最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「青のオーケストラ Season2」 ― やっぱ体制の入れ替わりって騒動が絶えないものだよね……今にして思えば、そこで大きなトラブルもなく(?)見事な代替わりを果たした大天使・吉川優子ってやっぱ偉大だったんだよな……。ちなみに今期はABCにて「ユーフォ」の再放送が始まっています。私はスケジュールがキツすぎてさすがに視聴はできてないけど、改めて観たらきっとウゼェ時代の素敵なデカリボン先輩が拝めると思います。 閑話休題、こちらは吹奏楽じゃなくてオーケストラ。当たり前のように1期の記憶など一切残っていないのが申し訳ないが、確認したらちょうど2年前だそうで、そこまで時間も経ってないのだな。そしてブログ履歴を確認したら私としてはそこそこ楽しんでいた作品であり、2期目への期待を綴って感想としていた。「楽しんでた作品の記憶を2年そこらで忘れねぇだろ。どんなクソ雑魚記憶力だよ」と思われるかもしれないが、考えてみてほしい、私にとっての2年というのは、概算でおよそ350本のアニメが目の前を通り過ぎていくだけの時間なのである。流石にそれだけの作品の濁流の中で、記憶が霧散してしまうことはご理解いただきたい(突然誰に言い訳してるんだろう)。 まぁ、必死で言い訳してるのは「多分割と楽しい作品だったはず」という情けない記憶で許してもらうため。「キャラの関係性とかあんま覚えてないけど、大丈夫かしら?」と思いながら恐る恐る視聴した1話目、ありがたいことに冒頭で触れた通りに「代替わり」のタイミングでの再開ということで、そこまで前回の記憶を引き継がずともいいのは本当に助かる。極論したら引退した3年生は一旦忘れていいっぽいもんな。その分、話の焦点は運営の中心となる2年生に移り、某宇治高校からは1年遅れて「サボるの、サボらないの」というやる気の問題がクローズアップ。どうしたって大所帯になるオケ部は火種だらけで前途多難。神谷ボイスのウザそうな先輩がいきなりのフル回転で、青野君も珍しくプリプリ怒っちゃうレベル。はたから見てる分には興味深い状況だが、当人たちからしたらストレスがヤバそう。ほんと、佐伯との関係性がきちんと解決しててよかったよ。隣に遠慮なく文句も言い合える友達がいるのといないのじゃ、メンタルへの影響がダンチだろうからね。1年生組は色々と苦しいことも多いだろうが、何とか友情パワーで乗り越えてほしいもんである。 相変わらず、オープニングなんかをみると「演奏シーンのCGはもうちょい何とかならねぇかなぁ」とは思ってしまうが、そこはないものねだりなので致し方ない。むしろその他のパートのキャラの動きなんかは軽妙で観やすい部類なので、とりあえずは青春ギスギスドラマとして楽しませてもらいましょう。 余談だけど、エンディングのスリットアニメーションの演出がなんか格好良くて好き。あれって1期の演出から引き継いで「五線譜」との接続でのデザインなんだよね。面白い。 PR 「ウィッチウォッチ」 6→6 日曜夕方に2クールの放送、そしてさらに2期も決定。これこそが恵まれたジャンプ漫画のポジション。 後から適当に理由をつけてみると、日曜夕方の時間枠って、これくらいの作品がちょうどいいんじゃないかって気がする。シリアス要素も思い出したように入るけど基本的には1話完結できるショートギャグの連続。ジャンプの代表的なところでいうなら「銀魂」に近いスタイル。これなら気が向いた時だけ観てもそこまで問題はないし、テレビの前で気合い入れて構える必要もない(世の中の人間がいちいち気合いを入れてアニメを観ている前提)。もちろん深夜にやっても問題ない作品だったとは思うが、この枠に入って需要があるジャンプ作品って、そういうスタンスが良かったんだと思う。最終的には期待された以上の成果が得られたんじゃなかろうか。 もちろん映像クオリティの高さは評価の対象。特に今作は原作漫画からして「漫画」という媒体の強みをフル活用したネタ回しが特徴なので、それをアニメに落とし込むのって相当大変だったとは思うが、そこを可能にするのがバイブリーの底力。2クールの長丁場をよくもまぁ走り切れたもんだ。 他に何か触れることがあるかな……そうそう、中の人の贅沢さが頭抜けてましたね。そんな中でも印象的な仕事だったのはやっぱりニコ役の川口莉奈。割とクセがある声質で、下手したらどこかで浮いてしまう危うさも孕んでいると思うんだけど、ニコは役の性質も上手くハマっていたし、いい具合に取り込んで初の大役を見事にこなしてくれていた。ニコのキャラがあってこその作品だし、周りの男どもがサポーターとしてしっかり仕事がこなせる「センター」が機能したことで統制が取れた部分もあるんじゃなかろうか。 2期でもっと騒々しくなるといいですな。
