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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 (何故か先週感想書いてたのにupするの忘れてたのでついでにあげる)

 入っていきなり石田彰に迎えられる大邸宅がまともなわけないだろ! 第5話。おかしい、ストーリー的には影森の家への信頼を構築する話だったはずなのに、不信感ばかりが募っている……。

 とはいいつつ、キャラクターたちはみんな割とフレンドリーでユルい雰囲気。1話目で村人大量虐殺してる連中なんだからもっと殺伐としろよ、とは思うが、現状で村の連中にも今一つ信用がおけないため、正義がどっちにあるか分からずあの大虐殺も悪行と断じるわけにもいかず。いや、人殺しに正義はない気もするのだが……現状のガブちゃんとかを悪人扱いしていいものかどうか。

 まぁ、その辺の死生観とか物の捉え方という意味では、ユルさんってば割とドライ。弱肉強食の自然の摂理に慣れ親しんだ野生児だからというのもあるのだろうが、ジンとの交渉だって存外クレバー。ただ、やはり山を下った野生児が一方的に有利な立ち回りなど取れるはずもなく、最終的には影森の家まで帯同するという和解案に落ち着いた。「殺気がなかった」という肯定的な要素もあるが、何よりスキンヘッドのあんちゃんのツガイがまだ外に控えてたから、という消極的な理由もあるあたり、まだ緊張感は途切れていない。まぁ、単純にツガイ使いの数だけでも3対1だったわけで、それである程度ユルの要望が通ったと考えれば、確かに害意は薄いと捉えるのが自然か。遠くからGPS(ツガイ)で足取りを追ってたデラさんは災難だが、ここから改めてユルを取り戻す算段なんてあるもんだろうか。

 なんやかんやあってたどり着いた影森の家。そこで出迎えたのはハイパーブラコンに育った妹のアサさん。この子、だいぶ拗らせてるみたいだけど……まぁ、お兄ちゃんが(狩人として)格好いいのは一応事実か? でもアサさんが村を脱出したタイミングのユルってもっとずっと幼かっただろうし、あんまりそういう憧れの目線って元々持ってなかった気はするのだが……お互い久しぶりに見て、「ビジュはいいな」みたいなことを思ったりしたんだろうか。実際アサさんのビジュはいいな。ユルさんは身長で負けてしまってるのは悔しかろう(思い返してみれば、荒川弘作品の主人公ってみんなして身長低いよな)。

 ブラコンアサさんと改めて対話の場を設けられ、ユルが何よりも聞きたかったのは両親の行方。目の前のアサが本物だってことすらまだ完全には納得していない状態だろうが、一旦飲み込んだうえで、「お前が本物だったら親がどこにいるか答えられるだろう」くらいの意図もあったのかもしれない。もちろん、何故アサだけを連れて村を出てしまったのか、その辺りの事情を知りたいという欲求もあるはず。影森の人間が信用しきれない今、もはや「顔見知り」として残った可能性は両親しかいないのだ。

 しかし、残念ながらアサたちから得られた答えは「行方不明」という非常なもの。どうやら村の双子を巡るゴタゴタは村と影森だけの話ではないらしく、やはりお外に第3の「よからぬ」連中はいるらしい。アサ本人を狙っても警護が厳しかったから、みたいな理由でまずは両親が狙われたのだろうか。その辺の因果関係も分からないことだらけだ。しかし、厄介はわざわざ向こうから出向いてくれる。双子が揃ったこのタイミングで、動き出した謎のツガイ勢力。さぁ、ここからが真の戦争か。ここまでの流れから「ユル側とアサ側の2勢力だけじゃねよなぁ」とは思っていたので、真の敵キャラの登場は予想できていたが思ったよりも早かった。ツガイ使いの連中は戦闘慣れしているようで、ガブちゃんだって寝起きですぐに臨戦態勢だ。

 ラストシーンはユルが矢を放ったところで終わったが、フツーに考えたらジンはもっと殺傷力の高い現代兵器出せるけどね。あれ、でもツガイに実弾って当たるんか? まぁ、ガブリエルが盾になってたから見えなくてもヒットはするのか。その辺の力の使われ方も、今後のガチバトルで色々わかりそうですね。

 追伸:ひだり様が走る時もずっと腕組みしてるのなんか格好いいよね。

 
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 攻めたテーマ設定やなぁ……第5話。まぁ、確認したところ今作の発表自体は10年以上前からなので、某事件が起こるよりも前のことではあるのだろうが。

