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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 エェ女ばっかりやな……第19話。確実に女子更衣室を覗いてた丹羽さんと仁科は完全にギルティ。

 試合結果の方は実にあっけなく開陳された。まぁ、そこでもったいぶってもしょうがないけど、やっぱり最後は強豪相手に一歩及ばず、大吾たちの初戦はほろ苦い幕切れとなった。でもまぁ、周りの人間も言ってる通りに「初陣にしては上出来」ってのが素直な感想で、上出来っていうかむしろ出来過ぎの感すらあった。意外とチョロいぞ地区予選、って思ったけど、次の大会でも優勝するためには結局おんなじところを倒さないといけないのよね……。

 で、今回からは次の試合へ向けての切り替えのお話。沢さんという隠し球を手に入れてレベルアップが図れたかと思ったが、やはり台所事情の苦しさは変わらない。そこでキャプテンが多少焦ってしまうのは致し方ないところだが、未だ相楽のモチベーションは同列に並んだ訳ではない。そこんところがまだ見えてないあたりは大吾君もまだまだである。しょうがないよね、父も姉もみんなして野球バカの家庭に生まれてしまったもんだから、野球に全力を注げない人間がいるなんてことを考えもしないのだ(小学生の時のお前はなんだったんだって話だが)。大吾のことをよくわかっている睦子は問題ない。負けん気が強くて大吾同様に悔しさを滲ませるアニータ・仁科あたりもモチベーションは維持できるし、丹羽さんは反抗するなどという選択がない。デブはまぁ、デブだからいいだろう(あと千里は絶対に要領よく手を抜いてると思う)。

 となると問題は沢・相楽コンビといういつもの流れだが、先の大会で、沢さんの姿勢は随分変わっていた。まだまだ「手のかかる子供の面倒を見るおねーさん」みたいなスタンスは崩していないのだが(同級生のくせに)、それでも大吾の夢にいくらか付き合ってやろうという気になっている。彼のやる気に刺激されたか、あの大会でのミチルちゃんとの対戦で何か思うところがあったのか。基本がゼロだったベクトルが確実にプラスへと傾いた。しかし、そんな沢さんの変化についていけないのが相楽であった。彼女の場合、「めんどくさい」が最大の理由なのは間違いなかろうが、「無理するとまた弥生が壊れる」というのも大きな懸念になっていたようである。彼女の中で守るべきものは、「自分の生活≒沢さん」くらいで、やっぱり掛け替えのないものなのである。しかし、ここで練習について文句を言っても、なかなかサボり好きとの差別化が図れない。結局、専門のトレーナーがいない現状では、どこからがオーバーワークなのかは分からないわけで、中学生同士で喧嘩をしても根本的な解決は難しかったはずなのだ。

 しかし、終わりは割とあっさり訪れた。睦子の進言と同時に、大吾がノックダウン。まぁ、言うても彼もたかだか中学生だしね……精神の昂りに身体がついていかなかったのだろう。なんともみっともない話ではあるが、一応睦子からフォローをもらっているので救われている部分はある。大吾がいなくなったことで、みんなが少しだけ大吾の存在意義を確認し、歩み寄るきっかけにはなったのであろう。みんなして気のいい奴らでよかったな。今回はとにかく相楽の動向に注目が集まった訳だが、休日の私服姿でくつろぐ相楽、そして部室でのお着替え相楽などのサービス満点である。沢さんとのカップリングもいろんな姿が見られて眼福。やっぱりこの2人で「さわと相楽」みたいな日常百合漫画をやってもらった方がニーズに合致してるんだろうな……。

 そしてそして、やはりメンバーの不足というのは如何ともしがたい部分なのでメスが入ることになりそうなのだが……え? 千里の姉??! いや、今回明らかにキャストロールの位置がおかしかったんだよね。脇役のはずなのに何故かメンバーの中にいきなり食い込んできてたのよ。これはどう考えてもメンバー入りする流れなんだろうなぁ。まさかの藤井家2人目参戦かよ……そして娘さん2人の名前がわかってるのに藤井の名前は藤井なのかよ……。

