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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 生きてる人間の方がずっと、第6話。よく引用される言説ではあるけど、その話をこういう使い方にしてくるのか。

 初の「個人名に言及しない」サブタイトル。別にやろうと思えば今回だって絹枝さんをセンターに置いた話だと見ることもできるし、伊吹先生と小さな因縁を持つかつての学生、伊福部(住吉)との関係性を描いた物語としても切り取ることができる。いくらでも個人名のタイトルをつけられたとは思うのだが、今回はそうではないということ。

 本作は淡島を舞台とした群像劇であり、それ即ち最終的に描かれるべきは舞台上の役者の1人1人ではなく「淡島」という世界そのものである。だからこそ、本作は個人のエピソードも鮮烈ながら、俯瞰して見た時には異常なくらいにディティールに言及しない。ここまで描かれてきた人々の人生についても、大枠で何があったかは全て伝わってくるのだが、その大部分は視聴者の想像の余地を残しており、まるでスモークガラス越しの像を見るかのように、淡い輪郭でもって描かれている。この描写で何故毎回何らかの感情に肉薄できるものかと不思議ではあるのだが、5話が終わった時点でも、未だ「この人はこんな人で、周りのこういう人たちとの関係性がこうで」みたいなことを仔細に説明できるようなキャラはいなかったはずだ。それもこれも、今作は「淡島」を描く作品であり、個人の人生の過程も結末も、あくまでそのためのいち素材にすぎないためである。

 そう思っていても、いざ名前無しのサブタイトルが出てくると面食らう。今までと何が違うのだろう、と。そして「怪談」というタイトルが示すものがこれまたスモークガラス越しに輪郭を作り始めると、小さく焦点を結ばないが故に見えてくる景色があることを殊更に気づかせてくれるのである。

 「淡島」という学校が舞台の世界で、「怪談」がしっくりくる題材であることは作中で散々語られた通り。この手の施設で怪談が流れない場所などないし、歴史の重みも、その存在意義も、普通の「学校」以上に「怪談らしさ」を持った場所だ。しかし、今回は別に花子さんも出てこなければ血まみれの死体やおどろおどろしいおばけが出てくるわけでもない。校舎内に「過去の学生の思い残し」がコロリと転がっているだけ。結局、ここで生活している人間は分かっているのだ。生きている人間の情念以上に、何かを生み出したり、何かをダメにしてしまうものは無いということを。

 普段から「個人にスポットを当てることで世界を描く」作品だからこそ、そのピントを少しずらして淡島という世界そのものに当てたような今回の話は、かえって一人一人の顔がよく見えるような気がするのは何とも逆説的。文字通り舞台の中心に立つ絹枝さんのところに、久しぶりに良子が訪ねてきた。かつて舞台を退かざるを得なくなってしまった伊吹のところに、かつての顛末を知っている者たちが集まった。それぞれが淡島に「残る」「離れる」を選択した人たち。そこには決して明るいばかりではない人間の生の感情が渦巻き、淡島という空間/世界に押し流されるか、飲み込まれるかで今の立ち位置が決まっている。

 絹枝さんと良子の間には、「淡島に来てしまった者」と「来る前に忌避した者」という溝がある。それでも、良子は溝を跨いでこの校舎へとやってきた。そこにいる絹枝の姿を見て、「あり得た自分」の姿までもを幻視したかもしれない。本来なら淡島には縁もゆかりもなかった良子に、何かしらの「懐かしさ」をも与える絹枝の力。彼女は後悔を抱えたままで良子と再会を果たしたが、彼女が抱える良子への想いは、この先また淡島に1つの「怪談」を積み重ねるものになるのだろうか。

 「淡島を去った者」の歴史を知るのは、自分同様に娘を淡島に送り出すことになった伊福部(旧姓:住吉)。「怪談よりも厄介な生きている人間」に絡め取られて淡島を去ったかつての自分を思えば、娘に対してキツく当たるその態度も仕方ないものだし、淡島なんて二度と見たく無いとすら思っていたかもしれない。しかし、いざ「怪談の地」に再び訪れてみれば、そこには何かに縛られたようなかつての知人たちが指導者として立っている。岡部絵美を追い出してしまった伊吹。そんな伊吹の「悪行」について一緒に嘆息していた押上。当時は恐れるものだったり、恐れられるものだったり、立場は違った者たちが、図ったようにこの地で過去と向き合い続けている。そんな連中を見てもなお、伊福部はやはりこの地を「懐かしい」とは言い難い。どこまで行っても押上の気持ちは理解できないし、もちろん伊吹の感情など理解する気もない。それでも、この地には「懐かしさ」に類する何かがあるのだ。それが何か分からずに時ばかりがすぎていくせいで、結局はそれが「怪談」として落ち着くのだろう。

