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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
本石簡単に見つかってるやないけ、第7話。まぁ、相手の金髪がすごかったことを褒めるしかないが……流石にもうちょい気をつけて隠しても良かったのでは。 だいぶ流れが収束して、なんだか普通の少年漫画のクライマックスっぽくなってきましたね。もともと主人公が一撃必殺のパンチ持ち、さらにそのサポートが瞬間移動能力で機動力をあげるっていう設定自体が割と少年漫画っぽくはあったのだけども。唯一の違いはそれが就活成人女性とじじいだったというだけの話で。 前回までのお話で一応間島家をめぐる物語は決着。両親は流石に無理だったが、なんと翔子さんのお兄ちゃんだけはかろうじてご存命。しかもあの時のままの姿でカヌリニとしてこの世界に囚われており、何がどう作用したのか、樹里のパージパンチでカヌリニ自体を撃破したら中からボロボロの状態で出てきた。翔子さんからしたらこれ以上ないくらいの僥倖であろう。全ての目的がここに成し遂げられ、彼女としては、もうこんな忌まわしい場所をさっさと抜け出して無事に何事もない生活に戻りたいだけである。パートナーの迫さんも基本的なモチベーションは同じ。金目当てで佐河たちのつるんだはずなのに、いつの間にやらだいぶ面倒な状況に巻き込まれており、とにかく今は後腐れなく帰りたい、っていうのが正直なところだろう。最初の印象はなんとも粗野な人物だったが、翔子さんに協力する段になって「あれ? 割といいやつ?」ってなって、今回は樹里や爺さんとの交渉を卒なくこなし、実はなかなかの切れ者だったことも示された。二人が佑河サイドに正式に加わったことで、勝負の天秤は大きく傾いたことになる。 迫たちから得た情報を元に、残る構成員を各個撃破する作戦の佑河家。未だに暴れまわっている親父という不安要素はあるものの、やはり樹里と爺さんのヒットアンドアウェー作戦(アウェーするのは相手のタマワニ)は強い。これに内通者としての迫たちも加われば、普通に考えれば止界で負けることはなさそうだ。しかし、残念ながら少年漫画的にはそう簡単に終わらせてくれないのである。まず、ひょんなことから隠しておいた本石が発見されて一気に逆転。これがすんなり佐河の所に回っていたら、その時点でジ・エンドだった。しかし、幸か不幸か佐河サイドはさらに揉め事が起こっており、宗教的なお題目から逸脱した佐河の言動に構成員が造反するという展開。そして、予定外の展開にも一切慌てない佐河さんは、いよいよもってその真の力を見せ始めるのである。このタイミングで大ボスが変身って、ドラゴンボールみてぇな展開だな。 佐河の武器は「タマワニを自在に操れる力」らしい。さらに、今回翔子の兄が時の流れを止めたようにしてカヌリニの中から発見されたことにより、佐河が狙っている「延命」プランもかなり現実味を帯び、彼の知識が正確なものであったことが裏付けられている。彼は彼なりに、全力で資料にあたり、自分では入ることすら出来ない止界について、入念な下調べをしていた様子だ。なるほど、だからこんなに強いのだね。何事も予習とした準備が大事なんだよ、ということを教えてくれるいいヤクザである。 あとは、パッと思いつきで戦うにわか止界術者の樹里がそんな勤勉な佐河にどのように立ち向かうか。そうかー、名前が「右」側と「左」側で対になってたのかー。気づいてたわー。毎回ちゃんと漢字で名前書いてたから気づいてたわー(嘘です。今回言われて初めて「あ、だからあんな面倒臭い漢字だったのか」って気づきました)。間に入ってるのが「間島」なのは偶然なんですかね。 PR 史上最もかわいい諏訪部キャラ、第20話。この全力で好き放題やる姿勢、本当に尊い。