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 観客席の父兄に緊張感がねェな、第18話。ノゴロー、どんな役割で出てきたのかと思ったら、「ミチルちゃんが揺れる」っていう割とダイレクトな影響があって笑った。野生の元メジャーリーガーがフラフラしてんじゃねぇよ。

 もう、「ここまで来たら」あとは気力の勝負か。睦子が繋いだ最後のチャンス、千里はそつなくこれを繋ぎ、相楽・沢のコンビもこれに続く。そして決めるは我らが大吾。出来過ぎには違いないが、これこそが野球漫画、というか「漫画野球」なので致し方ない。結局、ミチルちゃんは土壇場で繰り出した虎の子のオーバースローすら大吾に瞬殺されて完全なるかませ犬ポジションになってしまったので本当にかわいそう。最終兵器にするなら一球目を投げた時にストライクを入れなきゃいけなかったのだが、そりゃね、ここまでずっとサイドで投げてて、いきなり練習なしでオーバーに切り替えたらコントロールは定まらねぇよな。魚住の判断でもうちょい早めに投げてれば展開も違ったのだろうが、風林は完全に舐められてたからなぁ。

 みごと勝ち越しを果たした風林だったが、さらにもう1イニング守らなきゃいけないというのが最後の正念場。沢さんが3イニング目でいよいよ崩れてきたが、「久しぶりの投球だから少し乱れてきたか」程度で済むのはやっぱりすごいんだよね。このチーム、その沢さんに至る前に2イニング持たずに降りてる人間が2人もいるんですが。ただ、沢さんの肘はすでに壊れているものだとばかり思っていたのだが、どうやら過去の傷は癒えているらしい。相楽もその辺りの話は聞いておらず(まぁ、もうピッチャーやらないって話だったので話題にものぼらなかっただろう)、真偽のほどは定かでないのだが、沢さんの様子を見る限りではおそらく本当なのだろう。これまでは純粋に「めんどい」というのでマウンドに上がらなかったわけだが、やろうと思えばローテーションの一角を担うこともできてたわけだ。

 個人的に気になったのは、そうして相楽は本当に心配してくれてて、回想シーンではわざわざ医者の診断を受けるとことまで同席しており「ん? ご家族の方かな?」くらいの気にかけようなのだが、同様に一緒にプレイしてたはずの千里には全くそうした気遣いが見られないところ。そうだよな、千里だって沢さんがどういう状況なのかは知ってて当たり前なんだよな。相楽があんだけ心を痛めながらピッチングを見守っていたのに、千里のやつは「あちゃぁ、言っちゃったぁ」と完全に対岸の火事。故障しながら奮闘している沢さんを見ても、特に何か感じた様子もなかった。おめぇのスタミナがあればもうちょい沢さんも楽できたんだけどな? どうも、軽めのサイコパスみたいなキャラになってる気がするな……。藤井さん、おたくの娘さん、ちょっと危ないですよ。

 とにかく、そうして沢さんが最後のひと頑張りでミチルを抑えようと頑張り、もつれもつれて魚住戦。最後の打球の行く先は……疲労困憊の睦子のところ……。これ、もう負けた方がいいよねぇ……県大会行ったところで、今の投手陣じゃ限界があるだろうし、大義名分で言えばまだミチルさんに頑張って欲しいし。どういう意味での「ナイスゲーム」となるのやら……。

 

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 沢さん?!?!?! 第17話。この人、ホンマにどこまで……。風林中、変なところに隠し球多すぎ。

 まー、相楽の反応を見れば、おそらく肩痛めたりしてピッチャーやめたんやろな、っていうのは想像できるけど、ショートリリーフでへばった千里が1イニングぽっきりだったのに対し、すでに沢さんは2イニングを抑えてしまった。もう、ワンポイントでいいからちゃんとピッチャーとして登録しておこう。最悪打者1人相手に使って下げるとかでも充分強いと思うぞ。大吾は全く知らなかったからそんなアイディアは思いつくわけもなかったのだが、前のイニングの相楽の突発的ハッスルによって沢さんにも何か変化があったのだろう。今まで黙ってきたその封じ手を、沢さん自ら明かすこととなった。これも何かが伝染した結果だと思えば、色んな人に感謝せねばなるまい。こうして沢さんが真面目モードになっちゃうと、相対的に一番適当に見えるのが千里になるっていう……こいつ、ほんとに藤井の娘か?(よっぽど箱入りで育てられたか?)

