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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「一握砂子」は流石に笑った、第8話。 盛岡出張のエピソードで現地の岩手県女性のCVでちゃんと桑島法子を採用しており、彼女の口から岩手のPRをしていたことがたいそう評価できると思いました。 あ、私からは以上です。私が伝えなきゃいけない全てです。 「何でこのアニメは切ってねぇんだよ」と問われたら、「観ても別にストレスにならないから」ですね。「ちゃんと観なくてもいい」って分かってるアニメって、逆に気楽に接することもできるんですよ。面白いかどうかは別にしてね。そして観てたらこういう出会いもあるわけでね。 めでたしめでたし。 PR
聖地巡礼を続けるスカーレットさん御一行。こないだ「サーニャは何故か能力が使えなくなっている」という話が出てたので「いざ聖地の結界に辿り着いたとして、どうやって聖女業務を果たすんだろう?」とは思っていたのだが、なんとそこにトリックが1つ用意されていたという。いつからか聖女は2人1組で活動するデュオシステムになっており、サーニャが動けなくなった今でも、隠されしもう1人の聖女(というかこっちが本体)のスカーレットがつつがなく任務を果たすことができた。まぁ、使ってるのはいつもの時間逆行魔法なので、納得と言えば納得なのだが(結局、刻の神の魔法が便利すぎるというだけの話)。 ただ、このトリックが明かされて一番不憫だったのはお兄様である。レオさん、流石にそのポジションだったら妹の真実くらい教えてもらってもよかったのに……どーせ今回明かしちゃったんだし、何故この歳になるまで秘密だったんだろう。今年になってからジュリアスとスカーレットが急接近しちゃったもんで「てってれ〜」くらいの気分でカミングアウトしたのかもしれない。いやまぁ、サーニャの窮状が直近からだから明かさざるを得なかったってことなんだろうけど。こんな事態でもなければ引き続き蚊帳の外だったかと思うと、やっぱレオさん不憫。 そして、秘密の話と言うてる割には浄化の儀は結構大々的に行われている。それこそ、スパイが見ている目の前で「こっちも聖女だよ」ということを明かしてしまっていたわけだが、まぁ、どーせ敵軍も「聖女」がボスだし、細かい情報は全部神ネットワークで知らされてるから隠し立てする意味もないのだろう。敵側も同じようなことを思ったか思わないでか、次の目的地に到着するや否や、お久しぶりのテレネッツァさんが直々に出陣してきた。どう考えても後方支援の謀略型の彼女のこと、もうちょい姿をくらませているかと思ったが、割とあっさりその正体を表した。 一応それなりにスカーレット対策は施してたので自信はあったのだろうが……「魔法封じ→魔法封じ封じ」、「集団でボコる→一騎当千」「スパイを送り込んで人質をとる→なんとか人質交換まで持ち込んだ」ということで今回は痛み分け。いや、せっかくサーニャの身柄は押さえたんだし、あそこでもうちょい粘ればもう少しテレネッツァ有利な盤面は作れたと思うんだけど、スパイの細目が無茶しなかったせいだわな。ただ、あの細目はほんとに単なるスパイなんですかね。先週出てきたあたりで「こいつがスパイ……いや、流石にそんなシンプルではないか? なんかそこまで悪くないよ的な描写もあるが……」とちょっと迷ってたんだけど、今週だけ見る限りではふつーにスパイだな。どうなんでしょうね。 テレネッツァがカードを1枚切った形でスカーレットは一時的に無力化されたが、見返りに「サーニャの能力が相手側に渡っている」ことが判明。戦況としてはイーブンか、情報戦でスカーレット側がやや不利くらいの盤面だったようだが、そこにあっさりと福山潤ボイスの神様・クロノアが介入。「あっちも神が好き勝手してるからさぁ、こっちも特に理由なくパワーアップイベントやっておくね」というなろうらしい雑な展開。