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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今回はキリキリ成分がほとんど無い! 第5話。このまま丸く収まっていく作品になるならそれはそれで結構なことなのだが……それだとあと7話とか8話やる必要がなくなるな。

 新たな進展は、突如として訪れた。誰も予想していないところからぽっと出で現れた刺客、山岸さん。のらりくらりとした風貌からは、一番最初「こいつなんか恐ろしい内面性を秘めているのか!?」と身構えたのだが、最後まで観ればなんと普通の良い子だった模様。今まで一体どこに隠れていたんだ。ドがつくくらいの天然キャラ、というか物忘れキャラらしい山岸さんは、藤宮さんの心に上がり込んできた記念すべき2人目のクラスメイト。順番から言えばもちろん長谷君の方が優先順位は高いのだし、大事な存在であるべきなのだが、いかんせん過去ログが残らない藤宮さんのこと、上手く彼女の最初のハードルさえ跳び越えてしまえば、そこには1番乗りも2番手も無い。むしろ同性の友達の方が藤宮さんがこれまでずっと憧れていた「友達」としてのニーズが高いようで、ぽっと出の山岸さんは、なんと見事にわずか一週で確固たる友達ポジションを手に入れてしまうのである。これ、「記憶を無くしたあと」の接し方は個人差が出る部分だろうけど、本当に最初に友達宣言して親しくなるまでなら、藤宮さんは案外ちょろいのである。本当に、今までは単に興味を持って近づいてくれる人が居なかっただけなんだろうなぁ。一応、山岸さんがこのタイミングで藤宮さんに興味を持ったのが長谷君による変革によるものだとするなら、一応長谷君の手柄ってことになるのかな。

 非常にマイペースで独特すぎるキャラの持ち主である山岸さん。最初はなかなか分からなかったが、なんとCVは大久保瑠美。こういう方向性で攻めてくるキャラはなかなか新鮮。そして、訥々としたしゃべり方の中にも、何か不思議な迫力が感じられる。確かに物忘れは激しいようだが、なにやら芯の強い子ではあるようで、「友達になりたい」と思ってしまったその気持ちに揺るぎはない。月曜日になってみるまでは単なる「ちょっと引っ込み思案な女の子」程度の興味だったかもしれない藤宮さんに対して、週明けに真実を知ってもガンガン攻め込むストロングスタイルである。もう、教室の中であそこまで行ってしまったら、そろそろ来週以降は藤宮さんもクラス全員と打ち解けてもおかしくない気がする。どうせ山岸さんや長谷君みたいに「記憶のロストがなんぼのもんじゃい」みたいな連中に囲まれていれば、対人関係においてはそれでもあまり問題無い気がする。まぁ、クラス全員が友達になってしまうと、学校であった出来事がほぼ全て毎週リセットされるという地獄のスパイラルに突入することになるわけだが(その場合でも将吾だけは記憶が残っていそうな気もするけど)。結局、藤宮さんの症状は正の方向性の感情が負の方向性と対応関係にあるため、どんどん幸せが満ちていくと、それだけ失うものが多くなってしまうのが面倒なところなのだ。いくら山岸さんが頑張ったところで、そこを改善しなければ真のゴールは見えてこないのである。うーむ、そのあたりの難行は山岸・長谷あたりではどうにもならない気もするよなぁ。あと、そもそも口汚く噂を立てる連中もいたあの教室で、藤宮さんが本当の意味で全員と仲良くなれるとも思えないし。だとすると、やっぱりまだ秘密を打ち明けるわけにはいかないかなぁ。先生は一応知ってるみたいだから、いっそチャレンジしてみる価値はあると思うが……。

 そんなこんなで強引に次のステップへと移行した藤宮対策。突然の闖入者に長谷君も気が気じゃないだろ、と心配になったが、存外満足げに眺めているようである。そりゃ2人きりでデートにいかれた時は嫉妬していたようだが、山岸さんとの交流の副産物として、より強力に記憶持ち越し能力が戻ってきているようでもあるので、一定の成果が得られれば文句は言えないだろう。とにかく「正常に」動くことは長谷君の本意である。多少自分の地位が危ぶまれるような状態であっても、最終的に藤宮さんがまともな生活を送れるようになれれば問題無い。うむ、なかなか良い滅私奉公であるぞ。これで屋上メンバーは一応4人。もう、これだけで卒業まで乗り切ってしまえばいいんじゃないかな。

