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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
いいキャラ揃ってきた、第4話。いや、これまでも変態教師とかぐうたら巨乳ねーさんとかいいタマが揃ってたけど、今回さらに「薫のクラスメイトの模範的ツンデレJS」と、「ついに現れた! 谷跨斑の刺客!」である百合転校生が登場し、2人のスクールライフにも盤石の備えだ。まともな人間が1人も出てこないアニメは面白い。 ここまでもなんとなくで楽しんではいたが、今作の一番の特徴はなんと言ってもシリアスとギャグの容赦ない振れ幅。常に挟まるダラさんの回想の中では、姉巫女が信じられないような残虐非道な企みをもってじわじわと妹巫女を謀殺しようとする様子が描かれている。今回はいよいよそれもクライマックスに近づきつつあり、来週あたりで改めて、1話目で描かれたあの惨劇に辿り着きそうだ。見れば見るほどに悲惨な運命であり、比較できる対象に地獄少女くらいしか思い浮かばん。閻魔あいは見事に人類ぶっ殺すマシンへと化けて恨み骨髄で村を焼き滅ぼしたが、ダラさんは数百年の時を経て恨みもほぼ消え去り、疫神としての役割はほぼ無し。その上で一応の神格は保っているという絶妙な状態で、愉快な姉弟とのコンビ芸が冴え渡る頼れる保護者へと転身をとげたわけだ。 今回もダラさんの生真面目だったり世話好きだったりする面がよく出ており、薫の無茶振りにいちいち律儀に応えてあげるあたりにほんとに人柄(蛇柄?)が出ている。別に無視すりゃいいのにね。現代風のイラストレーションをちゃんと学ぼうとするあたりは自分の身の上をわきまえた上でしっかりアップデートしようとする気概が感じられ、世の老害たちに爪の垢を煎じて飲ませたいくらいである。多分、数日もしたら現代風のイラスト術もマスターしてそうですよね。まぁ、「現代風イラスト」が何を表すかは分からんけど……。 そんな無茶振りをする薫は天真爛漫、好き放題にやり散らかす性格は別にダラさんと出会ってから始まったものではなく、クラスでの立ち位置も絶妙で笑いが絶えない。当然男子との絡みは多いわけだが、男子目線は薫をどう見ているのか。そっち方向でのねじくれた恋の目覚めとかがありそうで怖いのだが……ありがたいことに彼に目を向けているのはクラスのツンデレ女子・十御田(とみた)さん。彼女の露骨なツンデレ仕草を隣から見守ってくれてるお友達女子もなんだか性格が良さそうである。 一方の日向もダラさんとプラモを作ったり相変わらずやりたい放題だが、薫と違って霊感の強さのせいでダラさんが逆の意味で心配になっちゃうあれこれを自然と引き寄せる。ダラさん譲りのいろんなアイテムを使いこなし、ナチュラルにこの山をなんとかしてくれそうな空気すら漂っているが……そんな日向に近づく影、それが谷跨斑の「分身」が憑依した転校生、初瀬川周さんである。「憑依の影響で一気に成長した実質高校生クラスの中学生」という卑怯な設定で、しかもCVは古賀葵。こんなもん、地雷以外の何者物でもない。谷跨斑が全てをコントロールできるわけではなく、ほとんどは自由意志で動いている彼女のモチベーションは、なんと「日向とお近づきになる」であった。イシガメピックアップガチャならぬお漏らしピックアップを幼少期に散々引き当てていたアマネさん。彼女が強引に結ぼうとする縁は、大蛇にとって吉と出るか凶と出るか。……諸悪の根源であるはずの大蛇さんも令和の世ではコメディタッチになっちゃうの、実によろしい傾向ですね。 巨乳クレジットがまた1つカウントされてしまったので、なんとか十御田さんには薫が籠絡されないように頑張って戦っていただきたい。 PR Nananana,なぜ、なぜWHY? 第26話! 奇跡の復活劇の下で、謎が深まる折り返し点。 今週までは正座視聴でしたね。とはいえ、その意味合いは先週までとは全く異なり、「知らないことへの推理と答え合わせ」に盛り上がったのが前回まで。そして今回はたとえば変身バンクなどの「お約束」をがっつり見守る予定調和なお話……になると思われたが、流石だぜ名探偵プリキュア。まだまだ謎は残された。プリキュアを観てて「先の展開が全く読めない!」なんて気持ちになることはそうそうないんじゃなかろうか。 まずは予定調和の部分だ。無事に記憶を取り戻した「選ばれし者」くれあ。無事にマコトジュエルを手にし、あんな、みくる、るるからが再び変身するのに続いて堂々の凱旋。