 しかし、沢さんの覚醒があったとしてもあくまで相手の攻撃をなんとかしのげるだけ。未だ残る3点という点差をどうにもしようがない。そりゃな、この打線は基本的に穴だらけなわけでな。まぁ、相手側にしても「ミチル案外打たれてるやんけ……」とは思うけど。今回は沢さんに軽くヒットを打たれ、さらにアニータもきっちり打ち返せている。なるほどリトル出身者は充分強い。そして、リトルで出てきた人間にぽんぽん打たれてるってことは、残念ながらミチルちゃんはそこまで上を狙えなかったということにもなるので……なんか色々残酷だ。まぁ、大吾くらいなら抑えらることを考えると、軟式はやっぱりちょうどいいのかもしれない。

 結局追い詰められる風林。しかし、最後の望みをつないだのはなんと睦子。これこそ女の維持と維持のぶつかり合いか。次回予告を見る限りでは、どうやらこのまま沢さんまではつながってしまう様子(千里は相変わらずうまいことやってんな)。女の戦いばかりがクローズアップされて、大吾にはしっかりしてもらわなきゃいけない、と思ってるところでいよいよおとさん登場。いや、登場したところでどうなるもんでもないが。あ、今週も仁科は元気でした。

 

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 女の戦い、第16話。確かに「左◎」みたいなキャラがいるんだから「対女○」みたいなステータスがあってもいいのかもしれん。

 5点差という絶望的な点差を広げられ、相手ピッチャーの攻略も全くとっかかりがないというほぼ詰んだ状況。こっからどないすんねん、とは思ったが、何が起こるかわからないからこその野球。口火を切ったのは我らがリーダー・大吾だった。しかも「打ち崩す」とかじゃなくて「必死に粘ってなんとか出る」なあたりが大吾らしいといえば大吾らしい。ミチルも「別に親父さん譲りのダイナミックな野球はさっぱりしないけどなんか雰囲気はあった」と評している通り、派手なことは全然なのに、いざという時に強いのはやはり血の成せる技なのだろうか。まぁ、体のサイズがちっちゃいのはどうにかならんかと思うが……男の子の成長期は遅い場合もあるので、案外高校に入ってからガッと伸びたりするのかもしれませんな。現状はアニータはおろか沢さんとかにもサイズ負けしてるのでマスコットみたいだ。

 大吾が出てからの展開は実に劇的。一つ目のきっかけを作ったのは仁科。前回の情けないプレイをなんとか取り返そうと、精一杯考えた結果のバント。彼も彼なりに責任は感じているのである。まぁ、意地でも「自分から代えてくれと言った」って白状しないあたりは仁科だけども。前の回を抑えて喜んでる千里のところに文句言いにいくのも仁科らしい(睦子さんもそういうとこピッチャーっぽいよね)。そしてアニータは正面から相手ピッチャーを打破。この時のダメージが後々まで引きずることになるのだから、実は殊勲賞である。そして何もしないことで有名な(?)丹波さん。……この人、仁科とは逆でむしろ「持ってる」側の人間なのかもしれないな……。そして美味しいところを持っていくデブ。雰囲気だけなら大打者ですよ。よく見れば後に続くミチルも左なので、今後もデブの活躍があるのかもしれません。ちなみにエンディング映像でデブが出てくると笑ってしまうのはほんとごめんなさい。でも、あんなん笑うやろ。

 そして睦子はヘロヘロになりながらも最後まで根性を見せた。多分、相手キャッチャー魚住くんがうっかりこぼしてしまったのは、その前にバッターボックスでクルクルする睦子さんに見とれていたからだと信じている。あんな可愛い生き物は中学生男子には刺激が強い。そしてあっさりと前の回のリベンジを果たす千里。一応、球筋を見ているとはいうものの、対応力がありすぎる。一体誰に似たんでしょうね。ほんとにね。

