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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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6月10日 ドラフト模様(AKH×3)

ピック順 【Mei】→【Thraxi】→【Serra】→【Chrolony】→【Alessi】→

 

 一週間のご無沙汰でした。先週は欠席が2名出てしまったためにドラフト不成立。マジで新しい血が求められているが……まぁ、ほら、どうせ今年で終わりだとは思うし、新しいメンバー入れるのもな(毎年今年で終わるって言ってるけど、今年こそはマジでヤバいと思う)。ちなみに、当ブログ上でスタートしたこのドラフト通信もまもなく300号を迎えようとしています。300って……まぁ、ブログ上にアップする以前は別ホームページで身内向けに書き続けており、ブログ版ドラフト通信1号が身内版通信の457号だったので(!?!?!)、今回は実は通算で294456750号なんですけどね。人に歴史ありとは言うけど、こういうおぞましい歴史は、重ねると……怖い……。

 なお、そんな歴史の中でまた阿呆な企画を立ち上げましたね。こちらは通信に掲載するような内容でもないけど、一応毎週の経過は報告していきたいと思いますよ。

 

 




 

 

    AL SE TH ME CH

AL  ー  ◎  ×  ×  ×  1ー3 4 ○

SE  ×  ー  ×  ×  ×  0ー4 5

TH  ○  ○  ー  ×  ×  2ー2 3

ME  ◎  ◎  ○  ー  ○  4ー0 1 ○○○!

CH  ◎  ◎  ○  ×  ー  3ー1 2 ○

 

 

1位 【Mei】 赤青 <驚天/動地 主張 戦闘の祝賀者

 あがったりさがったり、終わり無き乱高下の成績の中で、今回は「高い」方。ぶっちゃけ勝率はみんなと横並びなのだが、この勝ち方は優勝の回数がガンガン稼げるので効率が良い(?)。なんと環境6戦目ですでに3勝。ただドラ権をかつてない早さで獲得することに成功した。今回は「驚天/動地」スタートで、2引きは渾身の「楽園の贈り物」。これはおそらく、某プロプレイヤーが推していた5色デッキの1つの要点である「全体除去を持つ」という条件を1引きで満たしたため、積極的に5色に進もうとした結果だろう。しかし、そこから今ひとつそっち向きのパーツは流れてこず、決定打となったのはなんと一周して帰ってきた「アン一門の壊し屋」。環境トップアンコモンとも言われるこのカードが一周して帰ってくるという、5人戦にしたって馬鹿げた展開に、赤が余っていることは明白。ここですっきりと事前のビジョンを斬り捨てて舵を取れるのが強さの秘訣だろう。事実、結果的に今回は赤が独占になり、狙いは見事にはまった。ただ、独占になったとは言っても周りの人間もちょいちょいつまんでいるために上述の「壊し屋」以外にはそこまで大きな収穫があるわけではなく、デッキパーツはかなり「お安い」。重要だとは言われながらもこれまで我々の中でほとんど省みられなかった「道拓きの修練者」を2枚、それに「血に飢えた振起者」1枚を採用し、1,2マナ域から展開出来るクリーチャーは5体。そこからはとにかく後ろを振り返らないビート。面白いのは、ビートの割にはクリーチャー数が14体と平均的な数になっており、サポートカラーの青から多くのサイクリングカードが名を連ねていること。「ヒエログリフの輝き」×2なんかは一見するとウィニーと食い合わせが悪そうだが、例えば「炎刃の達人」のパンプ材料に使えるし、「奇怪なドレイク」は多めのスペルの支援を受けてフィニッシャーたり得る。サイクリングコストが軽く、とにかくなんとしても1ターン、2ターン目に行動するのだ、というマナの使い方は理にかなっている。運良く2枚引けた「戦炎の投槍手」×2がイゼットカラーの恩恵をフル活用し、平均サイズのクリーチャーを絶え間なく展開し続けながらの除去を可能にしている。実はかなり「ハマった」デッキデザインなのだ。また1つ、アーキタイプを確認出来たな。

 

<1マナ2マナで赤ビート>

山×9 島×5 沼×1 異臭の池

 

<クリーチャー類> 14

炎刃の達人 血に飢えた振起者

道拓きの修練者×2 捷刃のケンラ

ミノタウルスの名射手 オナガトカゲ

奇怪なドレイク アン一門の壊し屋

戦闘の祝賀者 燃えさし角のミノタウルス

戦炎の投槍手×2 心臓貫きのマンティコア

 

<その他> 10

激情のカルトーシュ マグマのしぶき

本質の散乱 木端/微塵

結束の限界 ヒエログリフの輝き×2

暗記/記憶 大水

主張

 

 

