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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「固定資産税がかかるツガイ」とかいうパワーワード、第11話。こういう生臭いところで細かいネタを回してくれるからいちいち笑ってしまうんだよな。あの迷い家、異空間にあるなら税金もなんもないやろ、と思ったけど、入り口自体は現世にあるからちゃんと不動産扱いになるんか。……売却を検討したらいいんじゃないでしょうかね。 そんな迷い家での決戦の後始末。前回までで「追っ手は影森(アスマ)が送っていた」「それとは別に手長足長の主人がいた」ということまで判明していたわけだが、なぜ突然手長足長の襲撃を受けたのかは確かに分かってなかった。前回は忙しくて出来なかった主人探しだったが、有能なユルさんはしっかりと戦闘中にも目星はつけていたようで。手長足長の行動から主人の潜伏先を絞り込む。そこから出てきたのは、なんと年端もいかない少年。どこぞのハーフ、13歳の少年は、例によってツガイに絡む一族の面倒臭さを体現した象徴のような存在であった。 今回のサブタイが「兄と弟」で、最初に表示された時は「アスマ周りの掘り下げでもすんのか?」と思っていたが、なんとここでいう兄弟とはまさかの田寺周り。ケンと名乗るその少年は、なんと腹違いのデラさんの弟だったという。その辺の事情はデラさんも一切認識しておらず、少年の主張を信じるしかない部分なのでちょっとだけ信憑性におっかない部分はあるが、ケン少年は見た感じ悪い人間ではないらしく、切迫した彼の訴えに耳を傾ける価値はあるだろう。曰く、「ユルのご両親に村から抜け出す方法を教えたのは先代田寺(デラさんの父親)だった」とのこと。その少ない情報から両親の足跡を追おうとしたユルだったが、残念ながら東村と現世をつなぐ仲介人の一族・田寺の長という人物は想像以上につかみどころのない人物であった様子。実の息子が2人も雁首並べてるのに手がかり1つ見つからないし、現時点では情報が完全に遮断されている。どうやら田寺の一族ってのはその仕事の内容からか、だいぶ隠密性能に優れた一族のようである。 ケン少年のおかげで手長足長の襲撃は単なる偶発的な事故だったことが判明、あの迷い家に逃げ込んだのは単なるバッドラックだったという話。そんな偶然で手駒を削られたアスマさんにとっては痛手だった気もするが、よからぬツガイを排除した上で、影森の追っ手とは和解できたし、一応は調査のきっかけくらいは手に入れられたのでよしとするか。一旦ケンを持ち帰り、みんなして田寺の情報を突き合わせることで、次の進路を決めるしかないだろう。 むしろ今回最大の脅威となったのはず〜〜〜〜っとユルたちの帰りを待っていた(待たされていた)ハナちゃんであった。苦労人のサポート稼業。デラさんに振り回されるのはしょうがないが、野生児ユルにも振り回され、相当に面倒な役割を引き受けちまったと今更大後悔。ケンくんちの預金通帳がなかったら大暴れしていたかもしれない。なんとか先立つ資源の確保に成功し、今回はチョークスリーパー1発で許してくれました。……油断していたとはいえ、しっかりとユルをキメて圧倒したハナちゃんはそれなりに戦闘力高そうね。 東村・田寺、そして影森。未だこの3つの勢力の力関係ははっきりしていない。一番不安定なデラさんのところにいれば、いやでも事態は揺さぶられるのだろう。しばらくは左右様も退屈せずにすみそうだ。
