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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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さらば沖縄第7話。すっごく動いたみたいに見えるエピソードなんだけど、結局この作品のゴールは非常に軽いのです。これはこれで。

 乱入コンビは樹下さんと有沢さんという。かやのんの方が樹下さん、ゆかちの方が有沢さん。共通点を探すなら、どちらも狂言回しという名の接着剤だったということ。樹下さんは思っていた以上に良い子。傷心旅行の身の上で海人に助けを求めてみたものの、その場にイチカがいるということを理解して、しずかに身を引くことを選択した。先週から続いた場面は、本当に取り乱した上でのうっかりシーンだったわけだ。そして、一時的に異物が紛れ込んだことにより、イチカはよりはっきりと自分の気持ちと向き合うきっかけが出来た。もちろん、沖縄に来るまでのあれこれでそのあたりの感情は自他共に認めるものになっていたはずなのだが、イチカに足りないのは切迫感。唯一のライバルと思われる柑菜があの体たらくでは、「別に無理せんでも」という気になるのも仕方ないだろう。そうでなくても、イチカはいつしか旅立つことが決まっているともいう。自分の未来を理由にして感情に蓋をしていたとしても仕方ない。しかし、樹下さんの存在が、彼女のそんな停滞感をそぎ落とし、非常に直接的なアプローチが発生するまでに距離を縮めさせた。

 そして有沢さんが強引に引き起こしたのは、美桜の裸族カミングアウト事件。今回最大の事件となったこの馬鹿馬鹿しくも魅力的なイベントだが、考えてみりゃ、確かに彼女は自宅のシーンだととんでもない格好をしていることが多かった。どうでもいい視聴者サービスなのかと思っていたが、まさかこんなところでシナリオに絡んでくるとは。今まで単なる当て馬だと思っていたのだけど、これで美桜もずいぶんキャラが立ってきた。少なくとも、勢い任せのゆかちキャラ程度ならばはね飛ばせるくらいに。「本物の天然はずるい」ってのは真理だなぁ。弱みを武器にして攻めてくるっていうのは、本当にたちが悪い。

 ただ、ぎりぎりのタイミングまでは、「美桜は単なる困った裸族キャラでしかなく、哲朗は相変わらずのスルースキルで美桜の気持ちに気づかずすり抜けるんじゃなかろうか」と思っていたのだが、勢い任せで告白までいっちゃったんですよ。そして、哲朗の方もまんざらでもない。血気盛んな青少年が、丸裸の女性を見て黙ってられるわけもないし、あんな相談を持ちかけられた上で特別な感情を持つなっていう方が無理だしなぁ……でもさ、哲朗も言うに事欠いて「困ったら相談しろ」ってね。「ちゃんと俺たちがフォローするから」って。パンツはき忘れた女子が出てきてどうサポートするってんだよ。替えのパンツをみんなでキープでもしとくのか。

 ま、そんな細かいことはどうでもいいのだけど……柑菜ちゃんがなぁ。今回は2対2の構図がはっきりしてたから、余った「2人だけの女子会面子」の寂しさが……幸せになれるのか、なれないのか……

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