このくらいでも許されそうな雰囲気を持っているスカーレットの理不尽さはなかなかズルい。でもまぁ、設定だけ聞いてるとほんとに「異世界転生者」の主人公的ポジションがテレネッツァで、まさに「悪役令嬢」スカーレットを打倒しようとしている反転構図はそれなりに面白くはある。多分テレネッツァさんの前世の人も、典型的な異世界転生で女神に力を与えられて、「我こそは主人公!」ってんでテンション上がってるだろうしね。やっぱくまちゃんボイスの性悪女っていう設定が新鮮でいいわぁ。 ……ところで、ちょっとだけ出てきた日笠なんやってん。加隈VS瀬戸の間に日笠が挟まって瞬殺される図、意味わからん。 11月23日 ドラフト模様(TLA×3) ピック順 【Thraxi】→【Metallica】→【Sangriter】→【Mei】→【Koba】→【Alessi】→
信じられるかい? ドラフト通信だぜ!? なんてこった! 「アニメと声優とMagicと」を謳うこのブログからMagicに関する記事が消えて久しい。ドラフト環境は潰えてしまったし、真木孝一郎ですらハンドブックの執筆を断念するほどの新セット連打環境では私などがレビューを書けるはずもなく。残念ながらこのブログの「Magic関連の記事」は終わりを告げた。ちなみに我々は現在も個々人でそれなりにMagicは続けており、私は最低1日1回くらいのペースでアリーナにログインしては日々ドラフトに興じているし、そこまでのペースでなくてもアリーナに触れてる連中はちょこちょこ。熱心に構築環境に挑んでる者も1名いるらしい。ただ、それでもやはりある程度は距離を置かざるを得ず、かつては「死ぬまでプレイし続けるだろう」と思っていたMagicもずいぶん遠くに行ってしまった。 しかし! この度ちょっとした機会に恵まれ、久しぶりに対面ドラフトが実現することとなったのだ! 振り返れば前回の対面ドラフトは(記録として残せなかったが)私が企画したドラフト合宿の時、2024年の2月なので約2年ぶり。ドラフト通信に至っては、最後に執筆されたのは2021年の年末だったので実に4年ぶり!! 当時は「真紅の契り」というイニストラード環境だったようですね。……もう何一つ覚えてないが……。 そんな久しぶりのリアルドラフト。アリーナに毒されてしまったせいで紙のドラフトにはずいぶんと戸惑ったものだが、やはり無機質な電子の世界では味わえない多幸感がある。2年経とうが4年経とうが、やはりMagicは楽しかった。願わくは、このような機会がこれからも訪れてほしいものである。 残念ながら機会を作って集まったとはいってもなかなか予定をすり合わせるのが大変だった状況。「中川の親父さんのように」とまではいかないが、時間に制限があり、さらに慣れない新環境だったこともあってフルで遊ぶことは叶わなかった。ピック後にできた試合は3試合まで。そのため順位をつけることもできず、「ドラフト通信」とはいうが特に順位は表示せずに各々の記録のみをちょいとつけるにとどまるものである。申し訳ないが私が対戦しなかったデッキに至っては、そんな記録すら残せないことはご容赦願いたい。 ちなみに全体的な印象としては、ピックはみんなして悶絶しながらやってたので面白かったかどうかは分からんが、試合に関してはそれぞれのギミックがいい具合に効いていて、分からないなりに楽しいゲームが多かった印象。現在のWizard社の運営姿勢については賛否あるとは思うが、リミテッドのゲームデザインについては確実にこなれてきて大外ししない製品がほとんどである。個人的には(アリーナのBO1しかプレイしないけど)ここ最近のセットのリミテで大きな不満を持ったものはない。おそらくセットとして一番微妙なのは霊気走破だったと思うのだが、構築環境へのインパクトはさておき、リミテは普通に機能してたしね。
なお、通常ピック表に関しては優勝者を先頭に持ってくるようにしていたが、今回は順位が無いため、便宜上私が先頭になっている。以下の詳細についても、私からピックの席順に記載していくのでご容赦願いたい。