 「異界」は都市伝説の1つ。この世にはまだまだ、理解の及ばぬ世界が横たわっている。

 
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 全てのHAPPYを反転させるエンディングテーマの力、第7話。今回はほんとに終了数秒前まであったかい話題ばっかだったはずなのに、イントロが流れ出したおかげで次回への影が落ちるのよね。ジョゼジョゼ級のパワープレイ。

 というわけで今回は全般的に「いい話」だらけの展開。前々回に続いて作画にあんまり力がなかったのは残念だが、息抜きにはちょうどいいくらいのテンション感か。個人的に一番ホッとしたのは、ずっと湊が匂わせていた「陽太と付き合ったっていいことないぞ」という独白がいうほどネガティブなものじゃなかったってこと。これまでの言い方だとなんか陽太本人か彼のご家庭に拭いきれない闇があるような印象だったのだが、湊目線でそういってたのは単に「陽太が美姫に惚れてることを知ってたから」というネタバラシがあったのだ。なるほど確かに、それだと「もしこゆんが陽太に惚れちゃったら、面倒な三角関係になるだけだからやめておけ」って話だったわけだ。陽太に闇はなかったし、湊も人の陰口叩くようなヤな奴じゃなかった。これにて4人が四方に丸く収まる形となった。

 とはいえ、それはあくまで4人の友人関係を考えた場合の話であり、色々と抱えている問題が残っているのは事実。まずは陽太本人から語られた彼のご家庭事情。いわゆる「再婚後に夫婦の間にほんとの子供ができちゃったから連れ子の肩身が狭い」シチュエーション。実際に見たことはないけどフィクションの中ではお馴染みのやつだし、夫婦の感情を考えればなんとなく想像はできちゃう。これが近世日本なら「正統な世継ぎ問題」みたいな話でよりややこしい話になっているわけだが、現代日本ではいうて「親の寵愛を受けられるかどうか」にかかっている。幸い、陽太さんのとこの後妻さんはCVが遠藤綾ということもあり(?)性根の非常に良い女性。もちろん旦那のことも実子のことも大好きだろうが、旦那の連れ子の陽太にもきちんと愛情を持って接してくれているようだ。もし出産後の不安定な時期とかに拗らせてると後々の人生にまで尾を引く家族トラブルに発展していた可能性もあったが、息子さん娘さんがあれだけ大きくなっても関係性が良好なのであれば、おそらく心配はいらないのだろう。もともとそうして「幸せな」再婚家庭だったところに、陽太が勝手に心配して疎外感を持っていただけの話である。まぁ、彼の立場からしたら気遣いで押し潰されちゃうのは無理からぬことだけども。今回そうした陽太の鬱憤を、こゆんが外からつついて吐き出させた形。気にしぃどうしで共感できる部分が多かったのは良い友人関係である。

 そうして陽太の悩みが解決したことの副産物として、陽太はこゆんに気を許し、「実はね」ってんで衝撃カミングアウト。これまでそれとなく匂わせてはいた陽太→美姫という矢印の存在。これがこゆんに認識される状態になった。こゆんは別に陽太に惚れてたわけでもないし、「友達のことを好きな友達」ということでテンションが上がって嬉しさ漏れ出しダンス状態に。陽太はカミングアウト先を正しく判断できたし、こゆんも陽太の気持ちを100%で受け止められた。この2者間の関係性はパーフェクトなのだ。

 しかしややこしいのはこれが2でも3でもなく4角関係であるということ。だいぶ矢印がごちゃついてしまったせいでまとめきれなくなりつつあるが、陽太からはシンプルに美姫への矢印1本。いや、「友達」と「恋愛」の2本だろうか。同じくらいのベクトル量を持つ「友達」矢印はおそらくこゆんにも向けられている。そして陽太の気持ちを知ったこゆんは「陽太には幸せになってほしいし、美姫が相手なら最高じゃん」ってんで陰ながら陽太の応援をする姿勢だが、その一方で「……あれ、でも美姫って確か湊のことが……」というので心のどこかでブレーキもかかっている。こゆんは多分こういう感情の処理が主観でも客観でもへたくそそうなので、あんまり余計な気遣いはしない方がいい気がする。