 そうして迎える相楽の2巡目。ここがチームの士気を大きく分ける最大の分水嶺。今まで通りの相楽だったら秒で終わるところだが、流石にここまで必死になっている連中の姿を見せつけられて、何もせずに帰ってくるわけにもいかなかった。相手ピッチャーがミチルに変わったことも影響し、相楽の中でも何かちょっと変わった様子。今回「ユニフォームの汚れ」ってのが一つのキーワードになっていたわけだが、なるほど、今回は冒頭からやたらと汚れの部分がフィーチャーされると思ったらそういうメッセージだったのか。単に尻を接写したいだけのアングルかと思ってました。まぁ、そういう作品なんだけども。

 次回予告では相変わらず無駄に濃密な沢&相楽の絡みが描かれていたんですが、この方向性はまだまだ続くんでしょうかね。

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 1話たっぷり仁科劇場、第15話。仁科ファンにはたまらないお話だが、世界中に何人くらい仁科ファンが存在するかは謎だ。

 ほんと、最初から終わりまで仁科のためのお話であり、それだけの尺を与えられて立派に格好悪いのが仁科である。序盤の投球こそ目を見張る活躍だったが、ペース配分を完全に誤り打者1巡もしないうちにリタイア。お前、あんだけイキっててリトル時代に先発経験とかなかったんかい。まー、久しぶりに先発マウンドで、しかも選ばれし決勝の舞台ってんで舞い上がってた部分はあるのかもしれんけど……ついこないだまで小学生だった奴にそこまで考えてペース配分しろってのも無理な話かねぇ。

 何が怖いって、相手がたの司令塔ポジションのおっさん(どう見ても中学生ではない。名前は魚住)が、そんな仁科のポンコツぶりをあっという間に察して作戦に組み込んできたところである。そりゃま、いきなりノーマークだったところからバケモノじみたピッチャーが出てくるなんて出来すぎた話もなかなかないわけで、そこにはからくりがあるだろうと推察するのはそこまで難しい話じゃないが、お互いにほとんど情報が無い中での攻防で、真っ先に相手の底を見抜いたのは馬鹿に出来ない洞察力。それを考えると、やっぱり試合全体を見据えることができない仁科ごときが太刀打ち出来ないのはしょうがない。

 そして、そんな行き届かない状態はキャプテンの大吾も同じだった。いつの間にやら「仏の大吾」なんて呼ばれるくらいに怒らないキャプテンを演じていたはずなのに、仁科の惚れ惚れするようなダメっぷりについにキレる大吾。ことここに至って、流石の大吾さんも全部抱え込んで処理するのは不可能だったようである。まー、仁科が崩れたところにとどめさしたのが睦子だったので、それをごまかしてる部分はあったのかもしれないけども……野球みたいなチームプレーが求められるスポーツって、他人のミスをあからさまに責められない部分があるからストレスにもなるし、いざこざの原因にもなるのよね。いや、睦子はともかく、丹波のおっさんにキレるのはしょうがないと思う。悪送球から後ろにそらすとかじゃなくて、単純にこぼしてるし。ほんと使えねぇ。その前にサードが割といい捕球&送球を見せてるだけにねぇ。

 まぁ、とにかく大量リードをゆるして絶望的な点差からのスタートだ。巻き返しには、次回予告で匂わせていた沢&相楽の奮起は不可欠だろうが、あの2人がどうやってエンジンをかけるというのか。単に沢さんが相手連中の物言いにカチンと来てキレるとかだったらおもろいな。

 

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 いちいちピッチングシーンで腰回りの執拗な描写するのやめろ、第14話。いや、普通の野球アニメもそういう演出になるかもしれないけど……今作の場合、どうもそこに異様なこだわりを感じるんだよな……。

