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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「花織さんは転生しても喧嘩がしたい」 6 エンドカード、「黄色いバカンス」+「少女Q」のハイブリッドだったよね!? え、まじでびっくりした。正確に言うとお花がくるくる回るアニメーションは「黄色いバカンス」から、カットの構図そのものは「少女Q」のサビのキメカットから。今作の制作はライデンフィルムだから当時のシャフト制作とは関係ないはずだが……いやー、「ぱにぽにだっしゅ」の大ファンだったのでめっちゃ嬉しい。 そんなことより関根明良だよ! もー、やばいな、今期はガチで独擅場。登場するアニメの全てで濃くて強烈なキャラばかりで、まだ主演を残しているとは……いやはやお見事、お前がナンバーワンだ。 という中の人礼賛は先に済ませておいて、個人的にはいろんなノスタルジーを刺激される作品。いや、作品自体は全然知らない。なんならレコーダーに残っていたタイトルから勝手に内容を想像してて、「転生ものってことは、多分現世でも喧嘩大好きだったヤンキーか格闘家気質の花織さんっていうヒロインがいて、異世界でもステゴロにチートを付与してバコバコ敵を薙ぎ倒していくみたいな話に違いない」とか思ってたら、転生ルートが真逆なので笑ってしまった。そして何より、原作が氷川へきるの漫画作品だったっていう。ごめんよへっきー、「モーニング」掲載の漫画ってことで全然知らなかったわ。 まぁ、別に私は熱心は氷川へきるファンでもなんでもないのだが、上述の通り、アニメ「ぱにぽにだっしゅ」については大ファン。「月詠」に続いて発表されたこの作品が新たな時代のシャフトの存在感を決定づけたもので、尾石達也・大沼心といったその後の歴史を刻む名だたるクリエイターを輩出した「時代の転換点」とすら言える作品である。いわゆるシャフト声優(というか千和)の仕事ぶりも実に贅沢で、ゼロ年代アニメを総括する上で絶対に無視できない存在だと思っている。 おかげで作者の氷川へきるについてもある程度は評価しており、我が家には「ぱにぽに」の原作は全部揃っている。そんな人の漫画が20年ぶりにアニメ化ということで、とにかくあらゆる要素が懐かしい。個性的なキャラクターデザインはもちろんだし、独特なユルいネタまわし、そして個性的な擬音の漫符的な表現まで、「うわぁ、へっきーだぁ」というそれだけで感無量。やっぱこの人の作品は擬音まで再現してこそのアニメってことなんでしょうね。ポヘ。 単に懐かしさ贔屓というだけでなく、ユルい「転生ギャグ」としてもテンポの良い掛け合いは気持ちいいし、典型的な「へっきー作品のアホの子」である花織さんが(キャストの奮闘もあり)実に可愛らしい。周りを固めるキャストも盤石だし、どーせこの後はクラスメイトも全員巻き込んでのドタバタになっていくのだろうから、最大級のわちゃわちゃ感を楽しませてもらいたい。 そういえば、ちょっと前までミーティアとおんなじ目のデザインをした「勇者」がいたっけな……。これもまたプチ奇跡よ。 PR 因習村、ここに極まれり……第14話。ギャグってるシーンも多いから軽く観てしまいそうになるのだけど、その実かな〜り丁寧にユルのメンタル削ってくるよね。 1話目時点で扱いが難しかった東村という存在。今作への意見としてちょくちょく見受けられたのが「どんだけアサが大切な存在だっつっても、村人の大量虐殺に加担してる奴を軽々に信じちゃっていいの? ガブちゃんとかいい子っぽく描写されてるけど、1話目で何人殺してると思ってんだよ」みたいな話。まぁ、実際私もそう思ってた部分はあるし、人殺しという事実は決して消えない。ただ、今作は過去数百年を超えて封と解を巡って戦争じみた諍いが起こっているという背景がある以上、すでに「2人の周りには人の死がついて回る」ことは宿命づけられている。その中で「誰が殺す任を引き受けるか」の問題なので、アサやガブちゃんだけが悪人というのではなく、彼女たちにそれらの行為を強いている周りの世界が悪いのでは、ってんで一旦飲み込むことにしていたのだ。 そして少しずつ東村の実態が明かされるにつれ、「これはアサさんもしょうがないよねぇ」の空気が強めに流れるようになってくる。