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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あけのです。知らん人はもしかしたら読み方間違える可能性もあるので1回ひらがな表記にしておくよ。「あきの」ではなく「あけの」。ちなみにアニソンにも多く関わっているシンガーソングライターは新居昭乃(あきの)。要注意。

 さて、そんな明乃であるが、出会って間もなくの記憶が蘇ったりするとごく稀に「あけのん」呼びがでたりもするのだが、本人のキャラを思うと「あけのん♡」とかいうガラでもないし……と思うと自然とぶっきらぼうな名前呼びに収束した。「女帝」という場所限定の呼び方もあるんだけど、そっちも使わなくなって久しいな。ちびらり(明乃がボーカルとして参加してるバンド)のHPがあった時代はよく使ってたんだけども……。

 とまぁ、ここまでの話ですでに「よく分かんね」という人もいるかもしれない。明乃さん、多分ここまでの100人名鑑の中でもだいぶ異質な存在だと思うんだ。でも、ここで名前を挙げたいってのが僕なりのこだわりなのさ。

 


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 劇場アニメ月間はまだまだ終わらない。そう来るとは思わなかっただろう、この作品だって観に行ったのだ。こちらもあっという間に上映本数が減ってしまい、なんと日に1回のみ。そりゃ慌てるってもんでさ。

 ただ、この作品を観るために慌てたってのは意外な事実かもしれない。私のこれまでの劇場アニメ嗜好傾向から言えば、正直候補に含まれる作品ではなかったからだ。ただ、なんか色々と理由がありまして、試しに観てみるか、ってんで一念発起した次第。この辺りのモチベとその成果については、正直どのようにまとめるべきかは筆を取った今この段階でもちょっと困っている。先にお断りしておくと、今回は作品そのものの評価もそこそこに、本質的にはあまり関係ない話に脱線することだろう。いろんなことを考えるきっかけになる作品ではありました。

 「そんなんぐだぐだ言わんで面白かったかどうかだけ手短に書けや」と言われた時のために折り返し前の一言感想をまとめておくと、「試聴して無駄になることはない作品だし、試聴後に、この作品をアニメ映画でやろうという意義は伝わった」という言及に留めておく。これを最大限の賛辞と見ていただきたい。よく分からんという人は、頑張って自分で試聴して確かめて欲しい。

 

<というわけで折り返し。ネタバレ要素は一応含まれる>

 


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 こうしてみると、人狼ってつくづく定石のゲームだよな、とは思う、第6話。ハイパー素人のユーリの進行、どうしてももどかしく思うけど、初めてぶつかったらそりゃそうなるよな。ユーリ(とセツ)以外の人間からしたら「グノーシアに襲撃される」=「死」である部分は通常の人狼ゲームとは分けて考える必要もあるのだが、この船の役持ち、あんまり死を恐れてる様子はないからそこはどうでもいいんだよな……。

 ゲームの前に今回の新キャラ紹介。まずはCV津田健次郎のわかりやすいおっさんキャラ・ジョナス。やたらと持って回った言い回しをするキザなおっさんだが、船のガイドAIからは「公認のハイジン」って言われてたんですが、「廃人」なんでしょうか、「俳人」なんでしょうか。どうやら一緒に乗船しているククルシカを可愛がっている様子。あとステラは部下。

 そして言葉を持たぬ少女・ククルシカ。喋れないやつを人狼ゲームに参加させるという絶望的な状況だが、今回のゲームはジョナスが全部翻訳してくれて何とかなった。キャラデザはとても耽美で可愛らしい。CVは公式ページでもなんも書かれてないので、マジで喋らないキャラっぽい。これも「人狼ゲームにどんな奴がいたらキャラが立つだろう」ってんで出てきたキャラっぽいかな。まぁ、今回最後にイルカまで出てきたから何でもありだけども。

 というわけで今回のゲーム結果。なんと突然12人とメンバーが増員され、一気に本格的な人狼ゲームになってきた。

 