まさかのギャグ(?)回!? 第7話! いや、でも今作の目的を考えるなら今回みたいなフォーマットの方が正しい姿な気もするな……。 ついに人狼ゲームらしいことが(正面からは)行われない初の回となったが、ユーリたちの目的である「人類の智を集める」ためにはとても正しい姿のエピソード。こうして卓を囲まずにナチュラルなコミュニケーションからグノーシアを見つけられるならそれに越したことはない。というか、普段からこうしておけばわざわざ物々しい会議なんかせんでもいい気がする。 今回は一気に3人もの新キャラが加入し、これでようやく公式ページで紹介されているキャラクターが出揃った。ユーリも含めて15人。ここからランダムに参加者を選出することによって卓にバリエーションを与えるデザインということだろうか。ざっくり確認していくと、前回ラストに登場したインパクト抜群のイルカ少女がオトメ。「CV花澤香菜ってなんか魚っぽいイメージでもあるんか?」とどこぞの子ザメのことを思い出しながら考えたりもするが(イルカは哺乳類だ、などというツッコミは受け付けません)、まぁ、あらゆる企みを度外視した「徹底したピュアキャラ」というスタンスは人狼ゲームにおいてはなかなか特殊な武器。これ、回を重ねたら当然オトメがグノーシアのパターンも発生するわけで、そういう時に彼女がどんな顔を見せてくれるのかは気になるところだ。 続いて、今回登場した3キャラの中では一番印象が薄いレムナン。前回登場したククルシカに続いて「言語によるコミュニケーションが苦手」なおよそ人狼向きじゃないキャラクターだが、謎のテーブルゲームを見た時のオタクの早口なんかを見てると、状況がハマれば何かしらの才能を発揮するタイプなのかもしれない。そして最後の1人は今回の台風の目、斜に構えた態度がいけすかない沙明(シャーミン)。人狼ゲームにおいて「卓につかない」という最強戦術を取ってしまったために一瞬この世界を破壊しかけたが、最終的には帳尻を合わせてなかなかインパクトのある登場回となった。今後の卓で弁の立つ面々(ラキオや夕里子)とぶつかった時にどういう顔を見せるのかは気になるところである。 あんまり意味は無いが一応いつも通りに今回の卓のデータはまとめておく。
・第9卓(7話)9人2狼 ユーリ:素村 (役職無しレギュ) ジョナス釣→ジナ噛→沙明釣 人狼:ジョナス、沙明 勝敗○
…………見れば見るほどどないやねんなレギュだったな……まぁ、冗談回というか「人狼以外の目的の回」だと思えば一応形式上はちゃんと2釣り入れてるだけでも立派か。そう考えると噛まれたジナさんだけちょっと不憫だな……。 今回はそれぞれのキャラの掘り下げの方に完全に視点が向いており、特にしげみちが積極的に動いたおかげでステラの立ち位置が確認できたのが最大の収穫。曰く「宇宙船の管理AIが対話のために用意した人間体」とのことで、この世界では「擬知体」と呼ばれる存在らしい。一応レムナンが「周りが擬知体ばかりの環境で育った」と言っているのでこの世界ではごくありふれた技術らしい。今後レムナンのその辺の設定がどっかで回収されたりするのかしら。船のAIとの関係性が全部わかったわけじゃないので「ステラがグノーシア汚染されてる状態ってAI的にはどうなの?」とかいう疑問も無いでは無いが、そのために「ステラという独立した人格は担保されている」ということを今回わざわざ確認してくれたと思っておこう。ご丁寧に「イルカだって汚染されるかもよ」と事前に設定しておいて、ユーリとセツから「グノーシア汚染されるんだからあんただって人間だよ」というよく分からない激励が飛んだのはちょっと面白い筋立て。普通に考えたらネガティブな要素にしかならない「汚染」をこうして多少なりともポジティブな手がかりとして使うってのはいいアイディアだ(タイムリーパーがいないと成立しない理論だけど)。 