2位 【Chrolony】 白黒 <突風歩き 魂刺し 突風歩き>

 ピック終了時点でもっとも注目されていたのはこちらのデッキだろう。何しろ、5人戦という偏狭な卓の中、「むら気な召使い」や「呪われた者の王」がグルグル回っているのは誰の目から見てもアホの極みだったのだから。おそらく誰もが「ゾンビやってればなー」という思いでカードを流していたに違いない。そんな中で、「ロードは流しても帰ってくると思っていた」と余裕のピックを展開したのがこちらのデッキ。「束縛のミイラ」も2枚あるし、「黙考の時」も準備OK。ヤバいクオリティのゾンビがくるぞ、と皆戦々恐々としていたものである。ただ、構築した本人が言うように、実はそこまで徹底してゾンビデッキというわけでもない。1引きの「突風歩き」2枚が代表するように、基本的には白ビートが念頭にあり、そこをゾンビギミックがしっかりとバックアップするようなデザイン。ゾンビは常々どの程度の速度でどんな勝ち手段になればいいのか分かりにくい、と言われていたのだが、おそらくこうして白なら白、黒なら黒に合わせたデッキのベースを作り、そこにサブカラーをあわせてゾンビを組み込んでいくのが正解なのだろう。上の赤デッキなんかとは違い、ライフゲインや諸々のコンバットトリックなど、受けの選択肢も多くて緩急織り混ぜて戦えるというのは頑ななビートには無いセールスポイントではなかろうか。当然のように優勝出来るだけのポテンシャルはあったのだが、運悪く上のデッキと初戦であたり、デッキの性質を読み間違えてサイドボードでミスをしてしまったというのはかなり悔やまれた様子。こういうのは本当に巡り合わせだなぁ。試合の順番が変わっていたら優勝者が変わっていたかもしれない。そんな珍しい展開もあるのだ。

 

 

3位 【Thraxi】 白緑 <アン一門の勇者 シェフェトのオオトカゲ 血怒りの喧嘩屋>

 上のデッキは「緩急織り混ぜて受けても戦える」ビート。そしてこちらは、緩急など一切無く、受けに回ったら紙のように儚いビートである。1引き「アン一門の勇者」から今回は督励を徹底的にフィーチャーするのが狙いで、集まった督励クリーチャーは総勢8体。これに虎の子の「ロナスの碑」まで含めれば、自分のターンにアグレッシブに殴る分には敵無しの布陣。先攻をとった試合での勝率は脅威の100%である。なお、全ての試合3セット目までもつれ込んでおり、先手を取れたのは毎回2セット目だけの模様。じゃんけんが、弱すぎたんや……。まぁ、別にじゃんけんだけでゲームは決まるものでも無いはずだが、当然、競り負けたのは上にある2つのビートデッキ相手。一度守勢に回ってしまうと「ター一門の精鋭」×3が本当に単なる重たいカードになってしまい、ブロッカーとしては二流。督励前提でないと一撃必殺のはずの「活力のカルトーシュ」を張る土台にすら困ってしまうという体たらく。うーむ、これが督励か……。まぁ、今回はようやく「頭巾の喧嘩屋」を使い倒せたし、「テジェルの決意」や「枕戈/待旦」など、ギミックを色々と絡められたのでひとまずは満足としておこう。

 

 

4位 【Alessi】 緑黒青 <サンドワームの収斂 微光鱗のドレイク 楽園の贈り物>

 結果的には今回唯一の3色デッキ(優勝デッキは一応黒も入ってるけど、どうせ使わなかったし2色扱いでええやろ)。デッキを組むタイミングまでは赤も入れて4色になる予定だったが、なんだかんだで安定度を優先した3色になったらしい。「楽園の贈り物」「オアシュラの耕作者」「進化する未開地」の3点セットがあるので、そのあたりの判断は悩ましいところだ。ただ、こうして「色を広げようと思ってたけど最終的に色を削る」という選択をした場合、何だか芯のぼやけた半端なデッキになりやすい(とても経験談)。幸い今回は1引きで「サンドワームの収斂」というどうしようもないレアが引けたのでゴールがあるにはあるのだが、「とにかく試合をグダらせて土地を並べてエンチャントでドン」という勝ち筋だけでは流石に安定感には程遠い。本人曰くもう1つの勝ち手段が「信者の確信」からのチュルチュルサイクリングってんだから、何とももどかしい展開である。っていうか、サイクリングデッキも視野に入れて自爆って、こないだ俺もやってたヤツやん。この世界はアーキタイプ環境なので、こうして腰が定まらないと本当にモヤッとしたストレスの溜まる週末を迎えることになります。アモンケット怖い。

 

 