PR さぁ、最終章だよ。少なくともガルパン・プリプリより早く完結してよかったとは思ってます。ただ、相変わらず上映期間が短くてな……ちょっと油断したら今回はもう「レイトショー1本」という地獄の日程に。しょうがないからそのレイトショーに飛び込んでの視聴。 折り返し前に書いておくかどうか迷ったが、先に触れておくが今作はすでに「余計なこと」でなんか話題になってしまっていることは知っていた。まぁ、ぶっちゃけ櫻井絡みのあれこれで、視聴途中までは「別に櫻井を外したことの是非を問うつもりは無いけど、やるなら最後まで責任もってやらないとダメだよねぇ」というくらいの当たり障りのない感想を置いとくつもりだったのだが……うーん、これは……難しいデザインにしちゃったなぁ。その辺も込みで、折り返し後に書いていこう。ちなみに、端的にまとめると「面白かった」です。さすがに三部作の最終章ってことで、きちんと起承転結の結をまっとうしてくれていたし、広げまくったド派手な風呂敷を結構な豪腕でたたみきってくれたトータルデザインは見事なものでした。ですので、前2作を観た人はさすがにこれを観ないわけにはいかないでしょう。前2作を観てない人は……どっかで配信とか販売が始まったら観てみる価値はあると思います。ただ、その場合は全3章一気見とかしちゃうと脳がパンクすること必至なので要注意。
<てなことで折り返し>
人の心がない構成、第10話! これをぬけぬけとやってくるからこのアニメは油断できない……。AパートBパートでこれまでのキャラとはさっぱり関係ない脇の話を展開して「今日はそういうつまみ食い挿話の回なんだろうな」と油断しきっているところに、突然叩き込まれる核心となる伊吹桂子。こんなん、不意打ち以外の何物でもない。受け止めきれるわけがない。 緊張と弛緩がドラマの基本というなら、1本目2本目は間違いなく「弛緩」。いきなり関俊彦ボイスから物語が始まり度肝を抜かれたが、彼のええ声で語られた「淡島の物語」は、1人の脚本家の人生に影響を及ぼした美しくも愛らしい母の話。このお話における女優・夏木詩子の物語は、別に淡島という舞台の真芯を捉えた話にもなっていないし、誤解を招く言い方をするなら(なんでだよ)「なくてもいい話」である。しかし、こうして息子という血縁者から贔屓目無しで1人の人間として「淡島に生きた女性」の人生を客観的に語られることで、その「女優」という人生の凄絶さが垣間見えるようである。息子が文筆の仕事につき、彼女をモデルにさまざまな物語を「作り上げた」ことは別に誰に望まれたことでもないし、母も息子も、互いの助け合い・依存を考えて紡ぎ上げたものでもなかろう。しかし、ごく自然にそうした「夏木詩子の物語」が囁かれることで、女優の顔は外から埋まっていく。これも1つの相互依存の形。そして、互いに幸せを分け合う家族の1つの形。 Bパート、こちらも今までのお話とは一切接点がないポッと出のサブキャラのお話。今回の夏木詩子パートとこちらのパートの主人公・滝本由加里さんについては公式ページの人物相関図でも一番外縁部にこそっと追加されただけの離小島。どう考えても周りとの接点がない。しかしこのお話は1つ際立った特徴があり、それがサブタイトルの「本人の名前が書かれていない」というイレギュラーである。これまで通りのフォーマットであればこのエピソードのサブタイトルは「滝本由加里」、もしくは「滝本由加里と森久保沙織」あたりになっていたはず。そこをあえて「城芙美子の娘」という「淡島女優との血縁関係」で表示するところに、このエピソードの主張が嫌でも引き立つことになる。由加里が認識している通り、結局彼女は未だ「淡島生」にはなれていないし、この先もなれないんじゃないかという予感すら持っている。未だ一角の人物にならず、母がつなぐか細い接点から分厚い壁を挟んで淡島を見ている状態。ただ、それは彼女にとっての呪いであるとか、苦しみであるという描かれ方でもないのがなんとも不思議なところで、この物語には結論が無いのだ。Aパートにあった「母親と息子」の関係性と対比的に、こちらの「母娘」関係は不透明な未来に無限の可能性を残し、まだ「娘」でしかない滝本由加里の不確定性ばかりを強調する。