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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」 4

 なんでへごの配役がそこやねん。まぁ、多分オープニングタイアップしてるから後にメイン役で出てくるんだろうけども。もし出てこなかったら豪華なゲスト出演だ。

 なんとも時代がかった設定でスタートしたアニメ。確認したらラノベ原作らしいし、そのラノベの刊行も2017年スタートってことでむしろ最新レベルの作品のはずなのに、色々と古臭いというか、懐かしいというか。そうそう、ラノベ粗製乱造期って、こういう作品ばかりで飽き飽きするとか言われてたんだよなぁ。今となっちゃぁ異世界に行かないだけでも新鮮に見えるわ(新鮮には見えません)。なんの説明もなしにメインの男キャラが1人いて(そしてちょっと皮肉屋で情報通の友人がいて)、その周りには属性をそれぞれ分担するヒロインたちが意味もなく配置され、理由もなく主人公に好意を寄せる。その中に妹も混ざっているあたりに安定感があって、ホッとすると同時に虚しくもなる。今の時代にも、こういう作品ってのはきちんと作られ続けているのだなぁ。まぁ、オチ部分から考えると、多分他のヒロイン勢もどこかでおかしな部分を抱えた連中ってことなんだろうけど、残念ながらあんまり伏線っぽいものは見当たらないんだよな。先輩のネタばらしも割と唐突だったし。いや、そこは別に下準備する必要もないからいいんだけどさ(むしろ完全に隠してた方が秘密っぽさが出るという考え方もあるな)。

 そんなわけで「古式ゆかしい」と言ってしまって問題ない設定の作品だと思うのだが、作品全体をどう評したものかは悩んでしまう。なんだろう、全体的にちぐはぐなのだ。映像部分を例にとると、たとえば各ヒロインを中心としたキャラクターデザインについては陰影の処理などでかなりのこだわりが感じられて、「気を使ってるんだろうな」というのはわかる。動画はかなりヘナヘナなのだが、まぁ、そこを求めるような作品でもないので目をつぶろう。しかし、全体を覆うデザイン性というか、構図の取り方みたいなものにクセが強い。なんかパースが変なところも散見される。これが意図的に空間を歪めて引きを強くしているのか、本当に作画スタッフの拙さからきているものなのかが判然としない。数分に1回くらいは「おっ」と思うような構図なんかもあって、テクニカルな匂いはするのだが、やはり全体的に低調なので良さなのかアクなのかが決めがたい。なんとももやっとする作品である。

 監督の名前はどっかで見たことがあるな、と思ったら「あいまいみー」などのショートアニメで監督を重ねていたいまざきいつきだ。当然、そうなると制作スタジオはショートアニメでおなじみのスタジオセブンということになり、今後の作画クオリティの伸びはあまり期待できないだろう。ネタ要素で振り切れて本筋が魅力的に映るようになれば良いのだが……うぅん。女の子が可愛いのか、可愛くないのか、それも決めかねる状態なのよなぁ……。

 キャスト面で何か補強できればという思いはあるが、まだ各ヒロインが強く出てこないので保留。最初に攻めてきたのは新妻・竹達であるが、このキャスト陣だと竹達が「先輩」になるのかと思うとちょっと感慨深い。まぁ、ほたるさんとかもやってたしな。今回の相手はヒロ・シモノなわけだが、この男の存在感というのもいわく言いがたい。なれてくると「はいはい、下野下野」くらいで終わるのだが、最近だと「鬼滅」の善逸みたいな役を聞くとやっぱり無視できない存在感があるし。この作品の現場では、周りを取り囲む女の子相手にどんな先輩として振舞っているんだろうか。

 

 

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