 今回の主人公は珍しくカップリングじゃなく単体でサブタイを冠された大久保あさ美。冒頭はインパクト抜群のお風呂シーンからスタートするが、これが1話の若菜のお話で出てきたシーンだったってのがちょっと面白い。あの時は「寮暮らしってぇといろんな人が集まるもんだわねぇ」くらいの印象だったのだが、そんなモブだった子が今回はセンター。しかも「人の入ったお風呂に入れない」という潔癖要素はあくまでもサブであり、彼女の人生を紐解くための最も重要なテーマはなんと「宗教二世」だったという。なんかもう、なんでもありの作品である。

 なかなかにセンシティブな題材なので私もここで深く取り上げるつもりもないのだが、基本的には「信教の自由は尊重されるべきだろうが、周りに迷惑かけないようにね」というのが普通のお話なら出てくる論調だろう。かくいう私もそれくらいのスタンスであり、二世の気持ちは当然分からんけど、「宗教の人」は一応親戚に1人だけいたことを思い出した。年に数回しか会わないレベルの人だったので別に迷惑は被ってなかったし、ふつーに理知的で話の分かる「親戚の人」だったから子供の頃から全然抵抗はなかったのだが、ある日私が風邪をひいて寝込んでるところにたまたま来た時に、枕元でなんやらよう分からん儀式をやられた時だけ「えっ」とは思ったくらい。あそこで風邪が治ってたら、私もそういう道に進む可能性があったんだろうか。

 あさ美さんのご家庭は別にそこまで深刻な問題を抱えていたわけじゃないが、幼少期〜思春期の女の子にとって「他のご家庭と違う」はやっぱり後ろ暗さに繋がってしまう。それが爆発したのが淡島受験の際の母とのやりとりで、どれだけ自分が頑張っても「宗教のおかげ」と言われたらたまったもんじゃないし、もしかしたら母や父だって、自分たちの頑張りを他人に預ける人生を送ってきたのかもしれない。そう考えると、今まで「なんかヤだ」で済んできた両親の生き様が、「すごくヤだ」になるのもしょうがない。二重の意味での「自我の目覚め」である。そこでお母さんにどうやって自分の気持ちを伝えるかは大事なところだとは思うのだが……あさ美さんは残念ながらあまり良くない方法でぶつかってしまった。

 「なんでこんなことで悩まなきゃいけないんだろう」というもっともな嘆息。ただでさえ閉鎖的な淡島において、ことさらに他人と分け隔てられる要因が増えてしまうことは望むことではないし、直接自分のことを知っている熊谷洋子の存在もネックだ。「周りと違う、周りと交われない」という過度な拒否感が、彼女を湯船から遠ざけてしまった原因なのかもしれない。四面楚歌にも思えるその状態から脱却するには、この淡島という特殊な環境において、なんとしても他者との繋がりを作り、「成り上がって」いくしかないのだ。そのために、彼女は芸事に身を費やすことになるのだろう。他の神は知ったこっちゃないが、きっとミューズなら、信じられるはずだから。

 大久保あさ美の物語の結末はまだ分からない。彼女が若菜たちと出会って明日への希望を繋いだところで物語がふいと終わってしまったからだ。この続きが語られるのか、彼女の話が「それはそれ」で群像の中に埋没していくのか、ここからの展開も楽しみだ。

 そして残り数分でいきなり挟まれるCV花澤。憧れのスターに出会うために一生懸命頑張った女の子の話。……これこそ1話目でやるようなめっちゃ分かりやすい「少女の夢」の話だったが……なんでこのタイミングでぶちこまれたんだろう……人間、憧れの人を目の前にするとマジで口から言葉が出なくなりますよね(私も経験がある)。

 

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 ウミウシのような犬の画像を送ってください、第6話。当方、大の猫派ではありますが可愛いわんこも大好きです。

 前回の引きでまだまだブラックな展開が巻き起こるかと思っていたが今回はさほど辛いシーンもなくてホッと一息。基本的に五十嵐が直接関わってこなければこゆん周りにおっきな波風が立つ要因ってそんなに無いはずなんだけどな。おかげで、今回一番黒くなってしまうシーンは冒頭の美姫の回想である。これまで何度か美姫が匂わせていた「かつてこゆんにしてしまった仕打ち」の内実が明かされ、彼女の何気ない愚痴の一言がこゆんの中学時代を暗黒に染めてしまったことが確認できた。「あんたは贅沢もんだよ」と言われた果てに、こゆんはいじめの総大将みたいな存在だった五十嵐とまさかの交際に至ったとのこと。ガチで「付き合ってた」んでしょうかね。こゆんの記憶に五十嵐とイチャイチャしてるシーンとかは1つもなかったが……どうやって2人の「交際」が始まって、どうやって終わりを告げたのかは気になるところ。現状ではとにかくそんな歴史がこゆんの「城壁」を作っているということだけは分かるわけだが……。