どう考えてもユルを囲っていた村の状況は異常であり、封を手に入れんとする村人たちの執念は薄気味悪いものであった。全てをユルに打ち明けた上でのことであれば(それでもユルの生殺与奪の権を握るのはダメだろうが)一応ユルとしても理解はできただろう。昔ながらのクレバーな生死観を持つユルのこと、自分が絶大な「兵器」であると理解すれば、生存戦略としてそんな自分を「行使」しようとする村の姿勢には一定の理解も示せたかもしれない。しかし、完全なる欺瞞で囲い込み、いつかくる覚醒の時を手ぐすね引いて待ってたってんなら、そりゃ心情的にもダメよ。綻びが生まれるにつれ、ユルの心はどんどん村から離れていってしまう。 そんな過程で起こった、イワンの東村襲撃。彼の収穫は偽アサの拉致に留まったが、偽アサがツガイであることは誰の目にも明らかだったので、新たなツガイを確保して村との交渉材料とする選択は(非道ではあるが)理解はできる。イワンとその雇い主であるチンピラの人も、現時点での村とユルの関係性を完全には把握していないのだろう。だからこそ祈祷師の亡骸を使ってユルを呼び出そうと試みたわけだ。村の命は、まだユルにとって価値のあるものであろうという読みだ。 ここでキーとなるのは「ツガイと人のつながり」という要素になってくるだろう。「大事そうなツガイを確保すればその主人が釣れる」という感覚、これはツガイに関わる者たちであれば皆共通して持っているのだろうか。ただ、例えば先ごろの影森家襲撃事件の際のツガイ使いたちなど、そこまでツガイとのつながりに執着してない人間もいるような気もする。まぁ、ケースバイケースなのだろうが、それぞれのツガイの人とのつながりを見誤ると、またヘンテコなすれ違いは生じそう。 今回その一例として出てきたのが謎の宇宙人ツガイ。彼らはポッと出の「在来」ツガイとのことで、あんまりユルたちの抗争に関係があるようには見えない。あくまで「世の中には全然関係ないツガイもいっぱいいますよ。ヘンテコな主従関係もありますよ」ってことの描写のために出てきたものと思われる。左右様も割とフレンドリーに接してくれていたし、本来、この世界のツガイってのは(契約さえ問題なく履行されていれば)もっと気軽に接することができる隣人のようなものなのかもしれない。 ……という事例を見せておいて、そこにやってくるのがオシラサマ、そしてユルの親友……であったはずの“ダンジ”。その正体はまさかのツガイ。ツガイってのは必ずペアで存在するってんで、これまで独立して動いていた彼のことを疑う要素なんて何一つなかったのだが、そこに偽アサの存在も加味すると、なんとまぁ、「ユルを村に囲い込んでおく包囲網」に綺麗なツガイが成立してしまうという……怖いなぁ。ほんとに東村ってのはユルを取り込むための籠としての役割が徹底している。ちなみに余計な話だが、「ツガイには影がない」という話から一応1話目の描写を確認してみたが……ぶっちゃけ、割とダンジの影、あります。ただまぁ、本人も「意識したら影くらい作れる」と言っていたので、通常時はお役目を意識してちゃんと影を作ってたんだろうな。屋内でしか会うことがなかった偽アサの方はその辺楽でよかっただろうね。 変身を解いて全てを告白したダンジの様子を見るに、彼自身にユルへの害意はなかったはず。ツガイは主人の言うことを聞くものだし、それが村の総意であったなら、ダンジ(と偽アサ)に拒否する権利はなかった。その上でユルを騙していたことへの罪悪感はあった……と信じたいところだが、今更何をいったところで遅い。ユルの漏らした「信じられるものが何も無くなった」という言葉が全てだろう。 さて、これにてユルと村は完全に切れてしまった。となると、頑張って偽アサを誘拐したイワンたちの動きは無駄骨だったということになるが……片割れを奪われたダンジはここで誰に救いを求めるか。……うーん、ユルさん、その友情、どう片付けますかね? 余談:今回オシラサマが住んでたおうちのおばあちゃんとその娘さんが出てきたんですが、娘さんのキャスト表記が「七瀬彩香」ってクレジットされてたんですよ。「ん? そんな名前の似た声優がもう1人いるんか?」って思ったが、多分単なる誤記で彩サマー(七瀬彩夏)でいいっぽい。こんだけちゃんとしたアニメでもクレジットのミスとか普通にあるもんなんやな。彩サマーからサマー要素とったるなよ。
