忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14]

○「灰原くんの強くて青春ニューゲーム」 4

 もう1話目で終わっちゃっていいんじゃないですかね……。だいたい目的達成してたやろ……。

 タイトルで全部説明しちゃう系作品。プロットからもしやこれもなろうなのかと思ったが純然たるラノベ原作とのこと。この界隈じゃタイムリープなんてものはコンビニ感覚でサクッとやっちゃいますからね……どこぞのエロゲ作るために時間跳躍したお嬢さんぐらいなら頑張ってくれてたと思うんですがね。

 「時間跳躍するけど7年だけ。もちろん何でそんなことが起こったのかの説明はゼロ」という潔すぎる出だし。高校で失敗して事実上ドロップアウトした陰キャの大学4年生が高校入学前に戻って高校生活をやり直すという内容で、日本のラノベ文化において「高校生」というステータスがこの世の全てであることがよく分かるというもの。別に大学1年からやり直してもいいと思うのだが。

 そんでいうほど大学4年生って高校時代のこと全部覚えてるか? まぁ、残念ながらおっちゃんくらいの歳になってしまうと「大学4年目の自分が高校時代の自分のことを覚えているかどうか」を覚えていないのだが……。まぁ、多分世の人々にアンケートを取ったら、「もしやり直せるなら」で上位に食い込むのが高校時代ってことなんでしょうね。ちなみにあたしゃ全く共感しません。確かに高校時代は楽しいこともいっぱいあったけど、もはや今になって高校時代のお勉強を当時のモチベーションで3年も続けられるとは思わない。

 しかし、こちらの主人公の灰原くんは高校時代をやり直せるというのを全てポジティブに受け取ったようで、全てを望み通りにするために動き出すという。この辺も文句を言いたいところで、そのモチベで1ヶ月みっちりダイエットして肉体改造できるような人間は、一念発起すりゃ大学4年目からでもリカバリできるだろ。ほんとに人生を失敗するやつはな、戻ったところで何もできずに終わるだけなんだよ。なんで1ヶ月ぽっちでイケメンに早替わりするんだよ。

 そして当然のように、シュッとして再デビューを果たした主人公は勝手に周りの人間がついてくるようになり、「世の中ね、顔かお金かなのよ」という残酷な回文の正当性を訴える。この辺も気に食わないところでさぁ。「肉体改造に成功したおかげで一発で陽キャグループに入れてスクールカースト上位だぞ!」ってさ、結局「スクールカースト上位にいる俺」が全てってことなんだよな。元々高校時代に仲良くしてたオタク友達とかおらんのか。そいつらは見捨てるのか。高校生活の成功を「カースト上位に入ること」で表現するの、やっぱ好かんね。せめて「クラス全体で仲良くなれた」ならまだいいのだが……女の子の取り巻き描写がほんと邪魔。

 そうしてテンプレにまみれたスタートとなり、ついでに画面のクオリティも中の下となると積極的に応援したい要素は思いつかない。素直に切りたい側のタイトルとしてカウントしておこう。


Amazonアフィリンク 

拍手

PR

○「ダイヤのA act -SECOND SEASON-」 ー

 長期シリーズにありがちな「もう第何期なのかさっぱり分からないクレジット」。確認すると、1期は無印、2期が「SECOND SEASON」と銘打たれており、3期が「actⅡ」。そして今回の「act SECOND SEASON」は通算4期目ということになる……らしい。ちなみに話数もとんでもないことになっており、1期は1年半、2期と3期が1年ずつで通算178話を放送している。さらになんと3期の放送がコロナ前で、実に6年のスパンが空いてしまったという。つまり何が言いたいかというと……「もうなんも覚えてねぇよ」。

 2期3期の時点でだいぶなぁなぁで観ていた作品だし、3年生卒業しちゃった後くらいでだいぶ興味は失っていた。原作は完結しているらしいのだが、今からそのゴールまで追いかけられるだろうか。今回は間が空いてしまった影響か制作スタッフが一新されており、スタジオもマッドハウスからOLMへと変更された。まぁ、前のスタッフにこだわりがあったわけじゃないからそれは別にいいのだが……正直ダラダラ視聴を続けるモチベはあんまり湧かない。

