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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「チア男子!」 5→5

 至極まっとうなスポ根アニメでした。目標を持って、みんなで努力して、チームで喧嘩して、最後は大団円。そういう分かりやすい一本。

 「チア」という珍しい題材だったのでそのあたりに何か特徴があるかと思われていたが、まぁ、その部分にあまりオリジナリティは感じなかったかな。結局は「そういう大会」に出てプレゼンテーション競技として誰かと優劣を競うことになるわけで、これがフィギュアスケートでもシンクロでも、そこに大きな差は無い。強いて特徴としてあげるなら、途中でハルがおねーちゃんのスランプを「応援」で打開するところ、カズがばあちゃんの見舞いでへこんでたところを励ますところ。そういう「他の人が落ち込んでるときにダイレクトに練習の成果が出せる」というのは「チア」という題材が分かりやすく活きたところか。正直、画面はレベルとしては並なのでそこまで「チアの格好良さ」とか「チアの躍動感」みたいなものが伝わったとは言いづらいのだが、まぁ、素人集団が急ごしらえで作った演技だったわけで、そこまで統制の取れたびっくりな映像を見せられるよりもある意味リアルであるとも言える。どういう練習をどれだけ繰り返し、どんな部分で成長していくのか、っていう過程は段階的に描かれていたし、ひょっとしたら今作(か原作)で「男子チアをやってみようか」と思う人間が出てきてもおかしくない程度には説得力はあったと思う。

 難点をあげるなら、やっぱり人数の多い競技であるために、中盤以降のキャラたちの絡みが割と適当になってしまったこと。まぁ、それだけメインの連中に時間を使ったということなので、中心となるドラマに不足は無かったと思うが、途中で一気にメンバーが増える部分なんかは、どうせやるならもうちょっとゆっくり1人1人のモチベーションを掘り下げる作劇が見てみたかった気もする。まー、就職活動の片手間で参加してたような連中もいるのだし、案外そこまで深い動機なんて無いってのが正解なのかもしれないけど。あくまでも「部活」じゃなくて「大学のサークル」っていうのが絶妙なリアル感よね。

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