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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
もうなーんもわからん、第10話。また1話目から見直さないと、何がなんだか見当もつかない状態だぜ……。もう10話だってのに、あらゆる要素を思わせぶりに引っ張り続けやがる……助けて。 ここで「オッドタクシー」という名称が作中でも登場するあたりがニクらしい演出。「ODD」は「奇妙な」の意で「珍妙なタクシードライバー・小戸川」というイメージのタイトルだと思っていたのだが、ドブのいうような「片方の(もう1つの)」という意味もあるんだね。辞書を調べると他にもいろんな意味があって、今作のことだから複数の意味がかかってるんじゃないかという気もする。「人目につかない、人里離れた」なんて意味もあるらしいですよ。今回も謎の工事現場なんて「人目につかない」ところに行って危ない目にあってましたけどね。 さて、「分からん!」となった要素は大きく2つ。1つは当然遺体で発見された女子高生のこと。ニュースでは「ミステリーキッスの三矢ユキである」と報じていたわけだが、ここしばらく、ちゃんとミステリーキッスは活動してたんだよね? まぁ、仮面つけてはいたけれど……ファンはそれで最悪ごまかせたとしても、関係者はそんなんで騙せるわけもない。ってことは、三矢ユキを名乗る人物が途中から別人になっているということは、少なくとも残りのメンバー2人と山本は認識しているわけだ。人1人の入れ替わりなんてとんでもない仕掛け、ただの芸能事務所ができるわけもなく、三矢ユキ本人が殺害されているなら、確実にヤクザが裏で絡んでいる。というか、ヤノが絡んでいる。わかりやすい筋を想像するなら、市村しほと同じように美人局の仕事を振られた三矢ユキ本人は、ヤノたちヤクザ者の怒りに触れて殺害された。しかし、活動を止めてファンから気づかれてもまずいので、ヤクザたちは「替え玉の三矢ユキ」を立ててごまかしている。その際に仮面をつけることでバレないようにした、というくらいだろうか? 市村しほが今の仕事に辟易しているのはそうしたバックグラウンドがあるなら理解できなくはないが……二階堂ルイの方にそんな様子が見えないんだよね……以前、二階堂以外のメンバーで普通に喋ってるシーンもあったけど、三矢が死亡したのはいつ頃だったっけ? もう、細かい時系列とかシーンの中身とか覚えてない……流石に時系列シャッフルとかまで絡んでたらお手上げだぞ。もしかして、普通にボスの娘=二階堂? そしてもう1つ分からんことは、小戸川のタクシーに仕掛けられた「何か」である。もううろ覚えなんだけど、確か小戸川のタクシーの座席にスマホか何かを埋め込んだのって三矢じゃなかったっけ? あれ、違ったっけ? あの時の伏線からさっぱり回収されないから何が起こってるんだろう、と思っていたのだが、今回小戸川が座席を漁った結果、あの時のデバイスは少なくとももうなくなっているようだ。代わりに仕掛けられていたのが田中の仕業と思しきGPSだったという。こちらは、田中がクラブ発砲事件の前にタクシーを襲っていたので、その時に仕掛けられたと考えられる。もし、三矢が事前に仕掛けたスマホか何かを手がかりに田中がGPSに「取り替えた」のだとしたら、裏で田中とつながっている人間もいるってこと? いや、でもそこに接点は無いよなぁ……。田中はあくまで単独犯だと思いたいのだが……あかん、正直ヤクザの動きの全貌を知る術が無いので、もう答え合わせを待つしかない。 いよいよヤノ・ドブの2名が本格的に動き出し、10億を巡る策謀がヒートアップ。表向きの図式は小戸川・ドブ・山本・大門兄(・今井)が連携したドブ組、そしてヤノと関口のヤノ組というマッチメイクで、小戸川の活動のおかげでドブ組は手駒が多いように見える。しかし、実際にはここからさらに「小戸川組」が分離し、そちらには追加で大門弟も参加する。そして、さらなる別陣営として控える田中。もうカオスもカオス。大門弟の動きが小戸川組の明暗を分けそうな気がするのだが、今回あえて小戸川が無視してた様子があるのはなんだったんだろう。 そして剛力先生が独力で調査を進める小戸川の過去……ゴールはどこにあるのだろう。そして、カポエラ教室ってどこにあるのだろう。