そうそう、セツと言えば彼女が「私は『ハン』だ」って言ってたのが最初は意味が分からんかったのだけど、その後のユーリとの対話から察するに「性別による機能性を排除した存在」みたいなこの世界の新たな性の形だと思われる。彼女の口ぶりからして生まれながらにそうあるわけではなく、自ら志願して性を捨てる形になってるのかしら。どう見ても元は女性だとは思うのだが、せっかくの美人さんがちょっと勿体無い。まぁ、この船の中で性別のあるなしなんて瑣末な問題ですけどね。ほんと、変なところで設定の作り込みが入念な作品である。まぁ、そこを楽しむのが一番大事なのだからやるべきことをやってるとも言えるのだけど。 今回は脇の要素が色々と面白かったのである意味では一番「面白い」回ではありました。人狼ゲームにおいて1日目の沙明の「投票放棄」が許されるんかい、という話とかは気になるところだが、グノーシア側も単なる冷徹な殺戮マシンではなく、今回のジョナスみたいに妙に人間味あふれるやらかしもある、なんてのは今後が楽しみな要素じゃなかろうか(沙明の事実上のCOはどういうモチベだったのかよく分からんかったけど)。 そのほかにも「しげみちのプリケツが性的すぎる」とか、「ジョナスがボドゲやってるとどうにもデュエルスタンバってるようにしか聞こえない」とかも楽しい要素でしたね。ただ、今回個人的に最大の収穫だったのは「卓にラキオがいないとなんか寂しい」ということに気づけたことでした。初日にラキオ釣れない卓なんて……。 さてこれまた難しい声優がエントリーしてきたぞ。何がむずいって、まずなんて呼べばいいのかわからないのがむずい。千本木彩花については、まだ若いこともあってブログ内での言及量が今回の100人の中ではトップレベルに少ない人物である。一応トップはおそらく田中美海だったとは思うのだが、実はそのみにゃみとは同い年だったりする千本木。この辺りのキャリアの人たちが一番「ここ最近注目できてググッと上がってきた」という認識に当てはまりやすい年代ってことかもしれない。おかげでどんな呼称がいいかが定かじゃないのだが、世間一般での呼び方もよくわからないのでとりあえず「千本木」で統一するしかなさそうだ。なんとも無骨なことだが字面もわかりやすくていいよね。
厄介事が厄介すぎる、第8話。フシの周りには何一ついい方向に回ってる事案がない。まぁ、フシ自体の対応にも色々問題があるせいなのだが……。 くろいの曰く「平和な」この世界。しかしフシの目から見たら何一つ平和なことなどなくて。色々と生きにくい世の中、むしろなんでボンあたりはこの世界にがっつり対応できてるのかと感心しちゃうけど、元々そういう意味での世渡りは上手な人なんだろうな。当時はかなり大変な立場だったけど、苦労を乗り越えて才を開花させた結果だ。ちなみに現世で一番生きにくそうなのはグーグーだと思われるが(見た目的にね)、彼は彼でけろっとしてるあたりがなんかすごい。 というわけでフシを悩ませる最大の厄介事はやはりみもりの存在。「好戦的なノッカー」と表現されたみもり。確かに、言われてみれば例えばイズミなんかはノッカー化しているはずなのに別に荒事を起こす雰囲気はなく、完全にミズハたち家族に溶け込んでいるが、みもりはもしフシたちに見つからなかったとしてもそのうちひろとしに対して本性を見せていただろう。さらにフシの視点から見るとみもりは「痛みを感じていた」という。かつてのノッカーとは確実に変質している「現代ノッカー」は、どうやら寄生先によっても何かしらの変化があるし、そもそも「個体」と認識されるような差異までもが発生している様子。1つの群体としてフシと生き残り競争を繰り広げた過去のノッカーとはもはや全く違う存在になったのかもしれない。 そんなノッカーへの違和感をなんとか探りたくてフシが頼るのは「サトル」になってしまった観測者だが、こちらの存在もだいぶ厄介。何を尋ねても、問い詰めても暖簾に腕押し。孤児院らしきところで育てられているサトルには保護者役のスミカというとんでもないおっぱいがそばについており、彼女との対話を続けるうちにどんどんフシが悪いやつみたいになっていく。