今期は「おそ松」がなんだか煮え切らない話が多い中、こっちはのびのびやれてる感があるので本当に楽しいです。なお、同じ週の「キリングバイツ」では諏訪部が迫真のナレーションで「カバは速ァい!!!」って言ってたのが最高でした。 念願のドボちゃんお当番回。これまでも14話みたいにドボちゃんにスポットが当たるお話はいくつかあったが、ここまで完全にドボちゃん視点で、しかも完全にいじりだけのエピソードというのは初なので、本当に愛らしさとキモさの絶妙なブレンドがしっかり効いている。唯一の難点は、最大の常識人(常識カバ)であるドボちゃんをネタにしてドタバタする場合、ドボちゃんは完全に被害者サイドに回ってしまうので本当に可哀想、っていうことなんだけど、まぁ、この世界は「完全な被害者サイド」だらけなので気にしてもしょうがない。前回のシューさんだってほぼ完全な被害者だったし。 さらに、今回はドボちゃんの愛らしさだけでなく、謎のちびキャラ大行進という映像面での無法行為が展開している。基本的にデザインなんてネタのための踏み台としか考えてないような野放図な作品で、17話のウェスタンの時みたいに一切説明もなしにやりたい放題でムジークを突っ走らせるのもお約束だが、今回のお話に至っては、怪現象がムジークですらないという。もう、マジで何でもありやんけ。いいぞもっとやれ。もちろんキャンディ(?)を食べて小さくなったり大きくなったりするのは「不思議なメルモちゃん」のパロディである(今回は青いキャンディで小さくなっていたので逆ではあるが)。 ちびキャラは完全に製作チームを分けてデザインされているのかと思ったが、少なくともスタッフロールでそういう特別な記載はなかったな。元からどこか浮いてる存在だったクラシカロイドたちが今更どんな形状になろうとも町の人々は大して気にしないのだろうが、完全にアメリカンカートゥンみたいな絵柄になった面々は実に愛らしく、なるほどゆるキャラとしても御誂え向き。将来的にはあのデザインでのグッズ展開も待たれるところである。そしてその反面、「赤いキャンディ」の方のリアルモード(?)はこれまたやるせないデザインが徹底されており、この世界ではあの2Dな動きはどんな風に認識されているのかが気になるところ。ラストでは見事にリっちゃんが「リストさん」へと変貌を遂げており、クラシカロイド性転換の深刻さを伺わせているのである(普段からチャイコが散々ネタにされていたが、リッちゃんがそっち関係でネタになるのってもしかして初めてか?)。 もう話数も20話を迎えて今シリーズもゴールが近そうだが、さすがにドボちゃんメイン回はもうないだろうなぁ。最後までカバのままなんでしょうね。みんながそれを望んでるしね(本人以外)。 佑河家やばすぎ問題、第6話。爺さんと樹里だけが特殊能力持ちっぽいのだが、兄ちゃんはあっさり人殺しちゃうし、親父はレベルの高い殺意をナチュラルに内包してるし、止界術なんてなくても充分選ばれし一族だった可能性が。 思いの外早く訪れた、佑河家と翔子さんの共同戦線。まぁ、一度佐河チームから離れてしまえば、別に翔子さんが樹里達と敵対する理由はないのだしね。ただ、だからと言って簡単に手に手を取って、というわけにもいかないのが翔子さんの複雑な心境である。今回はっきりと描かれた「佑河家との隔絶」は、なかなか共感は得にくい部分でもあるのだが、言われてみれば確かにしょうがない感情ではある。幼いあの日、翔子さんは本当に出来すぎた偶然から、たまたま止界に迷い込んでしまい、そこで家族全員を失った。誰が悪いという責任問題ではなかろうが、それでも「原因は何か」と問われれば、それは間違いなく佑河家なのである。あの日、気まぐれに爺さんが止界を発動させてしまい、そこで幼かった樹里が勢い任せに翔子を止界から追い出してしまったからこそ、彼女は長年孤独に生き続けねばならなかったのだ。そんな家族と協力しろというのは心情面でなかなか折り合いがつかない部分だろう。 