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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。いや、いつまで続けるか分からないけどね。今年こそは何か変化がある一年に……一年に……。
 ほんの僅かながらアニメの放送がなくなるこの年末年始のタイミング、記事を立てる要素もなくなるのでしばらくは静かに過ごせるはずなのですが、やっぱりそれでは何か物足りない。あ、そういえば、毎年やってたことをやってないじゃん! ということを思い出したのが12月30日だったんですね。いや、別にやらなくてもいいんだけど……まぁ、抗うつ剤を処方し方がいい人もいるかな、と思って。
 そこから何とか調整して……という運びなので、ちょっと例年よりも精度が下がっている可能性があるのはご容赦願います。手元に本物の記録ノートを持って来ればもうちょっとディティールを掘り下げられたんですけどね。まぁ、私の覚えている範囲内で書いていくくらいが雑記としてはちょうど良いのかも。記憶を基に書いているので誤りも多いかもしれませんが、関係者の方はスルーするなり、訂正するなりお願いします。
 
 



 
 
第1部・2018年の俯瞰
 さて、我々たほいやーにとって、2018年という年は大きな節目の年になりました。本当は「広辞苑新版発売!」が大ニュースではあるんだけど、まぁ、実際の影響は小さかったのでそれは置いとくとして。
 一言でいえば「巨星墜つ」ですね(今、この文言を打ち込んだら自動変換が「去勢乙」って変換しやがって、「うわぁ、まさにアイツじゃん」って思いますた)。そう昨年春をもって、我々のたほいや文化の爛熟、超越、瓦解、壊滅を招いた諸悪の大根源、通称「たほいや暴君」が我々の下を去りました。同時に手堅いたほいや面子も何人か去ってしまい、「流石にたほいや文化も一段落やなぁ」と思っていたわけですね。
 しかし、これが存外そうでもなかった。数字の上で確認してみると、当ブログの「たほいや」カテゴリで2018年に入ってからのエントリの数は30。前の年の総括記事を見ると26とあるので、なんと、むしろ増加しているのです。まぁ、厳密にカウントしたら増加してるかどうかは分からないのですが、それは以下の理由があるからです。
1、コアメンバーの欠如により開催機会が減少
2、開催する場合は、遠征組の参戦予告などで打ち合わせて集まる形が増えた
3、7人以上の大規模な試合の数が増え、私の実務負担が増えたために記事を分割掲載することが多くなる
 これにより、1記事あたりの密度はやや低くなっており、実際、昨年は出題された問題の数が約290だが、今年はトータルで約240ほど。さすがに回数は減少していると言える。まぁ、それでも充分頭のおかしい数だとは思うが……。
 
 すでに爛熟を迎えたと自負できるレベルの我らがたほいや文化。なかなか変化に乏しい状態にもなっているが、いくつか今年を象徴するような出来事もあったようなので、簡単にまとめておこう。
 
○アンサー出題、応用問題の増加
 過去に出題されたお題に絡むような出題がなされる傾向。まぁ、我々も確実に知識を蓄えているわけですので、昔なら「何だこれは?」と困惑するような解答でも、過去の経験を活かして考えられるようになっているわけです。まぁ、昨年時点でも「アンサー出題」「アンサー解答」と言えるものは数多くありましたけどね。
 代表的なアンサーには以下のようなものがある。
 
(9/22出題)「えかふぇ」
アジア極東経済委員会。74年、アジア太平洋経済社会委員会(ESCAPエスカップ)と改称。
 「えすかっぷ」が過去の出題ワードであり、その前身となる団体が登場。
 
(12/22)「ちょんきな」
狐拳の一種。合の拍子に「ちょんきな、ちょんきな、ちょんちょんきなきな、ちょんがなのはで、ちょちょんがほい」と唱えがなら行うもの。
 今じゃ定番となった「きつねけん」についても、たほいやを始める前だったら「何だこれは?」と首をかしげた可能性がある。「拳で○○の称」という「ちぇえ」に端を発する解答も、今ではおなじみ(楽なので何も思いつかなかった時にサボって書く)。
 アンサーの中でも個人的に思い出深いのがこちら。
 
(11/9)「かえるこ」
鷹の外指の爪の名。
 鷹の中指の爪が「とりからみ」であることが判明したのが2014年。そこから四年越しでもう1つの爪が発見されたのである。
 
