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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あまりにも冷酷、第22話。特殊エンディングは初のはずだが、まさかこんなシーンでの演出になるとは……おっかない。

 あまりにも光と闇を克明に描きすぎるんだよなぁ。今作は序盤〜中盤にかけては「はいはい、お約束お約束」みたいに「成功までのステップ」を順当に刻んでいたので、よく言えば安心して見ていられるもので、悪く言えば捻りがなくて退屈でもあった。しかし、これが終盤に差し掛かって、次に何が起こるかを予想できなくなってきている。「奇跡の7分間」につながるルートは、いったいどこにあるというのだろう。

 キャロチューの方は、そりゃぁ順調である。間にキャロルのバースデイイベントなども挟みつつ、クリスタルとの関係性も良好、念願のマーズグラミーのステージパフォーマンスもこれ以上ないくらいの大成功をおさめた。まだ2人の出会いから1年経ってないというのは驚きだが、この「絵に描いたような」サクセスストーリーは、今や頂点を極めようとしている。そして、この「成功までの道筋」がなんとなく説得力のあるデザインになっているのが本当に不思議なところでね。今回もBGMを流しながら「いかにしてキャロチューがクリスタルとの共演までこぎつけたか」がなんとなく描かれているのだが、その1シーン1シーンが、ちょっとキュンとするようなカットで接続されていくんだ。例えばソファでだらしなく寝そべるチューとか、髪を下ろした状態で部屋をうろうろしてるキャロルとか。そうしたシーンが見られると、「二人はいつも通りに頑張っていたんだろうなぁ」と、よく知りもしない2人の日常に思いを馳せることができる。今作の秀逸な部分って、こうして必要と思われる行程もざっくり刻んで、「サクセスに至るまでの過程」を視聴者に自由に想像させるところにあるのかもしれない。

 そうして「うまくいった出来事」が想起されるのはこちらとしても嬉しい話なのだが、翻って容赦無く叩き落とされたアンジェラの方。こちらは、先週時点で何故か薬漬けになっている描写があり、今回いよいよママの死を持ってどん底を迎える。ママだって死に際に良いこと言ってるはずだし、アンジェラは「ママの遺志を継ぐ」という決意を新たにし、必死にステージに立つという主人公然とした活躍を見せている。本当は格好いいはずのシーンなのだ。それなのに、むしろ悲壮さや絶望感しか漂ってこない演出にしてあるのは、あえてキャロチューとの差を出すためなのか、それともここからのアンジェラ大復活劇を演出するための伏線なのか。もう風呂敷を畳んでいるはずの頃合いでまだまだこうして爆弾を投げ込んでくるあたり、先の展開が読めずにやきもきしてしまうのである。もう大団円で幕が降りてきそうなキャロチューサイドにしたって、チューの兄貴や母ちゃんをめぐる地雷がまだ設置の真っ最中だし……いったいどうなってしまうというのだろうか。

 なんでこんなに「どうなっちゃうの!?」と身構えているかというと、こうして中盤以降のシナリオを追った時、「結局、なんでアーティガンが一回没落したんだ?」っていう意味がよくわからないからである。秒で復活しやがったが、もしかしてあれって単にアーティガンとキャロチューの仲直りイベントっていうだけだったんだろうか??

 

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