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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 よりによってその一言をサブタイにとってやるなよ……第9話。男の子はどうにもしょうがない弱点を抱えているんですよ! そんな風にして弱い男をいじめて楽しいか! 俺もいじめてくださいお願いします!

 というわけで、もう本当に男の煩悩を詰め込んだだけのアホ丸出し回。お話の大半がおっぱいでしたからね。海夢が出てくるだけでもだいぶおっぱい成分多めになる作品だというのに、シンジュメインになったらそのサイズは爆を超えて魔。「マ!?」じゃなくて「魔」。そんなイマジナリー中学生がいてたまるか。よりによってその歳だと五条は男子高校生だってのに犯罪の匂いがしちゃうのが困りものだ。もう一度言おう、そんなイマジナリー中学生がいてたまるか。ちなみに当方、幸か不幸か巨乳派ではないので別に多大なダメージを負っていないつもりではありますが、シンジュちゃんは可愛いから困るね。「貧乳は価値だ!」と強がっていても、「ま、あればあったで困るもんでもないですしな……」と次第に軍門に下っていく感覚、どうしようもないですよ。

 というわけで、前半は海夢のおっぱい、そして後半はシンジュちゃんのおっぱいという乳圧構成。海夢はさすがに乳だけの勝負では分が悪いと見たのか、ハイレグ水着も使って文字通り全身全霊での攻めを見せる。このギャル、頭は悪いはずだが攻勢の手管は全くもって正しいものである。そりゃ落ちない男子はいないよ。改めて海夢の馬鹿っぽい喋りを聞いてると、結局ギャル語って語彙が少ないわけじゃなくて「別な語彙体系で話してる」だけなんだよな。だって向こうが普通の日本語知らない代わりに、俺らはギャル語がわからないわけだからね。例えば「良き」は終止形が現代文法と異なっていたり、間違ってるわけじゃなくて「変形している」日本語を使いこなしているわけで、発信強度がある事も考えると、やはりこうしてギャルを起源とした日本語は、今後の文法変化を促す存在になるのかもしれませんね。

 え? そんなことを考えるアニメじゃないって? ……えぇと、バストホルダーってすごいんですね。あるはずのものを消してしまうって、それはもう魔法だよ。

 

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 小路がショック受けた時の唐突なフレーメン反応みたいな顔好き、第9話。表情がコロコロ変わるのが彼女の魅力ですが、表情筋の豊かさは家系な気がしますね。ママンも美人さんだからなー。

 今回の中心は文学少女の古城さん。3話以来のメイン回だが、なぜかそんな古城さんとの絡みを見せるのが学内じゃなくてちょっと遠出したショッピングモール。野生児やらお嬢すぎて庶民文化がわからん奴やらあんまり外に出ない奴やらが集まって近所で最大のテーマパークと言えるモールへ繰り出すのはちょっとした冒険だとは思うのだが、よりによってインドアマスター古城さんメイン回がここってのも妙な話だし、一切セーラー服のシーンが無いのでタイトル詐欺なのも妙なところ。まぁ、こういうオフな雰囲気も悪くないものだ。

 古城さんを掘り下げるため、周りの面々は兎原・木崎と「小路親衛隊」の中でも鉄板のメンツで固められており、多少小路がむちゃくちゃしても問題なく受け入れられる布陣が敷かれている。まぁ、今回小路はそこまでぶっ飛んだことはしてなかったのでエピソードとしては大人しめではあるんですけどね。キッズスペースに駆け込んだり、どんだけガキやねんと思う部分もあったのだが、考えてみりゃ彼女らはまだ中一なんだよな。中学生女子って、どれくらいのメンタリティだったかねぇ……おっちゃんはもう遥か昔すぎてクラスの女子がどんなんだったか覚えてないが……まー、まだ「子供」ではあるよなぁ。小路が特別幼いってわけでもないような気がする。

