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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 アンデッドのお着替えシーンで精通するアニメ……第3話。まぁ、周りに異性どころか人類も一切存在してない環境なら、身内(?)でもなんでもいいから、女性っぽい存在を相手に性的情動を覚えるしかないからね。

 なんというか……「ちゃんとした」アニメになっとる。もっと他にいい表現があるのかもしれないけど自分の中で一番腑に落ちるのは「ちゃんとした」っていう表現。なろうアニメというだけで色眼鏡を二重三重にかけて見てしまいがちだが、こうしてゆっくりと設定を展開しつつ世界が描かれていけば、道具立てがどうあれ「ちゃんとしてるなぁ」という納得感につながっていくのである。アニメのテンポにあまり焦りが感じられないというのはありがたいところで、主人公・ウィルの生い立ちとその生育環境について、ここまでちゃんと情が生まれるレベルで描かれている。2話目までで「なんでこんなことになってるんだろう?」という興味を引っ張り、3話目でようやく世界の片鱗が見えてきて、「なるほどね、だから最果てなのか」と世界の広がりを予感させている。今後の物語はウェルの成長譚として描かれ続けるだろうが、ここまでのお話を追うことで、きちんとブラッドたちの凄絶な戦いの様子も伝わってくる。なろう的な安易な道具立てで説明をサボろうという気配がないのである。まぁ、マリーを覗きに行っちゃうノリなんてのはエロに気を回している手癖に見えなくもないが、これだって「人間がいない土地で育った少年だけど、ちゃんと『性徴』があるんだよ」というサポートといえなくもない。そりゃエロ本も何も無い環境下で健全な男子を育てなきゃ、ってブラッドだって色々考えた結果なんだろうよ。いや、興奮できるかどうかは知らんが。

 魔王の設定とかはまだよく分からない部分も多いが、おそらく来週あたりで家族との別れのシーンがやってくることだろう。そこからまた新たなステージでのウィルの「成長」が描かれることになるはずだ。外に出ちゃうと結局安易なラノベ的展開に着地してしまう可能性はあるんだけどね。なんだろ、それこそ「不滅のあなたへ」みたいな、「設定の準備時点でそれなりの量のドラマがあったからそこから先が多少安易な少年漫画でもよかろう」って免罪符が効力を持ちそう。

 

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