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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 アニメ登場回数ダントツ1位(俺調べ)の駅、京都駅が記録を更新! 第10話。しかも今回は普通アニメに使われる特徴的な正面の駅ビル風景じゃなくて(タワーだけ映ってたけど)裏手の八条口の風景が見られるというレアな描写である。実際、修学旅行生が使う貸切バスなんかは八条口のターミナルから発着するので、その辺もちゃんとリアルに作られているのだ!

 というわけでストレートで「けいおん!」と同じサブタイトルの今回。日常でもいちいちおもしれー連中なので、修学旅行なんてイベントが面白くならないわけがない。こないだキスして別れた鈴木と谷はちょっとドギマギ状態からスタートしたけど、「鈴木もちゃんと緊張してくれたんだぁ」ってことに谷が気づけて不和解消。あとはずっとイチャイチャである。

 と、その前に今回は久しぶりの西・山田カップルのお話が進行。まぁ、山田がいつも通りに無双してるだけなのだが、脇で観察してるホンちゃん(本田さん)のリアクションがいちいち全部面白いので退屈しない。彼女特有の「くちびるを内側に巻き込んで耐える」表情なんなの。西さんが引き続きいい子すぎてこの2人の関係性はたまに心配になるんだけど、西さんがホンちゃんに全幅の信頼を置いてるし、多分大丈夫なんだろう。

 さらに、名前的にも西さんと「正反対」な東さんを中心とした挿話もあり、個人的にはこの話の東のメンタリティがとても共感が持てるものでよかった。今作は本当に1人1人のキャラが色んなことを考えながら青春を生きてるのがいいよね。中学時代から浮き名を流していた(?)「雰囲気いい女」な東。以前も「なんとなく合わせてただけなんだよなー」ってんで殺伐としていたが、今回は修学旅行の班分けというダイレクトな問題に直面し、和気藹々とした現在のクラスの雰囲気の中で自分の立ち位置がどうなっているかを今更自問自答することになった。「中学時代も、1年生の時も本当の意味での友達なんて少なかった」という事実について、原因を究明しようとする東。「なぜ人付き合いがこうも緊張を強いられるのだろう」という疑問を巡らせ、「もしかしたら自分の考え方は色々余計だったのかも」と思い至る。最終的には鈴木を介してできた2人の「友達」ともお買い物に行けたし、東まわりの人間関係も変わってくるのかもしれない。

 さぁ、レッツ修学旅行。初日の鈴木は谷と一緒にお菓子作り体験で、偶然西・本田ペアと遭遇。本田さんからしたら未確認生物だった鈴木の初接触・初観測だったが、まぁ、変な奴だということは伝わったようである。谷との漫才が西さんに刺さってる様子もなんとなく受け入れているが、多分先日のお笑い動画のように、本田さんからしたら「何が面白いかは分からん」のかもしれん。いや、でも鈴木の私服のセンスだいぶおもろいやろ(そこかい)。ちなみに2日目の旅程はイラストからして「金閣→銀閣→清水寺」だと思われるが、その旅程だと京都市をほぼ一周ぐるっと回ることになるので公共交通機関だとかなりのタイムロスを覚悟する必要があるゾ。

 そして旅館では女子の部屋での恋バナ集中砲火が鈴木に浴びせられる。なるほど、「公然の付き合いだと思ってたけど、近しくないクラスメイトからしたら案外分からない」も真理よな。そしてこないだ一歩進んだんだけどまだまだ物足りない鈴木の悶々。青春だなァ。そこからお風呂シーンへと突入して一応はサービス回の様相だが、残念ながら今作はそういうサービスは特に求めてないから気にしなくていいぞ(いやでも東さんはなかなかセクシーではある)。ゆでダコ状態の鈴木はここで新たに「進展」を言葉にしている。「いい女風でどうでもいい女」な東さんからしたらウルセェ馬鹿野郎案件だ。

 女子どうしの絡みだと、修学旅行で「初めてすっぴん見る〜」なんて楽しみがあるのはちょっと驚き。そうか、そういうもんなのか。男どうしじゃそんなん絶対ないからな……せいぜい一緒に風呂入って「初めてちんこ見る〜」くらいだろうか。盛り上がる話題じゃねぇわ。しかし風呂上がりの鈴木さんは髪質的にはバフもかかっているらしく、数分間のシンデレラタイムに谷を見つけて突撃。お風呂上がりの初心者カップルなんて、それだけでだいぶ煩悩まみれですよねぇ。「谷って欲求あんの?」の答えはもちろんYESなわけだし。ま、それを発揮するのがここじゃないってだけですわ。ちなみに髪質サラサラの鈴木さん、ほんとに持続時間は数分だけらしく、谷と話してドギマギしてるうちにどんどん癖っ毛がぴこぴこし始めるの、すごく芸が細かいし面白かった。

 色んな関係性が、2日目に進展するのかしらねぇ。あらあらうふふ。

 
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 祝! グレイちゃん初登場!! 第11話! もっと、もっと時計塔を見せるんだ!

