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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 冒頭、クリストファーのおはなし教室にルイーズみたいな声のシャドーがおったな、第3話。ちなみに当然だけどなんの伏線でもありません。

 大事な大事な「亡霊騒動」の顛末。ただ、残念ながらせっかくの大立ち回りなんだけどCloverWorksにしては作画がやや低調な気がする。いや、別に致命的な崩壊ポイントがあるわけじゃないんだが……原作の絵から思い描いていたこの騒動に比べると、あんまり動きが大きくなくて粛々と進む感じだったんでちょっと残念。オリバー君2号とエミリコのタッグ、もっとダイナミックな展開で見せられた部分だと思うし、特に双子あたりの顔の作画がなんかのっぺりしてて勿体無かったな。ほらぁ、原作読んでファンになっちゃうとこういう厄介なこと言い始めるやん。

 そんなわけで亡霊騒動である。もちろんあらゆる意味で非常に重要なシーンであり(今作に重要じゃないシーンなんてない気もするが)、あらゆるキャラクターの動きから目が離せない。冒頭、期待通りの絶望的なうめきを漏らしながら現れるローズマリーに始まり、主人公・エミリコのしゃきしゃきアクション、ここぞとばかりにテンションアゲアゲのオリー&オリバー。そしてやたらおっぱいが強調されてる気がした、オリーのサポート役ナンシー初の活躍(?)、ステゴロ最強のベンに加え、最後に登場して存在感を見せつけるバービーたち星つきの戦い。そして締めくくりは綺麗にシンメトリーで珈琲を叩き割る双子の顛末まで。やはり息つく間もない展開である。

 ただ、今回はそんな騒動の中にも当然アニオリが挟まれており、少しずつ全員の前に姿を現し始めるローブ様の影はここでもフォローされている。「梁の上で見ている」というよく分からない状況だったのだが、まー、能力の射程を考えれば原作では書かれていなかったけどもあの辺にいたとしてもおかしくはないのだろうか。今回はたまたま「見つかった方」の世界線で、原作はみんなそれどころじゃなかった世界線。何故かローブ様追跡部隊の1人にリッキーが任命されていたが、多分2クール目だけだと今後リッキーはあんまり活躍シーンがなさそうなのでこの辺りでちょいちょい顔出しとかないと忘れられそうよね。

 ちなみにほぼネタバレみたいな書き込みを遠慮なく続けていくと、ローブの「正体」は一応2通り考えられるのだが、今回は直接こびりつきを繰り出していたので、つまりはそういうことだろう。流石に「もう片方」は現段階でも生き人形たちの前に軽々に姿を現したりはしないだろう。一応、原作読んでても「こいつら、暗躍とか言って割とダイレクトに悪巧みつづけてたんだよな……」とは思っていたので、ここで見つかってしまうのはむしろ自然な流れだったといえるのかもしれない。ただ、ここまであからさまに「ローブ様=敵」っていう構図ができあがっちゃうと、いざとなればバーバラたちが家宅捜索に乗り出してローブを引き摺り出しちゃうっていう可能性もあったかもしれないけども……いや、バーバラはもう、この事件の後はそんなこと考える余裕ないから無理か。

 今回の個人的な好きポイントは、やっぱり双子が双子として喋ってる上に後ろにベル×2も控えてるっていうところ。普通のペアでも中の人は1人2役なのだが、双子に関してはイザベル+ミラベル+ベル×2で(一応は)4役である。……まぁ、そのうち少し楽になるからね……(超意味深)。

 

 

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 双子役が大久保瑠美なんだよなぁ……第2話。やっぱキャスティングがいいよねぇ。エミリコ以外の人形はお影様と2役なので、どのキャラでも中の人のいろんな演じ分けが見られるのも本作の楽しみの1つ。

 やっぱ順当に面白いですね。2期のスタートに合わせて、思い出す意味でもちょこちょこ原作を再読してるんだけど、改めて感じるのは圧倒的ネーム量の多さ。正直、初読の時は全然気づいてなかったんだけど、この作品は1ページあたりに詰め込まれてる文字情報がかなり多いし、全てが重要情報の可能性があり、読み落としが許されないという特殊なスタイル。普通に考えるとそれだけに窮屈にもなるし読者負担が大きいはずなのだが、「初読の時にあんま気づかなかった」ということは、読んでてそこが気にならないってことなんだよな。人形どうしの可愛らしい掛け合いなんかのおかげもあるんだろうが、テンポ良く読み進めているうちに気づいたら伏線が入ってきてた、みたいな巧妙さがある。再読したから分かる巧さってのもあるしなぁ。ほんと、どこまで考えてプロットが練られているんだろう。