 だってさ、野球漫画ってさ、野球やるじゃないですか。今からアニメファンにあるまじきことを書くんですが、もうこれアニメじゃなくてよくない? 日曜の夕方放送なんですけど、関西人ならいっそタイガース戦にチャンネル合わせときゃいい気がするんですよね。「そんなアホなことあるか!」って思われるかもしれませんが、すでにキャラへの愛着とかが無く、バックグラウンドもよくよく覚えてない人間がこのアニメを見ても、「ただのんびり野球やってるだけ」なんですよ。勝った負けたとか1つ1つのプレイにいちいち心躍らないんですよ。沢村たちってもはや説明がいらないくらいに強豪になっちゃったイメージがあるから、手に汗握る応援って感じでもないし……競技こそ違えど、なんか「弱虫ペダル」を見続けられずに力尽きたのと同じ感覚がある。

 土日のアニメはほんと忙しいんで……もうそろそろいいですかね……。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「ガンバレ!中村くん!!」 5

 なんだこれ……脳がバグる。

 複雑怪奇なアニメーション。まずもってこの画面の「レトロ感」はなんなんだろう。素養が無くてこのデザインをどう表現したらいいのかさっぱり分からないのだが、えぇと…………何か「っぽい」よね。これって何っぽいんだ? 具体的な名前が出てこないんだ。映像制作は「このすば」「不滅のあなたへ」などを担当したドライブ。1話目時点での作画クオリティは高く、技術的には文句なく「現代的な」アニメ。そのはずなのに、デザインが完全に昭和テイスト。テーマソングの起用などからも今作は単なる新作アニメではなく何かしらの懐古を訴える狙いがあると思われるのだが、このデザインがなんで「昭和レトロ」っぽく見えるのかはよく分からない。ちょっと前に放送されていた「うる星やつら」のリメイクとかとも違うし……多分、何かしら大元になるオリジンが存在しているはずなんだが、それを私が知覚しているというのも不思議な現象だ。これ、なんで「古く」見えるんだろう。

 さらに、「もしかしてこれも昭和時代の漫画のリメイクとかなのか?!」と思って確認しに行ったら原作漫画の成り立ちもだいぶ不思議。元は「2014年から2016年にかけて連載された」とのことで(Wiki調べ)、それが単行本として2年前に新装され、このアニメに至るという形らしい。つまり、古いことは古い。もう10年以上前の作品だが、別に昭和レトロにまでは遡らない。つまり平成末期にこのデザインが出てきたということだ。ついでに首を捻るのは、なぜ現代に甦ってきたのかという部分で、コミックの再版とアニメが連動しているっぽいので、何かしらムーブメントがあるんだろうか。元々BL雑誌から出てきているということでその動向を探りようがないのだが……謎だ。かててくわえて、原作は「コミック2巻分」だけらしい。ますますもってアニメ化されるのは謎だ。何かカルト的な人気を誇る作品だったのだろうか。世界は広い。

 で、そんな謎だらけのアニメが生まれたわけだが、まぁ、映像の不可思議さを除けばふつーである。そりゃBLが主題なので最初はちょっと面食らったが、その後は普通のラブコメ……いや、普通ではないな。タコのくだりは意味わからんしな。ややシュール寄りな部分はあるが、残念ながらあまり笑いに繋がる部分が無く、個人的には手応えは感じていない。テンポが遅いのは原作の量が少ないからなんだろうか。ちょっと勿体つけすぎだし、肝腎要の中村くんの一人上手な要素も演出過多でややスベり気味。今期は「霧尾ファンクラブ」に続いてあんまピンとこないタイプの1話目であった。

 まぁ、まだまだキャラの関係も生まれてないような1話目だし、ここから賑やかになれば何かしら刺激は増えるかもしれない。もうちょいこのヘンテコな時代感の理由を追いかけることができたらラッキーである。

 
Amazonアフィリンク

拍手

「人外教室の人間嫌い教師」 4→5

 不思議な作品だった。いろんな意味で想定外の構造になっていたので、「へぇ、そうなるんだ」みたいな部分だけでちょっと評価をプラス。お話としては凡庸ではあるんだけど、その組み合わせ方からちょい新鮮さに繋がった気はする。