 などという戯言はさておき、こちらの作品もデトックス期間に前回の感想をサボってしまったため、展開が動きすぎておっかけるのが大変な状態。別に「観る」だけなら同じはずなんだけど、視聴後に記憶を呼び起こしながら記事を立てるとやっぱ理解度が違うんだよな。軽く前回の展開を振り返っておくと、ギルさんとセイバーのバトルが決着すると同時になんか変なのが介入してきてギルさんが死亡(瀕死?)。こちらは「イシュタル」という人物なんですが、名前は聞いたことがあるけどどんな存在かは全く知らない。名前を聞いたことがあるのも多分FGO関係のネタとかでちらほら「聞いた」だけだと思う。つまりFate界隈を履修してる人はそれなりに馴染みがあるんだろうが、私はよく分からんのである。しょうがないので簡単に調べてみたんだが、とりあえず「ギルさん及びエルキドゥさんの同時代に存在した関係者で、なんやかんやあってこの2人と敵対している」くらいの認識でいいのかしら。「なんで英霊でもねぇのにそんな奴がスノーフィールドにいるんだよ」という疑問に関しては、今回ご本人の回答で一旦納得するしかなさそう。要約すると「あの2人が再会した時に私が再起動するようにプログラムを仕込んでたのさ!」みたいなことだと解釈している。まぁ、とにかくギルさんは瀕死、エルキドゥは積極的に命を助けたりはしないが、多分マスターのティーネちゃんが悪い奴じゃないと分かれば、何かしらの協力関係は構築できそう、くらいの状況か。

 前回動いたもう1つの局面が真アーチャーVSバーサーカーの対戦で、一度は宝具を奪われ完敗したと思われたジャックさんだったが、現れたのは正義執行警官隊のサポーターであるキャスターさん。彼は武器のクラフトを専門として他の陣営にもサポートを施すことができるようで、打つてなしの状態だったバーサーカー陣営に対し、「でもお前、マスターとしてすげぇ才能持ってるじゃん」ってんで何がしかのフォローを展開。その結果「マスターとサーヴァントの力が一時的に融合してフュージョン状態に」というチートが発生し、警官隊との協力もあり、一時的に真アーチャーの撃退に成功。バーサーカーはまだ退場せずに済んだ。

 というところまでが前回だったわけだが……このどさくさで謎の存在だったライダーが結界を発動。付近にいた大量の陣営を巻き込んで固有領域に封じ込めてしまったという。飲み込まれたのはセイバー陣営&警官隊チーム、バーサーカー陣営と教会の面々、そしてシグマくんとアサシンのおねーさんの3チームである。このうち、シグマくんたちは直接マスターである繰丘椿と対面、ライダーの姿も目撃しているが、マジでなんなのか分かんなくて手をこまねいている。結界で切り離されてしまったせいでウォッチャーの力は使えないようだ。

 フラットくんは結界に捕まってもいつも通りな感じで、うまいこと「本当の世界」でエルキドゥが展開してくれた何かとアンテナを接続することに成功し、ウェイバーくんとの連絡も繋がった。教会の面々も含め、とりあえずの目標はライダーをどうこうするというよりもとにかく脱出が最優先の模様。そしてウェイバーくんから告げられたのが……。

 ということで今回中心にいたのはセイバー陣営である。気絶中の白昼夢でセイバーの過去と接続したアヤカ。彼女がセイバーを気遣い、セイバーは警官隊のことを気遣い、その結果みんなして椿ちゃんのことを気遣わなきゃ、という変な状況。まぁ、一番正義感あふれるチームなので、最終的に「ライダーは打倒しなきゃダメだけど、多分マスターの幼女に罪はないだろうからうまいこと助けてあげようねぇ」という結論に落ち着く。

 ただ、そんな中でどうにもアヤカの様子がおかしい。変な記憶の喚起、何故か響いてくるプレラーティの声。そしてウェイバーくんが告げた、「そのアヤカ偽物やで」という衝撃の事実。何から何までFakeだらけのこの世界、視聴者も翻弄されっぱなしですわ。

 
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 いい……最終回だった……最終話!! ほんとに全部の構造が綺麗よね。アニメスタッフはこの21話(+特番)の組み方をほんとに真剣に考えてくれたんだろうなぁ。

 よりによって前回分がデトックス期間だったため感想書いてないんだけど、前回分も色々あってふつーに面白い回でしたよね。特にループ再開したユーリきゅんが色んなループでやりたい放題やってるダイジェストカット。「このループもたっぷりみたーい!」っていう気持ちになるのが多くてさ。特にラキオと2人してグノーシアやる回。めっちゃユーリが楽しそうなのよねぇ。他にも「なんかループの比率的にユーリ子ちゃん回多くね?」ってのは気になったんですが……まぁ、仕様でしょうねぇ……。