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 謎が深まるばかりの藤宮さんの記憶機能、第4話。将吾のことはあれだけはっきり覚えてるけど、絶妙に「長谷君と関係してる」部分だけ抜け落ちるように出来てるんだな……それだけ断片的にヒントがあれば、そりゃ外堀埋まった状態から記憶の再構築は出来そうだ。将吾をあのポジションにセットしたのは、実は長谷のものすごい策略だったのではなかろうか。

 さて、サブタイ通りに「けんか」である。これまで順当に強くてニューゲームを繰り返してきた長谷だったが、ついにその経験値が(一瞬とはいえ)失われ、改めて藤宮さんと交流することの難しさを確認し、真正面から頑張って汚名を返上する少年主人公のアツさを見せつける展開となっている。ふむ、最終的な決着だけをみればとても良い話である。が、まず根本的な原因は長谷自身にあったことは忘れちゃなるまいよ。いや、多感な高校生だから、藤宮さんの様子にもにょもにょしちゃう気持ちはわからんでもないが、相手は普通の人間じゃないんだぞ。もう少し考えて発言した方がよかったろうよ。彼女の記憶システムを信用するなら、どこまで行っても将吾などしょせん「友達未満」よ。それが分かってれば、あんな展開にならずにすんだのにね。あれ、でも「友達」の定義は微妙だな……もし、本当に藤宮さんが将吾に惚れはじめた場合って、別に接触してないから友達カウントされずに恋慕の情だけ次週に持ち越しとかされんのかな。それとも、その場合って「友達以上の関わりを持っちゃった」と判断されて消えるのかな。これ、割と大事なことだと思うんだけども。まぁ、先週の卵焼きの流れから考えるに、やはり「強く思ってしまったこと」が失われるように出来てると思うのだが……こればかりは神様にしか分からない。

 長谷のちょっとしたもやもやから発生した「喧嘩」という名のすれ違い。まぁ、記憶が失われた時点で喧嘩も全てリセットされているのだから仲直りでも何でもないのだが、とにかく元の鞘に収まることは出来た(長谷は、喧嘩の原因となった自分の凡プレーを日記に残されずにすんだので万々歳である)。もちろん長谷の献身的な態度が一番の要因ではあるのだろうが、絶妙なポジションで見事なサポートをやってのけた将吾の存在を忘れてはいけない。将吾・藤宮さんの関係性って、あれがもうちょっとでも進めば「友達」になってしまうのではなかろうか。っつうか、もうあれは友達っていうんじゃないんだろうか。少なくとも一週間分は記憶が持続してるわけだしねぇ。現状、藤宮さんの回りの人間関係を考えるに、かたや「先週まで友達だったらしいんだけどやっぱり忘れちゃってる奴(第一印象は変質者)」で、かたや「友達というほどの距離でもないけど、なんか絶妙な助け船を出して幸せを運んでくれた知り合い」である。……どう考えても藤宮さん目線では将吾の方が信用出来そう。どっかで経験値リセットされないといいけどなー。

 そうそう、毎回やきもきさせられてメンタル面にも色々と良いこと悪いことがなだれ込んでくる今作であるが、それを支える映像面での着実なクオリティの高さを今一度持ち上げておきましょう。キャラクターデザインは淡泊なのだが、それを補強する背景とかがすげぇ。今週も、藤宮さんが一人帰る時の通学路の様子なんかがものすごい質感で表現されていて感心してしまった。こういうところで「安心して見られる」っていうプラスの感情が付加されるのよね。ちなみに、今気付いたのだが、公式ページに行くと、その週に藤宮さんが書いた日記を、本人が朗読してくれるというサービスが始まっていた。これ、アニメを見ながら絶対にフォローしなきゃいけない奴だ。

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 今週も絶賛心臓を握りつぶされるような緊張感、第3話。将吾、お前は流石にもうちょっと空気読んでくれ。ただ、一番アカンのは長谷君な気もする。

 「強くてニューゲーム」も堂に入ってきた。ほぼリアルタイム(?)で進行しているとすると、今週は3週間目ってことでいいのだろうか。始まりの1週目、症状確認の2週目、そしてノートが繋いだ3週目。次なるステップはいよいよ情報の拡大ということで「友達の友達」である。長谷はさぁ、いくら何でも藤宮さんの症状を軽く考えすぎだと思うの。作中ではあまり描かれないけど、一週間のあいだに楽しい記憶が増えれば増えるほど、日曜日の夜に藤宮さんはそれを失うっていう事実と戦わなきゃいけないわけでしょ? 確かに治癒を目指すならば自分たちだけで情報を秘匿しておくのは効率的ではないのだが……だとしても、やっぱり性急な気もするんだよな。まぁ、当の本人が一切自力で前進出来ないので、そこを多少無理矢理でもサポートしていくのは自然な流れなのかな……。

