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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 猫がいるだけでは飽き足らず、自動ふみふみ機能までフル活用する気か、第6話。いっそダンスの練習の時にも猫のまんまでやればよかったんじゃなかろうか。

 この世界の、この学園の存在意義がよく分からなくなってきたな。いや、「そういう」学校なのだろうけど……ふつうこの手のなろう作品の学園っていうと「魔術の研究をするよ!」がメインの場合が多いと思うのだが、今作の場合はそもそも生徒会長が「魔術は苦手」って明言してるし、あくまで選択授業の一科目でしかなく、どうやらメインは貴族の教養を学ぶ場所であるらしい。魔術・美術あたりが選択科目のくせして「ダンスとお茶会」が必修っていう。そりゃ山小屋育ちの引きこもりにとっては男塾よりハードかもしれん。

 ダンスについては、もはや徹底的に身体に覚え込ませるしかないというので筋肉痛を覚悟に練習を繰り返す。まぁ、最終的に「頭空っぽにして男性側のリードに任せとくのが一番いい」という結論になってしまったのはナニだが、社交ダンスって実際はどうなんでしょうね。やったことねぇから勘どころが全然分からんわ。モニカはちっちゃいけど、身長差はある程度あった方が絵になるってのは聞いたことがあるので、その辺りはいいバランスなのかしら。あと足踏まれても軽かったらそんなに痛くない(多分)。

 そしてもう1つの必修科目である「お茶会」。……どういう実習なのかよく分からんが、友達どうしでお茶を出し合って品評せよ、みたいなタスクなのかしら。今回モニカが入っちゃった卓はたまたま変なのが混じっちゃったから災難だったが、普通に友達どうしで和気藹々とお茶するだけの授業だったら簡単そうだよな。どっかで先生がきちんと採点してるのかしら。

 採点してるとしたら、その基準には「他人と同じお茶を出しちゃダメ」とかいうめんどくさい項目が書かれているそうな。普通、お茶会って言ったら「誰かが主催してホスト側に回る」イメージがなんだけど、みんなで持ち寄って品評する利き茶みたいなイベントもあるんだろうか。だとしたら、余計に今回「フェルマーの料理」にでも出てきそうな茅野愛衣ボイスのコワモテにぶつかっちゃったのはアンラッキー。でも「黒髪で切れ長の目の美人さん」「食べ物に詳しいお嬢様」「かやのんボイス」の掛け合わせのせいでどうして食卓の最後を飾ってくれる生徒会長にしか見えなかったのがおかしくてしょうがなかったわ。この人も最初は敵サイドだけど後から味方になってくれたりするんだろうか。ブンドルブンドルー。

 でもまぁ、どんな嫌がらせにぶつかったとしても、モニカからしたら「単位が取れなくて留年」みたいなことはあんまり心配する必要もないのだし(そもそも卒業が目的じゃないしな)、今回のお話はトータルすると「日常回」になるのかしら。気づけばコミュ障仕草はそのままのくせに、いつの間にやらモニカも普通にお話できるお友達が増えてきたわね。現時点で一番話がしやすい異性が副会長なのはどうかと思うけど。

 あと、マグカップの在庫が心配。

 

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 俺は死ぬまで種さんの掌の上で転がされ続ける人生なのだろうと悟った、第6話。なんかもう、すごいや(後述)。

