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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 コンテが河浪栄作?! 第7話。突然の仕事にびっくりだよ。確認したけどこれまで京アニ作品以外の仕事ってしてないはず。どこをどういうコネクションで連れてきたんだろうか……。

 さておき、お話の方も色々と読めない要素が多くて予断を許さぬ状況。今作はオリジナルアニメとしてはかなり怖い、「ふわっふわしたまま何となく話が進む」作品。「本当の愛」なんて不透明極まりない言葉を中心においてお話が進むので不安定に決まっているのだが、こういう観念的な要素は描きながら確固たるメッセージ性を残すのが難しく、半端な覚悟のオリジナル作品では鳴かず飛ばずで終わってしまうことが多い。ただ、今作は一発目をセンセーショナルな作画で引き付けておいて、その後も何となく「意味は分からん……けどなんか気になる……」という絶妙なラインで惹きつけて視聴者の興味を放していない。このライン取りはなかなかの職人芸である。

 「人魚姫」をベースとした物語のくせして、「王子様」が正式に登場したのは折り返し点の第7話。だいぶ遅い気もするが、冷静に考えれば人魚姫における王子様も後半パートでの出番が主なのだから間違ってはいないのか。そもそもあいつが王子様かどうかもよく分かってないし。そして何より、この世界における「王子様」のなんたるかも我々は分かっていないし。「真実の愛を見つけること」が使命だと、ララは魔女様から言われている。その論拠すら胡散臭くあるのはどうしようもないが、滅んでしまった人魚世界(最悪、お城だけでも)を甦らせるには、どうやら「特別なララ」の力が必要であると、これはローワン王も言っていたのでリサも信じて疑っていない部分(というか、信じないとやってられないんだろうが)。つまり「ララの愛情」はこの世界のあり方を左右するくらい大きなトピック。これまでその「お相手候補」すら見つからず、もはや茉里と百合展開にでもなってもらうしかないのかと思っていたが、ようやくここで大本命となる相手役が出てきた。

 しかしこの相手役、どうにも様子がおかしい。ふつーに考えたら時を超えた大恋愛をする相手なのだから「王子様の生まれ変わり」みたいな存在が一番手っ取り早く、現時点においてもルカが王子の生まれ変わり的存在な可能性は否定できないのだが、ルカの方からそうしたアプローチは一切ない。ララが思わず人魚に戻っちゃうくらいの衝撃を受けていたので何かしらの因縁じみたパワーを持っているのかと思ったが、少なくとも本人はピンときてないし、ララに対して「王子様ぶる」ことは一切ない。ほんとに「たまたま人魚を目撃しちゃった近所の男子高校生」である。しかも容姿端麗なララに一目惚れしたのは間違いなく、見た目の雰囲気に反して「どこ住み? バイト終わったら暇? LINEやってる?」とテンプレートなガツガツ系ムーブを見せる。CVが村瀬歩なこともあり、一歩間違ったら単なるチャラ男で終わっていた恐れすらある。

 しかし、それを補って余りあるのがルックス補正。どうやらとてつもないイケメンなのは間違いなく、なんの因果かあの王子様に瓜二つ。おかげでララは必要以上にトラウマを刺激されて付き合い方に思い悩むが、ふれあいを続けるうち、次第に相手がほんとに「一目惚れしてきただけの高校生」らしいことが分かってきて、少しずつガードを下げていく。まぁ、ほんならこの現代日本で芸術家肌の若者とインスピレーションの源である人魚が付き合うのも悪くはないかぁ、と思ってたら、ふとしたはずみからララのPTSDが刺激されてしまい、大切な局面での選択は「拒絶」。ルカからしたら寝耳に水、自分は何も悪くないのに一方的にフラれて大ショックである。元カレと顔が似てるってのはそんなにもハードルになってしまうものか。

 しかし、そうしたショックについてルカに責任が無いことはララも分かっている。最終的には相互理解を許容し、めでたく二人の距離はグッと縮まり、めでたしめでたしというお話で落ち着いた。……落ち着いたんだけども……これが果たして「本当の愛」なんでしょうかね。ルカと王子の関係性が分からんことにはまだなんとも言えないが、ラストの不穏なワンカット、ララが水棲生物としての何かを取り戻しちゃいそうなのがどうにも気がかりである。

 また、彼女が自己分析していた「きらめきのナイフ」の存在も気になるところ。かつて王子と過ごした日々は「キラキラしていた」はずだが、それが王子の裏切りによって反転し、彼を傷つけるナイフへと変貌した。すんでのところで殺傷事件は避けられたが、かつてきらめいたその刃が、今や姿を変えて琵琶湖の上空に浮かんでいるという。……前にあの浮遊物でダメージくらったのはよりによってコータさんでしたが……きらめきが転じてナイフとなって、さらに魚にトランスフォームして王子を食いたいと欲する流れ、なんのメタファーだとしても落とし所に困る。現時点でまとめるなら「王子の裏切りを許せなかったララの心の黒い部分」ってことになるのだが……それがなぜ琵琶湖上空に浮くのだろう。魔女様もあれは見ていると思うのだが、最終的にこの世界がどうなるのが人魚たちにとっての正解なのだろう。

 謎は深まるばかり。個人的には「キネマシトラスつながりで西條クロディーヌさんの次に花柳香子さんも登場したなぁ」というので一旦満足しておく。彩沙ちゃんは純粋な京女やから、滋賀県民の役なんてやらしたら膨れてしまわはるよ。誰がずんぐりピンクじゃ。

 
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