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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 和菓子屋なのかペンギン屋なのか……第14話。いや、ペンギン屋ってなんやねん。

 風花の参戦により、全ての歯車がうまい具合にはまって回り出した。まだまだくくる周りは風当たりの強い部分もあるが、それでも少しずつ仕事の意義を見出して前に進めるようになっているのだから大きなプラス。今作の重要なポイントとして、基本的に悪人がいないっていうのはやっぱり大きな要素だろう。一応、現状では南風原が一番「敵役」ポジションではあるのだが、彼女の場合も「水族館の仕事は尊いものだし、楽しいと思ってるよ」という根っこの部分がくくるとは共通している。ティンガーラにも、水族館を憎んでいたり、拝金主義で生き物のことを何も考えてなかったりなんて奴はいないのである。まぁ、いまだに「がまがま派閥」という部分を警戒する向きはあるが……そこはしょうがないね。どっちかっていうと身内意識の強いがまがまサイドが態度を改めるべき部分だとは思うし。

 そして風花が増えたから単に人数が増えたというだけではない。しばらく会わなかった間に、風花はしっかり1人で努力して水族館のスタッフとして強くなっていた。下手したらぼんやりとコネ入社して文句たらたらだったくくるなんかよりも何倍適性があるのかも。まぁ、もともと彼女はアイドル業でしばらく身を立てていた人間。社会人としての素養の強さはあるし、自分の目指すもののために努力できる芯の強さ持ち合わせていたのだ。それが「くくると一緒に働きたい」という明確な動機を持ち、あの時終わった「アイドルの夢」の次のステップを刻むために、誰よりも頑張ったということなのだろう。潜水士の資格が役にたつかどうかは分からないが……もしかしたら水槽内での業務とかに携わることができるようになるんでしょうかね。もう、マジでくくるより有能。ペンギンテストを一発クリアできるくらいのやる気と才気に満ちており、多分南風原さんも「この新人、使えるッ」って考えを改めてくれたんじゃなかろうか。くくるが最初に配属先で壁にぶち当たったのと対照的に、風花の場合は配属先に東山奈央ボイスの先輩がいるんだもんな。恵まれてはいるけどな。

 そして、今作の一番嬉しいところは、こうして丁寧にペンギンの姿を描いてくれることである。多分、史上もっともリアルペンギンを丹念に描いたアニメなんじゃなかろうか。可愛いよねぇ。そりゃ和菓子で統一した名前もつけたくなるねぇ。……覚えようとした時にややこしすぎるのはどう考えてもトラップじゃねぇかな。

 ファーストペンギンとセカンドペンギンが重なり合い、ようやく泳ぎ出せたティンガーラでの一幕。ここで2人がルームシェアとかせずに「お隣さん」なのがまた心憎い。この距離感は……なんかこう……イイネ!

 

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