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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 アイキャッチでのジモッティさんとの夢の共演に何となく心躍る第4話。別にどうでもいいキャラクターなのだが、原作でもやたら存在感があったのは、多分ウメスが普段あんまりリアル系の造形を描かないからだろうね。そういやウメスがここ2話ばかり出演してないな。コミックス5巻の作業で忙しいんだろうか。

 今回は、これまでと異なりAパートBパートが両方とも新年の話で、新入生コンビも出ずっぱり。これまでは小刻みに去年の分の回想エピソードを挟んでいたためにどうしても細切れになっていた印象が強かったが、ようやく「新しいひだまり荘」をゆっくり見られた気がする。まぁ、どうしても1話分のシナリオとしては短いため、要所要所でテンポが悪くなってしまっているのが気になる部分ではあるのだが。せっかくのシャフト作品なんだからあまった尺はおふざけに使えばいいと思うのだが、今作はそうした「余剰パーツ」は本当に少なくて、何故かいちいちキャラクターが歩く描写を間延びさせて埋めるという、あまり感心できない手段で引き延ばしを行っている。もう少しコンテ時点で見直してくれりゃいいのに。

 でもまぁ、今回はオリジナル要素の絡め方などもそれなりに有意味であり、新年エピソードの中では一番楽しめたと思う。アイムホームに出かける原作準拠のエピソードはそのままでその中に自然なオリジナルエピソードを挟み込んであるので、原作では見えにくかった新入生が次第に打ち解ける様子が垣間見える。また、道すがらゆの達に吉野屋先生のことを話して聞かせる乃莉とか、いかにもありそうな普通の会話が何とも「ひだまり」っぽい。また、オリジナルという点で気に入ったのは、新入生にご飯を食べさせるために、ゆのが自室からテーブルを持ってくるワンシーン。これまで原作中では具体的に6人がまとまって食事をするシーンは歓迎会以来描かれていないが(カニチャーハンのエピソードは多分そうなんだろうけど)、どうやって6人が同じ席に着いていたのかをさりげないゆのの気遣いで演出したのは面白い。

 そしてきちんと顔を出している大家さんと、ようやく現れたアニメオリジナル伏線とおぼしきトマトの苗、校長のまねをして相変わらずどつぼにはまる吉野屋先生、さらに本当にどうでもいいことでデレる夏目の極端な様子など、オリジナル要素が浮かないできちんと日常に含まれているのは評価すべき点だろう。だんだんこのテイストにも慣れてきたので、このまま練度を上げていって欲しいもんです。

 そして前回のオープニングに続き、今回はエンディングが「正式版」へ。前作、全前作に比べると具体性が高くて「らしさ」という点では微妙だが、オープニングが4人歌唱だった分、新入生にスポットを当てた爽やかな画面に仕上がっているのは良い。ようやく、これでこのアニメも一応の「完成」かね。

 新入生といえば、流石にここまで来たら「なずな氏の中の人も特に悪い部分は見られないね」ということは書いておかねばならないだろう。むしろ、小見川千明は過去2本の出演作でなんであんな音域の役を回されたのかが謎である。どんなオーディションの応対をしてたんだろう。そして乃莉の中の人は、相変わらず地声の気配が全くしない。これまで何作か見てきたけど、原田ひとみの場合は地声が一番アニメっぽくて現実感に乏しいな、ハラダチャーン。そういえば、ひだまり荘って某ピュアな紳士の社交場とキャストが3人も被ったのか。 

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