これはこれで、希望ある描き方なのかもしれない。ちなみにキャラCVは由加里が結川あさき、森久保沙織役は高田憂希。(スクール講師のかなえさんが明乃さんである) そうして「いろんな言及があるものだなぁ」と油断しきっているところに突然ぶち込まれる伊吹先生。この不意打ちには飛び上がった。ここに来て再び彼女にお鉢が回ってくるのか。前回のエピソードで若菜と対話して「伊吹桂子」の人生に1つの結論が出ているものだと思っていたが……ここまで語られてこなかった、「あの当時の伊吹」がついにヴェールを脱いだ。 そして、そこで語られるあまりにもどうしようもないお話……伊吹桂子の物語は、これまで2話目で岡部絵美を中心として「害する敵」としての描写があり、3話では親子3代をつなぐ忌まわしき血の物語として、彼女が女優を目指すことについての胸糞悪さにまで言及されていた。となれば単純な足し算だ。岡部絵美という孤高の存在、そして伊吹桂子という淡島のしがらみを煮詰めたような存在。2つがぶつかり、あまりにも虚しく残酷な結末が訪れてしまう。 もちろん、桂子がやったことは悪いことだし、同情の余地もない。しかし、すでに我々は3話で彼女の家庭環境を知ってしまっており、その情動にはどうしたって贔屓目ができている。そしてそこに改めて「桂子から見た絵美」が語られ、その抱えきれなかった青い感情には、どうしたって一定の理解を寄せてしまう。彼女の祖母が悪かったとかいう話でもない。人は、周りの全ての人間と何かしらの関係性を結び続けているのだ。そこにほつれやもつれができてしまった時、1つのつながりに負担が寄ってしまうこともあるのだろう。今回は、たまたま伊吹桂子という絡みに絡んだ人生が、岡部絵美をプツリと切ってしまったと、それだけの話なのである。 ラストシーン、桂子は教え子の若菜へ、「淡島へ入ったことへの後悔」を問う。現役学生には問うことすら許されないだろうし、教師が問う意味もない、病身の心の弱さから漏れ出た問いかけなのだろう。田畑若菜は、今作における語り部となった。脚本家・長谷川慎爾のヒアリングをしていたのも若菜だったし、世代を超えてかつての寮の話を現役世代に語って聞かせてもいた。しかし、改めて今、若菜はステージ上に押し戻される。1人の淡島生として、1人の人間として、桂子は若菜に問うている。淡島とはどんな場所なのか。淡島とはいかにあるべきだったのか。 誰も正しい答えなんて分からない。若菜は、桂子の人生に救いを与える救世主となるのだろうか。 なるほどそういう配置か……第11話。的確にややこしいところにややこしい人員が補充されていくあたり、高校生ってやっぱ大変ね。 私のように人付き合いを極限まで削りに削った世捨て陰キャが今作みたいな青春人間模様を見ていると「人間ってこんないろんなこと考えながら付き合っていかなきゃいけないのかよ〜」とため息が出てしまうくらいに、みんなして色んなことを考え、色んなことを察してコミュニケーションを図っているのがなんとも窮屈。それは人付き合いが苦手であることを自認しているこゆんだってそうだし、人付き合いのプロで数多の鍵を持つ湊だって実はそう大きな差はない。感知できるセンサーが多ければ多いで大変なこともあるもんだ。 しかし、基本的に人付き合いはニュートラルから始まるもんのはずだが、それが「ネガ」から始まるとまた難しい。現状、その間に横たわる関係性に名前がついていないのは渦中の熱川妹(アキネ)とこゆんの間。今回こゆんの回想でたっぷりと描かれた中学時代の実態、それはもう、惨憺たるものであった。これまで五十嵐周りの出来事は色々と語られてきたが、その起点となる「なんでそもそも五十嵐なんかと付き合ったん?」の部分は謎のままだった。今回は熱川姉(マナツ)という人間を中心にその辺りの事情が紐解かれ、おそらく今作でも一番ドロドロしてて醜い感情の数々がついに明かされたのである。 