 そして美姫は単なるおせっかい精神から「陽太とこゆん、いい感じだからくっつけてーー」と思い込んでいる状態。これは陽太にとってはやや酷な状態ではあるが、当の陽太が「告る気もないし、友人として大切だからそれでいい」と言っているので、美姫との関係性は現状から変化がなかったとしても受け入れられるだろう。なんならこゆんのことだって嫌いじゃないし、美姫が「こゆんとくっ付いたら?」とか言い出したら表面上は「考えてみる」くらいは言いそうである(彼の性格からして、根っこの部分でのラブは絶対動かさないと思うが)。

 そして最後に一番俯瞰で見ているのが湊。彼は陽太の気持ちをずっと前から知っていたからこそ、こゆんを除く3人のトライアングルでちょくちょく遊んでいた部分もあったのかもしれない。ここにさらに湊本人の「なんかこゆんが気になる」という感情も足し合わせれば、彼目線からは「陽太と美姫」をくっつけてしまえば自分はこゆんにターゲットを絞ることができそうなのだが……こうなってくると重要なのは美姫の気持ちだろう。彼女は湊のことをどう思っているのか。ここがこゆんの思ってる通りだと、これまたちょいと面倒なことが起こる。そして、そんな美姫を取り巻く環境で、彼女の態度を訝しむクラスメイトの雰囲気も……。

 次なる城壁の準備は整っている?

 

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 最初の世界の記念品、CDだけじゃなくてカスタネットも保管してたな、第6話。ぼちぼちどの世界から何を持ってきたかも覚えきれなくなってるので、誰か一覧表とかにしてまとめておいてほしい。いや、多分なんの意味もないけど。

 Aパート「リア充を爆発させる時に使う爆発物」。もう概念を飛び越えて「無いもの」に転生することになる主人公。前回の「独身男性が感じる気まずい雰囲気」は実体こそ無いものの一応概念としては理解できないこともなかったが、今回は純然たる「無いもの」である。だってまず「リア充爆発しろ」の時点で単なるミームであり、どれだけ我々が邪念を送ったところでリア充は爆発しない。つまりそこに爆発物は存在しないのだが、数多ある並行世界の中では、どうやらリア充にだけ反応する爆発物を持つ世界もあったようだ。

 こちらのパートのアート制作は、珍しくキャラデザと実際の映像制作が分かれているとのこと。キャラデザは見ての通りジョジョ風だったが、なんと担当したのがマジでジョジョのアニメ作画にも参加したことがあるという、現在は並行して漫画としても活躍する人物だとか。これは「本家が病気」案件と言えるのかどうか……まぁ、今回の画面は厳密に言えば「ジョジョ風」というか「ジョジョパロ風」でしたけどね。アニメーションの方はふつーに2Dのアニメ製作者によるもので、以前の久米田キャラデザ回とそんなに印象は変わらない。今作についてはこれくらいの「はみ出し」は余裕で想定の範囲内である。

 代わりに今回は(今回も?)シナリオが尖っており、「無いもの」からスタートするあり得ないストーリーラインを日笠ボイスの魔王・イーチェラさんが力業で押し通すという強引極まりない設定。最後の歌バトルとか、どういうテンションでやってくださいっていうディレクションを出せばこの完成度になるんだろう。これまで数えきれない「意味のわからないもの」を演じてきた日笠陽子だからこその見事なお仕事ぶりであった。ちょっとだけカスタネットを鳴らしたくなるようなお話でしたね。(まぁ、それ以上にカラオケに行きたくなりますが)

 Bパート、「ビーバーと熾烈な生存競争を続ける世界樹の末裔」。例によって3D(?)の作劇で、本作は「ひとくちにストップモーションといってもいろんなデザインがあるものだなぁ」としみじみさせてくれる。今回は紙細工ではなく純正のお人形遊び的ストップモーション。子供番組みたいなユルめの画面のくせしてやってるお話はだいぶSAN値が削られそうなイミフ具合なのはここ数回の中ではだいぶいい具合のカオスである。

 この世界の特徴は、転生先自体は(他に比べればまだ比較的)まともである、という部分。だって無理やりタイトルは長くしてるけど、これまでのルールから言えばほんとはサブタイトルは「世界樹の末裔」だけでいいはずなんですよ。「ビーバーと戦う云々」はあくまで外側の設定で、転生条件にここが含まれているのはこれまでの世界のフォーマットとはちょっとズレてしまっている。まぁ、そんな細かいルールをあのランダム抽選ボックスが考えてるとも思えないので単なる気まぐれなのだろうが、「お題一発でヘンテコな転生先を考える」というこれまでの作品作りの1つ先にいく選択肢。まだ半クール残っているこの世界、果たしてどんな拡張が行われていくのだろう。