1/5)「るすでっぽう」
「夜狙い」に同じ。
 「よねらい」も以前出題された言葉だが、この単語を出した人間はそのことを一切知らなかったというプチ奇跡があった。
 
(4/20)「わりごえ」
旧式珠算で割り算を行う際に唱える呼び声。
 何と四年前に「にしんのいっしん」の正解の中でそのものズバリ「割声」という言葉が登場していたのである。見ているはずなのに気づいてなくて出題されているというのも何とも不思議なものだ。
 
 
 
○出題範囲の拡大
 これは年末に急激に促進された傾向なので記憶に新しい出来事。同音語が並んでいる中から、他の可能性を消しておいて、1つを選んで出題するというもの。過去にもすでにあったパターンなのだが、やはり我々も広辞苑を読み込んでいることの表れだろうか、少しでも多様な出題ができるよう、出題のパターンがどんどん広がってきている。例えば「どう考えても普通の意味がある言葉なんだが同音語があった」という出題。
 
(11/24)「くるま」(not 車)
コートディヴォアールの小説家。「独立の太陽」「金、凌辱、挑発」「アラーの神にもいわれなく」。
 過去にも「きりすてる」などで同様の試みはあったが、ここまで「普通の単語」でやられてしまうと、解答作成も困難を極めた。
 
 この傾向が加速すると、どれだけ同音語があっても事前に説明すれば出題していい、という空気になる。
 
(12/23)「はっか」(not 発火、薄荷、白化、八卦、舶貨、客家)
白色人種が世界に跋扈して、有色人種に加えられるというわざわい。
 同音語が6個あってもちゃんと問題としては成立する。
 
 そしてさらに一歩進んで、「同じ見出し語の第2義以降からの出題」というパターンも登場するに至った。
 
(12/23)「しゃぐま」(第2義を問う出題)
縮れ毛で作った入れ毛。
 
(12/23)「ふるみや」(第2義を問う出題)
年老いて世に捨てられた皇族。
 この傾向が促進されれば、我々はさらなる広辞苑の読み込みを求められることになるだろう。
 
 ちなみに、こうして「見出し語の下位分類」に注目が集まったのは何も出題時だけではなく、解答作成の際にも選択肢として与えられることになった。我々の中では、最初にこれを試みた人間に敬意を表し(?)「にぎりぎんたまパターン」と呼称している。
 
(1/5)「にぎりぎんたま」
銀玉③を握ること。
 この時の解答はもちろんダミーであるが、のちにこれが正解であるパターンも登場するようになった。
 
(5/4)「みみくり」
擬態②に同じ。
 
(12/23)「ぜにのしかけ」
「仕掛け」⑤に同じ。
 
(4/29)「びれー」
(登山用語)確保②に同じ。
 
(11/24)「じっへる」
(登山用語)確保②に同じ。
 特に「びれー」と「じっへる」は意味まで同じだったことに後で気づいて驚いたものである。
 
 
○謎ノルマ
 基本的には「当ててもらう」ことを前提に答えを作成しているはずだが、それすら怪しいことがあるのは自明。独自文化として「これは書かなきゃいけない」という謎命題がある。例えば大体の有名人は、獄死する。そしてわけのわからない言葉が出題されたら、とりあえず逆から読んでみる。この手の「逆読み解答」が正解だった試しはないのだが、みんな単語を転がしているうちにいつのまにか逆さにしたり、アナグラムしたりする。最悪の場合、この逆読みが被ってしまうなんてことも。
 
(3/23)「かたしわ」
4、(鷲と鷹の向きを間違えるように)日本画の禁則に触れること。
6、雀、燕といった小さな鳥を示す語
 このお題から6人中2人が「ワシタカ」に行き着くのはダメだと思う
 
