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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 本年最後のイベント参加は、我らが火の玉野郎、洲崎綾の京都大学トークショーである。ここ数年は京産→同志社→京大の3点回りが定番化してきました。私のような出不精で遠征費も捻出できない人間は、近場でイベントがある学祭シーズンは本当に助かります。

 さぁ、洲崎綾である。あやっぺである。彼女の場合は躍進のきっかけとなった作品のおかげで京都とも縁が深く、さらに京都の中でも左京区は出町柳商店街と関係が深い。超近場。でも生でみるのは初めて。良いチョイスである。あやっぺについては、はっきり言って「急成長株」なのでそこまで多くの作品で接する機会があったわけではない。ソシャゲをやらない私は艦これもデレマスもしらないので、作品単位でピックアップしても「たまこ」→「キルラキル」→「ダイミダラー」→「シドニア」で大体全部と言ってしまっても過言じゃない。しかし、それらの作品を覆い隠すほどの存在感を示す「洲崎西」のインパクト。まぁ、そこやね。元々「たまこま」のときには「なかなか綺麗な声で聞かせてくれる新人さんが出てきたなぁ(あ、いうほど若くない)」という印象だったのだが、そこから禁断の果実である西明日香に手を出してしまったがために、現在のSuzaki Styleが覚醒、そこから綺麗にマコ→リッツとつながって今に至る、というのが私の印象。つまり、声優であり、クソダサファッションリーダーであり、スナック「ぺ」のママであり、危険物であるというのが私の中の洲崎綾像だったのである。

 さて、そんなあやっぺだが、はたしてソロでの活動は一体どうなるものか、というのがイベント前には正直少し心配だった。本人もラジオで「1人で学園祭に呼ばれるのは初めて」と言っていたし、なかなか1人で回すイベントなんてものは経験していないだろう。相方無しでどのくらいイベントの時間を維持出来るんだろうと気になっていたのだが、ほんと、ホントにごめんなさい。私のような下賎な人間が心配すること自体がおこがましかったです。洲崎綾は、既に完成されたスタイルだったのです。まさか、ここまで腹筋がぶっ壊れるイベントになるとは思っていなかったよ。時間は1時間半きっかりだったが、本当にあっという間の90分。多分90分のうち50分くらいは、あやっぺによるdisりトークで埋め尽くされていたのではなかろうか。食ってかかるスタイル、奪い取るスタイル、これがアイム声優に脈々と受け継がれる山賊の伝統……。いや、見事でした。洲崎綾、ここにありです。

 思い返してみれば、去年の京大声優同好会のイベントでは、一番の見どころは「取って喰わんばかりに攻め続ける謎の司会役、紙一重の狂気をさらけ出す一般参加者」という、なかなか京大らしい攻めの姿勢だったわけだが、今年のイベントでは、その構図がまるきり裏返った。開始数秒から、既にあやっぺのスタッフいじり、スタッフdisりが幕を開けるのである。今回の司会はちょいと小太りの京大二回生会員、三田君。あやっぺは登壇直後の自己紹介の時点で、「ダイノジ(大地)に似てるね」という何気ない一言から完全に場を掌握、自己紹介のはずが、自分のことよりも司会の子のことをしゃべる時間の方が長かったという。初のソロイベントということでひょっとしたら緊張していたのかもしれない。しかし、その緊張感はとちったり、もつれたりという方向には一切表れず、司会と進行を気にせずに怒濤の攻めを展開するマシンガントークとなって表れた。テンション高めでひたすらしゃべり続けるあやっぺ。なんだその勢いは。すげぇぞ。よくぽんぽんそこまでネタが出てくるな。別に隣に西明日香は必要じゃなかったのか!