 プロットの話だと、やはりアニメ化ってのは色々とハードルが多いということも確認できる。1期時点でちょいちょい改変を加えており、2期が決定したためにそこの齟齬を少しずつ調整して原作の設定に合わせるために改めて構成を入れ替えている部分も多そうだ。1期を覚えてないので具体的にどこがどう変わってるのかは確認してないのだけども……例えばローブ様の話。確か1期ではまるまるカットだったんだよね。しかしここにきてローブ様については無視できない要因になってしまっているため、どうにかして登場させる必要がある。今回は星付き会議の議題に上げるという形でやんわりと導入したが、どこかでもう1回エミリコとショーンがローブ様と顔を合わせる必要があるはずなんだよな……「犯人当て」の際の重要な手がかりは接触してないとどうしようもないファクターだし、そもそもローブ様と事前に遭遇してないと、「ローブ様の正体はお前だ!」っていうくだりにもあんまりインパクトがないし。もしかしたらアニメだとそこにはあまり重きを置かない可能性もあるわね。どうせこの後亡霊騒動が起こるので、「騒動の犯人はお前だ!」の方を前面に押し出した形の方がすんなり収まるかもしれない。ただ、オープニング映像ではローブ様の存在がだいぶ意味深に描かれてるので、ここからがっつり絡む展開も充分ありえるけど。色々と考える必要があるが……ここでいじった設定が今度は3期目に影響を与えたりしそうでちょっと怖い。

 本当に伏線構造が面白い作品で、例によって漫画だとなんとなく読み飛ばしてた部分がアニメだと気付かされるなんてこともあるし、「これ、アニメの描写だけだと意味わからんよな……」と原作既読であることがありがたい場面もある。エミリコとショーンの珈琲回避のシーン、アニメだけだとわかりにくいよね(特にショーン)。あれって考えようによってはエミリコ×ショーンカップルのドキドキシーンではあるのだが……。逆に、アニメでうまいなと思ったのは“あの人形”が珈琲の影響を受けてない描写が自然に流されてたところ。原作でもあんな感じだったんだっけ? そりゃ気づかなかったら完璧にスルーするわ。

 おそらくローブ様とクリストファーの話をここで関係づけてくためだろう、バーバラ・マリーローズの同期組の話も構成を変えて早めの導入。ほんとさ、中原麻衣&釘宮理恵で世界を紡いでいく様子が、まるで20年前のアニメシーンに回帰したかのようでしみじみと感じ入ってしまう。時代が変わってもこの2人の強さは変わらないよねぇ……くぎゅうに関しては、今期は「サマータイムレンダ」でもその圧倒的存在感を見せつけてくれてて、レジェンドの面目躍如。どんどん人外を任せていこう。

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 いい具合じゃないでしょうか、第2話。せっかく手元に原作がある珍しい事例なので2話目は原作と照らし合わせながら観てたんですが、構図とか台詞回しもかなりの部分が原作からそのまま採用されてる、本当に「純正のアニメ化」って感じの作品になってますね。そんだけ素材としてアニメにしやすい作品だったんだろうなぁ、とは思う。

 2話目はエンディングすらカットしてぎちぎちに詰め込んだヨルさん登場回。まぁ、今作を支える三本柱のうち1本なので、そりゃ丁寧に扱わなきゃいけないのは当たり前なのだけど。なんでこれが綺麗にアニメのエピソードにハマってるかというと、週刊少年ジャンプじゃなくてジャンププラス連載なので、1話1話のページ数が割と多いのよね。おかげで原作1話の尺をうまいことアニメ1話にそのまま落とし込めるので、原作で考えられた起承転結の流れもそのまま活用できるっていう。ありがたい話である。まぁ、今回は色々とセンシティブな話もあったので改変はあるかと思ったが……意外にそのまま使われてたのは驚きかも。「出生率を下げるために遣わされたスパイ」って凄まじいパワーワードだよな。