 そして、そんな荒療治が最もはっきり出る結果となった素晴らしき友人、将吾。藤宮さんとの初対面でのやりとりは「お前、どんだけひでぇことをぺらぺらと……」とと憤りかけたが、まぁ、言われてみれば彼の言い分ももっともだ。いきなりこんなオカルトじみた「設定」を信じろと言われても無理な話だし、現実的に考えれば「痛々しい構ってちゃん」と考えるのが合理的。すると、隣にいる長谷君は「変な女にダマされてるアホな友人」ということになり、付き合いの長い将吾はまず長谷君に警告を出すのが友人として最優先だ。「女の子が特定の男の前だけで急にしおらしくなる」っていう現象だけを見れば、そりゃ「誘ってる」が一番分かりやすい結論だからな(参考:河合荘)。

 まぁ、それにしたって将吾の言い方はもう少しマシな方法があっただろ、とも思うが、そこは彼の持って生まれた性分なのだろう。長谷もそのあたりは分かっていたみたいだから必要以上に怒ることなく、一旦ご退場願ったわけだ。で、「気にしないで」と一蹴したわけだが……そこは藤宮さんの気持ちをもう少しくみ取ろうよ。いきなり自分の悩みを全否定された上にメンヘラ疑いされたわけで、たとえある程度予測された事態とはいえ、彼女はかなり傷つくはずである。それをあんな風にしれっと流してしまうのは、言い出しっぺとしての責任感が薄すぎやしないか。まー、だからってどうしようもなかったのかもしれないが……。まだ先週反省した「自分勝手」が抜けきってないんじゃないか。今後の展開にも支障が出ないといいのだが。

 しかし、流石に長年自分の「症状」と付き合ってきただけあって、藤宮さんは割と強い。そして、初めて訪れた自分の人生の転機において、ちょっとはじけすぎているような気もする。確かに「症状」のことは事実なのだろうが、それを差し置いても謎の卵焼きグラデーション作戦は割とサイコである。普通の子にあれをやられたら、ドンびく。アニメキャラであんなことやりそうなのは我妻由乃さんくらいしか思いつかない。いくら日記の記録があるからって、(本人視点では)出会って数日の人間に、あそこまで出来るものなのだろうか。そして、愛情が募ったとしても、それが卵焼き連打の形で現れるものなのだろうか。……まぁ、今まで友達付き合いをしたことがなかったから、そのせいでさじ加減が分からなかった、ということにしておこう。18グラムにあそこまでの思いを込められてしまったら文句も言えまい。

 今後の展開への道しるべとして、今回は「強い思いで現状を打破出来る可能性」が示唆された。それが18グラムだったのは何とも不可思議ではあるのだが、やはり「忘れたくない思い」が強ければ、そこから何とかなるのかもしれない。しかし、「長谷のことは忘れているが将吾のことは覚えている」状態ってどういう記憶なんだろう。先週の屋上でどのように将吾と対峙していたことになっているのだろうか。そのあたりのディティールは絶対明らかにはならないのだろうが、やっぱり気になるよなぁ。友達状態で長谷君と一緒に試験勉強とかやっちゃうと、せっかくやった内容を全部忘れるんだろうか。怖いな。

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 なんかもう、いちいち緊張感が半端じゃない、第2話。今となってはそこまで新規性の高い内容でもないと思うんだけど、改めてこういうシチュエーションを見せつけられると、本当にいたたまれなくなる。

 リセット後の2周目、かと思われたが、正確には違うんだね。長谷君の中では当然記憶のストックがあるのだから、いわば「強くてニューゲーム」みたいなもの。最初は怪訝な目で見られてどうなることかと思ったが、情報を共有していたことを明かすと、案外藤宮さんもあっさりと心を開いてくれた。元々気立ての良い子なのだから、確かに「はじめの一歩を飛ばして」攻略出来ればある程度負担は軽くなるのか。そして、楽しい時間の共有を更に強固なものにするために、長谷は日記を書くことを思いつき、藤宮さんもそれに従った。「いや、記憶障害を自覚できてる人間なんだし、記録を残すくらいのことは真っ先にためしたやろ」と突っ込みたくなったが、なるほど、記録を残すことは決してメリットばかりではないのだよね。