 Aパート、ミヤマヤ姉妹編の決着。まぁ、至極真っ当にモグラが説得して、おねーちゃんがそれに応えてくれたというだけの結末だったのだが……まぁ、いい話だったんじゃないでしょうか。なんかね、私が今作のことがやけに好きなのって、この作者さんが描くお話の匙加減がとても性に合うからなんですね。今回の話だってさ、「恨みがあるからって悪霊になってまで復讐しちゃったらあんたも地獄に行くよ。恨みの対象は存分に痛めつけたんだし、もういいじゃん」という、いわゆる「復讐は何も生み出さない」的な説教であり、世間的にはその是非がしばしば議論されるような内容なのだが、今作の顛末はあんまり説教くさくないんだ。そもそもの説教の主であるモグラがそこまで徳の高くない人間だからってのが一番の理由だけど、どこか生臭いというか、生々しいというか。「あんまり難しく考えなくていいけど、そんな生き方(死に方)してたら息苦しくない?」みたいなところから話が始まっているため、「まぁ、そう言われればそうかも」くらいの飲み込み方ができる。徳は高くないけど一応モグラも歳を重ねた「先達」には違いなく、そこそこ老害、そこそこ先輩。ここまで語られてきた「人ならざるものとの付き合い方」についてもそうだし、いちいち「ベストじゃないけどベターに生きよう」みたいな姿勢がちょうど良い。ミヤマヤ姉妹は己の人生をまっとうせんと必死ではあったが、こんなユルい説教でも届く時は届くもんだ。

 また、そうした「メイン説教」が「姉妹」の話だとするなら、その裏で語られた「兄弟」の話の配分も心憎い。「陰キャとチャラ男」という凸凹な真木兄弟ではあるが、ちょっと踏み込んでのぞいてみれば、弟くんからの兄へのちょっとした憧憬みたいなものも見え隠れするし、2人の思い出の中にはなんとかつてのモグラの姿まで。「兄弟」「姉妹」という血のつながりが同じ2つの関係性を見て、家族の在り方を振り返ってみるちょうどいい機会だったのではなかろうか。なお、マギー君が単なるマスコットじゃなくてちょっと役にたつ存在であることが判明したのが最大の収穫。

 そしてミヤマヤ編はAパートで終わって、Bパートからは次のお話に入ったのですが、お話が今度は猫附の家へと移ってくる。ここで冒頭の話題ですよ。父・息子とすでに登場済みだった猫附家の最後の刺客はママンで、この人もまぁキャラが濃い。異様なテンションと極まったビジュアルが踏み出す珍妙な愛嬌は今作ならではのクセになる魅力に溢れており、その声もなかなかにコケティッシュ。「かわいい声で素敵だけど……これ誰だろ」と思ってスタッフロールを待っていたら、そこに刻まれていた名前がなんと種﨑敦美であるという。……マジで? 全然気づかなかったんだが? つい最近「nine」で種さんを種さんだと気づけなかったのが悔しくてさ、「俺の耳もまだまだ種さんクラスになると追いつけてない。もっと精進せねば」と思ってたところに追い打ちをかけられて結構ショック。種﨑ワールドに限界はないのか。ほんで仕事減らしてるんちゃうんかい。……まぁ、収録時期がもっと前なんだろうから、休業の影響はもうちょっと後に出るのだとは思うが……今期はほんとにあらゆる場所で種﨑タイフーンに巻き込まれてエラいことになっとる。

 閑話休題、そんな魅惑的なママンが登場してより一層個性爆発の猫附家。そこに詩魚ちゃんというさらなる核弾頭が加わってテンションは天井知らず。詩魚ちゃんのアホキャラは回を増すごとに突き抜けていくな。かわいいからいいけど(今回はヤエちゃんの登場シーンが少なかったのに全然不満がない)。多分梗史郎もなんだかんだで詩魚ちゃんのことを悪くは思ってないだろうし、あんだけラブラブなご両親を見て育ってきていることを考えると……なんかいい関係になりそうよね。

 そんなハートウォーミングなご一家だが、抱えている問題は相変わらず奇天烈で。父と息子は物怪付きの血を継ぐ者たち(短命)だが、ママンはそれと全然関係ないところで妙な才能を発揮しているとか。一応旦那はそれを人知の及ぶ範囲で説明を試みていたが、それこそモグラのいうように「解釈次第」ではあるだろう。とりあえず「化け猫」とは違う次元でのヘンテコなお話。いわゆるコールドリーディングのスキルの超延長線上という話で、これを悪意を持たずに天然で使えるとどうなっちゃうのかというサンプルである。「占い」といえばオカルトに片足を突っ込むが、「人間観察」ならそれは趣味の範疇。その辺りの「超常との境界線上」の話を、今度はどのように料理してくれるんでしょう。

