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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「ホリミヤ -piece-」 ―→6

 なんかねぇ、しっぽりしちゃう話が多かったわね。ラブコメの「もうゴールした後の諸々」を見るというのはあんまりなかった経験だけど、これはこれで良いものだ。

 「1期でメインストーリーは片付いてるから2期目で合間のエピソードを埋めます」というよく分からない構造。偶然にも直近の「王様ランキング」と同じことをやっているわけだが、あちらは「あの壮大な冒険譚の合間にはこんなお話も」という「大小」のギャップがあったので別物と捉えられたわけだが、今作の場合はそもそもの筋が日常ものなわけで、「日常アニメから漏れ出たさらなる日常」なんてものを出されても反応のしようがない……。

 と思っていたのだが、視聴してるうちに「これはこれで美味しい」と思えるようになってしまった。前提条件として原作(アニメ1期)が嫌いじゃない必要があるが、1期をそれなりに楽しんだ人なら、メインとなる堀と宮村、そしてそれ以外のクセつよなサブキャラのあれこれを見てるだけでもなんとなく楽しい。特に今期はクズみたいなツダケン先生の出番が多く、割とあけすけに、男子高校生の青春(性春)にも迫ってくれたり、それを女性サイドから逆に切り返してみたり、ありえないはずのキャラ設定なのに「なんか、高校生の恋愛だったらこれくらいはありそう」みたいな変な近しさがあった。よくもまぁ、1クール分ものネタが残ってたもんだとは思うが……逆に考えると、これだけ削ぎ落としてまとまりよく構成してた1期もすごくない?

 そして、「サブキャラのあれこれ」だけで終わってしまうと本当にアペンドみたいな印象になるのでどうしても「おまけ感」が付きまとうが、今作の良いところは「くっついちゃってることは前提として、そこからさらにメインカップルのイチャイチャも容赦無く掘り下げる」という姿勢。特に今期は堀さんの暴走シーンが多く、「普通に可愛いヒロインだと思ってたけど、こいつ相当めんどくさい女だな……」という情景が各所で繰り広げられ、「でもまぁ、宮村が負けじと厄介なやつだから別にいいか……」という納得につながる。破れ鍋に綴じ蓋の例えじゃないが、やっぱりこのカップルはこれでいいんだろうな。とんでもない堀家のご両親の愛情に見守られつつ、末長くお幸せにしていただきたい。

 他にもこういうアペンドアニメが作れる既存の作品ってありそうだけどねぇ。制作側がそうした「二重創作」を前提に1期を作るわけもないし、実現は難しいかな。そういう意味じゃ、ほんとレアな作品でした。

 

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