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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 仕事したくなくてダラダラとネットを巡る昼下がり、「そういや、ギルド門侵犯についての新しい情報とか無いもんかな」と思って気まぐれで検索したら、もう一部リークがきてやがった。しかも神話レアだけ5枚も。枚数は少ないけど神話がこれだけまとめてこの時期にリークって、ウィザーズ社が望んでやってることじゃないよなぁ。また誰か内部から悪さをした奴がいるんだろうか。以前の騒動みたいに処罰が出るのかどうか……。

 でもまぁ、ユーザー側はそんなこたぁ知ったこっちゃないしね。もちろん手の込んだフェイクって可能性もあるが、見た感じでは割とモノホンっぽい(冗談にしてはキチ過ぎるものが混ざっている)。とりあえず本物であるという前提で、せっかくのフライング祭りには乗っておこうと思う。キーワード能力については分からないあたりがなかなかもどかしくて良いぞ。
 
 


Enter the Infinite (8)(U)(U)(U)(U) M
ソーサリー
あなたのライブラリのカードの枚数と同じだけ、カードを引く。その後、手札を1枚ライブラリの一番上に置く。あなたは、次のターンまで手札の上限がなくなる。
 
 またニヴ様がひらめいちゃった系のぶっ飛びカードで、フレーバーにはニヴ様の力強いコメントも寄せられている。最近じゃあの「全知」が堂々の活躍を見せてしまっているのでこの手のカードですらネタとして笑い飛ばすことが出来ないのが悩みどころであるが、……これは、笑えば、いいと思うよ。「全知」の10マナ、「世界棘のワーム」の11マナですら異次元なのに、こちらはそれすら凌駕する12マナのクアドラブル。普通に唱えるビジョンはなかなか見えてこない。そして、なんとかマナを工面して唱えるのに成功しても、それだけでは勝ちが舞い降りてこないどころか、2ターン後には負けすら待っているというオチがついている。もちろん専用のデッキを組まなきゃやってられないのだからそんな事態を勝ちに繋げるコンボ専門カードなのだろうが、リミテッドで開けて叩きつけたくなる神話は困りものである。……でも実際のところ、どうやって使うのかなぁ。それこそ「全知」があれば確実に勝てるのだが、「全知張れば勝てるカード」って、普通のカードじゃないか? 相手の「思考掃き」との友情コンボに期待しようか。あ、「研究室の偏執狂」が呼んでる。
 
 
 
Hellkite Tyrant (ヘルカイトの暴君) (4)(R)(R) M
クリーチャー・ドラゴン
6/5 飛行 トランプル
〜がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのコントロールする全てのアーティファクトのコントロールを得る。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが20個以上のアーティファクトをコントロールしているなら、あなたはゲームに勝利する。
 
 お馬鹿神話の続編。とにかくついている能力の方に目がいってしまい、「20個」というテキストに愕然とする。過去にも「パーマネント20個」に言及したカードは1枚だけ存在しており、それがサイクル中でも最大級の難度を誇った勝利条件カード「勇壮な戦闘(JDG)」である。つまり、「ぶっちゃけ無理」と書いてあるのだ。なんでミラディンも落ちたこのタイミングでいきなりアーティファクトラブなドラゴンなんかが出てきてしまったのだろうか。唯一可能性があるとすれば、下の環境で「マイコシンスの格子(DKS)」と合わせて使うという夢コンボだろうか。これでも下手したら20個は揃わないかもしれないが、相手のパーマネントが一気に全部パクれるから、まぁ勝てるコンボだろう。ただ、そんな夢能力は置いておくと、6マナ6/5のトランプラーなので、アタッカーとしては割と使える部類。リミテッドでも、能力を鼻で笑いながらも単なるパンチャーとして採用出来るだけの強さがある。まぁ、「混沌のインプ」くらいの立ち位置。上手くいけば相手の魔鍵とか装備品なんかをちょろまかすこともできるので、案外堅実に強いのであった。
 
 
Aurelia, the Warleader (2)(R)(R)(W)(W) M
伝説のクリーチャー・天使
3/4 飛行 警戒 速攻
〜が各ターンに初めて攻撃に参加するたび、あなたのコントロールする全てのクリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを得る。
 