 

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「フードコートで、また明日。」 4→5

 「こんなん、延々続ける内容でもないやろ」と思ってたら実際その通りだったらしく、なんとシリーズアニメのくせして6話で終わりを迎えた。来週からは「アンコール放送」ということで、また1話から放送が再開するんだろうか。なんやその番組構成。色々と自由な作品が増えたなぁ。

 というわけで夏の幻の如く去っていってしまった作品。1話目視聴時点で「流石にアニメにする内容じゃないやろ」というので期待はしてなかったし、まぁ、実際に何か良いものが得られたかと言われたら疑問符は飛びまくるのだが……これはこれで、ひたすら一貫して作品のコンセプトを貫いたその姿勢が立派だとは思った。「こんなもん、どう足掻いても装飾に限界があるわ!」というので制作スタッフがやけっぱちになった可能性は否定しきれないが、もはや動きなど放棄する形で、さらにはネタ回しすらダルダルのままで展開される30分。最後まで特別面白いとは思わなかったが、本当に「フードコートでのだベり」だったらこのレベルの内容になるだろうし、そこに文句を言っても始まらないのだ。

 「特別面白いとは思わない」とはいいつつも、少なくとも6話分は視聴を切らずにいたということで、多分つまらなくもなかったのだ。一応フックになったかもなぁ、と思ったのはセンターの2人よりもむしろ周りに配置したサブキャラとかサブ設定の方で、インパクト抜群のゴリラギャル斉藤さんを筆頭に、オフビートとは思えないようなキワマったキャラが味変程度にちょいちょい出てくるのは意外といいバランスだったのかもしれない。

 そしてセンター2人についても、割とダイレクトに百合的要素というか、「そっち系のオタクが欲している女子高生どうしの関係性」は焦らしつつも提供してくれており、素直じゃないけど割とまっすぐに山本の必要性を訴える和田と、理知的で関係性の良いところもちゃんと説明してくれる山本のバランス配分がちょうど良い。個人的にはどっちかというとあと2〜3年くらいしてこの2人フードコート外でどんな生活を送っており、お互いのことをどう思っているかの方が気になった。いつか言っていたようにフードコートが無くなったら関係は切れてしまうのか、それとも、結局はお互いがかけがえのない存在として重要度を増していくのか……。妄想の土台としては充分機能してましたね。

 改めて「オタクに優しいギャルなど実在しない」という重要事項を確認しつつ、それでもなお、僕らは禁断の果実を追い求めていくのである。

 
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 深夜アニメでやれ、第18話。よりにもよってこんな話が夕方枠に移行してから出てくるとは……もしも幼気なキッズたちが観てたらトラウマになってる可能性もあるぞ。

 先々週爆誕したジュレという存在。今後爆心地になるんやろなぁ、と思ってたら先週はじぇんじぇん関係ない話になって「せっかくテコ入れしたと思ったのに日常展開すぎるやろ」と思ってたところに、一気に揺り戻して今回のお話。1回ブランクを置いたのはあんまりジュレの話に寄り過ぎると作品がワンパターンに見えてしまうことを懸念してのものか、それとも、ジュレが学園を支配するまでに至る時間経過をちょっとでも演出したかったのか。あとはまぁ、なんとなくか(多分なんとなく)。

 気づけばジュレは順調に学園内で版図を拡大しており、それまでぷにるの「カワイイ」を推していた生徒たちからも「転げ」たものたちが発生している。さすがなのはその陣頭指揮をとっていたのが畜生のホネちゃんであり、ゲスい性根でゲスい商売までしているところは全くブレていない。そしてそんなホネちゃんにくってかかるぷにるに対し、衝撃の応対は「なんでもするって言ったなら脱げ」である。キッズもホビーもどっかいった。そんな年齢制限を超えてしまいそうなピンチに駆けつけたのがぐう聖として名高い(?)剛やんであり、彼のおかげで(?)なんとかアニメが夕方枠のままで守られた。