 ってなこってループを「前回の10倍」繰り返したユーリは無事に目的を達成してセツの待つ宇宙に到達。決まったルートだったのか神の配剤か、なんとそこは最初に目覚めたのと同じ(もしくはめちゃそっくりな)世界線。初期メンが顔を連ねて5人だけで密度の濃い議論とわちゃわちゃを楽しむことができた。特にラキオさんといっぱい絡めたのはユーリにとっても感無量に違いない。まぁ、泥棒扱いされただけだけど。こんな状況でも理解が早いラキオ・リアクションが薄いジナ・諸悪の根源SQちゃんという座組みなのでとんでもねぇ事態になってもなんとなくついてきてくれるの助かるね。

 鍵をパスしたりパスされたりでややこしかった世界。「最終的になぁなぁで終わるんやろなぁ」と思っていたのだが、最後の最後でこの世界の謎を解き明かしたのはセツさん。おそらくユーリと同じようにこの宇宙で必死に情報集めをしたのだろう。ククルシカ暴動にも相当悩まされたのだろう。そこにユーリから「あれ、でも俺らの宇宙にククルシカおらんかったやで」という情報が入り、真相に辿り着いた(まぁ、あまりにパラドキシカルなのでよく思いついたとは思うが)。面白かったのは、SQちゃんがグノーシア化した時だけマナンになってるという種明かし。これ多分、過去ログ漁ったらSQちゃん狼回は全部一人称が違うってことよね。全部じゃなくても最悪1話目は「私」だったんだろう。ちゃんとそうやって拾える伏線用意してることと、そんなマナンの情報はユーリも独自に入手して答えに到達できるようになっているところがニクい。さらに「人格移せるならこの精巧な人形にも入れられるやろ」ってことで、なんとまさかのククルシカ爆誕。作品世界屈指の問題児であるマナンがぶち込まれた人形は元の宇宙に戻ったら多分レムナンくんを無意味に怯えさせたり、宇宙船ぶっ壊して悦に入ったり、色々な人生を謳歌しているに違いない。なるほど、あの時のククルシカも「どうせ死んでもループできるし」で無茶苦茶やってたってのは全部納得。まさかのネタバラシに拍手でございます。

 きっちり終わらせたことも偉いし、ラストはなんかよく分からないけど「ユーリくんも幸せになれるんだよ」という匂わせエンドになってるのもここまできたら当然の配慮だろう。巡り巡る宇宙の中で、とても良いものを見せてもらいました。これ、アニメ視聴者も「周回プレイ」が求められてるよね…………お互いにお疲れ様です。

 
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 マッスルスパーク、天翔龍閃、4回転サルコウ←New! 第21話。やっぱり修行パートから血の滲むような努力を経て手にいれる必殺技ってアツいですよね。ラインナップにジェネレーションとか諸々が浮き彫りになりますけど。ちなみにほんとはここに「バズーカチャンネル」も入れたかったんですが、流石にマイナーすぎるので自粛しました(自粛とは)。

 たどり着いたのは新潟の地。その過程でのコミュニケーションだけでもいのりちゃんにとっては万能薬みたいな効能もあった気がするが、そんなメンタルケアだけで済む問題ではない。……それはそうなんだけど、最終的に司も後部座席倒して寝てるってことで、事実上の同衾が早くも達成されてしまったという……既成事実ができたいのりさん、あとは先生にモーションかけるだけですよ!(なんて不純な見方しかできない大人なんだ)

 待ち構えていた魚淵は花江夏樹ボイスからも分かるように(?)なかなかにピーキーな人物で、ハーネスを使ったトレーニングのテクニックはもちろん一級品だが、その裏には彼独自の「スケート上達メソッド」もある。そりゃそうだよな。ハーネス扱うのが上手いっていうだけで一流トレーナーにはなれないわけで、それを裏付ける理論と実績があってこその名トレーナー。様々な問題を一瞬で看破し、今後のいのり(と司)の成長に必要な要素であれば、多少ハードルが高くてもガンガン要求してくる。骨折して間もない司に再びハーネスを握らせるのは鬼の所業だが、今後の練習を考えれば、やはり司自身がハーネスをマスターしないことには進めないのだ。ここで遠慮せずに要求する魚淵、それを受ける司。トレーナー勢の覚悟も決まる。

 魚淵のサポートのおかげでどうにか3回転ルッツまでは戻せそうないのりだったが、そこで魚淵から更なる劇的ドーピングな提案。何と「3回転技の難度あげるくらいなら4回転の方が早くね?」。

