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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
全国2423万人のガルパンおじさんたちの「はよ本編完成させろや努ゥ!」という怒号を必死に逸らすための緩衝材。ただ、劇場4作で公開することでかえって火に油を注いでる可能性もあるという問題作が、この年の瀬からスタート。ほぼ月1で更新されて全4作が公開される予定。ちなみに「全4作」とか言うてるけど毎回の中身は「地上波アニメ3回分」なので3話×4回で単なる1クールアニメである。「奪還のロゼ」と同じ発信方法だが、あっちは配信作品の先行上映、こちらは(少なくとも現時点では)別媒体での発信が無いので、迷えるガルパンおじさんたちはしょうがなく本編とは関係ないのに劇場に足を運ぶのである。 しょうがねぇだろ! 新規で動くドゥーチェの姿が見られるのはここだけなんだよ!!!
<普通の映画と違って大して書くことねぇよ!>
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激闘盛り上がる最終決戦。よりによってバトルが一番白熱するマッチメイクが「メインヒロインVSヒーロー」なのがこの作品の業の深いところで……嬉々としてジュリアスを殴りに行くスカーレット、そしてそれに見事に応えてみせるジュリアス。攻防は一進一退だが、真剣勝負というよりも息の合った演舞を見せられているかのよう。そんな歪みまくったイチャイチャ模様に、最初に痺れを切らしたのは誰あろうテレネッツァさんだった。前回の言い分だと「神器にエネルギーチャージできるまで時間稼いどけ」だったんだからそのまま放っておけばよかったのに、どうやら一番デリケートなトラウマに触れてしまったようで、リア充(?)のイチャイチャに介入しちゃう陰キャ女王。おかげで全てはジュリアスの狙い通りとなり、チャームは解除されてジュリアスの加護の力が開放。哀れテレネッツァは単なる泣き虫女に逆戻り。最後にパルミアさんが駆けつけてなんか悪そうな最終フォームになったが、主人公補正がかかってしまったジュリアスには波動砲も通じず、最終的には「時を止めてオラオラ」という別な主人公の必殺技を喰らってアリーヴェデルチ。最終バトルの決着がまさかのバイバイキンという、なんともふざけた結果に終わったのであった。 まぁ、ぶっちゃけ予想通りではありますよね。前回時点で「絶対ジュリアスは狙ってこの行動してるんだろな……」ってのは伝わってたし、腹黒王子が思った通りの展開なら、ピンチらしいピンチにも陥らずにワンパンで終わりになるのは目に見えている。今回の展開で強いて不満があるとするなら、流石にテレネッツァさんが不憫すぎたというくらいである。おかしいよなぁ、たまたま同時期に「陰キャから悪役に転生したけどうまいことコントロールして生き抜くヒロイン佐藤コノハさん」が存在していたというのに、同じカテゴリの陰キャだったテレネッツァさんには救いゼロでこてんぱん。まぁ、精神性がだいぶ違ったので勧善懲悪と言われればそれまでだが……彼女もパルミアに唆されてたと思えば情状酌量の余地も合ったと思うんだけどね。ぶっ飛ばされて終わったからどこかで生存して再起のルートもあるのかと思ったら、最後にしっかり「テレネッツァは捕縛されました」っていう報告まで入っちゃったし。よくあんな飛ばされ方したやつ見つけてしょっぴけたよな。まぁ、ただ捕縛しただけだったらまだパルミラが息づいてる可能性はワンチャンあるのだが……それはアニメでは預かり知らぬこと。 とにもかくにも大団円。分かりやすいワンサイドチート能力なろうらしいシンプルなエンディングでしたが、ちゃんと最後の最後までスカ×ジュリ関係が変わらなかったのはいちファンとして安心しました。今後とも、仲良く(血みどろで)喧嘩していけこのバカ夫婦。 オトメさんの気持ちもちょっとは考えてやれよ、第12話。まぁ、前にも狼CO展開はふつーにありましたし、この世界のグノーシアはルール的に割と脆弱な存在みたいですね……。 