PR ドブさんの主人公気質、第9話。もう、説得の様子とか立ち回りは完全に主人公なんだよな……まぁ、悪辣な部分はやっぱりあるのだけども……。最近のイキったなろう系主人公なんかよりはよっぽど好感が持てるよな。 事件は収束し始めているのだろうか? 気づけばもう9話目なのだからそろそろゴールに向かっている頃なのだろうが、小戸川の出生周りについては謎が深まるばかりである。剛力が最後にインタビューしてた大家さんとの会話で「財団法人」という言葉がちょこちょこ出てきていたが、よくまぁ、何の団体なのかも分からない状態で「財団法人」って言葉を使い続けられるものだ。剛力サイドからすればそれはおそらく孤児などの支援をする機構という意味で使われているのだろうが……なんか、話を聞く限りでは単なる慈善団体とも思えないのよね。子供の自立支援っていうだけならまだしも、「すでに一生分の家賃を払っている」は流石に小戸川1人への援助としてはおかしすぎるだろう。小戸川のよく分からない技能も次々に明らかになっており、カタギを超えたしたたかな立ち回りは、やはり何か異能系の主人公のようでもある。まぁ、素直にビビるところはビビってるので小市民感は抜けてはいないのだが……でも、やくざ者との対決で迷いなく埠頭の倉庫に乗り込めるメンタルはやっぱりすごいけどな。 わざわざドブをボディガードとして引っ張り出しての垣花救出劇。幸いヤノ本人がいなかったおかげで、ドブ単体でも事態は解決できた。垣花を奪還し、そのまま小戸川は逃走。あわよくば呼び出した樺沢を使ってのドブ討伐も狙うが、まぁ、樺沢ごときではドブに勝てるわけもなく。啓発セミナーまがいの逆説教から、まずは樺沢がリタイアだ。ただ、ここで気になるのはドブ視点で「誰が樺沢に情報を漏らしたのか」が明確になってしまっているということである。何しろ、ドブを埠頭に呼び出したのはまぎれもなく小戸川本人。垣花救出という動機を考えるなら、わざわざ危険な埠頭に飛び込もうと思うのが小戸川だけであり、そこにドブが付いてくることを知っているのも呼び出した小戸川だけ。となれば、樺沢を誘い出してドブを叩こうとした人物は小戸川しかいないことになり、このことはドブにも容易に推理できるのだ。小戸川はまだドブとのうわべの関係性を切っていないはずなのだが、次の「銀行強盗」の件でドブのガードが上がってしまうのは問題があるんじゃなかろうか。 また、埠頭でドブが突然撃たれたことも気にはなる。ドブは「ドクロッ!」と漏らしていたが、おそらくあそこで発砲したのは田中ではない。発砲時の映像は白手袋をしているのに、バンで追跡してきた際の田中はそうした防護を一切気にしていなかったのだから。まぁ、そもそも田中では流石に小戸川の追跡が困難、と言う問題もあるだろうし。普通に考えればあそこに駆けつけたのは大門弟だが、もしかしたら兄の方、という可能性もゼロではない。拳銃一丁を巡ってもこれだけの可能性がまだ残されてるのよなぁ。田中がサイコになったおかげでいい感じに事態がかき回されている。 あと、どうでもいいけど指輪いっぺん放り投げといてやっぱり回収に行っちゃう垣花がほんと垣花で好き。
小戸川、完全に主人公だったわ……第8話。悲しい過去を背負い、選ばれし能力も持った完璧な……40がらみのおっさんセイウチ……。 激化する抗争。ドブとヤノの対決はますます色々なものを抱え込んで、どうやらラストステージとなりそうな予感。前回初めてその姿を表したヤノだが、キャラが立っているおかげで見事にその人となりが落とし込まれている。あの喋り方だと、もうキャストがどうとかいう問題じゃないからどうでもよくなるのすごいな。いや、多分本職の人だろうしラップを刻むのはうまいんだろうけども。凄まじいのは、キャラクターとしてのヤノは「リアルタイムで考えながらあのライムを刻んでいる」というところ。