 まー、美姫が言ったことは確かに不用意ではあるし、それまでこゆんが抱えていた諸々に配慮していない発言だったのは間違いないだろう。ただ、言葉の受け取り方なんてものは人それぞれだし、ちょっと疲れた美姫が軽い気持ちでぽろっと言ってしまったのもしょうがないかな、という気もする。中学生なんて多感な時期なのだから美姫が「気にする」性格であればブレーキをかけられたのかもしれないが、青少年の悩みは人それぞれ。こゆんの悩みの深奥にまで美姫が辿り着けてなかったとしてもしょうがない。反省は大事だけど、そこまで深刻に悩まない方が、今のこゆんとの付き合いはうまくいきそうである。実際、こゆんだってかつての美姫とのやりとりを恨んでるような様子も見えないんだしね。

 そんなわけで、今を生きる美姫が見出してしまったいけない構図は「陽太×こゆん」という身長差カップル。推せますか……推せるかもしれませんね。こゆんのこれまでの態度を見てれば相性は良さそうですし、「いい人」2人をくっつけるのもやぶさかではないかもしれません。まぁ、友達どうしでのこういうノリが一番うぜぇって考え方もありますけどね。また美姫が余計なこと考えて暴走しないといいんだけど。

 そうして3人で勝手にわちゃわちゃやってるもんだから1人で傷ついていくのが湊ということに。前回のこゆんとの和解劇は、単に2人の関係をゼロベースに戻すだけではなかった。明らかに距離が縮まった2人。こゆんの方は「謝って許してもらえた」くらいの感覚かもしれないが、ヘンテコな氷の女王の立ち振る舞いに、人の心とか無さそうな湊は大きく揺さぶられていた。これまでの人生で「人を嫌いになってないけど好きにもなっていない」と友達に分析された冷血人間・湊。自分の心を、脳をコントロールしきっていると思っていた彼の人生についに現れたこゆんという異物。彼女のことを考えると脳がいうことを聞かず、陽太との関係性を邪推すればするほどに気分はどん底に。好きとか嫌いとか、最初に言ったのは誰なのかしら?

 そうして周りが「陽太×こゆん」という関係性に注目し始めたこのターン、いよいよお鉢は陽太に回る。湊は「陽太と付き合うなんてろくなことにならない」と繰り返し言っており、今回ラストで垣間見えたのは陽太のちょい複雑な家庭環境……や、でも別に不幸なご家庭ってわけじゃないよね……親御さんを亡くした家庭なんてそんな珍しいもんでもないし、再婚相手の血のつながらない母親だって……まぁ、これはちょっとレアだが、別に陽太との関係性が悪いようには見えなかった。今回は毎度お馴染みエンディングテーマの不穏なイントロのせいで何か見ちゃいけないものを見たかのような雰囲気になっていたが、別によそのご家庭にそんな事情があったからってパンドラの箱を開けたわけでもあるまいに。

 でもまぁ、ほんとにそれだけなら流石に湊もあんな言い方はしないか。陽太さんが何を隠し持っているのか、次の「氷」の源はそこにありそうですな。

 
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 流石にサブタイ長すぎて全部書けねぇよ……第5話。まぁ、下の方に書きます。

 ぼちぼちエキセントリックな画面にも慣れてきて、ネタが合わない時は「空回ってんなー」と気楽に観られるようになってきた(それっていい傾向なのか?)。今回は2本ともそこまで(映像以外の)パンチは強くないお話だったし、まぁそういう回もあるだろう。もしかしたら冷静になったらこれまでもずっとそういう回だったのかもしれない。

 Aパート「秘伝の巻物のヒモ」。「お得意の無生物か」と女神様に言われてしまうくらいには慣れ親しんだ題材。ただ、今回は事前に伝説の田中さんの様子が挟まれており、主人公とはまた別枠で必死の転生劇を繰り広げている「もう1人の主人公」(?)にも多少のスポットが当たった。でも、何度も何度も次元を変えて転生をしているのは主人公と田中さんくらいだと思っていたが、別にその2人だけと決まったわけじゃないんだよな。実際、先週は紅鮭師匠も転生者だった可能性が匂わせられたし、同じ女神様のところには予約待ちの「転生者」が無限の行列を成しているのだから、それらが全員1度だけの転生で満足してるってこともないだろう。意外と世の中は意識して次元の旅を続ける転生者が溢れかえっているのかもしれない。