追伸:ビーバーの絶叫動画、定期的に見たくなるよね。

 
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 なんてブリタニア王家の血筋を感じさせる生徒会なんだ……第6話。まぁ、いつの時代だって福山潤は名塚佳織に頭が上がらないのさ。

 新章突入! ……かどうかは分からないけど、多分アキたちを悩ませていた早瀬関係は全て解決したし、レプリカ組はアイデンティティを獲得し、本体との関係性も良好(真田秋也はあんまり登場しないから確証はないが)。このままレプリカスクールデイズを送っていけばいいじゃない、という話だったのだが、律ちゃん曰く「ラノベみたい」な展開として文芸部に突然の廃部危機が。フィクションの中でしか見たことない気がするこの廃部イベントだが、昨今は少子化に伴う生徒数の減少なんかもあっていろんな中学・高校で大きな問題になってるのかもしれませんね。少なくとも3人でダラダラ本読んでるだけの文芸部や部員1人の演劇部をそのままにしてくことはできなくなったようである(これまで残されてたのが不思議なくらいだが)。

 しかし、普通のアニメなら「廃部の危機だ!」から何かしらの対決構造になったり、熱血に燃え上がったりするものだが、今作の文芸部トリオはのんびりしたもの。まぁ、律ちゃんが有能メガネすぎていろんなことに全部先回りしてくれてるおかげ、というのが一番大きいのだが、せめてナオは自分も何か作品を奏するくらいの気概を見せろよ。そもそも創作志望で入部してるわけじゃないのかしら。まぁ、とにかく生徒会側も本気で潰したいと思っているわけではないようなので、なんとか学園祭でうまいこと成果を出して延命を図りたい、という状況。

 そして律ちゃんが色々と手を回した結果が大根2人のお芝居というのだから正しいのか間違ってるのかはよく分からない。……そんなんで販促効果あるんでしょうかね。そして、1ステージ上演したくらいで演劇部の廃部は避けられるんでしょうかね。ハナから助っ人に当てがあるくらいなら、演劇部側はわざわざ文芸部の手を借りずとも実績は出せそうだし、そもそも実績を出したところで現状の部員が3年の副会長1人だけってんなら来年は自然消滅待ったなしなのだが……目的はよく分からん。もしかしたら、副会長側からは単に文芸部が生き残るためのきっかけを与えてくれただけなのかもしれんね。これで律ちゃんの作品の宣伝になればいいのだが、ぶっちゃけ「高校文芸部の同人誌」はあんまりヒキもないよな……100冊は相当高いハードルだが大丈夫か……。

 そして、部活云々以外にも色々と気になる要素は散りばめられている。もちろん最大の注目要素は学校中にばら撒かれた怪文書。ドッペルゲンガーがいようがいまいが学校生活に大した影響はない気がするのだが、わざわざ大々的に知らせに来たということは、ナオ(もしくはアキ)に明確に敵対する者の仕業なのだろうか? でも、敵意が明確ならあんな迂遠な真似をせずにダイレクトに「愛川素直はドッペルゲンガーだ」って書けばいいだけなんだよな。狙いが分からないのがちょっと怖い。ナオたちも自分たちの特異性は認識しているわけで、その異常さを殊更に暴き立てるように向かってくる奴が現れてしまうとどうにもたち行かなくなってしまうだろう。あんだけ頑張って早瀬というとんでもねぇ殺人者(未遂)を打倒したというのに、まだこの学校に火種が燻っているのか。……まぁ、いうて化け物は化け物だしなぁ。また余計なところからアイデンティティを揺さぶられなければいいのだけど。

 
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 裏風紀委員のCV小野賢章はしっくり来すぎる、第6話。あとマン研部長のすみぺボイスも。いちいち脇のキャラも全部立ってるアニメだぜ。

 Aパート、「ポンコツをネタにBLを描く話」。前回がアキナのターンで、今回はいよいよ悪友コンビ最後の一角、タサキに正式にスポットが当たる。これまですでに「BL好き」は明かされていたわけだが、その内実は想像以上に濃密なものだった。BL本を出すためだけに存在している漫研が校内での活動を許されてる現状もどうかと思うが、あの生徒会長ならそういう校風にもなるか、という気もする。だいぶ極まった感じの編集会議から繰り出されるタサキの新作。その内容はベタ&ベタで何一つ新しい発想などないような代物だったが、王道を全力で突き進み、そこにしっかりとしたBLの萌芽を見出せ、という彼女の狙いはきちんと部員たちには伝わっているようだ。というか、この部活全体がそういうポリシーの下で活動しているのだろう。据え膳など食わずに自ら探し求める姿勢。「BLは与えられるものじゃない」というその思想は我々が百合を求める時にも通用しそうな大切な精神。世の全てに、スキの可能性は眠っているのである。