 そんな中での古城さんは、大切な栞をなくして慌てちゃったけども、そこで他の3人に迷惑かけちゃいけないってんで下がることができる気配りの子。というか、単に引っ込み思案で押せない子。そんな子が小路と絡んだら、まぁこういう結末になりますよね。今回のハッピーエンドは小路のおかげじゃなくて拾ってくれた親切な人のおかげではあるけども。気づいたら小路は風船一個無断でもらっちゃったからな。それくらいのことがのんびりと伝わる穏やかな土地柄なのだろう。日常系かくあるべしという空気である。ちなみに日常系といえば今回はサブタイトルがあの「ゆゆ式」のオープニングテーマと一緒なのだが、まぁ、何一つ関係はない。

 アニメとしてはぼちぼち最終回も見えてくる時期なのだが、この感じは体育祭に向けて収束してるっぽいし、そこがクライマックスになるのかしら。この作品のクライマックスってなによ、という話だが。

 

 

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 超ワカメまじウケんのかい、第8話。箸が転げても可笑しいお年頃ってのはあるが、ワカメが漂ってても面白い年齢というのもあるのだろうな……。

 引き続き爆発案件が続くだけのアニメ。ほんと、絵ぢからの強さがひたすらにありがたく、考えてみりゃ今期はとにかく CloverWorks作品の礼賛に終始してんなぁ、という印象。ちなみに同時に3作品が進行しており、そのうちの1本、「東京24区」が先々週万策尽きて放送延期、その後放送された話数も作画がメタメタになってしまうという残念な状況下で、今作と「明日ちゃん」は嫌がらせかのようにガチ作画で攻め続けているという。「24区」も悪い作品じゃないから作画頑張って欲しいんだけどなー。

 閑話休題、Aパートは前回からの続き、乾姉妹との交流。妹さんの本格参戦で色んな要素が垣間見えるようになり、例えば妹さんのお姉ちゃんガチ勢っぷりが堂に入っていたり、その上で「ちょっとコスプレにも興味あるんだけど自分なんかが言い出すわけにも……」みたいな遠慮が伺えたり。どうやら姉の方もそんな妹の内心には感づいているようで、多分このままいけば姉妹コスプレイヤー爆誕の流れになりそうである。まぁ、ふつーに考えたらスタイルグンバツの妹の方がレイヤー向きといえば向きなわけだしな。ただ、2人してとにかくルックスがいいようなので、そこは適材適所。ジュジュ様の信念も生半なものではないらしく、幼少期からの筋金入りのレイヤースピリットを示してくれている。どうにも今作は職人気質というか、五条と相性のいい「匠のお仕事にとても理解があります」系女子が多いので助かりますね。おかげで五条があんな様子なのにハーレムみたいな展開になっちゃってるけども……そこは作品の性質上しょうがないところか。

 そうしてジュジュ様という新たな爆心地が生まれるかと思わせておきながら、Bパートは「安心してください、あくまで本作のメインカップルはこの2人ですよ」ってんで必要以上にその親密ぶりを見せつける形での海辺デート。五条の「普段はごくごく真っ当な男の子的反応なのに、なんか肝心なところで天然ジゴロっぷりを発揮して海夢のアプローチを華麗にカウンターしちゃう」みたいな性質はやってられへんな。お互いにかなり意識してる関係性になってるんだから、あんな告白まがいの提案を受けて、ヘラヘラ笑ってるのもどうかと思うのだが。まー、生まれて初めての海に浮かれてたってことにしといてやるか。ワカメは天罰やな。

 引き続きこの関係、そしてこの作画を維持していただければそれで結構でございます。

 

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 まさかの水着回、第8話。そしてさらなる驚きとして、そんな「水着」パートよりも、後半の「セーラー服」パートの方が印象深いというこの作品の本質。ほんと、よくもまぁこのタイトルをつけたもんだと思うわ。