そりゃ観測者の正体を知っていればフシが不満に思っていることも分からないわけではないが、それを現代の「サトル」にぶつけたところで空回りにしかならない。「必要な要素は全部お前に渡しちゃったから」と引退宣言するサトルに対して、「お前が始めた物語だろうが」とフシは不満たらたら。でも「終わった」と判断されちゃったらもう何を訴えたところで改善は見られない。人に溶け込んでしまい、1つの命を固定した観測者。彼の生きる目的とは、何だったのだろうか。 自身の能力は卓越しているのに頼れるものがなくなってくるというフシの苦しみ。かろうじてボン経由でイズミさんから得られた「あのノッカーも殺そうと思えば殺せる」という情報は有益といえば有益だが、逆に考えると、やはりそうして「殺せる」ノッカーというのもなんとも異質な話で。「殺せるんだ……」と喜びを噛み締めるフシははたから見たらどこか異様にも映る。まるで、どちらが善でどちらが悪なのか、反転しているみたいに。「全にして個」を維持し続けてしまっているフシとは、世界にとってどんな存在になっているのだろう。 フシを求めてくれている人だってもちろんいる。その筆頭がユーキなのがだいぶヤなところだが、次点に控えているミズハさんが3番目の厄介事。まぁ、今回のデートはそこそこうまく行ったと思うし、ミズハのおかげでフシは新たな楽しみと目的(死んでしまった人たちの遺志を継ぐこと)を見出すことができたが、せっかく「いいことできた!」と思っていた高揚感も、トナリによって一蹴されてしまう。フシがコピーした紛い物の命で自己満足を得るな、と。まぁ、難しい問題だよね。トナリ自身の命ですら、この世界では完全に「正しいもの」ではないわけで……結局「命」ってものがどこに宿っているのかという話。 何一つ問題は解決せず、厄介は積み重なる。そしてフシの下を訪ねてきたのは、亀甲縛り変質者のひろとし。お兄ちゃん……だいぶ切羽詰まってるよな……なんとか鬼畜ロリだけでも排除しないと……。
ファイティイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッッッンッッッ! どうも僕です! 久しぶりのライブ参戦! 問答無用でテンションあがるゥゥゥ! 確認したらロゼライブ現地参戦の最後が前のツアーの時だったので、もう2年近く前になるんや……焦がれ焦がれての参戦、だいぶ脳が焼かれました! 加えて今回は会場がま〜便の悪いところだったもんで、せっかくの関西開催だったってのに、おうちに帰る頃にはもう日付も変わる時間帯。疲れた脳からは詳細な情報はすっかり揮発しているために今までで一番雰囲気しか書けない感想になっちゃう! まぁしょうがないや。今回はねぇ、それ以上に脳が揮発するすげぇ理由がありまして……。まいいや、一旦折り返しとこ。
<セトリとかのネタバレ(?)注意だけどネタはない>
アニメの中のボドゲ、カタンは見かけるようになってきたけど、カルカソンヌは珍しいよな、第8話。まぁ、カルカソンヌに1タイル置いた瞬間に「勝ちー」ってなるタイミングは無いと思うので細かいルールは違うゲームかもしれないが。 10組騒動は冬村の武力介入によって一旦水入り。そりゃね、連絡事項を伝える時はドアの爆破くらいは普通ですからね。遠慮なく爆発物を扱える系女子中学生の冬村さん、ほんとに頼りになる。でもまぁ、10組の連中もそれなりに肝の太い連中のようで、普通なら冬村の蛮行を見たら萎縮してしまいそうなものだが、そこまで気圧された感じもない。特に首領格であるフミはサンタとの絡みに興奮状態で、とんでもねぇ介入者の存在はそこまで気にしていないようだった。ほんとに若者の倫理観がやべぇ世界である。 そうして逃げ出したサンタが再認識したのは「子供のお願いってマジでヤバい」という偶像サンタの致命的な弱点。そして、そんな苦手意識を訴えかける最大の要因が自身の「心臓」であると理解している様子。そういやこのアニメ、放送前の番宣でもずっと心臓の映像が映ってたんだよな。