 以下、星の数ほどあったスタッフ、客席disりの一部を抜粋。

(椅子に座ると教壇の陰に隠れて生首みたいになってしまうため、ずっと立ってイベントをやると宣言するあやっぺ)

「オイ、誰だ今立ってもあんまかわんないッつった奴?! お前か! お前のせいで進行が狂ったぞ!」

(お題にそって3分丁度のトークにチャレンジするというコーナーにて)

「必死でゆっくりしゃべってるんだけどね! 無理だよ! 誰だよこんなクソつまらない質問考えたやつ!」(以下、司会のダイノジと2人でお題と関係無い世間話を始める)

(チャレンジ失敗、得点はもらえません、と言われた時)

「あんた、あたしの方が年上だって分かってる?」

(クイズコーナー、問題に対して客席に答えを聞き始めるあやっぺ)

「分かる人いる? あなた? あなた分かる? 立って! そこに立って私に教えて!」

「これで間違ってたらただじゃおかないからね」(結果間違った)

(ファッションについて)

「今日のお客さんは色んな色の服がいていいね! 東京でイベントやってもみんな真っ黒だからさ」

(ジェスチャーゲームで、なかなかお客さんに伝わらなかった結果)

「やっぱりなー、男ってやつぁ鈍いからなー」

(物まね、「大笑いする西明日香」チャレンジ後)

「あの、なんにも考えてない笑い方は明日香の専売特許だから」

 

 そういえば、今回のイベントではそこまで「西明日香」という名前は出てこなかったかもしれない。こないだのラジオで西の方のイベントでは「あやっぺは?あやっぺは?」という話になったらしいが、今回のイベントはそこまで西推しにはなってなかったね。多分、あやっぺ本人以外の人物で名前が挙がった人達をピックアップしていくと……

1位「ダイノジ」。途中で「あそこまで太ってないよね、ショウノジくらいだ」と余計なフォローが入るも、最後まで「ダイノジ」としか呼ばれない。

2位「タツヤ(藤原竜也)」。まさかの、今週の藤原竜也である。例によって「シチュエーションを決めて台詞を言ってもらう」コーナーがあったわけだが、「ちょっと身体の不自由な女の子」という設定を、どう読み取ってしまったのか、「腕の骨とか折れて苦しんでる子がいいの? タツヤみたいな声でやらなきゃいけないじゃん」と解釈。ロマンチックな長台詞を延々とタツヤ節で読む謎のサービスが発生した。ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛

3位「寿美奈子」。憧れのアイドルは寿美奈子だそうです。現在も共演中で、彼女の格好良さには憧れるとのこと。うーむ……キャラが違い過ぎるな……なんだろう、兵庫県の人間に憧れる体質なんだろうか。

4位「西明日香」。そりゃそうだ。ちなみに実際のアニメでの共演本数は割と少なく、過去1年間ではきんモザと六畳間の2本だけらしい(京大声同、ダイノジ調べ)

5位「洲崎博史・京都大学教授」。クイズのお題が「洲崎さんと同姓の京都大学の教授の専門はなんでしょう」という無茶過ぎる問題でした。正解は法学関係だそうです。「ひろし! ひろし誰だよ! 今日来てないの?!」って文句言ってました。「アタシと同じ名字なんだから教育に興味持てよ!」

 

 コーナーの詳細とか、正直勢いがありすぎてあんまり覚えてないな……まぁ、レポじゃないからいいか……。ざっと思い出してみると、最初のふつおた(質問)では「今日のファッションコンセプト」でコーディネートを披露。決してクソダサくないです。確かにあやっぺらしい、秋めいたシックな出で立ちが実にオシャレでした。ベレー帽は「井の頭公園で絵を描いてる女の子」がコンセプト。その辺はちょっとよく分かんないですけど……。

 1つ目のチャレンジコーナー(試験を乗り越えて、単位を取ろうというコンセプト)、3分制限お題トークでは「モンゴル人になりたい」という不可解な過去の夢が判明しました。「ヤギの乳を飲まなきゃいけないらしいけど、大丈夫、ジンギスカンなら食べたことあるから」 会場に「??」の嵐。クイズコーナーでは、「出町柳商店街の店の名前を答える」という難問が出題されたものの、なんとすべてきちんと把握しており、余裕で正解を導くことが出来たのは流石。出町商店街には本当に足繁く通っていたようだ。なお、クイズ自体は東西を間違えてハズレになるというオチもきちんとつけるあたりが流石。