・第8卓(6話)12人3狼 ユーリ:騎士

ステラ釣(柱)→ククルシカGJ→コメット釣→セツ噛→ユーリ釣

初日 占CO〈ククルシカ・コメット〉 霊CO<夕里子・しげみち> 

2日目ククルシカGJ 占ククルシカ→夕里子○ コメット→ユーリ●

人狼:ラキオ、しげみち、コメット 占:ククルシカ 霊媒:夕里子 勝敗▲

 

 狂人含まずの12人村で連ガありということでかなり村有利なレギュっぽい。今回は2−2盤面になったが、連ガありってことを考えると狼陣営は対抗を出さざるを得ないレギュだろう。となると騎士は1GJでも出せば一気に有利に傾くし、安定進行なら霊ロラから入って適当なところで占い決め打ち、最悪占いも吊りきって最終日でも良い。GJチャンスも多く、かなり進行が見やすい村だとは思うのだが……。

 初心者騎士にはそうはいかない。初日霊ロラも抵抗があったようでグレー釣りを検討するも、「それは効率が悪い」と反対意見が出る。その結果ステラからの貴重な柱提案があり、これを飲む形に。作品的には「コールドスリープされる村人」って襲撃と違って即死じゃないからそこまで抵抗がないのは頷ける部分ではある(まぁ、村負けしたら結局死ぬんだろうが)。

 ただ、2日目に色々と変なことは起こる。まずはククルシカの占い先が何と霊媒。……保存進行なら一応ありか? 狂人がいないレギュだからこれで完全にライン線には持ち込めるため、霊媒の力を借りて自分の真を上げたいというなら悪くはないかも……ただ、その場合グレー幅が広過ぎて大変。相手の黒出しに左右される要素が増えそうなので、安定はやっぱりグレー占いな気がする。

 さらにコメットが強気のユーリ黒出し。この辺はラキオからのアドバイスもあったのかもしれないが……GJ出てる状態でのこれはだいぶリスキー。今回はたまたま黒が騎士に刺さったのでラキオの判断でひっくり返されたが、下手なところに黒出ししてLWを指摘して傍から出てきた騎士がGJ先を伝えたら負け確。普通に考えたら悪手である。ただ、今回は黒打ちされた騎士も初心者だったため、何とここで潜伏を選択。釣り勝つまでの判断は良かったし、勝てるなら翌日以降のCOでも間に合う盤面ではあるのだが3日目の動きが最悪だったおかげでラキオにうまいことまくられてしまった。

 2日目終了時点で、たとえばククルシカがラインのことを分かっていない(ククルシカ目線でコメットがイカレた黒囲いしてなければユーリは白確)とか、夕里子が霊媒対抗でもっとしげみちを叩かなきゃいけないのに全然仕事してないとか、どうにも見えてないクルーが多い。夕里子目線でもライン線は明白なのだし、ラキオのCOについては2日目潜伏理由を問い詰めることでだいぶ有利に立ち回れるはずだったのだが。この船、ほんとにラキオ以外の人間はろくに考えてくれないのな。

 とまぁ、色々もやっとポイントは多いのだが、それもこれも全部「人狼としてみれば」という話である。そうじゃない状況で頑張って分からないなりに必死に考えているユーリ君を応援してあげよう。そういえばラキオ生存盤面がようやく訪れ、ついに本領発揮。これまでの苦労が報われて何よりですね。あと、騙りのコメットがクッソ弱かったのワロス。

 

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 ノッカーの言動が今までで一番エグい、第7話。いや、これまでのシーズンのノッカーについてあんまり覚えてないんだけども……こんなに露悪的であからさまにフシに対して敵対行動とってましたっけ。とってたかも。

