のギターで亜希たちに嫌がらせしてるという腐れマウント状態になってしまっており、そこだけ見たら人間性も最低。ちょっと現時点ではフォローしづらい立ち位置に。描かれ方次第では同情の余地はあったと思うんだけど、今回のお話(と映像)だと「知らんわー、こいつダメ人間やんけー」としか思えなかった。ここから志帆さんが評判を上げる方法はあるんでしょうか。そして今作はまともな形で最終回を迎えることができるんでしょうか。 さぁ、事態がガンガン回り始めたわ、第9話。最初はちょっと追いかけるのが大変だった複数のドラマが少しずつ中央に向かって収束してくるこの感じ、実に良い。 Everlasting Shiratama stage、白珠さんの物語は回想に幕をあける。浜木綿が看破した通り、彼女が登殿する前に抱えていた秘密は禁断の恋。幼少期から「入内こそ全て」と北家の姫として育てられた白珠は、その不自由な生活の中で思想を縛られながらも、一途に一巳との愛を育んでいた。馬鹿な子ではないのでそれがダメなことだと分かってもいるし、叶わぬ願いであるということも重々承知。必死に自分を騙して宮中へと赴き、なんとか一巳のことは忘れ去ろうとしていた。しかし一巳さんだって惚れた女をそう簡単に諦め切れるものではない。宗家への密偵として遣われながら密書を通してなんとか白珠に通じ、いよいよこの度、彼女を迎えに行くと無謀にも宮中へ乗り込んできたのだ(それにしても警備がザルだな)。 想い人の英断に心揺れる白珠。しかし必死に自制を働かせ、たどり着いた結果が一巳の惨殺。しかも目の前で烏の姿のままで殺されてしまい、人としての尊厳まで奪われたかのような彼の死に様は到底受け入れらるものではない。これは勝手な想像だが、浜木綿が語った「断足の刑」の話(烏の姿のままであるのが何よりも重い刑罰であるという事実)と、一巳の死の実態(烏の姿で死んだので身元すらわからない)が同じ話数にまとめられたのは、彼の死がいかに悲惨なものだったかを伝える狙いもあったのだろう。 結果白珠はまともではいられなくなってしまい、そんな彼女の異状をもって浜木綿は何かの終わりを悟ったのかもしれない。白珠に身をひくことを提案して動向を伺ったが、白珠は最後に残された彼女の信念、意地でも入内するというその1点だけでなんとか自我を維持し、再び浜木綿へと牙を剥く。しかし、そんな精いっぱいの彼女の抵抗すら、百戦錬磨ですれっからしの浜木綿からしたら想定の範囲内だったのかもしれない。あけっぴろげに語られた南家の真実は、これまで白珠が抱え込んできた情念を軽々と上回る想像を絶するものだった。 南家による政権掌握計画。全く人の心が無い最低のプロジェクトだったが、「宮中ってのはそんなものだ」と浜木綿は訳知り顔。全部ぶちまけた挙句に「あー、しゃべっちゃったー」と白々しい様子でとっとと逃げる男前プリンセスの腹の底は未だ見えておらず、若宮と雪哉のいう「浜木綿はまだ何か隠している」は間違いなく事実だろう。あのタイミングで浜木綿が丸投げして逃げる意味もないし、ここまで見てきた彼女の人となりを考えるに、なんの益もない行動をするような人間とも思えない。もしかしたら白珠のぶっ壊れタイミングとこの宮中の動乱の様子を見て何かのきっかけを掴んだのかもしれない。普通に考えて彼女は南家に義理を果たす意味もなく、むしろ両親の仇である南家には敵対心を抱いていてもおかしくない。彼女がここで全てをぶちまけて逃げたことにより、確実に南家の立場は悪くなっている。浜木綿が単にそうした南家の没落だけを狙っているのか、それともその先があるのかは気になるところだ。 もちろん南家もいいようにやられて黙っているわけもない。おそらくここから長束派が多少強引にでも今回の騒動をうやむやに収めようと動くはず。次回は「若宮暗殺」ってことで武闘派連中が大きく動く様子。策謀の果てに何がまっていることやら。