前回あれだけねっちょりたっぷり魅惑のSQちゃん回を繰り広げたにも関わらず、綺麗さっぱり忘れて次の女であるジナ回を展開できるユーリさん。「ギャルゲプレイヤー自覚がある主人公」は話が早くて助かるという利点はありますが、その辺が若干薄情に見えちゃうのが痛し痒しではある。ループ展開なので全てのコミュニケーションが「行きずりの女」とのものになっちゃうのよねぇ。まぁ、ジナさんも(なんならこれまでのSQちゃんやコメットも)「自分を置いてどっかいっちゃう男」相手でも別にいいや、と割り切った関係性になったから別にいいんでしょうけど。それにしたって今回は狼も村も自分の役割果たさなすぎでゲームシステム大崩壊である(当人たちはゲームのつもりじゃないからしょうがないのよな)。 一応今回の盤面は記録しとくけど、分かりやすく「人狼意味ない」方の話なのであんまり役に立たない。そういや今回は最後の配役発表も無かったわ。
・第13卓(12話)10人2狼 ユーリ:素村 夕里子釣→ラキオ噛→オトメ釣→ジナ投了 2日目シピ/オトメ/ジナが占CO 占結果 シピ→オトメ● オトメ/ジナ→シピ● 人狼:ジナ、オトメ 占:シピ 勝敗○
レギュだけで言えばそこそこオーソドックスな村だったが、2日目に占い3COという負け確盤面を狼が作りにいってしまうという廃村案件。まぁ、一斉出しOKの村とかだったらこういう事故も実際にあり得なくはないか。ちなみに「狼は仲間に黒出し出来ない」は原作ゲーム上のルールっぽいね。まぁ、仮に身内切り出来たとしても今回は縄たりてるから負け確ではあるのだが。ジナCO時のオトメの「なにしとんねん」のリアクションは悲壮感が漂ってましたね。オトメさんは汚染されると歯が剥き出しになって普通に怖い。 そして今回は「嘘をつくこと、人を騙すことが辛くて辛くてしょうがない」というジナさんのよく分からないパーソナリティを掘り下げることでちょっとしたメロドラマを演出する方向性だったが、番組始まって初めて、メイン視点がユーリから離れた作劇になっている。作品コンセプトを考えると視点がユーリから離れちゃうのはダメな気もするのだが、今回のジナのあれこれを描くためには「ユーリが見ていないところ」を描く必要もあったので致し方なしか。おかげで貴重な「ユーリが目覚める前の船内」や「ユーリ以外の人狼の内通の模様」なども見られたのでサイドストーリーみたいな感覚でいただいておきましょう。 正直、前回のSQちゃんと違って今回のお話だけでジナについて深掘りできたかと言われたら疑問ではある。生い立ちと「電脳化」というキーワードからもう少し「嘘が嫌い」というあたりが核心に迫れるかと思ったらそんなこともなく、ただなんとなく「いいやつだったな……」で終わってしまった。ご丁寧に以前似たようなシチュエーションで宇宙に引っ張り出しといてグノーシアだったパターンがあったおかげでユーリ目線では「今回のジナ」を対比的に観察できるようになっており、おそらくユーリ目線での情報精査は捗ったのだろうけど。今回のジナの振る舞いが「この世界線の個体の固有行動」だったのか、それとも「ユーリがループを繰り返したために起こった対応の差による変化」だったのかはよく分からないが、そもそもユーリを起こす役がジナになってる時点で、何かしらの運命論的なもので「こういう結末」に導かれたジナだったと考えた方が自然かもしれない。 その他、個人的な注目ポイントとして人狼ゲーム的に掘り下げてみると、今回ジナを扱う上で取り上げられたテーマは「初日はなんでもいいから発言するべきか、寡黙が良いか」という永遠の命題。界隈にもさまざまな宗派がおり、「初日からでも互いに情報が落ちた方が精査が進むよ」派と「余計なことして役透かすくらいなら全員しゃべるな」派が熾烈な争いを繰り広げているが、グノーシア世界的には「なんとなく身振りから嘘を見破る」という要素が強く入り込むので、多分白はしゃべった方が拾ってもらえそう。ただ、だからといって寡黙釣り安定かというと、そこでジナやレムナンみたいな口下手タイプ、あげくククルシカという「喋らないタイプ」までいるので難しそう。