 司曰く「4回転なんて最初から想定に入れてなかった」とのことで、ジュニアでの4回転はそれくらいに無謀な話らしい。多分狼嵜光も4回転はやってないってことなのよね。気になって確認したら、ジュニアでの4回転は日本人選手だと5年前に当時12歳だった島田麻央選手が史上初めて成功させたとのことで、そんなとんでもねぇことをフィギュア歴がまだ浅いいのりさんに要求しているという話。だいぶ無茶苦茶っぽいが、スポ根漫画だったらそれくらいの無茶は通ってしまう。しかし、高校球児に150キロ投げさせるのだってちょっと前までは夢物語だったのに最近はホイホイ実現もしてるし……人類の進化は止まらないもので。いのりさんも今回見事に1回目の着氷に成功。これはVS光戦にも勝機が見えてきたってことなんでしょうね。

 今作らしさが出ていたのは、追い詰められて気のはやったいのりを諭す司の言葉だろう。「飛ばなくちゃ」ではダメだったという司の過去の経験から、何をモチベーションにするのが一番効果的かを考える。そして、いのりの天性の才を信じればこそ、「集中して、周りの世界を見て」というアドバイスを提出する。「周りの世界を見る」ことで一旦自身の身体にばかり集中していた意識を解放する意味もあるだろうし、何より「その景色を俺に教えて」がいのりに対しては最大の激励。「司先生と話すのが楽しい」「先生のために自分ができることをやりたい」が最大のモチベであるいのりにとって、これ以上の的確なアドバイスはなかっただろう。

 さぁまずは偉大な一歩目が踏み締められた。まだまだ、修行パートは終わらんぞ。

 
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 2日続けて三木眞一郎を打倒する、第19話。今週はとにかくミキシンウィーク。「勇者刑」でブージャムが現れ、フリーレンではレヴォルテ大暴れ。そして今作のイツキさんが言いたいこと言うだけ言って退場していった。あまりにもミキシン。

 今回はまさに集大成。前回前々回もかなりのバトル展開ではあったが、今週はついにフシVSミズハという頂上決戦が行われ、ここまで溜めてた(?)作画リソースを全解放。的にも見応えのある怪物バトルが繰り広げられ、長きにわたるノッカーとの戦争の(一応の)終焉にふさわしいものになっていた。ミズハさんは何をやらせても絵になるよなぁ。ほんでともりるがいい仕事してくれるのよ。

 とか言うてますけど、ことここに及んで「最終決戦」になる意味はあまり飲み込めていない。結局ノッカーは現代で何を目的として「生きて」きたのかがどうにも観念的で理解が及ばないし、ミズハノッカー、イツキノッカーなど、個々のノッカーでそれぞれの生存欲求が微妙にずれているので「ノッカー」という集合体としての意志が散逸してしまっている。最終的にミズハノッカーは「フシ!戦え!」に終始していたのに対し、それを見ていた監督役のイツキノッカーは「この調子だと今の時代でノッカーが優勢になるのは難しそうやなぁ」ってんで再びの「退場」を選択したらしい。まー、これまでの時間感覚からすれば無理に「現代」で優位を取る必要もないのでね。もう一回埋伏してフシの心境の変化や、社会構造の変化を待ってゆっくりと「理想のノッカー世界」を探るのも悪くはないのだろう。

 ただ、そうなるとやっぱり自らの血や家柄に縛られていたミズハノッカーさんがあまりに哀れ。「ミズハ」という個体につくノッカーとしてはユーキに正面から突破されて自尊心がボロボロ。搦め手ばかり考えちゃう性根の悪さが災いして、ユーキみたいな猪突猛進タイプを相手にすると調子を崩されてしまうノッカーさん不憫。それはまぁ、みもり&ひろとし大戦の時にも何となく見えてた性格かもしれないけど。地下道側に援軍にいったひろとし、何の役にも立ってなくて草。

 そしてケツをまくって逃げたあげく、当たり屋のようにフシにタイマンを挑んで「自分を納得させたい」と暴れ回るミズハノッカー。すでに器の大半を失っていたフシは盤面不利かと思われたが、最終兵器として温存していたカハクを繰り出し、「因縁」への決着を印象付けた。結局どこまでいってもハヤセの因縁を解消するためには歴史を振り返る以外にはないのだよな。それでもなお、堂々巡りの感は否めないけど。

 ミズハも、ミズハノッカーも打倒。これにて現代のノッカー戦争は終幕……と思われるが、まだ次回もお話は続く。やっぱりこれだけで平和エンドとは言えないってことか。あとはどんな後始末が残っているのか……。

 
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 毎年のことなので一応「見たよ」という報告まで。例によってあまり熱心に追いかけるつもりはないので受賞理由などの細かい部分はチェックしてません。

 

 

○主演賞

戸谷菊之介/若山詩音

 

 おお、若いね。いや、ここ最近は割と(女性の方は)若い人が続いてたからその流れか。去年(岡崎美保)一昨年(市ノ瀬加那)とだいたい同じくらいの年齢での受賞ですね(若山詩音がアラサーという衝撃の事実)。