 過去にどんな事実があったとしても、藤宮さんにとって長谷は「初めての友達」に違いない。その長谷に言われたために改めて日記をつけることにチャレンジしてみたものの、その心理的負担は非常に大きかった。朝起きたら「自分の知らない自分」が記録されているというのは、辛いとか訝しいというよりも「怖い」と言った方が正しいのかもしれない。酔っぱらって記憶を無くすだけでも怖いのだから、それがまざまざと見せつけられるのは、たとえ望んだことであっても受け入れがたい。そんなハードルがありながらも、必死で長谷のために笑顔を繕ってくれた藤宮さんは本当に良い子であった。そして、そんな症状を抱えた「患者」である藤宮さんの葛藤についても、ちゃんと長谷は気付いてやることが出来た。屋上でのやりとりは本当にハラハラしながら見ていたのだが、長谷がちゃんと相手のことを考えられる男で本当に良かった。

 今回の悲劇は、再び来週以降も繰り返されるはずのものである。藤宮さんの症状が良くならない限り、どれだけ日記に時間を割き、精度を上げ、月曜日のために手を尽くしたとしても、根本的な問題は解決しない。今後長谷はそのあたりの問題をどうやってクリアしていくのだろう。問題しか無いこの状況、来週もまだまだハラハラしそう。ただ、慣れてしまっているのか、藤宮さん自身は「記憶を無くすこと」についてはあんまり身構えてないんだよね。そりゃ「悲しい」とは言っていたけど、実際無くした後も「先週の昼休みを全部覚えてないんだよね」とけろりと母親に報告しており、そこに畏怖などは感じられない。これがいい事なのか悪いことなのかは定かでないのだが……。

 ちなみに、そんな難しい問題を抜きにすると、本作の半分以上は「高校生の健全なイチャイチャ」に費やされる爆発番組でもある。藤宮さんの天性の可愛らしさは、長谷をどんどん冥府魔道に引きずり込んでいる。もう、毎週「初めてのカラオケ」にチャレンジすればいいんじゃないかな。そのうち藤宮さんが「なんか私、知らない間に歌が上手くなってる!」とか言い始めるかもしれない。ちなみに、カラオケはいついかなる時でもハードなスポーツです(俺論)。

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 無事に終われた! 最終話。うん、このくらいの着地点が理想的じゃないかしら。最終的には何もわだかまりがなかったし。しいて気になったことといえば、「何で男性客のためのキャストがこんなに多いんだよ」っていうことくらい。エンドロールにずらっと見たこと無い名前が並んでて笑った。

 WUGラストライブ。当然のように災難は降りかかり、よりにもよって胃に穴をあける勢いだった佳乃に降りかかった。ここから「佳乃が黙って本番に挑んですげぇ失敗する」パターンとか「そのまま辞退する」パターンとかを考えてたんだけど、怪我をした事実はリハでばれてしまったため、その後の進退はチーム全員に委ねられることになる。あわや棄権というところまで行きかけたが、I−1のツンデレさんの好意で土俵際を残し、無事にラストライブを成功させることが出来た。今回はようやく、本当にようやく監督コンテ回であり(それでもなお共同仕事なんだけど)、おそらくライブパートに関してはきちんと監督の手が入っている(オープニングのダンスと一緒だし、オープニングはヤマカンの仕事である)。相変わらず手放しでほめられるような作画ではないのだが、これまでの中では一番しっかり描かれていたし、「WUGにしては頑張った!」というのが素直な感想である。やっぱり、7人のモーションを全部まとめて手描きってのは結構な重労働なんだよなぁ。ハルヒとかアイマスとかのライブシーンは本当によくやったと思うけど、それもこれも人手の量の違いかしらね。それにしても、側転やらが大胆に導入された「7 girls war」の振り付けは鬼のようにハードだよな……あれは確かに怪我したら絶望するわ。よくリハだけでも乗り越えたな。

 結果的には優勝にこそこぎ着けなかったものの、WUGは「場内を味方につける」ところまでは成功したというのが最大の成果。本来ならば島田真夢の「都落ち」ユニットはI−1の本拠地では白い目で見られるだけのものだったはずなのだが、わずかなパフォーマンスだけでそんなアウェーの空気を払拭し、会場をWUG色(緑色?)に塗り替えたというのが、一番分かりやすい「1年間の物語」の結果である。かなりご都合主義な感が無いではないが、それだけ彼女たちのパフォーマンスが完成していたということなのだろう。早坂さんの4点は伊達じゃないぜ。あと、必死にアウェーで応援していた下野軍団の勢いも案外大事な要素だったんじゃないかって気もした。アイドルオタクに勇気を与えるアニメである。