普通の人間なら無理に決まってるし、多分フリースタイルに慣れ親しんだ経験者だって「日常会話全部をライムで構成する」なんて無茶だろう。それが出来るという時点で、只者ではないのは間違い無いのだ。部下も彼の独特の言い回しを全部理解できてるのかどうかは怪しいもんだが、我々視聴者も彼のいう言葉を必死に追いかけなければいけない。その結果、多少ぼやけた発言でもなんとなくごまかせてしまう「大物感」みたいなものにつながっている。現時点では完全にヤノの方がドブを上回っているように感じてしまうが、さて、この対決の結末やいかに? 問題は当然、この抗争は2人の関係性だけでは終わらないということ。前回「垣花がそっちサイドに!?」とびっくりしたもんだが、幸か不幸か、垣花は単に「ハズレくじ」として処理されてその辺にポイされるだけの存在だったようだ。美人局をやるときって、事前に相手の経済状態をチェックしてからカモりにいくようなイメージがあったのだが、今回の市村しほの場合、本当に垣花のうそっこプロフィールを信じた結果だったようである。これが垣花にとって幸せなのか不幸なのか……。いや、不幸なのは間違い無いんだけど、ここで完全にヤノとのラインが切れるならまだやり直せる……といいな。 そしてドブの側についている、もしくは「ついていた」のは小戸川である。前回剛力が脳のCT画像を持っていたので度肝を抜かれたが、どうやら彼は小戸川に隠された能力の正体を探っている様子。今回彼が出した「クイズ」は、小戸川の異常性を探る手がかりとなったのだろうか? 不幸な生い立ちと類まれな能力という補正で、小戸川は再び視聴者の理解の外へ飛んで行った。彼のイマジナリーフレンドは実在するのか……いや、なんにしろ実在はしないけども、さすがに押入れの中には「何か」はありそうなんだよなぁ。そういえば気になったのは、何故小戸川はあの回想シーンで剛力に訳のわからない絡み方をしたのだろうか。普段の彼の仕事の態度を考えると、「たまたま前に乗せたことがある医者をもう一回乗せた」っていうくらいで面倒な絡み方はしない気がするんだけども……過去の剛力先生、本当に顔に似合わずインテリっぽいの格好良かったわね。 そしてもう1つ分からんのは、この作品世界における「10億」の存在感。そりゃま、ここまでのお話だって現実離れしたシチュエーションはちょいちょいあったものの、今回の「10億」の話はさすがに浮いているというか、ドブやヤノが真面目にその話をしようとしているのがちょっと違和感があるというか。ドブはまだ「別に無いなら無いでかまわねぇ」っていうくらいのスタンスなので理解は出来るのだが、マネージャーの山本が9億だの10億だのという数字を多少なりとも本気で受け止めてしまっている様子なのがちょいひっかかる。そもそも今井が本当に10億もらえるのかってのも未だに信じられてないのだが……。どうなるんやろ。 気になることが多すぎてツッコミが追いつかね〜〜〜。
だいぶ血生臭くなってきた、第7話。各方面での揉め事が全部冗談じゃ済まないレベルになってきている……まぁ、数話前からそうだったのかもしれんけども。 もう、何がどう絡んでいるのかは考えるだけ無駄な気がしてきたので事実の羅列だけにとどめよう。まず、案外いい奴だったのが大門弟。現時点では兄の方がドブとつながっていることに疑う余地は無さそうで、小戸川としてもいざという時に警察という最後の手段に訴えられないのは困る。以前ドブとの接触でそれを痛感しており、二の舞を演じぬよう、しっかりと警察とのラインを構築する必要があった。自宅への銃弾は渡りに船ではあったのだろうか、弟の方の「正義感」に訴えることで、なんとかギリギリのラインをつなぐ。正直、大門弟が最終的に血縁を優先して裏切る可能性はまだまだあるはずだが、今回の小戸川との対話を見れば大丈夫ではあるかな? 要所で「頭いいじゃねぇか」とかちゃんと認める発言をしているあたりは抜け目ないところ。おそらく大門弟はこれまでずっと兄に従って生きてきただけに、承認欲求は澱のように溜まっているはず。