 そして、そんな田中さんの活躍を主人公が別メディアで観察してる意味も分からん。なんでおめぇが観測者気取りなんだよ。ちょっと女神様の部屋の滞在時間が長いからっていい気になるんじゃねぇぞ。未だコミュニケーションは取れてないんだからな(初期に比べればすっかり仲良くなったわねぇ)。

 1つ目の転生世界はどこかレトロな感じもあるストップモーション紙細工の世界。すっかりお馴染みになった紙細工だが、ストップモーションのクセは相変わらず強い。でも「グロい」感じもなくてスッキリ見られるデザインだったのでこの映像は嫌いじゃなかった。そしてお話の意味はわからなかった(いつも通り)。

 Bパート、「カップルがキスしてる後ろで一人寂しく座っている独身男性が感じる気まずい雰囲気」。もう何が何やら。主人公がご丁寧に「こないだ無生物だったから今度は生き物がいいなー」って言って引いたガチャで、まさかの概念になるとは。しかもこんな限定的な概念、そうそう使われるチャンスないやろ(ん? 意外と感じるが?)。

 そして映像の方はというと……なんやこれ……。なんかもう、すごい技術ではあるが……素人でもスマホを使えば簡単に動画にエフェクトを仕込めるようになった現代であれば、これくらいの映像加工はそこまで難しくないのだろうか……いや、でもこれはやっぱプロの技よな……。ちなみに映像制作はこないだのトマト騎士の話をデザインしたのと同じ人だそうで、実写パートの撮影にはまさかのタレント起用まであるというサプライズ。そりゃもうインパクトは抜群だったが……まぁ、お話の方はとんと入ってきませんでしたがね。不条理シュールギャグが強すぎてもアニメ調であれば誤魔化せる部分もあるのだろうが、映像が実写に近づくにつれてどんどん寒く感じるようになる現象って何なんでしょうね。おかげで今作では初めて「……なんかちゃう」と思ったお話でしたとさ(だいぶボーダー低いやろがい)。

 まぁいいんですよ、こんだけ意味不明なものを毎回乱射してるわけで、全部がバシバシヒットしてたらそれこそ怖いわ。映像としては面白いものだったので、そんなに不満もないのである。あとまぁ、実写に声優が声当ててるおかげで明らかに違う人から川澄綾子の声が聞こえてきたりするのはちょっと面白い。吹き替えの時とは感じ方が変わるのも不思議なもんだ。

 
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 タイトルどん!……完璧な最終回だったぜ……第5話! 終わってないよね! なんやあの思わせぶりなCパートは!

 てなわけで、先週までのどっきんバクバクは一旦これにて回収完了。なんやかんやでうまく行ったらしい、「第1部完」であった。なんかもう、色んなところにツッコみたくてしょうがないのだが、いい話になっちゃったのでしょうがねぇ。1つだけどうしても我慢できずに突っ込んでおくとしたら「海、遠浅がすぎる」くらいでしょうか。もしかしてカメラアングルトリックを使ってるだけで延々海岸線と平行に歩いてるだけだったりしてな。あたしゃ海ってほとんど行かないから分からないのだが、実際にあんだけの距離で遠浅の海ってあるんでしょうかね。

 などというどうでもいいことは置いといて、色々と「レプリカ心理」に踏み込んだお話でした。今作は「コピー人間」というところまではそこまでびっくりするようなプロットではないのだが、そこからきちんと「ある日レプリカ製造能力が目覚めたら?」というところからちゃんと特殊設定を詰めて、独自の物語を構築している部分が最大の評価点。特に「レプリカ側」の心理に肉薄しているところが面白い部分で、ナオの最大の転機となったのがまさかの「死」だったという。