 まずは水着の話から。今回のメインは名が体を表している水泳部の水上さん(と、そのツンデレパートナー龍守さん)。クラスではおそらく唯一と思われる関西弁女子で、その性格はなかなかにしたたかな様子。関西弁キャラのテンプレートってあると思うんだけど、こういう時に嘘くさすぎる関西弁じゃなくて、程よい程度の方言を使ってるのはなんとなくリアリティがある子。具体的には「おおきに」とかじゃなくて「ありがとう」ってちゃんと言えてるところとか。このクラスは少ない人数の中に関西弁やら津軽弁やら、だいぶ国際色豊か(??)なクラスのようだが、みんなしてその辺はあまり気にしないのね(流石にもう慣れたのかな)。

 水上さんのキャラは珍しく小路を手玉に取る面倒臭いタイプではあるが、基本的に今作に悪人はおらず、彼女もふつーに「いいクラスメイト」。その上で、運動神経がバグってる小路といっぺん真剣勝負をしてみたかったというので、セーラー服をネタにして焚きつけたという。小路を一番マジにさせる方法としてセーラー服で釣り出すあたり、そんなに付き合いがあるわけでもなさそうなのに人間観察は出来ている子だ。まぁ、あまりに刺さりすぎちゃって余計なまでにマジモードになっていたけども。ふつーに考えてオーダーメイドのセーラー服を交換なんてできるはずもないのだが、真に受けちゃうあたりが小路らしいところよね。多分水上さんもちょっと面食らっていた。

 そして案の定、水泳対決はデッドヒート。っつうかさ、毎日トレーニングしている水上さん相手に敗北とはいえ、ターンがあれでほぼ横並びになったわけでしょ? 多分体育祭の前にちょっと指導してもらってターンを覚えたら普通に水上さんよりタイム伸びると思うんだよな……水泳部の方が応用効くだろうから、他のパートに回って自由形を素人の小路に任せた方が効率がいい気がする。……いや、そもそも体育祭に水泳が含まれる中学ってなんだ。もしかして普通にあるの? 流石にイベントとして回しにくくない?

 そんなこんなで一応試合は水上さんの勝利に終わったが、その間にも「木崎さん、あんたが焚きつけての試合だったくせに一番楽しんじゃってるのひどくない?」とか、「おっ、水上×龍守のカップリングは鉄板かな?」とかいろんなものが観測できました。何よりも、とにかく水泳パートのクオリティがやたらに高い。なんや、世の中の水泳アニメは全部作画クオリティがおばけじゃないとダメな決まりでもあるんか。今作における女子中学生の筋肉の描き方、本当にえげつないわ。

 そして、そんな白熱の水泳パート以上に見どころとなるのが、後半の実家パート。いやぁ、本当に明日家は……いい家庭だなぁ……。おっちゃんはすっかりパパンに感情移入しちゃいますが、娘の夏服が見たくてしょうがない気持ち、よく分かります。初見の一言は「いいな」だけでしたが、きっとパパンの脳内には賛美の濁流が渦巻いていたかと思われます。こんな娘が欲しかった。小路の素晴らしい夏服デビューを飾る映像美は本作最大の見どころとなっており、見せ場を示す原作絵に寄せたゴリゴリのライティングの1枚絵、そしてそこからやおらに接続する謎のバレエダンス。そのモーションの美しさもさることながら、初夏の日差しの中、ピタリと静止する小路のポージングがあまりにも決まりすぎていて一幅の絵画のよう。どんだけ体幹強いんだこの子。「ま〜たとんでもない演出を見せつけられてしまったものだ」と天を仰いだが、スタッフロールを見たらなんと今回のコンテは長井龍雪。何してくれてんだこの人。

 Cパートでは妹のかおちゃんとの暖かなひととき。このご家族なのだからかおちゃんもきっと美人になるに違いないが、ふと冷静に考えると、久野ちゃんって大人になってからも久野ちゃんなんだよな……声がこのままだったらどうしよう……。

 

 

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 ごめんなさい、じいちゃんの「面相書き」っていうセリフが、始めに「メスガキ」に聞こえてしまって「どんだけ口が悪いんだこのジジイ……」って思っちゃいました、第7話。必死に「いや、じいちゃんそんなこと言うわけないな……」って思って脳内でワード検索してようやく正しい語に行き当たったからな。人間の脳は、普段から聴き慣れている言葉を認識しやすいそうですよ。