○「ウマ娘 シンデレラグレイ(第2期)」 ― これ、エンディングで毎週ロリタマモが見られるってことだよね、ちょっと嬉しい。 さて、順当に始まった分割2期目なので特に追記する部分もなく。1期同様に頑張ってくれ以外にかける言葉もないが、しいてあげるとしたら構成についての話くらいだろうか。2期目はジャパンカップが控えており、よりドラマティックな展開が期待される。そんな大事な2期目だが……。 なんと開幕がマーチ始まり! これがちょっと嬉しかったですね。やっぱマーチ格好いいもん。ライバルキャラとしてヤマノサウザンがまさかのCV田村睦心というのもなかなかの贅沢。こうしてみるとカサマツも充分中央と張り合えそうである(中の人でしか見てない視聴者並の感想)。 原作をリアタイで追いかけてない私としては時折耳に入ってくる「今、原作がどえりゃぁしんどいとこやで」という情報なんかは聞かないフリをしつつ、元気よく見守っていきましょうや。 ○「SI-VIS: The Sound of Heroes」 6 なんかよく分かんないところからよく分かんないものが飛び出してきた。とにかく今期はニチアサがえらいことになってるのでまとめておくと、朝日系列は8:30スタートで「プリキュア→ライダー→戦隊」という伝統的な流れで1時間半(今期はまだライダーは切ってない)。前クールから視聴している「プリンセッション」がテレ東系で9時からの放送(その後のアイプリは視聴してない)。そして新たにフジ系列で「デジモン→これ」という流れが9時から1時間(前クールはTO BE HERO Xの枠)。ギッチギチで我が家のレコーダーもヒィヒィ言っている。 更なる因果関係もまとめておこう。 「プリンセッション」→「女児向けで人が死なないシンフォギア」 「今作」→「殺意高めのプリンセッション」 ということは……つまりシンフォギアじゃね? という謎の等式が成り立ってしまいそうだが、もちろん今作には上松の影は一切ないので、全く別軸で「歌って戦うヒーロー」の新登場ということにはなるわけだが、見事にプリンセッションと放送時期が被り、時間で見ると「アイドルプリキュア」→「プリンセッション」→「これ」という1時間半ずっと歌って戦いっぱなしアワーになっている。よくもまぁ、こんだけコンセプトがかぶるもんだ。「歌って戦えば何でもかんでもシンフォギアにするのはお前の勝手だろ」と思われるかもしれないが、今作は1話目で奏さんが絶唱して死んでいくところまで完コピだったため、俺の中では完全にシンフォギアである。ちなみに、同様に「頼れる先輩だと思ってるキャラが1話で即死」という状況だけでいうと1つ前の放送枠であるデジモンも兄貴分が倒れていてそこも被っているという。日曜の朝からこんなに人が死んでいいものだろうか(まぁ、少なくともデジモンの兄貴の方は生きてるだろうけど。今作の浪川は死んでて欲しい気はする)。 とはいえ、すでに春クールで「TO BE HERO X」を放送していたことからも分かる通り、フジのこの枠はもはや「子供向け作品」の枠ではない。ガンガン人は死ぬだろうし、ガンガンアニオタに売っていくタイプのガチアニメが展開。今作はタイトルからどんなアニメか全く予測がつかなかったが、こんなところに「アイドル歌唱バトルアニメ」が爆誕するとは。Wikiの情報によると主導しているのはアニプレックスとソニー。これらのレーベルがアーティストを売り出すために「音楽」をテーマにしたアニメとしてデザインされているということ。ただ、最初に中心的グループ「SI-VIS」が紹介され「キャストが浪川・佐倉さん・鬼頭・信長・斉藤壮馬だと?!?!」とバグみたいな設定がぶっ込まれた時点で「こいつらの中の人が歌って踊るライブとか絶対不可能じゃん」というところまでは想定できるわけで、根本的なセールスイメージがシンフォギアとは全く異なるのは間違いない。ライブなどでリアルSI-VISを売り出す気は一切なく、いわゆる「うたキャス」が楽曲を担当し、キャラクターイメージの構築はプロの声優でゴリゴリに固めてアニメはアニメで展開するということなのだろう。これはこれでアリな設定ではあると思う。シェリルノームだってそうしてるんだし。 というわけで、未だその全体像は見えてこず、「バトルもの」としての設定は謎だらけの1話目ではあったが、そんな訳がわからないパニック感は存分に発揮され、勢い任せで笑ってしまういい導入だった。