 タサキの才能はその漫画の中に表れているが、それにしたって出淵はバトル漫画が似合いすぎる。というかこの学校にいる方が不自然なので、よっぽど漫画の世界にお帰りいただきたいくらいである。月島は……まぁ、こういう変則枠のキャラもいるよね、くらいの立ち位置だけど。もしこのままタサキの作品世界が広がって生徒会長たちが活躍し始めたらどうなっちゃうんでしょうね。

 最終的にはあまりにも壁が高すぎてシャットアウトされてしまう形になったポエム。こうして「ちょっと興味持ったんだけど」という新規層を拒絶してしまう界隈は衰退しないように気をつけないとな……。

 Bパート、「ポンコツがまじめに勉強する話」。成績の悪い4人だけで勉強会を開こうぜ、というこないだの無意味な提案が実は有効だった、というお話。本当だったら男の子が彼女(仮)の部屋に初めていくイベントなんてそれだけでネタとしては充分なはずなのだが、残念ながら桜大門にそれを膨らませられる度量はない。まぁ、それ以前にリビングまでならあっさり到達済みだしな……この男は本当にどういう生態で生きてるんだろう。

 周りばっかり盛り上がっちゃって、今回も小日向ママン(とパパン)が出てきてくれたのはちょっと嬉しい(代わりに今回リリちゃんはおやすみである)。結局、トリオの目的と桜大門の目標が噛み合わずにあんまりイチャイチャ展開にはならなかったが、代わりに委員長トリオの方が交流を深めたのでそれはそれで良しとするか。月島は基本的に畜生のはずだが、たまに常識的な行動もしてくれるあたりが憎んでいいやら悪いやら。まぁ、ポエムの頑張りが実った結果だと思って今回は大目に見ましょう。ちなみにあのトリオで勉強して結果的に赤点回避できたポエちゃんたちはふつーに偉い。

 Cパート、「ポンコツたちと遊びにいくために水着を買う話」。このアニメにエロは特に求めてないしそもそも生徒会長はあんまりエロいとは思ってないが、夏休みに浮かれた女の子が水着を買う話は良いものだ。まぁ、残念ながらアキナがガチのスカベンジャーみたいなモードになってしまっているので可愛らしさもポエムが1人で担ってる状態だけども……。来週の水着お披露目会を楽しみにしておきましょう。しかし、こうして並べてみるとタサキはBL特化ということもあって、いまんところ恋の匂いがしないんだよな。バランスから考えると月島と付き合うしかなくなるのだが……それはいやそうだなぁ……。

 
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 すんごい真面目に戦記物やってるな、第6話。なんかこう、日本の文明が衰退してしまったから戦略自体もすんごく古めかしくはなってるけど……案外現代戦争とかも突き詰めれば古式ゆかしい「戦略」に行き着くんでしょうかね。

 意外というか拍子抜けだったのは、平の子息・クソガキ平殿継。少なくとも殿器はド畜生ではあるがあそこまで成り上がったからには何かしらの才がある人物だと思っているのだが、その息子はほんとにただ甘やかされて育ったクソガキっぽい。親譲りの強かさとか、若くして発揮した魔王の才みたいなものはさっぱりなさそうで、ただただ敵の謀略にハマって間抜けに進行するだけの暗愚である。隣にいる菅生さんとやらもそんなクソガキを止める手段を思いつかないのか、ただ自らの死地に向かって黙々と前進するのみ。

 とはいえ、敵側もそこまで単純なわけでもないらしい。金沢を最重要戦略地点と定めた聖夷の戦略は、とりあえず大和軍をある程度そこに足止めし、その隙に裏をつく形で別地点から大和を切り崩すというもの。そこにどの程度の連動性があるのかは地理的によく分かってないのであんまりピンと来ていないが、とりあえず平の息子という重要人物を囲いながら、さらにキーパーソンになりそうな龍門までもを自陣に釘付けにしてしまえば侵攻の足も早まるという狙いがあったのだろう。実際この裏道からの奇襲という(これまた古式ゆかしい)軍略は功を奏し、圧倒的な数の差でもって大和の前哨地を陥落まで持っていけそうにはなっている。九頭竜城の人たちは(ポッと出のモブの割には)頑張ってくれてはいたが、やはり根性論ではどうしようもないのが戦争である。おそらく長野・岐阜あたりの攻めるにも守るにもしんどそうな場所から切り崩し、金沢まで伸び切った兵站を分断することでついでに色々せしめるところまでは計算ずくなのだろう。