ぶっちゃけ熱川真夏は割と最低の人間だし、彼女が中学時代にこゆんにとった態度は許せるものではないと思うが、それに対し、こゆんもこゆんであまりよろしくない方法で意趣返しを目論んでしまったというのが「過去の傷」。五十嵐と付き合ったのは熱川との関係が負けっぱなしで終わるが癪だったから。関係性が決定的にぶっ壊れたのは五十嵐をいいように使って自分の武器としてしまったから。今になって振り返ればこゆんも大人気ない行動だったと反省はしているようだが、それで五十嵐という人間の尊厳が傷つけられたのも事実だし(まぁ、奴の場合はおよそ自己責任でもあるが)、陰湿ないじめに対して腹芸で返してしまうというやり方は結局おてんとさんの下で物事が解決しなかったということ。それは決して褒められたことではなかった。 そうして「一番暗い中学時代」の記憶が明かされ、一度は捨て去ったと思っていた記憶が「妹」という形をとって再びこゆんの足元ににじり寄っているような感覚。こゆんからしたら気が気じゃないだろうが、現時点で妹さんはそうした話を一切口には出さず、ただ優希あたりから「話を聞いている」と匂わせているだけ。彼女が姉の話を聞いて「氷川小雪という最低の女がいるんだ」と思っていた場合、このような行動に出る意味はあるのだろうか。わざわざここで妹が姉の仇討ちに出向いているとも思えず、なんとも微妙な距離感だった。 どちらかというと問題はそんな厚川秋音の隣にいる変な美少女・栗木桃香の方だろう。こちらは明確に「湊への矢印」が存在しており、数少ない機会からざっくりと湊周りの人間関係を精査している。そのセンサーの精度はかなりのもので、すでに湊がひた隠しにしているこゆんへの想いもサーチ圏内に入った様子。ここで桃香がこゆんのことを「障害」として認識した場合、隣にいる秋音から何かしらの「武器」を取り出す可能性がある。まぁ、そんなことしたって別にこゆん自身に非があるわけじゃないから痛くはないわけだが、それでもちょこちょこ中学時代の話を蒸し返されるのは気持ちのいいものではないだろう。果たして、1年生コンビの次なる行動は? そしてかわいそうな陽太くんはこゆんとの食事代ばかりがかさんで美姫との距離を縮めることはできるのか? ……青春だなぁ。
1本目「戻ってこなかったブーメラン」。でも世界観は1ミリもブーメランとは関係なしで、どこかシンエイ動画風味が漂う「日本昔ばなし」みたいなユル系アニメ。この作品においては圧倒的にスタンダードな仕上がりだし、なんなら鬼とかリスとかのキャラは可愛い部類である。さらに主人公(?)となる柏太郎のCVが我らがアスミスなので愛嬌もなんぼか増しになっており、全体的にファニー&キュート。いや、これをキュートだと思ってしまうのはもはや末期症状かもしれないが……。ブーメランはほんとに1回投げられただけで終わってしまったし、世界観的にはほとんど影響を与えない存在になってしまったが、最終的に一番大事な(?)リスを女神様にお届けできたので異世界的にはオーケーということにしておく。 どっちかというとこのパートは女神部屋での女神様との絡みの方がメインであり、主人公はさらに女神製の宝箱を自力でぶち破るなど、だいぶ神性に近い異能も身につけつつある様子。「転生繰り返したからですかねー」と軽々しく言うてるが、ここまでの「不死性」も含めて考えると、着実にたどり着くべきじゃないゴールに近づいている感がある。女神様はその辺をわかった上で主人公をいじっているのだろうか。 2本目「決めポーズで発生する爆発と煙」。もはや実写であることには一切の驚きはないが(いつものクリエイターである)、むしろ「こうして戦隊パロディが制作されているのに、本家となる戦隊はもういないんだね……」という歴史の陥穽を感じて寂しくなってしまうくらいである。