物理的な疾患として子供の願いは心臓を蝕むのでしょうか、それとも単なる「極度の興奮状態」なんでしょうか。まぁ、その差はあまり無いか。とにかく、なんとかして自分の心臓と折り合いをつけて付き合っていかなきゃいけないことが分かった三田。普通なら「もう少し子供と距離を置くか、意識しないようにしないと……」という判断になるはずなのだが、そこはよく分からないガッツも持ち合わせる三田のこと。「子供の願いにも耐えられるくらいに心臓を鍛えないと」という斜め上の発想からトレーニングを開始。 しかし、そのトレーニングの相手がニコってぇのがなんとも罪作りなことで……今まですげぇなおざりな態度だったニコだが、どうやらその胸中には三田への気持ちは厳然と存在していた。クソしか言わないくせして案外乙女なキャラだったようだ。そして、未成熟な女児が憧れる恋愛幻想の第一歩はキスであるという。こういう情操教育はこの学園でどの程度育まれてるんでしょうね。ただ、残念ながら三田の方はキスなんてごめんこうむるわけでして……。 慌てて三田にアポをとりにきた柳生田曰く、「サンタが中学生と恋したら死ぬ。キスなんてしたらそりゃもう即死よ」とのこと。なるほどこれが「Kiss×死す」か。どこまで本当かは定かじゃないが、少なくともサンタ自身の体感からあながち間違いでもなさそうな感じは伝わってくる。そしてサンタの結論は「自分の命と引き換えなら、子供の願いを叶えて禁忌を破る罪悪感も少しは減るか」ってんで自殺行為のキスを敢行しようとするが、色々と邪魔が入って結局未遂に。一番ドキドキさせられたのが出歯亀・柳生田だったのは因果応報か。今回はキスをねだってくるくせして適度なところで線引きして恥ずかしがってくれるニコちゃんがひたすら可愛かったですね。三田、この子と一緒になれないのはちょっと不幸だな。 そして学園内には子供と大人の狭間で苦しむもう1組のカップル、冬村×小野もまだ残っている。すっかり大人になってしまった小野を見てドギマギする男子中学生マインドの冬村。彼女からしたら大人になることで冬村が自分から離れてしまうことが一番辛い展開であり、なんとか彼女を子供のままに止めようという考えもあるはずだが、もちろんそんな方法も思いつかず。「いかないで」とわがままも言いたいが、残念ながら相手は「大人」になってしまっているもので。お互いの気持ちは通じ合っているはずなのに、現状が理想の実現を妨げてくる。ここのカップルの落としどころも、あまり救いがあるようには見えないがどうなるんだろう。 理事長によって保護されている小野とサンタ。そしてその存在を危うくする学園長。彼が放つ二の矢は案の定フミちゃんであった。目の前の大人なら依頼人だろうが学園長だろうが遠慮なくブッパする鋼の心臓のフミちゃん。自分の命を危険に晒しつつも全幅の信頼を置いている学園長に対し、彼女は依頼をこなすモチベってあるんだろうか。なんだかんだで罪に問われないとはいえ、10組で飼い殺しにされてる状況に恩義があるとも思えないのだが……単に「大人(サンタ)殺していいよォ」って言われて喜んでるだけなのかな。次回は「未成人式」とやらで衝突必至。いや、別にサンタが出てこなけりゃいいだけの話だが、そうもいかなくなるんだろうなぁ。 そういや今回、英語の先生役でなぜか原作者がカメオ出演。親父さんってアニメ出演したことあったっけ? それなりの立ち位置のサブキャラの「悲しき過去……」をエンディングバックで処理しちゃうアニメ、第8話。まぁ、そこまで本筋に関わらないし尺と優先度を考えたらしょうがないのかもしれないが……ちょっとだけあやめさんが不憫。 なんか色んなことが色んな展開を見せたお話。前回「あれ? この人は人外じゃないんか? 妖怪だったら汐莉がほっとかんよな?」と思ってたけどふつーに気づかれてなかっただけで妖怪だったあやめさん。過去話は台詞無しだったのである程度想像で補うしかないが、江戸時代とかそれ以前に生まれたただの人間だったあやめさんは、「結婚した夫の連れ子」との関係性がうまくいかずに死に別れた過去を持つ。