 しかし、そんな見え透いた偽計にホイホイ乗ってやるほど龍門も甘くはない。当然の用心としてブレーキはかけており、一応補給隊は福井に踏みとどまった。この「もう一歩」の差が今後の戦線にどの程度影響を与えるかは定かでないが、まだ完全に桜虎の狙い通りとまではいかなかったようだ。いや、どうだろう。金沢を任されたムートンやら九頭竜を攻めたアテルイやら、この辺がどんだけ桜虎の狙いを理解した上で連動してるかもよく分かってないので……この龍門の動きまでは織り込み済みで動いてる可能性もあるんだよな。これ以上南にまでは計略を広げることはできない気もするが……まぁ、この世界は「日本時代の遺物」とかよく分からんものもありそうだし、読めないのはしょうがない。

 あとは、大阪でぐだぐだしてる主人公(仮)たちにいつ活躍の機会が訪れるかと待つばかりである。

 
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 時の経つのは早いもの、第5話。確かクジマが来たのって秋ごろだったよね。5話目でもうクリスマスってことは、アニメ1クールで春まで行ってしまうペースな気がするから、普通に1クールで全部終わるってことなんでしょうか。原作は完結してるっぽいからそれでいいのか。

 というわけで、現実世界はこれからの数ヶ月に暗雲立ち込めるかのように早々に暑くなり始めている5月半ば、作中では寒さも厳しくなっていき、アバンのテーマは「クジマとこたつ」。こたつネタもアニメや漫画ではあるあるの大定番であり、日本文化に憧れてやってきたクジマも案の定こたつトラップから抜け出せなくなる。まぁ、普段から家でゴロゴロしてるだけの居候ムーブなのだからこたつがあろうがなかろうが大差は無いのだが……唯一の懸念は「デブる」という部分だけだったという。鳥類は飛ぶ前提だと体重管理ってめっちゃ大事なんだけど、クジマはペンギンとかと同じ飛ばないタイプの鳥っぽいので、脂肪を溜め込むことが生存戦略上間違ってはいない様子。ただ、ペンギンタイプで脂肪が蓄えられるならわざわざ越冬のために南下する必要もねぇだろ、とは思うが。ぬくぬくトラップに耽溺するクジマに発破をかけたのは、いつも通りにスグルの悪態でした、というオチ。なんだかんだですっかり仲良くなったなこの2人(1人と1羽)。痩せるための運動がロシアンバレエオンリーのクジマ、何とも芸術家肌である。

 Aパート、真琴と一緒にお勉強会。声に出さないと言語の勉強ってのは身につかないものなのでクジマの学習法は理にかなったものだが、おそらく1ヶ月以上経とうとしている中で未だ初期と変わらぬことわざ辞典を手にしているあたり、実際はそこまで日本語を学ぼうというモチベは高くないのかもしれない(その割に初期スキルは高すぎたが)。クジマを反面教師にして学習方法を模索するアラタと真琴だったが、「同じ家にいるんだからスグルに聞いたらよくね?」という真琴の提案に微妙なリアクションのアラタ。仲が悪いってほどでもないのだが……やっぱり今のスグルには近寄りがたい何かがある。

 それでも、普段のクジマの態度を思い出してのことだろうか、家族なんだからもうちょい遠慮せずに接してもいいのかも、ってんで久しぶりにスグルにアタックをかけるアラタ。結果は悪くないもので、勝手に気を張っていただけで、兄弟でのコミュニケーションなんて案外難しいものではないのかもしれない。まぁ、クジマが来てからかえって拗れた部分もある気はするが。

 Bパート、クジマとクリスマス。もう年の瀬ですってよ。クジマさんは「人間ですらない」けど三歳児なのは事実なので、サンタの話は素直に信じちゃう系。サンタの話を初めて聞いたようなリアクションだったが、ロシアのクリスマスってどんなもんなんだろう。気になったので調べてみたが、なんとロシアのクリスマスは2週間遅れで年が明けてかららしい。それだけでもちょっと驚きだが、一応サンタにあたるポジションのキャラクターは存在しているようだ。クジマがこれまで(3年間で)そういう文化に触れてなかったのは、飼い主のお爺さんがクジマにそこまでやってやる必要性を感じなかったせいかもしれない。フルール入りのパウンドケーキみたいなのは作ってたらしいので、それだけで充分という判断だったのだろう。

