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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 うえしゃまが増殖した……だと? 第3話。声に個性がある役者で兼ね役回すとどうしても際立つよなぁ。まぁ、うえしゃまの場合は2役どころじゃない兼ね役地獄から這い上がってきた人間なのでこれくらいは朝飯前ですけどね。

 脇役のことはさておき、前回に続きメンバー7人がそれぞれピンの仕事でその個性を模索するというお話。そして、各々が「なんとなくアイドルらしく」という面倒なオファーを受けて頭をかかえるのだが、それをわずか1話の中でスピード解決するという、よく言えばストレスフリーな、悪く言えばだいぶ軽い展開になっている。まー、昨今は(特に女の子だらけのアイドルものの場合)ヘヴィな展開を疎むファン層も一定数いるらしいし、あんまりジメジメした空気を引っ張らずにあっさりと解決する展開はありといえばありなのかもしれない。

 実波と夏夜ちゃんは前回ある程度片付いていたので、今回焦点が当たるべきは残りの5人。個人的に一番順当な発展を遂げたと思えたのは佳乃だろうか。彼女の場合、1期ラストの展開があるせいでどうしても「重たい」イメージがあったのだが、今期「新章」に入ってからはデザイン変更の影響もあってか、全体的にそうした「重さ」からは解放された印象がある。かつてのモデル経験を活かし、メンバーの中では最もフォトジェニックな方向でブレイクスルーを狙う。もちろん、本業のモデルと比べれば「中途半端なアイドル程度ができる仕事じゃねぇんだよ」という洗礼は受けているが、それでもメンバーの中ではショックも軽い方。I-1に対する反骨心から次の仕事を掴み、さらに偶然のハプニングからブレイクスルーの糸口を見出したのはお話としても分かりやすい。今までグループとしての活動を続けていく上ではリーダーの仕事の重圧ばかりが目立って不幸だった佳乃だが、明るい太陽の下で弾けるような笑顔を見せるところから新境地にたどり着くのはファンとしても喜ばしい限りだろう。

 次に、意外だったがどこかしっくりきたのは藍里のブレイクスルー。アイドル活動では常に出遅れ、メンバーの足を引っ張ってしまっていた藍里だったが、この度まさかのピンでレポーター業に抜擢され、もともと身体を動かすのでなければ決して成績が悪いわけではなかったという個性から仕事をクリア。こちらも「アイドルらしく」なんて無理難題を押し付けられはしたが、まさかのZOO設定からシャーク林田で突破口を見出す。臆病に見えてこうした奇策を平気で打ちだせるあたり、彼女の芯の強さが伺える。

 ついでに前回解決したと思っていた実波の食レポ能力もさらに上がったということらしい。まぁ、あの歌がテレビ映えするかと言われればかなり疑問ではあるのだが……とりあえず評判はいいって言われてるんだから大丈夫なのだろう。唯一1期の頃からずっと発揮し続けているスキルなだけに安定感は抜群である。なお、前回コンビだった夏夜ちゃんは既に食レポ番組に出ていない様子。どこへ行ってしまったのか気になるが、アイキャッチ画面に表示されたバンジーは……本物なんでしょうかね? 体張る仕事任されるのもある意味美味しいか?

 まだ結果は出ていないが、ここにきて原点回帰を迫られたのは菜々美。あれだけ思い悩み、一世一代の決心で蹴った宝塚(光塚)志望設定だが、こんなところでヘロっと引っ張り出してくるあたりが社長のやらしいところである。でもまぁ、こうして個別の活動が増えた今、むしろ菜々美が本当にやりたかったことに近づけるチャンスと捉えてもいいのかもしれない。1期当時は「ヅカをとるか、WUGをとるか」という2択だったからこそ思い悩んだのであって、実績を残した現状ならば「WUGとして活動しながらミュージカル」という選択が可能になったのだ。もしかしたら最終的に一番理想的な形で夢が実現できるのは菜々美になるのかもしれない。

 未夕は……正直ここが一番わからねぇんだよな。ある意味で一番「バラエティ志望」みたいなところがあったとはいえ、いきなりのさんま御殿はハードルが高すぎる……。あと、食レポの時もそうだったんだけど、どうしてもこういうアニメで「実在するテレビ番組における面白いやり取り」みたいなシーンを作ろうとすると薄ら寒くなってしまうので、未夕が目指すべき方向性が作品内で見えにくいっていうのはどうしようもないところだ。ひとまず動画配信から、という進んでるんだか戻ってるんだかよくわからないステップを踏んでいるようだが、ここから彼女独自の進化は見られるのだろうか。まぁ、本人は割と楽しそうだからいいんだけどね。

 そして残ったメンバーは、奇しくもアイドルとしては一度頂点に立った真夢ということになる。I-1すら落ち目のアイドル氷河期になりかけているようなので前歴があまり意味をなさないのはしょうがないとしても、前歴があるがゆえにかえって好き勝手に使いづらいというのは確かに悩ましい。そして、真夢自身にどんな展望があるのかが見えてこないのも辛いところだ。一度はI-1を離れ、アイドルの道を断念した島田真夢が、WUGという新しい受け皿を得て再び頂点に返り咲き、今度はアイドルという立場自体が揺らいでしまっているという、なんとも波乱に満ちた人生である。まー、そんな状況でもあんまり慌てたり、他のメンバーを羨んだりという様子が見られないのは流石であるが。

 それでも大丈夫、やはりそんな島田真夢だからこそ、次なる一歩はメンバーの中でも一番大きなものになりそうだ。次に生み出されるのは「女優」の島田真夢になるのか、それとも、この仕事から改めてアイドルという職業の大切さを知る展開になるのか。まだまだ予測はつかないが、なんとなく今週の話を見る限り、「あんまり心痛める展開にはならなそう」っていう印象はあるので、彼女たちの立身出世の物語が華々しく展開されれば良いですね。

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