 しかし、そんなジュレとの「かわいい」戦争について、やっぱりどこかズレて理解してしまっているのがぷにる。かわいいマイスターのはずの彼女だが、あくまでもその「かわいい」はぷにるの判断で繰り広げられているもの。そりゃまぁ、素敵なミュールも「かわいい」かもしれないが、「そうじゃないんだよなー」という女生徒たちのツッコミもぷにるには理解できない。まさにこれが「ホビーの限界」なのかと、残酷な現実が突き刺さる。

 続けて、コタローサイドの状況も描かれ、相変わらず2人の関係性はどこかちぐはぐで揉め事のオンパレード。基本的にはコタロー側がぷにるをウザがって敬遠していることが原因ではあるのだが、直前に提示されたぷにるの「ズレ」にも責任はある、というのが今回の描写ではっきりしたことである。ぷにるはそのマインドがなかなか成長せず、常に人間の思考とは異なる部分が残ってしまっているのだ。

 そんな「ズレ」を勝機と捉えていたのがジュレ。自分の方がAIの処理能力のおかげで人間に対する理解が深いと自負するジュレは、さらに自らの「かわいい」を活用して仲間を増やしている。そして最終目的であるコタローを落としにかかるわけだが……これがまぁ乗ってこない。コタローがおこちゃまだってのももちろん理由としてはありそうだが、常にコタローには「ぷにるへの罪悪感」みたいなものも付き纏っている。雲母先輩が相手ならそんなことは気にしないが、同系統のスライム生物と天秤にかけた時、流石にぷにるを蔑ろにはできないのだ。「自分にとってのぷにるとは何なのか」、コタローは1期からずっとこの結論の出ない問題を考え続けているのである。

 そうして「ズレ」を抱え、その事実を突きつけられたぷにるのところにジュレが訪れ、致命的な欠点であると指摘、自分が上位存在であることを認めろと迫るが、ぷにるはどこ吹く風。出自に類似点があるとはいえ、結局は異なる目的で生まれてきた2人。生きる意味が違うことを理解しなければその対話はずっと平行線。そして、ぷにるの煽り耐性の高さ(KYっぷりともいう)のせいでジュレの挑発も怒号も全て空振りに。理屈の通じないスライム相手に、ついにジュレがキレるのであった。

 ……Bパートはずっと演出がサスペンスすぎて怖いのよ。「シリアス」→「ぷにるがハズす」→「でもシリアス」→「ぷにるがかわす」→「もういっそホラー」という二転三転するたたみかけは「これ、なんのアニメだ?」と頭を抱える程度には鮮烈であった。うーむ、2期に入ってからは色々と哲学的な悩みも増えてきたな……このアニメ、どこに行こうとしてるんだ?

 
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 ユニバースが接続していく、第19話。さぁ、ここにきてようやく、全ての話の接点が見えてきた。まさかの大集合に、いやでもクライマックス感が伝わってくるぞ。

 一応公式のくくりでは今回は「ジョニー編」の3話目。ただ、ここまでクイーン・ロリ・黙殺と全て2話ずつで繋いできたところなので、今回ももはやジョニー編というよりは「ユニバース編」とでも言ってしまった方が早いかもしれない。その証拠に、今回はさほどシャオチャンたちにスポットが当たっているというわけではない。

 前回ばら撒かれた恐怖粒子による襲撃はなんとか鎮静化。事前に黙殺が動いてくれていたことが功を奏したらしいが、シャオチャンはトラウマを刺激されてだいぶ錯乱してたところから致命傷にならずになんとか復帰。黙殺さんは何事もなかったかのように娘さんとのワクワククッキングに興じていた。しかしどこかに緊張感は残っており、最大のミッションである宇宙船探索を前にその緊張はピークに。軽々しく触れられない対象、そしてさまざまな関係者の思惑渦巻く未知の領域には、さまざまなバケモンが跳梁跋扈している。ロリのおとんであるルォ教授はそのあたりを警戒して娘さんを危険に晒さないように気を遣ってくれているのだが、跳ねっ返り娘はそれも気に入らないようで。この父娘はうまくいきそうでなかなかまとまらないのが厄介よね。まぁ、ろくに話すらできないどこぞの父娘よりマシなのかもしれないが。