もちろん、翔子さんだって理知的な人間なのだから、一度は「佑河家に頼み込んで」という方法も考えた。だからこそあの雨の日に、佑河家を訪れたのだ。しかし、そこで見たのは平和そうでなんの変哲も無い普通の家族の姿。そこに特別な秘術を持った「忌まわしい一族」のイメージはなく、とてもではないが自分の恨みつらみを吐き出す相手には見えなかった。家族を止界に捨て去った原因がのうのうと平凡な生活を続けており、止界に入れない自分は20年もの間終わりの見えない戦いを続けてきた。そんな落差が許せなくなり、彼女はより過激で、明確な主張を持つ佐河に与することになったのである。 しかし、事態は混迷し、いよいよカヌリニとなった家族との邂逅が現実味を帯びる。ひょんなことから真を手に入れたことを契機に、翔子はついに佑河家との共闘を申し出たのである。互いの感情のぶつかり合いは、どうやらあの日の記憶を取り戻した樹里だけが感じられるものである様子。あと、迫さんは結局いい奴っぽいので翔子さんの長年の苦闘には少し同情しているようだ。 カヌリニの召喚は、事前に佐河が実践して見せたので簡単にできるかと思いきや、これが本当に難産である。そりゃそうだ。おっさんも言っていたが、縁もゆかりもない赤の他人に対して明確な殺意を抱き、さらにそれを寸止めしてカヌリニ召喚だけを確認する。そんなもん、普通のメンタルの持ち主だったら多分無理だ。修羅場をくぐってきた切れ者の佐河だからこそ、そんな常人離れした精神感応が可能だったのだろう。どこまで言っても常識人である翔子さんには、結局家族を呼び出すまでの殺意を高めることは出来なかった。普通の人間には、それは絶対に無理………… のはずなんだけどなぁ。なんやねんあの親父。怖い。マジで怖い。一番のパンピーのふりをして、そこからいきなりの殺意マシーン設定。今までもどこか胡乱な中に狂気は滲んでいたような気もするが、なんで引きこもりニート一家のおっさんが殺意の波動に目覚められるんだ。これ、爺さんが止界術を自分の代で止めて伝えようとしなかったのはどう考えてもファインプレイやぞ。あのおっさんにこんな爆弾を与えていたら、今頃どうなってたかわからんからな(多分おっさんが死んでると思うけども)。 何はともあれカヌリニ爆誕。爺さんのテレポートで防御、そして樹里のパージパンチで攻撃。特殊能力2つを活かした戦闘スタイルは相変わらず。樹里さん、もうすっかりパージ能力を自分のものにしており、佐河さんが一人瞑想時に言っていた「タマワニの流れが云々」なんかもすっかりコントロールできてる。やっぱり戦闘民族だな、佑河一家。なお、親父は単に逃げるだけの模様。 大願だった家族との再会を実現した翔子さん。これで、もう彼女に思い残すことはないはずなのだが……さて、真も取り返したのだからあとは一目散に止界を出れば終わり……ならいいんだけどね。どうなんだろね。 おい、エンドカードおい、第5話。少しは作品に寄せる努力しろや。いや、わろたけども。 エンドカードのせいで全部持っていかれそうになったが、今回は今回でなんだか切ないお話。今回の主役は間島翔子さんという敵対勢力にいた美人の(絶妙にエロい)お姉さんの方であった。翔子さんと樹里の間になんらかの因縁があることはずっと語られていたし、断片的な回想シーンも挟まれていたのであたかも過去に爺さんが止界入りした時に同席してたかのように見えていたのだが、そうではなく、トラブルで止界に巻き込まれ、挙句家族を止界に取り込まれてしまうという悲壮な過去を持っていた。なぜあの時、間島家の4人が止界に入ることを許されたのかは明確に説明されていないのだが、どうやら兄妹が持っていた石が本当に偶然発動したことで、佑河家が発動させた「御本尊」以外にも止界入りするトリガーが発動したようである。一体どんな奇跡だったんだよ、って話だが、まぁ、むしろ止界関係のギミックは世界中でもこの近所にしかないっていう方がまだ説得力はあるのかも。 