 というわけで、ゴリゴリの顕在化してしまったVSノッカーの忌まわしき構図。ことの発端はミズハのママン・イズミの存在からだったが、一気にその存在が明確になったのはデストロイ幼女・みもりからである。前回時点ですでに露骨な敵対意思は見せていたが、隠す必要がなくなったせいか、そりゃもう酷いことになっている。私としましては、当然のことながらこのみもりちゃんのCVが大久保瑠美であるという事実があまりにあまりに大きすぎて、めくるめくるみるみワールドにメロメロである。何しろ寄生前と思われる内気幼女の元祖みもりちゃん、ブリブリに演技をして見せる嘘幼女みもりちゃん、そして悪辣さを隠そうともしないノッカーみもりちゃんと1粒で何度うまいか分かりゃしない特濃るみるみ丼ですもの。美味しい美味しい。ほんと、腹黒キャラやってる時のるみるみってなんでこんなに輝いているんだろう。

 これまで映像部分にはそこまで惹かれる部分もなかった作品だったはずなのだが、今回描かれたみもりちゃんの百面相についてはエグい画もバシバシ登場するし、ほんとに画面を見てるだけでヤな刺激が止まらない凄まじい展開。かてて加えて、今作の作者はどういう性癖の人なのだろう。みもりの兄・ひろとしのガチロリコンムーブがだ〜いぶガチ過ぎてヒいてしまうような部分もありつつ、根底にある「新しい妹への家族としての親愛」もどうにも切り捨てることができず、「ノッカーに寄生されてしまった人物の家族」という救いようのないスタンスに憐憫も感じてしまう。なんかね、ヒキニート子供部屋おじさんの解像度がやけに高いのが怖いんだわ。「生活力ゼロのくせになんかチャーハンだけ得意」みたいなとことかね。クズなのは間違いないのに、みもりちゃんが突き抜けてクズの上の次元まで行っちゃったせいでどうにも

憎めないという……この2キャラの強烈さでグイグイ引き込まれてしまいました。

 涙なしでは見られない、みもりちゃんの悲劇の人生。本来ならばそこで幕を閉じて哀れな家族が1組生まれただけの話だったが、なんの因果か、死亡したみもりちゃんにノッカーがとりつき、ストーカーの兄にはその悪辣さを隠そうともしなくなった。スカートぺろーんなみもりちゃん、もはやNHKで放送されるアニメとしてはアウトなのでは? もちろんその悪そうな矛先は全てフシへと向けられ、隠す必要がなくなった殺意がこれまで溜まった分マシマシでお届けされる。幼女の手足を草刈機で寸断していくアニメ、マジで何。でもそこで切られた幼女側のリアクションが「にゃーん」だもんなぁ……どうしろってんだよ。

 今後はみもりちゃんが抗争の矢面に立つことになるだろうから、刺激はしばらく続きそう。そしてこの新ノッカーの相手だけでも八方塞がりだというのに、さらにフシの頭を悩ませるのはミズハの存在。否、その影にちらつくハヤセという血の存在。ミズハにオーバーラップする形で想起されるハヤセの「愛を教えてあげる」というキラーワード。当時のヤな記憶がフラッシュバックしたせいで思わずパロナの姿になってしまうフシさん。こんだけ長いこと生きてるのに、やはりハヤセの存在だけは確実にトラウマになっているのである。

 今後の打開策としては、毒を以て毒を制する以外の選択肢はなさそう。かつての抗争でも遠因になったように、何かしらハヤセの愛がノッカーを打倒するとっかかりになったりしないだろうか。いや、もはや守護団の存在は意味をなさないか……どうすんのこれ。

 
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 尽きることなきクリスマス・ファンタジー、第7話。いちいち想像の斜め上をいく世界設定。ほんと、どこまで闇が深いんだこの世界は。