 そして「リ」の音はたぬき、「イ」の音はイノシシ、などという動物変換は毎度おなじみ。しかし、昨年はついに「イノシシ」に正解パターンが登場。
 
(2/9)「ふすい」
寝ているいのしし。
 
(2/28)「いのき」
2、いのししの木。
4、イノシシのきば。
5、猪のいる気配。
 さて、どれが正解だったか……。
 
 たぬきの方は、まぁ、相変わらずである。
 
 
(2/28)「あぐり」
アルビノのたぬき。目撃すると死ぬと言われる。
 
(2/28)「てんぼこり」
処女で満十歳をむかえたたぬき。
 
(5/25)「ざんぶり」
田舎に残った狸。
 
(6/8)「ちょきりこきり」
怪異譚の一。竹やぶを歩いていると、どこからともなくチョンチョンと竹を切る音がするもの。竹切り狸とも。
 
(9/21)「あきじこり」
神無月に出る狐狸の類。秋分を過ぎた獣は特に精力が強いとされる。
 
(11/24)「とりてき」
民間伝承の一種。狸の集落に迷い込む放浪者の小話。全ての狸に感謝を(thank to all 狸)(サンクトアリ)の語が有名。
 
 
○広辞苑強い
 我々がふざけて考えても、時として広辞苑の記述が上をいったり、絶対ふざけているとしか思えないタイミングがままある。これがあるからこそ、たほいやは終わらぬ娯楽になっているとも言える。今年印象的だった例をあげるなら、
 
 
(4/20)「ごひつ」
3、口にくわえた一の筆、左右の手に持った二の筆、肛門に挟んだ一の筆、それに肉棒を加えた五つの筆によってひと時に五枚の絵を描くこと。
5、両手、両足及び口に筆をくわえて文字を書くこと。
 ボケに行ったら大体当たってたっていう。
 
(6/8)「きるなのねからかねのなるき」
1、日本回文協会が最初に認定した回文。浦井良泰作。
2、様々な音を組み合わせて作成された、発声練習のための代表的な文。
3、成り木責めに用いられる呪い言葉の一つ。
4、黄表紙。唐来参和作、喜多川千代女画。金を持ちすぎて苦しむという趣向で、世相・人情を逆説的に描く。
5、「鳶が鷹を生む」の同義回文。
6、回文の一。これを書いた紙を懐に入れれば金運が上がるとして人々に親しまれた。
7、上から読んでも下から読んでも同じ謳い文句。どう読んでも「金の鳴る木」と読めるため、縁起物に書きつけられる。
 こんな言葉も載ってるのかよ、っていう出題時の衝撃。そういえば今年は「長文出題」というのも一つのトレンドになっていたと言えるかもしれませんね。
 
 
○多人数対応のゲーム形式
 上述の通り、試合数こそ減ったものの、1度の試合に集まる人数が多くなり、空間的にも精神的にも負担が大きくなった。そこで、一度トライしたのが「同時進行たほいや」の形式である。全員が出題を先に行い、思いついた解答から提出、書記は出題者が行い、出揃ったところからゲームがスタートする。同時に異なる版の広辞苑が4冊ある空間だからこそ可能な方式である。ただし、時間効率は大きく向上するが、一気に何題もの解答を捻出する負担がとんでもなく大きいということも判明し、このスタイルが定着するには至っていない。その後も、カラオケに出向き、その中で自由に出題、解答する立食パーティーみたいな形式の「カラほいや」が行われるなど、よりカジュアルで親しみやすいたほいやルームの創設が検討され続けている。ちなみに、その際に起こった「えっけほも事件」にも触れておく必要があるだろう。
 
(9/15)「えっけほも」
1、当たるも八卦、当たらぬも八卦」の転訛。
2、(羅)カササギ。
3、「類は友を呼ぶ」に同じ。
4、僧籍にある者を介さずに行う法事。
5、ともに長い時間を過ごしたにもかかわらず、互いの顔も名前も忘れた人同士が、性器を挿入した感触で互いのことを思い出す現象。
6、「めっけ物」に同じ。
7、その気の有無を超越した同性愛。一般的な同性愛よりも尊いとされる。
8、家々を跨いで次々と来訪していく様。
9、北海道に特有の海藻のこと。
 初の「カラほいや」開催時に起こった陰惨な事件。大人数で集まり、このカオスなお題の中から我々は精一杯考えて答えを決めたのだが、実際には、この9つもある解答の中に、「正解が存在しなかった」というありえない事件。あまりに規模が大きくなりすぎて、出題者が正解を書くのを忘れてしまったのだ。「そんなことあるか?!」と思われるかもしれないが、あまりにも数を重ねすぎて、もう我々にもよくわからなくなってきているのである。今後はこんな悲しい事件が起こらないよう、出題には細心の注意を払う必要があるのです。
 
 以上、2018年に起こったたほいや的事件簿を簡単にまとめてみた。時事ネタっていう観点で、私が個人的にお気に入りの単語で前半戦を締めくくろう。
 
 
(1/18)「どうするれん」
日本相撲協会の蔑称。
 

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