 新番チェックの時にも触れたが、「人外教室」という設定自体は特に目新しくもなく、今作の場合、「このキャラはネズミだから」みたいな個性の出し方がほとんど無いのは微妙だった点。普通に考えたらバラエティ豊かな「人外」が集まってわちゃわちゃすることに意味がある設定なのだから、いろんなクリーチャーのいろんな生態が活きてこないってのは設定無視とすら言える状況。その辺りの不具合については未だに納得できていない部分は若干残っている。

 ただ、今作はそうして「ネズミだから」とか「エルフだから」みたいな方法ではなく、1人の「人間として」向き合うという視点が徹底しており、種族や外見の違いではなく、あくまで1人1人の女の子の個性と対話し、「人間への道」を提示するという形での「教師」を描いている。この発想が逆になかった部分だと思ったわけだ。

 さらに、「少人数制クラスの物語」ってんで教師とクラスメイトの何気ない日常をみっちり描いていくのかと思っていたらこれも違っていて、中盤以降は時間の流れがマッハになり、描かれるのはほとんど最終試験のみ。1年が早すぎて学園生活スッカスカになってしまったが、毎回「誰が卒業するんだ?」というイベントを起こすことによってドラマ作りをしている。最終試験こそが個々の生徒の一番の目標なのだから、「人として何を成すか」を描くために最終試験の模様を見せるというのは一番手っ取り早い方法であり、そこだけ抜き出すという「ダイジェスト1学年」がいっぱい出てくるのはコスパのいい見せ方とも言える。

 この2点が、既存の方法論からだいーぶはみ出していたので理解が及ぶまでに時間がかかったし、これがベストな描写だったのかという点においては疑問も残るのだが、やろうとしていたことはある程度結実していたし、何かしら新しい見せ方にも繋がっていたとも思う。ちょっと不思議な新時代ラノベである。こんだけ進級と卒業を繰り返していたらもはや生徒との関係性なんて希薄になりそうなものだが、アニメの1シーズンとして見た時には最初から最後までウサミという「軸」があったおかげで意外にブレてないというのも構成の妙ではある。

 「考えてるんだか考えてないんだかよく分かんなかったけど、多分割と考えてる」というのが今作の総評。こういう作品も柔軟に楽しめる、もう少し柔らかい頭を持ちたいもんである。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「神の庭付き楠木邸」 5

 なんも知らんで観てて「チートの使い方がなろうっぽいなー」と思ってたらマジでなろうだった。こういうパターンもあるのか。

 稀によくある「八百万の神々」との共存を描くあやかしアニメ。まぁ、日本人にとってこの手の設定は定番中の定番なので似たような導入・展開の作品は山ほどあった気もするのだが、それは別に悪いことではなかろう。いつだって僕らの周りには神がおわします。あとはその神性をどのように扱っていくのか、何を描きたいのかというだけの話である。

 そして、今作はそんな題材をなろうという媒体の上で展開したというわけだ。そうなると主人公の能力展開と「また何かやっちゃいました?」感は本当に純正なろうテイストなわけだが、舞台がナーロッパじゃなくなり、魔法やスキルのレベル判定機能を使わないだけでも随分印象は変わるもの。「そういう陰陽の道があってもおかしくはなかろう」くらいの譲歩ができる設定。ぶっちゃけ、ここからこのアニメが悪霊退治のバトルものになり、主人公が無自覚に街に巣食う悪霊をばったばったと倒していく展開になったら興醒めだが、1話目の雰囲気からしてそうはならないとは思う。そうはならないでくれよ。もし無事になろう的なエッセンスを薄めてくれるのであれば、ここからどういう物語を展開していくのかは素直に興味がある。まぁ、平坦すぎてもそれはそれで退屈になるかもしれないので匙加減は難しいのだが。