 Aパート、まずは前回の始末から。正面切ってドンパチしてしまったサンタと学園長。謎のババア・理事長の介入で一旦は水入りとなったが、その後も同じ空間での生活は続いていくわけで、当然しこりは残っている。そのことを一番気にしたのが関係者で一番の常識人である甘矢。実際視聴者の私だって「これ、甘矢と冬村は学園長から認識されてるんだから、そっから芋蔓式に三田はすぐに捕まっちゃうのでは?」と心配していたわけだが、当事者の甘矢がそのことに気づかないはずもなく(むしろなんで冬村は気にしてねーんだよ)。正論を訴えるお利口なお菓子屋さんだったが、残念ながら理屈が通じないのは冬村だけじゃなく、三田自身も割とわがままだった。「危険があるから距離を置こう」というそこそこ穏当な提案に対し、「絶交なんてヤだ」という子供っぽい理由でシンプル拒否。大人と子供を行き来する三田がメンバーの中で一番子供っぽいってのもなんだか倒錯した状況ではある。甘矢なりには頑張ってみたが、結局強引な三田に押されて負け。仲良し3人組のドタバタは続くことになるらしいです。それでいいのか甘矢。

 そしてそんな「赤い大男」騒動の裏で起こっていた事件が2つ。1つは、一旦回収されて保健室っぽいところに収容されていた小野。学園長からは目をつけられたがとりあえず理事長からの許しが出た、みたいな待遇なのかしら。しかし、そんな彼女の身体は単に「大人になった」だけなのだろうか。まるで改造人間の理事長のように血管が浮き走るその手足。彼女の苦しみはダイナミックな「成長痛」なのかしら? そして、そんな大渋学園長に迫られて色々ピンチなのは特捜隊の柳生田。学園長とサンタの激闘なんて、そりゃ「知らんがな」でしかないわけだが、ストレスの捌け口がない学園長からガン詰めされ、逃げの一手として彼が使ったのは「歯の浮くようなおべっか」。んー、これもまた大人ですか……。「そんなん通るわけないやろ」と思われたアホな作戦だったが、なんと意外なことに学園長はそれで矛を収めた。なんでも「オキシトシンが分泌されたらお肌が健康になったから」。……この世界におけるホルモンの作用、色々と埒外すぎてついていけないよ。まぁ、ひとまず苦し紛れの柳生田の口から三田の正体が漏れることだけはなかったようである。そして、ひとまず落ち着いた学園長は次なる策として何やら「二の矢」を放つようである。特捜隊以上に強力な手駒がまだあるのだろうか。

 Bパート、一転して子供側の話に戻り、うんこ大好き少女のニコちゃんが再び登場。三田と絡んでいたところで第一印象良好の新たな女の子・生田目二海(フミ)ちゃんと出会った。彼女に導かれるままに迷い込んだのは2年10組という謎の教室。そこはなんと「大人殺し」の子供だけが収容された隔離施設だという。……そうかぁ、確かに前に「子供は大人を殺しても無罪」って言われてたもんなぁ。それを聞いたタイミングでは「あれ、でも前に甘矢は反抗的だってんで学園長から排斥されそうになってたけど……大人に逆らうのはいいの? ダメなの?」と不思議に思っていたのだが、なるほど、「罪には問われないが忌むべきものとして隔離される」が正解だったのか。「そういう場所」があることはこれまでの世界設定からなんか納得だし、そこが学内で「最も危険な場所」と噂されるのも分からんではない。

 一見すると人当たりの良さそうなフミちゃんだったが、当然この世界の住人でまともな奴なんかいるはずもなく、サンタへ向ける思いはだいぶクレイジーというかイレギュラー。一度はしらばっくれて逃げおおせた三田だったが、馬鹿正直に正面からリトライしてものの見事に袋の鼠。厄介なのは、今回対峙しなきゃいけない相手がまごうことなく「子供」であるということ。汚れちまった大人相手だったら暴れ放題のサンタだが、相手が子供となると途端に手の打ちようがなくなってしまう。そしてフミからの要求は「親指をよこせ」という的確なクレイジー。これが何を意味するのか、はたまた意味なんてないのかもよく分からないが、サンタにとって望ましくないということだけは分かる。ここにきて語られる「ブーツ」の話も含め、まだまだこの世界にはサンタにまつわるめんどくせぇ設定は残っているようだ。