 しかし残念ながらヨルさんはこれ以上ないくらいに属性過多なので、もし実在してたら決して独り身では放っておかれないだろう存在である。ヨルさんのいい点を挙げておくと「真面目」「素直」「声が良い」「倫理観がバグっている」「意外とぬけてる」「スタイルがいい」「声が早見沙織」etc.……しかし気づいたらみさおも御歳30なんだなぁ。そりゃおっちゃんも年取るわけだわ。

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 サブタイトルが重なる作品は名作、最終話。まぁ、このテクニックを使ってしまったということはアニメ2期はあまり期待できないということなのだが。確認したら原作コミックが9巻まで出ているらしいが、今回のアニメでどれくらい消化したんだろう。

 ま、最終回だからって特別な何かが起こることもない作品なのだが……冬クールにアニメの締めが夏祭りやプールってのがちょいずれている。こればかりは選べるもんじゃないのでしょうがない。普段から散々エロい格好をしているので改めて水着を見せられても特に……という反応になってしまうことを逆手に取り、プールでは水着にならず、メインウェポンは夏祭りの浴衣である。ギャル+浴衣というミスマッチの妙で攻め、そこから明確なボディタッチを繰り返すことで夏の暑さの中でも容赦のない距離の近さを示す。こんだけくっついてるのにこいつらはまだ付き合ってることを明言してないというのが驚きだが、我らがヒロイン・五条君の性格を考えれば致し方ないところか。むしろ海夢の方からスタンスを明示しないことがやや意外ではあるんだよな。まぁ、ここで彼女が押しちゃうと五条が引く可能性もあるし、彼女もこういう関係性が珍しいだろうから、しばらくは微妙な距離感を楽しむつもりなのかもしれない。

 こんだけいちゃいちゃしてる2人の最後のシーンが電話越しっていうのもそのあたりの要素が象徴的に現れている部分で、ラブホで騎乗位になろうがなんだろうが、まだまだ一緒に布団に入ったりはしませんよ、という明示。2人の同衾はあくまで電話を介してのものなのだ。このあたりの「エロ漫画のくせして純愛ですよ」という態度、憎らしいがとてもおいしい。

 この後の2人の関係がどのように進展していくかは気になるところだが、まぁ、イチャイチャが一番新鮮で楽しい時期が今くらいだろうから、ここまでのところでもひとまず満足しておこう。末長く爆発。

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 何やこのアニメは、何やこのアニメは……何や! この! アニメは! 最終話!!!(規定値以上の何かを摂取したために一時的に語彙が不足しております、ご了承ください)

 ……いやー、すごかった。誰がこんな最終話になると予想できたかね? 冷静に考えてみてほしい、小路が中学校に進学してから、まだ数ヶ月やぞ。その間にあったことって、本当に「地方の中学生(一部は寮制)の何気ない日常」だけやぞ。それでこんなエンディングを迎えるってマ? いやいやいや……これは最低4クール、1年くらいは放送して、因縁まみれの宿敵をようやく倒して、何ならその過程で仲間の1人が命落としてるくらいの壮大なストーリーの最後にしか許されないやつなんですよ。あらゆる想いがみなぎって、それが最後の最後でほとばしる、そんなカタルシスを迎えられるようになるには本当にたくさんのハードルがあるんですよ。それを何ですか。たかだか1クールで。数ヶ月の中学生活を送っただけのその辺の田舎娘が、体現していいはずないでしょ。もうね、ボロ泣きしたんだから。

 最終回贅沢パック採算度外視。超絶構成で息つく間も与えず視聴者を殺しにくる地獄の最終回。冒頭、ステージに向かう小路を見て「あれ? 今まで散々準備してたのって体育祭やろ? 文化祭みたいなことやってるやんけ」と困惑したものだが、そこからは回想形式で1年3組が経験した様々な試合をフラッシュバックしていく。その全てのシーンが「輝かしい思い出」と言われるにふさわしいだけのクオリティを誇っており、バドミントンはどこぞのバドリーマンにも負けぬ動きを見せるし、テニスはトロプリの百合先輩も羨む映像を展開。水泳ではFree!の京アニもかくやという溌剌とした夏の暑さをほとばしらせれば、バレーボールは清陰高校の頭上遥か高みからスパイクを叩き込むかのように誰もが息を飲むクライマックスを迎える。あらゆるスポーツアニメの「ここぞ!」というシーンを、この1話に全て注ぎ込むという暴挙。普通だったら資源の無駄遣いを責められて「なんの意味があんねん!」とはっ倒されてもおかしくない事態である。