さらにもう1つの問題としては、「人間が止界に取り込まれてカヌリニになってしまう条件」というのもまだまだ手探りだ。一応翔子さんは「止界入りしてから、脱出を諦めて絶望すること」が取り込まれる条件だと提案していたが、これだって本当かどうかはまだわからない。あくまで間島家の3人はそのような状況下で連れていかれたというだけで、母体数が少なすぎるので条件が確定するには至っていないのだ。あの時、翔子だけが取り込まれずに脱出できたのは最終的には樹里のパージパンチを食らったせいだが、それまでの数分間、彼女だけがカヌリニ化しなかった原因はよくわかっていないのだし。 分からないことだらけの世界なのだから、そりゃぁ調べてみるしかない。家族の無念を晴らすべく、翔子さんはずっとずっと、間島家で止界術が使われるのを待ち続けていた。佐河という怪しげな男の下についていたのも、彼の野望のサポートが目的ではなく、あくまでも個人的な目的を達成するためだった。おかげで現在は2人の間にも微妙な不和が生じており、現在の止界は三すくみの様相を呈し始めている。翔子さんの独立愚連隊ではさすがに頼りないかもしれないが、幸か不幸か、彼女の動機を理解し、なんとなく共感してしまった迫というチンピラ(CV:よっちん)も付いてきてくれるみたい。なんか、最初の印象よりもだいぶ良い人っぽくなってるのでちょっと微笑ましい。 翔子さんの提供した情報が佐河にどのように使われるのかはまだ分からない。現時点では、結局カヌリニは存在がなくなるわけではなく、引き続き止者に手出しするのはNGであることは確認された。そして、そのついでに翔子さんの長年の目的だった家族の片鱗も垣間見えてしまった。さすがにあの状態になった家族を止界から引き摺り出そうなんて思わないだろうから、姿を確認した時点で彼女の目的はほぼ達成されたということになるのだろうが……。今後、彼女はどっちサイドにつくことになるんでしょうね。 一方の佑河家の方はというと、爺さんの便利能力によってなんとか親父の救出に成功。親父の方は相変わらずの村八分だったせいで状況がいまいち飲み込めておらず、さらに爺さんへのイライラが募ってなんだか見当違いの行動にうつりそうでちょっと怖い。一応「家族が大事なんだ」っていう気持ちだけは本当なんだろうけども……。そして、不測の事態から止界入りしてしまった兄貴と真の2人は、なんだか危なっかしいチンピラとの突発バトル。無表情で包丁を構えるおっさんがかなりサイコっぽくて怖い。でもあの演出だと、包丁が刺さったのは逆におっさんの方な気もするな。 まーたちっぱいだのデカパイだの……第4話。そういう話はみかこしが出てる作品でやってくれませんかね? ちかぺは巻き込まれただけなのでそういう話題は関係ないんですよ!(グリムガルラジオ並みの感想) しかし、乳がでかかろうと小さかろうと、そこに宿したエネルギーは本物。樹里の持つ「クラゲ追い出しパンチ」はどうやら緊急時以外でもサクサク発動できる問答無用の主人公特権らしく、いざ反撃に転じればチンピラなど一撃だ。じいさんの瞬間移動と合わせて使うことで必殺のコンビネーションを生み出しているあたり、血の繋がりのなせる技というか、その割にこすっ辛いというか……少年漫画だったらむしろ主人公に打破されるタイプの攻撃パターンだよな。 じいさんは垂直軸方向のテレポートは雑にしか使えないのに、チンピラの背後に回るときはピンポイントで移動できたのはたまたまなんでしょうかね。 デカパイ掌底という必殺技を手にして反撃に転じる樹里たち。しかし、にいちゃんたちの行方が分からないという新事実が判明したことで動くに動けなくなってしまった。このままだと一回止界から出てもう一度止めても、にいちゃん+真の場所が分からないとどうしようもない、という判断で脱出すらままならない。