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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 大文字の日に花火はあがらねぇなぁ、第4話。それにしても、ホントに色んな事がある町だな。

 頑張って借り受けた奥座敷が空を舞う大文字当日。下鴨家の船ならぬ座敷にやってきたのは、薬師坊のじいさんだけ。矢一郎は色々頑張ってしきたり通りの船を望んでいたようだが、どうにも恰好が付かぬ。それでも世話になった先生を呼び込めただけでも、ひとまず満足といったところだろうか。ワインを燃料に空を飛ぶシュールな座敷で団欒しながら、遥か下界に灯る送り火を見る。なるほど、確かに五山全てが見渡せるビューイングというのはなかなかに贅沢である。しかしまぁ、よくもあれだけの船が空を飛んでいるものだ。しかも、最初の座敷の離陸シーンを見る限り、割と物理的な力で強引に飛んでるようにも見えたし、当日は至るところで青い炎を吹き上げて離陸する船が見られるに違いない。今年も京都の空は狸の船で埋まることになるのかなぁ。下鴨と夷川以外の一族って、一体どんなのがいるんでしょうね。

 座敷で語られる昔話は、主に偉大なる父、総一郎についてのものだ。くだんの「偽如意ヶ嶽事件」での活躍を中心に、四兄弟の父親がいかなる人物だったのかが英雄譚として語られる。誇らしい父を覚えている兄弟もあり、物心つかぬたんぽぽの綿毛のような毛玉だったものもあり。誰の口からも悪い話の聞こえてこない総一郎の偉業は、狸や天狗の垣根を越えた実に見事な阿呆であったようだ。実際、すっぽりと山を覆い、木を走らせてだるまを転がす様子は実に痛快である。果たしてどれだけの力があればあのような特大イベントを仕込むことが出来るのかは想像も出来ないが、少なくとも、狸を下に見る傾向の強い天狗の鼻をあかすには充分だったようである。

 しかし、そんな父の存在も今は昔。守る盾の無くなった下鴨家はいささか頼りなく、2年連続で夷川の攻撃に晒されてしまう。あげく赤玉先生は弁天の不在に駄々をこね、祝いの席であるはずの座敷はてんやわんやである。夷川の好きにさせていていいものか、ともやもやしながら観ていると、やはり狸も堪忍袋はあるようで、真っ先に矢三郎が、そして同時に母狸もキレる。どこから引っ張り出したかよく分からない「乾坤一擲」の大筒で見事な返礼。まさかのアンカーでピンチに陥るも、相変わらずの毒婦ぶりを見せつける弁天からのサジェスチョンで見事な扇舞。「錨打ち込まれてる状態で相手の船扇いだら自分もヤバいやろ」という当然の帰結も気にせずに、結局2つの家族が地上へ一直線である。京都の山中にボロボロの船と座敷が転がっているのかと思うと、これも胸アツである。赤玉先生、「茶釜ごときに酒は飲ません!」と叫んでいたが、元々アンタの持ち物なんだから、そのくらいはなんとか我慢しておくれよ。

 わざわざ1週かけて準備した大文字のイベントは、矢三郎の阿呆ランクが1つ上がったところでお開きでございます。次のイベントは何になるんでしょうね。今回、コンテに岡村天斎という謎のセッティングでちょっと笑ってしまった。意外に思ってたら、案外P.A.での仕事も少なくないのね。なんとかDARKERの新作早う。

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