 そして、前回までのアンジャッシュコントでそんなことは1ミリも警戒していなかったのだが、なんとなんと、黙殺さんは単なる娘のストーカー目的でここにきていたのではなく、事務所の社長から「実はあのジョニーというヒーローは宇宙船がらみの過去の遺恨の残り滓なんだよなー、どさくさに紛れて処分できたらなー」というドス黒い命令を受けた状態だったという。黙殺さんからしたら受けない理由もなかろうが、流石の大人キャラ、どうやら社長の思惑はどこかで勘づいていたらしい。本当はシャオチャンたちは単なる被害者でしかないことを我々視聴者は知っているわけだが、そのことに黙殺さんはある程度気づいてくれていた。「この少年は決して悪人ではない。変なペットは危なっかしいが、だからとて上の命令に従ってそのまま処分するのはどうだろう」みたいな感じて、もしかしたら迷っていた可能性はあるな。あのドライブでの一幕で殺意が上がったのか下がったのか。

 暗闇でシャオチャンに手をかけるかと思われた黙殺。しかし、ジリジリと任務に挑まずに待機していたら、社長からは二の矢が放たれていた。なんとここで登場したのはあの魂電! 10話ぶりの登場となるわけだが、CVからするとどうやらそういうことがそういうことになったらしい。まぁ、その辺の顛末は今更もうどうでもいいだろう。

 すっかり社長の犬に成り下がってしまった暗黒騎士魂電。彼は黙殺が任務に従わない時のためのカバーとして現場に潜入、シャオチャンたちをぶっ飛ばそうとしたところを黙殺に見つかってストップをかけられる。形としては同じ事務所どうしの対決になってしまうが、魂電さん側からは「ここでトップヒーローが不慮の事故で退場するのはしょうがないよなぁ。望むところだなぁ」と元気に暗躍。ヤンチョンはこんな人間に成り下がってしまったか……まぁ、初代魂電をぶっ倒した時点で、もう止められなかったのだろうな。

 そうして黙殺VS魂電の二字熟語対決が繰り広げられる傍らで、もう1人のヒーローも暗躍している。教授とノノに襲いかかって今回の調査もろとも消し飛ばそうとしてきたのはなんとナイス。彼に関してはもはやどこをどういじられてこんな状態になったのかはよく分からない。ただまぁ、みんなして事務所には所属してるわけで、何かしら上からのお達しがあったら従っちゃうのかなぁ。魂電と違ってナイスはまだモチベーションがわからないので扱いは保留。ただ、我々がかつて見たあの必死の下働き青年だったリンリンの面影は残っていない気はするが……。

 ナイス・魂電という2人のヒーローは、現在の「アニメ調デザイン」での登場は初。おかげでだいぶイメージが変わっており、これが第1章・第2章とどのように関わってくるかは気になるところだ。これ、多分大戦争が終わるか終わらないかでダーチャンが暴走したところにクイーンとシアンも来るってことだね。

 

 

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 桜子のスキルアップがエグい、第18話。もはや「渋々天空橋の奇行に付き合ってる一般人」ではないよな。きちんとスキルを身につけて、家電絡みのあれこれを全て自前のアイディアでブレイクスルーできるいっぱしの技師になっている。というかあの手の工具とかパーツは全部自宅に買い込んでたのか? ムームーの宇宙船修理とか目論んでいたのだろうか……。

 今回のお話、タイトルは「EMS」ではあるが、全体を括ると「ずぼら」がテーマと言えるだろう。家電の歴史を紐解けば、それすなわち人類の欲望の歴史でもあり。人はより便利を求める。いろんなことができるようになることも「便利」ではあるが、より楽してことを成すのも当然「便利」。未来人は手足が細くて顎が小さい、みたいな「未来人予想」が昔の学習漫画なんかにも載ってましたからね……まだまだ我々はそんな未来に辿り着くまでにしばらくかかりそうだし、仮に一歩も動かずに生活できるとしても、人はどうしたって筋トレしてしまうものなのだ。いや、俺はしないけど。