 戸谷くんについては「劇場アニメで主演やると強い」というアワードの鉄則を守りつつ、それ以外にも活躍目覚ましいし、期待の若手という意味でもとても納得感のある(言い換えれば俺が気分よく受け入れられる)選出である。今年はデンジをやったそのままの勢いで「鉄鍋のジャン」でも主人公のジャンをやるらしいわよ……そんなに倫理観に欠ける声なんですかね(言いがかり)。

 そして若山詩音もここで名前が出てくるのは喜ばしいのだが……何が「主演」の理由なんでしょうね。Wikiで確認したら厳密に「主演」って言えるアニメって「ダンダダン」だけだったんだよな……。他のとこにチクチク文句言ってここに触れないのはフェアじゃないので一応不満気にしときますね。でもまぁ別に気分良く受け入れちゃってます。今後もこうして男女ともに若手が出てこられる環境になると気持ちよさはアップしていくんですがね。

 なお、2人とも過去に新人賞でピックアップされてるという事実にも触れておきますね。だってほら、持ち回りアワードなので……。

 

 

 

○助演賞

上田麗奈/川田紳司/田中真弓

 

 しゃま主演じゃろワレェ!!! と殴りこみをかけようかとも思ったが、まぁ、2025だけで見れば一応「助演」っぽさはあるので暴力沙汰は勘弁してやろう。レゼもゲストキャラという意味では「主演」ではない、という解釈で。何が面白いって、そんなしゃまが田中真弓と同じラインに並べられてることなんだよな。そりゃ助演もいっぱいやってるだろうが……今更田中真弓に「あなた助演です」って平気で言えるアワード、逆に強い説ある。

 川田紳司氏に関しては、もはや「いないと困る名バイプレイヤー」としての存在感がパないのでこの位置はしっくりくる。少し前に放送されたAT-Xのべーさんとの飲み番組のゲストで登場して「地味な仕事ばかりでして……」と謙遜する川田氏に対してベーさん(なんと同世代)が「でも、今年ヒゲマンでハネたじゃん! ガンダムでの活躍、羨ましいよ!」みたいなこと言ってたのはとても微笑ましかった。シャリアブル、確かにすげぇいい仕事だし、今後のガンダム仕事は太く長く繋がっていくよね。まぁ、そんなん無くても堂々たるキャリアだとは思いますけど。好きな川田紳司は、「刀語」のマニワニのカワウソです(よりによって)。

 

 

 

○新人声優賞

木村太飛/高野大河/寺澤百花/中山祥徳/菱川花菜/藤寺美徳/三川華月/村上まなつ

 

 ここに知らない名前があるとちょっと悔しい、新人部門。正直に白状すると、流石に女性声優は全員名前を認識できたが(ドヤ)、男の方は名前を見ても3人ともピンと来なかった。こればかりは興味の熱量が違うのでしょうがないが、幸い、経歴を確認して「あぁ、そういう仕事の人ね」という確認はできた(1度も声を聞いたことがない人はいなかった)のでちょっと安心。

 一応確認しておくと「木村太飛」(たいひ、と読むらしい)は「陰陽廻天Re:バース」で主人公のタケルを担当。それ以外にも大量にモブ仕事をやっており、賢プロ的には推してる役者っぽい。「高野大河」は(申し訳ないことに)一番印象が薄いが、一応「美男高校地球防衛部」の最新作で主人公をやっていた。受賞理由としちゃ弱いが、これより謎な年はいっぱいあるのでこれくらいは無問題。「中山祥徳」は「薫る花は凛と咲く」で主人公のリンタローくんを好演。低音で攻められる若手は重宝しますわよ。

 女性陣については1度はブログ内でも言及したことがある名前なので追記の必要もなさそうだが、今年一気に上がってきた名前で三川華月が出てきたのは興味深い。ちなみに初見殺しだが名前の読みは「ハルナ」である。ある意味キラキラネーム。また、個人的には「もう主演賞でもええんやで」というくらいチハルちゃん大好きなので奇声声優・寺澤百花がここで飛び出したことは素直に喜びたい。藤寺美徳ちゃんも、ほんとええ声の子らですわ。菱川花菜はキャリア的にもいい塩梅だが、村上まなつは4年前の「明日ちゃん」の印象が強いので若干の「今更?」感はある。Wikiによるとデビューは2019年らしいが……まぁ、アワードのガバガバ具合はもう文句を言う気もないので……受賞自体に不満はないよ!