「私、こういうの大好きなんです」、第9話。ルパさん、まさかの視聴者代弁。ちなみに今期は「ルパ」という名前が複数のアニメで被るというよく分からない奇跡が発生した。 今週はがっつり智ちゃん回。加入してからこっち、なんとなく上っ面の付き合いだけでバンドメンバーっぽい立ち位置になっていた智&ルパだったが、流石に何も描かれないままで進むはずもなく、ここにきてがっつり中心に据えたお当番回が回ってきた。でもまぁ、智のスタンスやパーソナリティはわりかし分かりやすいものだったので軋轢も含めて飲み込みやすいお話ではありましたね。今後あるかどうか分からないけど、ルパ回があるとしたら絶対に今回よりややこしい展開になると思う。 ストイックに音楽でてっぺんを目指し、他人にも自分にも厳しいリアリストちびっこコンポーザー。立ち位置としては一番近いのは多分球手ちゆさんだろう。まぁ、あそこまで好戦的でもないし、過去に何度もバンドがご破産になった経験から多少自分を抑えるようになってしまっていたみたいだが……そんな頑ななちびっこが少しずつメンバーとの交流で心を開いていく様子を描くのは非常に分かりやすいドラマメイクである。 こういう頑なで過去に傷を持つ子を打開する一番の要素はいつの時代も「空気を読まずに突っ込むバカ」と相場が決まっている。なんかもう、どんどんキャラの方向性が吹っ切れている井芹仁菜氏。初登場時は陰キャ代表のぐちぐち主人公だったくせに、いっぺんブレーキが壊れてしまった仁菜は距離感がバグったジャンプ漫画の主人公みたいな近距離パワー型主人公へ変異している。下手なくせに勢いで始めたギターを鳴らすのが楽しくてしょうがないギタボ志望の主人公と、そんな下手くそに振り回されて理屈が通じないことに辟易する世話焼きキーボード。どこぞのきらきら星コンビにも共通する部分があるかもしれない。仁菜がこんな風になってしまったことはむしろ智にとってはありがたいことだったのだろう。理屈が通じないシンプルなバカには、よりシンプルな方法で返してやるしかないのだ。打算も腹芸も全部おじゃんにして、ようやく願った道に進めそうな智さんの未来に幸あれ。 そんな智の来歴を語るため、都合のいいところで都合のいいコメントをくれる万能サポーターのルパ。相変わらず右へ左へとさまざまなシーンで役を選ばぬ大活躍を繰り広げており、終わってみれば全部がルパの思い描いていた設計図通りに進んだようにすら見えてしまう。元々の器がクソでかい奴なのは間違いないのだろうが、おそらく智という才能を真っ先に見抜き、保護して共に歩むだけの価値があると判断したからこそここまでサポートに徹してくれている側面もあるんじゃなかろうか。智とは「親に頼れない」という境遇だけが共通しているが、幸か不幸かひと足先に大人になったのがルパで、大人の特権で頼ってきた智を保護することに成功。なかなか他では類を見ない、「保護者と被保護者」という関係性のバンドメンバーである。ただ、よくよく見てみると常に余裕で大人の対応をしているルパも案外あけすけにやりたいようにやっている部分もあり、今回は桃香よりも先にナイスキャッチしたビールを飲み始めたシーンなんかに分かりやすいし、すばるさんブチギレの家屋損壊事件の主犯はルパである。そしてラストの河辺のシーンでは、うまい具合に智と仁菜の関係性をとりなすため、都合のいいところでちょっと声をかけて仁菜にこちらのことを気づかせたのもルパ。あそこで智の背中を押すのが一番有効だと判断したためなんだろう。色々と強かな女である。 それ以外のメンバーについては、「蛇嫌いでちょっと乙女アピール」・桃香さん。吹っ切れて音楽活動に向き合ってくれた桃香さんは基本的には頼りになる先輩ですね。 そして今回も不幸を一身に背負った苦労人のすばるさん。もうね、回を増すごとにどんどんすばる派になっている私からすると今回のご自宅でのドタバタも最高のエンタメでしたね。ただ、こうして智の絡み方が定まった結果だけを見ると、多分メンバー内で一番「本気でバンドをやってない」のがすばるだというのはちょっと気になる要素ですね。現時点では「智には聞いてないから何も言われない」としれっとした様子だが、これで智が本気でバンドのことを考えだして、すばるにダメ出しとか始めたらどうなるかは気になるところ。強く乗り越えてほしいとは思うのだが、さて……。 今回くらいの話なら好き、第8話。なんか1話目で良かった感触がちょっと蘇ってきました。 ということを伝えたかっただけの記事立て。というのもねぇ、今作はさ、実はここ最近あんまり面白くなくてね。