 といいつつも、実際はあのEMSと呼ばれる機械はちょっと気になってるのは事実。通販番組とかは胡散臭すぎるので結局生まれてこの方手を出したことはないのだが、あれでほんとに腹筋が割れるんだったら、そりゃ使ってみたいという気はしている。今回天空橋に話題が振られ、「役に立たないもんだ」と断じてくれりゃ楽だったのだが、彼の言いっぷりだと一応はそれなりの成果を見込めるものではあるらしい。まぁ、そりゃそうか。あれで完全な詐欺商品だったらここまで歴史を長らえることもないだろうしな。ただ、結局は「自分が変わるしかねーんだよ」という結論に至っており、おうちでゴロゴロしてるだけでマッチョになるのは流石に無理なようである。

 そして、そんなEMSに興味を示したのは六郷だけではなかった。なんと桜子さんも異様な食いつきを見せ、彼女のような体型でもダイエットは女子の永遠の戦いであることが察せられる。どうなんでしょうね。別にエロが主眼のアニメではないので桜子の体型がリアルにどんなものかはよく分かってないのだけど……まー、身長は高くないから、それでなんとなくコンプレックス感じてるところはあるのかしら。お腹周りとか、多分誰も気にしてない部分だと思うのだが……(おっぱいがでかいかどうかは気になるが、周りに鮫洲さんとか華月さんとかがいるもんでそういう対象としての桜子の優先順位はかなり下がる)。まぁ、向上心があるのはいいことだとポジティブに受け取っておこう。それでも自宅のEMSなんかより週6バイトの方がよっぽどいい運動だとは思いますけどね。頑張って働いて返せよ勤労少女。若い身空の女子大生のところに督促状が来るシチュエーション、状況次第ではなんかアダルティな展開に持ち込めそう。

 そしてそんな桜子の督促状の原因でもあるムームーたちネコ星人たち。前回そこそこハードなお話だったのに今回は「あれ、だめでしたねー」というだけでほとんど触れられていなかったのだが、結局ムームーもデシマルもあの顛末をほとんど気にしていないようだ。穴守の言動からもすぐさまヤベェことになるような話でもなさそうだし、結局人類は連中を気にした方がいいのか、放っておいていいのか……。ムームーが語った「電気信号で最強生物作ってたムー」みたいな話題はだいぶヤバさが匂ってくる話だったんですけどね。もはやその手の技術は地球まで持ち込めてないのかな?

 あと、毎度のことで申し訳ないのだが、やはりムームーたちと地球の猫の類似点の多さは「なんでやねん」とは思うよな。今回だったらフレーメン反応、あとは流水に対してのこだわりとかがまんま猫。私が幼い頃実家にいた猫も水はどうしても水道から直接飲みたいというこだわりがあったらしく、親は諦めて洗面所の水を常にほそーく出しっぱなしにしていた(大きくなってから倹約家の妹に怒られてやめた)。どこのご家庭でも猫(もしくは猫的な何か)への甘やかしっぷりは変わらないようだ。

 
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 イエス! アスミス! なんか、やっぱり8月はアクの強いのが続きます。この人もワンパンチのダメージがでかいタイプの役者ではあるんですが……アスミスの場合はどうしても役者としてのお仕事よりも中の人本人を突っつきたくなってしまうので、それをどんだけ自重できるかが今回の記事の勝負の分かれ目だ。ちなみにアスミスの呼び方は「アスミス」固定でお願いします。まつらいさんに最大級の敬意を込めて。

 

 


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 ヒロインどうしの繋がりが多すぎる、第6話。毎回「よくもこんなにヒロインズがとめどなく押し寄せるもんだなぁ」と思ってるわけですが、今回もふつーにいっぱい出てきます。個人的にはどうしてもそんな中の双葉さんの立ち回りばっかり気にしてしまうんですが、絶対彼女は今回の話と本質的な関係はないよね。次章以降への伏線張ってるのかしら。

