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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 流石に作業に加担してない奴がペンネームの2/3を占めるのはどうかと思う、第5話。まぁ、他2人が納得してるってことは制作工程における赤福ってのは意外と大きな存在なのかもしれないが……すげぇスタンスだ。

 引き続き、些細ながらもドラマティカルな展開がアツい。今回は大きく分けて2つのポイントでグッときた。まず1点目は大きなくくりで「大人たちのあれこれ」。今作は一応安海が主人公の物語ではあるのだろうが、同時に手島先生もセンターに位置している人物。そして、そんな「大人サイドの物語」に主軸を置いての物語が、おっさん目線では楽しくなってしまう部分である。今回の手島先生、もはやツンデレのツンがほぼ無くなって生徒たちからもそのチョロさをいじられる始末。反対反対と口では言って何とか若者たちが漫画制作という泥沼に引き摺り込まれないように配慮こそしているものの、その楽しさと無限の可能性を一番理解してるのは他ならぬ先生自身。生徒たちが自力で道を切り拓こうとするならば、もはやそれを止めるよりも後押ししてやる方がなんぼか楽しい。(いくら離島の学校とは言え)教師の業務だけでもそれなりに大変なはずだが、追加でしおり作りやら諸々の手続きまで、全部面倒みちゃうあたりはむしろ過保護ですらある。でも、そうして若者の夢に夢を見ちゃう先生の気持ちは痛いほどよく分かる。

 これまで手島先生以外の「大人」といえば貸本屋の七ちゃんくらいのものだったが、今回は「保護者の承諾を得なさい」というので各ご家庭の親御さんたちが登場。それぞれに刺激があり、まずは安海家。ご両親って初めて登場するっけ? 親父さんはイメージ通りの人ではあるが、母君が割とお堅い気質の人だったのは、これまでの安海の人間性を見てきてちょっと意外だった。まぁ、別に母娘の関係性が悪いわけではないようで、正座して話せばきちんと伝わる、いろんな躾がきちんと行き届いたお母さんのようである。赤福の親父さんは以前も登場していたので特に追加情報はないが、むしろ今回の流れで「赤福の母親」が出てこなかったのは気になるところ。いるのか、いないのか。それにしても謎の遺伝子の強すぎる家族である。

 そして今回のメインはやはり藤森家のお母上である。以前も登場して藤森さんの引っ込み思案に拍車をかけるちょっと毒親っぽい人なのかと思っていたが、今回は石龍さんの手管に丸め込まれたこともあり、なし崩し的に娘さんとの膝詰め談判へ。藤森さんが勇気を出して作った漫画。本当にダメな母親であれば「なんだこんな子供騙し」ってんで一蹴することもできたが、彼女はきちんと受け止めてくれた。厳しい親なのは間違いないだろうが、その根底にきちんと「子供の成長を願って」という親心があることが分かって安心すると同時に、キュンときてしまうシーンであった。藤森さんの成長が漫研のメンバーのおかげってのが伝わったのが良かったんだろうね。

 ちなみに、最後のご家庭は当然石龍さんとこなわけだが……おいおい、石龍ママンの声、どこかできいたことあるな? エンドロールですでにネタバレされてたわけだが、そうか、このご家庭は生粋の漫画ジャンキーの血筋なのだな……そりゃあんな娘さんにもなるかもしれない。

 というわけで今回第2のトピックは「石龍光」である。前回鳴物入りで登場した問題児「光ちゃん」。ハイライトが無い目のデザインは実は手島先生と共通だったりするのだが、固さや厳しさを表現した手島先生と違い、彼女の目の黒さは純然たる狂気の表れ。前回時点で安海とのコミュニケーションがだいぶ一方的で波乱含みになりそうなことは想像に難くなかった。しかし、今回の諸々の絡みを見ていると、別に「悪い」奴ではないことも伝わってくる。本人の自己分析がすでに完了しており、口にする言葉に一切の嘘偽りがないので話は分かりやすい。「人の心が分からない」のは確かにハードルだが、本人がそれを自認しており、事前に「僕は君たちを傷つけるかもしれない」とまで通知してくれているのだから、可能な範囲でのコミュニケーションとしては正しい方向性だろう。その上に「漫画が関わったら全力全開」というパーソナリティがついてくるので漫研としては上手く付き合えばこれほど強力なメンバーもおるまい。旅館で繰り広げられた藤森ママンとのやりとりは(留年までした)高校生とは思えない機転の効かせ方だったし、「漫画しか作れない世間知らず」なんかじゃないことが伝わってくる。常にスマホを構えて「レンズ越しでしか世界を見ない」というのは彼女の根幹を表す分かりやすい行動様式で、全ては漫画のネタであり、レンズを通して「取材対象」として見た「漫画の素材」とであれば上手く付き合えることの証左。そして漫画を読む時だけは何を差し置いても正しいこと、素直なことが言える子なのだ。今後の付き合いの中で軋轢も生まれるかもしれないが、周りの人間が彼女の良さを理解し、最大限に尊重することで、きっと唯一無二の付き合いができるはずだ。

 さて、次回の焦点は「何冊売れるか」になる気がするが、100円作品を20部という現実的なラインなので売れなくても別に心は痛まないはず。先生、その辺のコントロールもちゃんとしてくれるのありがたいですな。


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