 今回描かれたファクターをまとめておくと、「7人揃ってこそのWUG」というチームワークが第一、そして、そこが完全に「島田真夢の居場所」になったというのが1つ。これがWUG内部の完成図式であり、すったもんだしてきた7人の女の子の友情のゴール。さらに、あれだけ険悪だったI−1との関係性でも改善が見られたなんて変化もあったし、観客を巻き込んだパフォーマンスを見せたことで、I−1のプロデューサーにも一矢報いる形になった。元々、彼は真夢が自分の打ち立てた「規則」にたてついたことに対して制裁を加えたわけだが、彼女の持つポテンシャルについては認めていたであろうし、彼女の持つ「アイドル像」を完全に否定したわけでもない。ただ、自分とは違う価値観の相手を膝元に置いておけなかっただけである。そんな真夢が、今度はライバルとして自分の目の届くところに帰ってきたのである。表情にこそ出さないが、案外彼もWUGの今後を楽しみに見守るのではなかろうか。もちろん、ぶつかった時は全力で潰しにくるのだろうけども。

 こうして、WUGの物語の第1幕は無事に結末を迎えた(劇場版があるから第2幕か?)。当然、まだまだはるか長く伸びるアイドル坂は続いており、I−1を目指すにしろ、身の丈に合った活動をするにしろ、目標はずっと先。はたしてこれからの彼女たちの活動を見ることが出来るのか、それは製作スタッフのみぞ知る。ラブライブだって2期が決まってるんだから、こっちだって2期目があってもいいと思うんだけどね。そんときには、是非とも「実波ちゃん、太る」っていうエピソードが見たい。うんめーにゃー。

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 ラストの前の静けさか、第11話。上京するだけで1話かかるあたりは流石の地方アイドル。いや、でも田舎もんにとっての東京ってそれくらい大変なことなんですよ。わたしゃどっちかというと憧れるより近づきたくないと思う派だけど。

 結局、早坂のしかけた同じ曲作戦は「WUGが歌えなくなる」というだけの結論に落ち着いた。当事者からしたら「やっぱりアイツはI−1のスパイだったのか!」となるわけだが、早坂の考えは、同じ曲である程度I−1を視野にいれつつ、きちんとWUGらしさで勝負出来る土壌を用意するってことだったんだろう。全く違う曲だけで攻めてもWUG独自良さは分からなかっただろうし、彼女たち自身で同じ曲を一度経験することで、I−1との差を実感し、自分たちの個性を模索させるっていう寸法だ。まぁ、その辺は作中では描かれていなかったので勝手な想像ではあるのだが……7人全員が早坂の無茶振りに対しても割とあっさり折れて新しい曲にチャレンジしたことを考えると、受け取る側も、それなりに覚悟と熱意があったってことなんだろう。菜々美あたりが無茶なミッションに逃げ出すんじゃねぇかとか不安になったけど、流石に事ここに及んでそれはなかった。今回はダンスシーンなんかも(この作品にしては)作画がまとまっていて、全員揃っているように見えてもやっぱり藍里だけ微妙にモーションが遅れたりしてるのは芸が細かいところである。

 1ヶ月という短い練習期間で「7 Girls War」を練習して攻めあがるWUGと、それを迎え撃つI−1。どちらもそれぞれに覚悟は出来ており、特にI−1側は圧倒的強者であるにも関わらず、センターの子がむき出しの闘争心を隠そうともしないために、一切油断なく雑魚どもを返り討ちにする覚悟である(まぁ、アイドルの祭典自体でI−1が直接対決する場はないはずなのだが)。元々I−1側が「悪」ではないというのがこの作品の大事なポイントだったので、こういう姿勢がはっきりと出ているのは良いことである。どっちかっていうと、上京仕事で浮かれているのは挑戦者であるWUGの方。あんまり緊張しないおおらかな子が多いのは悪いことじゃないとは思うのが、I−1側の熱意と比べるとやっぱりまだ素人根性が抜けきってないのだろうか(まぁ、旅行を楽しむのは悪いことじゃないけど)。とりあえず、渋谷と原宿と秋葉原では全部着替えて出かけなきゃいけないという生き方は本当に大変だと思う。いや、そもそも何日滞在する予定なんだよ……。まぁ、そんなおちゃらけを除いても、各人の決勝に対する思いもそれぞれに違っていて色々と面白い。はたして、再び東京に戻ることになった真夢の心中はいかほどのものなのか。

