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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 イケメンタマキは恰好いいんじゃなかろうか、第16話。今回はロボ戦闘的にはインターミッション。珍しくチームラビットの面々が出撃しないエピソードである。

 動いたといえるのは大きく3つの局面だろうか。そのトピックスの中にアンジュが含まれていないのはどういうことやねん、という気もする。今回散々回りに「強いな凄いな恰好いいな」と持ち上げられていたアンジュだが、前回は完全に噛ませ展開だけで終わってたんだよねぇ。今週の番組ラジオが明乃ゲスト回ということで聞いていたのだが、「ブラックシックスのスペックってすごいよネー」という話をしているのにどうもそんな気がしないのはちょっと残念である。戦隊ものだったら追加戦士の登場エピソードからはしばらく追加戦士メインのお話に尺が使えるのだが、残念ながら今作の場合はすぐに次に切り替えていかなきゃならんので、あっという間にイズル覚醒回に入ってアンジュは美味しいところを持っていかれてしまった。ちょっと不憫。今回も特にいいところは無かったし、中盤以降は顔すら見せてくれなかったし。どうもしっかりとキャラを固めてしまった残念ファイブの面々の結束が強すぎて、アンジュが入り込む隙間が無いようである。

 そして、そんな残念ファイブから、今回ピックアップされたのはなんとアサギであった。確かに「立ち位置が中途半端だよな……」と扱いに困っていた感はあるのだが、そんな立ち位置の微妙さは彼自身も実感していたようだ。キャラとしては申し分無い。貴重な突っ込みであるし、チームの調整役としては、胃が痛いなりに頑張ってくれているはず。回りのみんなだって、アサギが居なくなったら大変だろうな、ということくらいは想像出来るはず。チームメイトにとって、アサギはちゃんと「いて欲しい」人材なのである。しかし、問題はそこではなく、あくまでアッシュ乗りとしての矜恃にある。噛ませ噛ませ言ってるアンジュも、新型機体のパワースペックも相まって、一度は大暴走から大暴れしたのだし、相手がうっかりジアート様でもなければ、そこそこ戦える。しかし、アサギはなかなか戦場で活躍シーンがない。アンジュが期待の新人としてみんなに歓迎され、覚醒イズルはよく分からんけどとにかく凄い、と褒めそやされているのだから、同様に近接戦闘を受け持っているはずのアサギの肩身が狭く感じるのは当然だろう。

 また、アサギの「色々痛い」という台詞は他にも心当たりがある。「食べ過ぎて胃が痛い」はマジかどうかしらんが、「ちょっとやっかんじゃうから嫉妬心が痛い」というのもあるし、イズルの体調を気遣っているケイを見たら、また心の別の部分も痛くなってしまう。うーん、残念。何が可哀想って、イズルが一切そんな状況に気付いておらず、テオーリアさんとの会食でテンパっているだけだということ。ケイもそんなイズルにあきれ、気を揉みながら結局協力してるし。ホント、そういう話題だとこの3人のやきもき具合は半端無いよなぁ。さらに指令からは空気を読んだのか読まないのか、進路相談までされる始末。指令の真意は未だ掴みかねるが、今のアサギにあの話題の振り方はちょっと可哀想だ。この2人が呼び出された理由は……今後明らかになるのでしょうかね。

 そんな指令の申し出に、「テオーリアさんと飯が食えなくなる」というよく分からない理由を出して断ったのがイズル。まぁ、彼の言葉を翻訳すれば「もっと彼女のために働きたい」ということなのだろうが、今回はめでたくそんなイズルのデート(保護者同伴)が実現。その割にムードもなけりゃ大事な話もそこまで出てこなかったわけだが、一応テオーリアさんにはちゃんとイズルの気持ちも伝えたのだから、こちらは一歩前進だろうか。無事にここがくっついてくれれば、アサギ的には全て丸く収まるのだけどね。まぁ、アサギにはピットクルーのアンナちゃんという選択肢もありますから……(御年9歳だそうで)。

 最後のトピックスは、ウルガルの止まらない進行を受けての、連合軍上層部での丁々発止のやり合いがある。先週このために急ごしらえしたとしか思えない出世街道まっしぐらなアマネさんが会議を見に行ったわけだが、アッシュの技術に関する暗い部分も色々ありつつ、それ以上に相変わらず生臭い話しかせずに使えそうもない上層部の情けなさが浮き彫りになる。まぁ、どんなアニメでも大体偉いおっさん達が集まる組織ってこんなもんだよなぁ。会議のやりとりも台本読んでるみたいでものすごく白々しいし。アマネさんがリンリンに警告されて挑んだものだからもっとどす黒くて遠回しな腹の探り合いが展開されるかと思ったら、割と直球で分かりやすい連中だったのは腰が抜けた。あいつら、腹芸とか言ってる割には何考えてるか分かりやすすぎるよな。アマネさんと一緒にいたおっちゃんの懐柔策もすげぇ適当だったのになんか丸く収まった雰囲気になってるし。ま、あくまでああいうシーンは「上は上で面倒だし、なかなか現場にプラスになる支援はないから現場にいる主人公達が頑張るんだぞ」っていう舞台設計のためのシーンでしかないからね。

 結局、毎度有能過ぎるルメスさんの侵攻により、絶対防衛圏をあっさり破られて、以下次回。敵も一枚岩ではないらしく、クレイン君がなにやら怪しい動きをしているみたいだが、これって余裕の死亡フラグでは……そろそろ敵味方のどっちかに犠牲者が出てきてもおかしくないからな。タマキに綺麗にスルーされたパトリック君なんかは、フラグ回避と見るべきか、それとも逆にフラグ立てちゃったと見るべきか……。

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