 しかしこの作品は違う。どれもこれも、「明日小路の歩んだ中学校の輝かしい思い出」なのだ。小路がいればこそ、全ての景色は掛け替えのない青春の1ページとして輝く権利を得る。どんなシーンも、全てが一番に眩しくならなきゃいけない。この輝きこそが彼女の生きた証。彼女が作り上げ、変えていった環境の全てだ。生き様の全てが青春。それならば、アニメのクオリティもそれに見合うだけのものにしなければいけないのだ。

 小路の青春を全て受け止め、真っ向から渡り合う猛者・木崎江利花。青春には青春で返す。この世界で唯一小路と渡り合う権利を得た、最強の親友にしてライバルなのかもしれない。2人が涙と汗でぐしゃぐしゃになりながら作り上げた舞台は、これ以上無いくらいにアニメのフィナーレにふさわしく、そしてこれから続いていく2人の中学生活を象徴する新たな門出にふさわしい。小路がいれば、きっとこの先の学園生活は全てが光に満ちているのだ。そして、きっと木崎さんはその光を常に一番近くで見守り続けるのだろう。

 げに尊き。宜なるかな。宜なるかな。

 

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 AVの音声のためにわざわざたみやすともえ呼んでてワロタ、第11話。本気を出すところを間違ってる。いや、これが正しいのか?

 毎度毎度「爆発しろ」しか言ってない気がするけど、もう実際爆発しちゃったやん、というお話。どこを取ってもエロビデオのロケーションしかないというあまりに潔い設定なのだが、これで「エロアニメでやれ」とはならないのが絶妙なライン。ことに及ばないからこそ見せられるエロスというギリギリを狙っており、限界まで男女2人の理性をぶっ飛ばす為のシチュエーションだけを描くというのは、ある意味で精神的エロスの極致である。おそらく人類がまだやったことがなかったであろう、「ベッド内部のスプリング視点」というとんでもねーカメラアングルなども交え、絡み合うカップルの文字通りの「肉薄」を描く。スタッフはこの道での求道者としての何かを極めていただきたい。

 あえて真面目に気になる部分があるとするなら、結局海夢目線ではどれくらい「ことに及ぶ可能性」を考えていたのかという部分だろうか。あそこまであけすけにラブホチャレンジに挑み、ゴムの扱いなども手慣れたもので常に五条を翻弄し続けている彼女。経験豊富なのかどうかは定かでないが(多分設定的に全くそうじゃない気がするが)、別に五条を弄ぶことが目的というわけでもなく、後先考えずに自分のやりたいことをやってたら自然にこうなっていた、という感じ。ただ、流石にどんだけ向こう見ずだとしても、流石に健全な男子と一緒にラブホに入るというシチュエーションに意味を持たせないはずはないわけで、海夢目線で「もしかしたらそういうことになるかも」という覚悟というか、期待はあったんだろうか? 本当に、「そういうことに考えが及んでなかっただけ」に見えるのだが……もしそうだとしたら五条くんは可愛そうである(そりゃま、ご褒美だらけの状態でかわいそうというのも変な話だが、あそこまでいっての寸止めはマジでありえない)。

 まー、本作で描くべき主題はエロではなくて恋愛とコスプレ愛の方らしいので……ほんと、五条はクリエイターとして何かを極めてしまった感があるので、お二人には末長くタッグを組んで業界を席巻してほしいものである。次週、タイトルとサブタイトルが重なる作品は名作。

 

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 もうセーラー服という概念が聖なるものになりつつある、第11話。木崎さんの脳内で踊るイマジナリー小路のセーラー服、すでにシンフォギアとか聖衣の領域。