そこをくすぐって「正義の味方」を1人仕立て上げるのはそこまで難しいことではなかったのかもしれない。まぁ、一応まだギリギリ大門兄も悪人じゃない可能性は残されてはいるが……ここまで各方面に血みどろが拡散してる状態では期待しない方が良さそうだ。ただ、やっぱり無能警官なのは間違いないようで、結局小戸川宅の押入れは開けられずに終わってしまった。小戸川が窓の弾痕を塞ぐことで「もう逃げられないだろう」と言っていたことを考えると、予想よりもずいぶん小さいものを確保しているような気もするのだが……。 事件が見せた大きな動きの1つは「東京湾の死体」。いわゆるその筋のモンのお仕事で間違いないだろうが、今のところ「10代から30代の女性」の死体と言われても心当たりはなく、マジであるとしたら失踪した女子高生が既に物言わぬ身になっているという可能性だ。これまで、一応市村しほあたりがこのスロットに収まる可能性は残していたはずなのだが、今回事務所ぐるみの悪事で彼女の底が見えたため、失踪女子高生はやはり別件だったという判断になると思われる。ここで死体になってしまうと何も解決しないため、流石にもう一捻りは必要になると思うが……じゃぁ死体は誰のものなのだろうか。まぁ、こんだけ組のものが暴れてりゃ、全然関係ない事件の産物って可能性もあるんだろうけどさ。 ドブと小戸川は「どくろ仮面」を追跡してハロウィンの混沌の中へ。そこには承認欲求のためにドブを付け狙う樺沢の姿もあり、小戸川からしたら「悪に従うふり」をしながらも、どこまで自分の狙いを押し通すかがポイントになってくる。樺沢の手の者が常に監視の目を光らせていると考えるなら、形の上だけでもドブに付き従っている様子を見せてしまうのはリスクがあるだろう。そして、雑踏の中にはいよいよキーパーソンであるヤノの姿が確認できた。おそらくメインキャラでまだ出てきてなかった名前はこれがラストになるだろう。っていうかラストであってくれ。こんな濃いやつがまだ残ってたらたまったもんじゃねぇや……。一癖も二癖もある「ドブのライバル」ポジションだが、おそらくドブよりも知能派だと思われる。そんなヤノのお仕事は、なんと芸能事務所とつながっての美人局業務。そして、ミステリーキッスの周りの連中は全員それをわかってやっていたという……いくら地下アイドルでもそれはどうなのよ……。実直そうなマネージャーもそっち側の人間だったのは割とショック。見事な犠牲者となった垣花の運命は、普通に考えたら完全にアウトだが……文無しだってわかっててわざわざ拉致ってるんだから、何か使い道はあるってことなのだろうか。ドブ側に(形式上は)小戸川が付いているわけで、ヤノ側に垣花が回ったら……なんかまたややこしい構図が増えていく。 そして、そんな中で小戸川に善意を向けているのは剛力と白川のコンビくらいのもの。剛力先生が持っていたのは、まさかの脳のCT画像。小戸川さん、どんな症状で通院してたんや……。
実は作中人物の中で一番大局が見えてるのドブなんじゃないか説、第6話。みんなして人生が複雑怪奇すぎてどこに共感目線置いていいのかがわからんのだが、計算高さが一番理解しやすいのがドブ。他の連中は職業的な悩みとかがどうあがいても理解の追っつかないところがあるのでなぁ。今回サブタイトルからするとホモサピエンスの2人が中心的な展開なんだろうけど、流石にコンビ芸人の悲哀は察するにも限界があるでなぁ。 今作の感想を書く上で一番悩ましいのは、そうして視点を1つに定めることが出来ないということ。一応「主人公」は小戸川だが、彼を中心に物語を見ようにも、これだけ状況が散逸していると限界がある。各キャラクターの視点を1つずつ切り取ろうにも、どんどん人間関係のネットワークが複雑になっていくので、押さえるポイントが定めづらい。先週までの時点で頑張って線を引いて「1本につながった!」と思ったら、またいきなり支流が伸びて別なラインがつながったりするのよね。今回でいえば全く予想もしていなかった馬場と二階堂のつながりなんかが一番わかりやすい。「そこラインできるの?!」ってんでこれまで見てきたシーンも一気に認識の書き換えが必要になったりする。