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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「迷宮ブラックカンパニー」 5→5

 なかなかにファニーな作品であった。自信家こにたんのキャラ、毎回迷いがなくて本当に強い(カミナとか、ケモナーマスクとか)。

 スタート時は「異世界転生やんけ、なろう文化の一端末か?」と思っていたのだが、もともとこれはなろう作品ではなく、きちんと差別化が図れている作品だったと思う。イメージとしては「戦闘員、派遣します」と同じくらいに差別化は図れている。こちらの作品はタイトル通りに「ブラック企業」というのが常に根底にあり、それをベースにネタを回していくので依って立つところがある。単なるチート主人公ではなく、単なる「強欲資本主義のし上がり男」なので、(多少無茶なところはあるだろうが)暴れまわるシーンでも一応の説得力は持つように出来ているのだ。あとはまぁ、どれくらい「ブラック企業ネタ」を笑い飛ばせるかって話でね。私の場合はそもそも企業勤めすらしていないので身につまされるような部分は何一つないのだが、その分ストレスもかからないので単なる「よく聞くネタ」くらいの扱いで処理出来た気がする。

 その上で、割とお話の起承転結をガン無視したような無茶苦茶なこともやってくれていて、途中で未来に飛んだ時は「何が起こってんねんこれ」と困惑したものである。多分、型にはまったなろう作品ではこの破天荒な展開はなかなか描けないんじゃなかろうか。最終的にキンジが勝ち組になるところまではお話は見えているわけだが(まぁ、こち亀みたいなオチもありそうだが)、最序盤で感じた「流石にこの企業をどうにかするのは無理じゃね?」という規模の違いをいつの間にやらひっくり返すほどの大騒動を起こしてくれたのはお見事である。決して好きなキャラにはならないだろうが、なかなか憎めない主人公であった。

 あとはまぁ、ヒロイン勢が可愛ければなんとかなるっていうやつですよ。個人的にはライザッハの上役のねーちゃんを応援したかったんだけどねぇ(中の人補正)。でもまぁ、ドラゴン2匹とかポンコツ騎士とか、ミラクルボクっ娘とかが可愛かったのでそれはそれでいいんじゃないでしょうか。今季のM・A・Oはこれと「現実主義勇者」とこれの2作品で異世界活躍をしていたのだが、片方が変な顛末で加わった味方、片方が一応敵サイドだったので「こいつ、もしかして裏切らねぇかな……」みたいな妙な不安感があったわ。世界中のM・A・Oが「ラスダン」みたいなキャラに収束する未来。もしくは「ラストピリオド」。

 

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