 どうなるものかと思っていたレプリカ轢死事件。結果は「装飾品は全部線路内に残ったが肉体は消える」だったらしい。えーと、確か服とかはコピー生成時のものが踏襲されるってことだったから、このナオは別な服を着た状態で生成されて、制服に着替えて学校に行ってたってことなんですね。制服以外のものも転がってたけど、あれが靴下なのか、パンツなのかはよく分からない。……レプリカはわざわざパンツ履き替える気はしないので下着類は残ってない気もするのだが、もし残っていたらこれ以上の怪事件もないわな。いや、制服だけでも充分怖いのだが……多分鉄道警察も今頃大慌てでしょうね。明らかに多数の目撃者がいる中での転落事故のはずなのに、あるはずの死体だけがなくて制服が散乱しているんだから。……制服にネームタグとかが付いてないことを祈る。いや、でもそうじゃなくてもホームの監視カメラとかでアキと一緒にいた女子高生が押されたところは映ってそうなもんだけどな(そしたら当然犯人も)。その辺を掘り下げようとするのは野暮ってもんでしょうね。

 今作で掘り下げたいのはそんな現実の事件の方ではなく、「一度死んでしまった」レプリカが何を考えるのか、という部分だ。アキと違ってこれまで幾度となく「消されては呼ばれて」を繰り返してきたはずのナオ。「消える」ことには慣れているはずなのだが、どうやら素直の意思によって一時的に消されるのと、直接的に命を「消される」のでは衝撃が段違いだった様子。ちゃんと轢死の際の痛みの感覚も残っていたとのことで、常人だったらトラウマで二度と駅に近寄れないレベルの体験である。そんな強烈な体験がナオに植え付けた感情は、「自分は人間ではなかった」という虚ろなもの。これまでの「出し入れ」と違って明確な終わりがくるべきタイミングでも何事もなかったかのように帰ってきてしまった自分。それは代替品でしかないことの表れなのか、命の薄さの表れなのか。

 とにかくアイデンティティが崩壊してしまったナオは、古式ゆかしい入水によって自らの意思で再び消えることを目論む。まぁ、素直に相談せずにそんなことしても、またすぐに呼び出されてしまうだけな気もするが……そんなナオの繊細な感情を拾えるのは、同じコピーのアキだけだった。遠浅の海ですったもんだを繰り広げた2人は最終的に愛の告白にまで発展し、悩ましい事件については文字通り「水に流す」ことに。いや、救出後もナオはだいぶ揺れていた気もするが、そこでのアキの返しが100点満点だったのよね。「私には何もない」というナオの主張に対してまずは「19万円がある」。彼女のこれまでの積み重ねがきちんと現実世界に残っていることの証明。続いて「ハーフアップがある」。より明確な、素直とナオの差分であって、自分と結びつけた具体的な「個性」。そして殺し文句は「俺がいる」。こんな三段論法をパパッと返せちゃうあたり、アキさんってばほんとにナオのことばっか考えてたんでしょうね。それこそ通話先のりっちゃんのことを忘れちゃうくらいに。

 インテリ眼鏡の洞察力は大したもので、りっちゃんだってナオの真実にはおよそ気づいていた。まぁ、確かにあれで我関せずだったら友達甲斐ないもんな。周りの全てが「素直じゃないナオ」を受け入れてくれると知った時、そこにレプリカではなく、1人の「人間」としてのナオが生まれた。なんとまぁ、幸せなことでしょう。恋をして、いけばいいじゃない。

 追伸:やっぱ「律ちゃん」って名前のお友達はいい子ばっかりだよね!!!

 

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 まっとうに賑やか、第5話。前回はヘンテコ展開で意表をつかれて思わず記事立てしてしまったが、また学校に戻ってきた今回を見ても、なんか今期一番素直にラブコメやってくれてる作品って気がしてきた。(どこまで他のラブコメアニメを切っていいものか悩んでいる)

 Aパート、ポエムの悪友、よく転ぶJKことアキナ(フルネームは秋名素子というらしい)がメインというちょっと視点をずらしたお話。これまでガヤに徹していた2人の親友。アキナは保険委員・出淵にお熱であることは描かれていたが、それ以外には「なんかアホっぽい」くらいの要素しか出ていなかったので、今回いい具合にその掘り下げが行われたという話。まぁ、追加で得られた情報は「運動不足で足がよくぐねる」くらいだったけども……もうかたっぽの友達であるタサキちゃん(フルネームは田崎類)が大のBLファンだってことがわかった方が情報量としては多いのかも知れない。見た目とかこれまでのリアクションから何となく腐女子っぽいのはアキナの方じゃね? とか思ったのでちょっと意外ではある。