今期は視聴本数を減らせていることもあって通常よりも若干感想を書いてる作品は多いのだが、それってつまり普段よりハードルを下げてるってことで、そこまでおもんないと思っていても記事を立てられる可能性があるってこと。全部読んでる奇特な人ならお察しかもしれないが、今期は今作とか、あと「Unnamed Memory」あたりは多分これまでの視聴体制だったら感想書いてないだろうな、と思う程度である。 ただ、今作がつまらないのに下駄を履かせたというわけではなく、1話目時点では実際に何か惹かれるものがあったからこそきちんとした視聴を続けていたわけで、その部分をずっと捕まえられれば幸せだった。ただ、残念ながらここ数話に関しては作画のそこはかとないやる気のなさにくわえ、どうにも引っかかってしまう絶妙テンポの演出方針などがネックとなり、ついに「書くことないなぁ」という位置まで落ちてしまっていたのだ。元々「ホラーアニメ」という大雑把な括りもあって「ダークギャザリング」からの延長で見ていた部分もある気がするのだが、正直、紅衣小女孩編はホラーとしてもアニメーションとしてもあんまり見るべき点がなく、2軍に下げざるを得ない状態になってしまった。 んで今回。話が変わってインタールードみたいなお話だったが、あんまり焦ってシナリオを進める必要がなかったおかげか、最初に観た時の丁寧な話運びが戻ってきた印象があったのだ。Aパートは不思議な書店とロリ菫子さんのお話。なんとここにきて、菫子さんのあの特徴的な話し方のルーツが明かされたのである。漫画のキャラってのは変な喋り方をする連中もしばしば登場するが、それって基本的に「キャラ設定」であって特に理由など語られることはない。本作はそこにもちゃんと理由をつけて、今の菫子さんの成り立ちに説得力を持たせてくれている。「本」という本作のキーアイテムともお話がうまく結びついているし、書籍姫がロリ薫子さんにしてくれたアドバイスもなかなかに興味深い。彼女が文筆家として花開くようになるまで、その内なる感性をじっくり醸成させていった理由がわかり、ますますキャラとしての魅力が増したのではなかろうか。まぁ、結局は今作は菫子さんという主人公のダイナミックな魅力が一番ってことになってしまうのだけども。尻でか団地妻、いいよね! ほんでBパートは次回へ続くお話になるようだが……今作でもVTuberが出てきましたね。現代怪談にはVTuberだって当然出てくるかぁ。そんなことより乙ちゃんがバイト続けてたりシズクさんがあのエピソード限りのゲストキャラじゃなくて今後も出てくれる可能性があることの方が驚きでしたけどね。怪異を乗り越えてみんな強く生きてるわ。 プリキュア放送通算1000回おめでとうございます、第18話。私個人としては視聴開始が途中からなのでその半分ちょいしか観てないんですが……この偉業を今後も継続していだければと。冒頭の記念映像で最後にモザイクが完成するところ、ラスト1ピースがまゆちゃんの泣き顔だったのが最高なんですが。 先週の一連のシーケンスを10回以上もリピート視聴してしまったためにだいぶニャミーショックもおさまって耐久力がついたんですが、週が明けて新たなエピソードがじゃぶじゃぶ追加される喜び。多分私は今、プリキュア視聴歴の中で一番幸せなシーズンを過ごしております。ガチでキャッツパクトを手に入れてやろうかと思って検索して、値段を見てそっ閉じしたおじさんは世界で私だけじゃないと思いたい。 そんな幸せ真っ只中の猫屋敷ストーリーなわけですが、残念ながらお話としてはダイレクトギスギス。今作では初のガルガル討伐失敗で次週へ引くという、文字通り「尾を引く」展開になっており、プリキュアの苦闘ぶり、そして猫屋敷姉妹(もうそう呼んで差し支えあるまい)の苦悩ぶりが実に辛い。ぶっちゃけ、一旦冷静になって客観視すれば悪いのはユキである。そりゃね、せっかくまゆがあれだけ頑張って作った大切な「友達」に対して、ユキさんは「あいつらとつるむと危ないでしょ、縁切りなさい」というあまりにも人の心がない言葉(猫だからね!)。よくある「子供の気持ちがわかってないクソ親ムーブ」なわけで、一身にお子さんたちからのヘイトを買ってもおかしくない、メインヒロイン(?)らしからぬ立ち振る舞いである。 でもさ、俺たちからすればそんな厄介さも含めてのニャミーなのよ。