 サンタを救ってくれるのは、お手軽爆弾少女の冬村のみ。こういうところで頼りになるよなぁ。……ちなみに、今回「フミのキャストは伊瀬ちゃんかぁ、くどいなぁ」とかキャストロールを見ていて今さら気づいたのだが、今作の登場人物って全員下の名前に数字が入ってるのね。しかも「1」が一番多くてついで「2」。「3」が入ってるのは柳生田と学園長の大人2人。そしてなぜか冬村が「4」である。これもなんか意味はありそうだなぁ。どうなんだろうなぁ。

 
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 劇場アニメ月間は続いていく。こちらの作品についてはもっと余裕を持ってのんびり観ようと思っていたのだが、例によってあっという間に上映本数が減ってしまい、近所の劇場では朝イチとドルビーシネマ、そして夕方の応援上映という構成になってしまったために日曜日の朝イチでいくしかなくなってしまったのである。まぁ、早めに行けるのは別にいいんですけどね。

 さて、第1章は1年ちょい前と意外に間が空いてしまったことに加え、「まぁ、こんなもんやろ。悪いとは思わんけど劇場で金払って観るにはちと高い」くらいの感想だった。そのために正直にいうとこちらの2章もそこまで大きな期待を持っていたわけではないのだが……なんだろ、悪くなかったですね。個々の要素については賛否の出る部分もあるが、全体的な構成はこちらの方が好みでした。3章構成で完全に2分割したと思ってた1章と2章でこうもデザインが変わることもあるもんなんやね。予想外のものが出てくる楽しさがあったし、3章がいくらか楽しみにもなりました。

 

<というわけで折り返し。今作はそれなりにネタバレ注意>

 


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 友達未満の百合アニメ、第7話。「友達以上恋人未満」で悩むような作品はいっぱいあるが、「友達ですらない」と思い悩む作品ってのは案外珍しい気がする。

 Aパート、「2人で海に行こう」の続き。天気予報をも裏切って鬱々と雨が降る中、海には忌まわしいモノが溜まっている。まぁ、古来より海難ってのは常に畏敬の対象であったし、奇しくも1クール前には「出禁のモグラ」でも似たような存在が人魚(?)の形をとって顕現していたっけ。汐莉さんは「そういうもの」ではないのかもしれないが、今回のミコちゃんとの言い合いからすると「どこかから生まれた妖怪」には違いないわけで、一歩間違ったらあの海の亡霊どもと同じような存在にとどまっていた可能性もあるのかもしれない。抜け出たからこそ「あの程度の存在」と鼻で笑えるが、根底にあるのはもしかしたら「同病」への憐憫なのかもしれない。

 もちろん比名子はそんな妖怪の機微なんて分りゃしない。なんだかまずいものっぽいことは直感的に分かるだろうが、「死者」の中には自分の想い人も含まれる可能性があるわけで、むげにその存在を忌み嫌うこともできず。常に「死」に惹かれてしまう比名子にとって、それは忌避なのか、誘因なのか。どうにもはっきりしないところである。そしてそんな比名子の不安定な状態を好まないのが汐莉であり、わざわざ海に連れてきて品質の低下を招いてしまっては本末転倒。色々とケアを施して比名子のメンタルの回復を図る。その過程で彼女がひた隠しにしている「醜さ」に触れてしまったが、まぁ、そこはおそらく汐莉の言に嘘偽りはないのだろう。「ガワがどうなってようが、本質的な中身さえ守れてればどうなってもいいよ」と。その辺りの物言いは実に「ひとでなし」ではあるが……どうも、比名子に対する汐莉の想いって、単なる「食べたくなったから来ました」ではなさそうなのよね……そんな単純な話なわけないもの。色々と匂わせカットも挟まっているが、はてさて汐莉と比名子の間に過去に何があったんだろう。単なる友情物語だとミコちゃんと被っちゃうし、何かまた別な切り口だとは思うのだが……。