もう、てんてこ舞いよ。 でもまぁ、今回は流石にキャバクラでの事件を中心に見ていくしかないだろうね。前回時点で「宝くじに当たった男」の話題は確かネット上で出ていたと思うが、それがまさかの小戸川とのライン形成。10億がそのまま転がり込むエンディングにはならない気がする(つまりボーイの今井にはどう転んでも悲劇が待ち受けている)と思うのだが、ここで10億という具体的な数字が出てきて、経済面での悩みを抱える人間にいくばくかの解消の可能性が出てきたことは注目に値するだろうか。でもな、白川の借金300万をドブが握りつぶしそうだから、現時点でそこまで金の問題に執着する人間もいないんだけどな。 むしろ気になるのは、そうして偶発的に小戸川がキャバクラに引き込まれたところで襲撃を選んだ田中の思考。すでに自宅を特定しているのだから、田中目線で考えるなら独身男が一人自宅で寝ているところを襲うのが一番手っ取り早いはず。何故かそれをせずに、衆人環視のキャバクラに飛び込み、一番目立つ形での「宣戦布告」と相成った。事前にタクシーを襲撃していることを考えるなら、本当に「いつでも襲えたのに」あえて店内に乗り込むことを選択しているのだ。これがさっぱり分からない。 この田中の奇行に振り回されているのは当然視聴者だけではない。例えばドブはこの襲撃の中心が小戸川であるということを見事に看破してみせたが、当然動機は分かっていないし、自分の拳銃との因果もつかめていない(何しろ偶然だからな)。その上で、犯行形態から「自己顕示欲が強い」と分析していたわけだが、田中の目的に「顕示」は含まれておらず、ドブの読みが外れているということになる。さらに、渦中の小戸川だって何故自分が田中に狙われているかなんてわかるはずもない。ドブとの密談前までは、おそらくそのスジのものが自分にプレッシャーをかける目的で行っていると推察したのではなかろうか。だからこそ、その後のドブとの取引で彼から明確な恫喝が出てこなかったことを意外に思ったはずだ。ドブの手筋であるなら、きっと襲撃の後に「こんなことされたら困るよな」という匂わせが必要だったはず。それがない状態でドブから「共闘」を持ちかけられたとなると、小戸川目線では別な敵を探さざるを得なくなる。無関心・不干渉を貫く小戸川がいよいよドブとつながってでも動かざるを得なくなったのは、そうした全容の見えない状態への恐怖があるのだろう。 まぁ、それにしたって小戸川さんはクレバーではあるのだが……彼も長い人生を相当「非モテ」寄りで歩んできていると思うのだが、その割に女性に対するアタリに容赦がない。今回の白川との対話、そりゃ自分が「騙されて」浮かれていたという悔しさが先立ってはいるのだろうが、あの状況で取り付く島もなく白川を斬って捨てるトークの展開は、単なる非モテでは絶対できない取り回し。まぁ、その後のドブとの対話でやっぱり白川を切るに切れない優しさも見せているわけで、あそこで精一杯振り払って見せたのは、白川に人生をリセットさせて立ち上がって欲しいという気持ちの裏返しでもあるのだろうが……。 とにかく1人1人のキャラの生き様が濃密で、どこに視点を置いても他を取りこぼしてしまうことが気がかりである。垣花とか、もうどうしようもないところまで転げ落ちてるのでなんとか拾わなきゃいけないはずなのだが……いや、もうアウトやろ。次回予告でボコられてたし……借金まみれのパチンカスを救う手立てはないよなぁ……。
そろそろまとめサイトとかが欲しくなってきた、第5話。悔しいなぁ、1話目時点ではまさかこんな方向性の作品だとは思ってなかったってのもあって、序盤に出てきた伏線がすでに記憶から消えてるんだよなぁ……樺沢とか、1話限りのゲストキャラだと思うじゃんよ。 こうしてみると、そもそも「タクシー運転手」っていう小戸川の設定がおいしいというか、上手いというか。タクシーの運ちゃんって、放っておいてもたくさんの関係ない人と接することになるし、距離感が絶妙なのでそれぞれの乗客と近づくのも近づかないのも自由自在。