ユキちゃんなのよ。猫なのよ。猫ってぇのはどこまでも個人主義。どれだけ懐いた猫だって、犬のように24時間年中無休で従順ってわけじゃない。気分次第であり得ないくらいに甘えてくることもあるし、ヘソ曲げたらどれだけ懐いた飼い主にだって容赦しない。私だって猫と一緒に生活していた時分には、どれだけ相手して欲しくてもそっけない態度を取られてしょんぼりしたかと思えば、こっちが忙しかったり眠たかったりするのにやたらスリスリしてくる飼い猫に手を焼いたものである。猫が布団に乗ってきたら、そのスペースはもはや使用不可能だし、胸の上に乗せてあげた時にうっかり落ち着いて寝ついちゃったら耐久レースだ。猫との生活というのは、それくらいに全てを捧げてやる必要がある。覚悟がいる。それはもう、プリキュアをやるのと同じくらいの覚悟なのだ。そんなことを思いながらユキちゃんを見ていれば、クソみたいな信頼マウントだって猫心理的には当たり前なので愛嬌にすら思えてくるのである。 となれば、あとはまゆちゃんが覚悟を決めるしかない。良かれ悪しかれ、ユキが力を手に入れたことでこれまでの生活からは問答無用で色々なことが変わっていく。「飼い猫と対話できるようになる」という全人類の夢が叶ったことにより、その代償もまたついて回るのである。そう、これまで散々Twitter上なんかでも突っ込まれていたが、美少女に変身すると(視聴者目線では)わかっている飼い猫を散々吸い続けてきたまゆ。改めて美少女ユキちゃんを見てから過去の自分の所業がフラッシュバックしたら、そりゃぁ逃げ出したくもなるだろう。でもなまゆちゃん、もうそこは覚悟を決めるしかないんや。僕たちは君の覚悟を待っている。猫だろうが、美少女だろうが、臆せず吸え! 吸うんだ! などという要素もありつつ、とにかく世界は変わってしまった。ユキとの関係だってこれまで通りとはいかないのだし、女の子も日々成長するのである。ユキの心配は嫌というほど理解しつつも、新たな世界で一歩踏みだすことを迫られるまゆ。さぁ、次のステージへ進もうじゃないか。 次週、いよいよこの流れのクライマックスだ! 来週までは正座待機!(私は今からTwitterでユキまゆタグを漁ってきます) 今週はまさかのグリフィン被り、第22話。こんだけの数のアニメを同時視聴してると複数の作品で変な要素が被ることがちょいちょいあるんですが、今週は某なろうと「グリフィン討伐」という要素が被るという。作画が売りの2作品で別々なグリフィンが観察できるのは案外貴重な経験だったのかも。 シリアスとギャグ、ハードアクションとゆるモーションの緩急が楽しめるいかにも今作らしいお話でよかったですね。ただ、内容としてはここ最近で一気に核心に向かってるためになかなかハード。何しろ今回はこれまでず〜〜〜〜っと半年近くやんわりと謎に包まれていたセンシのパーソナリティにようやく踏み込めたお話。そりゃ重要なのは間違いない。今更な話だけどずっと帯同しているメンバーの出自についての言及がほとんどなくて、ここに来て重要なファクターになるってのも凄まじい設定だよな。人のことをさっぱり気にしないライオスという奇人が主人公だからこそ成立するお話。 そんなセンシの特異性が顕在化することになった事件がグリフィン襲撃。このダンジョンにはどんなモンスターがいても驚かないが、今回はレッドドラゴンやコカトリスに次ぐ大物。こんな連中が右も左もよく分からんダンジョン内にずっと棲息してるってのも恐ろしい状態だ。グリフィンは普段何を食べて生活してるんでしょうね。まぁ、狂乱の魔術師の気まぐれで作られたような存在だろうし、普段の生態にどれだけ意味があるかも分からんけど。とにかくそんなびっくり生物グリフィンを見て、センシが必要以上に動揺し、まさかのハヤニエられてしまうところからミッションの幕が開く。 はるか頭上に捕えられた仲間の救出。グリフィンというダイレクトな脅威もあり、普通に考えればこのパーティだったら詰んでる状態だと思うのだが、ハイパー魔法使いマルシルは自分の髪の毛を犠牲にして奇跡的な解決策を見出す(そういえばこれでマルシルも私のツボの1つである「作中でヘアスタイルが変わる系ヒロイン」の仲間入りをしたことになるな)。