しかし、実際には状況はさらに面倒なことになっており、なんと2人はすでに止人では無くなっており、この世界で勝手気ままに活動している(樹里はよくあそこに残された手がかりだけでそのことが推理できたもんだ)。このままで樹里たちが止界を離れていたら、2人は完全にこの世界に放置されてしまうところだったのだから危機一髪だ。じいさんと樹里が思い出した回想シーンでは、こうして「止界を離れること」がどれだけリスキーで致命的なものであるかがよくわかるエピソードが挟まれている。あくまでも佑河家における止界への出入りは石を中心としたものであり、誰もが勝手にホイホイ出入りできるような簡単なものではない。一族がまとまって動かないことには、余計な混乱を招いてしまうことになるというわけだ。 そして、別ルートからの止界入りを果たした「怪しげな新興宗教」チームの方もなかなかまとまって行動することができない。ほぼ全員が初めて止界に入ったおかげで手探り状態であり、万全の体制で動けているのはじいさんと相手側の親玉くらいのものだろう。さらに敵サイドは元々の目的意識も統制が取れておらず、金で雇われただけの連中やよくわかってない信者たちはすでに緊張も限界にきている。冷静な女性幹部(間島さんという)が着実に状況把握に努めてはいるが、これだけの事態の中で全員の平静を維持するまでには至っていない。というか、多分本人に統率する意志もあんまりない。結局、全員が初めての経験の中でどれだけ信念を貫けるかの勝負になっているようだ。 ひょんなことから再び登場した砂の巨人「カヌリニ」だったが、事前に推測されていた通り、今回はかなり小さくなった上に、ついに活動限界を迎えて機能停止。まだ2号3号がいないとも限らないが、少なくとも「目の前でカヌリニが停止した」という情報を得た3人はなんらかのアドバンテージを得たと考えていいだろう。今後もう1度実験して安全が確認できれば、止人への関与が可能になるのだから。次週でこのカヌリニがらみの謎が明かされると予告されたが……現時点だとどっからどこまでが「謎」なのかもよく分からんなぁ。緊張感が収まらぬアニメである。途中のおっぱいがなかったらヘトヘトだな(あっても疲れます)。 もう、本当にこういうアホみたいなの大好き、第17話。つまり、今作は毎回もれなくアホみたいだから大体好き。前後関係とか完全無視してバカができる作品っていいよね。 ぶっちゃけ、今回の内容って各々の作曲家いじりについては過去に何度もやって来ていることの繰り返しでしかないのだが、こういう天丼芸もすっかり味わい。なんだか吉本新喜劇みたいな安心感がありますね。特に今回ひどかったのはバダきゅんの「一発屋」いじりだろうか。普段ならせいぜいチャイコにだけいじられているネタだったはずなのに、今回はベトモツ揃っての袋叩き。なんかもう、本当にかわいそうで可愛い。 さらにギリギリまで盛り上げてラスボスに立ちはだかるのがチョッちゃんなあたり、リッちゃんのムジークだったことを考えればなんとなくわかるのだがやっぱりおかしい。普段あんな様子のショパンだが、こうして気が狂った立ち位置になるとCV鳥海の重みが聞いて単発で充分な破壊力を持つのである。まぁ、今作は本当にキャスト陣が楽しそうにやっているので、何を聞いても面白いのだが。リストさんが自由すぎるのって、こうしてみると実はクラシカロイド勢の中でも一番タチが悪いんだよな……。 時間停止AVは不思議なニーズがあるよね、第3話。俺、あれ見たときは完全に女優の方の「私何してんだろ……」みたいな方向性にばっかり感情移入して全然駄目だった。いや、我慢のレベルとかに個人差があるのが結構面白いんだけどさ。ガチで表情一つ動かさないようにしてる子もいれば、なんか雑で割と笑っちゃってるような奴もいる(結構しっかり見てますやん)。 さておきそんな時間停止アニメの3話目。