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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ACCA13区監察課」 6→7

 これも毎回楽しく感想を書かせてもらったので特に今更語るべき点も無い作品。よくもまぁ、こんな地味な構造の作品が面白くなるもんだなぁ。

 毎度触れていた「熱の無さ」は、本当に今作のオリジナル要素。作品全体を通じても「何かの感情が高ぶった」タイミングというのはほとんど存在せず、頑張って探してもスイツのクーデター、それにニーノが狙撃されたシーンがせいぜいだろうか。クライマックスとなるはずの最終話、式典シーンですら動きらしい動きはほとんど存在せず、ただモーヴ本部長が勇ましく、それを見たリーリウムが全てを悟って静かに身を引くという展開。とにかく、全てが政治的に、机の上での処理が行われるのである。

 こうして作られた「クーデターアニメ」だが、それじゃぁ12話もの間何をしていたかといえば、ドーワーという不思議な国の魅力を少しずつ少しずつ垂れ流していただけ。「13の区が組み合わさった大国」という、いまいちピンと来ない設定を、各区に与えられた無茶苦茶な設定見て回ることで説明し、少しずつ「クーデターの舞台」が整っていく。ある種のロードムービーのようであり、ガイドマップみたいなことをしてるだけなのに、ジーンの旅程の中で少しずつ捲れて、見えてくるクーデターの影が何とも怪しげで、何が真実なのかと続きが気になって仕方がない。淡々と語られる中にもきちんとそれぞれのキャラクターの思惑みたいなものは見えており、言外の意味での対話、さりげない煙草の受け渡しに見られる意図など、「大人っぽい」やりとりが実にクールだ。実際の政治の世界がどんなもんかなんて分かるはずもないのだが、こうして「言葉にならない」やりとりをしながら、世界の政治ってのは動いてるんでしょうかねぇ。

 相変わらずアニメに向くとは思えない構造を叩きつけてくるオノナツメだが、それを変に気負わず「正直な」作劇で返してみせた夏目真悟監督の采配の確かさは正しく評価されるべきところだろう。「アクション作劇が上手い人」っていうイメージだったのだが、考えてみりゃ、それに伴う構成力があってこそのアクション作劇だもんな。こうして色んな側面から画面作りの面白さを見せてくれる作品が出てくるから、アニメってのは楽しいんだ。

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