 さておき、ヒロイン数は多いが今回は割と真っ当に赤城郁実という人物が掘り下げられたように思う。どうにも本人がその大願である「利他」の精神を体現するかのように個性を消す「滅私」の姿勢のせいでここまで登場したヒロイン勢に比べると押し出しが弱い印象はあるのだが、逆にそうして咲太との関わりを最低限にしつつ、余白で攻めてくる戦い方は新鮮ではある。「中学時代の咲太自身との対話が描かれているのでは?」という前回の予想も大きく外れてはいなかったようで、赤城曰く、自分の思春期症候群は確実に咲太という存在に関係があるとのこと。中学時代の何かしらが、現在の彼女に(悪)影響を与えている。

 そして、赤城がやや特殊な状態にあるのは、そんな咲太の苦境を見てきたせいか、「思春期症候群」を受け入れる姿勢が割と素直で、「自分はこのような症状(現象)に巻き込まれてしまっている。理由はおそらくこれこれこういうものだし、対処法も知っている」と、全てが自身の中で理屈がついている状態なのだ。過去のヒロイン勢は症候群の発生が無自覚であったり、怯えながら付き合い方に苦しんでいたのに対し、赤城は苦しんでこそいるものの、そこにさしたる理不尽を訴えるでもなく、粛々と「あるもの」として受け入れつつ、何かしらの決着を待っている風である。それは理知的な行動であると見ることもできるかもしれないが、どうにも自分に重きを置かない、「気持ち悪い」ほどの滅私の成れの果てのようにも見える。事実、花楓の時にも見た具体的な「ダメージ」は咲太目線では放っておけるものではなく、1人で抱えるには重すぎるように思える。

 そしてそこに「この症候群はお前に関わりがある」という赤城の宣言。そこまで言われて強引に引き摺り込まれてしまったら、世話焼き人間梓川咲太は介入せざるを得ない。目の前の「知り合い」がどこかで苦しさを覚え、それを訴える相手がいないのだとすれば、それこそ中学時代の自分がフラッシュバックする部分もあるだろう。赤城はおそらく咲太の積極的な介入を望んではいないが、彼こそが一番のショック療法になり得ることもおそらく理解している。だからこそ、あんなにそっけない態度で咲太を「拒否しつつ」土俵にあげたのだろう。本当に、彼女の中では咲太との接し方をまだ決めかねている部分もあるのかもしれない。

 思わせぶりな赤城の態度に、望むと望まざると、咲太は引き摺り込まれていく。そんでこの世界は不思議と、そこまで積極的に調査せずとも厚めの人間関係から勝手に情報が引っ掛かることも多い。花楓の知り合いからは高校時代の赤城の情報が入ってきたし、なんとあの友部さんからも現在の赤城の活動状況が入ってきた。既存の人間関係、ヒロインネットワークがやたらと広範だからこそできる咲太ならではのパワープレイである。さらにそこから元カレにまでつながってしまったり、そりゃ麻衣に言い訳できないくらいに不自然な繋がりだってあってもしょうがないじゃない。咲太の状況を見て膨れっ面の双葉さんも可愛いですね。

 そうしてネットワークの成果物が得られている咲太、さらに他にも「卯月から古賀への合格祝いを横流しする」とか、細かいところでサービスを忘れずにヒロインネットをより頑強な物にしてるあたりが恐ろしい。加えて麻衣さんとは久しぶりに梓川の実家にいってすっかりお嫁さんムーブである。両親との関係性が良好な咲太、今では普通なんだろうけどやっぱりちょっとホッとしますね。

 そして、再び目の前に現れる幻影の如き霧島透子。未だ煙にまくばかりでその存在感は全くはっきりしていないのが不気味である。そして卒アルの小さな手がかりから赤城の違和感に勘づく名探偵咲太。もはや彼が何に気づいて、どのように症候群の内容を推理しているのかは分かりません。症候群の内容は本当に「何が起きても不思議じゃない」ので、ぶっちゃけ1つに絞り込むことは不可能な気はするが……ここはもはや、数多の症候群の実例を目撃してその「肌感」みたいなものを捉えている症候群マイスターである咲太に任せるしかないだろう。