 制作スタジオは「JUVENAGE(ジュブナージュ)」という聞いたことないところだが、元請けはこれが初のようなので様子見。新興のスタジオの場合はスタミナが不安なので後半の作画崩れは怖いが……まぁ、そこまでカロリーも高くないし大丈夫かな? オープニング(今回のエンディング)の映像とか、なんか絶妙にAI風味を感じてしまうのはすでに時代に毒されてしまったからだろうか。表面的に綺麗になればなるほど「AI的に見えてきてモヤる」というのはちょっとした現代病かもしれない。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「黄泉のツガイ」 6

 こないだまで「百姓貴族」のアニメをやってたことを考えると、荒川弘も主要作品全アニメ化を達成してる、高橋留美子に負けず劣らずのレジェンダリー女性漫画家なのか。違いとしてはこの人の方が掲載誌が変幻自在という部分で。こちらはハガレンの古巣に戻っての作品だそうです。

 原作は未読で未知。適当なことを言ってるものの、私は実は荒川弘はさして追いかけてない人間で、ハガレンもアニメであんまり咀嚼してなかったりする。「銀の匙」は全部アニメ化されたわけじゃないし、なんなら一番馴染んでるのが「百姓貴族」だった可能性すらある。そんな適当な人間が事前情報無しで最新作のアニメに触れたわけだが……面白いこと考えるよなー。1話目の「ほわっ!? へぇ!」っていう刺激はピカイチでしたね。この導入を思いついてしっかり描けるのが、レジェンドとしての手腕なのでしょうな。

 タイトルの感じ、アバンの匂わせ、世間で見てたなんとなくの印象から今作がハガレンっぽいバトル漫画だってのは予想がつくわけで、そこから冒頭の「平穏な村の風景」を10分くらい流されると「どうせこの風景は台無しにされちゃうんだろうなぁ」というところまでは先に身構えておけるわけだが、「村の風景」をぶち壊すのが怪しい能力を使う因習にまつわる云々じゃなく、まさかの「飛行機雲」からスタートするという発想。そこから現代文明を叩き込む流れの壮絶さが素直に「なんじゃそら!」という驚きに接続し、そこからさらに「まぁ、現代側に普通に能力者がいるわけなんですが」というので特殊設定を間断なく叩き込んでくる。「1話目で設定を盛り盛りにしちゃう」なんて、ダメな漫画の作劇で言われるような蛮行のはずなのだが、この1話目は純粋に「こっから先、どうなっちゃうんだァ〜〜!?」というワクワクに満ちている。久しぶりに「少年漫画っぽい」導入で見入っちゃったな。

 そんなワクワク体験を提供してくれるアニメスタッフは、スタジオが「ハガレン」繋がりでボンズ。さすがの安定感。そして監督はまさかの安藤真裕! めっちゃ久しぶりじゃん! 確認したら監督作は7年前の「荒ぶる季節の乙女どもよ。」以来である。安藤真裕氏はさほど取り沙汰されるクリエイターではないかもしれないが、あたしゃ初監督作の「CANAAN」から「花咲くいろは」のコンボでベタ惚れしておりまして。当ブログ右にも「安藤真裕作品」で個別にカテゴリ分けされているので、興味がある人は過去作の履歴も追ってみてほしい。安藤さんは初期作の印象でP.A.の人ってイメージだったんだが、実はハガレンにも参加していたり、ボンズ作品でも何本か監督やってたんだわ。この座組みはねぇ……個人的にかなりアガりますね……。

 ってなわけで、余計なことを考えずに期待しておく。唯一の懸念点というか、確実に諦めなきゃいけない点は、原作が未完らしいのでアニメでは絶対に収束できないということ。こればっかりはしゃーないので、とりあえずアニメのラストまで追いかけて、気になったら原作にあたるムーブを取ろうと思う。ちなみに余計な評価ポイントとして「はえー、ロリじゃなくて悪辣な久野ちゃんだー」という意外性がある。久野ちゃんが人をいっぱい殺すシーン、どうにも背徳的な旨みに溢れている。