5位 【Serra】 青緑 <ロナスの勇者 気性の荒いクーズー 迷宮の守護者>

 こちらは腰は据わってるんだけど、据える位置を完全に間違ってしまったタイプの地獄。ピック表見て笑ったんだけど、開けたパックがひでぇのな。「ロナスの勇者」1引きはまぁいいとして、そこから一周する間に同じパックから「緑カルトーシュ」→「開拓/精神」→「本質の散乱」→「大いなるサンドワーム」と、見事に青と緑のカードしかピックされていない(帰ってきた6引きで「ヘクマの歩哨」である)。一周して帰ってきた時点で青緑というカラーリングに絶望しかなかったと思うのだが、そこで方向転換などを考えずに茨の道に突っ込んで行くのが、駄目な腰の据え方である。ただでさえ不人気でどこぞのプロに「コモン取ってる青は勝たんから」とまで言われている青に何の後ろ盾も無しに飛び込むのはかなりの無謀。2引きで黒カルトーシュが引けているので、そこから黒緑カウンターか青黒不朽ゾンビに舵を切れていたらまだ戦えるデッキになっていたとは思うのだが……どうしようもなかったな。ただ、もし青緑でどうしても勝ちに行くなら何故「ロナスの碑」を流したのかってのは流石に謎なのだけども。

 

 

 

 

今回のピック表

 

Mei】(赤青)→【Thraxi】(白緑)→【Serra】(青緑)

                     

Alessi】(緑黒青) ← 【Chrolony】(白黒)

 

 

追加コーナー

【成長するカ()ド 第1回・テーロス編】

 冒頭でも書きましたが、今回から頭の悪い新企画をスタートさせました。概要は先週の記事参照ね。記念すべき第一回目ということで、私は特大のストレージボックスに二千枚以上のカードを抱えて会場へと向かったわけですよ。もう、これ毎週やるっていうだけですでに後悔してるんだけどね。

 ちなみに、企画を提案した後にもちょこちょこデュアルコマンダー関係の記事なんかも出ていたことから考えを改め、ルールにちょっとした追加要項を加えました。それは、「色さえ定まっていればその枠の中でデッキを複数個所持することを認める」というもの。何故このような設定にしたかというと、実際に1回目に参加した人間なら分かると思うけど、最初からきちんとした完成図を思い描いて毎週カードを集めるのなんて不可能なんだよ。例えばゴルガリカラーでデッキを組むぞ! って決めたとして、何となく「+1/+1カウンターが絡む蛇大好きデッキにするねん」って思ってても、たくさんのエキスパンションを見てたらどんどん面白そうなギミックが出てくるじゃないですか。「やっぱりゴルガリなら墓地を利用したいよな……」とか、「そういや黒緑ってエズーリでエルフデッキも組めるやん」とか、いっそ「毒デッキを極めるんや」とか。そういう色んなコンセプトを一本に絞ってデッキを組むのって、かなりストイックな人間で無いと苦行でしかない。

 そこで、とりあえず「何となく使えそう」っていうカードを毎週つまんでいって、途中でカードの量が増えたら「こっちは昂揚デッキ、こっちは緑単エルフデッキ」というようにデッキが「分裂」するのは当然の流れだと思うのね。その方が対戦する楽しみも増えるだろうし。もう、今回は全員に「その色の専門家」として色に殉じて様々なデザインを楽しんで欲しい。まぁ、そこまでの気力がある人間がいるかどうかは定かじゃないけども……。

 

 今回話し合いで決まった各人の色は以下の通りです。流石に全員2色押さえることになったが、何で対抗色ばっかなのさ。統率者の数が少ないから後々苦労するで。

 

Alessi】→白黒

Serra】→白赤

Mei】→青緑

Chrolony】→黒緑

 

 当日欠席した【Sangriter】は、連絡を取りあった結果、赤が空いてるってことで赤緑に入ることになりました。実は当日は私が暫定的に赤緑で組んでたけど、別にやりたくなかったしそのままパスする。となると残っている色は青になるので、私は青といえば黒しか選択肢がないので、青黒になります。ライブラリは削りません! これで白2・青2・黒3・赤2・緑3なので、まぁ、バランスは悪くないんじゃなかろうか。ちなみに記念すべき初回は、テーロスのカードを大放出しました。テーロスは全ての色の組み合わせと単色レジェンドが存在するので1回目に丁度良いと思って。まぁ、ギミックのくせは強いのでどうしても「テーロスっぽいデッキ」ばっかり組んじゃうんだけどね。そのあたりは回を重ねるごとに薄まっていくでしょう。

 なお、今回から余裕があればここで次回登場セットを予告しておきたいと思います。本当は毎回サプライズで何が出てくるかを楽しみに待たせるつもりだったんだけど、実際にやってみたら「いきなりカードプールを叩きつけられる」っていう展開はかなり脳に負担がかかり、ドラフト後に消耗が激しすぎることが分かったので(若手は知らないカードが多すぎるから更に負担がでかい)。やる気がある人間は事前にカードリストを見ておけば、実際のピックも多少はやりやすくなるんじゃなかろうか。

 

 というわけで、次回登場するブロックは……

 

 【ラヴニカ・ギルドの都】ブロック

 

 です。今回のピック中もラヴニカの名前は何度も上がっていたし、早めに統率者の選択肢は増やしておいた方がいいと思ったので。ちなみに、収納している箱の関係上、ギルドランドは含まれませんので悪しからず(旧セットから全部「帰還」の方に移動させたため)。

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