 決勝前の一幕、ドタバタの末に勝った風鈴が枠を獲得し、対戦相手の枠も下馬評を覆す結果になった。この地区の中学野球、今年は随分荒れてる印象になるんだろうな。しかし、ノーマークだったってのはいささかリサーチ不足の感があり、もともとリトルから実力を発揮していた連中がまとめて4人もなだれ込んできたチームなのだから、せめて予選くらいでは気づきたかったところ。まー、こうして隠し球がスルスルと上がってくるくらいが中学生レベルの情報戦なのかもしれないけども。相楽&沢コンビあたりはその辺の情報を掴んでもおかしくなかったとは思うのだが……あの二人じゃなぁ。今週もなんだかやる気ない発言してたし、やっぱり決勝のモチベーションには不安しかありません。

 久しぶりの登場、眉村の娘さん・道塁(ミチル)ちゃん。娘の名前に「塁」って漢字を入れる親もどうかと思うのだが(一応確認したら「塁」は「土を積み重ねた城・砦」の意味だが、これに「道」をつけたところで女の子の名前としては微妙な気がする)、あの親父ならしょうがないか、という気もする。吾郎以上に野球のことしか頭にないようなやつだしな……。

 そして、そんなミチルちゃんもここに至るまでに艱難辛苦があったようで。此の期に及んで、この世界における「女子が野球をやること」の意味がよくわからんのだよな。風鈴中がこんだけ順当に勝ち上がってきてることを考えると、現実世界よりも女子の活躍の幅は広いと思うのだが、相楽のモチベーションの下がり方とか、今回ミチルが監督から言い渡された宣言とかを考えると、やっぱり「ある程度成長したら女子は男子についていけない」という(当たり前の)セオリーもまかり通っている。どうもアニメで見ている側としてはハチナイ世界線とか球詠世界線と同じような女の子フルパワー次元のように思えてしまうのでそのあたりの気持ちの置き所が定まらない。少なくとも、ミチルちゃんは睦子たちよりも早い段階で「女の子は無理だよ」と言い渡されてしまった立場の子。

 しかし、そんな眉村スピリットを消してしまわないよう、世界は助け舟を出した。それが不思議とキャラの濃い3人組。単にミチルちゃんに惚れてしまった「ミチルちゃん親衛隊」みたいなやつらである。冷静に考えると、単に可愛い女の子に惚れ込んじゃって尻を追いかけ回してる男子3人なのだが、1人中学生とは思えない貫禄のやつが混ざってるせいもあって、なんか格好いいようにも見えてしまう不思議。この年頃の男子なんて、女子と一緒に何かやるっていうだけで浮かれちゃう感があるけどねぇ。オタサーの姫みたいな扱いにならないことを祈るしかない。でも、冷静に考えて「チームに1人だけ女子部員」って、一番見かけるのがエロ漫画なシチュエーションなのだが……(良からぬ)。

 

 

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 声帯が佐倉綾音というだけで発揮される圧倒的ウザさ、第13話。ほんとに同じ部活に相楽がいたら殴ってるよなぁ、としみじみ思う。似たような態度とってんのに、沢さんの物腰の方が圧倒的に好感度が高いという。そらどうしたって沢さんはさん付けで呼んでしまうわ。

 普通に開催された準決勝。そして相手チームはほんとになんでここまで上がってきたのかもよくわからないようなチーム。こいつらが準決勝にいて、なおかつ風林がそれを容易く打倒できるのだとしたら、女の子だらけの風林中、普通に強かった説があるよな。まぁ、そんな相手でも一応は苦戦してみるのでいい経験を積めるわけだが……中学生なんてまだまだ試合経験が足りないからね。雨の日のマウンドさばきもそうだし、守備も攻撃も、色々とやって慣れておかないとね。

 それにしても、前半のピリピリムードは本当に胃が痛かった……こういう問題って、真っ先に大吾が対策に出るかと思ったのに、大吾の野郎、さっぱりその辺にタッチしてないんだよな。たまたまアニータがそこで爆発したからこそ表面化したものの、このままなあなあで行ってたら今後の展開でさらなる悪化は待った無しだったはず。いや、まだ現状でも解決はみてないんだ。沢さんがさ、ほんとに達者すぎて何も言えないのよね。自分たちのプレイがアニータの不評を買っていることを認識した上で、「そんなら少し雰囲気よくしとこか」くらいの気持ちでかっ飛ばすホームラン。そんなん出来るなら、マジで野球で上目指せるやろ。それでも嫌なのか女子中学生。まぁなぁ、結局個人戦じゃなくてチームプレイだから、決勝でボコボコにされる展開は避けられないってのは嫌なんだろうけどなぁ。なんか色々と勿体無い子達である。