Amazonアフィリンク 

拍手

○「NEEDY GIRL OVERDOSE」 5

 またとんでもない作品が出てきましたね。えぇ、嫌いじゃないですよ。その姿勢は、ただ、理解は及びませんでしたが。

 というわけで逃げの点数だ! 正直、演出意図は何一つ拾えた自信が無いし、そんなもんがあるのかどうかも分からない。とんでもねぇオリジナルアニメだぜ、と思って視聴後に確認したら、なんとこれ、ゲーム原作なんですね。全然知らんかった。その内容もなかなか突飛なもののようで、まー、何かしらの話題になってアニメ制作にまでこぎつけた理由は分からんでもない。

 ただ、そうして何も知らん状態でアニメの1話目だけを叩きつけられてもさっぱり飲み込めないので困っているというだけの話。おそらくこれ、初見の人間に何かを伝えることは放棄してるでしょ。まぁ、雰囲気というか、「分からないことを伝える」という目的はあったのかもしれないが。タイトルのOVERDOSEという言葉が示唆する通り、ヤク中が作ったかのような捉え所のないドぎつい画面。そこには情報の残滓が転がっているが、それをどう拾って繋いだら意味を成すかは分からない。これがもし本当に「伝えたいもの」だったのだとしたら、ずいぶんとサディスティックな趣向である。

 ただ、そうして1話目から初見の人間を突き放すような姿勢になったことは「それでも伝えたいことがある」という決意の表れと見ることもできる。これは完全なる裏精査でしかないので勝手な期待である可能性も高いのだが、昨今のアニメ市場において、ここまでやり逃げ姿勢の1発目はそうそう存在しない。ゼロ年代くらいの勝負アニメだとこういうテイストも無くはなかった気もするが……それが放送されたということは、この先に「何か」があるじゃないかと、そう期待するしかないのである。

 とはいえ……現状、大仰に扱っているテーマは割と凡庸というか、ネット世界の功罪や「配信者と若者文化」を触る手つきにそこまで新鮮味はない。エキセントリックに見える映像表現も、すでにシャフト文化などはその上の方を通過している気がするし、場面をつなぐ演出にあんまり強い情念みたいなものは感じないんだよな。「何となくオシャレじゃね?」くらいでこれをやってるとすると、ちょっとがっかりだ。あとからこの1話目を見た時に「ここの演出はそういうことか!」と分かるようなものだったらいいのだが……。

 まぁまぁ、ヘンテコなものが全く作られないのはそれもそれで寂しい。チャレンジして、ダメだったらさよならと。それだけの話である。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「MAO」 5

 しかし、改めてバケモンだよな。5作品もアニメ化して、しかもこの短期間でリメイク含めて3タイトルか。レジェンドオブレジェンド。

 というわけで高橋留美子最新作が必然であるかのようにアニメ化。そしていつものように私はこの人の作品については何も知らないという。でもまぁ、1話目時点で「今回はシリアスなんやね」というのが分かりやすく、明確に「犬夜叉」路線の作品となっている。奇しくもアニメ制作は犬夜叉と同じサンライズ。もはやそういう取り決めがあったとしか思えないのだが、放送は読売系列ではなく「境界のRINNE」と同じくNHKである。その辺の権利関係も壮絶な争いとかがあるもんだろうか。

 「犬夜叉的な」と言ってしまえばそれでおしまいなのでコメントに困る作品で、1話目は可もなく不可もなく。サンライズ制作ということで作画クオリティはそれなりに良いが、まだそこまで凄まじい画面が出てきたわけでもなし、求められる作品かどうかも分からない。ちなみに監督を務めているのが「半妖の夜叉姫」と同じ人らしい。まぁ、おっきな取りこぼしはないんじゃないでしょうか。

 個人的に一番好きな高橋留美子作品が「境界のRINNE」ということで、基本的にはギャグ路線の方が好きっぽい。犬夜叉をあんまりフォローしてなかったのも、原作漫画時点で「どこまでおんなじこと続けるんや……」といううんざり感があり、こっち路線ではあんまり期待はしてないんですよね。何か明確な引きがあればいいのだけどね。なお、M・A・Oネキは参加していません(だからなに)。