 未だ素直になれない……というか認め難いポエム・桜大門のカップルと違い、アキナはそりゃもう真っ直ぐに出淵ラブである。あんなヤベェやつのどこがいいんだよ、という気もするのだが、ツラが良くて常時お姫様抱っこしてくれる頼れる系男子ってことで惚れる女の子もいるのかもしれない。表面的なヤバさは見ないことにしてるのか、全部受け入れた上でOKと判断しているのか……まぁ、何でもいいんやろな。今回出淵は成績もそこそこいいことも判明しているし、このままでいけば意外と委員長sの中では優良物件と言えなくもないのかもしれない。……いや、やっぱダメだろ。とにかく出淵との絡みでテンションが上がりまくり、アヘ顔を晒しまくるアキナの百面相が愉快なお話でした。

 Bパート「ポンコツのいる高校に妹が見学に来る日にまたポンコツと補修を受ける話」。サブタイトルが長すぎる。そしてだいたい言っちゃってる。学校見学を理由に、普段ポエムが生活している高校の中に妹のリリちゃんも招き入れちゃおうというお話で、そこにはこれまで隠されていた桜大門の妹さんも同時に参戦していたという。……なんで妹ちゃんの登場シーンがやたらホラーっぽかったんでしょう。あの辺のシーンの演出意図だけ未だによく分かってない。まぁ、怪しげな人物ではあるのかもしれないが……もしくは単に低血圧な様子を表したかっただけ?

 とにかく、校内で会いたくないという姉の願いや「お姉に興味ない」という妹の感想など気にせずに運命は勝手に色んなものを惹きつけていく。あの短期間でこの学校のヤベェ奴全員巡りツアーを実現させてる妹ちゃんズの悪運(バッドラックだろ)は相当なものである。保険委員は見回ってたからランダム遭遇はまだいいが、図書室に行ったのは本当にたまたまっぽかったし。こんだけ色んな妖怪変化を見せられて、進学の意思が残せたリリちゃん偉いよな。桜大門の妹はよく分からん天然娘ってだけだったけど、来年進学してくると兄は3年でまだ在学中。確かに朝起こしてもらって一緒に登校はできそうだが……兄に合わせて登校しちゃうとめっちゃ朝早くない? 大丈夫?

 実は個人的に今作で一番面白いと思ってるキャラが月島でして、いちいちあのメタモルフォーゼが理解不能な薄気味悪さで丁寧に描写されるのを見て笑ってしまう。福山潤の変幻自在のキャラ差分もお見事。今回もたっぷりキモいところが見られてよかったです(単に水木しげるファンなだけかもしれない)。

 それにしても……メインキャラの大半が補習必須のアホだらけのアニメってのも珍しいよな……こいつらの将来、大丈夫か?

 
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 分からへんのかーい、第5話。いやしょうがないやん。ハイレベルな軍師の考えることなんていちいち分かりゃせん。

 聖夷なんて兵站で劣る弱小国家なんちゃうんか、と思っていたが、どうやらそんなことは無かったらしい。凄まじいカリスマを見せつけてクーデターを成功させた輪島桜虎を筆頭とした新政権は、見る者が見ればずいぶんと強かな試合巧者。一見すると無謀にも思える西征だったが、これも存外勝ち目の無い戦いというわけでもなさそうで。

 目下、三角たち大和政権側の最大の問題は当然帝の首を握っている平殿器である。長年の停滞によってすっかり傀儡政権と成り果てた現状では、正しい声も通らず、欲深い平が享楽に費やすための国家に成り下がっている。藤3世は頼りにならず、龍門の必至の上申も何一つ通らない。あげく平には息子(CV村瀬)までおり、こちらも素直に血を受け継いだよっぽどの悪ガキ。そんな奴らがやりたいようにやらせていけば、この国の未来も行く先が知れている。

 そんな無理難題の中で、果たして龍門はどのようにこの国を建て直すのか。はたまた立て直さずにぶっ壊したいのか。現状の冷遇を見る限りこの人が現政権に忠誠を誓う意味ももはや無い気もするのだが、この度部下から出てきた聖夷への帰順については一蹴した様子。とはいえ、これも帝への忠義がどうこういう話ではなく、いたずらに時勢を揺るがして民に負担を与えることへの懸念のようにも見えるのだが……一番「正しい」道なんて、この乱世で分かるわけもない。

 ただ、少なくとも龍門とその懐刀である加来(軍師でカクとかいう苗字なのに「そっちの漢字かい」とは思ったよね)は明確に何らかのビジョンを持っている様子。無理難題ともいえる物資輸送。相手が罠を敷いて待っているとしか思えない状態での寡兵での出撃。それらを甘んじて受け入れながら、決してその目は負けたとは思っていない。もちろん誰にも答えなど教えてくれないので三角にも彼らの狙いはちんぷんかんぷんの様子だが……鍵となるのは桜虎に萌えちゃって帰順を促した部下の流刑? ふむ、流石に分からぬ。

