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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Chivalrous Chevalier (騎士道精神のシュバリエ) (4)(W) C

アーティファクトクリーチャー・サイボーグ、騎士

3/3 飛行

〜が戦場に出た時、あなたが対戦相手を賞賛しない限り、あなたのコントロールするクリーチャー1体をそのオーナーの手札に戻す。

 私はいかなる相手だろうと最大限の礼節を持って扱いますぞ。その上で殺すのです

 リミテッドの花形、コモンの5マナ3/3フライヤーだが、ちょっとした変化球のデメリット(?)がついている。白のクリーチャーなので品行方正、常に相手を敬いながらも殺してきたおっちゃんは、相手を褒めないと余計なコストがかかるって寸法だ。まぁ、一言何か言えば済むことなので大した問題ではないのだが、やはり突然これだけのためにおべんちゃらを使うのは格好悪い。普段から相手を敬う騎士道精神を大切にしていれば問題なく使えるはずだ。……なにを褒めたらいいんだろう……「土地の置き方が綺麗ですね」とかかな……。

 

Gimme Five (お手を拝借) (W) U

インスタント

あなたは30秒以内にハイタッチした人1人につき、1点のライフを得る。あなたとハイタッチした銀枠ゲームをプレイしている各プレイヤーは1点のライフを得る。(ハイタッチはお願いすること。人を叩いちゃダメだよ)

 ハイ上!横!下!次、左!もいっちょ左!こっちは……

 1マナインスタントという最小限のコストでどれほどのライフが得られるものか。普通の対戦を考えると、30秒でできるハイタッチなんてたかが知れているので本当にどうでもいい呪文だが、おそらくアメリカンなノリのイベントスペースなんかを想定しているんじゃなかろうか。想像してみてほしい。プロツアー会場みたいな大きなスペースで、突然陽気なアメリカンが立ち上がり、「今からハイタッチするからみんな準備だ!」っていうと、周りの机のプレイヤーが全員手をあげる。あとはかたっぱしからハイタッチを決めていけば……下手したら2030点くらい回復してしまう可能性も。このカードはアンコモンなので、もしそうした試合会場があれば、そこかしこでハイタッチのウェーブが形成されるのかもしれない。ちなみに、短い時間で効率よくハイタッチできるのはどんなやつかというと……イラスト参照。それって「手」なの?

 

Animate Library (動くライブラリ) (4)(U)(U) R

エンチャント・オーラ

エンチャント(あなたのライブラリ)

エンチャントされたライブラリは、パワーとタフネスがそれぞれそのカードの枚数に等しい、アーティファクト・クリーチャーとして戦場にある。それは引き続きライブラリでもある。

エンチャントされたライブラリが戦場を離れるなら、代わりに〜を追放する。

 時には本だって反論する。

 Magicには領域という概念がある。戦場、手札、墓地、スタック、追放領域、そしてライブラリ。その絶対不干渉だったはずの領域が繋がる。戦場とライブラリが交錯するとき、物語が始まる。……まぁ、単に馬鹿でかいクリーチャーが出てくるだけなんだけども。とにかく「オーラが貼られたライブラリ」というアホみたいな構図で、「ウォォ!ライブラリアタックぅぅ!」とタップするライブラリが見られるのは滅多にない機会。効率はどうあれ、狙ってみたいもんである。ちなみに、ライブラリであるという機能と所有権は動かしようがないので、もしこのクリーチャーが相手にパクられても、それでドローができなくなるとか、相手にカードを引かれるとかいうことはない(多分)。

 

Clocknapper (時計さらい) (3)(U)(U) R

クリーチャー・人間、スパイ

2/2

〜が戦場に出た時、開始フェイズ、戦闘前メインフェイズ、戦闘フェイズ、第二メインフェイズ、最終フェイズのうち1つを選ぶ。対象のプレイヤーの次のそのフェイズを盗む。(そのフェイズは、あなたのターンであるかのように行われる)

 特定のフェイズを盗むという大掛かりな泥棒。過去には「運命をもてあそぶ者(MRD)」というなんとなく似たニュアンスのクリーチャーもいたが、あちらは毎ターン飛ばす、こちらは1ターンだけ奪う。しかもステップではなくフェイズなので、開始フェイズを奪ってしまえばアンタップとドローの権利が移る。メインフェイズは1つ奪ったところであまり意味はないだろうから、現実的な運用ではこれが鉄板だろう。最終フェイズは奪ったところで別にやることないよな……。

 