 何よりびっくりしたのは、小路の小学生時代が「6年間1人学級だった」という部分。過疎化の進んだクソ田舎の小学校出身だということは語られていたが、まさかそんな長いことロンリーワンで学校生活を送っていたとは思わなかった。もう、そこまでいくと小学校という概念も曖昧になるが……おっちゃんの歳になるとどっちかというと「先生も大変だな……」という方が先に共感してしまう。いや、むしろ児童が少ないんだから楽といえば楽なのかもしれないが、年中無休で6年間ずっと1人の子供と接し続けるって、下手したら親よりも共有する時間が長いわけで、そりゃ卒業の際の惜別は涙が止まらんのは間違いないだろう。あれ、でも今確認したらかおちゃんが3年生らしいのだが……それなら同じ小学校なら姉妹2人学級にならんか? 4年離れてると無理なのかな? でものんのんびよりだったらあんまり気にしない差だと思うのだが……謎だ。まぁ、とにかく想像以上に人間との接触が少ない小学校時代だったのは間違いないようだ。それでこんだけまっすぐでコミュ力MAXの子に育ったのだから、本当に先生の教育がよかったのだろう。小路は感謝せにゃならんよ。

 そうして長い年月を過ごした小学校へ、小路はまさかの「凱旋」を果たす。体育祭の練習という名目ではあるが、大量の友達を引き連れての来訪に先生も感無量。加えて学校自体もあと数年で廃校となれば、久しぶりに体育館に活気が戻って賑やかな様子が見られることにも感極まってしまうだろう。本当に少子化は寂しく、過疎化は悲しい。しかしもう、日本のあらゆる田舎でこの傾向は進行し続けているのである。何と社会派なアニメではないか(そうでもねぇよ)。

 バレーボールの練習で今回スポットが当たったクラスメイトはバレー部の苗代さんと鷲尾さん。特に鷲尾さんのキャラはかなり強烈で、かおちゃんとの邂逅の際にはとって食われるんじゃねぇかと不安になってしまったが、どっちかというと「気は優しくて力持ち」タイプだった様子。まぁ、この学校のクラスメイトに悪人がおるわけないからね。強いて一番底意地の悪い奴をあげるなら水上さんで確定なのだが、彼女は脱ぎ&脱がせ(未遂)というファインプレイを見せてくれているので無罪です。暑くなって体育館で脱ぎ出す女子中学生、残念ながら非実在。

 そして、そんな濡れ場(?)が展開されていた体育館からは遠く離れ、最近の小路の交友関係の広さにちょいジェラシっていた木崎さんが秘密の猛特訓。こりゃぁうかうかしてられないが、こうしてチャージした情念がクライマックスで爆発すると思えば期待も高まる。木崎、動きます。

 

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 「天下三凸」でちょっとワロタ、第10話。どういうことやねん、と思ったけど、漢字をブロックで考えると確かに構造は似てるのか。

 引き続き、無限爆発編としか言えないお話。もう今作はずっとこれでいいんだけど、下乳やら彼シャツやら、やりたいことだけやり散らかして逃げてくアニメだよな。別な意味でストレス溜まるわ。

 どうやら乾姉妹とのコラボ企画はここでひとまず終了という流れの様子。心残りなのは、結局こうして優秀なレイヤー3人が集って撮影した写真が世間からどういう評価を受けているのかよく分からない、という部分だろうか。クリエイターの活動って、創作して、展示して、評価されるところまでがワンセットだと思うのだが、今作の場合には「そのコスや写真がどれくらいウケたのか」みたいな部分はよく分からんのよね。ジュジュがもともと評価の高いレイヤーだという設定はあるのだけど、今回新たに五条の力を得て作られたコスが、これまで以上だったのか、これまで通りだったのか。そこが分かるとドラマとしてもっと盛り上がりがあったと思うのだけど……あくまでそこは五条を巡る人間関係だけに収束するという狙いがあるんだろうか。まー、学生連中のコス活動なんてあくまで自己満足の範囲内なのだから、それが世間にどう受け止められても構わないのかもしれないけども。せめて乾姉妹が今回の一件から次の作品へのモチベーションをどう変化させたのかは見たかったわね。「姉妹で仲良くなりました」でファイナルアンサーか。

 というわけで無事に大仕事を終えた五条と海夢。シンジュちゃんとの一件で膨れちゃう海夢は素直に可愛らしく、そこから独占欲につながって五条をさらに引き摺り回す展開になるというのは納得。新たなコスはコスっていうか布から紐の領域に突入しつつあり、2人して「意外と肌色が多いよね」「見てる時には気づかないもんですね」とかいう訳のわからん会話をしておる。いや気づけ。エロ衣装がエロいことには気づけ。海夢はまだしも五条は作ってる時に「これやばいな」って思え。その辺の思考が製品と実際で乖離してるあたりが職人気質なのかしらねぇ。実際にお客さんが使ってるところをイメージしながら創作した方がよい作品にはなると思うのだが……まぁ、お雛様は衣装にクレームつけたりしねぇからな。