この村は最終的に夕里子釣りになったあたりがちょっとおもろい。投票後の夕里子さん、さぞかし恨み言を漏らしながら凍ってったんだろうなぁ。 あと笑っちゃいけないけど笑っちゃったのが狼内通でオトメが「ユーリ噛んだらいいんじゃない?」って言ってからの突然のラキオ噛み。「ジナさんがユーリを殺したくなかったんだよ」という表現なのは分かるのでほんとはややエモシーンなはずなのに、「またラキオかよww」ってんで面白かった。ほんと可哀想。 「SPY×FAMILY Season3」 ―→5 ほんとに書くことがないよ。どうせ次も作られるんだし。原作が遅々として進まず終わる気配を出さないサザエさんみたいな作品だから、どうやって決着つけるかも分からんしなぁ。一応作者の中では大きな流れがあってアーニャの出生の秘密から締めに持っていくつもりはあるのだろうが……作者の望みがファンの(そして編集の)望みと一致しているのかどうか……。 という前も後ろもぼんやりした状態での断片みたいなシーズンになるので、あんま書くことがないのである。強いて今回だけの特徴をピックアップするなら、ロイドの過去編に始まってバスジャック、ウィーラーと重たい話が続くシーズン。まぁ、殺すの殺さないの、騙すの騙さないのの話なので全体を通して軽く終わるシーズンなど無いのだが、今回はバスジャック以外で直接アーニャが絡む話が減ったために、ギャグメイカーが減って全体的にトーンが暗くなるのである。ただ、これはもう作品全体の雰囲気がそうならざるを得ない部分があり、もし4期が作られたら今度はじいさんばあさん恋バナ編に突入するわけで、そうなるとアーニャどころかロイドたちも関係なくなってどんどん戦時の暗い話になっていく。 結局、作者はそういうのが描きたい人なんだよな、多分……。まぁ、ここまできたらどこかの何かが満足するまで頑張ってもらう他はない。それまで、しっかりとアニメ製作体制が維持されていることを願うばかりだ。 「結婚指輪物語Ⅱ」 ―→5 綺麗に終わったし、なんかもうこれはこれでいい気がしてきた。あ、ちなみにボクはワンランク上のアニメ専門チャンネルで見ているので乳首丸出しの「丸見えバージョン」で視聴しているゾ! というわけで、作中人物の全員が(そして視聴者も)「いかにして主人公がSEXするか」だけに興味を持って視聴するという、何かを煮詰めた結果のアニメ。特に2期は全ヒロインが集まった状態からスタートしており、前半どころか2/3くらいは各ヒロインとどうやってまぐわうかだけを考えながら、ある時は寸止め、ある時はダイナミックに同衾する様子をじっとりと描いていった。おかげで勝負するポイントは「いかにエロに肉薄できるか」だけとなり、エロキャラデザとエロ作画に全力投球。別に「今作だけでしか得られない栄養素」があるとかいう話もないのだが、とりあえずは使命を果たして溶鉱炉へと沈んでいった。 ……冷静に考えると、よくこの内容で2クールも引っ張ったな……いや、でもちゃんと全ヒロインにそれなりの出番を与えて差別化を図り、その上で正妻のヒメに絶対的権限を与えて完全なるハーレムを形成する流れは真っ当(?)なものだった。そうか、「ハーレムものは飽き飽きだぜ!」なんてなろう作品に文句を言っていたが、あれはもののついでにハーレムがついてくるおまけ感覚だったからダメなんだ。ハーレム設立が主目的の「ハーレムアニメ」は、ちゃんと物語として成立するんだ。もしかしてドラマ「大奥」ってそういうことですかね(絶対違う)。 そのくせ、最後の深淵王との対決はなんだかんだで少年漫画っぽい盛り上がりを見せたりと、小賢しいところでも意外とちゃんとしてるのが納得できるような、腹立たしいような。正直、ボスラッシュならぬ「先代指輪の姫ラッシュ」はちょっと笑っちゃったもんな。多分、剣と魔法のファンタジーとしても意外とちゃんと設定はできてたんだろうな(さっぱり頭に入ってこなかったが)。 個人的にはたっぷりのヒロインにがっつりのキャスティングでエロアニメが観られたので大きな不満はありません。