私個人としては「ギャバン」があんまり本気でみられてないせいもあり、例の採石場だって随分久しぶりな気がするのだ(実際はちょくちょくみてるのだが)。そして、安物の既製品っぽいスーツに身を包んだお手製戦隊を見ていると「やっぱ東映が仕込むアクターの人たちの仕事って素晴らしかったんだよなぁ」などとどうでもいいことにいちいち感動してしまった。今回の戦隊演劇、ほんとにモーションがちゃちくて「慣れてない」感じが全面に出ていた。そりゃまぁ、ヒーロースーツアクションに慣れてる人間なんてこの世界には数えるほどしかいないわけでな……東映がまじでライダーもギャバンも作らなくなったら、そのうち死に絶えてしまう伝統文化なんじゃないかな。 まぁ、今回の場合は戦隊自体がイロモノすぎるので中の人たちも「あんま本気でやらないでください」というディレクションが出ていた可能性もあるけど。レッド・ブルー・ピンクまでは別に良かったのだが、4体目がベニジャケレッド(というか紅鮭師匠)で、5体目がベニジャケブルー(山田さん)という時点でもはやこの世界は転生の順番待ちなど無くてむしろ人手不足なんじゃないかとすら思えてしまう。いや、「戦隊の5番目、紅鮭なのに青の戦士」になりたい人間がいるかどうかは知らんが。チームとしてはどうせ決めポーズでダイナマンするしか仕事がないので、個々の隊員の個性とかどうでもいいんだよな。 むしろ今回は悪の親玉、魔王のデザインの方がやたら凝ってて格好良かったし、多分制作側もそっちに手間と予算をかけたんじゃなかろうか。爆発の特殊効果だってそれなりの専門職だし、今回の実写パートもそれなりに手間のかかる工程だっただろう。お疲れ様でした。個人的には「M・A・Oネキに特撮パートの解説させるのめっちゃ贅沢だけどな……」っていう思考がずっと脳の9割を占めていました。「いうて関西出身だから変な関西弁にも意外と厳しいかもしれんしな……」とかも思った。M・A・Oネキの関西弁はたまに聞きたくなるんだよなぁ。
レプリカだって、未来がある、第10話。……かもしれない、無いかもしれない。作り物かもしれない人生に、決着は着くんだろうか。 今作はベリーバッドエンドかハッピーエンドしかない気がするのだが、そのどちら側に振れるかが現状の空気感からは全く分からないのがハラハラ要因。いや、そりゃハッピーで終わるだろうという予断は当然あるわけだが、少なくとも「そうなって然るべき」という流れはできておらず、このまま容赦無くナオもアキもお役御免で消されてしまう未来だって普通に存在しうる。その場合でも、一応は「愛川素直と真田秋也はドロップアウトしてた状態からちゃんと社会復帰できました。めでたしめでたし」というそれなりの「終わった感」を出すルートがあるのだ。そこが怖いのだが……一応、リョウさん事件はこの2人にとっては「未来の可能性」を垣間見せた出来事ではあったのだろうか。 前回のラストで宣言された通り、素直はナオと入れ替わる形で再び学校に通い始めた。そしてもののついでみたいにして家で引きこもっていた秋也にまで声をかけたらしく、レプリカ「じゃない方」が2人そろって復学。まだまだ学内でのポジション取りには苦労しそうだが、ここから再びレプリカを必要とするような場面には遭遇しないだろうと思われる。2人のレプリカにとっては念願が叶ったとも言えるわけで、無条件に応援すべき「本体」の復帰は祝いこそすれ、惜しむ必要など全く無いのだが、それでも突然の廃業でしばらくは放心するしかない。ただでさえリョウの事件で打ちのめされていたところだ。悲しみは1人で家にこもっていたら何倍にも膨れ上がって処理しきれなくなってしまう。ちなみにアキの方は「これまで消されたことがない」はずなので秋也と入れ替わった後も存在し続けるのは当然なのだが、ナオが消されずに家でお留守番してた理由は謎。これまで通りであれば、素直は一度ナオを消しておいてもいいはずだが……もしかしたら、事前に律ちゃんあたりから「消さんといて!」