彼女の変身バンクのモチーフは「蝶」と「バレエ」で、優雅さを強調したそのデザインはアルカナシャドウともまた違った個性となっている。冒頭で水上を闊歩する様はちょっとだけ「迷宮に誘われている」感もないではないが……アンサー・ミスティックと違ってあまり対になっているような印象はない。色合いと4番目という順序を考えると我らがキュアリリアンと比較できる部分も多い気がするのだが、あちらが明らかに「ニャミーのバディ」だったが、やはり優れた名探偵、独立独歩の稼業なのだろうか。 こうして生まれたエクレールの特性は「速さ×強さ」。刃牙で例えるなら(なんでだよ)愚地克巳ポジション。エクレールの本来の意味は「稲妻」であり、その名を体現するような閃光の如き機動力でウソノワール様渾身の納豆ミサイルをことごとくかわしきり、さながら航空ショーの様相。そしてそのスピードをそのまま打撃に乗せてのステゴロは後輩たちを置き去りにする圧倒的物理パワーを実現する。追加戦士がとにかく強いというのはプリキュアでも(戦隊でも)ままある事態で、過去にもキュアアースなどの「もうこいつ1人でいいんじゃないかな」なケースがあったが、エクレールさんもだいぶその域に達している。ただ、それでは連携もままならぬという配慮からか、「自身のスピードについていけてない」というプリキュアにあるまじき個性まで設定されており、ちょいとお茶目な制限から共闘に繋がった。まぁ、この設定は今回限りのインスタントなものか、今後も影響を与えるかは五分五分ではあるが。 最強クラスのエクレールがウソノワールを粉砕。恐怖の大王は排除され、もはやファントムも存在意義なし。エクレールが戻ってきてるるかさんも万々歳、かと思われたのだが……ここからが後半戦への展開であった。確かに、単にエクレールを復活させたいのであれば、これまでのるるかの行動はあまりに迂遠だったし矛盾したものだった。せっかく記憶が蘇ったエクレールに対してもアルカナシャドウは苦渋に満ちた表情を向けており、残念ながら復活を喜んでいる様子ではない。お供妖精シュシュタンを前にジェット先輩らが「あんな妖精見たことない」と漏らすと「でしょうね」と一人ごち、まだまだエクレール&シュシュタンの出自には明かされていない秘密が残っているらしい。 失意のウソノワール、再起を図るファントムの面々。ニジーが気を吐く中姿を表したアルカナシャドウは、本来の目的が「エクレールのジュエルの粉砕」であったと衝撃の告白。そして次からはそのアルカナシャドウがファントムの指揮を取らんとする勢いである。これまで、方々の推理では「なぜるるかはエクレール復活に対して苦しそうな表情を見せることがあるのか」について「まどマギのほむら理論だろ」という端的な説明がなされることが多かったが、どうやら話はそう簡単ではないようだ。「世界を壊す」エクレールの存在。さて、これから先にるるかは、そしてファントムは何を目指すことになるのだろうか。 ちなみに、今回は節目となる重要な回なので当然作画に力は入っているわけだが、前回と違って作画のクセはかなり強め。特に濃淡を押し出した陰影の表現に特徴があり、まさにるるかを取り巻く「光と闇」の演出が見事な仕上がりであった。まだまだアルカナシャドウには重要な役回りが与えられているようだし、今後の「プリキュア対決」からも目が離せない。「エクレールに変身するのは2回目」発言もそうだし、ここにきて「なぜあんなが未来からやってきたのか」も有機的に結びつきそうな気配。まだまだ目が離せませんな。(とはいえ来週以降は個別感想は一旦切るとは思う。関西は地獄の甲子園日程もあるしな!) 追伸:改めてエクレール候補ガールズの皆様お疲れさまでした。何気に「エリザがポチタンを初めて認識する」という割と重要そうなイベントがさらっと処理されてたのは次回以降に繋がりますかね。 アラザンっていうほど輝かんやろ、第6話。まして誰かに食べられて口の中に入っちゃったら……ねぇ。どこぞのバンドのキラキラが「星」なのとは随分違いましてよ。 なんかもう、ただひたすらにビオラさんの才能のデカさに恐れ慄くばかりのアニメになりつつある。もちろんベースは青春キラキラグラフィティなのだから、「光」の側にも見るべき点は多いんですよ。ここまで話数を重ねて思うのは「ほんとにあられちゃんてばいい子よね」ってことで、とにかく人のことを考えられるし他人の痛みが分かる子なのですよ。どちらかというと引っ込み思案で前に出るタイミングを測るのは苦手だけど、アクセルが踏めれば暴走気味に突き進むのもセンターマンとして決して悪い性質ではない。