 おかげで初めてのサンタ、初めてのプレゼントにガンギマリで寝られないクジマ。文字通りに「目を光らせて」待っているのが怖すぎるのだが、あれも鳥類独自の能力なのか。最終的にはよその家でアナザーサンタに遭遇したことで鴻田家の悩みは何となく解消。お父さんもお母さんも、子供のクリスマスに頑張ってあげるタイプの親御さんでよかったね。クリスマスプレゼントに「椅子」ってシュールすぎるけどね。

 素直でかわいいところもあるクジマ。彼が素直にプレゼントで喜ぶ様子を見れば、親御さんだけでなくアラタたちだってほっこりできますよね。もちろん、2階のスグルも。年末って受験生(浪人生)からすればいよいよ追い込みの時期で精神的にもすり減ってくるはずだが、今回のスグルにはそこまでピリピリしたものは感じなかった。やっぱりクジマが来たおかげで彼の中でも何かかわってるんでしょうかね。

 
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 怒涛すぎるやろ、第7話。こないだの夏の一件がサブエピソードくらいのウェイトで終わってたから、てっきりこのアニメは春(と冬)を中心に描くだけなのだと思っていたが……ここまでもったいぶって出てこなかった秋組、一番の事件を起こす。

 まぁ、いうて一番興味が湧かなそうだよな、っていうのはなんとなく感じてたんだよ。春はガチ百合、夏は姉妹百合、冬がホモォと同性カップルが醸している中で、秋だけは唯一異性カップルであることが明かされており、「幼女と従者」という関係性もあってあんまり濃厚なあれこれは出てこない気がしていたのである。雛菊さんもだいぶ幼女味が強いからキャラが被りそうってのもあったし。実際、冒頭で登場した秋の主従関係はおよそ予想通りのものだった。可愛いお姫様に頼れるナイト。まぁ、陳腐ではあるが1組こういうチームがいた方が他の3組が引き立つんじゃないかと、それくらいに思っていた。

 しかし、秋の護衛官・竜胆が代行者・撫子の下を離れたタイミングで1つ目の裏切りが発生する。あのスパダリ風味溢れるナイト様は実はヤニをすっぱすっぱ吸ってしまうやさぐれ王子様だったのである。誠心誠意ご奉仕していたと思われていたムーブも「業務」としてこなしていると本人は言うし、ここまで登場したバディと比較したらなんとも薄情で、味気ないカップリングだと。その埋め合わせとして、秋には何やらクセの強そうなサポートメンバーが登場しており、白衣でモニタリングを続ける下世話な研究員こそが竜胆のほんとのバディなのではないかと、そんなことすら思ってしまった。

 しかし、そこからお話はもう少し回る。散々仕事への愚痴をこぼした竜胆だが、よくよく聞いてみれば別に「子守りなんてうんざりだぜ」みたいな悪態をついているわけではない。護衛官という任務はそりゃ責任を伴うものなのでハードだろうし文句の1つも言いたくなるだろうが、どうやら彼は別にこの仕事が嫌いってわけでもなさそうだぞ。なんだかんだで撫子のことはガチで最優先に考えてるっぽいぞ。サポート監察官の白衣女(長月という)曰く、「代行者と護衛官は契約の都合上、極度の共依存になりやすい」……。あ、そうなんすね。この2人もなんだかんだでやっぱべったりなんスね。まぁ、露骨にロリへの執着を見せちゃうとそれはそれで問題なので……コンプライアンスにも配慮した竜胆さんの立ち回り、改めてご苦労様です。

 そうして秋が平和な日常を過ごす中、我らが春コンビは遅れた春を届けるために文字通りに東奔西走。本州を北上し、ようやくこの度青森から北海道へ渡るようである。順調に進むその旅路の先には、雛菊の憧れの狼星も待っている。浮かれちゃう雛菊だが、当然さくらはいい顔をしない。前回掘り下げたさくらの複雑な胸の内、どうしたって代行者どうしは交流が必要にもなってくるようで、予想以上に早く向き合わなければいけないタイミングになってしまったようだ。冬組の方も「今度こそは絶対守ってみせる」ってんで護衛に力を入れているし、さくらの胸中など無視するかのように、春と冬のつながりは密になっていく。

 そしてそんな物語の「中心」が固まったと思った時に、特大の爆弾が落ちた。マジで文字通りに。ええええぇ……この世界、代行者のためならそこまでやんのかよ……もう敵対組織の規模とか狙いとか、何もかもが分からねぇよ……多分竜胆たちも「流石にそこまでできないだろ」って思ってたからあのサンルームだったってことだよね? こんなことをしでかしたのは今回が初ってことだよね? だとしたらもう、ほんとに最悪中の最悪の不幸ってだけで竜胆に責任はないわけだが……まぁ、それでも自身を許せないのが「共依存」なわけで。不幸中の幸いは、敵組織幹部(日笠)が何故か撫子を殺さずに拉致ったこと。雛菊の悲劇がまた繰り返されるのだろうか。秋バディ、ここから存在感をみせることができるか。

 

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 そのタヌキとキツネのお名前教えてよ、第6話。飼い主の女の子が教えてくれなかった時点でそう思ったので念のために公式ページに確認しに行ったら、狐の方が「赤井さん」で狸の方は「みどりさん」というらしいです。……そこに愛はあるんか?

