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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<アーティファクト・土地>

 

Blade of the Bloodchief 血の長の刃 (1) R

アーティファクト・装備品

クリーチャーが場から墓地に置かれるたび、装備されているクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。そのクリーチャーが吸血鬼である場合、代わりに+1/+1カウンターを2つ置く。

装備・(1)

 「サディスト的喜び(TMP)」の装備品。似たような装備品に「バンシーの刃(MRD)」もあるが、あちらは装備品自体が強くなっていくのに対し、こちらはあくまで握っているクリーチャー自身が強化される。墓地に行く理由は詮索しないために、軽いコストを活かして適当な場所で適当に張っておけば、勝手にクリーチャーが膨れあがってくれるのはなかなか便利。1マナのカードとしてはそれなりの効果だろう。フル活用するためには自軍で大量のクリーチャーを展開するタイプが向いているが、そこまでしても単体強化が行われるだけなので、むしろ普通のビートデッキにアクセントとして仕込むくらいでいいだろう。装備しているクリーチャーを戦闘に巻き込みたくないという心理が働いてしまうが、そのあたりの折り合いはコンバットトリックなどで自己解決するしかない。そして、名前からして黒の装備品であるらしいことが分かるが、吸血鬼が握ると血の契約によって効果が2倍。吸血鬼デッキは今のところ1マナの有効なカードは特にないので(「脅迫」かな)、これを活用できる可能性は充分にある。っていうか、本当に吸血鬼デッキが来そうな気がしてきた。

 

Carnage Altar 殺戮の祭壇 (2) U

アーティファクト

(3)、クリーチャーを1体生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

 コスト設定が変更された「ファイレクシアの蔵(10ED)」。キャスティングコストが軽くなり、起動コストが1マナ重たくなった代わりにタップの必要がなくなった。起動コストが上がったので結局何度も起動できるといううま味は薄くなっているが、全体除去からのリカバリーなど、同時多発起動の選択肢があるのは一応プラスか。「ゴブリンの突撃」などのトークンジェネレーターと組み合わせることで、安定してドローを提供してくれることになる。また、「吸血鬼の貴族」と並んで、今現在は貴重になった自発的クリーチャーサクり手段としても機能する。起動コストは重すぎるが、最近すっかり仕事がなさそうな「サルカン・ヴォル」などに今一度声をかけてみるのもいいだろう。



Eldrazi Monument エルドラージの碑 (5) M

アーティファクト

あなたのコントロールするクリーチャーは、+1/+1の修正を受けるとともに飛行を持ち、破壊されない。

あなたのアップキープの開始時にクリーチャーを1体生け贄に捧げる。それが出来ない場合、〜を生け贄に捧げる。

 「アクローマの記念碑」の流れを組む、無敵化アーティファクト。+1/+1飛行にダークスティールと、クリーチャーの攻守にわたる問答無用の強化は完璧。相変わらず「流刑への道」には弱いが、そんな心配はしても仕方ない。置ければクリーチャーは無敵、そう考えてしまって問題無いだろう。その代償としてアップキープにクリーチャーが減っていくがこれは「ゴブリンの突撃」のようなカードでカバーすれば問題無い。問題があるなら使わなければいいだけの話だ。あとは、目減りするクリーチャーと、これから受けられる恩恵のどちらが大きいかを秤にかけるだけ。見たところ五分五分なので、リミテッドではトークンでも並べない限りは決め技のタイミング以外でプレイするのはちょっと怖いかもしれない。ただまぁ、このカードの最大の懸念は、単にこいつが壊されるんじゃないか、ってことなんだけどね。アタックにレスポンスで壊されたりすると目も当てられない。

 

Eternity Preserver 永遠の器 (6) M

アーティファクト

〜が戦場に出たとき、その上にX個の蓄積カウンターを置く。Xは、あなたのライフの量である。

上陸-あなたのコントロールの下で土地が戦場に出るたび、あなたはあなたのライフが〜の上の蓄積カウンターの数に等しくなることを選んでも良い。

 殴っても殴ってもライフが減らないミラクル神話。仮にライフが20点の時点でプレイできれば、あとは残りライフが1になっても土地1枚でリセット終了。ビートデッキ相手ならば鬼のような働きをみせる。まぁ、ビートデッキならば6マナのアーティファクトが置かれるまでライフを残しておくようなヘマはしないだろうが。とにかく書いてあることはすさまじいので、リミテッドでも人間関係を悪くするのにうってつけ。個人的には「血なまぐさい結合」とのコンボがお勧めだ。5マナのエンチャントと6マナアーティファクトのコンボか……Let’s 「蔵の開放」。