 そして、そんな緊張感と高揚感が高まる中、一人胃を痛めていたのが、苦労性のリーダー、佳乃。胃薬常備で迫り来るストレスと向き合わなきゃいけないので本当に大変そう。お気楽なメンバーが多いし、社長はあの通りだし、マネージャーは使えないし、全部の苦労が佳乃(と真夢)にのしかかってきそう。そして、最後にはお約束のバットイベントまでもが待ち構えているというハードモード。まー、足挫いちゃったのは自己責任ではあるのだが……なんか、「これ以上投げたらもう二度と野球出来なくなるよ!」って言われてもマウンドに立つピッチャーみたいな話になりそうで怖いな。超ハッピーエンドは期待してないけど、それなりに後味の良い終わり方に期待したいもんである。いっそ、苦しんでいる佳乃の脇で藍里が真っ先に盛大なミスをやらかして気絶、そのままリタイヤとかだったら逆に笑えていいかもしれない。ある意味うんめーにゃー。

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 すごく丸く収まる! 最終話。まー、こうなるしかないエンディングなんだろうな……ここで突然「何もかもが上手く行く方法があったよ!」なーんて言われても興ざめだろうし。やっぱり生まれながらにうか様とコンタクトが取れる燈日が一番恵まれてるってことになるな。以後、いなりはたびたび自室で一人Wiiをやりながらぶつくさ言っている兄を目撃することに……。

 最終話の構成はこれまでの密度が何だったのかと思うくらいにシンプルあっさり。何しろ、Aパートは延々いなりが走っていただけである。実際に伏見稲荷を駆け上ったらそりゃ時間もかかるだろう(いなりたちが高天原に突入する際に到達したのは伏見稲荷山頂上の社だったので、実際に登っていたのは間違いない)。でも、それを延々流すのもどうなんだろう、とは思った。そしてBパートの半分は天の岩戸を引っ張ってこじ開けるのに費やされる。あたかもアクシズ墜落を止めるモビルスーツ群とサイコフレームの光のごとく、であるが、やっぱり「大きなかぶ」を見ているような冗長さは感じる。むー、最終話だからもう少し密度があると良かったのだが。いや、でもあそこまで時間をかけて、本気で頑張っているいなりを見たからこそのエンディングなのかもしれない。とにかく、いなりはこれまでのお話の中で一番頑張っていた。

 結局、いなりが事の真相をしってしまえば、「会えなくなる」という寂しさは心苦しいものの、彼女にとっては「神通力を返す」以外の選択肢はあり得ない。うか様がそれを隠していたからこそ問題になったのであって、いざ通じ合ってしまえば、対面して、返還して、万事解決である。ただ、その1点にたどり着くまでの両者の気持ちというのはきちんと描かれていたし、この終わり方については文句を差し挟む余地は無い。いなりは頑張ったし、うか様はそんないなりのことを第一に考えてくれた。1つの友情物語の(少し寂しい)幕引きとしては、これ以上の形はないのだろう。その後の生活についても希望的な展望が見えており、いなりの回りには友達の輪が広がったし、何よりも丹波橋君との距離がグッと縮まったのである。人間的な成長があったのなら、短い間とはいえ神との交流には大きな意味があったということだろう。このお話は女子中学生のほんの少しの青春絵巻として幕を閉じるのである。良い話ではないですか。

 ……なんで10話しかなかったんだろうなぁ……もう少しやってくれていいのになぁ……。

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 なまはげ強い、第10話。確かにあんなんがステージに出てきたら興味は湧くし、多分俺なら地元アイドルとして全国にチャレンジさせるために全力で投票するわ……まぁ、お面の下の素顔がどの程度認知されてるのか、っていうのも大事な要素だと思うけど。普通に可愛い子っぽくなかった?

 登竜門という割には、案外あっさりクリアしたな、というお話。まぁ、前回までで鬱憤のたまる話は大体終わったのだから、この辺りで多少すっきりするエピソードがあってもいいでしょう(最後は相変わらずだったけど)。「10組の選抜アイドルが東北の代表を決める」という、大きいんだか小さいんだかよく分からない規模の勝負ではあったが、なんとかWUGが勝利して次へ繋ぐことが出来た。考えてみりゃ、下野オタ野郎が頑張らずとも、ワイドショーでレギュラー枠持ってるレベルの地元アイドルなんだからそこそこファンはついてるってことだよな。実際、今回「WUGらしさ」を教えてもらっていた実波や夏夜ちゃんは割とファンがつきやすそうな性格してるし、やっぱり真夢の固定ファンが潜在的にも多く残っているだろうから有利には違いない。あとはなまはげが覆せるかどうかの勝負だったんじゃなかろうか。得票数はどれくらいの差があったんだろうなぁ。ちなみに、ナマハゲーズの3人は、判読困難レベルの津軽弁からも分かる通り、中の人はきちんと青森出身の人間で固められている。実は最近青森出身声優って地味に数が増えてきてるんだよね。新青森犬を担当した木戸衣吹がそうだし、みかしーとかのぞふぃすとか。一昔前は探すのにも一苦労だったんだけどね。