 「いったい誰が襲ってきたんだァ〜!?」と思って気になってたのにサブタイは「謎の襲撃者」だし結果的にその謎は明かされなかったし、とにかくアサたちはどっかに狙われてるんやなぁ、ということしか分からないお話だった。多分影森の人間はある程度そうした勢力にアタリはつけてるんだろうけど、俺ら視聴者はユルと同じで周りの状況は何一つ分かってないのでどうにももやっとする。まぁ、今回のことでユルもだいぶアサたち影森の人間と打ち解けたみたいだし(?)、次くらいでようやく双子を取り巻く環境ははっきりしそうですけどね。

 ってことで今回は(今回も)豪快活劇を楽しんでまいりましょう。大量のツガイが入り乱れての勝負ではあるが、基本的に襲ってきた連中は「ザコ」レベルなのであまり相手にならないし、ツガイの面白みを発揮してくれる奴らもあんまりいない。ガブちゃんたちに殺されたツガイがいっぱいいるのだが、そいつらはガチで「モブ」にしか見えない雑魚モンスターのデザインだったし。そう考えるとデザインがはっきりしてる赤井さんとみどりさんは恵まれてるな。この世界には本当に有象無象のツガイ使いが生息していて、それらが影森やら東村やらとは関係ないところでもしっかりと現代的な生活をしているという現状……未だ受け入れ難いな。

 そんな人海戦術な襲撃作戦の中にもそこそこのやり手は混ざっており、その代表が白黒ワンセットのツガイ(公式ページだと「陰陽」という名前)である。飲み込んだ相手を亜空間に連れ去るという誘拐向きの能力の持ち主で、しかもガブリエルとかと違って収納空間が2つで小回りも効く。今回は白い「光の空間」の方にユルとひだり様、真っ黒い「闇の空間」の方によりによって暗所恐怖症らしいアサさんが捉えられ、そのサポートにみぎ様がついた形。ここで以前も取り上げられた「解」と「封」という双子の能力への言及があり、「封の能力を持つみぎ様はアサの天敵。であれば、封の能力を持つであろうユルの天敵はひだり様」という話になった。現状で左右様がユルと敵対する理由もないだろうが、今後ユルが成長していって本当に双子の伝承の通りに騒乱を巻き起こすなら、最終的に左右様がユルと袂を分つ選択もあるのだろうか。現時点では左右様は完全に子守り役であり、アサさんとみぎ様でぎこちない友情形成ができたようである。

 そんなアサさんが発揮する「解」の能力、それはこのツガイバトルではチートとも言える決定的なもので、なんと他者のツガイ契約を問答無用で「解」約できるというもの。さらにそこから自分の血を使って再契約まで結べるらしく、よくあるなろうのチートテイマーの設定である。相手からしたら露骨なNTR展開はたまったもんじゃないが、今回の陰陽の元飼い主みたいにあんまりツガイへの愛情が感じられない奴であれば多少罪悪感も下がるか。アサは「一時的な主人」と言っていたし、仕事を終えたら契約解除されて野良ツガイに戻っていくってことなんでしょうね。動物愛護センターみたいなもんだと思えばいいのか。

 気になるのは、アサが複数のツガイ契約を同時に行えるのかどうか。もし好き放題に契約できるなら戦力は多いに越したことはないわけで、全ての契約をそのままにしておけば無敵だが……まぁ、アサはそういうことをする子じゃないってことなんでしょうね。影森の人間は少なくともみんなツガイのことは大切に思ってるっぽいからね。みんないい連携してるよ。

 結局、敵対組織の謎は解明できず、ひとまず話はアサの過去のことへ。「東村の刺客に一度殺された」とのことだが、流石に死者蘇生できるツガイなんていないよね? 右目の話題から自然とそっちの告白に向かったことを考えると、右目が彼女の「命」に何か関係しているようだが……よかった、あの眼帯が単なる厨二病じゃなくて。

 
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