脚本はなんと丸戸史明とのことで、今まで見たことがない珍妙な科学変化が起こることも期待できそう。唯一懸念があるとすればベースとなるアニメ映像がしっかり維持できるかという部分。制作を担当するスタジオヴォルンを信用していないわけではないのだが、例えば1話目では主人公が1人で踊るダンスシーンなんかがあんまり魅力を感じないものになっており、CGパート以外の映像でちゃんとクオリティを維持できるかどうかが気になるところ。CGについてはサンジゲンが大きく関わってるみたいなのでそこは心配してないのだが……。 まぁ、訳の分からんものが出てくるのは今後が楽しみな要素ではある。油断ならない日曜朝、みんなで元気に起きようぜ(リアタイ視聴はしねぇよ)。 ○「DIGIMON BEATBREAK」 5 フジのニチアサ、こないだまで鬼太郎の総集編を放送していた枠が今期からはデジモンである。ポケモンの影に隠れているとはいえ、なんだかんだで息の長い製品である。 とかいいながら、私はデジモンにほとんど触れたことがないっていう話は以前も同じ枠で何度か繰り返している。自分でも一切覚えてないので過去の放送作品で確認してみると、一番密に接したのは今から9年前(!?)に放送されていた「デジモンユニバース アプリモンスターズ」。こちらは一応ダラダラと視聴は切らずに最後まで視聴し続けていた記録が残っている。ただ、残念ながら全く内容は覚えてない。その次の「デジモンアドベンチャー:」というタイトルは一応新番チェックで記録はしているが、「これは別にいいや」ってんで評価もせずに1話で切ってスルー。さらにWikiを調べるとその続き枠で「デジモンゴーストゲーム」というアニメもやっていたらしいが、こちらは全く認識すらしていないので、多分新番として登録することも放棄しているのだろう。幼少期に一切触れたことがないおっさんからしたらデジモンの接点なんてそんなもんである。 だとすれば今回もチェックすらせずにスルーの可能性もあったのだが、一応新規枠ということで今回は拾い上げた。実は大きな理由としては少し前に自宅の視聴環境を改めたので同時録画可能な地上波の本数が増え、他所のニチアサと被ってても録画できるようになったから、というのがあるのだが……まぁ、一期一会の精神ですよ。 基本的には以前の「1話目で切った」という記憶があったので「まぁ、多分追いかけることはないやろなぁ。ニチアサはただでさえ忙しいしなぁ」と思って観始めたが、これが存外悪くないからちょっと困っている。デジモンのあれこれがさっぱり分からないのは相変わらずなのだが、どうやら作品世界の中でもデジモンは「分からないもの」であるらしく、シリーズを重ねた作品のくせして、目線は非常に新規さんにも優しくなっている。過去のシリーズと比べるとだいぶシリアス要素が強めで、主人公がデジモンという謎の存在に接触し、兄が追っていた秘密を探っていくという縦軸の物語は(ニチアサだから過度な期待はできないが)気になる程度のものではあった。東映作品なのでどこかでどうせ作画はワヤになるとは思うのだが、1話目はバトルシーンも含めてかなり観やすく、「これくらいならちょっと時間を使ってもいいかも」と思ってしまった。 あとはまぁ、メインで出てくるゲッコーモンのCVが潘めぐみっていうのがちょっと気になるポイントでして。ほら、思い出してみてくださいよ、「お供のモンスター・潘めぐみ・たまご」ですよ。……これもう、事実上のラキたまの再来じゃないですか。ここんぽいぽい。 ○「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」 6 この作品のタイトルこそ「狂血令嬢と悪食王子」とかにしたらいいと思いました。まる。 ちょっと点数上げすぎな気もするが、1話目は笑っちまったので立ち上がりは私の負け。単なる悪役令嬢ものから大きく逸れてるわけでもないのに、たった1つ歯車が狂うだけでよく分からんツボに入ってしまった。出オチ感は満載なので、来週以降は多分落ち着きます。 タイトルからは何の情報も得られないため、予備知識ゼロで視聴開始、「悪役令嬢者やんけ」「親の顔より見た婚約破棄」といきなり辟易させられるが、ヒロイン・スカーレットのCVが瀬戸ちゃんだというのでちょっと首をひねる。いや、別に瀬戸ちゃんでも全然問題ないんだが、やっぱこの手の追放される令嬢といえば石川由依・宮本侑芽あたりのイメージがあり、瀬戸ちゃんとなるとちょいイカツいと思ってしまったのだが……最後まで見ればそりゃ納得。ありそうでなかった、「拳で解決するタイプの悪役令嬢」である。