 そんななまはげが今回のアニメの中で果たした役割は正直よく分からないのだが、一応「コンテストなので、一応それっぽく戦った雰囲気を出すためのライバル」と言ったところだろうか。ああいうヘンテコながらも客がついているようなグループが出てくると、確かにWUG以外にもちゃんとグループが存在していて、それぞれ別個にファンをつけているんだぞ、という雰囲気は出てくる。WUGの単独ライブでは小さなスタジオもろくに埋まらないレベルの客しか来ないが、「祭典」の方は大盛り上がりでホールが埋まっていたのだから、たとえ10組の地方アイドルだけでもそれぞれに白熱した応援合戦があったのである。他のグループも実波ちゃんのお婆ちゃんみたいなお年寄り応援団はいたのかしら。もしそうだとしたら、なかなかほっこりする催し物である。ただ、お婆ちゃんたちは東京で行われるであろう本戦にでかけるのは大変そうだなぁ。

 WUGにとっては1つのクライマックスであり、新曲お披露目の晴れ舞台となるはずの今回の「祭典」だが、残念ながら相変わらず作画はしょぼんな状態が続いている。これまで、オープニングも含めてライブシーンだけはなんとかそれなりのものを提供してくれていたのだが、今回のライブシーンはお世辞にも綺麗とは言えないクオリティ。うーむ、そこに力を入れてもらわないといわゆる「アイドルアニメ」としてはのっぺらぼうみたいな状態になってしまうのだが……これってBDでは修正します、とかいう代物なのかなぁ。割と前から企画は進んでいた番組のはずなのに、製作スケジュールがかつかつなのは残念である。この後にもう1回くらい本番となるライブシーンがあって、そっちに注力してくれてるっていうならしょうがないけど。いや、良くないけど。

 とりあえず、今回のエピソードで重要なのは勝つとか負けるとかいう展開ではなく、真夢が母親と和解したというその一点に尽きるのではないか。メンバー同士のいざこざが解消されたが、真夢はI−1脱退も含めて完全に過去を清算出来たわけではない。そんなわだかまりの象徴が母親だったわけだが、流石にこれだけ継続して頑張っている娘を見たら認めないわけにもいかないだろう。前回、I−1脱退の顛末を見て「母親失格やないか」と不満たらたらだったわけだが、今回の非常に分かりやすい和解劇を見て、多少は溜飲も下がりましたよ。やっぱり母娘は仲良くしてなあかんな。

 その他のメンバーでは、菜々美が開き直って「完璧主義の小姑」キャラとしてポジションを見つけ、藍里を中心に結束は固めつつある。夏夜も真夢の心情の変化をみて実の姉のように優しい顔を見せているし、佳乃も随分落ち着いた。ここまで見てきてようやく7人全員のパーソナリティを認識することが出来るようになったわけだが、人間的に一番好きなのは夏夜ちゃんかな。時点で実波。やっぱり分かりやすい長所がある子がいいよね。

 さて、次回は早坂の仕込んだトラップが発動してどないしょ、みたいなお話。でもまぁ、早坂はあの通りの性格なので、わざわざI−1とWUGに同じ曲を提供して直接ぶつける魂胆なのだろうね。振り付けも同じだろうし、同じように練習し、どちらが上に行けるかを競わせるという分かりやすい策略。これでWUGの連中も「振り付けが難しすぎる」なんて言い訳は出来なくなったし、嫌でもI−1と比べられることになるので逃げ道は無い。どうしようもないピンチだが、「努力次第で打ち破れるピンチ」だったりするあたりが早坂のいやらしいところやね。しかし、残りの話数でI−1と同じステージに立つまでの余裕があるのかしらねぇ。

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 色々辛いなぁ……第9話。クライマックスなので劇的な展開はもちろんあるわけだが、各方面から的確にいなりの心をえぐってくる……一介の女子中学生にはなかなか辛いものである。