あとはマネージャーさんを含め周りのバンドメンバーたちが手綱を握ってくれれば問題ないだろう。紆余曲折の結果遂に律ちゃんとの和解にも成功し、この度正式にゆめみたへの加入の運びとなった。これだけ見てりゃ、あられのバンド活動は順風満帆である。 もちろん、「VS世間」に関してはまだまだ乗り越えなきゃいけない要素は多い。炎上というトラウマを経てからの「復帰劇」があられちゃんの物語であり、高校入学からの再スタートという意味ではやや近いスタンスは千早愛音だろうか。ただ、彼女の場合は「失敗」は自分の中にあるものだったし、世間体にしてもちょいと校区を変えれば誤魔化せそうなものだった。対してあられの場合は模範的な「炎上」であり、世間的にもお騒がせな奴だという風評がある状態。なかなか再起まではハードルが高くて多い。現在は、それを1個1個乗り越えていく段階ではあるのだが……クレマチス強奪事件のせいで越えなきゃいけない障害はさらに増えてしまった。現状、この「世間的な評判の低下」と「律との復縁」がギリでトレードオフくらいの印象である。 でもまぁ、本人も言っていた通り、ここから先は「今の姿」を大衆に見てもらう以外の解決法はなく、律が手の届く距離に来てくれたことで、守るべきものも叶えたい夢も同じグループの中で完結するようになった。もうフェアリィブゥケのことなんて気にしなくていいならゆっくりと土台を整えればいい……はずだったのだが、「あられが逃げるなら、その逃げ込んだ先にも地雷を用意してやんよ」というのが稀代の最強軍師にして天性のヴィラン・ビオラさんのウルトラCである。もはやあられと律の2人が自分に対するガードをあげたのは紛れもない事実。これまでのようなぶりっ子芸で籠絡するにも限界があることは本人が一番わかっている。それならば、まだビオラという人間の本性を理解していない人間から突き崩していけばいいだけの話である。そこで白羽の矢が立ったのが、仕事に追われてろくに世間の動きなど見ない藤都子先生その人であった。 正直、ビオラさんの情報網の精度はなんでそんなに高いのかがよく分からん。ゆめみたの情報は事務所の公式とかで発表はされてるのか。「あられちゃんが加入してる新しいバンド、メンバーにはどんな人がいるのかしらぁ」ってんで調べたら有名人の富士見先生がヒットし、その作品があられの大好きなものだ、ってことくらいは以前からの付き合いで知っているだろう。自分との接点が薄い都子ならまだ「いつも通りの武器」でねじ伏せられるという読みからか、今まで以上の最大出力で迫るビオラ。彼女のすごいところは、「人の心の壊し方」を一番よく知っているし、「人の落とし方」も一番よく知っていること。そして、その目的のために手間を惜しまないこと。 これは勝手な想像だが、普通に考えたらビオラさんが富士見夜子の熱心なファンってことはないだろう。今回の籠絡作戦のために彼女の履歴を漁り、発表済みの作品を研究し、どこに言及したら一番作者に刺さるかを分析した上で最大限の効果を上げる出会いを演出した。不自然にならない程度に「熱心なファンからの言葉」としてあれこれ吹き込み始め、いとも容易く都子に涙を流させることに成功。ただでさえコミュ力が低い都子など魔女の手にかかれば赤子同然であった。 そうして都子というトロイの木馬を仕込むことに成功したビオラ。どうやら彼女は「律を加えた新生ゆめみたにライブをさせる」ことを狙っているようだ。マネージャーさんが止める通り、現時点での表立った派手な活動はお客目線でネガティブに映る可能性は大いにあるし、そこに待ち構えていたビオラが地雷を仕込んでおけば、新たな炎上を生み出すことも難しくはなさそう。フェアリィブゥケとしてどのような動きを見せるか、そして、都子先生はビオラさんにNTRれてしまうのか。 ……ほんとにこれバンドアニメか?(1年半ぶりの感想) アニメしか観てないと、義満の言う「先々代」について「でも、あんな奴なんだよな……」という記憶が先に来る、第4話。ややこしいのは足利尊氏が今作の観阿弥と同じ声だってところよ。 などという中の人ネタはさておき、相変わらず考えさせてくれる作品。今回は鬼夜叉の人生初の「大舞台」ということで、今まで以上に「舞とは何か」を考えさせる構成になっていた。あたしゃ浅学なもので猿楽も能楽もなんも知らんし、現代の「舞踊」についても知識なんて1ミリもないので、これを機に猿楽についてググってみようか思ったのだが、せっかくなので何も見ずに先にこのアニメを観て思ったこと、考えたことを書いてみよう。 