本作は本当に色々な部分が刺激的で、展開は割とやんわり進んでいる気がするのだが、1つ1つのシーンでどんな手がかりが拾えるかわからないので気が抜けない。「止界」という現象について、味方サイドも爺さんだけが何となくその中身を知っているだけだし、情報量でリードしていると思われた敵サイドも実はまだ色々と謎を残しており、リアルタイムで実地検証して1つずつ「理屈」を作っていく過程が興味深い。どうやら敵サイドは「止める力」があるわけではなく、「止界で動く力を付与する力」だけを持っているようだね。おかげで、実際に止界に入ったことはなかったからあらゆる事象が行き当たりばったりになっていると。こうして主人公の樹里を筆頭に、残りの面々の経験も全て視聴者と同様の「初めて」視点なので見やすい。 1話目を見た時点では「単にタイムストップものっていうだけでどれだけ回せるもんだろうか」と訝しんでいたのだが、いざ始まってみれば、なんと一度止界に入ってからは一度たりとも解除しないという、完全ストップワールドものになっている。普通「時間停止」と言えば「動く世界」と対比して初めて意味があるもので、動かしたり止めたりを繰り返すものだが、本作はそうした既存の「時間停止」の概念からは一歩飛び出し、「完全に止まった世界だけで話が進む」という部分が新しい。色々と例外はありそうだが、基本的には「動→静」の一方通行なので放っておくと事物は全て停止してしまうため、銃火器の使用は意味がないし、殺すにしても色々と制限があるというのも面白いところ。本当はこんな不可思議なストップワールドがあると「これって空気の流れも止まってたら音とか聞こえないし、そもそも呼吸できないし、身動きできるかどうかもわからないし……」みたいなマジのサイエンスな部分が気になったりもするのだが、今作の場合、1話で爺さんが言った「知らん、そんなもん」というのが全ての答えであり、「何が止まったのか」というところも全て実体験から情報を入れていくしかない。こうして探索していく過程が、アニメの進行の中で興味を引っ張る部分だろう。 また、「止界」という独特の存在が、アニメーションという媒体に入ってくることで改めてアニメという表現技法の特殊性を浮き彫りにするのも興味深いところ。そう、アニメってのは、わざわざ人が動かさなければ何も動かない、いわばナチュラルに「止まった世界」なのだ。普通はそんな「止め絵」から「いかに動かすか」に腐心するのがアニメーション制作なのだが、本作の場合、そうして普通に「動かす」前提と一緒に、「動いていないもの」を描写して止まる世界のオリジナリティを出す必要がある。手っ取り早い描き方は「止まって動けない人」や、「不自然に固まったオブジェクト」を画面に混ぜ込むことだが、それだけではマンネリになってしまうし、構図に工夫も求められる。「いかにして動くかで苦心してたのに、いかにして止めるかを考えるなんて皮肉なもんだぜ」ってのはDIO戦で承太郎が言ってた台詞だが、今作はまさにそのあたりの描写が見どころである。 わかりやすい例だと梅津泰臣の手によるエンディング映像なんかに現れていて、水が飛んだり、湯気が出たりしている映像も、我々は「絵が止まっている」ことになんら違和感を抱かない。現実と違って、それらは止まっているからだ。しかし、そこに一つだけ「動くもの」を混ぜ込むことによって、「止まっていることの異質さ」が引き立つのだ。今後の映像世界では、そうした「際立ち」の表現について注目して見ると面白いかもしれません。まぁ、通常の背景も何もかもが完全に静止画でいいってのはぶっちゃけ楽そうではあるんだけどね。 羊たちの無駄キャストは一体なんなんだ、最終話。金朋・画伯の2大人外声優はまだ分かるとして、なぜか荒鷲先生が参戦していたり、松田姉妹の片方がいたり、全くもって謎のキャスティングである。羊(迫真)。 一応の最終話ということで、これまでとはまた違った毛色の作品が幕引きに選ばれた。