もはや黒魔術の技術を使うことになりふり構ってられなくなっているマルシル。今回のツールはなんと「使い魔」である。そんなもんいきなりチャレンジしてできるものかよ、とは思うが、考えてみりゃ既存の魂の入れ物であるファリンをそのまま復元することには(強引ながらも)成功したのだから、制限無しで「なんか新しい生命を作れ」の方がまだ簡単なのかもしれない。どう考えてもメインディッシュな食材を基に、今作屈指のゆるキャラである「謎の使い魔くん」3体が生成される。 何がすごいって、この使い魔くんたち、生成後にも形態変化と属性の付与が可能な便利存在であること。つまり魔法陣を使って命を与えた時点ではその存在が明確に定義されてなかったってことだよな。カードで言えば(なんで?)「原初の土」みたいな存在で、考えようによっては最強の環境適応力を持つ脅威の生物である。最初の1体はコントローラーが不慣れだったこともあり割とあっさり死んじゃったけど、それでも単なるエルフが操縦していきなり空を飛べたり、ちゃんとコントロールできてる時点ですごい。あとおんぶマルシルがかわいい。 そして2体目には魔物オタク・ライオスのこだわりが発揮されたワイバーンタイプに錬成。空気抵抗を削った機動力重視のボディに過去の強敵をオマージュしたいくらかの戦闘性能。現時点での「飛行生物」の最高形を目指したライオス肝入りの逸品。こちらもグリフィン相手には善戦したが、やはり生物としての格の違いを見せられて砂を噛む。そしてラスト1体、結局既存の知識だけをやりくりするだけのオタク知識には限界があったということで、ミラクルクリエイター・マルシルがただ1点に機能を集約させた「全く新しい生物」を生み出すことに成功する。不思議なことにその形態は「全く新しい未知の生物」なのにどこかで見たことがあるような気がするのだが……「天地創造デザイン部」とかに発注して許諾もらってきたらいいと思う。 もう、何が常識なのかもよく分からないトンチキバトルではあったが、万能使い魔という素材を通じてライオスの強さと厄介さ、そしてマルシルのピーキーさなどがちゃんと表れていて退屈しない展開。マルシルは真剣にバカやればやるほどどんどん可愛くなっていくのがずるいよな。とにかく無事にグリフィンを退治して大金星をゲットし、センシの救出にも成功。「改めて自己紹介」ということでチルチャックがしれっと爆弾発言をしたりもしたが、さて、いよいよここからが迷宮の最奥。まずはセンシの由来が語られる。……最終回が見えてくるのかなぁ……。 先週のギアスに続けて、2週連続で劇場へ。理由はいくつかあるんですが、まぁなんだ、最近は割といい日和じゃないですか。もうちょっとすると暑くて外出たくなくなるだろうし、せっかくの行楽シーズン、休日に家にいるのもどうかと思って外に出たかったというのが1つ目。そして本日6月1日。毎月1日はファーストデイってことで映画が安く視聴できますのでね。まぁ、これは劇場に行ってから気づいたんですけどね。あとこの作品はギアスのようにふつーにネトフリで配信されてるらしいので、劇場に金払わずに見ることもできるらしいんですけどね。そこはまぁ、いいじゃないですか。あとは最大の理由はこれまたギアスと同じ路線なんですが、「メインヒロインが富田美憂」ってのもありますね。いかにもな富田キャラだったのをCMで見て、「こいつぁいいや」と思ったというのが最大要因です。これでギアスのうえしゃま同様にたっぷりと滋養強壮に効く成分を摂取できればと思ったんですが……。 折り返し前の一言感想は、「まぁ、あんまり……」でした。ぽっと出のオリジナルアニメ、当たり外れが大きいのはしゃーなしだが……。
<というわけで以下ネタバレ含みます。否定的なニュアンスも含むので、視聴前に先入観を持ちたくない方は注意しましょう>