なんかもう、その1点だけでやたらおかしくて、時代設定とかガン無視でオタクみたいな指抜きグローブを勇ましく装着するドレスの令嬢っていうだけで絵面が面白くてしょうがなかった。 悪役令嬢ものなんてものはテンプレが固まって動かしようがないと思っていたがもちろんそんなことはなくて、今作は「ヒロインが拳で語りたすぎる」というたった1つのクレイジーから全てが狂いだす。そもそもモノローグに入る時に「私は幼少の頃から人を殴るのが大好きな子供でした」の時点でやばい。自白やん。そんな危ねぇやつでも王族との婚約には逆らえないものかとちょっと残念な気持ちにもなったが、その後のスカーレットの生い立ちを見て「彼女なりの抑止の方向が微妙にイカレとる……」というのでツッコミどころだらけ。油断すると手が出そうになる令嬢のことは多分「悪役令嬢」とは言わんのよ。 さらに、「婚約相手はバカ王子」というのも婚約破棄ものではテンプレ以外の何ものでもないのだが、普通ならここに「本当のあたしを知ってくれる素敵な王子様♡」が出現するはずなのだが、その位置にいるはずの第一王子もだいぶ様子がおかしい。ヒロインの圧倒的な才を振りかざすのが悪役令嬢ものの醍醐味のはずなのに、どうやら第一王子はスカーレットよりさらにポテンシャルが高く、「珍獣」呼ばわりして彼女を飼い慣らし観察するのが楽しいとか。もう、一切オブラートに包まず「おもしれー女」と言い切ってしまっている。そして当然スカーレット側からの印象も最悪になり、「容易くぶん殴れるバカ婚約者」と「一筋縄ではいかない本気の相手役」の2枚の壁を鉄拳で粉砕する必要があるという。血湧き肉躍る宮廷ヴァイオレンスが、幕を開けてほしい。 そんでエンディングの映像がなぜか寝とった方の女狐婚約者テーマになってるのもよく分からんところでな。あいつ、CVがくまちゃんなんだよ。いよいよCV加隈亜衣で純正クズ女が誕生するのだろうか。それとも、やっぱりこんなことしておきながら殴られた彼女も実はいい子だったりするんだろうか。……手ェ出しちゃった後だし、もはやいい子だったとしたらスカーレット側に言い訳ができないのだが……。 ○「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」 5 本作で一番謎なのは、これがMBSで放送されていることである。いや、そこは流石にテレ朝系列にやらせろよ。 タイトルからして意味がわからないし、始まってからも「なんやこれ」という作品だったが、1話目を見終わって改めてタイトルを見ると「そのまんまだったのか……」と感心する作品。改めてWikiを確認しにいくと原作は元々「月刊ヒーローズ」でスタートした、すなわち元祖ライダーお膝元の正統派オマージュ作品として作られた漫画であり、なんと現在も連載中とのこと。全然知らんかった。世の中には本当にいろんな漫画があるもんである。 「現在も連載中」という情報を入れてしまうとますますわからなくなる部分が1つある。「こっから先何したらええねん」である。まぁ、一応ライダーのフリして世の中の悪と戦っていくという筋立ては構成できるだろうが、あくまで主人公のモチベーションは「ライダーになってショッカーと戦いたい」であり、戦える相手は謎の「ショッカー強盗」だけということになる。流石にそんだけではお話もクソもあったもんじゃないが……次回予告からすると同じようなイカれた連中が男女問わず日本国内にいるらしい。かやのんボイスのライダーオタク、なかなかイメージできずにちょっと楽しい。 まぁ、先のことはそれこそ続きを楽しみにとっておくとして、アニメとしてのクオリティも決して低くはない。制作はライデンフィルムということで最低品質は保証されているだろうし、ヘンテコな進行にも関わらず話はスッと入ってくるし、特に退屈にも感じなかったのでなんなら先はちょっと楽しみですらある。原作は柴田ヨクサルとのことなのだが、考えてみると俺はいまだにこの作者の作品に触れたことなかったんだよな……周りにファンは多いんだけど、まさかこんなところからファーストコンタクトになるとは思ってなかったわ。惜しむらくは、私があんまりライダーに思い入れがないということくらいだが……でもまぁ、戦隊に思い入れがあったらかえって「戦隊大失格」が楽しめなかったりもしたわけで、元ネタへの愛があるのも良し悪しか。決して俺の知ってるジオウやエグゼイドは出てこないと思うが、懐古主義になりすぎないことを期待しつつ、見守っていこう。挿入歌の「レッツゴーライダーキック」のアレンジバージョンはとても格好良かったぞ。 追伸:おっさんの孤独死について少しでも脳裏によぎらせるアニメはNGだぞ。 ○「友達の妹が俺にだけウザい」 4 だから男女の友情は成立しないって結論は出たじゃん……え? そのアニメじゃないの? というわけでどうやら現代声優業界において長瀞的ウザがらみナンバーワンは鈴代ボイスだという結論が出たらしい。個人的には対抗に富田美憂を置いておきたいところだが、その辺りはまた今度議論しよう(誰とだ)。 というわけでだいたい「だんじょる」と同じテンションのラノベ作品。ツンデレだったりそうじゃなかったり、古式ゆかしいラブコメラノベがスタートしたという印象しかないのでシナリオライン自体に良いも悪いもない。まぁ、退屈という意味ではやや悪い。ただ、意外だったのは原作者の名前に見覚えがあり、確認したら「義妹生活」と同じ人だったこと。まさかの妹専門家なのかと思いきや、過去の作品リストを眺めても別にそんなことはないみたいである。「義妹生活」は予想外のところから飛び出した現代アニメの鬼子であり、脚本部分も含めて高評価を出しているわけだが、「同じ作者が書いた作品だったら面白くなるに違いない」とかいう予断があんまり出てこないのはどうしたことだろう。 まぁ、一番の理由は映像部分だよな。キャラデザ含めて、1話目から動画部分がだいぶヘナヘナ。明らかによろしくない方向の出だしである。制作のBLADEは直近に「この会社に好きな人がいます」で初の元請けを担当したスタジオで、それだけ見れば別に悪いこともないのだが……なんだろ、すげぇスカスカで中身が感じられない画になってしまってるんだよな……これが原作時点でさして真面目にやるつもりがない影響なのか、はたまた制作ガチャでハズレを引いた結果なのかはまだ分からないが、少なくとも1話目で視聴モチベが大いに下がったことだけは間違いない。一応映像含みでオープニングだけちょっと面白かったことは報告しておく。最近はVTuberによる楽曲提供が本当に増えたなぁ。 ○「不滅のあなたへ Season3」 ― 不滅のアニメ。随分長いことやってんなぁ、と思っていたが、確認したらSeason1の放送が2021年だたのでいうほどでもなかった。そんな最近だったっけ!?(4年前は最近だよな。コロナ後なんて全部「こないだ」だよ) おそらく今回がラストシーズンになると思われるお話。第2期が2年半前ということでだいぶ間が空いてしまったが、多分これが1年だったとしても内容を忘れてしまうのは一緒だろうから大きな問題はない(問題あるだろ)。当然のように2期のディティールは全く覚えておらず、なんならキャラクターもいっぱい忘れてしまっているが、ここまでガラッと様子が変わる「新章」であるなら過去の記憶はあんまり気にしなくてもいいのかしら。ざっくりと「フシはノッカーとの戦いに勝ったけど、自分の意識を世界中に向けるために根を張り巡らせて、そのまんま長い眠りについてたよ。ノッカーにはなんだかんだで勝ってたよ」というくらいで押さえておきましょう。 突如幕を開ける「現代編」。あまりにも雰囲気が違いすぎてついていくのもやっとだが、それは作中のフシも同じこと。トラックに轢かれても転生はしないし、タピオカはカエルの卵である。まぁ、楽しければ別に何してもいいですけど。この手の「タイムトラベラー」って見たことない新時代に途方に暮れて何もできなくなることが多いのだが、フシほどの超越存在になれば、分からんことだらけでもどうせ死なないし、適当に遊び回れちゃうのは強い。 そしてもう1つよく分かってない設定に「かつてフシがお世話になって取り込んでいた人物たち」を現世で蘇らせた流れ。そういうルールなんだっけ? なんで出てきたのかよく分かってないんだけど、まぁ、そうでもしないとフシが寂しすぎるからね。流石にマーチのことは強烈に覚えていたけど、彼女と再び顔を合わせる日は来るのかしら。 そしてなんといってもこの時代にも根強くその爪痕を残しているであろうハヤセの一族について。そうか、今回出てきたミズハさんってのは2期目で出てきたハヤセ一族の子の繋がりか。ママンが伊藤静という部分もどうやら血縁を色濃く残している部分らしく、この時代になっても、まだフシと連中の因縁は切れないらしい。そのあたりの「懐かしいはずだけど初めまして」の関係性がここからどうふくらんでいくかも楽しみといえば楽しみね。現代版ハヤセさん、どうやって出てくるかしら。出てこないかしら。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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