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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ピカチュウの影響力というのがいかに大きいかが確認出来る第17話。この17話は最速で放送されるサンテレビが何故か1週休んで16話の再放送をするという謎過ぎる対応をしたことで様々な憶測を呼んでいたが、どうやら作中にテロップが出た「ピカチュウフラッシュ」の影響が問題だったようだ。わざわざ先延ばしまでしてどんな対応をするのかと思えば、なんと単にテロップを入れるだけ。そりゃまぁ、いちいち作り替えてられないだろうけど……最初から気をつければいいものを。過去には「ふしぎ星のふたご姫GYU!」で、オープニングの色転換に規定違反があって差し替えたなんて事例もあるけど、今回のは結局放送してしまって良かったんだろうか。

 さておき、クフィーユの記憶が完全にデリートされてしまったお話。終始シリアスムードなのでこれまでとは全然雰囲気が違う上、「記憶がなくなった少女が悪の組織に知らず知らずのうちに籠絡され、最終的に敵の催眠で最愛の人の名前まで抹消してしまう」というコンセプト自体がNTR趣味の人間にはたまらないものとなっている。まぁ、この手の話の場合はどうせ最終的に記憶が戻って無事に帰っちゃうだろうことは分かるから、そこまで盛り上がるものでもないのだが。とにかく純真無垢な状態で敵組織と分け隔て無く接し、様々な感情の吐露を聞かされるクフィーユはなかなか興味深い。

 そして、ついでに明かされるリュビスとサフィルの過去。割とやっつけ気味の悲劇エピソードではあるのだが、脳天気だと思っていたリュビスにも一応辛い過去があったことが分かり、少しずつではあるがGソサエティにも厚みが出てきた。というか、現時点ではGTOの人間よりも敵側の方がよっぽど見ていて興味を引かれる。ガクトエルに対するサフィルやシェイドの姿勢についても気になる部分は多いし、コンビとコンビどうしの関係性も良いバランス。今のところシェイド・トーチ組もリュビス・サフィル組も政府側からの「転び」であり、リトゥーシャ・パウークたちも祖母を思っての意味のある「敵対」。この組織、GTOに倒させてしまって良いものでしょうかね。

 ぶっちゃけ、ここまで進行し続けていたのに14話では一見すると「心配しなくてもいいよ」という落とし方がなされていたクフィーユの記憶障害が一気に進んだのは驚きなのだが、まぁ、あんだけ寒いとこで瀕死になったんだから、それはそれで良しとしようか。ついでに女医の注入した「能力をおさえる薬」の存在もものすごく都合が良くて「その薬を軍事利用しろよ」とか思っちゃうけど、まぁ、そこもいいや。個人的には衝撃のラストシーン、ルージュで鏡に書いたアスクールの文字をあっけなく潰してしまったクフィーユが絶妙な後味の悪さでよろしかったです。ルージュってのは1期のエクレールたちの武器でもあったし、なかなか思わせぶりな道具立てではありますね。

 ただ、細かい部分でも気になったので書いておくと、今回クフィーユの長台詞が多かったわけだが、どうもしゃべる量が多くなると舌っ足らずなところが見え隠れしてしまう。中の人、合田彩はまだまだ新人なので致し方ないところではあるのだが、これまであまり気にならなかっただけに、発声の不備はちょっと勿体なかった。アスクールみたいにテンションで押せない分、ごまかしが効かないのが辛いところだ。まぁ、頑張れ。 

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