 どうしても2つの局面から見応えを感じてしまう作品。1つは当然メインの2人の関係性で、引き続き爆発案件が続いているだけなのだが、今回は海夢サイドからの好き好きアピールがだいぶ強くなって恋する女の子の仕草がいちいち可愛らしいのが良い。いや、私はどっちかってぇとギャルに萌える属性は持ち合わせていない方なのだが、たとえどんな奴であろうと、やっぱり一途に、一方的に好意をアピールしてくる女子っていうのは男の子の憧れなわけですよ。今作の場合は幸い五条の方も「まぁ、こいつが好かれるのは理解できる」っていう好青年には違いないので、海夢の恋心に違和感が無いのも良いところなのかもしれない。ギャルの要素の1つである「物怖じしない」っていう性格が、まっすぐに異文化にぶつかって新鮮さをプラスに受け取ってくれているのよね。「ヲタクくんさァ」からポジティブな感情を持ってくれるギャル、マジで神話上の生き物である。

 あと、料理スキルも含めてギリギリ「いてもいいじゃない」っていうレベルのギャルに収まっているというのも実に都合が良い。鍋を爆発させるほどでもないし、「実は家庭的で料理もめっちゃできる」なんてイマジナリーギャルでもない。そんな海夢のいい塩梅。そうだよね、オムライス包む行程、やっぱり難しいよね。私も自宅の火力回りに難があるという要因はあるが、多分人生でオムライスがうまく形を成した経験がほとんどなく、最終的に「味は変わらんじゃろがい!」といってチャーハン状にシフトすることがどれだけ多いことか。まぁ、おっさんの一人暮らしでオムライスを作ろうと思うことがあんまり無いのだが……あれが綺麗に包めたら、それだけで彼女ポイント上がりますからね。チキンライスの味が整ってるならそれだけで満足です。

 ということで2人の距離は着実に縮まっているし、おっぱいを見せる機会も確実に増えている。あのサイズでノーブラだった場合、気になるのって周りの人間よりも巨乳本人だと思うんですが、ラフな格好してる時は割とどうでもいいんですかね? そして、なんでこの世界のおなごどもはやたらと胸がでかいんですかね。五条が巨乳を引き寄せる星の下に生まれているのだろうか……しかし中学生であのサイズというのは……ジュジュ様の妹は「シンジュ」らしいのだが、これまたわかりやすいギャップ姉妹である。レイヤーのプロに加えてカメラ技術のプロまで出てきて……ただでさえ真面目な向上心の塊である五条がますますコスプレ魔道に落ちていく……うーん、勉強になるアニメだ。

 そして、そんなアニメの中にあるもう1つのアニメが今作2つ目の見どころ。前回「宍戸留美かい!」とツッコミを入れた魔女っ子アニメ、主人公は丹下桜というさらなるぶっ込み方になっており、カードをキャプターしたいのかおジャましたいのかよくわからなくなってきた。映像の性格から見ると、作中のアクションシーンはかなり意図して東映っぽい作劇に寄せてるので、多分おジャ魔女+プリキュア路線の作品なのだろうが、ソウルジェムを濁らせまくったりとやたらダークな路線にも見える。もしかしたらあの魔法少女は瀬川おんぷではなくてローズマリーの方なのかもしれない(だとすると主人公がほんとひどい目にあうのでは?)。

 

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 自室でダイヤモンドをプレイする女子中学生、渋すぎやろ、第7話。まー、多分実家にたまたま置いてあって親御さんとプレイしてたんやろなぁ。仮に対戦相手が兄弟だった場合、残った兄弟のことを気にして下宿先には持ってこないと思うので、戸鹿野さんは多分一人っ子だと思う(勝手な妄想です)。

 今回のテーマは「できる、できない」。彼女たちはまだ中学1年生。人生においてはできないことの方が多いくらいの前途洋々たる可能性を持つ者ばかり。しかし、そんな人生のスタート地点は不安がつきまとうわけで、蛇森さんのようになかなか一歩を踏み出せない人もいる。新しい何かを始めようと思うことはあっても、それを実践するには勇気と思い切りが必要。私のように停滞ばかりを望む人間はよく分かるその感情。