 

Akoum Refuge アクームの隠れ家 (黒赤)  U

Graypelt Refuge 灰色革の隠れ家 (緑白)

Jwar Isle Refuge ジュワー島の隠れ家 (青黒)  

Kazandu Refuge カザンドゥの隠れ家 (赤緑)

Sejiri Refuge セジーリの隠れ家 (白青)

土地

〜はタップ状態で戦場に出る。

〜が戦場に出たとき、あなたは1点のライフを得る。

(T):あなたのマナ・プールに(B)(R)を加える。

 一部情報のみが公開され、様々な憶測と期待を呼んだ新手の2色アンコ土地。どう頑張ってもレアのフェッチは値段が高騰するのは目に見えていたため、こちらの性能がいいことを期待されたのだが……まぁ、これがレアリティの差ってヤツだ。前の環境では同じアンコでももう一色出てた気もするが……まぁ、これが環境の差ってヤツだ。人生色々あきらめが肝心。一応インベイジョンの2色土地の上位互換だぞ! ……黒にライフゲインしたら打たれる罠があったので、上位互換かどうかすら危ういけどな。とりあえず、次の環境で使える2色土地はM10土地とこれ。3色タップインがいらないデッキなら、入れておいて損はないはず。これが弱いって言われる時代ってのは、ひょっとしたら間違ってるのかもしれない。でも、なんかヤだ。

 

Arid Mesa 乾燥大地  (白赤) R

Marsh Flat 湿地の干潟   (白黒)

Misty Rainforest 霧深い雨林  (緑青)

Scalding Tarn 沸騰する小湖 (青赤)

土地

(T)、1点のライフを支払う:あなたのライブラリから山カードか平地カード1枚を探し、それを戦場に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 ついに出た、対抗色のフェッチランド。とりあえず下の環境に多大な影響を与えること、アラーラで誕生した多色カードたちがまだ何とか生き延びられること、そしてお値段が遠慮無く高騰することは未来世界の確定事項である。もちろん「反射池」や各種Vividランドの抜けた穴を埋められるほどの量ではないのだが、基本土地をサーチするという性質は、「呪詛術士」をナチュラルに対策するほか、新ギミックである上陸とのシナジー形成、M10で登場した2色土地との親和性の高さなど、メリットがてんこ盛りである。3色以上のデッキを組むならば、とりあえず財布が悲鳴を上げても全てそろえるのが必須業務となるだろう。「最高値のカードが土地のエキスパンションは駄目」という言葉をどこかで聞いたことがあるが、願わくは、このカードたちが最高値の世界になりませんように。

 

Crypt of Agadeem アガディームの墓所 R

土地

〜はタップ状態で戦場に出る。

(T):あなたのマナ・プールに(B)を加える。

(2)(T):あなたの墓地にある黒のクリーチャー・カード1枚につき、あなたのマナ・プールに(B)を加える。

 生まれ変わった「陰謀団の貴重品室」。「貴重品室」は黒の時代だったトーメントでは「ナントゥーコの影」「ラクァタスのチャンピオン」などの支援をするために大活躍したカードであるが、今回はどうだろう。まず、タップで登場し、素で黒マナが出せるようになった。元々「貴重品室」は序盤には役に立たない土地だったので、タップインとはいえ通常業務が行えるようになったのはそれなりにありがたい。しかし、いざと言うときの爆発力は先輩の足元にも及ばない。「貴重品室」は沼の数を参照したので黒単では確実に実力を発揮できたが、このカードの場合、参照するのは「墓地の」「黒の」「クリーチャー」と大きな縛りを持つ対象である。クリーチャーを貯めるのは黒の十八番とはいえ、この土地から有効な数のマナが出るようになるのは墓地に4体以上が揃った時。この条件は「定員過剰の墓地」と同じ条件だが、あのカードはほとんど機能していなかったのだ。何か特別な仕掛けを施さない限り、このカードを有効利用するのはまず無理だろう。かゆいところに手が届かない感じのもどかしいかみ合わなさ。こういうカードをキラーカードに変えるのが、デッキ構築の腕ってやつですかね。