と言われていたのかもしれない。 というわけで、突如愛川邸を襲撃したアキと律ちゃん。塞ぎ込んだナオに元気を出してもらおうってんで、何故か知らないが向かった先は温泉施設。今作の舞台は静岡らしいですが、作中の「用宗みなと温泉」は実在の施設で、今調べたら当然のように今作とのコラボもやってました。ちょっと行ってみたいです。高校生カップルのデート先としてはなかなかに渋い場所だし、第10話の温泉回なのに「男女別々に、粛々と湯に浸かるだけ」というあまりに健全すぎる温泉シーン、まぁ今作らしいといえば今作らしいか。デートプランがびみょーにいかついあたり、アキらしさともいえるのかもしれない。 ちょっと元気を取り戻したナオは飯を食いながらアキと一緒に「将来」を語る。もしかしたら明日には消されているかもしれない我が身。未来を語るなんて虚しくもあるし、仮に素直や秋也が存在継続を認めてくれたとしても、「実在しない」自分たちにオリジナルと別な人生なんて選択できるわけもない。進路を考えるなんて無駄なことのはずだが……それでも未来の可能性を考えること自体は自由。2人で色々と妄想を膨らませ、最終的には「修学旅行」の約束だって取り付けてみせる。明日も分からぬ儚い身の上なら、今はただ、見える未来の中で楽しいことを考えよう。 とはいえ、実は2人の会話の中にわずかながらも「未来の可能性」は残されていた。実際、「涼未とリョウ」はあんな状態ではあったが一応2重の人生を送れてはいた。きっと両親や周りの人の協力は必須だろうが、もしかしたらナオやアキにも「自分の」人生を掴み取る方法はあるかもしれない。果たして、素直たちはそれをどこまで考えてくれているのか。最悪、これまで通りに「状況に応じたコピー」として使ってくれるだけでも命は長らえるが、今ここでアキと2人でいたいという願いは、おそらく素直には聞き入れてもらえない。何をどこまで追求するのか。決断の時は迫っている。
なんかつい最近どっか他のとこでも「文化祭は我々の最後の仕事だからちゃんとしてやりたいんだ」って言ってる生徒会長を見た気がする……第10話。そっちの世界では確か人が1人死んでたけど……今作ではそういう心配はなさそうで何より(そりゃそうじゃ)。 文化祭イベントなんて主人公が絡むクラスの出し物はだいたい喫茶系とか出店、もしくはお化け屋敷あたりと相場が決まっているものだが、我らがアキナさんの燃えるラブパワーはものが違った。「素人は黙っとれ」とどこぞのリーダーの如くクラスを抑え込み、提案したのは「プロムダンスパーティー」というあまり聞き覚えのないイベント。調べてみると、プロムとはプロムナード(舞踏会)の略とのことで、「高校で学年の最後に開かれるフォーマルなダンスパーティー」らしい。むー、ナチュラルにダンスが取り入れられるリア充文化圏め……。アキナさんもよくそんな文化を調べて仕入れてきたもんだな。ちなみに余談だが、「プロム」のWikiには「アンチ・プロム」という項目も載っており、リア充イベントへの反感はどこの世界にもあるようだ。 まぁ、どう考えても「クラスの出し物でダンスパーティ」は無理があるだろうし企画倒れになりそうなものだが、これに飛びついたのがよりによってお騒がせの生徒会長。おかげで一時は学校中を巻き込んで(そしてアキナの手元を完全に離れて)プロムが暴走しかけたが、会長が暴れたら逆のエネルギーを思いっきりかけるのが副会長のお仕事。恋を掲げる会長サイドと、風紀を掲げる副会長サイドが真っ向対立。そしてこの対立によって1組のカップルも引き裂かれることになってしまったわけだ。……まぁ、どーせこの先付き合っていく上で「感情か、風紀か」っていう問題は絶対に答えを出さなきゃいけない問いではあったので、こうして強制的に統悟が向き合わなきゃいけなくなったのはむしろ良いことであろう。