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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」 4→3

 ないよォ、興味ないよォ!(画像略) 今期は農民とビーストテイマーがなろう界隈の二大巨頭ということになりました。互角の競り合いを繰り広げていたが……映像部分のショボさは農民に軍配が上がるが、シナリオの痛々しさという尺度だとこちらがさらに上手。いや、下手。「じょうず」「へた」でも「かみて」「しもて」でもなく「うわて」の対義語はなんて読むんだろう(正解は「したて」だそうです)。

 そうなんだよ、映像部分は割と減点要素が少ない作品ではあるんだよ。特に重要なのは女の子がどれだけ可愛く描けているかという部分で、1枚絵で見れば今作のモンスター娘っ子どもは割と可愛い。趣味丸出しのケモ要素多めだが、まぁ、タイトルにそう書いてあるんじゃしょうがないだろう。女の子が可愛く描けているハーレムものならそこまで点は下がらないんじゃないかとも思えるわけだが……それを埋めてあまりあるくらいに筋立ての痛々しさがキツい。ワシが一番苦手としているなろう要素じゃ。

 私がダメな要素1、主人公が本当に自分の実力について余計なまでに謙遜しすぎて気持ち悪い。いわゆる「俺なんかやっちゃいました」系主人公なのだが、そこに妬み嫉みや嫌がらせしたいという悪い感情がなく、純粋にヒロイン勢のために自分の冒険を頑張ろうとしたらたまたまた「やっちゃいました」という流れ。もう、それならちゃんと身の丈に合った活動をしてくれるかな? そこで遠慮するのは謙虚とかじゃなく、単なる客観視できてないバカだぞ? そんな情けない主人公をひたすら周りのヒロインがヨイショするというデザインも存分にキツく、女の子がいなければ自己肯定もできない主人公が気持ち悪い。

 私がダメな要素2、ザマァされる勇者パーティが本当にイタい。「悪い奴」として描くのはまぁしょうがない。というか、突き抜けた悪役として描いた方が構図が分かりやすくなるのでまっすぐなシナリオにしたいなら正解とも言える。でも、ほんとに「単なる性格が悪いだけのクズ」を勇者にしてしまうと、「じゃ、なんでお前そんな奴んところで働いてたんだよ……」という疑問がついて回るのでずっと気持ち悪いまま。勇者というポジションについてもあれこれ説明はあったみたいだが(例によってろくに聞いてないけど)、もし本当に勇者が絶対であり、この世界に不可欠な存在であるとするなら、離反してハーレム経営してる主人公は世界よりも自分を優先したダメな奴ということになってしまう。勇者がそこまで御大層な身分じゃないとするなら、やっぱり単なるバカである。勇者目線で散々「普通のビーストテイマーとの差」を見せつける展開になっているわけだが、重ねれば重ねるほどに痛さが増すし、重ねないと理解できない勇者チームの無能さが浮き彫りになる。最終的に単なる野盗にまで落ちぶれてるし……そこまで他者を貶めないと持ち上げられない主人公って……。

 今後のなろう、こういう方向性が先鋭化してくるとますますキツくなる。なんとか私のメンタルに優しい方向に進化していてほしいものである。

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