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「あかね噺」 6

 さぁスタートしました。今期アニメとしては私は注目していきたいタイトルです。

 先に自分語りから入っておくと、珍しく原作既読。個人的に「落語」という題材は常に興味があるのでジャンプでこの漫画がスタートしたという話を聞いた時には興味は湧いたが、すでにジャンプから離れてしまった後だったのでその時はスルー。しばらくして(コミックが6〜7巻くらいまで進んだくらいかな)例によって漫画喫茶でなんとなく手に取り、「えっ、ちゃんと面白いんじゃない!?」と衝撃を受け、珍しくそのまま紙の本でも買いはじめたのである。今や紙で買ってるジャンプコミックは(ジョジョとキン肉マンを除くと)この1作だけである。

 原作を読んだ時に感じたのは、「落語という題材を上手いことジャンプ漫画にしてるじゃん」ということ。落語のスキルをパラメーター表示のステータスにしてみたり、ライバルキャラとのバトルの構図をはっきりさせたり、ターゲット層を子供にしてもある程度受け入れられるようになっている。まぁ、ほんとのお子さんたちに刺さってるかどうかは知らんのだが、この「ジャンプ的落語の翻案」が実に綺麗に決まっていて、しっかり落語のエッセンスは詰まってるな、と感心したのである。現代ジャンプアニメには珍しく現代日本の下町が舞台で、人情ものとしての機能もこなしているし、絵もパリッとしてて読みやすかった。トータルで、私はこの漫画が好きになったのだ。

 さて、転じてアニメの話。「落語とアニメ」もなかなか食い合わせが難しい題材であり、これまで挑戦した事例は多くない。そしてその貴重な事例の中にあの大々傑作・「昭和元禄落語心中」があるというのがまた難しい。もうあの作品はアニメやら漫画云々を飛び越えて1つの芸術として昇華してしまっている感があり、「落語アニメ」というだけであれと比較されるとしたらたまったもんじゃない。変な言い方になるが、今作には「あれ」は全く望んじゃいない。それこそ原作と同様の適材適所。もっと手軽に、「ジャンプアニメとして」落語を楽しんでほしいというそのままのデザインで下ろしてきた形になっていると思う。どんな声優が束になったところで石田彰・山寺宏一・関智一・小林ゆう(・林原めぐみ)が作り上げたあの牙城を崩せるわけもなく、別路線でもっと輝くものが提供できればそれでいい。

 製作陣も構造美の天才・畠山守に対抗する監督として平均打点の高い安定感の渡辺歩が起用され、スタジオはあんまりジャンプアニメのイメージがないZEXCSという布陣。なんだか今までのジャンプ漫画とは違うものも出てきそうだが、少なくとも1話目の演出のピントはずれていない。高座での見せ方はやはりどこか安っぽいというか、勢い任せなところはあるのだが、今後の若手勢の落語を見せる都合上、こういう演出の方が作りやすいだろう。1枚絵のインパクトは悪くない水準に達しており、今回は見取りの時のあかねの表情なんかが素晴らしいものに仕上がっていた。是非とも、この魅力をさらに広く知られてほしいところ。

 中の人に関しては、重責を任されたのは今や安定の請負人となりつつある永瀬アンナ。声質的にも文句のないところだし、精一杯この難題に取り組んでいただきたい。おっとうが福山潤というのはちょっとイメージからずれてたんだけど、手っ取り早く噺家役を任せるにあたって、素地がある人にお願いするのは理にかなっていた。そして面白かったのは師匠方のキャスティング。もはや事前に知らされてなくても「まぁ、一生はどっちかの大塚(明夫or芳忠)だろ……」と想像してたら案の定明夫だった。志ぐまがてらそまさんなのもいい具合だし、一剣役の平田さんもぴったり。まさかの全生に立木さんは笑っちゃったけど今後が楽しみ。あと、個人的にキュンときたのがおっかあが御前だったことですかね。この夫婦、なんかすげぇしっくりくるんですよ。志ぐま一門がどんなラインナップで出てくるのか、楽しみに待ってます。

 
Amazonアフィリンク

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2026/05 06
S M T W T F S
4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[05/02 不折正方形]
[04/30 不折正方形]
[04/29 な]
[04/29 な]
[04/29 不折正方形]
バーコード