まず、ありがたいことにアニメだけしか見ない人生でも知識を得る場所というのはある。私がこれまでの人生でいっっっっっっさい触れることがなかった「舞」という文化についても、アニメでは「ボールルームへようこそ」や「ダンスダンスダンスール」など、いくつかのアニメのテーマとして接触機会があった。そして直近では「ワンダンス」があり、その時に得た知見は今作を見る時にも活きてきそうだ。 人は何故舞うのか。その恒久の問いに答える術はないが、少なくとも「ワンダンス」を見ていて「ダンスすることの楽しさ」みたいな部分はある程度解説されていたし、「どんなダンスがすごいのか」という部分も語られていた。私の理解では、やはり一番は「身体表現」である。人は自分の身体は自分の意志で動かしていると思っているが、それでも「思い通りに動かない」ものだし、可動域・可動量に限界がある。それを学んで鍛えて反復して、少しずつ「人ができないような」動きに拡張し、その技を競うのがダンスバトルだった。リズムとの兼ね合いなどももちろんあるが、突き詰めれば「どうやって身体を動かすのか」の限界に挑む、言うなれば「人の身体」の限界に挑むのが現代ダンスシーンの主目的のように思える。だからこそ男女を問わず身体のラインが見えやすい服を着ていることも多いし、動きを大きく見せるような「客に見せる」工夫も多いことだろう。 転じて、今作の時代の「舞」はどうか。我々が「能や狂言」(あと歌舞伎とかも)でイメージするようないかにもスローな所作、決まった音曲に合わせて動くそのモーションには取り立てて目を見張るようなものが見当たらないような気がするが、この時代の観客たちはそんな鬼夜叉たちの舞を見て「猿楽もやるじゃねぇか」と感心していた。これには2つの側面がありそうな気がする。1つは現代的な感心と同じもの。彼らは日々の訓練でとにかく「決められた型」を反復練習し、日常的ではない、「舞のための動き」を作り上げる。我々現代人から見たらピンとこない部分だが、当時の人たちから見たら、きっとこの「舞にしかない動き」は非日常であり、何かしらの感心を得られるものだったのだろう。鬼夜叉の舞で見えた水の演出などは、そうして「普通なら得られない動き」によって作り出された非日常の空間演出だ。 そしてもう1つの側面として、やはりこの時代の「舞」は「神への供物」としての側面が大きく残っているのではないか。神へ捧げるためのしきたりがあり、ひたすらに定型とされた「儀式」である。その側面を寸分の狂いもなく表現しきることが神へ近づくための一歩であり、人々は舞の中に「神々しさ」を見出すのではないか。現代ダンスが「人の限界を見せる」ものだとするなら、猿楽の時代の舞は「神に近づき、神を表す」ことが最大目標だと思えるわけだ。まぁ、時代によってその神が「将軍」とかに接近する時もあるのかもしれないが……とにかくそうして「動きで表される儀」にこそ、意味を見出していたのであろう。 そのことは、最後に父子で帰路についた際の観阿弥の言葉からもニュアンスが出ている気がする。彼は彼で、「現代の舞」の最終形を探している。しかし、「神への供物」としての舞には一定の「正解」がありそうだが、猿楽はそこで終わらないという可能性も見出している。その最先端にいるのが、息子の鬼夜叉だということにも気づいているのだろう。観阿弥のいう「自分の身体、自分の時代」という言葉には、先人たちの積み重ねてきた時代、すなわち「歴史」も含まれているはず。歴史の最先端(ある意味最後尾)で先人たちの蓄積を継承しながら、次の一歩を常に模索し続ける父親が、「自分の身体」の表現に疑問を感じ、滅法に追求したがる息子への可能性を繋いでいく。これもまた、「人のなし得る業」なのであろう。 良いものを見せてもらいました。今度暇な時に猿楽・能楽についてちょっと勉強しよかな。
などというどうでもいいところが気になるのは、シナリオラインが完全なる王道展開に乗ったため。「王道」といえば聞こえはいいが、別な表現をすれば「ベタの極み」「ド定番」である。これだけ歴史を重ねたシリーズであえてこの路線を突っ走る決断か。いや、歴史を重ねたからこそ、そこから外すことを良しとしないのかもしれないが。「巨悪と戦うヒロイン、事態の全容を知る前に敵側の少女と出会って友情を育んでしまう」があまりにもテンプレでびっくりする。でもまぁ、振り返ってみりゃなのはシリーズではなのはとフェイトの出会いもちょっと違うから別にいいのか(この2人は最初から敵としてぶつかってるからな)。 