 一度は片付いたからそれでいいものだとばかり思っていた丹波橋君へのラブレター騒動。7話の時点で桃山さんにとっては完全なとばっちり以外の何ものでもなかったのだが、ひょんなことからいなりの失策が明るみに。そのきっかけが、「桃山さんがいなりに気を遣って丹波橋に声をかけたこと」っていうのがまたやるせない。桃山さんは完全に善意のみの存在で、彼女が涙しなきゃいけない理由なんて何一つないんだよね。今回最終的には問題もなんとか片付いたが、丸く収まった理由は全て「桃山さんが泣き寝入りしたから」である。ここまで不幸な娘、なかなか見たこと無い。

 面倒なのは、いなりに悪意が無かったとはいえ、今回の件を傍から見たら責任は全ていなりにあるということ。「手紙を捨ててしまった」のは事実であるし、その報告を怠ったのも事実。ある種の事故であるとはいえ、そんなことは外野には判断出来ない。今回桃山さんのために立ち上がった観月さんたちからしたら、いなりの行いは「非道」であり、相応の報いを与えようと考えるのも致し方ないこと。そして、中学生女子に出来る報いなんて、せいぜい「シカト」がいいとこなわけだ。まぁ、それがあまり気持ちよくない方向に向いてしまうのが、日本の伝統文化の悪いところではあるのだが。「陰険なことをされたのだから陰険な形で意趣返ししよう」というのは何とも、ね。

 観月さんの行いはあまり褒められたものではないだろうが、一応道義は存在している。それが最終的に「観月さん一派が謝る」という結果に終わったのは、いじめを行う側の集団心理や歪んだ心情の暴走による。観月さんが学年の中でどんだけ権力を持ってるのかは定かでないが、いなりたちがクラスメイトも含めて完全にシカトされるようになってしまうということは、観月さんはそれなりに影響力の強い子なのだろう。そして、あまり関係の無い子まで気が進まずともシカトを実行してしまったため、丸ちゃんが酷く傷つくことになってしまった。コミュ障を自称する丸ちゃんのなけなしの勇気が簡単に崩れてしまったことの代償はでかい。せっかくチャレンジしたのに失敗すると、コミュ障は実際の5倍ぐらいの大きさでショックを受け、更に長い期間引きこもることになるからだ。挙げ句、観月さんの側近らしき茶髪の子は、言うにこと欠いて「オタク菌がうつる!」である。○○菌もいじめの定番だが、地味に傷がでかくなるからやめた方が良い。しかも「オタク菌」なんて言われた日にゃ、「やっぱり回りからはキモがられてたのか……」と落ち込み、更に引きこもり期間倍増。もう、この一連の流れだけで丸ちゃんが廃人になってもおかしくない。最後はなんとか笑っていたが、彼女には強く生きてほしい。ちなみに他の2人はシカトされても割と平気。もともと他人に興味がなかった三条さんは、どう見ても単なるヤンキーです。台詞回しが手慣れすぎてて怖いです。墨染さん、惚れる相手考え直した方がいいと思いますが、多分今回の一件でますます「頼れる王子様」になってしまったのだろうなぁ……お嬢タイプの子は不良に惚れやすいからなぁ。ちなみに墨染さん自身は、これまでも友達がいなかったのでシカトされても割と平気みたい。この子、地味にタフだよね。

 そして、そんな風に友達にまで影響が出たことでいなりの感情は制御が効かなくなり、レイプ目からの神通力暴走という終末感溢れる現象へと突入する。「キライ」という感情からの発露というのはかなり良くない状態であり、「神の力」の消耗が最悪の形で現れてしまった。観月さん側から見たら「逆ギレ」になっているというのもいただけない。やはり、子供に与える力としては、神通力ってのは強すぎたのだ、ということだろう。うか様の自己犠牲によりその場面だけはなんとか収まったが、事態は急変、一触即発の状態に。うか様は天照謹製の天の岩戸を自力でぶち破るほどの神通力を消耗したのだから、普通に考えればそのまま消えてしまってもおかしくないくらい疲弊してしまっているだろう。成り行きで燈日が告げた真実を知って、いなりは判断を迫られる。もちろん、ここで悩む理由などなく、選択肢はたった1つ、「うか様を助ける」以外に無いだろう。謎の狐連携で現場までの道は開かれた。あとは、うか様の望む「いなりと別れたくない」という願いをどのように片付けるかが最終問題だ。艱難辛苦は続くのである。特殊エンディングはうか様自らの歌唱による「誰よりも大切な人へ」。なんとか幸せになって欲しい2人だが……。

 今週の燈日お兄ちゃんはそれなりに真面目で恰好良かった気がするんだけど、一人きりで部屋にいるときも何となくポーズが中二病っぽいのがなぁ……

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プロフィール
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Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
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