 一応、今回のことでアニータが完全に「まっとうな野球部員」になっていたのは良い報せだろう。チーム内の不和を招く原因の1人だったアニータがいまや、大吾を中心としたチーム作りを率先して支えてくれている。大吾・睦子・アニータの3人で回していければ、ある程度はチームメイクも達成できそうだ。丹羽さんは……ほら、どうせ来年いないし……。結局今週の展開をみても千里の立ち位置がよく分からんかったのはなんかおっかないな。一応、一球も投げずに準決勝を終えられたので、決勝では仁科と2本使っていけるのはありがたいのかどうなのか。

 今回も仁科さんは「もってない」っぷりを発揮してくれて楽しかったし、丹波さんも謎の存在感でうまいこと難局を打破して見せた。そして全てを持って行ったのは……デブかよ……いや、野球漫画としてそれでいいのか? 「なんでかわかんないけど打てる」でいいのか? まぁ、レジェンド級のキャラクターで岩鬼っていうのもいるし、多少はね……。

 

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 藤井のクレジットは藤井なのかよ、第12話。娘と嫁さんはちゃんと名前までクレジットされてるのに1人だけ藤井奴……。

 試合の合間に挟まる、いわゆる幕間劇みたいなものだが、本作においてはこっちの方がむしろ重要な要素だったりする。たかだか中学2年生のくせして全力でアオハルかよ、ってなもんで、家族総出で応援されてる睦子さんなんかはむしろプレッシャーになるレベル。まだそこまで真剣に交際やら将来設計まで考えるような歳でもないやろ……まずはねーちゃん、あんた自分の心配した方がええで(あのねーちゃんなら絶対大丈夫だとは思うが)。

 熱戦を終え、メンバーはそれぞれの思いは次の試合に繋がっていく。予想外のシーンが挟まれたのはデブ&丹波先輩のお荷物コンビである。丹波先輩はすでにネタ扱いされたあとではあったが、この2人も今回の試合で何か思うところはあったのだろう。明日の試合に響くんじゃないかと思うようなちょっと無理なトレーニングを重ねるくらいの焦りはあるようだ。デブの方も、別に不真面目なわけじゃないのよね。まー、この調子だと活躍するまではしばらくかかりそうだけども……。

 すでにバッテリーとしてはツーカーの間柄である睦子はいいとして、ここで急浮上してきたのが千里のピッチャー起用である。彼女はいまだに底が見えない不思議な人物なのだが、大吾の指名にも臆することなく、そして嫌がることもなくすんなりと登板を受け入れてくれた。大吾はピッチャーをコントロールする技術があるので気持ちよく投げさせることはできそうだが、さて、彼女が登板した結果試合はどうなるのだろうか。そこそこの相手とはいえ、急ごしらえのピッチャーで通用するレベルの人間が準決勝まで上がってくるんだろうか。

 アニータは怪我への焦りもあるが、不甲斐ない自分と周りの人間を対比して余計な苛立ちも覚えているようである。残念ながら試合は順延しないみたいだが、レフトをちゃんと守ることができれば良いのだが。そして、そんなアニータのイライラの種の1つになっているのが、相楽&沢の「やたら雰囲気があるガチ百合っぽい」2人である。多分公式にはそんな設定はないのだろうが、2人の雰囲気の出し方が、まさにそういう関係にしか見えないのである。性格的にもいかにもありそうなカップリングだし……最後の相合傘で帰るシーンとか、視聴者としてはどう受け取っていいのかよくわからない。そして、彼女たちの野球への向き合い方についても、どう受け取ったものかと悩ましいところ。「野球部だけで中学を終わりたくない」という意見は至極もっともで、部活中にちゃんと機能しているのであれば文句を言われるところではないが、今回の(特に相楽の)態度を考えると、彼女らと他のメンバーの温度差が今後の部活の運営に何がしかの悪影響を及ぼすのは確実だろう。なまじ実力がある2人だけに、どこで意識改革が行われるかは気になるところだ。