 そしていよいよ大胆にデートに繰り出した2人だが、目的地がユニクロっつうのもらしいといえばらしいか。海夢だったらもっとエグいショップも知ってるだろうに、とりあえず五条の入門編として入りやすそうな店にしてくれているのは、いくらか陰キャに優しいギャルの本領発揮。ただ、ぞっこん状態なのでコーディネーターとしてはあまり機能しておらず、五条の大切なファッションデビューイベントとしては不発に終わってしまったようだ。流石に日常全部が甚兵衛オンリーの男子高校生をステップアップさせるのはハードルが高いのかしら。ファッションの脱却、男子高校生には一大イベントだから……。多分、五条は死ぬまで甚兵衛でもいいんじゃないかな。

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 へそ! 第10話。体操着の女子中学生が躍動するアニメを観ていると、体操着の女子中学生が躍動してるもんだから「いやー、体操着の女子中学生が躍動してるなー」って思えるので体操着の女子中学生が躍動してるアニメはいいですよね。

 泳ぐのをやめると死ぬタイプの生き物、明日小路。いよいよ体育祭が近づいてきているということで、フィジカルチート気味の彼女も大活躍かと思いきや、なんか変なスイッチが入っちゃった彼女が力を入れるのはなんと応援。チアガールなんて思いつきでできるもんでもないのだが、一度動き出した小路は周りの人間も玉突き衝突でガンガン動かし始める。ぽんぽんの作り方を教わり、さらにチアのポージングの基礎もいつの間にか獲得。教えてくれたのが津軽弁少女の峠口さんだったのはちょっと意外。彼女の方言を聞いてるとやっぱりなんだか落ち着きますね。以前よりも随分のびのびとしゃべるようになっているし、やはり小路効果は確実にクラスメイトに影響を与えている。

 そして今回の主人公はちょいぽちゃ(?)少女の四条さん。中学一年生とは思えない、「発育が他人よりも良い」彼女の悩みは、急激に変化する自分の身体になかなか心がついていけてないことだろうか。まー、確かに中学1年生って第二次性徴大忙しの時期になってくるわけで、クラスの中でもかなり個人差があるのはしょうがないことだろうか。四条さんが色々とコンプレックスを抱えている状態なので、ある意味では初めて「小路の積極性」が害悪になる可能性もあった案件であり、その圧倒的なへそパワーなどを悪気なく見せつけることにより、四条さんはちょいと袋小路に迷い込みかけた。でもま、そこはやっぱりこの作品のこと。きちんと自分の力で立ち上がり、前へ進めるようになったのである。そして、当然成長が早くてガタイがいいということは、スポーツでは純然たる武器になるということ。ラストで彼女が決めた痛烈なスマッシュは、心改めた彼女の快哉のようであった。

 というわけで相変わらず小路効果のいいお話だが……こうして「体型に悩みを抱える女子の話」が出てくるたびに、毎回男連中は「ちょっとくらい肉があった方がいいのに」って思うことを繰り返す歴史がある。私自身、何度も繰り返してる通りに巨乳派ではないので四条さんのおっぱいがどうなろうとそこまで問題は無いのだが、それでもあるものはあるのだから堂々と誇れるようになれば良いとは思う。小路の腰、木崎さんの足、そうした部分も素敵ではあろうが、あんまり細すぎると不安になっちゃうのが男性陣の正直な感想である。漫画のようなボンキュッボンなんてあまり求められるもんではないし、気にして食わないくらいなら、健康に心配が無いように遠慮なく食って伸び伸びと自由を謳歌してほしい。そういう意味では、この複雑な時期に小路によってタガを外してもらえた四条さんは幸せだったのかもしれませんな。ちなみに私がキャラを愛でる傾向に、どこぞのスピリチュアルスクールアイドルが影響を与えたかもしれないことは特に触れないでおく。あいつ、最初から最後まで堂々としておったな。

 今回は体操着パートが多く、際どいシーンてんこ盛りのサービス回(?)でもあり、いつも以上にキレッキレの作画状態で今作最大の売りをフル回転させている。やはり体操着の女子中学生が躍動しているのは良いなぁ。

 

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