Graceyard Busybody (墓所のおせっかい) (4)(U)(U) R

クリーチャー・人間、スパイ

*/*

全ての墓地はあなたの墓地でもある。

〜のパワーとタフネスは、それぞれあなたの墓地にある、フレーバーテキストを持つカードの数に等しい。

 死者の会話が聞きたいなら、墓地をうろつく必要がある。

 実にルールブレイクなカード。このカード単体で考えれば1番上のテキストは別に必要もない。カウントするカードを「全ての墓地にある〜〜なカード」に設定すればいいだけだ。しかし、このカードは対戦相手の墓地を自分の墓地だと認識してしまう。これによって何が起こるかというと、普通のMagicではあまり発生しない「他人のカードを手札に入れる」という状況が割と発生するようになる。何故なら、「墓暴き(M13)」に代表されるような墓地からカードを回収するタイプの呪文は、「あなたがオーナーであるカード」とは書いていない。「あなたの墓地にあるカード」を回収できるのだ。つまり、こいつがいれば相手の墓地から自分のものでもないカードを手札に戻すことができてしまう。まぁ、この銀枠セットにそうしたカードがどれくらいあるかはわからないが、現時点では「Very Cryptic Command」が墓地のカードに言及している。まぁ、だから何だって話ではあるのだが……。

 

Suspicious Nanny (怪しげな乳母) (4)(U) U

クリーチャー・人間、装具工

3/4

〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのコントロールする対象のからくりを組み立て直す。(そのからくりのコントロールを得て、あなたの歯車のいずれかに移動させる)

 こんにちは皆様。正真正銘混じりっけなしの人間の赤ん坊を散歩させるには良い日和ですわ。

 「お前のようなババアがいるか!」である。どうみても怪しいし、どうみても赤ん坊じゃない。スパイ集団なら、もうちょい潜入の上手い奴はいなかったものか。ご丁寧に3/4とボディも割とごつい。こんなあからさまな奴にからくりを奪われたら結構ショックである。

 

Masterful Ninja (熟練の忍者) (2)(B) R

クリーチャー・トロール、忍者

1/1 速攻

あなたの手札にある〜を公開する:〜はターン終了時まで、戦場にあり、あなたの手札にもある。

(1)(B):〜はターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 圧倒的SHINOBI MASTERである。何しろ、忍びすぎてどこにいるのかさっぱりわからない。イラストも全然わからない。本当にいるの? 見つけた方はご一報。能力も一応「忍術」をなんとなくイメージさせるものだが、場にあるような、そうでもないような、不安定な状態である。1ターン目からいきなり「ここに忍者がいるから」ってんでなんかよくわからないものに殴られる。まぁ、実際はタップ・アンタップとかの取り回しが面倒くさいからカードは出しっ放しにしてターンエンドに戻す動きになりそうだけど。場にいる(仮)効果はターンエンドで切れるが、相手ターンにもう一回見せたらやっぱり間違いなくそこにいる。つまり攻撃後にブロックも自由自在なので、事実上の警戒持ちでもある。色々不思議。ニンジャナンデ?

 

Sly Spy (枉惑なスパイ) (2)(B) U

クリーチャー・人間、スパイ

2/2

〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは

手札を公開する。あなたはその中から一番カード名が長いものを選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。

 S.N.E.A.K.団。Serious(厳粛で)Nonstop(休みない)Espionage(諜報)and(と)Kidnapping(誘拐)

 今回は友好色の組み合わせがそれぞれ陣営として分かれているが、青黒はスパイの集団、「S.N.E.A.K.職員」である。その組織の名前の由来がこれ。なお、こいつの効果ではなかなか手札にある「Sly Spy」が捨てられないってのはちょっとしたポイント(何しろ「山/Mountain」よりも短い)。史上最も捨てにくいのはアンヒンジドの「____」だろうが、第2位に輝くのは今回登場したS.N.E.A.K.のボス。その効果を見ると、なんとも納得である↓

 

X (エックス) (U)(B) R

伝説のクリーチャー・人間、スパイ

2/2

XがXのオーナーの対戦相手の手札にある限り、オーナーはXを唱えたり、能力を起動したりできる。その対戦相手は、Xを唱えられず、手札を公開してゲームを行う。

(U)(B)(T):Xを対象の対戦相手の手札に入れる。

(3)(U)(B):Xと同じ手札にあるカードを、そのマナコストを支払うことなく唱えても良い。

 なんと、最強のスパイは相手の手札に潜り込む。かつて「潜伏工作員(10E)」という相手軍勢に紛れ込むクリーチャーはいたが、ここまで大胆に相手の喉元(手元?)まで食い込むカードは当然史上初。うまく潜り込んでしまえば、相手が能動的に手札を捨てる手段を持っていなければ、あとは相手の手札情報を観察しながらやりたい放題。「心盗み(PCY)」なんて目じゃないぜ。ただし、相手が「Force of Will(ALL)」を持っている場合は注意(どんな環境だ)。

 