学びたくなる、第3話。本作のメインテーマに「学」があるってのはもちろんなんだけども、単純に知らないことがいっぱい出てくるから歴史を学びたくもなる。 こういうパワーって実はすごく貴重なもので、それが起こる(興る?)だけの働きかけのあるアニメーションになっているということ。だって普通に考えて、「全然分からない固有名詞がどんどん出てくるアニメ」って、視聴モチベはどんどん削られるじゃない。オリジナル設定の適当な単語の出し方とか説明ってのはどんな媒体でも腕が試される部分で、失敗しちゃうと独りよがりの勝手な作品の烙印を押されてしまう。今作もそういう意味では、じゃんじゃか知らない言葉が出てくるのだから「知らねぇよこんちくしょう」と愛想を尽かされてもおかしくない。でもそうはならない。まぁ、これは私が勝手に自分の無知にコンプレックスを持ってるせいかもしれませんけども。諸々の事情により、私はいろんな学問分野の中で世界史は飛び抜けて無知なんですよ。ほんとに中学レベルの話でも分からない可能性があるくらい。そんなもんで、今作でいっぱい出てくる固有名詞についても「俺が無知だから知らんだけかもしれんし……」というのでグヌヌとなるのである。何かおっさんになってから世界史を学ぶ良い方法はないものかしら。 などという話はさておき、今作は作中世界においても「学び」に焦点が当たる。「知」を司るのは学者の家で育てられたシタラその人。彼女にとって、此度の成り行きはまさに「知」を奪われた蛮行である。学びの場を、学ぶに進めてくれた恩ある人たちを全て奪われ、その象徴としての「本」が奪われた。何もかもを奪われた恨みは深く、軽薄なサマルカンドの少年・シラに共闘を持ちかけられたことで自らの目標を成し遂げる活路を見出す。ここでシタラがすんなりとモンゴル生活を受け入れていたらそれはそれで問題だし、かといって受け入れられなかったら野垂れ死ぬだけ。彼女は「生きるための共存を受け入れつつ、その根底に恨みの火を燃やし続ける」という大変な状況に置かれる必要があるのだが、そうした葛藤を、本当に端的に「画」で見せてくれるのが本作の凄まじさ。1枚こっきりの表情画に込められた彼女の決意。もう、その1枚だけで泣きそうになってしまった。 学ぶために生きたこれまでの人生。その蓄積をしたたかに使いこなし、今度は「生きるための学び」へと転じる。目的のためなら手段は選んではいられない。かつての奴隷としての日々も全てが復讐の糧。かつて奴隷商人がセールストークで適当に言ってた「笑顔が売り」なんて話だって、全てがシタラを作り上げる要素となっているのだ(まぁ、実際にめっちゃ可愛いんですけどね)。目的を定め、生きることに軸足を置いた彼女は、なかなかにしぶとそうだ。 月日あっという間に進む。まぁ、そもそも目的地に着くのに数ヶ月を要するってのがこの時代の大変なところだが、終わりの見えない旅路の果て、ついに辿り着いたのは雪の残る山間の村。ペルシアでは想像もできない寒さもまた、シタラの知らぬモンゴルの生活の一部か。怨敵は目の前。シタラの復讐は始まったばかり。……それにしても、よりによってこのポジションにいる王妃様のCVが久野ちゃんですか……すげぇ起用。そしてなんとも怪しげな噛み合い方はお見事としか言いようがない。久野ちゃんが自身のXで「初めて夫と子供がいる役を演じました」って言ってたの見て笑ってもた。分からんけど、多分作中のソルコクタニよりリアル久野ちゃんの方が年上やで……。
○「メビウス・ダスト」 4 今期は久しぶりにオリジナルアニメが奮闘しているシーズンだ。まぁ、そうは言っても「グロウアップショウ」と「さよならララ」の2本のことなのだが、「電氣目録」も事実上のスタジオオリジナルに加えれば、A-1 Pictures、キネマシトラス、京都アニメーションと3つのスタジオがしのぎを削る乱世の様相。そしてそこに我こそはと名乗り出てきた4つ目のスタジオがあった。そう、かつてはきらら系などの萌えデザインで猛威を振るった動画工房である。まぁ、こちらも厳密には完全オリジナルじゃないらしいが、そこはよしとしよう。 ……なんか、1つだけびみょーにショボいな。