 しかしこの世界には、明日小路がいる。いやでも他者に影響を与え、変えてしまう魔性の存在が。ちょっとした偶然からギターの話をしてしまった蛇森さん。別に小路と特別仲がよかったわけでもないのに、そのふとした一言からギターの練習を始める。そして当然、行く手を阻む壁、壁、壁。簡単に挫折を迎え、「どうせ自分は出来やしない」と匙を投げようとしたことも何度もあった。しかしそのたびにちょっとした力で背中を押され続けて、たどり着けた1つのゴール。彼女にとって、その「できた」は大きな大きな一歩となるわけで。きっと、世の中のギター女子たちも同じような苦難と衝撃の体験があったに違いない。平沢唯も、中野梓も、花園たえも、氷川紗夜も、朝日六花も。

 帰宅部という立場上、放課後はあまり他者とは関わらない蛇森さんは、積極的に背中を押しに来る存在もあまりいなかったはずなのだが、そこを少しずつ前に推し進めたのは当然小路であり、そしてもう1人、戸鹿野さんがいた。同室の彼女がふとギターを手に取った蛇森さんをことさらに囃し立てなかったことでチャレンジに前向きになれたというのもあるだろうし、バスケ部で必死に頑張っている戸鹿野さんの姿を見ていればこそ、蛇森さんも頑張ろうと思えた。おそらく、戸鹿野さんは意識的にルームメイトの「一歩」を応援しようと思っていたはずで、彼女の立ち居振る舞いの端々に、目に見えない優しさが隠されているように見える。部活を頑張っている姿を見せているのはたまたまであろうが、ダイヤモンドで打ち負かしたことだって彼女なりのはっぱの掛け方だろう。以前から家族とプレイして「得意」な自分はゲームで負けやしない、という姿を見せて、「少しずつ挑戦していけば、なんだってできるようにはなるさ」ということを伝えている。同室での素人ギター練習なんて結構耳障りなものだが、それを邪魔せずにただ促したことだって優しさといえるかもしれない。きっと戸鹿野さんも、日々を漫然と過ごしているルームメイトに対して何か思うところがあったんじゃなかろうか。まだまだ若い中1女子だって、それくらいのことを想い、友達のためにしてやれることはあるのだ。

 そうしてたどり着いた夕暮れの音楽室。木崎さんという予想外の阻害要素が飛び込んできたが、むしろそれが蛇森さんの背を押す最後の一因となった。単に素人ギターを小路に聴かせただけではない。きちんと「良い音楽」を目指した結果として表れた練習の成果。それを、ありえないほどにまっすぐに見据えてくる小路の前で演奏することが出来た。これは蛇森さんにとって、初めての「公演」なのだ。お客がいて、音を届けようとして、それがしっかり届いた経験。ここからの彼女の人生は分からないことだらけだが、きっと、夕暮れの数分間は、彼女の人生を変えてしまうほどの、大きな大きな体験になったことだろう。また1人、明日小路がクラスメイトの人生を変えた。

 ちなみにその小路はというと……毎日自宅で妹さんとヨガレッスンをしています。2人分のヨガマットはちゃんとお母さんが買ってくれたものなんでしょうね。よく分からんが仲よくて幸せそうな姉妹である。そして放課後の部活ではなんだか不思議と存在感のある部長の下、マンツーマンで演劇の指導も受けています。きっと素直な小路のことだからスキルの伸びも早いことだろう。それにしても、部長の発声が出来すぎてて笑うな。

 今回のお話、2話や6話と同じく1人コンテ演出回になっているのだが、担当したMoaangというクレジットがいやでも目についた(珍しい表記なのでね)。どういう人かは知らなかったが、何やら注目の若手アニメーターということらしい。こうして印象的なエピソードを1本作り上げられることが、クリエイターとしてもいい「体験」になるんでしょうね。