小戸川みたいなタイプの運転手は基本的にそこまで乗客に絡みに行かないとは思うのが、だからと言って完全に無干渉かっていうと、そうでもない絶妙な下世話さとか、変なところでの面倒見の良さみたいなものがあり、付かず離れずの距離感で様々な厄介ごとに巻き込まれていってしまう。いや、「様々な」っていってるけど、最終的にはそれが1つのラインで繋がることになるんだろうけども。 前回登場した田中のおっそろしい復讐計画は、なんとよりによって今回お預け。しかも田中が小戸川の自宅を確認するところまで進めておいて、だ。もしかしたら当日の夜に何かあるかもと思ったが、すぐあとのシーンで小戸川は剛力の病院を訪れていて無事だった。剛力もこないだ面倒に巻き込まれたみたいな話だったはずだが……その面倒は病院の薬の話だけだったんだろうか。結局白川がドブとつながっているというラインがはっきりしてしまえば、そのあたりの厄介ごとは全部ドブのヤクザ業にまとめられる……といいな。多分ドブが言ってた「カシラの大切なもの」って、以前白川が握ってた消しゴムのことなんじゃなかろうか。これでまた奇妙なつながりが広がってしまう。 そして今回サブタイトルで扱われている「アイドル」が一応中心的存在となっているだろうか。特に垣花と何やらよろしくない関係になってしまった市村しほはかなり危険な存在。垣花が完全に入れ込んでしまって破滅に一直線なのも怖いけど、彼女自身の野心がどこまでのものかわからないのも恐ろしい。アイドルなんて面倒だからやめたいって言ってるわけで、そこまで自己顕示欲の強い子でもない気がするのだが、これで垣花の正体がバレたり、垣花との関係が世間にバレたり、いろんな方向から火種を持ち込みそう。さらに、そんな市村のチームメンバーである三矢の動向も何やら怪しい。小戸川のタクシーの座席にスマホをねじ込んでいたようなのだが……あれはいったいなんなんだろう? この世界、スマホとか動画サイトとかSNSとか、そういうツールがバッチリ事件に絡みまくっているのがいかにも現代劇らしくてとてもめまぐるしいのよね。新しいものに疎いってのは小戸川だけじゃなくておっちゃんみたいな人間も同じなのだが、さて、今後の事件の早さと大きさについていけるだろうか……。 ひりつく切迫感、第4話。やっぱ今期随一の緊張感がある作品だ。なんでこんなユルいキャラデザなのにキリキリするような空気になるんだろう。 やっぱりイメージは「デュラララ!!」が近いんだよね。こうしていきなり1話まるまる今までと関係なかったキャラクターのエピソードが挟まるんだけど、雑踏の中では他のキャラクターとの干渉があって、それが次第に煮詰まっていくかのように折り重なる感覚。もしかしたら作者はデュラのアニメを参考にしてるんじゃないかと思うくらいにテイストが近い。まぁ、俺が知らんだけで世の中にはこういうデザインの作品がいっぱいあるのかもしれないけど……少なくともアニメだとここまで大胆な構造はあまり見たことがないな。 今回の主人公は、冴えないサラリーマンの田中。前回ちょろっと登場した時に「誰やねん」と思われただけの存在だが、今回はなんとほぼまるまる田中の自分語りだけで終わるというとんでもない展開になった。そして、この田中の取り止めのない自分語りがまた引き込むんだわ(斉藤壮馬ボイスのキチガイは最高だよな!)。始まった時には「どこに着地するんだこれ」くらいのものだったのに、あれよあれよと転がる彼の人生に多大な恐怖とちょっぴりの同情を覚え、後半一気に流れ込むメインシナリオとの重なりに息を飲む。今回は特に「ソシャゲ」という現代世相を表すツールを扱っており、身につまされたり、言いようのない強迫観念に怯えたりする。よりによって私、プレイしてるソシャゲでイベント始まってどかどかガチャ回したあとに観ちゃったもんだから、「おめぇ、そんなこと……」ってすごく切なくなってしまった。おそらく人類のほとんどは、そこに意味はないとわかっていながら、一時の快楽を満たすためだけにガチャを回し続けている。これも1つの時代の病巣だ。 