しばらくポエムの不機嫌は続くが、今の統悟なら、きっと正しい答えを出してくれるはずだ(副会長が孤立無援になったらちょっとかわいそうだが)。副会長の「愛などいらぬ」、あまりに似合いすぎていたのだが、意外なことにまだ稲田徹はサウザーをやった実績はない(意外なことにラオウもない)。 そしてもののついでみたいに語られたのはこれまでちょこちょこ話が出ていた出淵と会長の過去の因縁。まぁ、エピソード自体は想像通りのものだったが(どう考えても出淵は中学時代の方が自然な存在だが)、「白衣の人物が偶然自分を救ってくれた」というエピソードが入り、どう考えても仗助の雪の日のエピソードなんだけど、そのシーンで出淵がとってたポーズは「僕の夢はギャングスター」なのでジョルノの方という、だいぶややこしいパロディの渋滞が起こってるので何が何やら。かてて加えて問題の白衣の人物がどうやら桜大門家のおとんみたいだ、なんてよく分からん展開もあり、この世界の家族はとにかく繋がってないと落ち着かないらしい。 とりあえず来週で統悟とポエムの仲直りだけでもやってほしいところだが、その他にも会長と副会長、そして余裕があれば出淵とアキナと、処理しなきゃいけない関係性がだいぶ多い。どうなっちゃうんだ文化祭。
おかえり主人公、第10話。ようやくスポットライトが回ってきたが……その行く末は未だ定まらず。 弥々吉の事件を機に、北陸は大きな動きを見せる。猛省した桜虎は改めて作戦を練り直し、すでに死に体の龍門隊に一撃を見舞う計画を立てている。それと同時に福井で暴れて大和本隊を引き込むところまでを計算に入れているとのことで、まとまった作戦はまさかの撤退戦。あれだけの顛末があっての引き勝負ってのはなんとも日和見な意見に見えるが、やはりそれだけ大和と聖夷ってのは戦力差があるということなのだろうか。まぁ、ここで一気呵成に弥々吉の弔い合戦に挑む、などと言わなかったのは冷静な証拠とも言えるだろうが……。撤退して要害へ引き込む作戦は「地の利」といえば聞こえはいいが、これが逃げの口上になっていなければいいのだが。 そんな聖夷側の思惑を知ってかしらずか、龍門たちも穏やかではない。特に加来の容体は思った以上に芳しくなかったようで、単なる過労ではなく元々病身だったことが明かされて「なんで優秀な軍師ってすぐ病気で倒れるんだろうな……」とため息混じり。まぁ、お医者さんの見立てが正しいなら「これまでよう頑張ってくれた」くらいの評価になるのかもしれないが……肝心なところで負担になっちゃうようだとまだまだ心配である。現時点で、福井に安心できる要素は何一つない。 さぁ、そんな状態で龍門たちから「切り札」として指名されたのが我らが三角。予定通りに宮中へと参り、久しぶりに展開した得意の舌戦でもってまずは入城を勝ち取る。その際に平側に与していた下っ端の番兵1人の首が落ちたが、まぁ、多分三角にとっても平殿器にとっても大した出来事ではなかったのだろう。勝負は入り口ではなく、あくまで帝の御前で繰り広げられるものである。とはいえ、龍門もいない現状のこの国において、平を止められる人間なんているわけがない。四面楚歌どころじゃない完全アウェーの空気の中、三角の胸中など気にするふうでもなく、どんどん平に都合のいい話が進んでいく。 一発目に「龍門を引き摺り下ろして自分が将軍の地位につく」という分かりやすい提案が出てきたが、これってなんでわざわざ三角がきたところで上奏したんだろうね。これまでも散々同じようなことを決めちゃうチャンスはあったと思うのだが……一応「龍門側の人間が1人でもやってきたぞ」っていうタイミングで提案することでなし崩し的に「総意」としてまとめてしまうための謀り事なのだろうか。 いつも通りに頼りない帝を丸め込み、あっという間にきまりかけた龍門更迭。しかし当然ここで待ったをかけるのが三角の仕事。