第一印象あんま良くない。いや、別に作画がショボいわけでもないのだろうが……飛び抜けていいものでもなく、全体的にキャラデザのもっさり感から画に特段の強さは感じられない。そしてこれは完全なる偏見かもしれないが、未だアニメで「パルクール的な痛快アクションを見せ場としましょうよ」っていう狙いで成功してるの見たことない気がするんだよな……。「プリンスオブストライド」っていうがっつりパルクールをテーマにしたアニメは鳴かず飛ばずだったし、劇場アニメ「バブル」は動画クオリティを鳴りもの入りで売り込んでたのに確実にクソアニメ寄り。最近では「ラザロ」というどうしてこうなった例も追加されている。陣取り合戦とか街中のぴょんぴょんアクションとか、それだけでアニメを作ろうってのはダメなスタート地点なのだ。 まぁ、今作は別にそこが主眼かどうかはまだ分からないのだが、設定に設定を重ねて小難しいことを説明された割には、やってることがガキどもの追いかけっこというのがどうにもピンとこない。多分ここから先は彼らに与えられた「ラムス」という特殊能力を巡って策謀が飛び交い、大人たちとの戦争になったり盛り上がっていくのかもしれないが、残念ながら1話目はほんとになんもない追いかけっこアニメ。「逃走中」の1話目と大差ない。流石にこの時点で良い評価を下すのはちょっと厳しそうだ。別に1話目からじゃんじゃん盛り上がるドパガキ仕様は強制されるものではないし、そうじゃなくて「丁寧に盛り上げていきたい」みたいな長期的な作品作りも大事なのだが、残念ながらオリジナルアニメの1話目としては「掴めてない」という評価にならざるを得ない。せめて、あのリミッター壊し博士がもっとダイナミックに不穏な空気を流してくれていればヒキもあったとは思うのだが……。 いやいや、これこそがもしかしたら刺激に慣れてしまったよくない思考なのかもしれない。博士のプロジェクトがきな臭いってことは充分に伝わってくるのだし、主人公(?)が苦しんでいる違和感も鑑みれば、この1話目で子供らが盛り上がってる「リミッター無し」は悪魔の囁きであることは間違いないはず。ここからとんでもねぇ悲劇とかに推移してくれればこのモヤモヤも解消はされるんですが、「特殊能力持ちの子供が力を解放しすぎると制御できなくなってバケモノになるよ」くらいまでだと余裕で前例があるからそこまで引っ張るものではないと思っちゃうんだよな。かといってこのまま何事もなく最後まで追いかけっこだけで終わったそれはそれで困るし……。 うん、やっぱオリジナルの1話目って難しいわ。なんとなく流れる「2流アニメっぽさ」みたいなものを拭い去って、次回以降で盛り上げてくれることを期待しよう。 ○「いびってこない義母と義姉」 5 せーのっ\一迅社!/ 今期は2本あったわ。毎週違うCMを発信し続けるのって結構大変だと思うのだが、頑なにやり続けてるのは一迅社だけなんだよな。 というわけで一迅社のよく分かんない配信サイトに原作があるらしい漫画作品。常々なろう作品に「タイトルで全部言っちゃってるじゃん」と文句をつけているわけだが、流石にここまで完璧な出オチ潰しというか、「それ言っちゃったらもう何もなくない?」感はなかなか無い。普通に考えて「義母と義姉はいびってくるもの」という前提条件がなければこのタイトルが成立しないわけで、「タイトルとは何か」を改めて考えさせてくれる異次元の仕様になっている。「いや、でも冷静に考えたら1話で終わってしまう転生事情とかをダラダラ書かれるよりは、恒常的な状態を説明してくれている今作の方が姿勢としては誠意があるよな」とかも考えたりもする。そう、これは「展開の説明」ではなくて「状況の提示」でしかない。いわば文法としては「メイドさんは食べるだけ」と同じだ。「阿波連さんははかれない」「淫らな青ちゃんは勉強ができない」など、「無い」ことを説明するというのは立派な特性。なんだ、じゃぁ成立してるんじゃないか。 とか修辞学的な(??)言い訳をしてみるも、これって当然シンデレラの設定をひねっただけなので出オチ作品には変わりない。1話目で「いびられてしまう!」→「いびられなかったわ」をひたすらループして基本設定の提示は全部終わってしまったので、ここから先は何すればいいんだろう、というのはむしろ興味が出てきた部分。