田中のエピソードは、1つ1つの断片だけを切り出せば厳密にはつながりなどないはずだし、最終的には「何言ってんだオメェ」で終わってしまっていいもののはずなのだが、彼の語りがまた絶妙で、それぞれの事象の因果が、「なんとなくある」と思えてくる。消しゴムの話、オークションの話、ガチャの話、インコの話、そしてドードーの話。何よりも語っている当人が「これは関係ないかもしれないけど自分の人生においては全てが繋がっている」と思ってしゃべっているのが不気味なところで、本人がそう思っちゃってるんだから、それは全て因果を紡ぐものなのだ。彼の「失われたドードー」は、もう、取り返しがつかないくらいに彼の中で大きな存在だった。そのことに、外野は口を挟むことができない。ご丁寧に「鳥」という彼の執着を表すモチーフがさりげなく散りばめられており、彼がドードーを「失う」直前にカラスが飛び立っている様子など、世界のつながりがさりげなく演出されているのも心憎い部分だ。今回は特にいつものような漫才パートがほとんどなかったので、シナリオの言葉選びにも余計な匂いがつかずにのめり込むことができた。延々続く一人語りを聞いていると西尾維新作品みたいな風味もあるのだが、こちらの作品は余計な言葉遊びに腐心しない分、その言葉が今後どこに繋がってくるのか、というのが気になってしょうがない。 一応確認したのだが、例の消しゴムは1話時点でなぜか白川が持っていた。「なんでそんなもの持ってんだよ」と小戸川に突っ込まれた時には言葉を濁していたので、彼女が所持している理由は、何か後ろ暗いところがあったのかもしれない。そして、普通に考えれば田中の見ていた2つの「datch-11」は同一人物であるとみるのが自然である。つまり、15年前にその消しゴムを持っていた人物が、現在もソシャゲで1位に君臨する立場にあり、なおかつ白川とはどこかで接触している。これがいったい何を意味しているのか。 そして、そんな白川の消しゴムは自然に小戸川の手に渡っている。その小戸川を付け狙い、命を取ろうとしているのが田中。この2人の接触時には間違いなく消しゴムが影響を与えるはずだ。さて、どんな展開になっていくのだろう。1話先が全く予想できないっていう強烈なアニメである。 それにしても、この世界に「動物園」って概念が普通にあるの怖くね?
今期一番緊張感のあるアニメ、第3話。サスペンスパートのサスペンス感がすごいし、そこから転じる漫才パートの漫才感もすごい。面白いかどうかは別にして。 いや、でも漫才パートも嫌いじゃないな。ケジャータの流れとか。確実に漫才だって分かる流れの時の小戸川の「完全に用意して持ち込んだ」みたいなツッコミ台詞もなんだか嫌いになれない。今作のこの不可思議なバランスの全てを握ってるのって、結局小戸川のキャラクターのギリギリのラインなんだよな。普段の偏屈な印象はずっと維持したままで、例えば今回ならドブとの対決の時には尋常ならざる図太さを見せつけ、「死をも恐れぬ世捨て人じみたおっさん」という属性があるかと思えば、実はそうしたタマのやりとりなんてものはとんでもないという、明確な小市民根性だってもちろん持ち合わせている。知り合いの名前を出された際に柿花の名前が出てもそこまで動じてはいないのだが、だからと言って完全にどうでもいいと見捨てているのではなく、「柿花には悪いけど、最悪そっちに話が行っちゃったらごめん」くらいの友情は匂わせている。そして、いざ白川の名前が出ちゃうと目に見えて動揺してしまう。その辺りの、「面の皮が厚いから感情がばれにくいけど、やっぱり中身は割と普通の市民ですよ」っていうバランスが良いのである。 恋愛観についても同じようなことが言えて、もう自分に結婚なんて話はありえないと諦めつつも、どこかでそうした気持ちの種火みたいなものは意識していて、白川の猛烈なアプローチに「自分なんかじゃないほうがいい」という諦めとか自責みたいなものがあるのに、いざ柿花に突かれてしまうとその感情が間違いなくあるということを認めてしまう。そして、いつの間にか木星になっちゃっていることも素直に認める。そういう、及び腰なのか、単に腰が重いのかも分からないような葛藤が寂しい四十路男のリアリティである。 