 いち早く判明したボロスのギルドリーダー、アウレリアさんである。先代リーダーのラジア先生も、重いだけあって登場後は鬼神の強さを見せたわけだが、今回のリーダーはいくらか庶民派。コストがやや軽くなり、能力もどこかで見た感じの親しみやすいものになった。素のステータスで見ると完全に「稲妻の天使(TSB)」。あちらが3色4マナだったことを考えれば、それが2マナ重たくなっただけで「連続突撃(10ED)」を背負っているのだから、当然パフォーマンスは壊れ気味。何の腹芸も無しに見たまんまの強さなので面白味はなかろうが、出たターンにこいつがパンチするだけでもいきなり6点入るので、「雷口のヘルカイト」と同じような怖さがある。また、突撃のトリガーはアタック宣言だけなので、仮にワンパンチめで除去られても、仲間全軍は引き続き突っ込めるというのはかなり強い。いかにも軍勢を率いて果敢に攻めるボロス用のカードといえるし、趣向を変えて賛美と絡めるのも面白いかもしれない。「野生の獣使い」と組み合わせるとフィーバーできるし、「雲隠れ」なんかで出し入れすると何度でも「このターンの最初の攻撃参加」となるので2重3重の突撃も楽しめる。色々といじり甲斐のありそうなカードである。やっぱり「修復の天使」が天使を戻せないっていうのは神がかった設定である。
 
 
Borborygmos Enraged (激怒した腹音鳴らし) (4)(R)(R)(G)(G) M
伝説のクリーチャー・サイクロプス
7/6 トランプル
〜がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたは自分のライブラリを上から3枚公開する。この方法で後悔された土地・カードを全て手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
土地・カードを1枚捨てる:〜は対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に3点のダメージを与える。
 
 多くのギルドリーダーが前作よりも軽い設定で登場している中、イスペリアさんに続いて重い方向へシフトしてしまったのがこちらのじいちゃん。前作が7マナだったが今回は最重量の8マナに。ステータスも前作が6/7だったのがやや前のめりに変更されている。前回赤緑のくせにタフネスの方が大きかったのは、その後のカウンター乗せ能力のおかげで素のサイズは割とどうでも良かったため。今回はサイズの変化が無いので、あくまでもグルールらしい殴り力を持った。そして、そこに宿した能力はなんと強化版「突撃の地鳴り(10ED)」に「根囲い」である。殴れば期待値的には大体「稲妻」が1枚手に入る計算だし、その他の方法で土地を調達しても全て「稲妻」になる。重戦車としても長距離砲としても文句なしの性能だ。「地平の探求」が9点火力になるのはどう考えてもファンタジーである。まぁ、こいつ自身が8マナなのでなかなか余剰の土地をキープするのは難しいとは思うが、そこは墓地から釣るなり、緑の不思議マナパワーを利用するなり、解決法を模索して欲しい。豪快かつ適当、なんか古き良きアホレアの臭いがして良いですね。開けたパックに入ってたら「重い、でも出れば勝つ」というお約束の葛藤に悩まされましょう。
 
 
Domri Rade (1)(R)(G) M
プレインズウォーカー・Domri
<+1>:あなたのライブラリの一番上を見る。それがクリーチャー・カードである場合、あなたはそれを公開し、手札に加えても良い。
<-2>:対象の、あなたのコントロールするクリーチャー1体と、対象のクリーチャー1体は格闘を行う。
<-7>:あなたは「あなたのコントロールするクリーチャーは、二段攻撃とトランプルと呪禁と速攻を持つ」の紋章を得る。
【3】
 