「いびってこない」が「状況の提示」でしかないので、ここから先は義母と義姉さえ心変わりしなければ何をしたってタイトル詐欺にならない。突然ここから異世界転移してもいいし、野球チームを作って試合に出てもいい。宇宙へ飛び出して多元宇宙からタイムループを始めたっておかしくはないのだ。まぁ、絶対そんなことはしないんだろうけど。結局根源的には「メイドさんは食べるだけ」と同じところに制作・視聴モチベがあり、我々は可愛い女の子が食べ物をもらったり甘やかされたりするのを見てればそれだけでほっこりするのである。徹底的な甘やかしストーリーでハートフルになればそれはそれでいいのではなかろうか。まぁ、いつどこで飽きるかは分からないけど。なんなら1話目でちょっと飽き始めてた気もするけど……。 一応点数をキープしたのはいつも通りに中の人効果。義姉2人組の芹澤優の方は分かるが次女はなんと貫井柚佳である。今期もこのキュートボイスが味わえるのは助かる。主人公役は若手の新人さんっぽい。まだちょっとたどたどしいところもあるが、そのちょっと声になりにくいような部分も主人公の設定を考えれば味わいと言えるのかもしれない。今後のリアクション芸での成長に期待。そしていつものことながら……お亡くなりになった主人公のお母さんのCVがねぇ……ヲイ、今期早くも母親役で2回死んでんねんぞ。どうしてくれんねん。「逝去する母親枠」っていう業界の固定スロットの中は3〜4人くらいの候補で回してるんか? ○「コードギアス 奪還のロゼ」 ー 全然新作じゃないが、多分また1から見守る気がするので一応記録だけしておく。 確認しておくと、こちらは配信済みの作品だが、配信サイトはディズニープラスのみと狭いものだった。そこで3話区切りの劇場公開という措置が取られ、私も2年前に喜んで4回も劇場に足を運んだものである。ちなみに総評としては「無茶苦茶なのは間違いないし、下手したら怒られ案件ではあるが、そもそもギアスってそういう作品だったよね。いいじゃん、わんぱくで楽しかったよ」くらいの感覚。当時ギアスで熱狂した世代であれば、この雑なバタバタバトルアニメはきっと楽しめるはずだ。あとはまぁ、「最高にかっこ可愛い上田麗奈の新たな代表役」という側面は絶対に外せない。しゃま信者においては絶対に押さえておくべきおっぱいである。それに加えてキャラクターデザイン・木村貴弘氏の遺作という意味もある。氏の生み出したムッチムチなおっぱいや尻の文化、その集大成としての皇サクヤ。中盤で描かれる緊縛シーンは必見だ。 ということで見どころは多い作品。未見の人はぜひ追いかけてみよう。ちなみに先週時点で今作の放送に先立って「元祖シリーズの振り返り特番」が放送されていたのだが、改めてぎゅっと30分にまとめられた総集編を観て、「やっぱ意味わかんねぇな……」と感心したものである。これだけ元気なオリジナルアニメをサンライズが力一杯作ってくれていたゼロ年代、いい時代だったのだなぁ。 新旧プリキュア対決! 第2話! しかも当代のセンターキュアと3代前のセンターキュアの対決、アツい。……ってか今期の関根明良の稼働率、異常じゃない? あらゆるキャラでとんでもないカロリーを出してて……こないだまでの永瀬アンナとバトンタッチした感がある。 などという中の人ネタから引き込まれたのも事実だが、ふつーに面白い2話目。今期はガチで放っておけないアニメが多くて、まだ全然新番チェックも終わってないのにスケジュールが立て込み過ぎてて困っている。最終的に週に感想をちゃんと書くアニメの本数は10本以内には抑えたいし、週間試聴本数の目標は40本までなのだが……どうなっちゃうんだろう。 さておき今作。1話目で設定の一番美味しい部分は堂々と繰り広げられたのだから、2話目は起承転結の「承」に回って一旦落ち着いて深呼吸でもしてほしかったところだが、そんな手ぬるいことはせずにフルスロットルで物語が進む。まず、新たなる刺客として怪獣大好き少女・友里真夏(CV関根明良)が登場。最初は新汰の恋人みたいな雰囲気で出てきたもんで「おっ、恋の鞘当てか」と思ったが、なんとその属性は斜め上、ただ単に怪獣が大好きでハルゴンにハァハァしちゃう系女子だったという。まぁ、バランスを考えたら黒絵ちゃんにも当然女友達は欲しいわけで、怪獣にも理解があるし新汰を奪い合わない人物が理想なわけだが、その結果がこんなバケモンだとは思わないじゃん。