The Big Idea (超絶計画) (4)(R)(R) R

伝説のクリーチャー・超頭脳(Brainiac)・悪党

4/4

(2)(B/R)(B/R)(T):6面ダイスを1つ振る。その出目に等しい数の1/1で赤のBrainiac クリーチャー・トークンを生成する。

あなたのコントロールするBrainiacを3体タップする:あなたが次に6面ダイスを1つ振る場合、代わりに2つ振り、その出目を合計する。

 優秀なトークンジェネレーターかつダイス運コントローラー。多少ダイス運が悪くとも、これが数ターンの間生き残れればそれだけでゲームには勝てるはずだが、brainiacって何。

 

Hot Fix (修正パッチ) (4)(W)(U) R

ソーサリー

あなたは10秒間、自分のライブラリを見てその順番を並べ替えて良い。10秒後にあなたがそれらのカードに手を触れてしまっていたなら、あなたのライブラリを切り直す。

 これはカーペットじゃないのよ、大事なものなの。

 ライブラリを好きなように並べ替えられるという夢のようなカード。ただし制限時間は10秒。その間に望むカードを取り出し、並べ、重ねて戻して整えて。カードを探すだけでも結構な時間が取られてしまうので、頑張って並べてもせいぜい3〜4枚ってところだろうか。多分対戦相手の目線なんて気にしてられないので、相手にもなにを並べたかはバレバレになるだろう。あとはこれに6マナとカード1枚を費やす価値があるかどうか……。ちなみに、フレーバーテキストの訳出で色々と悩んだのでここに記載しておく。原文は「It’s not a carpet moth, it’s a feature」。carpet mothは調べると「モウセンガ」という蛾の一種らしいのだが、ここでわざわざ個体名を限定する必要もない気がするので、イラストの騎士の行動から考えて、カーペットのようにして紙にたかっている蛾に文句を言っている、というテキストだろう。ちなみに、さらに調べると「Not a bug, it is a feature」という言葉で「バグではなくて仕様です」という決まり文句でもあるらしい。名前からもわかる通り、このカードはコンピュータープログラムの書き直しを表しているカードなので、そうしたプログラマーのお約束セリフのバロディになっており、「プログラムのバグ」以外にも「昆虫」全般を表す「bug」という単語を「carpet moth」に置き換えているのである。

 

Phoebe, Head of S.N.E.A.K.S.N.E.A.K.の首領、フェーベ) (1)(U)(B) M

伝説のクリーチャー・人間、スパイ

2/3

〜はフレイバーテキストを持つクリーチャーにはブロックされない。

(2)(U)(B):〜は対象のクリーチャーのテキストボックスを恒久的に盗む(そのクリーチャーは全てのルールテキストとフレーバーテキストと透かしを失う。〜はそれらを得る)

 この場所はわざと空けてある。

 あれ? こっちにもスパイの親玉が。Mr.Xはレアだったけどこちらは神話。こっちの方が格上っぽいな。なんと、クリーチャーの能力を永遠に奪ってしまうという鬼のような大泥棒。ついでに透かしマークやフレーバーテキストまで盗むので、起動し続ければ余裕で最長テキスト記録を塗り替えることが可能だ。ただし、盗みを働くとその対象はさすがに彼女の存在に気づいてしまうようで、せっかくのアンブロッカブル能力は機能しなくなる。こっそりクロックを刻みたいなら、余計な相手には触らないほうがいいかもしれない。

 

Handy Dandy Clone Machine (便利で格好良いクローン製造機) (3) R

アーティファクト

(2)(T):2/2で無色のホムンクルス・クリーチャー・トークンを1体生成する。それは常に、手と2本指で表されなければならない。そうでなければ、それは存在しなくなる。

 試作初期段階では、そのクローンは失敗して全部親指だった。

 まさにハンディなトークンを生成(?)する装置。わずか2マナで2/2が出せるのは強いのだが、トークンにはカードやチップではなくて実物の手を使わねばならない(どんな感じにするかはイラスト参照)。アシュラマンでもない限りは最大でも2体。そして2体出しちゃうとカードが持てなくなるので結局次のドローステップで1体は消えてしまうだろう。まぁ、常に手を一本封じられた状態でトークン1体を維持するのがせいぜいか(もしくは、「誰の手で」とは指定されていないのでお友達に協力してもらうという「手」もある)。これ、タップ状態はどうやって表すんだろうな。ちなみにフレーバーテキストは、この装置の初期には「全て親指になっていた(clones were all thumbs)」とあるが、all thumbsには「手が全部親指みたいだ」から転じて「不器用」「不恰好」という意味のイディオムになっている。これまたちょっとした洒落である。また、カード名の「handy dandy」は「便利で素晴らしい」という意味もあるが、両手に何か物を隠してどっちに入っているか当てさせる遊びのこともこう呼ぶらしい。まぁ、実際にイラスト見るとトークンもなんとなくダンディですけどね(目だけ)。

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