 果たして三角はこれだけの少ない手がかりから龍門の意図を汲み取り、留守中に最善の対応ができるのだろうか。まぁ、留守中に何が起こるかも想像できないけど。平は常に最悪のその上を狙ってきそうで怖いんだよなぁ。

 
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 クジマが鳴く時の「クルルルルル」っていう絶妙に巻き舌のような、鳥っぽいような発音がツボ、第4話。ロシア語なのか、鳥類由来なのか絶妙に分からないのが面白い。

 Aパート、突然の最終回。「渡り鳥が越冬のためにロシアから日本にやってきた」っていう設定だったはずなのに11月に突然帰郷を思い立ってしまうクジマ。そりゃな、見た感じ全然「寒いから」って感じもしてないし、人類以上の知性を持つこいつなら極寒のロシアの冬でも余裕で越せるだろう。今回日本に来てるのも、本人が言ってた通り単なる物見遊山である。それなら、突然のホームシックでUターンしても誰も文句は言わない(言えない)。

 ってなわけで突如帰る宣言をするクジマと、そんなん言われたら止める理由もない鴻田家の面々。「もっと居てくれてよかったのに」という言葉が出てくるだけでもだいぶ優しいし、何ならスグルも割と順当にデレを滲ませて見送ってくれている。こんだけ怪しい生物を数週間とはいえ滞在させてたんだからどう考えてもお人よしなのだし、むしろ詐欺とか窃盗の被害にも合わず、穏便にクジマを送り出せたならそれはそれで万々歳だった可能性も。

 止める大義名分もないので笑顔で送り出すことにした面々だったが、やっぱりアラタだけはちょっと寂しくて、「クジマのいない家に帰りたくない」なんて思っちゃう。ドラえもんにしろ何にしろ「アイツが帰っちゃった後」の話ってのはどこか寂寥感が漂うもので、ドラえもん以上の体積と存在感を持つクジマがいなくなったら、そりゃまぁ「部屋が広くなったよ」どころの騒ぎじゃないかもしれない。生活リズムもすっかりクジマありきになってしまったアラタはさぞ寂しい人生に戻る……わけがないことは最初から分かってますけども。だってアニメまだ4話だし。

 まー、なんやかや理由をつけて「やっぱ帰らない」ことは分かっていたわけだが、正直いうと、「海泳ぐと寒い」とかの理由で戻ってくると勝手に思ってました。今回最大の収穫はクジマが飛べない鳥なもんだからリマン海流にのって(?)泳いで渡ってきたってことが判明したことですかね。ペンギンとかに近い種族なんでしょうかね。ロシアから日本までいったいどれくらいかかるかは想像もできないが、そうしてはるばる日本にやってきたクジマなので、帰ろうと思えば多分帰れたのでしょう。それでも「もうちょっと居ようかな」と思えたのは家族の温かさ。多分今後も何となくホームシックに抗いながら、クジマは暖かい季節を待つのだ。

 Bパート、ロシア料理・ボルシチづくりの回。なんとまぁ、あるあるネタの宝庫でして、まず「ロシア料理、ボルシチくらいしか思いつかない説」である。あとはピロシキくらいじゃない? 私は「DARKAR THAN BLACK」のおかげでペリメニとか勉強しましたけど、ガチであと出てこない。そんでボルシチって現地の言葉で書くとキリル文字なもんで絶対読めないし、とてもじゃないけど「ぼるしち」って発音する言葉だとは思えない(調べてみると、現地発音だとボルーシとかボルシィみたいな発音っぽい)。近くて遠い、不思議な異国である。

 さらにさらに、「ボルシチって言うたら単なる野菜スープじゃん、すぐ作れるんじゃね?」という思いつきからの「必須素材のビーツがないから無理です」もあるある。結局私はこれまでの人生でビーツなるものをほとんど食った記憶がない。もしかしたら本物のボルシチを食ったことがないのかもしれない。そうなると食べてみたくもなるのだが、そこからビーツに辿り着けず「ラディッシュってなんかビーツっぽくない?」も多分あるあるな気がする。ラディッシュがカブみたいなもんだってのは分かるのだが、ビーツが何っぽいか分からないので全然違うと言われても比較できないからね。今回のアラタの失敗、あんまり笑えないのである。そしてラストの「万事休したらカレーにChange!」も日本古来よりのあるある最高峰。カレーは、カレーは全てを解決する……。ルーを作ってる各企業の皆様、ありがとうございます。