 残念ながら今はそこの掘り下げはできず、Bパートはなんとミコちゃんからのお誘いで呉越同舟な合宿だそうな。ミコちゃんは正体バレしてるけど「社からあんまり離れられない」は比名子にバレたくないのね。まぁ、もし気づかれると「ミコちゃんが出られないなら私もこの街からでない」とか言い始めて比名子にも制限がかかりそうだからね。その辺をケアして汐莉に任せてるあたりがミコちゃんクオリティの気配り。今回は幸いにして行動範囲内での合宿ということで、まさかのマネージャーにスカウトして3人でのお泊まりイベントとなった。

 ただまぁ、マネージャーとして参加した比名子・汐莉と選手として参加しているミコちゃんじゃぁ接触機会にも差が出てしまい……ミコちゃんが思い描いていた「ドキドキ! 比名子と楽しいお泊まりイベント!」にはならなくて残念。全く望んでないのに、ミコちゃんに絡みに来るのは汐莉ばかりである。どうやら2人して「自分以外の妖怪」とあんまり膝突き合わせて話したことはないみたいで、「妖怪だからね」「妖怪ではあるが」とアイデンティティを問うような議論をお互いにぶつけている。「ひとでなし」である部分は認めるしかないという汐莉に対し、「友達だもん」と必死に人間としての生き方を求めるミコちゃん。どちらが正しいということもないのだろうが、改めて、比名子というのは罪作りな存在である。これでもう少し前を向いて生に頓着してくれていればミコちゃんもやりやすかったのだろうが……現状ではまだ汐莉側に都合のいい比名子でしかなさそう。

 そうして比名子の所有権を賭けて(?)火花を散らす2名だったが、追加でまた怪しげな人物がエントリー。偶然合宿先で一緒になった微妙に幸の薄そうな女性は、どこか比名子に……ではなく比名子のママンに面影が似てはいたが、汐莉さん曰く「比名子と被っている」というのはあくまでもまとっているオーラの話。これは「死への憧れ」みたいなものが何かを繋いでいるということなのだろうか? でも、もし人外の類だったら出会った時点で汐莉が警戒してるだろうから、何も予防策を講じないで比名子と2人きりにさせているということは、魚類や狐のように危険な存在ではないれっきとした人間ということ……なのかしら? この世界の人外含有率とその識別方法が分からないのでなんとも言えないが……とりあえず、また盤面を掻き回すのは女性であるということだけが重要。この世界、マジで男が存在しないんじゃないか?(比名子のおとんはいたやろ)

 
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 富田美憂。「ミユ」の「ユ」の字は「優しい」じゃなくて「憂鬱」の憂。間違いやすいので要注意。どういう意味があるかは知らん。せっかくなので「ミユ」と呼んでみたいところだが、あんまりそういうチャンスもないので普段はフルネームで「富田美憂」としか書いてなかったりする。「富田」だけだと特定できなそうな気がするのだが……まぁ、声優業界では富田耕生氏(故人)がパッと思い浮かぶくらいで、他には声優としては天堂真矢専属(?)の真帆姉がいるくらいなので「富田」でも大丈夫かもしれない。呼び慣れてないのは、若手声優はもはやアニメ以外で触れる機会が少ないせいだ。

 ちなみに当企画においては惜しくも数ヶ月差で羊宮妃那に競り負けたが2番手の若手だったりする。……え? この子まだ26なの? なんなのその貫禄。

 


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 花の週末、エンジョイ金曜日。というわけで、以前ちょっと言及したけど11月も劇場アニメが花盛り。そんな中でまず真っ先に試聴すべきは何か。まぁ、当然これですよね。現在は元祖シリーズをテレビ編集版で放送中で、そちらもゆるゆると楽しませてはもらっているが、やはり劇場版のボリュームはまた別格。さぁ、楽しんで参りましょう。2時間たっぷりのめくるめくエンタメ作品のスタートだ。

 

<以下、一応ネタバレ注意。今作は一応謎を追う物語ではあります>

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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