 

 

○パーソナリティ賞

日笠陽子

 

 何故かわからんけど2022年にシステムに調整が入って以降選出されていなかった部門が4年ぶりに復活。んで選出されるのが日笠という……お前去年助演におったやろがい。何回でも書くけどさ、なんでわざわざ持ち回りで複数回受賞させて「日本の声優で評価されるのは一握りだけなんですよ」みたいなスタンス取るの? もっといくらでも表彰候補おるやろ。

 

 

 

○歌唱賞・ AiScReam

○海外映画・ドラマ賞 ・ 尾上松也/坂本真綾/田村睦心

○シナジー賞 ・ 「アイドルマスター」シリーズ

○ゲーム賞 ・ Fate/Grand Order

○富山敬賞 ・ 神尾晋一郎

○高橋和枝賞 ・ 佐久間レイ

○キッズファミリー賞 ・ リロ&スティッチ

○MVS ・ 石田彰

○功労賞 ・ 田原アルノ/よこざわけい子

○特別賞 ・ 水野なみ

 

 フォローしてないエリアが多いので何も言えないが……知らないから文句があるってわけじゃないです。アイスクリームは話題性抜群で文句なし、アイマスとFGOはたまたま「俺がフォローしてないでけぇコンテンツトップ2」みたいなところだけど、キャストも多いし、長年続けているコンテンツなのでその分の積み重ねもあるだろう。

 神尾晋一郎氏といえばあれですよね。「エグミレガシー」のウィザード役で有名な……いやごめん、よくわかりません。受賞理由もよく分かりません。なんか今年話題になるようなことをしてたんだっけ? まぁ、佐久間レイも別に「今年云々」ってわけでもないし、別にいいんでしょうね。リロ&スティッチも「なんで?」って思ったけど、実写版の映画公開が去年だったのか。

 石田彰の名前がここに上がるのちょっと草。特別賞の「水野なみ」さんという名前についてはマジで「誰?」ってなったけど、ミャクミャク様の声をやってた方とか。まぁ、そりゃ納得。

 ただ、一番分からんのは海外映画賞の尾上松也って名前なんだけど……歌舞伎役者・俳優の人? だよね? Wikiで確認してもこの1、2年でアニメとか吹き替えで何かやったっていうログが残ってなかったんだけど……どゆこと?(かろうじて「モアナ2」の吹き替えやってるか) 流石にお門違いすぎやしませんか? そういうとこだぞ。

 

あ、以上です。

 
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 この世界の教会、紋章がファイレクシアじゃん、第10話。「ジェイスという名前でどう考えても設定がサルカン」なキャラが出てきた時点で「あれ?」とは思っていたのだが、確認してみたらやっぱり作者はMTGプレイヤーのようである(ソースはAI検索)。このくらいのオマージュは……まぁ、ええんか? 他にも何かしらネタは仕込んであるのかしら(今キャラ表を確認したら、ザイロの婚約者がティボルトだった)。

 さておき、前回までで一旦町のギルドを巡るお話は片がついたように思われたが、当然首魁を取り逃している時点で次への布石でしかない。ザイロたちが警戒を強める中、容赦なく敵軍の進行は始まり、フェアリーを駆使した進行はあまりに苛烈なもの。基本的に人類側の対抗手段が乏しいため、侵攻されたらされ放題、肝心の軍部は一部の権力者の領分を守るのが精一杯だし、そもそも上層部にはすでに魔王側の諸々が入り込んでいるという情報も多いため、半ば機能してない状態である。最後に団長さんが尊敬する叔父の唱えた文句で何か気づいていたようだが……団長の血縁者まで転げてたらもうどうしようもなくない?

 まぁ、そんな人類軍に頼ることはできないので、勝負のカギは半グレ集団となった勇者たちに委ねられる。ザイロさんは面倒ごとこそ大っ嫌いだが、市街地が攻められるなんてあからさまな人類のピンチに対しては全力で抗わなきゃいけない。ツァーヴが負傷して戦力が削られた中、ベネティムに指示を出して次なる問題児を牢獄から解放することにした。男の名はライノー。役職は「砲兵」とのことで、ゴツい鎧と濃いルックス、むちゃくちゃな倫理観に中村悠一ボイスという特濃キャラクターでいかにも勇者らしい存在と言える。彼が「全員揃わなかったのか」と言っていた様子から、どうやらザイロ率いる9004部隊のメンバーはこれで全員らしい。こうして並べると……今のところ一番問題が無さそうなのがジェイスだが、次点に陛下がくるのが恐ろしい。いや、でも陛下単なるいい君主なんだよな。今回は食事シーンで優雅にナイフとフォークを使ってしょぼい焼き魚食ってるあたりに育ちの良さが伺えてニヤッとしてしまう。

 ライノーについては「垂れ流す高説はとても真っ当」という路線は陛下に近いものの、陛下は純粋に「臣民」のことを考えてくれている単なる変なやつなのに対し、ライノーの場合はどうにも倫理観がバグっていて最終的になんかぶっ放せば解決すると思っているあたりが厄介。ザイロも解放することを躊躇っていた理由は何となく理解できる。しかし状況が状況なので贅沢は言ってられず、決して市街戦向きとは言えない巨砲でもガンガン使って制圧戦に挑むしかないのである。ドッタは一応斥候役としてそこそこ活躍、タツヤはいつも通りで、ベネティムもやるべきことは一応やっているようだ(余計なこともいっぱいしてそうだけど)。ここにジェイスが合流すれば戦力は最大になりそうだが……今回は敵側もだいぶ戦力が洗練されてて強そうなのよねぇ。