 このセットで2人のプレインズウォーカーが登場することは既に告知済みであり、そのうち1体がギデオンであることも知られていた。残る1体はラヴニカで言うところの「ヴラスカ」枠であり、どこの誰とも知らない新キャラが加わることになっており、前評判では、以前からちょいちょい紹介されてきたマーフォークの人がシミックに入るんじゃないか、と言われていた。しかし、実際にはこのグルールのニューフェイスが参加。どんな出自かさっぱり分からないし、なんだか胡散臭い面相はPW業界一の人気者であるティボルトさんに負けず劣らずの小物臭が漂っているのだが、幸い能力はきちんとプレインズウォーカーしている。いかにもグルールらしいクリーチャー大好きな野蛮さを1つずつ見ていこう。
 プラス能力はアドバンテージ稼ぎ。ジェイスやリリアナのように直結できるわけじゃないのはコストと色合いを考えれば仕方ないところ。どれだけ頑張ってデッキを調整しても利益がでる確率はせいぜい5割がいいところだが、毎ターン起動し続ければ3〜5割の確率でドローができると思えば、そこまでひどいものでもないだろう。3マナなのだから、最初に起動して忠誠4にしつつ相手に選択を迫れるだけでも最低限の仕事である。そして主に仕事として使われそうなのが小マイナス。グルールならば格闘で負ける心配は低いだろうし、出した直後から直接的な除去手段を有しているというのは実はかなり大きい。初代チャンドラも単なるX火力として重宝した記憶があるのだから、解鎖やジャイグロなどを駆使してこいつのコミッショナー能力を活かせるデッキはきっと存在するだろう。
 大マイナスについては、プラス能力があまり続けて使いたいものじゃないのでお目にかかる機会もあまり無いかもしれないが、まぁ、当然勝つだけなので言及する必要も無し。総じてみれば、コストに見合った手頃な選択肢が用意されており、なかなか上手いバランスのプレインズウォーカーに仕上がったのではなかろうか。現在緑は2種類のガラクが混在していて混ぜ込むのが大変だが、赤は悲しいことに対抗できる選択肢が薄かった。回りを取り囲むグルールのお友達次第では、充分構築でも通用するレベルになるんじゃなかろうか。
 
 
Boros Guildgate ボロスのギルド門 C
Dimir Guildgate ディミーアのギルド門
Gruul Guildgate グルールのギルド門
Orzhov Guildgate オルゾフのギルド門
Simic Guildgate シミックのギルド門
土地・門
〜はタップ状態で戦場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに(A)か(B)を加える。
 
 わざわざ取り上げる必要も無いが、一応新カードだし。今回も門に関係するカードはいくつか収録されることになるだろう。ちなみにギルド門についてはイラストも公開されているので、興味のある人はこちらのサイトなどで。相変わらずラヴニカ世界のイラストは綺麗である。表面上は「無いことに」なっているディミーアさんがおおっぴらにギルドシンボルを掲げずに天井の意匠でこっそり(?)存在感を示しているあたり、芸が細かい。
 
 
Breeding Pool 繁殖池(青緑) R (ラヴニカブロックより再録)
Godless Shrine 神無き祭殿(白黒)
Sacred Foundry 聖なる鋳造所(赤白)
Stomping Ground 踏みならされる地(赤緑)
Watery Grave 湿った墓(青黒)
土地・基本土地タイプA、基本土地タイプB
〜が戦場に出るに際し、あなた2点のライフを支払っても良い。そうしなければ、〜はタップ状態で戦場に出る。
 
 こちらはショックランド群。イラストは同じサイトで公開されている。全体的に明るくなったかな。実際にデッキを作ってみて気付いたことだが、現在はM10ランドがあるため、ショックランドはかなり強い。
 
 

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コメント
you may regret it
不思議な+能力だなぁ……いや誤変換なんていちいち指摘するのも野暮ってものかと思うが、絶妙に意味が通るか通らないかのラインで笑った。在りし日のスターライトマナバーンっぽい。

普通にニヴ様由来のカードとかもあるのね。まあ帰還も「ギルドの抗争」とかは別に登場5ギルドのどれかに属する、というわけではないからルール破りってこともないのか。静穏様とかもまあどこの所属かっつったらボロスっぽいし。で、上司のアウレリア様はギデオンのイラストで後ろに浮かんでた御方かしら?
【2012/11/19 20:46】 NAME[Serra] WEBLINK[] EDIT[]
Re:you may regret it
>不思議な+能力だなぁ……
なんのこっちゃいな、と思ったが、見直して俺もちょっと笑った。よくあるものね、デルバーとか「末裔の道」とかでもね、「あぁ……」っていう。その割りに手札には加えるけども。もう修正しちゃったから後からこのコメ見た人間は意味が分からないぞ。


>普通にニヴ様由来のカードとかもあるのね。
旧ラヴニカでも、普通に関係無いギルドのカードはひしめいてたからな。今回は1セット5ギルドで窮屈だから、なかなかそういう余地が無いってだけで。イラストについてはその通り。ギデオンは今回ボロスに手を貸しているらしいので。エルドラージの始末はもういいのかよ、っていう。
【2012/11/19 21:37】


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