今期は異世界くまちゃんがいろんなテイストで活躍してくれてて愉快でしたわ。あとアンバル(みかこし)が頑張ってラストステージに突入したのを深淵王(前野)が待ち構えてたのもちょっとおもろかった。 「しゃばけ」 5→4 すんごい地味だった……。おかげで、お察しのこととは思うがあんまり集中して観られなかった。序盤で何か1つくらい引っかかる部分があればよかったのだが……。 とは言っても、あんま真面目に観てないから例によってあんまり評する権利は無いんだよな。「なんでこんな渋いアニメ化にしちゃったんだろう?」と首を傾げもしたが、元が地味な絵面なのだろうからそこをどういじろうともド派手な爽快アニメにはならないわけで。もちろん、別に全てのアニメがド派手である必要は無いし、渋く描いて何かが光る作品だって世の中にはたくさんある。ただ……今作はそれがあったのかしらね。 ことさらに「地味」ということを強調している理由は大きく2つある。1つは構造的な問題で、今作は「時代もの」でありながらも、妖が巻き起こす事件を調査していくミステリとしての側面もある。そして残念ながら「時代もの」も「ミステリ」もアニメ化の際には鬼門なのである。日本人が古来より時代劇を愛していたのって、そこにちゃんちゃんばらばらな活劇が混ざり込む余地があるからで、ほんとに水戸の御隠居がただ悪を説得するだけのドラマは多分誰も観なかっただろう。「大河」と称されるような大きな流れがあるドラマなら歴史の1ページとして見る価値もあるが、その辺の街角で起こっているちっちゃな事件を追いかけるだけではいかにもパンチが弱い。そしてそこに地味さの代名詞とも言える「推理小説の捜査」を混ぜ込んだら、相乗効果どころかお互いに足を引っ張り合ってさらに画面も筋立ても地味地味である。 そんな地味さに拍車をかける2つ目の理由は画面である。別に映像として何か大きな瑕疵があったわけではない。ないのだが、画面も大人しく無難な映像に終始しており、「これはもしかして原作小説のオーディオドラマでもよかったのでは?」程度のものとなってしまっている。比較対象として直近にミステリアニメの「小市民シリーズ」を取り上げてみると、あちらは今作よりもさらに(圧倒的に)話が地味。いうてこっちの作品では人も結構死んでるし、妖怪が絡むのだから異変も事件もそこそこ起こっている。それなのに何故だろう、核心に迫った時の緊張感や積み重ねた論理の解体工程が、あちらの方が刺激的だったように思える。妖怪が絡んだ事件なのに、その「妖怪らしさ」が画面に現れることなく、あくまで「時代劇」の範疇で処理されてしまっているのが勿体無い。 今回この作品を観ていて、私はついに核心に辿り着いたかもしれない。何故時代ものはアニメと相性が悪いのか? という永遠の疑問だ。それは………………もしかしてチョンマゲのせいではないか? ……いや、割とマジで。そうなんですよ、江戸時代を描いた物語って、髪型がみんな一緒なんですよ。これってキャラの識別の時に結構な負担になると思いません? 髪の色で差別化するというジャパニメーションの常套手段も使えないし、みんなして「ちょっと年寄りのちょんまげ」「若いちょんまげ」「元気なちょんまげ」「太ったちょんまげ」etc. これがもしかしたら(特に私が)時代ものを苦手としている理由なのかもしれない…………知らんけど。 というわけで、残念ながらあまり大きなムーブメントは起こせませんでした。まぁ、こういう渋い原作付き作品もアニメ化できるのがノイタミナ枠の存在意義なので、挫けず残ってほしいという気持ちもありつつだが……。 「桃源暗鬼」 5→5 事前に「ガチアクタ」のところで名前をあげさせてもらってるんだけど、奇しくも「ダークな雰囲気を基調とした少年誌原作の能力バトルアニメ」が全く同じ2クールで進行していた。いや、最近のジャンプアニメなんてざっくり分ければ大半が「ダークな能力バトル」かもしれんけど、なんか色んなところが被った印象はあるのよね。 終わってみて振り返れば別に「ガチアクタ」と似てる部分の方が少ないくらいだが、こちらは一応現実世界での二項対立を描いているので構図がシンプルでバトルアニメとして見やすかったというのは加点要素。