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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 本石簡単に見つかってるやないけ、第7話。まぁ、相手の金髪がすごかったことを褒めるしかないが……流石にもうちょい気をつけて隠しても良かったのでは。

 だいぶ流れが収束して、なんだか普通の少年漫画のクライマックスっぽくなってきましたね。もともと主人公が一撃必殺のパンチ持ち、さらにそのサポートが瞬間移動能力で機動力をあげるっていう設定自体が割と少年漫画っぽくはあったのだけども。唯一の違いはそれが就活成人女性とじじいだったというだけの話で。

 前回までのお話で一応間島家をめぐる物語は決着。両親は流石に無理だったが、なんと翔子さんのお兄ちゃんだけはかろうじてご存命。しかもあの時のままの姿でカヌリニとしてこの世界に囚われており、何がどう作用したのか、樹里のパージパンチでカヌリニ自体を撃破したら中からボロボロの状態で出てきた。翔子さんからしたらこれ以上ないくらいの僥倖であろう。全ての目的がここに成し遂げられ、彼女としては、もうこんな忌まわしい場所をさっさと抜け出して無事に何事もない生活に戻りたいだけである。パートナーの迫さんも基本的なモチベーションは同じ。金目当てで佐河たちのつるんだはずなのに、いつの間にやらだいぶ面倒な状況に巻き込まれており、とにかく今は後腐れなく帰りたい、っていうのが正直なところだろう。最初の印象はなんとも粗野な人物だったが、翔子さんに協力する段になって「あれ? 割といいやつ?」ってなって、今回は樹里や爺さんとの交渉を卒なくこなし、実はなかなかの切れ者だったことも示された。二人が佑河サイドに正式に加わったことで、勝負の天秤は大きく傾いたことになる。

 迫たちから得た情報を元に、残る構成員を各個撃破する作戦の佑河家。未だに暴れまわっている親父という不安要素はあるものの、やはり樹里と爺さんのヒットアンドアウェー作戦(アウェーするのは相手のタマワニ)は強い。これに内通者としての迫たちも加われば、普通に考えれば止界で負けることはなさそうだ。しかし、残念ながら少年漫画的にはそう簡単に終わらせてくれないのである。まず、ひょんなことから隠しておいた本石が発見されて一気に逆転。これがすんなり佐河の所に回っていたら、その時点でジ・エンドだった。しかし、幸か不幸か佐河サイドはさらに揉め事が起こっており、宗教的なお題目から逸脱した佐河の言動に構成員が造反するという展開。そして、予定外の展開にも一切慌てない佐河さんは、いよいよもってその真の力を見せ始めるのである。このタイミングで大ボスが変身って、ドラゴンボールみてぇな展開だな。

 佐河の武器は「タマワニを自在に操れる力」らしい。さらに、今回翔子の兄が時の流れを止めたようにしてカヌリニの中から発見されたことにより、佐河が狙っている「延命」プランもかなり現実味を帯び、彼の知識が正確なものであったことが裏付けられている。彼は彼なりに、全力で資料にあたり、自分では入ることすら出来ない止界について、入念な下調べをしていた様子だ。なるほど、だからこんなに強いのだね。何事も予習とした準備が大事なんだよ、ということを教えてくれるいいヤクザである。

 あとは、パッと思いつきで戦うにわか止界術者の樹里がそんな勤勉な佐河にどのように立ち向かうか。そうかー、名前が「右」側と「左」側で対になってたのかー。気づいてたわー。毎回ちゃんと漢字で名前書いてたから気づいてたわー(嘘です。今回言われて初めて「あ、だからあんな面倒臭い漢字だったのか」って気づきました)。間に入ってるのが「間島」なのは偶然なんですかね。

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