シンプルな「運命の悪戯」展開であり、その理由が「どっちもたまたま休暇でのんびりしてたから」というクッソ適当なもの。一応、遭遇シーンで最低限配慮されてるのは、シイナが一瞬だけ魔人の力を発動したが、その瞬間だけは相手方のトワは死角になって見えておらず、互いに魔人の力を有しているとは気づかないままに交流を深めたという部分だろうか。まぁ、多分お互いに日常的にあんまり異能を発現させないようにはしてるだろうしな。この世界では魔人の力は当然忌むべきもの(最低限、恐れられるもの)と認識されているのだろうし、よっぽどの緊急事態でも無い限り、民間人の前でひけらかすようなことはしないのだろう。今回の飛び降り自殺(誤解)はシイナにしてみればその「よっぽどの事態」だったというだけの話である。 こうして両サイドのトップ(?)が交流を深め、それぞれの信念で「魔人」というものに向き合っていく。順風満帆なシイナさんは良い上司にも恵まれ、現場での活躍は目を見張るもの。まぁなのは・フェイトの2人でも同じような仕事はこなせるのだろうが、シイナオリジナルの強みはなんといっても侵略種の吸引能力。あれでエネルギー補給もできる上に現場のクリンナップが一瞬で片付けられるという、あまりにWin-Winすぎる能力である。ちょっと気になるのは「一個人にガンガンエネルギーを吸引させて、組織としてはシイナが力を持ちすぎることを懸念してはいないのだろうか」という部分だが、事前の面接とかでよっぽど信頼がおける人間性だという判断なのだろうか。今回チンピラさんが話してた内容から察するに、通常の魔人は「エネルギー吸いすぎると限界を迎える」とのことなので、流石に天井知らずで能力値が上がり続けるってところまでは心配していないのかもしれない。何より、シイナ自身がその辺をあんまり深く考えてないってのが一番大きいだろうけども。多分、今でもセツナにご飯食べさせてあげてるみたいな認識なんじゃなかろうか。 そうして私生活が充実しているウキウキアーバンライフなシイナさんと比べて、別れた後のトワさんの日常は一気にバイオレンス。日々、不法に魔人化したもの、魔人化を推し進めるものを討滅するために暗躍し、そのとんでもない能力でもって日々数えきれないくらいの人命を奪い続けている。まー、「悪人を殺すに罪はなし」ということで正義感に燃えてやってるなら開き直りもできるのだが、どうにも彼女たちの様子を見るに、「正義は我にあり」までは開き直れて無い感じはあるんだよな。あくまで法に反する殺人には違いないからな。そのあたりで完全なるアウトローとして戦っているトワさんたち。こちらもなのはさんらが気づいて「合法的に罪人を殺せますよ(?)」というポジションでも用意してあげられれば事態は好転するのかもしれないが、多分この世界もそこまでシステマティックに処理はできないだろうなぁ。八神隊長は「魔人狩り」についてはどれくらい調査が進んでるんでしょうね。 まぁ、現時点では「いつか訪れる衝突」を思ってちょいと心苦しくはあるものの、どーせその先の「共通の敵を見つけて共闘」までが既定路線なので、早めにあのマッドサイエンティストみたいな人らの正体が分かるといいですね。ラスボス(仮)のCVはすみぺでした。あれだ、ガムテの時と同じ発声法だ。これやってる時ほんと楽しそうなんだよな。 人魚+ボクシングという謎のマリアージュ、第3話。いったいどんな発想からこんな設定が出てくるのだろうか……いや、別にララがボクシングするわけじゃないけども。腰から下を打っちゃいけないボクシングのルールは、意外と人魚に対しても平等だったりするんだろうか(フットワークがどうしようもないやろがい)。 異界からの押しかけ存在との同居生活、ちょっと人間っぽい部分の上下が違うが、ざっくり言えばだいたいクジマと同じ存在であるララ(?!)。しかし日本文化にやたらと精通していたクジマと比較すると、こちらのお嬢さんは国どころか時代も飛び越えてしまっているせいで常識のズレっぷりが想像以上。ことわざ辞典を渡しておけば大人しく留守番していたクジマと違い、ちょっと学校に行く間目を離しただけでも問題行動を連発してしまうダメな人魚姫である。こういうダメさって、別にララに責任があるわけじゃないんだけどめっちゃストレスかかる描写になっちゃうのがとてもおっかない。でも流石にスマートスピーカーが便利すぎるのが問題な気もする。あれ、もしかして魔女様が思いっきりそそのかしたわけじゃあるまいな……。 そんなわけでひたすらに「ズレ」が強調されるお話になってしまい、部活の大一番でピリピリしていた茉里からは(半ば当然の)決別宣言。