逆の言い方をすれば「ベタでありきたり」といえば減点要素になる可能性もあるが、今更この手の少年漫画に前代未聞の新奇性なんて求めるべくもないので、そこは別に構わないかな、とは思っている。その上で申し訳なかったのは、新番チェックの時にちょっと書いたんだけど、この作品は原作がちょろちょろ既読だったんですよ。多分3巻目くらいまで無料配信で読んでしまってたもんで、肝心の序盤を「まぁ、内容はなんとなく分かってるから流し見でエエやろ」くらいの感覚で通り過ぎてしまい、当然その後には「やべぇ、真面目に見てなかったからキャラの関係性とかがよく分からない……」という因果応報に陥ってしまった。「ガチアクタ」とはちょっと違った理由で視聴モチベが下がってしまったのである。そこんとこはほんと申し訳ない。 ただ、こちらの方が設定はシンプルなので後からでもフォローしやすく、中盤以降はそれなりに筋は追えていたはず。その上でやっぱりノリきれなかったのは、能力バトルとしての設定の雑さが一番の原因かな。どうにもジョジョに始まりHUNTER×HUNTERに連なる能力バトルの系譜って、「設定さえ説明すりゃどんな特殊能力でもOK」になっちゃってるんだよね。理屈はもうなくて。まぁ、スタンド能力が荒木先生がやりたいことをやるための道具なので単なる物理攻撃から始まって意味の分からない「現象」にまで発達したのは致し方ないし、念能力は割と早い段階で「制約と誓約」「系統分け」とかどこにでも行けそうな設定を構築しちゃったのでやりたい放題だが、今作における血蝕開放に関しては一応「血で作った武器」というカテゴリなんだから、そんな野放図に能力広がっていいのかよ、という抵抗はあった。ちょっと、「なんでもありの能力バトル」に至るまでの助走が短すぎた気がするんだよな。まぁ、それで面白いバトルが描ければなんでもいいのだけど……なんかね、展開が「能力に使われてる」感があってな。その辺がもっと気持ちのいいハマり方になれば少年漫画的にも突き抜けられた気がするのだが。 映像部分はやや良で結論づけたい。バトル描写なんかはちゃんとしてたし、2クールの長丁場をなんとかスタミナ切れを起こさずに走り切ったというだけでも現代アニメとしては評価対象。そこはちゃんと責任ある作品作りができていたと思う。チャンピオン漫画って、アニメ化する時に結構品質保証されるんだよな。天下のジャンプ漫画の品質格差は激しく、マガジンはショボくなりがちな状況で、秋田書店よう頑張っとる。続編まで内容覚えてたいなー。 「私を喰べたい、ひとでなし」 5→5 最終話感想とまとめてで。評点は動かさずの判断だが、やはり「百合+上田麗奈」という俺特攻設定でこの終わり方なのはちょいと勿体無い決着だったような気はする。 というわけでネガティブ寄りな感想が先に出てくるが、最大の難点はやはりその展開の遅さ。未完の作品であり、1クールで座りのいいところまでに留めるという制約もあったのだろうが、どうにもテンポが悪く、何をするにも「えっ、あっ……」みたいな瞬間が出てしまう。今作はそうした余白をたっぷり取った演出方向でも充分成り立つ雰囲気ではあったのでそこまで不自然ではないのだが、それにしても間を持たせすぎた感は否めない。映像部分についてもその間を何かで支えようという追加のサポートはなく、おそらく原作絵に依拠した「素のままの」画面が展開されている部分が多かったと思われ、残念ながらアニメ化に際しての大きなプラスがあったとは思えなかった(まぁ、声がついたのは特大のプラスだろうが)。 また、テーマ設定そのものも私としては受け付けにくいものだったのも足を引っ張った部分である。身も蓋も無い言い方をすれば「自殺願望」を中心に据えたお話。遥か昔から文学には常に「死」はつきものだし、「心中もの」などの自死を扱ったものも多いわけだが、本作の比名子については感想でも途中から触れていたように、結局どの程度の重みづけでの死生観を持っているかがいまいち見えてこず、それこそ海より深いブラックボックスになってしまった。