 そして我らがエースである仁科さんは……なんか、だんだん自分の立ち位置を心得てきた感があるな。ちょっと前までなら、昔の仲間たちに会うだけで劣等感からイライラが隠しきれなかったと思うのだが、最近は余裕すら生まれている。部活内での自分の立ち位置について、どこまでが現実で、どこからが願望なのかをきちんと切り分けられているんだろうか……。まぁ、仁科は多少お花畑なくらいがモチベーションが上がってちょうどいいのかもしれんな。できれば決勝のマウンドでボコボコにへし折られてる仁科は見たくないけどなぁ。

 

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 卜部……卜部よぅ……第11話……。個人的には、風林には負けて欲しかった。どう考えても、卜部・アンディのバッテリーの方が将来性がある気がするので。ここでの敗戦が卜部の野球人生の豊かな糧となれば良いのだが……。

 なんだかんだで風林野球部のいろんな要素が詰まっていたラストイニング。前回の予告時点で「3番から始まってどうやってこの打線でラストの大吾まで回るんだよ!?」と思っていたのだが、沢さんは特になんの伏線もなしに余裕のヒット。この人、スペックがよく分からんのだが一番地味にコワレキャラなんじゃなかろうか? そしてアニータは手首の怪我にも負けず、根性で外野まで持っていくフルスイング。やはりフィジカルナンバーワンはこの人らしい。恵体は羨ましいですな(いろんな意味で)。すでに役目を終えていた睦子は当然のように三振。もともと打撃成績はそこまで悪いわけでもないだろうが、ここで打たれたら卜部に立つ瀬がないのでしょうがあるまい。そして大注目のデブ。安定のデブ、やっぱり何もしてないぞデブ。まぁ、そういうキャラクターを置いとく方が今後の成長物語にいろんな含みが持たせられるのでね……こいつも恵体っちゃぁ恵体なのだが……。かわいそうな仁科くんが「俺より打順が上なのが納得いかねぇ」って言ってたけど、ほんまにそうだと思う。大吾の采配でよく分からん部分っていったらこの打順くらいだよな。デブも当たれば一発が大きいという期待なのかもしらんが……打率0割台の外国人選手置いとく感じなのかなぁ。

 前回それなりに株を上げた仁科は、これまでの経験を活かして打撃でもいい仕事をする。おそらくピッチャー心理は理解できるはずで、さらにメンタリティは割と卜部に近い部分もある男。初球に狙い球が来ることはある程度ヤマ張ってのスイングだったのだろう。しかし残念ながら「持ってない」仁科にはそこで卜部にプレッシャーをかけるのが精一杯。逆転の決定打には繋がらない。絶望の中で迎えた丹羽さんの打席は完全にお通夜ムードだったが、なんとまぁ、ここで卜部が勝手に崩れてしまった。まぁ、球数も増えていただろうし、アニータのエラーと合わせて考えればトントンってところだが……これをきっかけに丹羽さんが打撃でもそれなりの活躍が見せられるようになったりすると面白いかも。というか、やっぱり下位打線に使えない前提の連中並べてるよりは可能性が見えた方がいいよ。

 そして迎えちゃう大吾の打席。卜部とアンディが雁首そろえているホームに向かうシーンが色々と感慨深いし、その後、卜部との回想、アンディとの回想で小学校時代に世話になったあれこれが嫌でも脳裏をよぎる。うーむ、思い返すに、やっぱりいいキャラだったよなぁ。アンディにはもっと上を目指して欲しいなぁ……。

 ゲームとは非常なもので、必ず勝敗は決する(そして顧問の休日も潰れる)。さて、大吾はすでに決勝までを視野に入れてるらしいのだが、今度の問題は……沢さん?

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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