 

Emeria, the Sky Ruin 空の遺跡、エメリア R

土地

〜はタップ状態で場に出る。

あなたのアップキープの開始時に、あなたが7枚以上の平地をコントロールしていたとき、対象の、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を戦場に戻してもよい。

(T):あなたのマナ・プールに(W)を加える。

 単色熱烈推奨サイクルの白。7枚以上となると赤の場合よりもさらに1枚余分に必要になり、面倒くささと後手後手感は増している。しかし、それは効果を考えれば致し方ないことだろう。何しろ土地のくせに「黎明をもたらすもの、レイヤ」なのだ。どんなデッキでも、発動してしまえば負ける道理はない。まぁ、完全にコントロールデッキになるので、クリーチャー選択はなかなか難しいけど。一昔前なら「砂の殉教者」だったのかな。真っ先に高速で土地を並べてこいつと「イーオスの騎士長」で煙幕を張ってしまうデッキを思いついたのだが、もう少し前向きにならないもんですかね。

 

Oran-Rief, the Vastwood 巨森、オラン=リーフ R

土地

〜はタップ状態で戦場に出る。

(T):あなたのマナ・プールに(G)を加える。

(T):このターン戦場に出た緑の各クリーチャーに、+1/+1カウンターを1つ置く。

 緑のレア土地は、「進化の中心、ノヴィジェン」。あちらはアンコモンだったがこちらはレアなので、様々な点がバージョンアップしている。補強するクリーチャーに制限が加えられたが、起動にマナが必要無く、さらに普通に緑マナも出せるのだから、土地として機能させつつついでにやる効果としてはやり過ぎの感もある。全ての緑クリーチャーは1マナ追加でサイズアップを果たせるし、まとめてクリーチャーが出るカード、例えば「夜の群れの雄叫び」なんかを使うとすごいことに。白土地や赤土地のように派手でデッキの根幹を成すカードではないが、「ペンデルヘイヴン」同様、とりあえず入れておくだけで戦術に幅が出来るナイスカードだ。

 

Valakut,the Molten Pinnacle 溶鉄の尖鋒、ヴァラクート R 

土地

〜はタップ状態で戦場に出る。

山があなたのコントロールの下で戦場に出るたび、あなたが他の山を5つ以上コントロールしていたなら、〜は対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に3点のダメージを与える。

(T):あなたのマナ・プールに(R)を加える。

 シャドウムーア、アラーラと続いた多色環境に終わりを告げる、単色の申し子のような土地カード。何しろこれを有効利用しようとしたら、これプラス山6枚が必要なわけで、同時にデュアルランドでも収録してもらわない限りは単色限定のカードであることが確定なのだ。「他所のフラスコ」が落ちてしまうので、これを2色以上のデッキでごまかして使う手段は今のところ存在しない。で、うまいこと単色デッキが組めた場合、7枚目以降の土地が「稲妻」になる。しかもこの「稲妻」は貴重な無色ダメージソースであり、コストも一切かからない。素晴らしい効果なのは間違いないのだが……赤単のデッキが7枚目の土地を置くチャンスというのは、果たして存在するものだろうか。「流刑への道」のおかげで少しは基本土地を並べやすくなってるはいるけどさぁ。そして、この土地を活用したい場合、デッキに4枚入れたくなるはずなのに、これを置いた場合には発動が遅れるという難点もある。せめて土地タイプ「山」を持っていてくれれば……

 

Teetering Peaks ぐらつく峰 C

土地

〜はタップ状態で戦場に出る。

〜が戦場に出たとき、対象のクリーチャー1体はターン終了時まで+2/+0の修正を受ける。

(T):あなたのマナ・プールに(R)を加える。

 これは……なんだろう。よく分からないプチボーナス付きの山。場に出たときにちょいとサービスしてくれるけど、そのあとは一切何もしない、ただの山。もちろん、「呪詛術士」でダメージを喰らうのは避けられない。んー、流石にデメリットがでかすぎる気がするけどな。特に赤はその性質上、タップインランドはあまり数を投入できないし。まぁ、単色でデメリットが気にならない程度の仕上がりになったら、おまけ程度に入れておくと想定外のところで活躍してくれるかもしれない。ドラフトなら「呪詛術士」も出てこないのでそこそこか。どうせなら「狂気盲いの山」みたいに「山」タイプは持っててほしかったけどなぁ。

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