正統派の冒険活劇だってお手のもの! 第8話! 今回のコンテは稲垣さんだったんですね。この人もきちんとやることやれる人なんですよ。……って思って確認したら今「Re:Monster」の監督やってんのか……。 「ヒュドラ編」とでもいうべき今作とは思えない王道の魔物討伐話。ヒュドラはどうやら魔王軍と直接関係はない野生の(?)モンスターだったらしく、いつもの芸人さんたちみたいなちゃらんぽらん要素が一切無いので討伐クエストはガチ。普通だったら王都から正規の騎士団が駆り出されるレベルの対象なのだが、なんでか分からないけど(?)王都は騒動の真っ只中で戦力を割けないとのことで、近隣の村の人間だけでちゃっちゃと片付けないといけないという。主にカズマの責任で。まぁ、そこまで言われたら正義の申し子であるカズマさんパーティはそりゃ頑張りますよね。ほとんどの連中は嫌々でしたけどね。 改めて、こういうミッションだとパーティの個々の戦力の高さが確認できるので「言うてもなろう的なチート要素があるといえばあるんだよな」と再確認できる。主人公カズマさんは意外に指揮官としての能力が高く、ダクネスの暴走に対しては素早く「ダクネスはみんなに愛されてるから、村の人たちに声かけたら戦力集めて助けられる」という判断を下せたし、その大量の戦力をうまいこと役割分担して効率的な討伐プランを構築することに成功。「いや、盗賊スキルのバインドって力合わせたらそんなふうになんのかい」とか驚くポイントも多いが、全ては策士カズマの想定内なのだ。そんで単体戦力としても万能スキルであるエナジードレインがあるから敵の状況次第では一発勝ちも狙えるというのがカズマのズルいところ。普通はエナジードレインって「自分が吸えるだけ吸ったら終わり」な気がするんだけど、カズマは吸うだけならエンドレスなのがすげぇ。 めぐみんはシンプルな砲台。師父マトリフ曰く「魔法使いは突き詰めれば火力」であり、ひたすらに爆裂魔法だけを極めためぐみんはある意味で魔術師の規範と言えるのかもしれない(?)。これまでカズマさんは色んなミッションをこなしてきたが、考えてみりゃだいたいは「最後にエクスプロージョンがあればなんとかなる」っていうプランなんだよな。そのプランだけで劇場版が一本作れるくらいには安定してるし、繰り返し語られるデストロイヤー戦など、ここぞという戦闘はやはりめぐみんである。あと、多分地味に決戦の日までの連日の嫌がらせも戦況に影響してたと思うし。毎日一発とはいえあの規模の大ダメージが生み出せるなら戦略兵器としては充分でしょう。 今回のドラマの中心・ダクネスもスペックの高さは言わずもがな。タンク役必須の挑発スキルに加え、人間の限界を超えたパワーとタフネス。その根源には埒外の被虐性癖があり、痛めつけられるほどに強く意気盛んになる性格はFF2のように自分で自分をしばくレベル上げを導入しているかのようである。この度の相手は流石にデカすぎたし強すぎたので1人では太刀打ちできなかったが、偶然生み出されたカズマと1対1の極限状態では、単なる被虐を超えた難解極まりないシチュエーションにより“新感覚”というますます嫌な ちょむすけは可愛い。猫は液体とはもうしますが、容器にも入らずあそこまで液化できる猫はなかなかいないんじゃなかろうか。 最後にアクアは……えっと、ソロデビューできるくらいには歌が上手い……。即興の子守唄であれだけ聞かせてくれるんですから女神様(中の人)の歌唱力はさすがですよね。 ……いやまぁ、アクアのチート蘇生スキルがあればこそどんな極限戦闘でもギャグにしてしまえるっていうのは間違いない事実なので、アクアの神スキルも洒落になってはいないんですが、実際の戦闘シーンだとただ後方支援でブレッシングダンスを踊ってただけなのでどんだけ活躍したかは分からんのよね。大見得きってた沼の浄化も、決戦の日にはすっかりドロドロになってたし。まぁ、今期の評価は生まれるドラゴンにどんなオチをつけるかにかかっているだろう。 こうしてみんなの力を合わせ、今作ではまれによくあるちゃんといいお話。ギャグとしてのオチをつけることも忘れないが、奇妙な絆で結ばれた4人の家族のような関係性が確認できた良きエピソードでした。それだけにダクネスの決断は衝撃なわけだが……さぁカズマ、NTRれたくっころ騎士を取り返しに行くぞ。 |
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カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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