もう少し早く「これ、もののけサイドから比名子を攻略する話だ」と分かっていれば視点も変更できたのかもしれないが、あくまで「ヒロインの1人」として扱われる比名子にそうした不穏な要素があることでとっつきづらかったのも事実である。やはり「自死」ってのは扱いの難しいテーマなのだ。 てなわけで、映像的にもシナリオ的にも「わーい、うえしゃまだー! 百合だー!」と頭空っぽにして飲み込めるようなものではなかったために一旦深呼吸してこの評価。まぁ、ミコちゃん軸にすれば「ほんとになんてよくできた狐だ」とも思えたし、特殊エンディングが最高すぎたのでそっち方向で振り切れたお話になっていれば一気に入り込めた可能性もあるのだが……まぁ、そっち方向に伸ばしたい作品じゃないからね。 原作は未完、アニメも2期があるかどうかは微妙なライン。「やが君」同様、これは原作も追った方がいいのかもね。 「忍者と極道」 5→5 端的に言うと「意義はなんとなく分かった」。言い換えると「好きな人が好きなのはなんとなく分かった」かな。ただ、個人的にはそんなにハマる芸風の作品ではない。 今作の面白みの大半はワードチョイスにあると思っていて、スタート地点にあった「ヤクザも忍者もプリキュアが大好き」みたいなところから始まって、いちいち王道的なキャラ設定から少しズラしたようなとぼけた味わいで勝負する、いわばキャラクター大喜利みたいなところがある。実際、毎週のようにヘンテコキャラが登場していちいち地口でネタ回しを披露してくれるのでそこをメインで楽しめるなら退屈はしないのだろうが、私の場合はそもそも「絵があんま好みじゃない」のマイナス印象から入ってしまっており、ついでに「ヤクザもの、ヤンキーものがあんま好きじゃない」というデバフまでかかっている状態なので、正直あまり楽しむ姿勢ができていなかった。そうなると、独自のクドさもあまり旨みには繋がらないわけで。残念ながら「あまり好きではない作品」にカウントされる。 ただ、そうした理由があるので多分に好みによるという感覚もあり、それが「ハマる人にはハマる作品なんだろうな」という結論になっている。まぁ、でなきゃアニメ化にまでこぎつけないと思うしね。ただ、私は単なる出オチバトルを日替わりでされるよりも、もっと頭を使ってバトルの妙を楽しむような作品の方が好きなだけである。まぁ、そんな人間がなんで「聖闘士星矢」や「キン肉マン」のファンなのかと言われると黙り込むしかないのだが……まぁ、一種の「刷り込み」ですよ。 基本的にほぼ全てのキャラが使い捨てという状況で、特に暴走族編のあたりは毎回違うキャラが「自己紹介→生い立ち回想→必殺技披露→返り討ち」みたいなことを繰り返しており、応援しようにも気持ちを繋いでくれるキャラがいない。「忍者」目線で見るべきか「極道」目線で見るべきかも定まらず、結局ふわふわした状態で気持ちの入れ込み先が見つからなかった。まぁ、2つの勢力をこうしてほぼ対等に描くっていう手法自体が珍しい気もするので、常に二項対立の「正しさ」みたいなものを考えていくところにも面白みはあるのかもしれないが。 そういう意味では、ある程度キャラを掘り下げられたラストのバトル展開以降はややプラス寄り。ぶっちゃけガムテというキャラが最高に仕上がってたという1点なのだが、あれくらいに組織内での横のつながりが見えたり、それぞれのキャラの生き様が後々に影響を与えたりしてくれれば、もうちょっとこのクドさにも意味は見出せたのかもしれない。そういう意味では、ほんとにここまでは序章でしかなく、シノハとキワミの対立が明確になったこの後から本編スタートなのかもしれません。2期とかあるんかね。 てなわけで、見どころをあげろと言われたらガムテ一択です。すみぺの殊勲賞です。やっぱ目ん玉ひん剥いてイカレてる方がすみぺは輝くよな。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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