 ジェスチャーコーナーは「飛行機」を伝えるために「ぶーん」するあやっぺが尋常じゃなく可愛い。というか、基本的にちまっこいので身体を使って何かするととにかく愛嬌がある。まぁ、答えられないお客さんは容赦無くぼろくそに言うんですけどね。何故か指名された回答者が致命的に察しの悪い人間ばかりが揃うという奇跡がありましてね。「あれ、絶対あんたらの仕込みの人でしょ?!」

 最終的にチャレンジコーナーは点数が足りずに単位取得に失敗したものの、「なんかお客さんが単位をあげたくなるような台詞を言って解決しましょう」という流れになり、相変わらずのタツヤ芸を披露。見事単位を取ったことになり、「京大ちょろいな」と一蹴。

 2つ目のコーナー、「シチュエーションを決めて台詞を言ってもらう」では、藤原竜也を炸裂させた後に「飲んだくれOL」という「これ5年前のあたしじゃん」も披露。1人で演技をすると大変だ、というので隣に座っていたダイノジをひっつかまえてガールズトークを展開。それまで緊張気味だったダイノジだったが、そこそこ落ち着いて来たのか、「旅行とか行きたいじゃなーい?」というあやっぺの台詞に「そうよねー」とアドリブで返して爆笑をかっさらう。ダイノジ頑張った。

 3つ目のコーナーは、同好会が作ったドラマにその場でアテレコする朗読コーナー。15分という謎の長尺、しかもあやっぺの役以外にも男の子A,女の子B,ナレーションと3つも別な役がしゃべるパートがあり、あんまりあやっぺの台詞が多くない。しかもあやっぺ演じるメインヒロインは開始3分で死亡して星になるという謎展開で、あやっぺも「しんみりしようと思ったけど、流石に死ぬのが早すぎる」とチクリ。ただ、ドラマの他パートも全部アイムに依頼して製作していたため、ラストのキャストクレジットでは男の子Aを内田雄馬、女の子Bを小澤亜李が演じていたことが判明して会場がどよめく。「うちの事務所の一押し新人です、よろしく! 千代ちゃんと、あと、なんかガンダムやってる人!」。

 以上、全行程90分のイベントだが、体感時間はマジで30分くらいかな。臆することなく、ただ真っ直ぐに挑戦と挑発を繰り返す洲崎イズムにしびれました。多分、彼女の根っからの真面目さがここまでの怒濤のイベントを作り出したんだろうなぁ。「とにかく自分を見に来てくれるお客さんばかりなんだから、絶対満足して帰ってもらおう」というサービス精神がすさまじい。彼女が憧れた「アイドル」という存在に、また一歩近づいた……のか、遠のいているのか。それは誰にも分からない。しかし、また今日も、彼女のファン層が拡大し続けているのは間違いないことだろう。豚リスナーに幸おおからんことを。

 

余談:イベント終了後、出口で京大声優同好会の冊子が販売されていたので、記念に何冊か購入させて頂きました。最新号では「声優結婚ダービー」を展開するなど、案の定、キモいコンテンツが充実しています。いいんです。声優オタなんてものは、元々その存在自体がイレギュラーなものなのです。他人に理解されないくらいにキモくて然るべき。ボクのこのブログも、たまに「キモい」というお褒めの言葉(?)を頂けるようになりましたし。学生の皆さんも、この調子で今後とも健やかであられますよう。

*なお、冊子の中では去年のひーちゃんイベントの裏話の捕逸として、何と当ブログの記事urlが掲載されていてビビったのである。スタッフが見てたかと思うと、なんか申し訳ない。記事中のブログタイトル間違ってたりするのもご愛敬である。

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