 

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 宍戸留美?! 第6話。作中作にやたら気合が入ってんのよ……。おジャ魔女なのかと見せかけて、敵役はキュアサンシャインだし、陰獣枠も菊池こころだったし……。ちゃんと作中人物が心酔している作品の作り込みができているのは良いことですよ。

 のんびりまったり楽しめているのであんまり書くことが無い作品。まぁ、全般的に「爆発しろ」と書いとけばいいだけだし、そこまで大きな山や谷があるわけじゃないのであんまりいじりようが無いんだわ。途中、五条の野郎があんだけのダメージを負いながらタスクをクリアしたってのに、それが単なるアクシデント扱いでさらっと流されたのはどやねん、という気持ちはあったのだが、ヒロインの性格がアレなのでしょうがないといえばしょうがないんかね、くらいで受け止めてたし。今回、ついに「恋をする」要素のスイッチが明確にオンになり、爆発風味がより強まったのでこの後の2人の絡みはよりニヤニヤ要素増しで楽しめるようになるんじゃなかろうか。

 そして、そんな煮詰まりつつある2人の関係性に刺激を与えるために、ここでようやく追加キャラの投入。考えてみりゃ、昨今のアニメで5話目までほぼ2人の関係性だけで展開してたってのも驚きだよね。ヒロインは追加しときゃいいだろ、みたいな作品が多いし、2人の関係性だけに絞りこんでの描き方って難しくてリスクも多いし。そう考えると、きちんとここまでメインの関係性を確立させてからの「3人目」というのはなかなかに意義深い。毛深くはないけども。……エロ要素がダイレクトすぎる作品なのに、作画がきっちりしてるからエロ要素無しでも安定して評価できるのが悩ましい(悩まんでええ)。

 かてて加えて、ことここに及んで種さんに任せとけ案件である。恐ろしいもんでな……こんだけ種﨑敦美ファンだと思ってるのに、今回登場したジュジュちゃん、キャスト表を見るまで種さんの仕事だと気づかんかったんや……やっぱすげぇな。最近はダイ・エンポリオと少年役ばっかり聞いてたこともあり、ロリ種さん久しぶりなんよ。相変わらず一言で空気を持っていくお仕事ぶりです。もうそれだけで満足。現代アニメ、「種さんに任せとけ案件」「ゆみりに任せとけ案件」「顔文字ネキに任せとけ案件」だけでだいたい回せる説。

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 そりゃま、雨漏りは直した方がいいと思いますよ、第6話。あの独特のとんがり屋根の家でリビング真ん中の雨漏りっていうのも……どっかの接合面から雨水が浸透してると思われるが、多分屋根裏の構造部分がかなり水にやられてると思います。早めに業者に言わないと結構危ないですよ。

 今日も今日とて小路の真剣勝負は続く。今回はいよいよもって木崎さんとのタイマン。1話目で最初に遭遇した時からただならぬ雰囲気だった2人だが、いよいよここで正式な直接対決が実現。そりゃもう、天一のこってりなみのドロッドロの関係性である。もう、そこだけに全振りで描いてくれている作品なので本当に迷いなく見られるのは大きな武器よね。「とにかく可愛くかけたらそれでええねん!」という信念の作劇である。ほんと、女子中学生の立ち居振る舞いとしてはいちいちおかしなところが多いはずなのだが……もう、この世界はこれでええねん、という達観にたどり着いちゃってるからね。明日小路という少女は、友達からも、視聴者からも同じようにキラキラと輝いて見えているに違いない。そしてそんな小路も、木崎さんのことは眩しげに見ているのである。目の大きさから考えて、木崎さんも相当な美少女枠に入るんだろうなぁ。