なんと最後は国じゃなくて草原。しかもキノとエルメスがはっきりと別行動をとったり、かつてない大ピンチに見舞われたりと、普段では見られない光景が目白押し。だからこそ少しでも「最終回っぽさ」を醸し出すために選ばれたってことなのかな? 最後はやっぱりピンチからの大逆転で、みたいな。 1本目がサブタイトルの「羊たちの草原/Stray Army」。この英訳もなかなか皮肉なもんで、普通に考えたら羊なんだから「Stray Sheep」になりそうなものだが、奴らはとても「迷える羊」なんてもんじゃない。いっぱしの軍隊として、キノの行く手を阻む史上最強の敵キャラである。キノはこれまでも幾度となく命の危機に晒されてきたはずなのだが、命がけのコロシアムですら眉一つ動かさない余裕の表情で乗り越えてきた剛の者。そんなキノが初めて命の危機を感じた羊とのバトル。一時はエルメスを置いての緊急避難までしてしまったのだから、事実上の敗北といっても過言ではない。なんだかんだ言っても、キノもただの人間には違いないのだ。多勢に無勢はどうしようもない。そして、この羊たちも実に勇猛果敢。そこまでして人間を執拗に追いかける理由もよくわからんかったのだが、とにかく寝ても覚めても見つけた人間はぶっ殺すの精神。日がな一日見張られては、キノもなかなか突破口を見出せない。 結局、そんな強敵たちを叩き潰すためにキノが取った手段はおよそ主人公とも思えないような凄まじいもの。いや、こいつならやりかねない内容ではあるのだが……。最初の段階で「数が多すぎて弾が足りないよ!」って言ってた割に、放火炎上後は割とガシガシ撃ちまくるのが草。まぁ、追加の銃も手に入れていたし、死者の無念を晴らすためにも、銃弾でのダイレクトアタックはやっぱり欠かせなかったのかな。ダイナミックひき逃げアタック、ダイナミック死体焼却火炎放射、そしてダイナミック一斉狙撃などなど、本当に一度決めたら後ろを振り向かないやつなのよね……アニメですらなかなか見られないようなエグい動物虐待っぷりは実にお見事であった。まぁ、本人だって命がけなのだし、多少はね。あれだけ大量の羊肉が焼けてたらさぞかし栄養豊富だったでしょうなぁ。あぁ、でもラムじゃなくてマトンだったかなぁ。 2本目、時間あたりの動画の使用枚数では史上最低を更新できるのではないかと思われる、圧倒的省エネ作画での「最終話」。これを平然とやれてしまうあたり、この作品の骨子に対する製作スタッフの信頼感はかなりのものだろう。実際、遠巻きにキノとエルメスの会話を見守っているだけで過ぎていく時間も、なるほど無駄とは感じない。「昼寝しないわけにはいかない」キノの気持ちも充分理解できるし、長い旅の中にはそんな一面だってきっとあるだろう。心に決めたその日こそ、「旅の終わり」を告げる時なのである。命を賭けて圧倒的な「動き」を見せ続けた一本目との落差があまりにも大きく、こののんべんだらりとした「静止」の世界も、製作サイドからすればより大きな「冒険」だったのかなぁ、という気もする。そういえば「サムデイインザレイン」も似たような構図だったかもしれないな。冒険でしょでしょ。 何はともあれ、こうして旅を終えたり、始めたりと勝手気儘な放浪人生を続けているキノのこと。ふと、旅を終えることがあるのだったら、やっぱり気まぐれに旅が始まることもある。それすなわち、このアニメの終わりだって、ふとまたどこかで紡がれる新たな旅の「始まり」と言えるものかもしれない。飄々と、のんびりと、そして何よりも楽しく。そうした旅の第一歩を、我々は昼寝でもしながら待つことにしましょうかね。 正直意外、第11話。今作は徹底したオムニバスの形式だからてっきりキノってこういうオリジンが全く明かされてない人物だと思ってたよ。Wikiで確認したら原作1巻が出典って書いてあるし、原作読者は「このキノ」を前提にしてそれ以降の物語を読み進めているわけか。