自作のモスラ寝袋、普通に売り物になるレベル。 どうやら根は悪くない……どころかだいぶ聖人寄りの性格のようで、鬱屈した黒絵の感情もぜんぶケロリと飲み込んでしまうし、余計なおせっかい気味ではあるが分け隔てなく黒絵に接近し、さらに気遣いまでしてくれるという「盟友」になりうるポジション。まぁ、黒絵側からしたら崇拝の対象になってしまったので逆に近づきにくくはあるが……いっそ怪獣のことも全部COしてしまえばいい相談役になってくれるかもしれない。 そしてもう1人の主軸である南新汰。前回時点で「あまりにも少女漫画な出来すぎイケメンだし、男目線からだとさすがに受け付けにくい」と思っていたのだが、今作は並大抵の少女漫画ではない。何しろ女の子が怪獣であり、制御不能の大量破壊兵器になる危険性をはらんでいるという。そんな女の子でも理解して包み込んでくれるとしたら、それこそ生半可なイケメンでは太刀打ちできない。人類すべてを愛し、どんな艱難辛苦も乗り越えられる鉄のメンタルを持つ勇者でなければ、最終的に黒絵に並び立つことなどできないのだ。そう考えると、ちょっとやりすぎなくらいの新汰の聖人っぷりは正しいカップリングのために必須条件なのかもしれない。 そうしてこれまでの人生で味わったことのないイケメンパワーを叩き込まれ、パンツを貫くごんぶとテイルを発露させちゃう黒絵さん。怪獣化の進行、その時々のメンタルとかでバリエーションがあると対処しづらくてすごく面倒くさそう。そして「流石に今回は怪獣化しないで治ってくれたか……」と間一髪だったはずなのに、結局新汰がゴリ押ししたもんで早くも2度目の変身。しかも相当怪しい学校の敷地内、いじめの現場となった体育館が爆心地である。これに真夏の「黒絵はハルゴンの巫女である」という風説までまかり通ってしまうと、もはや無関係を装うことすら難しそう。どうなる黒絵。いっそ学校を全壊させてしばらく休校にでもするか? でも純粋な破壊者になってしまったら視聴者側もフォローしづらいぞ!
ほんとは2話目時点は一旦スルーでもいいのに、今期のアニメはいちいち放っておけないエネルギーを放ってくる。今作も1話目のパワーはそのままに、2話目でもグイグイ引っ張ってくれる展開がたまらない。 1話目以上に刺さった感があったのは、やっぱりスポットが手島先生の方に移ったせいだろう。若者たちの青くてアツい情熱もそりゃ面白いものだが、おっちゃんの歳になってしまうとそんなものを直に浴びせられると塵になって消滅してしまう可能性がある。そこで効いてくるのが「大人側」の物語。ざっくりいうと先生の過去エピソードは非常にシンプル、かつては漫画少女だったもんで一心不乱に描き続け、最終的にあの「ポコ太」を完成させたと、それだけの話である。かつて「マグマ」を持っていた先生は、がむしゃらに「自分の漫画」と向き合い続け、見事な結果を残した。ただ、それが「見事」だと思える人間の数は限られているらしく、どういった理由かは分からないが、結局先生は専業漫画家の夢は諦めて、こんな島で教師として働いている。「マグマ」が無いと、先生はいう。 そんな独白を聞くのは、なんと島で貸本屋をやっているこれまた曲者の「大人」、名前を寺村七という。どうやら先生とは昔馴染みの関係らしく、彼女の内面までよく知っているし、ライターが絡むなんらかのエピソードもよく理解しているようだ。寺村がこんな島でひっそりと教師をやっているかつての友人を見て何を感じているかは表向きは語られていない。しかし何か思うところはあるようで、無垢な安海に対して「ポコ太」の漫画を紹介したり、漫画について色々と焚き付けていたのも、もしかしたら遠因的に手島に繋がると考えてのことなのかもしれない。少なくとも、「ポコ太」をお店の看板商品として陳列していたことからも彼女の手島評は察することができるだろう。自分が焚き付けた安海が今の手島に大きな影響を与えていることは多分理解している。その上でのらりくらりと彼女の吐露を聞きながら、「マグマがなくなっていないんじゃないか」なんてさりげないエールも送ってみたり。この「大人と大人の関係」の中に青い季節が滲む様子がたまらなくじれったく、それでいて尊くもある。 