さて、あとはこのサスペンス部分がどのように転がっていくかで面白さは変わってくるだろう。今回はチンピラ・ドブの登場で話がまた大きく進んでいる。最大の焦点となるのは渦中の女子高生とやらがいったいどこで何をしているのか、という部分。現在考えられるのは1つ目が「小戸川の部屋の押し入れ」なわけだが、あれが正解なのか、ミスディレクションなのかはまだ判断できない。流石に今期2作目の女子高生拾得アニメではない気がするのだが……(上述のような小戸川の性格からして、流石に女子高生は拾わないと思う)。そして、わかりやすい対抗として現れた2つ目の可能性が、柿花と出会った女子高生(?)のしほ。こちらは後ろに何やらチンピラじみた連中が追跡していたことからも単なる気まぐれ女子ではないことが伺える。ただ、こちらももし「失踪女子高生」だったとしたら行動原理がよく分からないという問題がある。さらにゴリラ医師の剛力が行方不明になるなど、まだまだ街には不穏な影が大量発生している。はてさて、どうなっていくものか。
はいはい、青春青春、最終話。まぁ、この終わり方しかないやろ。根本的な問題は何一つ解決してないわけだが、とりあえずハートの問題が解決しての大団円。気になるのは、サブタイトルの「キミ」ってのが誰のことなのか、って話なんですけどね。部員目線ならこれは大吾のことだけど、さて、大吾にとっての「キミ」は……。 ここで終わらせるしかない構成なので、まぁ、最後はしっぽりと締めることになる。大吾さんはあまりに闇落ちが綺麗すぎたために「そんなんで一週で戻ってくるのはどうなのよ」とは思うが、万能汎用決戦兵器おとさんを投入してしまえば、世の中のことはどうにかなるもんである。ついでにジジババポジションってんで茂野(元祖)と桃子先生まで登場し(じいちゃんばあちゃんまだ若いなぁ)、大吾を丸め込むためのオールスター総出演の趣き。ここまでされたら、男子中学生が立ち直るのもやむなしである。 問題は、こうして大吾をなんとかかんとかなだめすかして復帰させたとて、残りの周辺環境をどうしたものかという話である。辻堂との試合で見せつけられた実力の差は歴然。そして、今後も辻堂はハードな練習を重ねて成長してくわけで、「性差・人数・設備」などの無限のハンデを背負った風林が勝負を挑むなど無茶もいいところ。先週までの大吾は、そのあたりの「どうしようもない現実」を冷静に受け止めた結果生まれた姿だったはず。その環境が変わらないのに、メンタリティだけを入れ替えたところであまり意味はない。加えて、見事に己を貫き通している相楽さんは意地でもそのスタンスを変える気配はない。空気を読むことは出来るので周りに合わせてほどほどで付き合ってはくれるかもしれないが、彼女が今後どんなモチベーションで部活に接するのかは本当に謎。そして相楽さんのモチベーションの鍵を握る沢さんも、今回普通に「練習休んで帰っていいんじゃね?」派になっていたため、この二人はやはり運命の相手でも現れないことには心の底から本気にはなってくれない気もする。そう考えると、とりあえず仁科さえぶら下げとけばいい千代姉は簡単で助かる。 まぁ、この後のことは時間が解決するのを待つしかないのだろう。無事に今回で放送が終わったわけだが、原作漫画はここからどれくらい進んでいるものだろうか。光との再戦が見てみたい気もするのだが……勝っちゃったらそれはそれで嘘っぽいしなぁ……。 あと、今回のアイキャッチが顧問だったのはなんでよ。あいつ、作中で一番変わらなかったキャラやないけ。
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HN:
Thraxi
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男性
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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