そこから先の流れは全てアドリブ、その場で組み立てているらしいのだが、これが成立するからこその三角であろう。ただ、現状は未だ彼の狙いは見えてこないのだけれど。ツネちゃんさんには出兵の準備を言い渡していたわけで、三角のプランでも「出兵」は絶対条件。なんとかして龍門救出隊は派遣する必要がある。その上で一度は「撤退」を進言するとなると、押し引きの度合いを測っているだけなのか、それとも撤退を名目にした何かしらのホームランを用意しているのか。 まだまだ分からぬ。とりあえず首が飛ばないことだけを祈っておこう。
夕食の2択がシチューとうどんってなんか変じゃね? 第9話。いや、でも2択なんて差があった方がいいに決まってんだからこれで正しいのか……世界中のお母さん、毎晩の献立の決定、本当にお疲れ様です。 結局この作品において最大のイベントって「大学入試」だったんだなぁ。いや、この後に「クジマとの別離」が描かれるのかもしれんけども。なんかちょっと不思議な感じだよね。のび太とドラえもんがセンターにいるのにメインイベントがセワシの身の回り、みたいな。ま、ホームドラマだから兄弟の悩みもみんなの悩みってことでね。 でもとりあえずAパートはクジマの雪遊びから。ロシア出身のクジマにとって雪なんて珍しくもなんともないが、「ニッポンでも雪って積もるんだネー!」という部分は驚いたらしい。正月にも雪降ってなかったし、多分鴻田家のある地方はそこまで豪雪地帯ではなさそう。入試に移動するスグルの移動経路なんかを見てると、なんとなく関東近県の郊外なのかな、というイメージではある。雪が積もれば中学生ははしゃぐわけですが、遊び方は国によって違ったり違わなかったり。マクシムと一緒に遊ぶクジマ(幼少期の姿)は何やっても可愛いのずるい。今回はアイキャッチも全部可愛かったので、できることなら幼少期クジマぬいぐるみは商品化して欲しいですね。……と思ってググったら、なんと過去には近いグッズは作られていたらしい!! 3年前だとゥ!? 今は多分手に入らないっぽいな……ちくしょう。 そんなふうに2月の雪ではしゃいでる中学生を横目に、お家の中では今年1番のバッドニュースが吹き荒れる。なんとスグルさん、私立全滅。むぅ、こちとらアラタと同じで「スグル、流石にこんだけ必死なら結果出せるでしょ」と思ってたのでちょっとショックではある。……この子、多分バカなんじゃなくて要領が悪いタイプなんだろうね。あと過度に本番に弱い可能性もある。余計なこと考えすぎるタイプなんじゃないかな……私、人生において試験というイベントで基本的に失敗したことがないので(自慢)こういう気持ちはよく分からないが……ご両親は沈み、アラタは衝動的に謝罪に行ってしまうくらいにはショッキングだったらしい。でもまぁ、スグルの方だって「いや、俺の実力不足なだけなんだけど……」ってのは分かってるし、最近は弟やクジマとの関係性だってそこそこうまくいっていた。決してことを荒立てることなく、気持ちを切り替えて公立日程へ照準を定める。 ホットプレートを持ち出してのお好み焼きディナーのシーンからは、なぜかオープニングが壮大に流れての劇的な「当日朝」へ。なんか珍妙な演出だったが、最後に折り紙クジマに辿り着くところでなんとなくオチもつき、「リラックスしたスグルなら、きっと結果を出してくれるだろう」という安心感を醸し出してまさかの来週へ続く。受験イベント、こんだけ引っ張るくらいのウェイトなのだな。 流石にこれで落ちてたらクジマが丸焼きにされかねないので、来週は初めて心の底から笑顔になっているスグルが見られることを祈っています。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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