安海が1冊のノートを漫画で埋め尽くすまでに、いろいろな大人の影響があったことになる。きっかけを与えた寺村、そして作品を通して漫画愛を伝えた手島。彼女の担当編集だった女性も、ポコ太を世に出す手伝いをしたとなれば、「漫画を愛した大人たち」のすべての行為が、安海に「マグマ」を届けたことになる。成果物は大したことない漫画だ。しかし、素人に「漫画を描け」といって、いきなりノートを一冊埋めることがどれだけ大変か。いや、まずもって何かを「完成させる」ことが途方も無いハードルなのだ。かつて自分を突き動かしていた「マグマ」の熱を確かに感じ、手島は涙を流す。それが自分への返礼なのか、新しい時代への予兆なのか、多分まだ手島自身も分かってはいないのだろう。 そして次なる展開は漫画同好会の設立へ。てきとー過ぎるお友達赤福は私利私欲のために安海を煽っていたが、どうやらまだ一工夫必要らしい。次なるターゲットはこないだの美術部員さん。旅館の娘(母親のCVがッ!)、どうやら趣味のお絵描きにも窮屈な思いをしているっぽいが、「作ること」への情熱を見出した安海との出会いが、彼女の人生を変えてくれるのだろうか。 追伸:竹書房は何度も爆破されてますが、小学館の爆破シーンは初めてみた気がします。 ○「盗掘王」 5 英語タイトルは「Tomb Raider King」。まぁ、そりゃそうか。その伝でいくとトゥームレイダーって単に盗掘(者)なんだよな。 さて、ここにもまたちょっとしたイレギュラーが。こちらの作品は韓国で製作された作品の翻訳である。フジテレビはここ数年ずっと海外作品を輸入して吹き替えを行う枠「B8station」が存在しており、私もこれまで「時光代理人」や「RINGING FATE」、「この恋で鼻血を止めて」などの作品を視聴させてもらっていた。ただ、この枠はフジテレビ、つまり関東圏のみの枠であり、関西人はBSフジでのみ視聴が可能だった。しかしそれが、なぜか今作から地上波の関西テレビにも降りてきて気軽に楽しめるようになった。今後もこの枠が地上波で続いていくかは分からないが、BSは録画設定が面倒なことがあるので素直に助かりますわ。 というわけで韓国小説原作で韓国のスタジオが作った純正「韓国アニメ」。おかげで細かいスタジオの編成とかクリエイターについてはよく分からんのだが、STUDIO EEKという元請けは「時光代理人」には英都編から参加し、ちょっとずつシリーズアニメに入り込んできているスタジオらしい。映像の傾向としては相変わらず中韓のアニメのクセである「なんか微妙にAIっぽい処理」が最初に目につくが、映像としてはかなりこなれており、海外作画の中ではかなり見やすい「日本のアニメに近い」デザインが実現している。これは別に日本のアニメの方が優れていると言いたいわけではなく、純粋に「見慣れたスタイルのデザインが、きっちり動いている」という印象になるので評価しやすいという意味である。 そうして冒頭のドラゴンとのアクションなどを抜けて、「ほうほうそれで?」と思いながら見ていると……突然のタイムリープ、15年前に戻って強くてニューゲーム。……あ、そうですか……やっぱなろう的な……へぇ……。ご丁寧に異能力でステータスウィンドウが出るようになってしまったし、タスクやらスキルやら、結局いつものやつになってしまう。「突如世界中で遺物を内包した遺跡が爆誕するよ」は同じ韓国作品である「俺レベ」の設定だし、まぁ、なんかいつも通りに見たことあるやつになってしまうかなぁ、というのでしょんぼり。中韓でもこの手の作品の絶対数が多いのか、はたまた輸入する日本のTV局側が好んでこれを持ってくるのか……もっと「フェーレンザイ」みたいなアニメをもってきてよ。 ただまぁ、チートやり直し物語には違いないが、15年分の知識とスキルを活用して一旗あげようとする主人公のプランニングが変なとこで地に足ついてたり、筋運びとしては丁寧な印象を受けるのであらすじで見るよりも印象は悪くないかも。せっかくなのできちんと海外アニメを見る機会を大事にしていきましょう。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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