普通に考えたらこの状況で放り出されたら路頭に迷ってしまうのだからララは大いに困るはずなのだが、自分が迷惑をかけていた自覚もあるし、何より訳もなく人の世話になりっぱなしでいいとは思わないメンタリティ。行くあてもないくせに自立を宣言するララ。これにて主人公コンビは解消である。 ……まぁ、そんなわけないんだけど。3話目にして「雨降って……」を先に処理してしまったおかげで、だいぶ強固な結びつきを見出すことに成功した2人。ララからしたら無条件で匿ってくれている茉里を嫌いになる理由はなく、茉里の方からは一言でいうなら「おもしれー人魚」ってんでしばらく飼育して様子を見ることにした形。いわば魔女様と似たような立場である。魔女様は水槽の中に理想の環境を作ってもらって飼育されているわけだが、ララはここから少しずつ、自分の周りの環境を理解し、適合して、理想を求めていくことになるのだね。前途に難は多すぎる気はするが、なんとか始めの一歩は踏み出せた。お騒がせ人魚譚、改めての幕開けである。 そして今回はララよりも茉里のオリジンが掘り下げられた回。彼女がアニメヒロインとしては例を見ないボクシングに身を捧げているのは、元から喧嘩っ早いところがあったのは事実だろうが、純然たる「格好良さ」を求めてのもの。そのストイックな格闘家としての精神性には亡き母の教育も大きく影響しているようで、彼女のお母さん、モットーが「目ぇ逸らしたら負け」というなんともヤンキーじみたメンタリティの人である。しかし決して行動までがヤンキーなわけではなく、おそらく「何事に対しても、誰に対しても常に本気でぶつかれ」という教えなのだろう。娘さんはきちんとお母さんが望んだ通りに育っています。そのせいで野良人魚をうっかり拾ってしまうことなんて瑣末な問題ですよ。 茉里の人間性を一番端的に表すのがボクシングであり、今回はがっつりと競技シーンが描かれた。レトロチックな絵柄ながらも動画は盤石の今作、細かいフットワークからリアルな撃ち合いまで、文字通り手に汗握る試合描写は実に見応えがあった。……この高校、やたらボクシング部の人数多いけど……強豪校なんやろなぁ。「膳所(ぜぜ)」は難読地名としても有名なところですが、残念ながら特にその辺の高校のボクシングが強いという事実は無いそうです。 最後に蛇足で申し訳ないのだがいつも通りに中の人のこと。今回は、茉里と打ち合ったややヤンキー気質で威圧感の強い先輩・長浜さんのキャスト。こちら、我らが相羽あいなさんが担当しておりまして、キネマシトラス的には西條クロディーヌつながりである。普段、正直いうとあいあいの声優業についてはあんまり褒めてない私。湊友希那・西條クロディーヌ特攻の声すぎて他のキャラにあんまり……と思っていたが、今回の長浜先輩は良い仕事だった気がする。「格闘技で荒ぶる関西弁の女子高生」まで本人に寄せてもらうと流石にいい感じにまとめられたようだ。でもあいあい、意外と握力ないんだよな……。
女性が女性を伴侶とすることになんの疑問もない世界、第3話。なんて先進的な昭和中期なんだ……当時のサーカスなんて絶対に男社会に決まってるけどな。 さぁ、物語のメインボディは出来たので、周りの要素を少しずつ掘り下げていこう。ただでさえサーカス「団」は人数が多い。ちんたらやってたらサブキャラかモブキャラか分かんないうちに終わってしまうぞ。今回スポットが当たったのは、この手の「弱小集団再生物語」ではお馴染みのポジションである「古傷を持つ老兵」である酒匂(さかわ)雫。いや、公式で確認したらまだ21歳らしいので全然「老」兵ではないのだが、他の団員がロリすぎるので相対的にベテランの風格が強く出ているのである。ちなみに余談だが、団長の年齢は公式には29歳だそうで……どう見ても詐称やん。 さておき、メンバーの中では確実におねーさんでまとめ役ポジションの雫さん。彼女は1話目で瑞佳がメンバーをボロクソに言った時に特に強くあたられたにもかかわらず、反発せずにそれを飲み込んでいたところからも大人の判断力が垣間見えたキャラである。そんな彼女の過去を掘り下げれば、当然のように「昔は一線級の人気サーカスに所属してましたけどね」という過去が発掘されるのである。 今作では正式なライバルとなるらしいもう1つのサーカス団、「皇サーカス」。どうやら桜翔に粉をかけていたのもこちらの団長だったらしく、因縁浅からぬ関係なのは間違いない。かつて皇でブイブイ言わせてた雫だったが、無茶が祟って怪我してリタイア。