 赤城とのヘンテコな「勝負」の決着、咲太はどのように落とし前をつけるのだろう。

 
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 カワイスギがクライシス、第6話。登場キャラクター全員が可愛い界隈、大変ビジュがいい。

 今回ものんびりまったりながら、たぬきだけでは飽きたらず、我らが万能神・猫によるさらなるテコ入れ。こんな可愛いことされてしまっては太刀打ちできない。というか、今期マジで猫にスポットが当たるアニメが多すぎてうれしい悲鳴だ。しかもそんな猫の導入のために追加されたキャラクターは、これまで基本的に声のみの登場だった藤さんの弟とその奥様。弟は双子ということでビジュが藤さんと瓜二つで(弟も「藤さん」だろうが)、作画のおかげで野郎のくせにビジュがいい。そして奥さんも然り。加えてなんといっても「CVが花守ゆみり」である。ゆみりボイスの人妻が妊婦というシチュエーション自体がなんかもう、創世記じみている。そして当然「ゆみりボイス+黒猫」ということでどこぞの宇宙的(コズミック)ギャグアニメが思い出されるわけだ。可愛いの乗算は無限へと発散していくのである。

 難しいのは、「君」というイレギュラーな存在が間に入ってしまったため、この世界における「普通のペット」をどう扱ったらいいのかがいまいちよく分からんところ。人語を解してフリップを操るタヌキがいるのだから猫にそれができてもなんの不思議もないはずなのだが、当然この世界におけるイレギュラーはタヌキ1匹だけ。普通の猫にいくらカンペで指示を出したところで従ってくれるはずもない(まぁ、猫だし)。それでもこの世界ではそんな当たり前のことを確認する必要があり、「猫は字が読めないからフリップを出しても意味ないよ」ということをわざわざ(視聴者にも)教えてくれているわけだ。……藤さんの中でその常識が揺るがないのは逆にすごいんだけどな……。

 というわけで、タヌキ目線でも「よく分からない新人」であるはずのにゃんこであるが、今作は作劇が丁寧なもんで猫の愛らしい挙動がよく描けている。高いところから降りる際のワンステップとか、単に床に丸まる時のちょっとした挙動とか、「あ、猫だわ」と思える描写が入念なのでそこがまた猫好きにはたまらない。きっとそんな様子にタヌキだって惚れているのだろう。思いの外グイグイコミュニケーションをとりにいき、わずか1日足らずで御猫様と仲良くなれるという快挙。「借りてきた猫」なんて猫界でもとっつきにくい方のキャラのはずなのに、すぐに打ち解けられたのはタヌキサイドの頑張りのおかげでしょうかね。まぁ、元々心の広い猫だった可能性はあるけど。ちなみに当たり前のようにやっているけど、猫のCV(?)ももちろん麦穂あんな。まぁ、全部任せておけばいいのよ。

 猫との共同生活はあっという間に終わってしまったが、Bパートでは逆にその猫に会いに、というか弟夫婦に会いに藤さんの方から出向いたお話。目的は「ジャックオーランタンを作る」というものだったが、理由はなんでも良くて、多分初めての妊娠で色々と不安定になりそうな義妹のことを気遣って藤さんが様子を見に行ったのだろう。実際、マタニティブルーというほどでもないけど少しは考えることもありそうな義妹のワコさん。でもまぁ、弟くんもそこそこいい旦那ができてるみたいだし、家族のサポートもちゃんとしてそう。そして何より、おうちには猫がいるのだ。きっと元気な子供を産んでくれるに違いない。「新しい生活・新しい人生」というので藤さんは何気なくたぬきの方を見る。猫と並んで寝こける平和すぎるタヌキだったが、彼も一応、藤さんに「新しい生活」を届けてくれたわけだからね。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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