忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[6159] [6158] [6157] [6156] [6155] [6154] [6153] [6152] [6151] [6150] [6149]

 タランチュラさん……第9話。いや、なんやねんこのアニメ。しんどいわ、マジで。

 初めて記事立てるんですけど、さすがに今回の展開はなぁ……今まで溜まりに溜まってきたものがどこで晴らされるのかと思ってのんびり(ある程度たかをくくって)見守っていたのだが、まさかのいくところまで行ってしまう展開だったとは。これ、どう考えても復活要素ないと思うんですけど、この後どうなるんだろう。ことに永井豪作品に明るくないので、どんなけじめのつけ方になるのかが全く予想できない。

 最悪、夏子の死だけだったら受け流すこともできたかもしれない。すでに多くの関係者の死という現実に直面している今、ジュネがここで夏子だけを見逃す道理はないわけで、最もむごたらしい方法で、一番盛り上がるタイミングで彼女が殺されるのはある意味必然と言える。それを狙ってやってしまえるのがジュネの恐ろしいところ、というか、今作はこれまで一度たりとも「ハニーが勝つ」という展開がなく、表面上はパンサークローを打倒しているように見えても、結局それはジュネが大望のために駒を操作しているだけであって、彼女はさっぱり困っていない。そしてジュネが狙った通りにハニーは追い詰められ、彼女の恐怖や苦悩が醸成されていく。その総仕上げが今回の話数である。あまりにも趣味の悪いジュネの「死体当て」ゲームの展開など、どこを拾っても胸糞悪くなること請け合いで、「そうかぁ、永井豪作品ってこういうものかぁ……」とよくわからん得心がいっている。これがあってるのかどうかは分からん。

 そして、そんなジュネVSハニーの筋立ての中、精神的に一番追い詰められていたのがタランチュラパンサーであった。今作はパンサークロー怪人が私くらいの世代の人間にやたら刺さるキャスティングになっているせいでそれを聞いてるだけでも割と楽しかったりするのだが、そんな中でも最も注目を集めるタランチュラは、押しも押されもせぬ釘宮ボイス。そんな忠実なる家臣のタランチュラが、今回最後の最後まで追い詰められ、ついに主人に逆らって自分の意思で動いてしまう。そして、それすらもあざ笑うかのように、ジュネはしっかりと最悪の結末を用意してくれているのだ。もう、ハニーよりもよっぽどタランチュラの方が不憫で不憫で……。

 実は今作は今回も含めて結構な頻度でコンテが笹木信作氏によってなされている。こういうところで重めのコンテワークが出てくると、またずっしり刺さるもんでなぁ。

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/26 な]
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
[04/17 NONAME]
バーコード