リハビリの末に再びブランコへ戻ってこられたのは持ち前の根性のなせる業だが、いくらか傷は残り、万全の状態ではない。そしてそんな負傷を抱えるほどの無茶について、かつて皇の団長はよく思っておらず、「前時代的だ」と切り捨てて現在の隆盛へと繋げた優秀な「経営者」であるらしい。結果的に雫は「古臭い根性論で無茶して自分を台無しにしてしまった愚か者」というレッテルを貼られることに。 そんな彼女でもひまわりのヌルい芸ならばなんとか身を立てられていたが、今回敵対サーカスとのぶつかり合いという状況下ではそんなところに甘んじてはいられない。どうやらプランナーとしても優秀だったらしい瑞佳の手引きによって、難度の高い技を追加されて新たな「看板」へと引き上げられるブランココンビ。雫は昔取った杵柄もひっぱり出して「やれるさ」と瑞佳を煽り、プログラムの刷新を快諾。しかし実際はこの時点ですでに、彼女のプランは決まっていたらしい。 実際の舞台、やはり無理は効かずに限界を迎える雫の肩。そして、本番でそんな状態になっちゃっても幕は下ろせない。ショウマストゴーオンな状況下に強引に瑞佳を引き摺り込み、まんまと舞台に引っ張り出すことに成功したのであった。どうやら雫は最初から自分が桜翔の相手役としては完全に役者不足であることを理解しており、瑞佳を引っ張り出して「代替わり」することを目論んでいたようである。当然瑞佳さんはいい顔はしませんが(パブロフの笑顔は出ますが)、このままなし崩し的に桜翔とのコンビを続けていくことになるんでしょうか。今回具体的には描かれてないけど、10日に渡る公演期間中、絶対残りの9ステージは雫じゃなくて瑞佳が出てるはずだもんね。もう、だいぶ借金も返せたのでは? ちなみに、そうして雫さんの物語は綺麗に片をつけたが、視聴者として気になるのは相方のスヴェトラーナさんの方である。必要以上に強調される濃密な「夫婦」関係。放っておいても勝手に百合を加速させてくれる導線。露骨すぎる釣り針に食いつきたくはないが、しれっと描かれるこの2人の強固すぎる絆は流石に気になってしまう。是非ともスヴェトラーナさんのお当番回は個別に用意してほしいところだが、今回のでペアで処理扱いかしら……。
というわけでこの方はボケとツッコミ、どちらが主軸になるでしょう? 13人目の加入者、ナディーの登場である。今作でいちいち感心してしまうのは、登場するキャラクターが絶対にテンプレートに収まらない目の前での変化を見せてくれるところ。12人目がロリっ子のチヨちゃんだったのでギャップを狙う意味でも次なるエントリーが大人の女性(巨乳)になるのは納得できるし、バラエティをつけるための手っ取り早い道具立てとして「国籍」は当然思いつくところ。ここまで「ビューティ」方向が強めのキャラとしてはナノさんやらミミミ先輩やらがいたが、明確に「大人の魅力」を打ち出すキャラはいなかった(該当者1名がキチガ○すぎるせいである)。そこでフリーダムでエロティックなアメリカ人女教師を出そう、なんてのはいかにもこの手のハーレムものにありそうな展開なのだが……結局国籍は増えなかったのである。現状、全員(多分)日本人。むしろ純正日本人が追加。加入エピソードがあまりにストレートだったので「いい加減に加入に時間かけなくなってきたな……」と思っていたのだが、ちゃんとプロポーズ後に一捻りあったのがさすがである。 そうして「正体を暴いた」ことも加味して改めてメンバーに入ることになったナディー。恒例の歓迎イベントはナディーの「自由」にかこつけたカオスファッションショー。スーパー戦隊シリーズでもお馴染みのいわゆる「お着替え回」「コスプレ回」と呼ばれるやつである。これの前の加入イベントがチヨちゃんの「う〜!」だったことを考えるとまさに真逆。こんだけでも充分フリーダムだが、こっそりチヨちゃんがちゃんとこのイベントを受け入れているところから「ファミリー加入後にちょっとだけ変わったのかもね」っていう部分を匂わせているのが如才ない。まぁ、ちょこちょこ「う〜!」してたけども。 13人(恋太郎含む)もいるので1人1人のコスプレいじりに時間はかけられなかったが、個人的には時節柄(?)本渡ちゃん、もとい、ハカリのビッチ仕草が加速する回は楽しいですね。そして自由奔放なミミミさんも美しいし、ずっとホルマリンに入り続けていたクスリもだいぶインパクト強め。まぁ、イクとかのインパクトが薄れる時点でこの集団はおかしいのだけども。 ボケ・ツッコミがなんとなく分業されたのと同時に、メンバーの中でのなんとなく強い結びつきも補強されていくのは見どころかもしれない。