 こういう作品の場合は「ついに誰か死ぬのでは!?」みたいなドキドキがあるものだが、今作に関しては「まぁ、死んでも刑は終わらないからな……」というので緊張していいのかどうかもよく分からない。とりあえずテオリッタ様が悲しまない展開になることを願うしかない。サインねだられてドヤ顔テオリッタ様だけでだいぶ癒されました。

 
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 公民館ってそんな安く借りられるんだ……第33話。いや、本筋と全然関係ない話だけどさ、なんかこぅ、普段レンタルスペースとか借りてること(マダミスとか、ドラフトとか)に使ったりできないものかと……。

 さておき、サブタイトルの「拝金と情熱」は主に前半パートの大人たちについて言及したものになっている。これまでアクアが出会ってきた様々な人脈の中でも一番濃いのは当然五反田監督。そしてそんな五反田が頼りにしている鏑木Pという2人のおっさんが現代日本の映画事情について熱くクールに語ってくれる。流石にアクアたちが映画制作の中枢部分に食い込むわけにはいかないので「全てアクアの思惑通り」とはならず、だいぶ表面をなぞったような描写になっている。それでもこれまでの「2.5次元舞台」や「恋愛リアリティショー」のように、芸能界絡みのあれこれについて読者に端的に示そうという姿勢の表れには違いない。「映画には金がかかる」「金が絡むのでキャスティングやらにもいろんな思惑が絡む」。まぁ、ちょっとでもエンタメに興味がある人間であれば誰しもが何となく知っているような話を改めて裏付けてくれたってことで。

 重要な要素として、アクアの思惑については大人2人はよく分かっていないことには気をつけねばならない。アクアはおそらくこの映画を通じてアイの事件を世間により広めることで神木輝への包囲網を敷くようなイメージでプランを練っていると思われるが、少なくとも五反田は「いい映画を作りたい」と思ってそれだけで頑張っている。アクアは「たまたま映画が作れる子供」という表現をしていたが、そんな子供に「刺激的な企画」というおもちゃを与えて、最大限に遊んでもらおうというのが狙いだろう。そして、そんな五反田の才能について理解している鏑木は「情熱」を受けて「商売」へと転化。「拝金」は言い過ぎかもしれないが、とにかく三者三様で己の思惑のために動いているのである。

 そうしてアクアは着実にゴールへのラインを引きながら、それ以外の道をガンガンに削ぎ落として後戻りできなくしている。かなとの関係性が改善したのはちょっと嬉しい副産物かもしれないが、その裏には間違いなく「あかねとの破局」が関わっているのだし、もはやアクアの方でもかなとの関係性を以前のようなものにしたいとはあまり思っていない。表面だけを見て浮かれているのはかなだけ。あとはまぁMEMちょだけど……今週もくねくねMEMちょは可愛かったです。でも、多分まだまだ心労は絶えないでしょう。

 しかし、そんなアクアにちょっとした誤算。ルビーのここ最近の成長っぷりを見せつけられた五反田が、主演のアイ役によりによって実の娘を起用したいといい出した。「真に迫る映画」を撮るなら確かに最善の方法なのだが……鏑木は当然反対。数字が出せるトップ女優の不知火フリルを推している。そしておそらくアクアとしても自分の身勝手な復讐劇に「何も知らない」ルビーを巻き込む気はないはずで、プランの中にルビーが関わってきそうなことを好ましくは思っていないだろう。

 そしてさらに悪いことには、どうやら不知火フリルはちょいとタガの外れた人物だったようで、上がキャスティングで揉めているのをいいことに、ルビーやあかねなど「ふさわしい」キャストを勝手に選びだして五反田の映画に刺激を与えようと画策している。この何も知らずにやっちゃってることがアクアの計画にはプラスになるように見えないのがが……さて、誰がどこから出てくることになるだろう。

 今回さらに「アクアとルビーに贈られたDVD」の存在も発覚。これが兄妹の関係修復に繋がるのか、さらなる分断の象徴となるのか。死してなお、アイは世間を振り回し続ける。世紀の嘘つきは、まだまだ真の姿を見せてくれない。

 
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 えみりちゃん、あなたもしかしてそういうことかしら? 第10話。あらあらまぁまぁ、これまでもちょっと雰囲気あったけどね。いいんじゃないかしら。ことにこの作品では「自分らしさ」の追求はやめてはいけないからね。

 1週間ブログの更新を休んで久しぶりの再開をこの作品にしたのだが(1話たりとも漏らすことができないため)、正直このカロリーの作品から始めるのは失敗だったかも。もうちょい胃に優しいアニメでリハビリすればよかった(「不滅のあなたへ」「グノーシア」「Fate」「正反対」の感想を休んだ)。まぁ、えみりちゃんを起点にとりあえず拾えるところを拾っていくしかないだろう。