 ほにゃららループと競い合うかのようにして「釣り」をテーマに持ってきているのだが、まぁ、正直こちらの釣りはリアリティなど一切なくても構わないし、なんなら魚など釣らなくてもいい。とりあえず2人して湖に飛び込み、「水も滴る」中でのコミュニケーションが取れれば目的は達成できるのである。もちろん、だからといって釣りシーンの作画に力を入れないというわけではなく、普段からキラキラと眩しい画面が、湖という背景のおかげでよりいっそう光輝いている。やっぱ今作最大の特徴はライティングの妙なので、湖からの照り返しであまりに美少女すぎる木崎さんの画が出てくるだけで全てが満たされるんですよ。水着だったりお風呂だったりというサービスシーンもあるにはあるが、今作もあんまりエロっていう要素は感じられないからね。多分、一番性的でドキドキさせられるのは図書室の内緒話のシーンですよね。耳元で囁いたのは木崎さんの方なのに、なぜか木崎さんの耳が大写しになる、っていうカットがあり、直接的に「口と耳の接近」を描かずにそのニュアンスだけが表面化するという見せ方。あまりにエロい。

 名前呼びのハードルを超え、堂々と小路のお友達ランキングのトップに躍り出た木崎さん。親公認の仲となり、今後はさらに学内でも小路との絡みを増していくのだろうか。それとも、引き続きクラスメイトには皆平等に愛を振りまき続けるのか。小路の今後に要注目。

 

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 田舎の名門女子中学を受験する子なんてモテない子しかいない、第5話。そうだったのか勉強になるわ。(個人の感想です)

 引き続きクラスメイト観察。まぁ、多分このままずっと観察し続けるアニメになるのだろうが、今回はまさに「観察」という内容なので今まで以上に小路の興味対象が分かりやすくなっている。こないだまでが文芸部・写真部といった面々からの人文学的観察、そして今回は生物オタクを率いての生物学的観察……ってわけではないのだけども、結局ダイレクトに観測者が干渉者になってしまう小路には、あまり学術的な観察行為は向かないみたいですね。

 というわけでAパートの中心は生き物大好き、ナチュラル志向な大熊さん。どこぞの秋山殿みたいな癖っ毛に目が行きがちだが、実は今作ではもっとも普通の目の持ち主でもある(?)。今回中心になった2名はあんまり怖い目の描写がないのですごく普通のアニメキャラっぽい。おかげで小路の眼力が発揮されるシーンではいつも以上の大迫力。最初に邂逅するところとか、ギアスでもつかってくるんじゃねぇかってくらいの禍々しさに満ち溢れてたもんな。ただ、今回地味チームの目の描写が普通だったことを考えると、もしかして小路の目の描き込みって「美人」の表れなんですかね? 確かに「目がぱっちりしている」って現実世界では割と美人の条件になることが多いけど、そうした顔の際立ちがあの目によって表現されてるのか。……だとしたらもうちょい遠慮した方がいいとは思うのだが……でもまぁ、作中人物が感じる小路の「魔力」みたいなものがばっちり出ているとも考えられる。なんであれ、「気にさせる」作劇になっていればそれはそれで勝ちなのかも。

 大熊さんの中の人は小原好美。訥々と語る彼女の純朴さがすっと入ってくる良い配役。そしてBパートは怒涛の津軽弁少女・峠口さんのターン。これまでもちょいちょい挟まってはその独特な口調でインパクトを残していた峠口さんだが、まぁ、キャラとしては今まで出てきた中では割と普通なのかもしれない。いや、中学受験に対するイメージはおかしいのだけども……別にゴリゴリの津軽弁だからって自分の方言を恥ずかしがってる、みたいなキャラになってないのもホッとするところで、こんだけ田舎の学校なら、多分見えないところに彼女のような方言キャラもたくさんいるんだろう。それが普通であると思える環境はとても良い。津軽弁といえば当然三上枝織ということになり、いつも以上にフル回転で見せてくれている。やっぱ方言声優はこういう時にきっちり役が回ってくるので有利ではあるが、みかしーの場合は単に方言ができるってだけじゃなくて、ちゃんと「津軽弁で、かつ可愛い」がキープできてるのがでかいね。

 他にもロリやらおっぱいやら、いろんなところが充実している1年3組。小路の観察はまだまだ続きそうね。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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