前回のエピソードで分かる通りにミミミとメメのつながりはかなり強そう。お互いにリスペクトし合えるし、ボケるミミミに突っ込むメメのバランスが良い。また、1期からの継続で「ナノ×シズカ」もお気に入りのカップリングだが、今回ラストでシズカはチヨちゃんのところに行ってたな。あとはまぁ、花園母子も一応カップリングといえなくもないが……ハハリが単騎での暴走特急すぎてそういうカウントはできないか。やっぱハカリはカラネとのカップル芸が求められるよな。人員が増えすぎると、そういう初期シリーズの定番ムーブが減るのはちょっと寂しい部分ではある。ま、結局ハカリが誰彼構わず欲情するのが悪いのだけども。 さて、あっという間に第3シリーズから2人が加入。なかなかのハイペースだが、無茶ははなから承知のこと。引き続き、濃密な各方面の絡みをお願いします。 追伸:個人的に無視できなかったのはナディー(大和家)の母親のCVでした。やっぱ「和風の高貴なところの奥方」はそういう声になるんだよな。ご本人が引く楽器は琴じゃなくてチェロなんだけどな。 真夏の熱波の中でもお正月話、第14話。前クールも「クジマ」でお正月を体験したし、我々日本人はアニメさえ見てれば365日いつだってお正月である。 改めて、やっぱずっとニヤニヤできるいいアニメだよなぁ、と感じ入る。こないだまで「氷の城壁」で気が気じゃなかった分、今作の染み入る感覚がたまりません。 Aパート、年末年始に彼氏の家へ初来訪イベント。これはまぁ、鈴木からしたら災難ではあるよな。谷は「彼女の家にお呼ばれ」イベントをそつなくこなすことができたが、逆のイベントはまだ未達成(ばあちゃんだけ第一次接触済み)。そんな大仕事を、よりにもよって正月にやろうなんてのはなかなかの無茶振りである。ただでさえ「正月の過ごし方」って各家庭の個性が出るし、互いの文化を擦り合わせながらのお付き合いでそんなピンポイントに狙いを定めなきゃいけない鈴木のプレッシャーたるや。おまけに美容院も開いてないし菓子折りだって買えないし……せめて数日前までに打ち合わせは必要だろうよ。 そんな中でもノーと言わず健気に頑張る鈴木。「ヘアアレンジアニメ」の面目躍如(?)、なんと彼氏の家に初めて行く時にピンク髪では不味かろうというので中学ぶりの黒髪鈴木である。何がすごいって、慌てて染めたもんだから全然乾ききっておらず、おそらく髪をいじるたびに付着するのだろう、ずっと鈴木の指が黒いまま。そして、アニメの描写でそれがはっき描かれているのに、作中の会話とかで特に触れないっていう。「あー、なんか染まってんなー」っていうのが分かるだけで鈴木の心労が察せられるというものだ。 もちろん、そんな頑張り鈴木を谷家は邪険に扱ったりはしない。お母さん目線は一人息子が初めて連れてきた女の子を値踏みする目線もゼロではなかろうが、まぁ、まだ高校2年生である。ここで運命が決まるわけもなし、どちらかというと「ようやくうちの息子もそんなことできるようになったのねぇ」というお祝いムードの方が強いだろう(お正月だしね)。当然お母さんだって似たような少女の時代があったわけで、その時を思い出しながら、「めっちゃ緊張してるわね」っていうのも分かった上での対応。この辺りで遠慮ゼロだった鈴木母との対比が出るのが面白い。ちなみに鈴木は谷ママンに「roots」を感じていたが、あんまり前に出てこないあたり、お父さんにもがっつり血縁は感じられたけどね。ぺちゃんこの手土産と黒い指先を残して、鈴木の大イベントは無事に終了したのであった。 Bパートは友達グループでのお正月。主な視点が東・平ペアへと移り、私の大好きな「人付き合いの距離感がいちいちヘンテコな東」像が相変わらずもどかしいような微笑ましいような。でも今のグループは東の「気遣いと無遠慮の間」みたいな不可解な距離感でもうまく接することができるチームになってて、ほんとに楽しそうに笑ってる東を見るだけでこちらも癒されます。平だってきっと同じ気持ち……じゃないのは間違いないが、なんだかんだでちょっとずつ東と2人きりの時間にも慣れ始めている平にだって成長は見られるのだ。Bパートの間、鈴木はずっとドヤ顔後方腕組みのまんまだったな。頑張れ山田、はやくマウントを取り返せる立場に辿り着くんだ。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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