だとしたら私がこれまで受けてきた印象とはずいぶん違ったものになりそうだなぁ。 まぁ、オリジンとは言っても「あのキノ」から「今のキノ」への経過部分はまだまだよく分からないし(そっちも原作では明かされているのかもしれないが)、「旅人」としてのキノの存在が揺らぐような話でもないのだが、ちゃんと「木の股から生まれたわけじゃない人間のキノ」がしっかり規定されているのはなんとも新鮮である。まぁ、最初に持った印象は「こんだけ声変わりするって、男の子やんけ」だったが。悠木碧のメインテリトリーである幼女はすんなり入ってきますね。虚無感を抱えた「大人の街の子供」としての幼女テイストもどこか後ろ暗いところが良い塩梅だ。 そしてAパート、「旅人」の対話シーンは……なんかもう、個人的に色々と打ちのめされるような発言が多すぎてな……いや、あれだけ特殊な国での特殊な会話なんだから現実の自分に引き寄せて考える必要はないのだが……。「楽しいんだったら仕事じゃないよ」に始まり、「大人は仕事をしなきゃいけないんだよ」とか、「子供でも大人でもないなら何?」とかさ。そんなことは……そんなことは知らないよ……。いや、正直いうと「イヤなことでもきちんとやれるのが大人だよ」っていうあの街の指導方針は正しいんだけどね。「大人はイヤなことをやる」は真ではないかもしれないけど、「イヤなことから逃げるだけの人間は大人ではない」は真だと思う。つまり、俺は……。……すみません、どこかに手術を受けるだけで大人になれる素敵な国をご存知の方はいらっしゃいませんか?(俺なんかが行ったら真っ先に包丁持ち出されそう) まー、そんな悩ましい大人・子供論争や労働の意味を考えさせられる街だったわけだが、キノの生まれ故郷にして第1のトラウマ体験ということで設定はかなりエグいものに。父親のCVが岩田光央っていう時点で「正しい大人……なぁ」って考えさせられる設定なのだが、ある意味毒電波の国をも上回る完全な思想統制は、多分国の中の人間にとっては幸せなものなのだろうことをうかがわせる。手術なんて言われるからおっかないイメージはあるが、何らかの元服の儀みたいなイニシエーションだと思えば、現実的にもそこまでおかしなことではないだろう。キノの一件だって、旅人がやってこなければ、そして余計なことを考えさせなければ幼女は立派な「大人」になって人生を全うできたのだろうしねぇ。「国のルールによそ者が口を出すな」っていうのはそりゃそうなんだ。 でもね、残念ながら幼女は知ってしまった。「外」のことを知って、「別な大人」を知ってしまった。数奇なモトラドとの出会いもあり、彼女は壁を飛び出して色のついた世界に出会う。その鮮烈な色彩から現在の「紅」へと繋ぐ時系列の結び方もドラマティックで見事な構成。頬の返り血を花びらで代用する趣味の悪さもウィットである。冷静に考えれば、幼女はあのシーンで自分の命を守ってくれた旅人を見捨てて、一切顧みることなく突っ走っているのだからとんでもない薄情者ではあるのだが、成り行きで彼女が「キノ」を名乗るようになり、旅人の人生をトレースするように新しい人生を始めることで、まるでそれが供養であるかのように見えるのである。結局、幼女が旅人にどれくらい感謝しているのかもよく分からないままで時代は進んでいくわけだが、キノが今でも旅人の流儀を守って旅を続けているってのは、まぁ、そういうことなんだろうさ。彼女も確かに、子供じゃないが、大人じゃない。誰かに尋ねられたら、きっと「僕はキノさ」と応えるのだろう。 |
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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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