 最終的にはそれなりに具沢山(ラディッシュ入り)のビーフカレーができたんだろうし、結果オーライなんじゃなかろうか。クジマには自作のボルシチでホームシックを紛らわせてもろて。

 

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 仁と忠の物語、第6話。互いにぶつけ合う気持ちはどこまでもまっすぐで、だけど、本人たちも分かっている通りに、どこか壊れていて。

 ずっとイチャイチャしてくれてればいいよ、とは言っていた雛菊とさくらの関係性。でも残念ながら、ここに至るまでの道程には痛みと苦しみしかなかった。以前から少しずつ語られている雛菊誘拐事件の顛末についてはまだよく分かっていないところがあるが、とにかく代行者という宿命は雛菊を苦しめ続けていた。周りの人間からは出自に呪いを吐かれ、剥き出しの殺意を受け続ける人生。心優しき雛菊は、いつしか自分など死んでしまえばいいという周りの空気を受け入れてしまっていた。

 雛菊が語る「自らの死」。理屈で説明しようとすれば何かしらの精神病理的作用ではあるのだろう。自己否定の果てに生まれた精神的な「死」と、それに帳尻を合わせるための「別人格」という概念。死んだのに死にきれない、そんな苦悩の果てに雛菊は一度「壊れて」しまっている。そして、さくらからすればそれは自らの失態であり、一生雛菊に顔向けできないほどの不義理でもあった。雛菊がいなかった数年間、全てを賭けて彼女を探し続けたとはいえ、結果を伴わなければそんな苦労に意味はない。自らの無力で、さくらは雛菊を「殺して」しまったのだ。

 そうして生み出された現在の雛菊。彼女に対する見解は2人にとって若干の齟齬はある。雛菊の中では間違いなく自分は「2人目」であり、過去の自分は死んでしまっている。だからこそ、「1人目」を探し続けていたさくらの目の前に自分が現れることは不誠実なことであり、彼女が自分のことをひたすらに想い続けてくれていることに罪悪感すら抱いている。自分という呪いをかけてしまった責任から、一時は何とかさくらを自分から解放しようとしていた。忌わしい代行者の家系から、すっぱりと手を切って新しい人生を歩んでほしいと願っていた。

 しかし、さくらはそんなことを全く望んでいない。何しろ目の前には求め続けた雛菊が厳然とそこにいるのだから。彼女の「死」についても理解はしていよう。過酷な環境から自らを死に至らしめた雛菊の心境だって分かっている。だからこそ、表面上は「2人目」を受け入れるという形で雛菊との折衝を図ったのだ。もちろんさくらの中で1人目も2人目もありはしない。ただそこに雛菊がいるだけ。けれど、雛菊の気持ちを最優先にするなら、「2人目」を受け入れて新しい関係を積み上げていくことこそが、2人にとっての最適解になるのだ。彼女の忠義に迷いはない。その直向きな思いだけが、雛菊に新しい「春」を届ける唯一の方法だった。

 そうして、現在の2人がある。「2人目」の認識に齟齬が残っているために多少ギクシャクする部分もないではないが、そこは時間が解決してくれることだろう。「2人目」との時間が長くなればなるほどに、新しい思い出も積み重なり、「1人目」だの「2人目」だのという考え方はどうでもよくなってくるはずなのだから。しかしもう1つの問題は、雛菊が「冬」の代行者の狼星に気持ちを寄せていることだとか。「2人目」なのにその気持ちだけは抱え続けているという雛菊。さくらからしたら何の不思議もないその感情は、雛菊が「1人目」とつながりうる貴重な「残り火」でありながら、さくら自身としては受け入れ難いもの。本人が独白した通り、それは醜い嫉妬でもあり、自分を生かすための原動力でもある。自分が一番であり続けたい、雛菊を誰にも渡したくないというエゴがさくらを苛んでしまう。そして雛菊から見ても、自分が原因で生み出してしまったこのさくらの歪みを、何とかケアしてやる必要があるのだ。

 「好きだ」と繰り返す雛菊の表情に、慈愛や安堵は感じられない。自らの醜さに葛藤するさくらへの不安と罪悪感ばかりである。この歪みも、いつか雪解けを迎える日がくるのだろうか。今しばらく、2人の時間が必要なのかもしれない。

 
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
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