ただ、それと妖怪化に直接の関係があるかどうかは明示されておらず、何かしらの理由で「斧で後頭部をぱっかーんされた」傷がもとで、そこから口が形成されて二口女になってしまったという。確認したところ、二口女は元々の発祥でも「斧で謝って後頭部を叩き割られた」ことから生まれ、さらに「先妻の子を愛することができず、餓死させてしまった女」の妖怪とされている。この作品は妖怪のオリジンについては実はかなり正確な引用をしているということだ。 そんなあやめさんは人間のふりをして社会に紛れ込んでいたが、この度「おいしそうな血の匂い」の比名子が目の前に出てきたせいで「据え膳」を無視できずに頂こうとしたところを、すんでのところで汐莉に見つかって誅滅。哀れこの街からは消え去ることになったという。しかし大ピンチに駆けつけたヒーローのはずの汐莉はその後は露骨に比名子に対してよそよそしくなり、ただでさえ「友達にもなれないものか」と悩んでいた比名子からすると寂しい状態に。「自分と汐莉の関係って何?」ということをひたすら自問しなければいけなくなってしまった。 そして、気まぐれな二口女のつまみ食いによって漏れ出てしまった過去の因縁。あやめの言ってたことが全部本当だとするなら、「比名子は過去に人魚の血を摂取したことがある」「それは間違いなく汐莉の血である」までが確定。その上で「比名子はかつて死んでもおかしくない事故から奇跡的に1人だけ生還した」「その後、やけに傷の治りが早い」などの情報も複合すると、どんだけ鈍い視聴者でも「事故の時に汐莉が血を与えたってことかァ」という結論には辿り着くだろう。まぁ、これがレッドヘリングだったらやべぇが流石にそんな必要はないと思うので、現時点では「事故の日に汐莉は自分の血を与えて比名子だけ救った」が確定事項となる。 するとさらに、あやめが残した「自分の血が混じった人間なんてまずくて食べられたもんじゃない」という情報が効いてくる。そう、汐莉がいう「私を喰べたい」はブラフだったということになり、汐莉→比名子の矢印のモチベが無くなる。つまり、汐莉は自分の食欲を満たすためではなく、なんらかの別な理由で比名子をバケモノたちから守っているということになる。普通に考えたらこれは友愛や親愛、情愛からくる行動だと思われるのだが、ただ単なる保護欲だった場合、すぐ近くにミコちゃんという同じような仕事をこなそうとしている先約がいるわけで、そこに強引に割って入ってきた理由としては少し弱い。何かしら、「比名子でなければならなかった理由」が、現時点か、もしくは事故当時の時点で必要になるだろう。さて、汐莉さんはどんな真実を隠しているというのだろう。 ついでに今回もう1つ気になった話に触れておくと、あやめさんの存在がこの世界でどうなっているのかが正直よく分からない。汐莉にぶっちぎられて抹殺され、その後の合宿所のおばちゃんの反応(とミコちゃんの台詞)から「妖怪は死んでしまったらその存在ごとこの世から消滅する」みたいな超常すぎるルールが存在することになり、「以前ミコちゃんが比名子に近づいた時も認識改変能力があるとか勘違いしてたけど……あながち勘違いでもねぇじゃん」と思った。ただ、実際にはその後あやめさんが別に死んでなかったことが明らかになったため、おばちゃんたちの記憶からあやめさんのことがすっぽり抜け落ちたのは、「あやめさんがそうしたから」としか思えない状況になってしまった。……どういうことなんだろうね。「いっぺん死にそうになったから」くらいの理解で留めておいた方がいいんだろうか。どうにも能力や存在との辻褄が合わない気がするのだが……あんま真面目に考えちゃダメなとこなのかしらね。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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