 今回のサブタイトルは「縛る」ということで、最初に笠町と槙生の電話で出てきた「呪縛」と言う言葉がキーワードになっている。とはいえ、人間誰しもいろんなものに縛られているわけで、今回のお話で新しい束縛要素が出てきたという話でもない。象徴的なところでは朝が今は亡き実里に実質「縛られて」いたという話は繰り返し出てきていたし、前回前々回でようやく「両親の死」を受け入れたところで、「分かんないじゃん」な現状に違いはない。そこで少しずつ前に進もうとあれこれ思索を広げている朝。具体的には軽音部でのバンドの作詞活動にチャレンジして「叔母の血」みたいな部分を感じられないかと四苦八苦しているが、作詞はまだうまくいかず、しりとりだったり変なラップみたいになったり、何かを芯で捉えた感覚はない。でも、はたから見てる分には朝の言葉のセンスも悪くないと思いますけどね。槙生のあれだけのアドバイスからきちんとやるべきことを考えてトレーニングを実践できているし、そこから出てくる単語のチョイスも決して考えなしなものではない。「ポスターが笑う」とかは普通に歌詞に使えそうなフレーズだし。このまま進めば案外詩作の才能が出てくるのかもしれない。

 ただ、残念ながら現在の朝はまだ「縛られて」いるらしい。実里からも縛られているし、世間のたくさんの固定観念からも抜け出すのは容易じゃない。これまであまり自分で判断してこなかったことを(ある意味スパルタな槙生のせいで)色々考えなきゃいけなくなってしまった。流石に親の一周忌に何をするかはまだ高校生が決める話ではない気もするが……そこで投げかけてくるのが槙生という人間なのだ。

 今回興味深かった朝の思索の1つに「孤独とは砂漠のようなもの」という表現があった。何かしら真理がありそうな言い方だが、それに対する槙生の答えは「人によるんじゃない?」という身も蓋も無いもの。そして実際、同じタイミングで「違国」を感じたえみりちゃんが、朝の「違国」では絶対現れないような優雅なシーサイドで権限させていたのである。「えみりちゃんの違国ってなんだろうな」というのが色々と不思議な表現ではあったが、ここで明確に示されているのは「朝とえみりの違国は違うもの」、つまり「2人は孤独の捉え方も、他者との差の感じ方も違いますよ」という話である。

 そしてある意味で今回の主役とも言えるえみりちゃん。彼女はまず、自宅で両親と朝食のテーブルにつくところから始まる。「リケジョ」特集でひとネタ提供してきた父親に対して「それもセクハラ」と断じたえみりちゃん。どうやら彼女にとっての「束縛」は「性別」が大きく関わっているということらしい。彼女と一緒に理系に進むことになった友達は進学先が性差別を行っている事実に憤り、朝が「目を離せない」とまで感じた怒りを露わにしていた。この世界には、まだまだそういう潮流はいくらもあるのだ(この世界の時代設定は10年近く前ではあるが)。

 そして、どうやらえみりちゃんは進学や就職という問題だけでなく「性別」の問題に向き合っているらしい。これまで彼女が色恋の話になると極端な拒否反応を示していたのは、おそらく自身の問題に引きつけた時にそれが一般的な感情に付随していないという引け目を感じていたため。他人の色恋の構図を見ても、羨ましいだのなんだのと同じテンションで会話に乗れなかったため。だって、憧れの人は全く違うのだから。まさかのCV花澤香菜、多分この世界においてはかなり美人に属するだろうとと追われる女子校の誰かさん。これはまた、何かの刺激になりそうですね。

 そして、そんなお相手とえみりちゃんが行っていた雑談の中にも、また目から鱗な一言が。えみりちゃんは朝との関係性を振り返り、事件のあの日の思い出を「友達がやめられなくなると思ってしまった」と振り返る。本人もいう通りになんとも薄情というか、ドライなものの見方にも感じるが、実際に同じ状況に置かれたらそう感じる人も多い気がする。「可哀想な友達を支えてあげなきゃ」という義務感、そして「ここで支えることを選んだら、それは一生ついて回る」という漠然とした不安と不条理。それを感じることは全く悪いことではないし、そう「感じてしまったこと」に罪悪感を覚えているえみりちゃんは間違いなくいい子である。そしてこれこそが、彼女が抱えたもう1つの「呪縛」とも言える。友人関係なんて義務感で発生するものではないのだから、朝との現在の「親友」関係は混じり気なしの正当なものなのかと、そんな疑問を持つのも致し方ないだろう。まぁ、そんなえみりちゃんの悩みにもお相手さんは一番欲しい答えをくれてる感じがするけどね。

 世界はまた1つ広がった。朝の世界は広がることを拒絶している? さて、砂漠を彷徨った果てに見つかるのはどんな景色なのだろうか。

 

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